JP2005234859A - 制御プログラムの遠隔更新シーケンス - Google Patents

制御プログラムの遠隔更新シーケンス Download PDF

Info

Publication number
JP2005234859A
JP2005234859A JP2004042706A JP2004042706A JP2005234859A JP 2005234859 A JP2005234859 A JP 2005234859A JP 2004042706 A JP2004042706 A JP 2004042706A JP 2004042706 A JP2004042706 A JP 2004042706A JP 2005234859 A JP2005234859 A JP 2005234859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control program
power
power switch
turned
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004042706A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Hashimoto
朋浩 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004042706A priority Critical patent/JP2005234859A/ja
Publication of JP2005234859A publication Critical patent/JP2005234859A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】 制御プログラムの更新途中で電源が遮断された場合でも確実に制御プログラムの更新が実行できる画像形成装置の提供。
【解決手段】 ホストコンピュータから情報を得るためのコントローラ、ホストコンピュータと前記コントローラ間で情報の送受信を行うための第一の通信手段、エンジン制御を司る書き換え可能な中央演算処理装置(CPU)、前記コントローラと前記中央演算処理装置間で情報の送受信を行うための第二の通信手段、ハード的な電源スイッチを有し、電源スイッチのオフ状態と外部から入力される電源停止信号によって出力を停止させる電源を具備し、前記第一及び第二の通信手段を用いてエンジン制御を司る中央演算処理装置の制御プログラムを書き換えることが可能な画像形成装置において、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合には、電源停止信号を電源に入力するタイミングが変更される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置における制御プログラムの更新電源オフシーケンスに関するものであり、特に、遠隔操作によって制御プログラムの更新を行う際の電源オフシーケンスに関するものである。
画像形成装置の構成例を図6に示す。図6は、4色すなわち、シアンC、イエローY、マゼンタM、ブラックKの画像形成手段を備えた多色画像形成装置の一例を示すもので、同図において、102は現像器ユニットであり、感光ドラム108、帯電ローラ140、現像ローラ141、現像剤容器123で構成されたカートリッジタイプになっている。現像器ユニット102では、感光ドラム108を帯電ローラ140で帯電し、レーザ・スキャナユニット113から送られるレーザ光107で潜像像を形成、現像ローラ141で潜像像を現像して現像像を形成するプロセスが行われる。131は給送用カセットであり、転写材112の給送要求が発生した場合には、ピックアップローラ132で転写材112をピックアップし、給送ローラ134へと給出する。103は転写材112を搬送するための搬送ベルトである。搬送ベルト103上を搬送される転写材112は、転写ローラ120の位置で現像器ユニット102の感光ドラム108上に形成された現像像を転写され、定着器ユニット121へと搬送される。定着器ユニット121では、転写材112に転写された現像剤を溶融固着させる。
従来の画像形成装置における制御プログラムの更新方法を以下に説明する。従来の制御プログラムの更新は図7のようなフローチャートに従って行われる。制御プログラムの更新要求が発生するとステップ101(S101)で制御プログラムを更新するか否かの判定が行われる。S101の更新判定は、例えば図8のフローチャートに示すように既存の制御プログラムのバージョンを読み取ることで行われる。制御プログラムの更新は、S101で判定OKとなった時だけ行い、判定NGの時には、何もしないで更新のルーチンを抜けるように構成されている。図8に示した更新判定の方法については、特許文献1、特許文献2でも述べられており、その他の判定条件についても特許文献3等で公開されている。
また、更新に失敗した時の処置として、特許文献4にあるようなプログラム名称から同一プログラム名称のバックアップファイルと比較して正しく更新できたかどうかの判定を行い、再ダウンロードするかを決定する等の方法も公開されているとともに、更新を失敗しないための方法として、複数の独立に制御可能な電源を配置し、制御プログラムの更新時に確実な更新ができるようにした発明が特許文献5で公開されている。
更に、画像形成中に電源スイッチがオフされた時に、半導体スイッチを用いて非同期に電力の出力停止を行うことで、正常に画像形成動作を終了させる等の方法は、特許文献6等で公開されている。
特開平05−216637号公報 特開平05−224912号公報 特開2000−322244号公報 特開08−087410号公報 特開2002−341704号公報 特開平07−121063号公報
しかしながら、上記従来例におけるプログラム名称から同一プログラム名称のバックアップファイルと比較して正しく更新できたかどうかの判定を行う場合には、例えば制御プログラムの更新途中でユーザが誤って電源スイッチをオフしてしまった場合には、電源をオンした後、必ず制御プログラムの更新が必要になり、ユーザが使用したいときに実際のプリントアウトまでの待ち時間が長くなってしまうという課題がある。また、上記従来例における独立した2つの電源を持つ構成では、確実な更新ができるものの、必ず1つの電源をオンしていなければならず、省エネルギーの点で課題がある。
本出願に係る発明の目的は、制御プログラムの更新中に電源スイッチがオフされた場合でも、確実に制御プログラムの更新が完了する制御プログラムの遠隔更新シーケンスの提供である。
本発明は、上記課題に鑑みて、ホストコンピュータから情報を得るためのコントローラ、ホストコンピュータと前記コントローラ間で情報の送受信を行うための第一の通信手段、エンジン制御を司る書き換え可能な中央演算処理装置(CPU)、前記コントローラと前記中央演算処理装置間で情報の送受信を行うための第二の通信手段、ハード的な電源スイッチを有し、電源スイッチのオフ状態と外部から入力される電源停止信号によって出力を停止させる電源を具備し、前記第一及び第二の通信手段を用いてエンジン制御を司る中央演算処理装置の制御プログラムを書き換えることが可能な画像形成装置において、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合でも確実に制御プログラムの更新が完了するように、制御プログラム更新用のブートプログラム領域にあるプログラムもしくは、ハードウェアの構成によって、実際の電源出力をオフするタイミングを変更することを特徴とする。
なお、さらに詳細に説明すれば、本発明は下記の構成によって前記課題を解決できた。
(1)ホストコンピュータから情報を得るためのコントローラ、ホストコンピュータと前記コントローラ間で情報の送受信を行うための第一の通信手段、エンジン制御を司る書き換え可能な中央演算処理装置(CPU)、前記コントローラと前記中央演算処理装置間で情報の送受信を行うための第二の通信手段、ハード的な電源スイッチを有し、電源スイッチのオフ状態と外部から入力される電源停止信号によって出力を停止させる電源を具備し、前記第一及び第二の通信手段を用いてエンジン制御を司る中央演算処理装置の制御プログラムを書き換えることが可能な画像形成装置において、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合には、電源停止信号を電源に入力するタイミングが変更されることを特徴とする制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
(2)前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、制御プログラムの書き換えを行っていない状態で電源スイッチがオフされた時に電源停止信号が出されるタイミングに予め決められた固定時間分延長したタイミングであることを特徴とする前記(1)記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
(3)前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、制御プログラムの書き換えが完了したタイミングであることを特徴とする前記(1)記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
(4)前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、ファームウェアによって行われることを特徴とする前記(1)ないし(3)いずれかに記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
(5)前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、ハードウェアによって行われることを特徴とする前記(1)ないし(3)いずれかに記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
本発明によれば、電源スイッチオフから実際の電源出力をオフするタイミングを制御プログラムによって制御している画像形成装置において、制御プログラムの更新途中で電源スイッチが切断された場合に電源出力をオフするタイミングを変更することで、確実に制御プログラムの更新を完了させることができ、次の電源オンの時に不要な制御プログラムチェックがなくせるとともに制御プログラム更新のリトライも発生しないので、常に電源オンした後のプリントアウト時間を必要最小限に留めることができるとともにユーザにとっても電源オンから最初のプリント終了までの待ち時間が短くなり、ユーザビリティの向上が期待できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
次に、図1〜図2を用いて本発明の第1の実施例について詳細に説明する。
図2は、第1の実施例における電源及び制御系の構成例である。図2において、101は画像形成装置であり、ホストコンピュータ4から画像データを受け取り、受け取った画像データを転写材上に現像剤で可視像化するものである。2は画像形成装置101のエンジンコントローラであり、画像形成装置101で画像形成を行うために、エンジン部分の一連の制御を行う。また、エンジンコントローラ2には、少なくとも1つの中央演算処理装置7(Central Processing Unit,以下CPU)が実装され、CPU7には、画像形成装置101の一連の制御を行うためのコード化された制御プログラムが格納されている。制御プログラムは、例えばフラッシュROMのように電気的に書き換え可能なROMに格納される構成になっている。また、CPU7は電源スイッチ6の電源スイッチ信号(switch)を監視して、電源スイッチ6がオフされてから所定の時間経過後に電源5に電源オフ信号(power−off)を出力する。ここで、所定時間は、電源スイッチがオフされたときに実行中の処理を終了させるまでの時間であり、例えば、画像形成中に電源スイッチがオフされた時に画像形成終了までにかかる時間であるとか、画像形成装置101内にある不揮発性メモリ等にデータを書き込み中に電源スイッチがオフされた時、データを退避させるのに要する時間によって決定される。電源スイッチ信号(switch)を監視するためのプログラムは、制御プログラムの更新中でも書き換えられないブート領域に格納される。3は画像コントローラであり、PC(Personal Computer)等のホストコンピュータ4から画像データを受け取り、受け取った画像データへ画像処理を施すとともに、それぞれの画像形成装置において、予め決められているタイミングで画像データをエンジンコントローラ2に送信する役割を持つものである。また、画像コントローラ3は、外部インタフェースを介して制御プログラムの更新命令及び更新する制御プログラムデータを受け取り、更新用制御プログラムをCPU7にダウンロードする。本構成例では、画像形成装置101に外部インタフェースを介してホストコンピュータ4が接続されており、ホストコンピュータ4から画像コントローラ3に制御プログラム更新命令が送信された時に、画像コントローラ3はエンジンコントローラ2上のCPU7に更新する制御プログラムをダウンロードする。4はホストコンピュータであり、インターネット等のネットワークを通じてもしくは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等の記憶媒体から得た画像形成装置101の新しい制御プログラムを更新命令とともに画像コントローラ3に送信する。5は画像形成装置101に電力を供給するための電源であり、電源スイッチ6がオンされると電源5からエンジンコントローラ2(power1)、画像コントローラ3(power2)及び、不図示の画像形成装置内で電力を必要とする箇所へ電力を供給し、電源スイッチ6がオフされ且つCPU7から電源オフ信号(power−off)が出力された時に画像形成装置101へのすべての電力供給を停止させる。
次に、図1を用いて第1の実施例における電源オフシーケンスについて説明する。
CPU7は、電源スイッチ6がオフされたことを電源スイッチ信号(switch)により検出すると、プログラムを電源オフシーケンスに移行させる。電源オフシーケンスでは、ステップ1(S1)でCPU7の制御プログラムが更新中か否かの判断を行う。S1で制御プログラムの更新中でないと判断された場合には、ステップ2(S2)へ処理を移行し、予め決められた所定時間経過を待ち、所定時間経過後にステップ3(S3)で電源オフ信号(power−off)を電源5へ出力する。S1で制御プログラムの更新中であると判断された場合には、ステップ4(S4)へと処理を移行し、制御プログラムの更新の完了を待つステータスに入る。S4で制御プログラムの更新が完了した場合には、S3へ処理を移行し、電源オフ信号(power−off)を電源5へ出力する。電源5は、この電源オフ信号(power−off)を受け取ると電源の出力を停止させる。
以上のように、制御プログラムの更新中に電源スイッチがオフされた場合でも、制御プログラムの更新が完了するまで電源の出力を停止させないことにより、確実に制御プログラムの更新ができるため、電源スイッチオン時の不要な制御プログラムの照合をなくすことができ、ユーザのプリント待ち時間を必要最小限に留めることができ、ユーザビリティの向上が期待できる。
次に、図3のフローチャートを用いて、本発明の第2の実施例における電源オフシーケンスを詳細に説明する。
電源及び制御系の構成は第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
CPU7は、電源スイッチ6がオフされたことを電源スイッチ信号(switch)により検出すると、プログラムを電源オフシーケンスに移行させる。電源オフシーケンスでは、ステップ11(S11)でCPU7の制御プログラムが更新中か否かの判断を行う。S11で制御プログラムの更新中でないと判断された場合には、ステップ12(S12)へ処理を移行し、予め決められた所定時間経過を待ち、所定時間経過後にステップ13(S13)で電源オフ信号(power−off)を電源5へ出力する。S11で制御プログラムの更新中であると判断された場合には、ステップ14(S14)へと処理を移行し、電源オフ信号(power−off)を出力するまでの監視時間を制御プログラムの更新に必要な最大の時間に変更する。ステップ15(S15)では、変更された監視時間の経過を待ち、監視時間が経過したらステップ16(S16)で監視時間を初期値(制御プログラムが更新中でない時に電源オフ信号(power−off)を出力するまでの時間)に戻し、電源オフ信号(power−off)を電源5へ出力する。電源5は、S13もしくはS16の処理後に電源オフ信号(power−off)を受け取ると電源の出力を停止させる。
以上のように、制御プログラムの更新中に電源スイッチがオフされた時に、電源に停止命令を出すタイミングを確実に更新完了するために必要な最大値に設定することでも実施例の1と同様な効果が得られる。
次に、図4を用いて本発明の第3の実施例について説明する。
図4は、第3の実施例における電源及び制御系の構成例である。図4において、101は画像形成装置であり、ホストコンピュータ4から画像データを受け取り、受け取った画像データを転写材上に現像剤で可視像化するものである。2は画像形成装置101のエンジンコントローラであり、画像形成装置101で画像形成を行うために、エンジン部分の一連の制御を行う。また、エンジンコントローラ2には、少なくとも1つのCPU7が実装され、CPU7には、画像形成装置101の一連の制御を行うためのコード化された制御プログラムが格納されている。制御プログラムは、例えばフラッシュROMのように電気的に書き換え可能なROMに格納される構成になっている。また、CPU7は電源スイッチ6の電源スイッチ信号(switch)を監視して、電源スイッチ6がオフされてから所定の時間経過後に信号監視回路8に電源オフ信号(power−off)を出力する。ここで、所定時間は、電源スイッチがオフされたときに実行中の処理を終了させるまでの時間であり、例えば、画像形成中に電源スイッチがオフされた時に画像形成終了までにかかる時間であるとか、画像形成装置101内にある不揮発性メモリ等にデータを書き込み中に電源スイッチがオフされた時、データを退避させるのに要する時間によって決定される。電源スイッチ信号(switch)を監視するためのプログラムは、制御プログラムの更新中でも書き換えられないブート領域に格納される。8はCPU7から出力される電源オフ信号(power−off)と制御プログラムの更新信号(vupnow)を監視するためのハード的に構成された信号監視回路である。信号監視回路8は、例えば論理積回路で構成され、電源オフ信号(power−off)がイネーブルで制御プログラムの更新信号(vupnow)がディスエーブルになった時のみ電源5に電源シャットダウン信号(shutdown)を出力する構成になっている。3は画像コントローラであり、PC(Personal Computer)等のホストコンピュータ4から画像データを受け取り、受け取った画像データへ画像処理を施すとともに、それぞれの画像形成装置において、予め決められているタイミングで画像データをエンジンコントローラ2に送信する役割を持つものである。また、画像コントローラ3は、外部インタフェースを介して制御プログラムの更新命令及び更新する制御プログラムデータを受け取り、更新用制御プログラムをCPU7にダウンロードする。本構成例では、画像形成装置101に外部インタフェースを介してホストコンピュータ4が接続されており、ホストコンピュータ4から画像コントローラ3に制御プログラム更新命令が送信された時に、画像コントローラ3はエンジンコントローラ2上のCPU7に更新する制御プログラムをダウンロードする。4はホストコンピュータであり、インターネット等のネットワークを通じてもしくは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等の記憶媒体から得た画像形成装置101の新しい制御プログラムを更新命令とともに画像コントローラ3に送信する。5は画像形成装置101に電力を供給するための電源であり、電源スイッチ6がオンされると電源5からエンジンコントローラ2(power1)、画像コントローラ3(power2)及び、不図示の画像形成装置内で電力を必要とする箇所へ電力を供給し、電源スイッチ6がオフされ且つ信号監視回路8から電源シャットダウン信号(shutdown)が出力された時に画像形成装置101へのすべての電力供給を停止させる。
次に、第3の実施例における電源オフシーケンスについて説明する。
CPU7は、電源スイッチ6がオフされたことを電源スイッチ信号(switch)により検出すると、プログラムを電源オフシーケンスに移行させる。電源オフシーケンスでは、実行中の処理を終了させるのに要する所定時間の経過を待ち、電源オフ信号(power−off)を出力する。
信号監視回路8は、常時、電源オフ信号(power−off)と制御プログラムの更新信号(vupnow)を監視しており、電源オフシーケンスで所定の端子から電源オフ信号(power−off)が出力された場合でも制御プログラムの更新信号(vupnow)がイネーブル状態であれば、電源5への電源シャットダウン信号(shutdown)は出力せず、プログラムの更新信号(vupnow)がディスエーブル状態になった時に初めて電源シャットダウン信号(shutdown)を出力する。
電源5は、この電源シャットダウン信号(shutdown)を受け取ると電源の出力を停止させる。
以上のように、制御プログラムの更新中に電源スイッチがオフされた時に、電源に停止命令を出すタイミングをハードウェアで行うことにより、CPUは更新に専念できるため、更新時間が早くなるとともに、実施例1及び2と同様な効果が得られる。
[その他の実施例]
次に、図5を用いてその他の実施例について説明する。
図5は、その他の実施例における電源及び制御系の構成例である。図5において、101は画像形成装置であり、ホストコンピュータ4から画像データを受け取り、受け取った画像データを転写材上に現像剤で可視像化するものである。2は画像形成装置101のエンジンコントローラであり、画像形成装置101で画像形成を行うために、エンジン部分の一連の制御を行う。また、エンジンコントローラ2には、少なくとも1つのCPU7が実装され、CPU7には、画像形成装置101の一連の制御を行うためのコード化された制御プログラムが格納されている。制御プログラムは、例えばフラッシュROMのように電気的に書き換え可能なROMに格納される構成になっている。9はハードウェアで構成されたタイマ回路であり、電源スイッチ6の電源スイッチ信号(switch)を監視して、電源スイッチ信号(switch)がオン状態からオフ状態に変化した時に所定時間の計測動作を開始し、電源スイッチ6がオフされてから所定の時間経過後に電源5に電源オフ信号(power−off)を出力する。ここで、所定時間は、電源スイッチがオフされたときに実行中の処理を終了させるまでの時間であり、例えば、画像形成中に電源スイッチがオフされた時に画像形成終了までにかかる時間であるとか、画像形成装置101内にある不揮発性メモリ等にデータを書き込み中に電源スイッチがオフされた時、データを退避させるのに要する時間によって決定される。8はタイマ回路9から出力される電源オフ信号(power−off)とCPU7から出力される制御プログラムの更新信号(vupnow)を監視するためのハード的に構成された信号監視回路である。信号監視回路8は、例えば論理積回路で構成され、電源オフ信号(power−off)がイネーブルで制御プログラムの更新信号(vupnow)がディスエーブルになった時のみ電源5に電源シャットダウン信号(shutdown)を出力する構成になっている。3は画像コントローラであり、PC(Personal Computer)等のホストコンピュータ4から画像データを受け取り、受け取った画像データへ画像処理を施すとともに、それぞれの画像形成装置において、予め決められているタイミングで画像データをエンジンコントローラ2に送信する役割を持つものである。また、画像コントローラ3は、外部インタフェースを介して制御プログラムの更新命令及び更新する制御プログラムデータを受け取り、更新用制御プログラムをCPU7にダウンロードする。本構成例では、画像形成装置101に外部インタフェースを介してホストコンピュータ4が接続されており、ホストコンピュータ4から画像コントローラ3に制御プログラム更新命令が送信された時に、画像コントローラ3はエンジンコントローラ2上のCPU7に更新する制御プログラムをダウンロードする。4はホストコンピュータであり、インターネット等のネットワークを通じてもしくは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等の記憶媒体から得た画像形成装置101の新しい制御プログラムを更新命令とともに画像コントローラ3に送信する。5は画像形成装置101に電力を供給するための電源であり、電源スイッチ6がオンされると電源5からエンジンコントローラ2(power1)、画像コントローラ3(power2)及び、不図示の画像形成装置内で電力を必要とする箇所へ電力を供給し、電源スイッチ6がオフされ且つ信号監視回路8から電源シャットダウン信号(shutdown)が出力された時に画像形成装置101へのすべての電力供給を停止させる。
次に、その他の実施例における電源オフシーケンスについて説明する。
タイマ回路9は、電源スイッチ6がオフされたことを電源スイッチ信号(switch)により検出すると、計測動作を開始し、予め決められた時間の経過を待ち、電源オフ信号(power−off)を出力する。
信号監視回路8は、常時、電源オフ信号(power−off)と制御プログラムの更新信号(vupnow)を監視しており、タイマ回路9から電源オフ信号(power−off)が出力された場合でも制御プログラムの更新信号(vupnow)がイネーブル状態であれば、電源5への電源シャットダウン信号(shutdown)は出力せず、プログラムの更新信号(vupnow)がディスエーブル状態になった時に初めて電源シャットダウン信号(shutdown)を出力する。
電源5は、この電源シャットダウン信号(shutdown)を受け取ると電源の出力を停止させる。
以上のように、電源スイッチの状態をハードウェアで監視させ、ハードウェアで電源停止のタイミング管理を行うことにより通常動作中及び制御プログラムの更新中に電源スイッチがオフされた時のCPUに対する負荷を減らすことができるとともに、実施例1及び2と同様な効果が得られる。
第1の実施例における電源オフシーケンスを示すフローチャート。 第1の実施例における電源及び制御系の構成例を示す図である。 第2の実施例における電源オフシーケンスを示すフローチャート。 第3の実施例における電源及び制御系の構成例を示す図である。 その他の実施例における電源及び制御系の構成例を示す図である。 画像形成装置の構成例を示す図である。 従来の制御プログラム更新方法の一例を示すフローチャート。 従来の制御プログラム更新方法における更新判定方法の一例を示すフローチャート。
符号の説明
101 画像形成装置
2 エンジンコントローラ
3 画像コントローラ
4 ホストコンピュータ
5 電源
6 電源スイッチ
7 CPU
8 信号監視回路
9 タイマ回路
102 現像器ユニット
103 搬送ベルト
107 レーザ光
108 感光ドラム
112 転写材
113 レーザ・スキャナユニット
120 転写ローラ
121 定着器ユニット
123 現像剤容器
131 給送用ユニット
132 ピックアップローラ
134 給送ローラ
140 帯電ローラ
141 現像ローラ

Claims (5)

  1. ホストコンピュータから情報を得るためのコントローラ、ホストコンピュータと前記コントローラ間で情報の送受信を行うための第一の通信手段、エンジン制御を司る書き換え可能な中央演算処理装置(CPU)、前記コントローラと前記中央演算処理装置間で情報の送受信を行うための第二の通信手段、ハード的な電源スイッチを有し、電源スイッチのオフ状態と外部から入力される電源停止信号によって出力を停止させる電源を具備し、前記第一及び第二の通信手段を用いてエンジン制御を司る中央演算処理装置の制御プログラムを書き換えることが可能な画像形成装置において、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合には、電源停止信号を電源に入力するタイミングが変更されることを特徴とする制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
  2. 前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、制御プログラムの書き換えを行っていない状態で電源スイッチがオフされた時に電源停止信号が出されるタイミングに予め決められた固定時間分延長したタイミングであることを特徴とする請求項1記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
  3. 前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、制御プログラムの書き換えが完了したタイミングであることを特徴とする請求項1記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
  4. 前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、ファームウェアによって行われることを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
  5. 前記、中央演算処理装置の制御プログラムの書き換えが完了していない状態で電源スイッチがオフされた場合に変更されるタイミングは、ハードウェアによって行われることを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の制御プログラムの遠隔更新シーケンス。
JP2004042706A 2004-02-19 2004-02-19 制御プログラムの遠隔更新シーケンス Withdrawn JP2005234859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004042706A JP2005234859A (ja) 2004-02-19 2004-02-19 制御プログラムの遠隔更新シーケンス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004042706A JP2005234859A (ja) 2004-02-19 2004-02-19 制御プログラムの遠隔更新シーケンス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005234859A true JP2005234859A (ja) 2005-09-02

Family

ID=35017759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004042706A Withdrawn JP2005234859A (ja) 2004-02-19 2004-02-19 制御プログラムの遠隔更新シーケンス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005234859A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096140A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Corporation デジタル放送受信装置およびソフトウェアダウンロード方法
JP2010193044A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Konica Minolta Business Technologies Inc ネットワーク機器及び通信制御方法
JP2012141792A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc データ管理装置、画像形成システム、データ管理方法およびデータ管理プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096140A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Corporation デジタル放送受信装置およびソフトウェアダウンロード方法
JP2010193044A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Konica Minolta Business Technologies Inc ネットワーク機器及び通信制御方法
US8510574B2 (en) 2009-02-17 2013-08-13 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Network apparatus and communication controlling method
JP2012141792A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc データ管理装置、画像形成システム、データ管理方法およびデータ管理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6039362B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
KR0130621B1 (ko) 전자사진 현상 방식 프린터의 절전 프린팅 방법
JP6065453B2 (ja) 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP5942396B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の起動方法
JP2000293369A (ja) 機種識別機能付き装置、機種識別方法及び記憶媒体
JP5911271B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、および制御プログラム
KR20140148319A (ko) 인쇄장치, 그 제어방법, 및 기억매체
JP7401234B2 (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP4929671B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2005234859A (ja) 制御プログラムの遠隔更新シーケンス
JP2010054626A (ja) 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2008062582A (ja) 印刷装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP2008262295A (ja) 画像形成システム
JP2007041233A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2007152711A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置のバージョンアップ案内方法
JP4590292B2 (ja) 画像形成装置
JP2006091716A (ja) 画像形成装置
JP2017087624A (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
JP2004098532A (ja) 画像形成装置
JP5340363B2 (ja) 画像形成装置
JP7200700B2 (ja) 充電装置、画像形成装置、及び充電方法
JP5766231B2 (ja) 画像形成装置
JP2006272636A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
JP2006212872A (ja) 画像形成システム
JP2006184715A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501