JP2017087624A - 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置を単独機かタンデム機かに使用する際に、ファームウェアの更新を効率的に行う。
【解決手段】単独でも動作可能で他の画像形成装置と直列に複数台接続されたときに直列タンデム機の画像形成システムの一つとして動作する画像形成装置であって、画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、判定によってメイン機となった場合、判別の結果に応じて自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することで、単独機用ファームウェアに直列タンデム用のプログラムを予め個別の画像形成装置に入れておく必要がなく、ファームウェアの更新におけるセットアップ工数が削減される。
【選択図】図4
【解決手段】単独でも動作可能で他の画像形成装置と直列に複数台接続されたときに直列タンデム機の画像形成システムの一つとして動作する画像形成装置であって、画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、判定によってメイン機となった場合、判別の結果に応じて自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することで、単独機用ファームウェアに直列タンデム用のプログラムを予め個別の画像形成装置に入れておく必要がなく、ファームウェアの更新におけるセットアップ工数が削減される。
【選択図】図4
Description
この発明は、複数の画像形成装置が直列に接続されたタンデム機として動作可能な画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法に関するものである。
複数の画像形成装置を直列にタンデム接続しておき、例えば、一方の画像形成装置で一部の領域に画像形成がなされた転写媒体を、続けて他方の画像形成装置に入力し、他方の画像形成装置で転写媒体の他の領域に画像形成を行う画像形成システムが知られており、この場合の画像形成装置を直列タンデム機と称している(例えば特許文献1参照)。
直列タンデム機は、現状、単体機として動作させる場合と、直列タンデムとして動作させる場合のファームウェアが異なり、セットアップ時には、ハードウェアのセッティングに加え、ファームウェアの書き換えが必要となる。
直列タンデム機は、現状、単体機として動作させる場合と、直列タンデムとして動作させる場合のファームウェアが異なり、セットアップ時には、ハードウェアのセッティングに加え、ファームウェアの書き換えが必要となる。
しかし、画像形成装置におけるファームウェアの書き換えは、各装置に単独機用と直列タンデム機用のファームウェアをそれぞれ用意したり、両者を含んだ形でソフトウェアを用意したりする必要があり、また、個別の画像形成装置で書き換えを行うと、セットアップ工数が増え、効率が悪いという問題がある。
しかし、タンデム接続を行っている特許文献1では、ファームウェアの書き換えに関する言及はない。
また、特許文献2では、画像形成装置にオプション装置が複数台装着されているとき、同一ファームウェアで動作可能なオプションは同時にファームウェアを更新することが記載されているが、画像形成装置そのもののファームウェアの更新については一切言及がない。
また、特許文献3では、画像形成装置にオプション装置が接続されており、更新ファームウェアを受信したオプション装置は、後段のオプション装置に同じファームウェアで動作可能なオプション装置が接続されている場合は、該ファームウェアを後段側に転送して更新可能にすることで効率的なファームウェアの更新を可能にしている。しかし、画像形成装置そのもののファームウェアの更新については一切言及がない。
しかし、タンデム接続を行っている特許文献1では、ファームウェアの書き換えに関する言及はない。
また、特許文献2では、画像形成装置にオプション装置が複数台装着されているとき、同一ファームウェアで動作可能なオプションは同時にファームウェアを更新することが記載されているが、画像形成装置そのもののファームウェアの更新については一切言及がない。
また、特許文献3では、画像形成装置にオプション装置が接続されており、更新ファームウェアを受信したオプション装置は、後段のオプション装置に同じファームウェアで動作可能なオプション装置が接続されている場合は、該ファームウェアを後段側に転送して更新可能にすることで効率的なファームウェアの更新を可能にしている。しかし、画像形成装置そのもののファームウェアの更新については一切言及がない。
本願発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、タンデム機として使用可能な画像形成装置におけるファームウェアの更新を効率的に行うことができる画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置の第1の形態は、単独でも動作可能で他の画像形成装置と直列に複数台接続されたときに直列タンデム機の画像形成システムの一つとして動作する画像形成装置であって、
前記画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判定によってメイン機となった場合、前記判別の結果に応じて自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする。
前記画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判定によってメイン機となった場合、前記判別の結果に応じて自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、単独でも動作可能で他の画像形成装置と直列に複数台接続されたときに直列タンデム機の画像形成システムの一つとして動作する画像形成装置であって、
画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、サブ機とするかを判定する制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否を判別し、前記判定によってサブ機となった場合、前記判別の結果に応じてメイン機による指示によってファームウェアの更新を行うことを特徴とする。
画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、サブ機とするかを判定する制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否を判別し、前記判定によってサブ機となった場合、前記判別の結果に応じてメイン機による指示によってファームウェアの更新を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記ファームウェアの更新がタンデム用に変更するものであることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、接続状態時の装置状況に応じて前記判定を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、単独で動作するために必要な部品が備えられていない場合にサブ機と判定することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、単独で動作するために必要な部品が操作部であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、単独で動作するために必要な部品がスキャナであることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、連結順序が先頭にある装置をメイン機と判定することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、直列タンデム機から単独機に変化したことを検知したとき、ファームウェアを単独機のファームウェアに書き換えることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記判定によってメイン機となっている場合、直列タンデム機から単独機に変化したことを検知したとき、自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを単独機用に更新することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、他の画像形成装置と直列に複数台接続されたことを検知すると、自動的に直列タンデム機として動作することを特徴とする。
本発明の画像形成システムのうち、第1の形態は、単独でも動作可能な複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに直列タンデム機として動作する画像形成装置を管理する遠隔管理装置を有し、
前記遠隔管理装置は、前記画像形成装置から単独か直列タンデムかの別の情報を取得し、前記画像形成装置のファームウェアの更新が可能な制御部を有し、
前記制御部は、前記画像形成装置が単独からタンデムに変化したことを検知すると、前記画像形成装置のファームウェアを直列タンデム用に書き換える更新を行うことを特徴とする。
前記遠隔管理装置は、前記画像形成装置から単独か直列タンデムかの別の情報を取得し、前記画像形成装置のファームウェアの更新が可能な制御部を有し、
前記制御部は、前記画像形成装置が単独からタンデムに変化したことを検知すると、前記画像形成装置のファームウェアを直列タンデム用に書き換える更新を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成システムの発明は、前記形態の本発明において、単独でも動作可能な複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに直列タンデム機として動作する画像形成装置を備え、
前記画像形成装置は、前記画像形成装置から単独か直列タンデムかの別を前記遠隔管理装置へ通知する通知部を備えることを特徴とする。
前記画像形成装置は、前記画像形成装置から単独か直列タンデムかの別を前記遠隔管理装置へ通知する通知部を備えることを特徴とする。
他の形態の画像形成システムの発明は、前記形態の本発明において、単独でも動作可能な複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに直列タンデム機として動作する画像形成システムであって、
前記各画像形成装置は、画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判定によってメイン機、サブ機になった画像形成装置の制御部は、前記判別の結果に応じて、それぞれメイン機用ファームウェアとサブ機用ファームウェアを取得し更新することを特徴とする。
前記各画像形成装置は、画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判定によってメイン機、サブ機になった画像形成装置の制御部は、前記判別の結果に応じて、それぞれメイン機用ファームウェアとサブ機用ファームウェアを取得し更新することを特徴とする。
他の形態の画像形成システムの発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記画像形成装置が直列タンデム機から単独機に変化したことを検知したとき、前記画像形成装置のファームウェアを単独機のファームウェアに書き換えることを特徴とする。
本発明の画像形成方法のうち、第1の形態は、複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに、直列タンデム機として動作し、
前記画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行い、
ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判別の結果に応じてメイン機のファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする。
前記画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行い、
ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判別の結果に応じてメイン機のファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする。
他の形態の画像形成方法の発明は、前記形態の本発明において、メイン機と判定された画像形成装置では、自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする。
本発明によれば、単独機用ファームウェアに直列タンデム用のプログラムを予め個別の画像形成装置に入れておく必要がなく、また、ファームウェアの更新が効率的に行われてセットアップ工数が削減される効果がある。
図1に示される画像形成システム1では、LAN2に、画像形成装置10と、画像形成装置20と、画像形成装置10、20を管理する遠隔管理装置30とが接続されている。
なお、この例では、遠隔管理装置30と画像形成装置10、20との接続をLAN2によって行うものとしたが、WANなどの他のネットワークによって接続するものとしてもよい。
なお、この例では、遠隔管理装置30と画像形成装置10、20との接続をLAN2によって行うものとしたが、WANなどの他のネットワークによって接続するものとしてもよい。
画像形成装置10は、画像形成装置10全体の制御を行う全体制御部100を有している。全体制御部100は、CPUやCPUで実行されるプログラム、プログラムが格納されるROM、作業領域となるRAM、動作パラメータや画像形成装置の単独機用ファームウェア、タンデム機用のファームウェアなどを格納可能な不揮発メモリなどを有している。
全体制御部100には、スキャナ110が制御可能に接続されている。
スキャナ110では、光学読み取りを行う、図示しないCCDを有しており、画像形成装置10に備えられた原稿給送装置やプラテンガラス上の原稿を読み取って画像データを生成する。
スキャナ110では、光学読み取りを行う、図示しないCCDを有しており、画像形成装置10に備えられた原稿給送装置やプラテンガラス上の原稿を読み取って画像データを生成する。
また、全体制御部100には、操作パネル120が制御可能に接続されている。
操作パネル120は、画像形成装置10の本体上部などに設置することができ、タッチパネルを有するLCDなどにより構成することができ、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。操作パネル120は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、操作パネル120は移動可能となっているものであってもよい。操作パネル120は、本発明の操作部に相当する。
操作パネル120は、画像形成装置10の本体上部などに設置することができ、タッチパネルを有するLCDなどにより構成することができ、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。操作パネル120は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、操作パネル120は移動可能となっているものであってもよい。操作パネル120は、本発明の操作部に相当する。
また、全体制御部100には、プリンタ130が制御可能に接続されている。
プリンタ130では、給紙部と搬送部と画像形成部とを有している。給紙部では、画像形成を行う用紙などが収納されて搬送部によって画像形成部に搬送される。
画像形成部では、感光体と、感光体の周囲に配置した、帯電器、現像器、転写部、書き込み部、クリーニング部などを有しており、さらに感光体の下流側の搬送経路には定着器が配置されている。
プリンタ130では、給紙部と搬送部と画像形成部とを有している。給紙部では、画像形成を行う用紙などが収納されて搬送部によって画像形成部に搬送される。
画像形成部では、感光体と、感光体の周囲に配置した、帯電器、現像器、転写部、書き込み部、クリーニング部などを有しており、さらに感光体の下流側の搬送経路には定着器が配置されている。
画像形成部では、帯電器により画像書込み前に感光体の表面を一様に帯電し、書き込み部により表面が一様に帯電された感光体に半導体レーザなどを照射することにより感光体に静電潜像を形成する。現像器は、書き込み部によって感光体に形成された静電潜像をトナー材によって現像する。この現像処理によって感光体に画像が形成される。転写部は、給紙部から搬送されてきた転写媒体に感光体の画像を転写する。また、タンデム機として使用する場合、上流側の画像形成装置で転写媒体の一部に画像が形成されている場合、この転写媒体を導入して転写媒体の他部に画像形成を行う。
画像が転写された転写媒体は、感光体から分離されて定着器に搬送されて定着が行われる。感光体に残留したトナー材は、図示しないクリーニング部によって除去される。
なお、画像形成部は、カラー用に感光体等を備え、中間転写部を介して転写媒体に画像を転写するものであってもよい。画像形成された転写媒体は、排紙され、画像形成装置20に搬送される。
なお、画像形成部は、カラー用に感光体等を備え、中間転写部を介して転写媒体に画像を転写するものであってもよい。画像形成された転写媒体は、排紙され、画像形成装置20に搬送される。
また、全体制御部100には、通信部140が制御可能に接続されている。通信部140は、画像形成装置間の通信や、LAN2を通した画像形成装置との通信や遠隔管理装置30との通信が可能になっている。
全体制御部100では、通信部140を通して他の画像形成装置が直列に接続されたことを検知すると、自動的にタンデム機として動作することができ、他の画像形成装置との接続がなければ単独機として動作することができる。遠隔管理装置30で管理を行っている場合、画像形成装置が単独機かタンデム機かであるの結果は、画像形成装置10から通信部140、LAN2を通して遠隔管理装置30に通知するようにしてもよい。
全体制御部100では、通信部140を通して他の画像形成装置が直列に接続されたことを検知すると、自動的にタンデム機として動作することができ、他の画像形成装置との接続がなければ単独機として動作することができる。遠隔管理装置30で管理を行っている場合、画像形成装置が単独機かタンデム機かであるの結果は、画像形成装置10から通信部140、LAN2を通して遠隔管理装置30に通知するようにしてもよい。
また、全体制御部100では、通信部140を通して他の画像形成装置と画像データの授受を行うことができ、タンデム機として動作する際に、メイン機としてサブ機に画像データを送信して、サブ機に画像の形成を指示してもよく、また、サブ機としてメイン機から画像データの一部または全部を受けて、他の画像形成装置の一部に画像が形成された転写媒体に画像を形成することができる。
また、画像形成装置10は、他の画像形成装置(例えば画像形成装置20)における通信部と通信を行って、お互いの装置状態を把握することができる。お互いの装置状態としては、例えば単独の画像形成装置として動作するために必要な部品を備えているか否かを判定するための情報が挙げられる。単独の画像形成装置として動作するために必要な部品の情報は予め設定をして不揮発メモリなどに格納しておき、この設定を読み出して該設定に基づいて必要な部品を備えているかの判定を行うことができる。必要な部品としては例えば操作パネルやスキャナが挙げられる。必要な部品は、ユーザが設定したり、変更可能としたりしてもよい。
さらに画像形成装置10では、USBメモリコネクタ150を有しており、例えば単独機用、タンデム機用のファームウェアを格納したUSBから、これらのファームウェアを読み取ることができる。
全体制御部100では、タンデム機として動作する場合、自機がメイン機となるかサブ機となるかを判定することができる。この判定は、前述した装置状態に基づいて行うことができ、上記したように、単独で動作するために必要な部品を備えているか否かで判定することができ、必要な部品を備えているものをメイン機、必要な部品を備えていないものをサブ機とすることができる。また、連結順序によって判定を行うことができる。
また、全体制御部100は、接続されている画像形成装置で必要な部品の有無や連結順序に基づいた判定でそれぞれがメイン機と判定される場合には、連結順序が先頭にある装置をメイン機とし、他でメイン機と判定された用紙をサブ機とすることができる。また、先頭にある装置がメイン機でない場合、より上流にある画像形成装置でメイン機とされた画像形成装置を、この判定によってメイン機とし、他のメイン機とされた画像形成装置はサブ機とする。
また、全体制御部100では、装置の状態、例えば単独機かタンデム機かなどの情報に基づいてファームウェアの更新要否を判定することができる。例えば、単独機として動作する際に、ファームウェアが単独機用であれば更新不要、タンデム用であればファームウェアの更新要と判別し、タンデム機として動作する際に、ファームウェアがタンデム機用であれば更新不要、単独機用であればファームウェアの更新要と判別する。判別のタイミングは、例えば、電源オン時や、単独機やタンデム機に変更された際に行うことができる。
全体制御部100は、本発明の制御部に相当する。
全体制御部100は、本発明の制御部に相当する。
ファームウェアは、例えば遠隔管理装置30で保持してLAN2、通信部140を通して取得したり、ネットワークを通して取得したり、移動可能なメモリ(例えばUSBメモリ)で取得したりすることができる。また、いずれかの画像形成装置に集中して格納されているものとしてもよい。サブ機とされる場合は、メイン機からファームウェアを取得することができる。
いずれの場合にも個々の画像形成装置に、単独機用とタンデム機用のそれぞれのファームウェアを用意することを不要にすることができる。
いずれの場合にも個々の画像形成装置に、単独機用とタンデム機用のそれぞれのファームウェアを用意することを不要にすることができる。
画像形成装置20は、同様の構成を有しており、画像形成装置20全体の制御を行う全体制御部200を有している。全体制御部200は、CPUやCPUで実行されるプログラム、プログラムが格納されるROM、作業領域となるRAM、動作パラメータや画像形成装置の単独機用ファームウェア、タンデム機用のファームウェアなどを格納可能な不揮発メモリなどを有している。
全体制御部200には、スキャナ210が制御可能に接続されている。
スキャナ210では、光学読み取りを行う、図示しないCCDを有しており、画像形成装置20に備えられた原稿給送装置やプラテンガラス上の原稿を読み取って画像データを生成する。
スキャナ210では、光学読み取りを行う、図示しないCCDを有しており、画像形成装置20に備えられた原稿給送装置やプラテンガラス上の原稿を読み取って画像データを生成する。
また、全体制御部200には、操作パネル220が制御可能に接続されている。
操作パネル220は、画像形成装置10の本体上部などに設置することができ、タッチパネルを有するLCDなどにより構成することができ、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。操作パネル220は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、操作パネル220は移動可能となっているものであってもよい。操作パネル220は、本発明の操作部に相当する。
操作パネル220は、画像形成装置10の本体上部などに設置することができ、タッチパネルを有するLCDなどにより構成することができ、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。操作パネル220は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、操作パネル220は移動可能となっているものであってもよい。操作パネル220は、本発明の操作部に相当する。
また、全体制御部200には、プリンタ230が制御可能に接続されている。
プリンタ230では、給紙部と搬送部と画像形成部とを有している。給紙部では、画像形成を行う用紙などが収納されて搬送部によって画像形成部に搬送される。
画像形成部では、感光体と、感光体の周囲に配置した、帯電器、現像器、転写部、書き込み部、クリーニング部などを有しており、さらに感光体の下流側の搬送経路には定着器が配置されている。
プリンタ230では、給紙部と搬送部と画像形成部とを有している。給紙部では、画像形成を行う用紙などが収納されて搬送部によって画像形成部に搬送される。
画像形成部では、感光体と、感光体の周囲に配置した、帯電器、現像器、転写部、書き込み部、クリーニング部などを有しており、さらに感光体の下流側の搬送経路には定着器が配置されている。
画像形成部では、帯電器により画像書込み前に感光体の表面を一様に帯電し、書き込み部により表面が一様に帯電された感光体に半導体レーザなどを照射することにより感光体に静電潜像を形成する。現像器は、書き込み部によって感光体に形成された静電潜像をトナー材によって現像する。この現像処理によって感光体に画像が形成される。転写部は、給紙部から搬送されてきた転写媒体に感光体の画像を転写する。また、タンデム機として使用する場合、上流側の画像形成装置で転写媒体の一部に画像が形成されている場合、この転写媒体を導入して画像形成を行う。
画像が転写された転写媒体は、感光体から分離されて定着器に搬送されて定着が行われる。感光体に残留したトナー材は、図示しないクリーニング部によって除去される。
なお、画像形成部は、カラー用に感光体等を備え、中間転写部を介して転写媒体に画像を転写するものであってもよい。画像形成された転写媒体は、排紙され、画像形成装置20に搬送される。
なお、画像形成部は、カラー用に感光体等を備え、中間転写部を介して転写媒体に画像を転写するものであってもよい。画像形成された転写媒体は、排紙され、画像形成装置20に搬送される。
また、全体制御部200には、通信部240が制御可能に接続されている。通信部240は、画像形成装置間の通信や、LANを通した画像形成装置との通信や遠隔管理装置30との通信が可能になっている。
全体制御部200では、通信部240を通して他の画像形成装置が直列に接続されると、自動的にタンデム機として動作することができ、他の画像形成装置との接続がなければ単独機として動作することができる。遠隔管理装置30で管理を行っている場合、画像形成装置が単独機かタンデム機かであるの結果は、画像形成装置20から通信部240、LAN2を通して遠隔管理装置30に通知する。
全体制御部200では、通信部240を通して他の画像形成装置が直列に接続されると、自動的にタンデム機として動作することができ、他の画像形成装置との接続がなければ単独機として動作することができる。遠隔管理装置30で管理を行っている場合、画像形成装置が単独機かタンデム機かであるの結果は、画像形成装置20から通信部240、LAN2を通して遠隔管理装置30に通知する。
また、全体制御部100では、通信部140を通して他の画像形成装置と画像データの授受を行うことができ、タンデム機として動作する際に、メイン機としてサブ機に画像データを送信して、サブ機に画像の形成を指示してもよく、また、サブ機としてメイン機から画像データの一部または全部を受けて、他の画像形成装置の一部に画像が形成された転写媒体に画像を形成することができる。
また、画像形成装置20は、他の画像形成装置(例えば画像形成装置10)における通信部と通信を行って、お互いの装置状態を把握することができる。お互いの装置状態としては、例えば単独の画像形成装置として動作するために必要な部品を備えているか否かを判定するための情報が挙げられる。単独の画像形成装置として動作するために必要な部品の情報は予め設定をして不揮発メモリなどに格納しておき、この設定を読み出して該設定に基づいて必要な部品を備えているかの判定を行うことができる。必要な部品としては例えば操作パネルやスキャナが挙げられる。必要な部品は、ユーザが設定したり、変更可能としたりしてもよい。
全体制御部200では、タンデム機として動作する場合、自機がメイン機となるかサブ機となるかを判定することができる。この判定は、装置状態に基づいて行うことができ、上記したように、単独で動作するために必要な部品を備えているか否かで判定することができ、必要な部品を備えているものをメイン機、必要な部品を備えていないものをサブ機とすることができる。また、連結順序によって判定を行うことができる。
また、全体制御部200は、接続されている画像形成装置で必要な部品の有無や連結順序に基づいた判定でそれぞれがメイン機と判定される場合には、連結順序が先頭にある装置をメイン機とし、他でメイン機と判定された用紙をサブ機とすることができる。また、先頭にある装置がメイン機でない場合、より上流にある画像形成装置でメイン機とされた画像形成装置を、この判定によってメイン機とし、他のメイン機とされた画像形成装置はサブ機とする。
また、全体制御部200では、装置の状態、例えば単独機かタンデム機かなどの情報に基づいてファームウェアの更新要否を判定することができる。例えば、単独機として動作する際に、ファームウェアが単独機用であれば更新不要、タンデム用であればファームウェアの更新要と判別し、タンデム機として動作する際に、ファームウェアがタンデム機用であれば更新不要、単独機用であればファームウェアの更新要と判別する。判別のタイミングは、例えば、単独機やタンデム機に変更された際に行うことができる。
すなわち、全体制御部200は、本発明の制御部に相当する。
すなわち、全体制御部200は、本発明の制御部に相当する。
ファームウェアは、例えば遠隔管理装置30で保持してLAN2、通信部240を通して取得したり、ネットワークを通して取得したり、移動可能なメモリ(例えばUSBメモリ)で取得したりすることができる。また、いずれかの画像形成装置に集中して格納されているものとしてもよい。サブ機とされる場合は、メイン機からファームウェアを取得することができる。
いずれの場合にも個々の画像形成装置に、単独機用とタンデム機用のそれぞれのファームウェアを用意することを不要にすることができる。
いずれの場合にも個々の画像形成装置に、単独機用とタンデム機用のそれぞれのファームウェアを用意することを不要にすることができる。
なお、この例では、画像形成装置10と画像形成装置20とが同様の構成を有するものとして説明したが、例えば、一方の画像形成装置にのみ操作パネルやスキャナが備えられ、他方の画像形成装置には、これらのうちの少なくとも一方が欠けているものであってもよい。
遠隔管理装置30には、画像形成システム1全体の制御が可能な管理制御部300が設けられている。管理制御部300は、CPUやCPUで実行されるプログラム、プログラムが格納されるROM、画像データの格納や作業領域となるRAM、動作パラメータや画像形成装置の単独機用ファームウェア、タンデム機用のファームウェアなどを格納した不揮発メモリなどを有している。なお、本発明の画像形成システムでは、遠隔管理装置を備えないものであってもよい。
管理制御部300では、画像形成装置10、20の状態を、通信部140、240を通して取得することができる。したがって、画像形成装置10、20の装置状態を把握することができる。また、画像形成装置10、20における単独機またはタンデム機の別を、通信部140、240を通して通知を受けることができる。通知を受けるタイミングは、LAN2を通して接続されたときや、画像形成装置10、20で単独機またはタンデム機に変更されたとき、または定時的に取得することができる。
管理制御部300では、画像形成装置10、20から装置状態や単独機、タンデム機の別の通知を受けることで、どの画像形成装置がメイン機で、どの画像形成装置がサブ機かの判定を行うことができる。
管理制御部300では、画像形成装置10、20の装置状態を取得してファームウェアの更新の要否を判定することができる。装置状態は、前述したように単独でも動作するために必要な部品を備えているかどうか、連結の順序などが挙げられる。
したがって、遠隔管理装置30でタンデム機に関する制御を行う場合、管理制御部300は、本発明の制御部として機能する。なお、画像形成システムに遠隔管理装置を備える場合であっても、タンデムに関する制御を遠隔管理装置で行わないものであってもよい。
管理制御部300では、画像形成装置10、20の装置状態を取得してファームウェアの更新の要否を判定することができる。装置状態は、前述したように単独でも動作するために必要な部品を備えているかどうか、連結の順序などが挙げられる。
したがって、遠隔管理装置30でタンデム機に関する制御を行う場合、管理制御部300は、本発明の制御部として機能する。なお、画像形成システムに遠隔管理装置を備える場合であっても、タンデムに関する制御を遠隔管理装置で行わないものであってもよい。
次に、画像形成装置で電源投入された際の画像形成装置における処理手順を図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は、各画像形成装置の全体制御部の制御により実行される。
電源投入されると、タンデム接続されたかの判定がなされる(ステップs1)。タンデム接続されていなければ(ステップs1、No)、単独機として起動し(ステップs4)、処理を終了する。
電源投入されると、タンデム接続されたかの判定がなされる(ステップs1)。タンデム接続されていなければ(ステップs1、No)、単独機として起動し(ステップs4)、処理を終了する。
タンデム接続されている場合(ステップs1、Yes)、直列タンデム機として起動する(ステップs2)。次に、メイン機、サブ機かの判定を行って決定処理を行う(ステップs3)。メイン機、サブ機の判定は、単独で動作するために必要な部品を備えているかで判定し、ここでは、操作部、スキャナを備えているかで判定する。これら部品を備えている場合にメイン機とし、これらの部品のいずれかを備えていない場合にサブ機と判定する。この判定によりメイン機と判定されるものが2以上ある場合は、連結順序によって先頭にある装置をメイン機とし、その他をサブ機とする。また、単独で動作するために必要な部品を備えているか否かに拘わらず、連結順序のみによってメイン機、サブ機の判別を行ってもよい。判定の詳細は図3のフローチャートに示している。
次に、ファームウェアの更新要否を判別して、判別結果に応じてファームウェアの更新処理を行う(ステップs5)。ファームウェアの更新要否は、装置が単独機かタンデム機の別と、ファームウェアが単独機用かタンデム機用の別とが合うか否かによって要否を判別することができる。装置の種類とファームウェアの種別が合っていれば更新は不要であり、装置の種類とファームウェアの種別が異なっていれば、更新を行う。
ステップs5の後、処理を終了する。
ステップs5の後、処理を終了する。
次に、メイン機、サブ機の判定手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。手順は、全体制御部の制御によって実行される。
先ず、操作パネル(以下Pで示す)があるかを判定する(ステップs10)。構成条件として操作パネルがあれば(ステップs10、Yes)、パネルありを登録し(ステップs11)、構成条件として操作パネルがなければ(ステップs10、No)、パネルなしを登録する(ステップs12)。
先ず、操作パネル(以下Pで示す)があるかを判定する(ステップs10)。構成条件として操作パネルがあれば(ステップs10、Yes)、パネルありを登録し(ステップs11)、構成条件として操作パネルがなければ(ステップs10、No)、パネルなしを登録する(ステップs12)。
ステップs11、s12の後、スキャナ(以下Sという)があるか判定する(ステップs13)。構成条件としてスキャナがあれば(ステップs13、Yes)、スキャナありを登録し(ステップs14)、構成条件としてスキャナがなければ(ステップs13、No)、スキャナなしを登録する(ステップs15)。
ステップs14、15の後、接続されている相手機の画像形成装置と操作パネル、スキャナ有無の情報を交換する(ステップs16)。
次いで、自機の画像形成装置と、相手機の画像形成装置とがともにP(操作パネル)、S(スキャナ)ともにあるかを判定する(ステップs17)。自機、相手機ともにP、Sともにあれば(ステップs17、Yes)、接続順が前の画像形成装置をメイン機、後ろの画像形成装置をサブ機に決定し(ステップs18)、メイン機またはサブ機になったことを遠隔管理装置へ通知し(ステップs19)、処理を終了する。なお、本発明としては、遠隔管理装置への通知を行わないものとしてもよい。
次いで、自機の画像形成装置と、相手機の画像形成装置とがともにP(操作パネル)、S(スキャナ)ともにあるかを判定する(ステップs17)。自機、相手機ともにP、Sともにあれば(ステップs17、Yes)、接続順が前の画像形成装置をメイン機、後ろの画像形成装置をサブ機に決定し(ステップs18)、メイン機またはサブ機になったことを遠隔管理装置へ通知し(ステップs19)、処理を終了する。なお、本発明としては、遠隔管理装置への通知を行わないものとしてもよい。
自機の画像形成装置、相手機の画像形成装置ともに、P、Sともにあるものではない場合(ステップs17、No)、一方がP、Sともにあり、他方が欠品であるかを判定する(ステップs20)。一方がP、Sともにあり、他方が欠品である場合(ステップs20、Yes)、P、Sともにある画像形成装置をメイン機、欠品がある装置をサブ機に決定し(ステップs21)、メイン機またはサブ機となったことを遠隔管理装置に通知し(ステップs22)、処理を終了する。なお、本発明としては、遠隔管理装置への通知を行わないものとしてもよい。
一方がP、Sともにあり、他方が欠品であるものではない場合(ステップs20、No)、自機、他機ともに欠品があるため、トラブルを検出し(ステップs23)、操作パネルなどに表示し、処理を終了する。
次に、メイン機または単独機における状態変化に伴う処理手順と、サブ機の処理手順を図4(A)(B)のフローチャートに基づいて説明する。処理内容は、各画像形成装置に備える全体制御部の制御によって実行される。
まず、メイン機または単独機で、単独またはタンデムの状態が変化したかを判定する(ステップs30)。変化がなければ(ステップs30、No)、処理を終了する。
まず、メイン機または単独機で、単独またはタンデムの状態が変化したかを判定する(ステップs30)。変化がなければ(ステップs30、No)、処理を終了する。
メイン機または単独機で、単独またはタンデムの状態が変化した場合(ステップs30、Yes)、USBメモリの接続がされ、USBメモリにファームウェアデータが格納されているかを判定する(ステップs32)。USBメモリの接続がされ、USBメモリにファームウェアデータが格納されていれば(ステップs31、Yes)、メイン機では、USBメモリからファームウェアデータを取得し、状態が変化した画像形成装置でファームウェアの更新を行い(ステップs32)。次に、サブ機にファームウェアデータを送信し、更新を指示して(ステップs36)、処理を終了する。
なお、ファームウェアの更新では、タンデム機から単独機に変更された場合は、ファームウェアを単独機用のファームウェアに書き換える。単独機からタンデム機に変更された場合は、ファームウェアをタンデム機用のファームウェアに書き換える。
なお、ファームウェアの更新では、タンデム機から単独機に変更された場合は、ファームウェアを単独機用のファームウェアに書き換える。単独機からタンデム機に変更された場合は、ファームウェアをタンデム機用のファームウェアに書き換える。
USBメモリの接続がされ、かつUSBメモリにファームウェアデータが格納されているものではない場合(ステップs31、No)、インターネット設定済みかを判定する(ステップs33)。インターネット設定では、所定のWANアドレスにファームウェアが格納されている。インターネット設定済みである場合(ステップs33、Yes)、ネットワークのアドレスからファームデータを取得してメイン機のファームウェアを更新し(ステップs34)、サブ機にファームウェアデータを送信し、更新を指示して(ステップs36)、処理を終了する。ファームウェアの更新は、タンデム機から単独機に変更された場合は、ファームウェアを単独機用のファームウェアに書き換える。単独機からタンデム機に変更された場合は、ファームウェアをタンデム機用のファームウェアに書き換える。
インターネット設定済みでない場合(ステップs33、No)、ファームウェア更新が必要であることを操作パネルに表示し、ファームウェアの取得を促す(ステップs35)。メイン機では、取得したソフトウェアによって更新を行い、取得されたファームウェアデータに基づいてサブ機にファームウェアデータを送信し、更新を指示して(ステップs36)、処理を終了する。
サブ機では、メイン機からファームウェアデータを受領し、ファームウェアデータを更新して(ステップs40)、処理を終了する。
次に、遠隔管理装置でタンデムに関する制御を行う手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は管理制御部の制御によって実行される。したがって、この例では、管理制御部は本発明の制御部に相当する。
先ず、画像形成装置から装置構成情報を受領し(ステップs50)、単独機からタンデムに変化したかを判定する(ステップs51)。変化があると、画像形成装置から通知がなされる。
先ず、画像形成装置から装置構成情報を受領し(ステップs50)、単独機からタンデムに変化したかを判定する(ステップs51)。変化があると、画像形成装置から通知がなされる。
タンデムへの変化があれば(ステップs51、Yes)、画像形成装置へタンデムのファームウェアデータを送信して、更新を指示し(ステップs52)、処理を終了する。
変化がなければ(ステップs51、No)、タンデムから単独機に変化したかを判定する(ステップs53)。変化がなければ処理を終了する。変化があれば(ステップs53、Yes)、画像形成装置へ単独機のファームウェアデータを送信して、更新を指示し(ステップs52)、処理を終了する。
変化がなければ(ステップs51、No)、タンデムから単独機に変化したかを判定する(ステップs53)。変化がなければ処理を終了する。変化があれば(ステップs53、Yes)、画像形成装置へ単独機のファームウェアデータを送信して、更新を指示し(ステップs52)、処理を終了する。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは、本実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像形成システム
2 LAN
10 画像形成システム
20 画像形成システム
30 遠隔管理装置
100 全体制御部
110 操作パネル
120 スキャナ
140 通信部
150 USBメモリコネクタ
200 全体制御部
210 操作パネル
220 スキャナ
240 通信部
300 管理制御部
2 LAN
10 画像形成システム
20 画像形成システム
30 遠隔管理装置
100 全体制御部
110 操作パネル
120 スキャナ
140 通信部
150 USBメモリコネクタ
200 全体制御部
210 操作パネル
220 スキャナ
240 通信部
300 管理制御部
Claims (17)
- 単独でも動作可能で他の画像形成装置と直列に複数台接続されたときに直列タンデム機の画像形成システムの一つとして動作する画像形成装置であって、
前記画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判定によってメイン機となった場合、前記判別の結果に応じて自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする画像形成装置。 - 単独でも動作可能で他の画像形成装置と直列に複数台接続されたときに直列タンデム機の画像形成システムの一つとして動作する画像形成装置であって、
画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、サブ機とするかを判定する制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否を判別し、前記判定によってサブ機となった場合、前記判別の結果に応じてメイン機による指示によってファームウェアの更新を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記ファームウェアの更新がタンデム用に変更するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、接続状態時の装置状況に応じて前記判定を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、単独で動作するために必要な部品が備えられていない場合にサブ機と判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 単独で動作するために必要な部品が操作部であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 単独で動作するために必要な部品がスキャナであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、連結順序が先頭にある装置をメイン機と判定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、直列タンデム機から単独機に変化したことを検知したとき、ファームウェアを単独機のファームウェアに書き換えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記判定によってメイン機となっている場合、直列タンデム機から単独機に変化したことを検知したとき、自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを単独機用に更新することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、他の画像形成装置と直列に複数台接続されたことを検知すると、自動的に直列タンデム機として動作することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 単独でも動作可能な複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに直列タンデム機として動作する画像形成装置を管理する遠隔管理装置を有し、
前記遠隔管理装置は、前記画像形成装置から単独か直列タンデムかの別の情報を取得し、前記画像形成装置のファームウェアの更新が可能な制御部を有し、
前記制御部は、前記画像形成装置が単独からタンデムに変化したことを検知すると、前記画像形成装置のファームウェアを直列タンデム用に書き換える更新を行うことを特徴とする画像形成システム。 - 単独でも動作可能な複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに直列タンデム機として動作する画像形成装置を備え、
前記画像形成装置は、前記画像形成装置から単独か直列タンデムかの別を前記遠隔管理装置へ通知する通知部を備えることを特徴とする請求項12記載の画像形成システム。 - 単独でも動作可能な複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに直列タンデム機として動作する画像形成システムであって、
前記各画像形成装置は、画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行う制御部を有し、
前記制御部は、ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判定によってメイン機、サブ機になった画像形成装置の制御部は、前記判別の結果に応じて、それぞれメイン機用ファームウェアとサブ機用ファームウェアを取得し更新することを特徴とする画像形成システム。 - 前記制御部は、前記画像形成装置が直列タンデム機から単独機に変化したことを検知したとき、前記画像形成装置のファームウェアを単独機のファームウェアに書き換えることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の画像形成システム。
- 複数の画像形成装置が直列に複数台接続されたときに、直列タンデム機として動作し、
前記画像形成システム全体を制御するメイン機とするか、メイン機より指示を受けて印刷動作を行うサブ機とするかの判定を行い、
ファームウェアの更新要否の判別をし、前記判別の結果に応じてメイン機のファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする画像形成方法。 - メイン機と判定された画像形成装置では、自らのファームウェアとサブ機のファームウェアを更新することを特徴とする請求項16記載の画像形成方法。
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JP2015222410A JP2017087624A (ja) | 2015-11-12 | 2015-11-12 | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018051857A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 理想科学工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021075000A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 株式会社日立産機システム | プリンタシステムおよびプリンタシステムの制御方法 |
-
2015
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