JP2012008407A - 画像形成装置、書き換え制御方法及び書き換え制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、書き換え制御方法及び書き換え制御プログラム Download PDF

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耕治 山野辺
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Toyokazu Aoki
豊和 青木
Mitsufumi Yamamoto
光史 山本
Sumihiro Iguchi
純宏 井口
Takumi Kawamura
拓己 川村
Shugo Okamura
宗悟 岡村
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Abstract

【課題】トナーボトルに設けられたタグ上の記憶手段へのデータ書き換え回数を低減させることが可能な画像形成装置、書き換え制御方法及び書き換え制御プログラムを提供することを目的としている。
【解決手段】記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置であって、当該画像形成装置へ供給される直流電源電圧が所定値以下であるか否かを監視する電源監視手段と、前記記憶手段に記憶された前記着脱可能部材に関する情報を更新するか否かを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段は、前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置、書き換え制御方法及び書き換え制御プログラムに関する。
近年、プリンタや複写機等の画像形成装置において、装置のメンテナンス性、操作性の向上の為に、感光体及びトナーボトルなどのプロセス手段をカートリッジ化し、着脱可能な構成とする技術がある。
また最近では利用者のユーザビリティを向上するために、プロセスカートリッジに、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等のメモリを実装したタグを搭載し、感光体の寿命情報やトナーの残量情報などの参照を可能とする技術がある。
しかし、EEPROM等のメモリには書換回数に制限があるため、データ書き込みを行う頻度によって、タグのリサイクル回数が左右されるという問題があり、データ書き換え回数を低減する必要がある。
例えば特許文献1には、装置全体を制御する電源電圧レベルが所定電圧まで降下したことを検出する手段とカバーの開閉状態を検出する手段とを設け、トナーボトル交換を判断できなくなる電源遮断時と、トナーボトル交換が行われる可能性があるカバー開時のみタグ上のEEPROMへのデータ書き込みを行うことが記載されている。
上記従来の技術では、電源を監視し、所定電圧以下になる度にタグ上のEEPROMへのデータ書き込みを行う。この方法は、省エネルギー効果を得るために一定時間未使用状態が続くと一部電源を遮断する構成をとる近年の画像形成装置では、データの書き換え頻度の増加を招き、タグのリサイクル使用ができなくなる虞がある。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべくなされたものであり、タグに実装された記憶手段へのデータ書き換え回数を低減させることが可能な画像形成装置、書き換え制御方法及び書き換え制御プログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の如き構成を採用した。
本発明は、記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置であって、当該画像形成装置へ供給される直流電源電圧が所定値以下であるか否かを監視する電源監視手段と、前記記憶手段に記憶された前記着脱可能部材に関する情報を更新するか否かを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段は、前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する。
また本発明の画像形成装置において、前記判断手段は、前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記電源監視手段により前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に、所定枚数以上の印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する。
また本発明の画像形成装置は、前記着脱可能部材の着脱のために開閉される開閉部材と、前記開閉部材の開閉を検出する開閉検出手段と、を有し、前記判断手段は、前記開閉検出手段により前記開閉部材が開いたことが検出された場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する。
また本発明の画像形成装置において、前記電源監視手段は、前記開閉部材が閉じている状態における前記直流電源電圧を監視する。
本発明は、記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置による書き換え制御方法であって、前記画像形成装置へ供給される直流電源電圧が所定値以下であるか否かを監視する電源監視手順と、前記記憶手段に記憶された前記着脱可能部材に関する情報を更新するか否かを判断する判断手順と、を有し、前記判断手順は、前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する。
本発明は、記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置において実行される書き換え制御プログラムであって、前記画像形成装置に、前記画像形成装置へ供給される直流電源電圧が所定値以下であるか否かを監視する電源監視ステップと、前記記憶手段に記憶された前記着脱可能部材に関する情報を更新するか否かを判断する判断ステップと、を実行させ、前記判断ステップは、前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する。
本発明によれば、タグに設けられた記憶手段へのデータ書き換え回数を低減させることができる。
第一の実施形態の画像形成装置を説明する図である。 第一の実施形態のEEPROM内のデータの更新処理を説明するフローチャートである。 第二の実施形態のEEPROM内のデータの更新処理を説明するフローチャートである。 第三の実施形態のEEPROM内のデータの更新処理を説明するフローチャートである。
本発明では、前回のデータ更新から電源が所定電圧以下に到達するまでの間の印刷ジョブの有無により、タグに設けられた記憶手段へのデータの書き換えを行うか否かを判断する。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の画像形成装置を説明する図である。
本実施形態の画像形成装置100は、AC(Alternating Current)電源1から電源が供給されて動作する。本実施形態の画像形成装置100は、電源の供給を制御する手段として、主電源スイッチ2、インターロックスイッチ3を有する。
また本実施形態の画像形成装置100は、DC(Direct Current)電源400、エンジン制御部500、トナーボトル600、コントーラ700を有する。
DC電源400は、エンジン制御部500、トナーボトル600、コントローラ700へ供給する直流電圧を生成し、出力する。本実施形態のDC電源400は、直流電源401、直流電源402を有する。直流電源401は5Vの直流電圧を生成し、直流電源402は24Vの直流電圧を生成する。
エンジン制御部500は、CPU(Central Processing Unit)501、電源監視部502、503、直流電源504、トナーボトル電源制御部505、FROM(Flash Read Only Memory)506、SRAM(Static Random Access Memory)507、NV−RAM(Non Volatile Random Access Memory)508、I/O ASIC(Input/Output Application Specific Integrated Circuit)509を有し、画像形成装置100の有するエンジンの制御を行う。
また本実施形態のエンジン制御部500は、トナーボトル600への電源の供給も制御する。本実施形態のエンジン制御部500においてCPU501は、トナーボトル電源制御部505へON/OFF制御信号を送信する。ON/OFF制御信号とは、トナーボトル600へ供給される電源のON/OFFを制御する信号である。
エンジン制御部500において、電源監視部502、503は、例えば電源監視IC等により実現される。
トナーボトル電源制御部505は、CPU501からトナーボトル600へ供給する電源をONとするON/OFF制御信号を受けると接点が閉状態となる。そしてトナーボトル600へ5Vの電圧が電源として供給される。またトナーボトル電源制御部505は、CPU501からトナーボトル600へ供給する電源をOFFとするON/OFF制御信号を受けると接点が開状態となる。そしてトナーボトル600へ供給される電源が遮断される。
トナーボトル600は、着脱自在に画像形成装置100へ装着されており、各色のトナーボトルが含まれる。本実施形態では、トナーボトル600には、Bk(ブラック)色のトナーボトル600B、M(マゼンタ)色のトナーボトル600M、C(シアン)色のトナーボトル600C、Y(イエロー)色のトナーボトル600Yが含まれている。尚以下の本実施形態の説明において、トナーの色を特定しない場合は、トナーボトル600として説明する。
トナーボトル600B、600M、600C、600Yには、それぞれEEPROM601、602、603、604が実装されている。EEPROM601〜604には、各色のトナー残量情報等が記憶されている。EEPROM601〜604に記憶されたデータは、エンジン制御部500のCPU501とのシリアル通信により更新される。CPU501は、トナーボトル交換が可能なドア開状態及びトナーボトル交換が判断できなくなる電源遮断状態を検出した際にEEPROM601〜604に記憶されたデータを更新し、EEPROM601〜604に最新のデータを保持させる。
本実施形態のエンジン制御部500とトナーボトル600とは、例えばドロワコネクタなどを用いて接続されることが好ましい。また本実施形態のCPU501は、トナーボトル600に搭載されたEEPROM601〜604とシリアル通信にて通信を行う。
本実施形態では、トナーボトル600に5Vの電圧が供給されている状態でトナーボトル600が交換されるのを防止する。具体的には本実施形態では、ドアが開いたことを検知した場合には、必要に応じて書き込みシーケンスを行った後、CPU501からトナーボトル600へ供給する電源をOFFとするON/OFF制御信号が出力され、トナーボトル600への電源の供給が遮断される。
また、ドアが閉じたことを検知したら、CPU501からトナーボトル600へ供給する電源をONとするON/OFF制御信号を出力し、その後EEPROM601〜604の読込シーケンスを実行することが望ましい。
コントローラ700は、CPU701と直流電源702を有する。CPU701は、エンジン制御部500への電源の供給を制御する。直流電源702は、CPU701の動作電源となる電圧Vcc1を生成する。本実施形態では、電圧Vcc1がCPU701に供給されてCPUが動作すると、CPU701から直流電源401にエンジン制御用電源制御信号が送信される。エンジン制御用電源制御信号とは、エンジン制御部500への電源の供給を制御するための信号である。
また本実施形態のコントローラ700は、画像形成装置100の動作を制御するためのプログラムが格納された、図示していないメモリ装置を有していても良い。以下に説明する本実施形態の画像形成装置100の処理は、このメモリ装置に格納されたプログラムを実行することで実現される。このプログラムは、例えば可搬型の画像形成装置100による読み取りが可能な記録媒体に格納されており、画像形成装置100に読み込まれても良い。またこのプログラムは、例えば画像形成装置100がネットワーク等に接続されている場合には、ネットワークを介して画像形成装置100にダウンロードされても良い。
以下に、本実施形態の画像形成装置100の動作について説明する。始めに、画像形成装置100がユーザにより起動されたときの動作を説明する。尚画像形成装置100が起動されたときとは、ユーザにより主電源スイッチ2がオンとされ、主電源スイッチ2の接点が閉状態になったときを示す。
画像形成装置100を動作させる目的でユーザが主電源スイッチ2をオンとし、接点が閉状態になると、AC電源1から直流電源401にはAC電源が供給される。直流電源401は、AC電源を所定レベルのDC電圧(例えば5VE)に変換し、コントローラ700に供給する。尚本実施形態では、主電源スイッチ2がオンとなったときにコントローラ700へ供給される電圧の単位をVEとして示す。
5VEのDC電圧がコントローラ700に供給されると、直流電源702はCPU701の動作電源となる電圧Vcc1を生成する。電圧Vcc1がCPU701に供給され、CPUが動作すると、CPU701から直流電源401にエンジン制御用電源制御信号が送信される。尚CPU701がオンの場合、エンジン制御用電源制御信号は、ONとして直流電源401へ送信される。
直流電源401は、エンジン制御用電源制御信号のONを受信すると、エンジン制御用に使用するDC電圧(例えば24V/5V)の生成を行い、エンジン制御部500に電源供給を行う。尚直流電源401の動作としては、24VのDC電圧の生成後に、生成した24VのDC電圧から5VのDC電圧を生成しても良い。直流電源401からエンジン制御部500へ供給される電源は、電源監視部502によって監視される。
本実施形態において直流電源401から24VのDC電圧の供給が開始されたとき、インターロックスイッチ3の接点が閉状態の場合には、24VSが直流電源402及びエンジン制御部500に供給される。直流電源402に24VSが供給されると、5VSが生成されてエンジン制御部500に供給される。尚本実施形態の以下の説明では、インターロックスイッチ3の接点が閉状態の場合に直流電源402及びエンジン制御部500へ供給される電圧の単位をVSとして示す。インターロックスイッチ3の接点が閉状態の場合にエンジン制御部500へ供給される電源は、電源監視部503により監視される。
本実施形態のインターロックスイッチ3は、ユーザが開閉することができる開閉部材(図示せず)の状態に応じて、接点がON/OFFする構成となっている。本実施形態では
の開閉部材が開状態の時は、インターロックスイッチ3の接点が開状態となって24VSの電圧が遮断され、開閉部材が閉状態のときはインターロックスイッチ3の接点が閉状態となって24VSが供給される仕組みとなっている。本実施形態の開閉部材とは、例えば画像形成装置100の筐体に設けられたドア等であっても良い。
エンジン制御部500は、直流電源401より5VのDC電圧が供給されると、直流電源504によりCPU501の動作電源となる電圧Vcc2を生成し、CPU501を動作させる。CPU501が動作すると、画像形成装置100は待機状態となり、プリンタコントローラからの印刷要求や、ユーザ操作によるコピー印刷要求などの動作要求を待つ状態となる。
次に、画像形成装置100の動作が停止するときについて説明する。画像形成装置100の動作が停止するのは、ユーザにより主電源スイッチ2がオフされたとき、ユーザにより操作パネル等から電源をオフされたとき、一定時間操作がない場合に自動的に省エネルギーモードになったとき等である。
始めに、ユーザにより主電源スイッチ2がオフとされ、主電源スイッチ2の接点が開状態になったときの動作を説明する。
画像形成装置100を停止させる目的でユーザが主電源スイッチ2をオフとし、主電源スイッチ2の接点が開状態になると、直流電源401へのAC電源の供給が遮断されて24V電源の供給が停止し、24V電源の電圧が降下し始める。その後、直流電源401が5VのDC電圧を生成できない電圧レベルまで24V電源の電圧が降下すると、5V電源の電圧降下が始まる。
そして、直流電源504が電圧Vcc2を生成できない電圧レベルまで5V電源の電圧が降下すると、電圧Vcc2の電圧降下が始まる。電圧Vcc2がCPU501の最低動作電圧を下回ると、エンジン制御部500の動作が停止する。
コントローラ700についても同様に、直流電源401へのAC電源供給が遮断されるため、5VE電源の供給が停止し、5VE電源の電圧が降下し始める。その後、直流電源702電圧Vcc1を生成できない電圧レベルまで5VE電源が降下すると、電圧Vcc1の電圧降下が始まる。そして電圧Vcc1がCPU701の最低動作電圧を下回ると、コントローラ700の動作が停止する。
次に、ユーザにより操作パネルル等から電源をOFFとされたとき、一定時間操作がない場合に自動的に省エネルギーモードになったとき等の動作について説明する。
操作パネル上の電源スイッチがユーザによりOFFされた場合や、一定時間未使用状態により省エネモードに移行する場合は、CPU701はエンジン制御用電源制御信号をOFFとして直流電源401に送信する。
直流電源401がOFFのエンジン制御用電源制御信号を受信すると、24V電源の供給が停止し、24V電源の電圧が降下し始める。その後、直流電源401が5VのDC電圧を生成できない電圧レベルまで24V電源の電圧が降下すると、5V電源の電圧降下が始まる。
そして、直流電源504が電圧Vcc2を生成できない電圧レベルまで5V電源の電圧が降下する。そして電圧Vcc2がCPU501の最低動作電圧を下回ると、エンジン制御部500の動作が停止する。
このように本実施形態の画像形成装置100の動作を停止させるには、主電源スイッチ2をOFFとするか、又はCPU701からエンジン制御用電源制御信号をOFFとしてエンジン制御部500とコントローラ700への電圧の供給を遮断すれば良い。
近年の画像形成装置では、消費電力を低減して省エネルギー効果を得るために、一定時間未使用状態による省エネモード移行が多い。省エネモードに移行してCPU501へ供給される電圧が最低動作電圧以下となる度に、トナーボトル600のEEPROM601〜604のデータ更新を行うと、EEPROM601〜604の書換回数の低減は期待できない。
そこで本実施形態では、EEPROM601〜604の書換回数を低減するようにした。
図2は、第一の実施形態のEEPROM内のデータの更新処理を説明するフローチャートである。
画像形成装置100において、主電源スイッチ2が閉状態となり画像形成装置100に電源が投入されると、エンジン制御部500においてトナーボトル電源制御部505からEEPROM601〜604へ電源が供給される。CPU501は、トナーボトルのEEPROM601〜604からトナー残量等の所望の情報を読み込むシーケンスを行う(ステップS201)。
その後、画像形成装置100は待機状態となり、プリンタコントローラからの印刷要求や、ユーザ操作によるコピー印刷要求などの印刷命令の有無を判断する(S202)。ステップS202において印刷命令があれば、印刷処理を実行し(ステップS203)、印刷処理を実行したことを示すフラグ(以降、印刷ジョブフラグ)を1に設定する(ステップS204)。続いて画像形成装置100は、画像形成装置100のドアが開いているか否かを判断する(ステップS205。)本実施形態では、例えばインターロックスイッチ3の状態に基づき、ドアが開いているか否かを判断することができる。
尚ステップS202において、印刷要求がない場合もステップS205へ進む。ステップS205においてドアが閉じていた場合、後述するステップS211へ進む。
ステップS205においてドアが開いていた場合、画像処理装置100は印刷ジョフラグが1に設定されているか否かを判断する(ステップS206)。ドアが開いている場合には、ユーザによるトナーボトル交換が行われる可能性がある。また印刷ジョブフラグ=1の場合にはトナーの残流情報を最新情報に更新する必要がある。
ステップS206において印刷ジョブフラグが1に設定されていた場合、画像形成装置100は、エンジン制御部500のCPU501によりEEPROM601〜604への書込みシーケンスを行う(ステップS207)。続いてCPU501は、書込みシーケンスの終了後に印刷ジョブフラグを0に設定する(S208)。尚ステップS206において印刷ジョブフラグ=0であった場合、トナー残量情報の更新が不要であるため、ステップS209へ進む。
続いて画像形成装置100は、ドアが閉まっているか否かを判断する(ステップS209)。ステップS209においてドアが閉まっていると判断された場合、トナーボトルのEEPROM601−604からトナー残量等の所望の情報を読み込むシーケンスを行う(ステップS210)。
続いて画像形成装置100は、エンジン制御部500の電源監視部502により、監視電源である24V電源を監視し、監視電源が所定値以下まで降下したか否かを判断する(ステップS211)。所定値とは、直流電源401の出力仕様により予め決定されている。本実施形態では、所定値は、書込みシーケンス時間を確保する為に、直流電源401の出力下限値よりも小さく、可能な限り大きな電圧に設定することが望ましい。
ステップS211において監視電源が所定値以下と判断されると、画像形成装置100は印刷ジョブフラグ=1か否かを判断する(ステップS212)。ステップS211において監視電源が所定値より大きい場合は、ステップS202以降の処理へ戻る。ステップS212において印刷ジョブフラグ=1であった場合、エンジン制御部500のCPU501からトナーボトルのEEPROM601〜604への書込みシーケンスを行う(ステップS213)。続いて画像形成装置100は、印刷ジョブフラグを0に設定し(ステップS214)、処理を終了する。またステップS212において印刷ジョブフラグ=0であった場合、画像形成装置100は処理を終了する。
尚ステップS213における書込みシーケンスは、電源監視部502が監視する監視電源である24V電源が所定値を下回ってから、CPU501の動作電源である電圧Vcc2がCPU501の最低動作電源を下回るまでの間に完了するものとした。
ステップS211において監視電源が所定値以下となった場合、ユーザによる電源OFF、一定時間未使用状態が続いたことによる省エネモードへの移行、コンセント抜け等が起こったことを示す。よって、トナーボトル600の交換が行われたか否かの判断が不可能な状態となる。この状態でユーザによりトナーボトル600の交換が行われる可能性がある。
さらに印刷ジョブフラグ=1であった場合、上述の判断不可能状態に陥る前にEEPROM601〜604内のトナー残量情報を最新情報に更新する必要がある。したがってステップS213でEEPROM601〜604への書込みシーケンスを行う。
以上に説明したように、本実施形態では、前回のデータ更新時から電源監視部502により監視される監視電源が所定以下まで降下するまでの間に、印刷処理を行っていない場合には、EEPROM601〜604のデータ更新を行わない。よって本実施形態では、EEPROM601〜604の書換回数を低減できる。尚印刷処理を行っていない場合とは、例えばFAX送信処理やスキャン処理のみが実行された場合も含む。
また本実施形態では、エンジン制御部500とトナーボトル600とは、ドロワコネクタ等を用いて接続されており、図1に示す5Vの電源が供給されている。そこで本実施形態では、トナーボトル600の交換を防止する為に、ドアが開いていることを検知した場合には、CPU501は、書き込みシーケンスを行った後にトナーボトル電源制御部505へトナーボトル600への電源をOFFさせる信号を送信し、トナーボトル600の電源供給を遮断しても良い。また本実施形態では、ドアが閉まったことを検知したら、CPU501は、トナーボトル600へ電源を供給させるための信号をトナーボトル電源制御部505へ送信し、その後EEPROM601〜604の読込シーケンスを実行する形態が望ましい。
尚本実施形態では、画像形成装置100と着脱自在な部材をトナーボトル600として説明したが、これに限定されない。画像形成装置100と着脱自在な部材は、例えば図示しない感光体ユニットや現像ユニット等であっても良い。またトナーカートリッジであっても良い。着脱自在な部材が感光体ユニットや現像ユニットである場合には、これらの部材にEEPROMが実装されており、このEEPROMに各部材に関する情報が記憶されているものとした。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態では、前回のデータ更新から所定枚数以上印刷処理を行った場合のみデータの更新を行う点が第一の実施形態と相違する。以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図3は、第二の実施形態のEEPROM内のデータの更新処理を説明するフローチャートである。
図3のステップS301からステップS303までの処理は、図2のステップS201からステップS203までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS303において印刷処理が実行されると、画像形成装置100、印刷枚数をカウントする(ステップS304)。続いて画像形成装置100は、画像形成装置100のドアが開いているか否かを判断する(ステップS305。)尚印刷枚数のカウントは、エンジン制御部500のCPU501が行っても良い。
ステップS305においてドアが開いていると判断された場合、画像形成装置100は、ステップS304でカウントした印刷枚数が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS306)。
ステップS306において印刷枚数が所定値以上であった場合は、エンジン制御部500のCPU501からトナーボトルのEEPROM601〜604への書込みシーケンスを行う(ステップS307)。次に画像形成装置100は、印刷枚数のカウント値をクリアする(ステップS308)。
ステップS306において印刷枚数が所定枚数未満であった場合はステップS309へ進む。ステップS309からステップS311までの処理は、図2のステップS209からステップS211までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS311において監視電源が所定値以下と判断されると、画像形成装置100は、印刷枚数が所定枚数以上か否かを判断する(ステップS312)。ステップS312において印刷枚数が所定枚数以上であった場合、エンジン制御部500のCPU501からトナーボトルのEEPROM601〜604への書込みシーケンスを行う(ステップS313)。そして画像形成装置100は、印刷枚数のカウント値をクリアする(ステップS314)。ステップS312において印刷枚数が所定値未満であった場合は処理を終了する。
このように本実施形態では、前回のデータ更新時から監視電源が所定値以下まで降下するまでの間に所定枚数以上の印刷を行っていない場合には、EEPROM601−604のデータ更新を行わない。よって本実施形態では、第一の実施形態よりも更にEEPROMの書換回数を低減できる。また本実施形態では、所定枚数の設定値を大きな値にするほどデータ書換回数を低減させることができるが、実際のトナー残量との誤差が大きくなってしまうため、数枚程度の値に設定することが望ましい。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第三の実施形態について説明する。本発明の第三の実施形態では、インターロックスイッチ3が閉状態のときにエンジン制御部500へ供給される電源を監視する点が第一の実施形態と相違する。以下の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図4は、第三の実施形態のEEPROM内のデータの更新処理を説明するフローチャートである。
本実施形態では、電源監視部503により、インターロックスイッチ3の接点が閉状態のときに供給される電源を監視している。したがって電源が供給されているときは、常にドアは閉まっている状態であり、ドアの開閉について確認するステップが不要となる。
図4のステップS401からステップS404までの処理は、図2のステップS201からステップS204までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS404に続いて画像形成装置100は、電源監視部503により監視されている24VSの電源の電圧が所定値以下であるか否かを判断する(ステップS405)。ステップS405において電源の電圧が所定値以下である場合はステップS406へ進み、電源の電圧が所定値より大きい場合はステップS402へ戻る。
ステップS406からステップS408は、図2のステップS212からステップS214と同様であるから説明を省略する。
以上に説明したように、本実施形態では第一の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 画像形成装置
400 DC電源
500 エンジン制御部
501、701 CPU
502、503 電源監視部
505 トナーボトル電源制御部
600 トナーボトル
601、602、603、60 EEPROM
700 コントローラ
特開平11−175411号公報

Claims (6)

  1. 記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置であって、
    当該画像形成装置へ供給される直流電源電圧が所定値以下であるか否かを監視する電源監視手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記着脱可能部材に関する情報を更新するか否かを判断する判断手段と、を有し、
    前記判断手段は、
    前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する画像形成装置。
  2. 前記判断手段は、
    前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記電源監視手段により前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に、所定枚数以上の印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記着脱可能部材の着脱のために開閉される開閉部材と、
    前記開閉部材の開閉を検出する開閉検出手段と、を有し、
    前記判断手段は、
    前記開閉検出手段により前記開閉部材が開いたことが検出された場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記電源監視手段は、前記開閉部材が閉じている状態における前記直流電源電圧を監視する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置による書き換え制御方法であって、
    前記画像形成装置へ供給される直流電源電圧が所定値以下であるか否かを監視する電源監視手順と、
    前記記憶手段に記憶された前記着脱可能部材に関する情報を更新するか否かを判断する判断手順と、を有し、
    前記判断手順は、
    前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する書き換え制御方法。
  6. 記憶手段を有する着脱可能部材が搭載された画像形成装置において実行される書き換え制御プログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    前記画像形成装置へ供給される直流電源電圧が所定値以下であるか否かを監視する電源監視ステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記着脱可能部材に関する情報を更新するか否かを判断する判断ステップと、を実行させ、
    前記判断ステップは、
    前回の前記着脱可能部材に関する情報の更新から前記直流電源電圧が所定値以下となるまでの間に印刷処理を行った場合に、前記着脱可能部材に関する情報を更新すると判断する書き換え制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016130764A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 キヤノン株式会社 画像形成装置、異常検知方法

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