JP4590292B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、着脱可能なオプションの搬送ユニットを備える画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機または複合機などの画像形成装置には、給紙や排紙の自由度を高めるためにオプションの搬送ユニット(例:給紙ユニットや排紙ユニットなど)が提供される場合がある(特許文献1、2)。
また、搬送ユニットを高機能化するために、当該搬送ユニットに、制御プログラムを記憶した記憶装置とCPUなどを搭載することもある。一般に、画像形成装置には、画像処理を実行するためのプリンタコントローラと、画像形成エンジンを制御するエンジン制御部とが備えられており、オプションの搬送ユニットに搭載されるCPUは、このエンジン制御部から制御信号を受信し、当該搬送ユニットを駆動させる。
オプションの搬送ユニットの制御プログラムは、通常、書き換えが可能となっている。制御プログラムを書き換えるには、エンジン制御部が、新規の制御プログラムを搬送ユニット内のCPUに転送し、このCPUにより記憶装置に当該制御プログラムを書き込ませることができる(特許文献3)。
特開2000−159390号公報 特開2002−72754号公報 特開2004−114494号公報
しかしながら、上述の画像形成装置では、オプションの搬送ユニットに記憶されている制御プログラムが正常性を欠く場合、種々の問題が発生する。例えば、エンジン本体の電源がONの状態で、正常性を書くプログラムが書き込まれたオプションの搬送ユニットが画像形成装置に装着されると、エンジン本体は、当該プログラムが正常か異常かに関わらず、当該搬送ユニットを利用して印字動作を実行してしまうおそれがある。その結果、記録材のジャムなどが発生し、記録材、トナーまたはインクなどの消耗品が無駄となってしまう。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題の少なくとも1つを解決することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明は、記録材を搬送する搬送ユニットが着脱可能な画像形成装置であって、画像を形成する画像形成部と、前記搬送ユニットが前記画像形成装置に装着されていることを検出するための検出部と、前記検出部により前記搬送ユニットが装着されていると検知されると、前記搬送ユニットの記憶装置に記憶された制御プログラムが正常に動作するか否かを判定する判定部と、前記画像形成部による画像形成の実行中に、前記検知部により前記搬送ユニットが装着されたことが検知され、前記判定部により前記搬送ユニットの記憶装置に記憶された制御プログラムが正常に動作しないと判定されると、装着された前記搬送ユニットへの記録材の搬送を禁止して、前記画像形成部による画像形成を継続する制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、オプションの搬送ユニットに係る制御プログラムが正常性を欠く場合、少なくともオプションの搬送ユニットを利用しないように制御するので、紙ジャムなどの不具合の発生を低減することができる。
以下では、オプションの搬送ユニットに係る制御プログラムが正常性を欠く場合、少なくともオプションの搬送ユニットを利用しないように制御する画像形成装置およびその制御方法について、具体例を用いて説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、着脱可能なオプションの搬送ユニットに、当該搬送ユニットに関する制御プログラムを記憶する記憶装置が搭載されているものとする。当該プログラムは、他の制御プログラムに書き換え可能である。そして、当該搬送ユニットが画像形成装置に装着されると、当該搬送ユニットの記憶装置に、正常に動作する制御プログラムが記憶されているかどうかを判定し、記憶されていなければ、少なくとも当該搬送ユニットを利用する画像形成処理を禁止する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。101は、静電潜像を形成するための感光体ドラムである。102は、感光体ドラム101を一様に帯電するための帯電ローラである。105は、帯電された感光ドラム101上をレーザビーム106により走査することで静電潜像を形成するための光学ユニットである。103は、感光体ドラム101上の静電潜像をトナーにて現像するための現像器である。104は、感光体ドラム101上のトナー像を所定の用紙に転写する転写ローラである。107は、用紙上にトナーを加熱定着させる定着器である。
108は、用紙などの記録材を積載する標準カセットである。109は、標準カセット108から用紙をピックアップする給紙ローラである。標準カセット108および給紙ローラ109などは、通常の給紙ユニットの1つである。すなわち、オプションの搬送ユニットではない。
110は、手差しトレイである。111は、手差し給紙ローラである。手差しトレイ110および手差し給紙ローラ111は、通常の給紙ユニットの1つである。すなわち、オプションの搬送ユニットではない。
112は、用紙を排紙トレイ130へ排出するための排出ローラである。排紙トレイ130およびに排出ローラ112は、通常の排紙ユニットの1つである。すなわち、オプションの搬送ユニットではない。
113は、用紙と感光体ドラム101上のトナー像との同期をとるために用紙の先端を検知するレジストセンサ(TOPセンサとも呼ぶ)である。114は、用紙が正常に定着器107を通過したか否かを確認するための排紙センサである。115は、標準カセット108に用紙が存在するか否かを検出するためのセンサである。116は、手差しトレイ100に用紙が存在するか否かをを検出するためのセンサである。131は、用紙と感光体ドラム101上のトナー像との同期をとるためのレジストローラである。132、133は搬送ローラである。134は、オプションの排紙ユニット117が装着されているか、または取り外されているかを検知するためのオプションユニット検知センサである。以上の各部は、プリンタの画像形成部である画像形成エンジンを構成している。
117は、画像形成装置100に対して着脱可能な、オプションの搬送(排紙)ユニットである。118は、オプションの排紙ユニット117に含まれる排紙トレイである。119は、オプションの排紙ユニット117内の用紙を搬送するための用紙搬送ローラである。
121は、排紙フラッパ122用のソレノイドである。ソレノイド121は、オプションの排紙ユニット117に搭載されるCPU(中央演算処理装置)により制御される。排紙フラッパ122によって、エンジン本体の排紙トレイ130に排紙するか、またはオプションの排紙ユニット117に設けられた排紙トレイ118に排紙するかを切換えることができる。
図2は、実施形態に係る制御部の一例を示すブロック図である。201は、画像形成装置100に画像形成ジョブを送信したり、新規の制御プログラムを送信したりするホストコンピュータである。202は、主にビットマップ展開などの画像処理を実行するプリンタコントローラである。ホストコンピュータ201と、プリンタコントローラ202との間は、例えば、無線LANなどの通信回線によって接続される。
203は、上述の画像形成エンジンを制御するエンジン制御部である。205は、プリンタコントローラ202と通信するためのコントローラ通信制御部である。206は、CPU207と通信するためのオプションユニット通信制御部である。207は、オプションの排紙ユニット117に内蔵されるCPU(中央演算処理装置)である。208は、CPU207により実行される制御プログラム204を記憶するための書き換え可能な記憶装置(以下、フラッシュメモリと称す。)である。なお、上述のオプションユニット検知センサ134は、エンジン制御部203に接続されている。
図3は、第1の実施形態に係る画像形成装置の制御方法の例示的なフローチャートである。なお、このフローチャートに係る制御方法は、エンジン制御部203により実行されるものとする。
ステップS301において、エンジン制御部203は、オプションの排紙ユニット117が画像形成装置100に装着されているか、または取り外されているかを判定する。この判定は、オプションユニット検知センサ134の検知出力に基づいて実行される。オプションの排紙ユニット117が装着されていると判定された場合は、ステップS302に進む。一方、取り外されている(すなわち、未装着)と判定された場合は、本処理を終了する。
ステップS302において、エンジン制御部203は、正常に動作する制御プログラムがフラッシュメモリ208に記憶されているか否かを判定する。例えば、制御プログラム204がフラッシュメモリ208に正常に書き込まれてない場合、制御プログラム204が他の機種を対象としたものであった場合、または、制御プログラム204がエンジン制御部203によって制御不可能な場合に、エンジン制御部203は、正常に動作する制御プログラムが記憶されていないと判定する。
正常に動作する制御プログラムが記憶されていれば、オプションの搬送ユニットに関するメインのルーチンに戻る。なお、この際に、エンジン制御部203は、画像形成を許可するよう画像形成エンジンなどを制御してもよい。
一方、正常に動作する制御プログラムが記憶されていなければ、ステップS303に進み、エンジン制御部203は、少なくとも排紙ユニット117を利用する画像形成処理を禁止するよう画像形成エンジンなどを制御する。もちろん、排紙ユニット117だけでなく、他の排紙ユニットや給紙ユニットを用いる画像形成処理についても禁止してもよい。もし、全ての画像形成処理の実行を禁止すれば、排紙ユニット117に問題が生じていることを、操作者に対して、非常にわかり易く知らせることができるだろう。もちろん、他の排紙ユニットや給紙ユニットを用いる画像形成処理については実行するように制御してもよい。
次に、S302、およびS303についての一例を、より詳細に説明する。なお、すでに説明した個所については、同一の参照符号を付すことで説明を簡略化する。
図4は、画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである。なお、既に説明した個所については、同一の参照符号を付すことにより説明を簡略化する。
ステップS301においてオプションの搬送ユニットが検出されると、ステップS402に進み、エンジン制御部203は、オプションの排紙ユニット117のフラッシュメモリ208に制御プログラム204が正しく書き込まれているかどうかを判定する。例えば、エンジン制御部203は、オプションユニット通信制御部206およびオプションの排紙ユニット117に内蔵されるCPU207を介して、フラッシュメモリ208に書き込まれているプログラムの一部を読み出し、読み出したプログラムの一部とエンジン制御部203で別に記憶しているデータとを照合することで、この判定処理を実行することができる。あるいは、オプションの排紙ユニット117がエンジン本体に接続されると、CPU207は、制御プログラム204がフラッシュメモリ208に正常に書き込まれているかどうかを検査し、その検査結果をエンジン制御部203へと送信してもよい。エンジン制御部203は、受信した検査結果に応じて、正常に動作する制御プログラム204がフラッシュメモリ208に記憶されているかを判定することができる。もちろんこれは、一例に過ぎず、正常に動作する制御プログラムがフラッシュメモリ208に記憶されているか否かを判定できる方法であれば、いかなる判定方法が採用されてもよい。
フラッシュメモリ208に書き込まれている制御プログラム204が正しく書き込まれていると判定される、ステップS403に進み、エンジン制御部203は、フラッシュメモリ208に書き込まれている制御プログラム204が、エンジン制御部203から正常に制御可能なプログラムであるかどうかを判定する。例えば、ステップS402と同様に、エンジン制御部203が、制御プログラムの一部(例えば、バージョン番号や、対応するエンジン本体の機種コードなど)を読み出し、読み出したデータと、比較対象データとを照合することで、この判定処理を実行することができる。なお、エンジン制御部203は、比較対象データを記憶した記憶装置(ROMなど)を備えているものとする。
正常に動作するように制御プログラム204が記憶されていれば、ステップS404に進み、エンジン制御部203は、プリンタコントローラ202に対して画像形成が可能であることを通知する。これにより、画像形成処理の実行がプリンタコントローラ202に対して許可される。
一方、制御プログラムが正常性を欠く場合(ステップS402において、制御プログラム204が正常に書き込まれていないと判定された場合、または、ステップS403において、エンジン制御部203から正常に制御できないバージョンの制御プログラムがフラッシュメモリ208に書き込まれていると判定された場合)は、ステップS405に進む。
ステップS405において、エンジン制御部203は、プリンタコントローラ202に対して、画像形成が不可能であることを通知する。これによって、エンジン制御部203から正常に制御することが不可能なオプションの排紙ユニット117を利用した画像形成処理を好適に禁止できる。例えば、正常に動作しない排紙ユニット117へと用紙が搬送されることで発生するジャムなどの不具合を未然に防ぐことができる。
次に、ステップS406に進み、エンジン制御部203は、プリンタコントローラ202に対して、制御プログラム204の書き換え要求(更新要求)を送信する。プリンタコントローラ202は、この書き換え要求を受信すると、フラッシュメモリ208の制御プログラム204を書き換える。例えば、プリンタコントローラ202は、排紙ユニット117用の制御プログラムをプリンタコントローラ202に送信するように促すためのメッセージをホストコンピュータ201に送信する。ホストコンピュータ201は、当該メッセージをディスプレイ等に表示する。プリンタコントローラ202は、制御プログラムをホストコンピュータ201から受信すると、エンジン制御部203に当該制御プログラムを転送する。エンジン制御部203は、プリンタコントローラ202から転送された制御プログラムを、オプションの排紙ユニット117のCPU207に転送する。CPU207は、受信した制御プログラムをフラッシュメモリ208に書き込む。このようにして、オプションの排紙ユニット117の制御プログラムを書き換えることができる。
ステップS407において、エンジン制御部203は、フラッシュメモリ208に対する制御プログラムの書き換えが完了したか否かを判定する。完了した場合は、ステップS301またはステップS402へと戻り、新規の制御プログラム204に関して、ステップS402およびステップS403の判定を実行する。もし、新規の制御プログラム204が正常動作するようにフラッシュメモリ208に記憶されていれば、排紙ユニット117を用いた画像形成処理を実行することができる。一方、新規の制御プログラム204にも異常があれば、少なくとも排紙ユニット117を用いた画像形成処理が禁止される。
一方、書き換えが完了していなければ、ステップS408に進み、エンジン制御部203は、オプションの排紙ユニット117がエンジン本体から取り外されたかどうかを、オプションユニット検知センサ134を用いて判定する。オプションの排紙ユニット117が取り外されたと判定された場合、ステップS404に遷移し、エンジン制御部203は、画像形成が可能であることを示す通知をプリンタコントローラ202へ送信する。これにより、画像形成処理の禁止が解除される。すなわち、正常に動作する制御プログラムがフラッシュメモリ208に書き込まれていないオプションの排紙ユニット117が画像形成装置100に装着されたときは、画像形成処理を好適に禁止できる。さらに、このオプションの排紙ユニット117が取り外されたときは、通常の搬送ユニットを使用する画像形成処理が許可される。
以上説明したように、本実施形態によれば、オプションの搬送ユニット(排紙ユニット117など)に係る制御プログラム204が正常性を欠く場合、少なくともオプションの搬送ユニットを利用する画像形成処理を禁止する。これによって、制御プログラム204の異常に伴うジャムなどの発生を好適に抑制できる。その結果、用紙などの記録材、およびインクやトナーなどの現像材の浪費を低減できる。
また、本実施形態の画像形成装置100によれば、制御プログラム204をアップグレード可能で、かつ、着脱可能なオプションの搬送ユニットが画像形成装置100に装着されると、エンジン制御部203が、制御プログラムが正しく書き込まれているか否かを判定したり、エンジン制御部203から正常に制御できるバージョンの制御プログラムが書き込まれているか否かを判定したりすることで、ジャムなどの不具合を未然に防ぐことが可能となる。これにより、消耗品の浪費が抑制されよう。
また、エンジン制御部203は、画像形成処理を禁止している場合に、オプションの排紙ユニット117が取り外されたことが、検知センサ134により検知されると、画像形成処理の禁止を解除する。すなわち、不具合の原因が取り除かれた場合には、即座に、通常の搬送ユニットを利用した画像形成処理を実行可能としている。これは、制御プログラムをすぐに書き換えられない場合の臨時的な措置として非常に有効であろう。
さらに、エンジン制御部203は、正常に動作する制御プログラム204がフラッシュメモリ208に記憶されていない場合、当該制御プログラムの書き換え要求をホストコンピュータ201等に出力することで、操作者等に制御プログラムの書き換えを促すことができる。
さらに、エンジン制御部203は、CPU207を通じて、フラッシュメモリ208に新規の制御プログラムを書き込むことで、制御プログラムの不具合を解消できる。とりわけ、エンジン制御部203は、新たに書き込まれた制御プログラムについて、正常に動作するとかどうかの判定を再度実行し、正常に動作するものであれば、画像形成処理の禁止を直ちに解除する。これにより、制御プログラム204に不具合にある間は、好適に排紙ユニット117が利用されることを禁止できる。また、不具合が解消した後は、排紙ユニット117の利用禁止を好適に解除することができる。
なお、制御プログラムに関する正常性の検査は、エンジン制御部203が直接実行してもよいが、CPU207において実行してもよい。この場合、エンジン制御部203は、排紙ユニット117に搭載されたCPU207から受信した検査結果に応じて、正常に動作する制御プログラムがフラッシュメモリ208に記憶されているかを判定することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、制御プログラム204に異常があれば、画像形成装置100による画像形成処理を全て禁止してしまうものであった。しかしながら、上述した通常の搬送ユニット(排紙トレイ130など)については、制御プログラム204の不具合の影響を受けることなく使用できる。
そこで、第2の実施形態では、制御プログラム204の不具合の影響を受けるオプションの搬送ユニットを利用する画像形成処理については実行を禁止し、一方で、制御プログラム204の不具合の影響を受けない(通常または他のオプションの)搬送ユニットを利用する画像形成処理については実行を許可することにする。
図5は、第2の実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである。なお、既に説明した個所については、同一の参照符号を付すことにより説明を簡略化する。
図4のフローチャートと比較すると、ステップS405がS505に置換され、また、ステップS404がS504に置換されていることを理解できよう。また、ステップS408が省略されている。本実施形態では、オプションの排紙ユニット117を取り外さなくても、他の排紙ユニットを利用した画像形成処理については実行可能だからである。
すなわち、オプションの排紙ユニット117の制御プログラム204に問題がなければ(S302、S402、S403)、ステップS504において、エンジン制御部203は、プリンタコントローラ202に対して、オプションの排紙ユニット117を利用する画像形成処理が実行可能であることを表す通知を送信する。
一方で、制御プログラム204に問題があれば(S302、S402、S403)、ステップS505に進み、エンジン制御部203は、プリンタコントローラ202に対して、オプションの排紙ユニット117を利用した画像形成処理が実行不可能であることを表す通知を送信する。なお、この通知は、オプションの排紙ユニット117を利用しない画像形成処理が実行可能であることを表す通知であってもよい。
プリンタコントローラ202は、エンジン制御部203から受信した通知の内容にしたがって画像形成処理を実行する。すなわち、本実施形態では、オプションの排紙ユニット117を利用する画像形成処理については実行を禁止し、他の排紙ユニット(排紙トレイ130など)を利用する画像形成処理については実行を許可する。
以上説明したように第2の実施形態によれば、制御プログラム204の不具合の影響を受けるオプションの搬送ユニットを利用する画像形成処理については実行を禁止するが、制御プログラム204の不具合の影響を受けない(通常または他のオプションの)搬送ユニットを利用する画像形成処理については実行を許可する。これにより、制御プログラム204を書き換えたり、排紙ユニット117を外したりしなくても、画像形成装置100を有効に利用できるといった効果が奏される。
もちろん、第1の実施形態で説明した効果も同様に奏されることはいうまでもない。例えば、上述したように、正常に制御不可能なオプションの排紙ユニット117へと用紙を搬送することで発生しうるジャムなどの不具合を未然に防ぐことができる。
なお、ステップS505以降は、S301へと戻ってもよいし、または上述したステップS406ないしS407を実行してもよい。後者の場合は、ステップS406ないしS407と並行して、排紙ユニット117以外の排紙ユニットを用いた画像形成処理を実行できることはいうまでもない。すなわち、制御プログラム204の更新中または更新前であっても、他の排紙ユニットを用いた画像形成処理を実行できる。
[第3の実施形態]
上述した実施形態では、基本的に、画像形成処理が実行されていないときに、オプションの搬送ユニットが装着されることを前提としていた。しかしながら、連続的な画像形成処理を実行している最中にオプションの搬送ユニットが装着される事態も現実には発生しうる。
この場合、上述の実施形態(特に第1の実施形態)をそのまま適用してしまうと、画像形成処理が途中で停止してしまうことになる。停止してしまえば、搬送経路に画像形成中の用紙が取り残されてしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、継続中の画像形成処理が完了した後で、少なくとも、問題のあるオプションの搬送ユニットを利用した画像形成処理については好適に禁止することにする。
図6は、第3の実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである。なお、既に説明した個所については、同一の参照符号を付すことにより説明を簡略化する。図6から明らかなように、本実施形態では、ステップS302(S402、S403)と、ステップS303(S405またはS505)との間にステップS601を新たに追加している。
ステップS302(S402、S403)において、画像形成処理中に新たに搭載された排紙ユニット117に関して不具合が検出されると、ステップS601に進み、エンジン制御部203は、画像形成装置100が画像形成処理中であるか否かを判定する。画像形成処理中であれば、当該画像形成処理が完了するまで待機する。画像形成処理が完了すると、上述したステップS405(またはS505)以降の処理を実行する。なお、ここでいう画像形成処理とは、一連の画像形成処理に係る全ての用紙の排紙処理であってもよいし、搬送経路に滞在している用紙の排紙処理であってもよい。なお、画像形成処理が実行中でない場合であっても、搬送経路内に排紙中の用紙が残っていれば、当該用紙が完全に排紙されるまで、待機することはいうまでない。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像形成処理中に、正常性を欠く制御プログラム204を有しているオプションの排紙ユニット117が装着されたとしても、即座に画像形成処理が中止されることはない。すなわち、搬送中の用紙が完全に排紙されるまで待ってから、少なくとも排紙ユニット117を利用する画像形成処理が禁止される。よって、搬送経路内に用紙が取り残されてしまうといった不具合を未然に防ぐことができる。なお、本実施形態は、上述した実施形態に係る効果についても同様に奏することはいうまでもない。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、オプションの搬送ユニットの一例として排紙ユニット117を採用したが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、オプションの給紙ユニットや、オプションの両面搬送ユニットであっても、制御プログラムを記憶するための書き換え可能な記憶装置とCPU等の制御回路とを有していれば、本発明を適用できることはいうまでもない。
また、上述の実施形態では、制御プログラム204が正常に書き込まれているか否かの判定(S402)と、制御プログラム204がエンジン制御部203から正常に制御できるバージョンであるか否かの判定(S403)とを採用する例を説明した。しかしながら、何れか一方の判定を省略してもよい。例えば、制御プログラム204が、そのバージョンに依らず、エンジン制御部203から正常に制御できるものであることが予めわかっている場合には、後者の判定(S403)を省略することができる。また、正常に動作する制御プログラムがフラッシュメモリ208に記憶されているか否かを判定できる判定方法であれば、本発明に採用できることはいうまでもない。
さらに、本実施形態に係る発明は、プリンタ、複写機および複合機などいずれの画像形成装置にも採用できることはいうまでもない。
また、上述実施形態は、電子写真方式の画像形成装置100に本発明を適用したものであった。しかしながら、本発明は、画像形成の方式に左右されることはない。すなわち、本発明は、着脱可能なオプションの搬送ユニット使用する画像形成装置であれば、インクジェット方式だけでなく他の方式を採用する画像形成装置にも適用可能である。
なお、上述実施形態においては、本発明に係る種々の構成について説明したが、いずれの構成も矛盾することなく適宜組み合わせることができることはいうまでもない。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 実施形態に係る制御部の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御方法の例示的なフローチャートである。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである。 第3の実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示す例示的なフローチャートである
符号の説明
201‥‥ホストコンピュータ
202‥‥プリンタコントローラ
203‥‥エンジン制御部
204‥‥オプションの排紙ユニット
205‥‥コントローラ通信制御部
206‥‥オプションユニット通信制御部

Claims (3)

  1. 記録材を搬送する搬送ユニットが着脱可能な画像形成装置であって、
    画像を形成する画像形成部と、
    前記搬送ユニットが前記画像形成装置に装着されていることを検出するための検出部と、
    前記検出部により前記搬送ユニットが装着されていると検知されると、前記搬送ユニットの記憶装置に記憶された制御プログラムが正常に動作するか否かを判定する判定部と、
    前記画像形成部による画像形成の実行中に、前記検知部により前記搬送ユニットが装着されたことが検知され、前記判定部により前記搬送ユニットの記憶装置に記憶された制御プログラムが正常に動作しないと判定されると、装着された前記搬送ユニットへの記録材の搬送を禁止して、前記画像形成部による画像形成を継続する制御部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、装着された前記搬送ユニットの記憶装置に記憶された制御プログラムが正常に動作しないと判定されると前記画像形成部による画像画形成が終了した後に前記制御プログラムの書き換え要求を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判定部は、前記制御プログラムが前記記憶装置に正常に書き込まれてない場合、または、前記制御プログラムが前記制御部によって制御不可能な場合に、制御プログラムが正常に動作するものではないと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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