JP2005266599A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はインターネット等のネットワークに接続された画像形成装置に関し、特に画像形成装置の故障を予め予測し、サービスの実施時期や、サービススケジュールを設定することにより、装置の状態に対応した迅速なメンテナンスを行うことを可能とする画像形成装置を提供するものである。
【解決手段】 本発明は高圧ユニット36に対してプリンタコントローラ部32から制御信号を送り、帯電器の高圧設定を汚れが表れやすい電圧に設定し、トラブルが発生する前に帯電器の汚れ状態を確認する。そして、近い将来画像不良等の問題が発生すると判断する時サービスコールを行い、予めメンテナンスを施す。また、画像形成装置をインターネット等のネットワーク回線に接続し、該ネットワーク回線を介してサーバに情報を送り、サーバによって不良発生の可能性を判断させ、必要がある場合予め画像形成装置のメンテナンスを実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明はプリンタ装置等の画像形成装置であり、特にインターネット等のネットワークに接続された装置も含む画像形成装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの普及によってプリンタ装置等の周辺機器も広く利用され、特に静電記録方式のカラープリンタ(画像形成装置)は性能も向上し、使用環境に応じた画像形成プロセスの条件変更を制御するプリンタ装置も種々提案されている。
例えば、特許文献1は転写不良による異常画像の発生を防止する画像形成装置の発明であり、トナー量検出手段の検出結果に応じて帯電手段、露光手段、現像手段、及び転写手段を制御する濃度制御手段を有し、画像濃度をハイライト、ミドル、シャドウ部の全領域において一定に制御する発明である。
また、今日インターネットを始めとするネットワークが進歩し、プリンタ装置を管理サーバに接続し、該管理サーバ上で装置を常時監視するシステムも提案されている。
特開2003−76078号公報(段落番号0011〜0026、図1〜図4)
しかしながら、上記従来の方式では装置自体で各手段の最適調整を行うが、調整には限界があり、最終的にはサービスマンコールが必要になる。通常、サービスマンを呼ぶタイミングは、装置故障が発生し、装置が正常に機能しなくなった時点である。この場合、サービスマンは、例えばサービスセンタで通知を受けてから装置の設置場合に出向くことになり、装置の修理が完了するまで長時間を要する。また、サービスセンタにしても、複数の顧客を相手にしており、連絡を受けても直ちに対応できない場合もある。
一方、ネットワークを利用する場合、装置の異常を検出するタイミングは実際に装置に異常が発生した時である。この場合、上記方式に比べ装置故障が自動的に通知されるので、サービスセンタには直ちに異常が通知されるが、予め故障を予測するものではないので、上記方式に比べてそれ程早いメンテナンスには結びつかない。
そこで、本発明は装置の故障を予め予測し、サービスの実施時期や、サービススケジュールを設定することにより、装置の状態に対応した迅速なメンテナンスを行うことを可能とする画像形成装置を提供するものである。
上記課題は本発明によれば、像担持体表面を帯電手段により帯電し、該帯電された前記像担持体表面に露光手段により画像情報に対応した露光を行い静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段によりトナー現像してトナー像を形成し、内側に前記像担持体と対応させて転写部を構成すべく転写手段を配設して循環移動するベルト体に前記トナー像を直接転写した後、用紙に前記トナー像を一括転写し、その後用紙に転写されたトナー像を定着器により定着する画像形成装置において、前記各手段のうち所定の手段の制御条件を画像形成が適正状態ではない場合の制御条件に一時的に設定変更する制御変更手段と、該制御変更手段により変更された条件に従って前記帯電、露光、現像を行い、前記像担持体表面にトナー像を形成し、その後該トナー像を前記ベルト体上に転写し、該ベルト体上に転写されたトナー像を検出手段により検出する画像形成装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、制御変更手段によって変更された条件に従って印刷条件が変更され、この条件は適正状態ではない場合の制御条件であり、通常より悪い状態に変更された条件に従ってトナー像の検出が行われ、この検出結果に基づいて装置の故障を予め予測し、必要に応じてサービスの実施時期やメンテナンススケジュールを設定することができる。
例えば、装置自体に上記検出結果に基づいて、前記所定の手段のメンテナンス時期を判断する判断手段を備える構成とすることによって、装置自体でユーザに報知を行い、サービスコールを早期に行い、故障を予測して迅速なサービスを受けることができる。
また、例えばプリンタ装置等の画像形成装置をインターネット等のネットワークに接続し、ネットワーク上の管理サーバに上記検出結果を送信し、管理サーバ側で当該検出結果に基づくメンテナンス時期や、サービスコールの必要性を判断させ、ネットワークを使用した迅速なメンテナンスサービスを実現することができる。
この場合、サーバはメンテナンス指示をインターネットを利用してサービスセンタに通知し、サービスマンの派遣を行ってもよく、また判断結果を画像形成装置に直接通知し、装置に警告を行う構成としてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態を説明する画像形成装置として、タンデム方式のプリンタ装置の全体構成を説明する図である。同図において、プリンタ装置1は画像形成部2、両面印刷用搬送ユニット3、及び給紙部4で構成されている。ここで、画像形成部2は4個の画像形成ユニット2−1〜2−4を並設した構成であり、同図の紙面右側から左側に向かってマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に配設されている。また、この中のマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の画像形成ユニット2−1〜2−3は減法混色によりカラー印刷を行う構成であり、ブラック(K)の画像形成ユニット2−4はモノクロ印刷に使用する。
ここで、上記各画像形成ユニット2−1〜2−4はそれぞれドラムセットC1とトナーセットC2で構成され、現像容器に収納された現像剤(の色)を除き同じ構成である。したがって、例えばイエロー(Y)用の画像形成ユニット2−3を例にして構成を説明する。ドラムセットC1には感光体ドラム9、帯電器9a、印字ヘッド9b、クリーナ9cが収納され、トナーセットC2には現像ロールやトナーが収納されている。感光体ドラム9は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成され、感光体ドラム9の周面近傍には、上記帯電器9a、印字ヘッド9b、現像ロール、転写器、クリーナ9cが順次配設されている。
感光体ドラム9は矢印方向に回動し、先ず帯電器9aからの電荷付与により、感光体ドラム9の周面を一様に帯電する。そして、印字ヘッド9bからの印字情報に基づく光書き込みにより、感光体ドラム9の周面に静電潜像を形成し、現像ロールによる現像処理によりトナー像を形成する。この時、感光体ドラム9の周面に形成されるトナー像は、現像容器に収納したイエロー(Y)色のトナーによる。このようにして感光体ドラム9の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム9の矢印方向の回動に伴って転写器の位置に達し、感光体ドラム9の直下を矢印方向に移動する用紙に転写される。
一方、用紙の搬送は、前述の給紙部4を構成する給紙コロ13、給紙カセット14、給紙待機ロール15、搬送ベルト19、駆動ロール20等で構成され、給紙コロ13の回動によって給紙カセット14から搬出された用紙は、待機ロール15の位置まで送られ、更にトナー像に一致するタイミングで搬送ベルト19上に送られ、転写器に達する。そして、転写器においてトナー像が転写され、トナー像が転写された用紙は搬送ベルト19の移動に従って、搬送ベルト19上を矢印方向に移動し、定着器22において熱定着処理が施される。
また、用紙の上面には、上記イエロー(Y)のトナー像のみならず、他の色のドラムセットC1及びトナーセットC2によって転写されたマゼンダ(M)や、シアン(C)のトナー像も転写され、前述の減法混色に従ったカラー印刷が行われる。
尚、上述の用紙は給紙カセット14から搬出される用紙のみならず、MPFトレイ17から供給される用紙も含まれ、この場合には用紙は給紙コロ18によって搬入され、前述の経路に従って印刷処理が行われる。また、29は本例で使用する濃度センサであり、搬送ベルト19の周面に形成された後述するパッチ印刷(濃度調整チャート、及びプロセスチェックチャート)の濃度を検出する。
また、上記熱定着器22はフューザーローラ22a、バックアップローラ22b、及びオイル塗布ロール22cで構成され、用紙が上述のフューザーローラ22aとバックアップローラ22b間を挟持搬送される間、用紙に転写された複数色のトナー像は溶融して用紙に定着する。
一方、両面印刷用搬送ユニット3は装置本体に対して着脱自在に構成され、本例のプリンタ装置1によって両面印刷を行う際装着するユニットであり、内部に複数の搬送ロール28a〜28eが配設されている。両面印刷の場合、切換板24によって一旦上方に用紙が送られ、例えば用紙の後端が搬送ロール28に達した時、用紙の搬送を停止し、更に用紙を逆方向に搬送する。この制御によって、用紙は例えば点線で示す位置にある切換板24の左側を下方に搬送され、両面印刷用搬送ユニット3の用紙搬送路に搬入され、搬送ロール28a〜28eによって用紙が送られ、待機ロール15に達し、前述と同様トナー像と一致するタイミングで転写器に送られ、トナー像が用紙の裏面に転写される。
図2は上記外観構成のプリンタ装置の制御回路図である。同図において、プリンタ装置はインターフェイス(I/F)30、ヘッドコントローラ部31、プリンタコントローラ部32で構成され、プリンタコントローラ部32には更にEEPROM33、ROM34、操作パネル35が接続されている。プリンタコントローラ部32はROM34に記憶されたプログラムに従って処理を行い、操作パネル35からオペレータの操作信号が入力する。また、プリンタコントローラ部32は高圧ユニット36に対して制御信号を送り、例えば現像バイアス電源や帯電電圧の電源として使用される。 また、ヘッドコントローラ部32には温湿度(温度/湿度)センサ37、及び濃度センサ38が接続され、濃度情報等がプリンタコントローラ部32に供給される。
一方、ヘッドコントローラ部31にはヘッドM〜Kが接続されている。ここで、ヘッドMは前述の画像形成ユニット2−1に配設された印字ヘッドであり、ヘッドCは画像形成ユニット2−2に配設された印字ヘッドであり、ヘッドYは画像形成ユニット2−3に配設された印字ヘッドであり、ヘッドKは画像形成ユニット2−4に配設された印字ヘッドである。
不図示のホスト機器から供給された印刷データは、例えばRGB信号であり、上記インターフェイス(I/F)30によって、カラーマッチング処理、及びCMYKへの色変換処理を行い、2値化又は多値化処理を行う。そして、上記データはヘッドコントローラ部31を介して各ヘッド(印字ヘッド)M〜Kに出力される。
図3は上記構成において、前述の搬送ベルト19及び濃度センサ29の配設位置を説明する図である。搬送ベルト19は前述の駆動ロール20によって矢印方向に回動し、上記印字ヘッドの駆動によりパッチ印刷40が施される。そして、このパッチ印刷40は搬送ベルト19の矢印方向への移動によって濃度センサ29の配設位置に達し、パッチ印刷40の濃度検出が行われる。尚、濃度センサ29の配設位置は同図に示す位置であるが、同図に点線で示す位置に配設してもよい。
図4は上記パッチ印刷40の印字例であり、矢印で示す搬送方向に従ってマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に印字される。このパッチ印刷40は濃度調整チャートであり、前述のホスト機器から供給された印刷データに基づき、インターフェイス(I/F)30によって上記処理が行われた後、ヘッドコントローラ部32を介して各色の印字ヘッドによって搬送ベルト19上に印字されたものである。
尚、同図に示すように、本例では各色(マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K))毎にパッチ番号「1」〜「6」の6段階の濃度レベルの印字が行われる。
一方、図5はパッチ印刷40の印字例として、プロセスチェックチャートの例であり、プロセスチェックチャートはハイライト部分のパッチで構成され、濃度調整チャートと同様、濃度センサ29によって検出される。また、プロセスチェックチャートについても、「1」〜「6」はパッチ番号を示す。
以上の構成において、本例の処理動作を説明する。
図6は本例の処理を説明するフローチャートである。尚、本フローチャートで説明する処理は、例えば装置への電源投入時、又はジャム処理後直ちに実行される。
先ず、濃度調整チャートを搬送ベルト19上に印字し、濃度センサ29によって濃度値を取得する(ステップ(以下、Sで示す)1)。前述のように、濃度調整チャートは図4に示すパッチ印刷40であり、例えばホスト機器から供給される印刷データに基づいて印字され、濃度センサ29は搬送ベルト19上に印字された濃度調整チャートの濃度を読み取る。
図7は、この時濃度センサ29が検出する濃度レベルを示す図である。前述のパッチ番号「1」〜「6」の印字濃度に対応したセンサ出力を取得する。尚、同図に示す点線はトナーが印字されない箇所のセンサの出力レベルを示す。
次に、濃度センサ29によって取得した濃度値から濃度補正値を算出し、高圧設定にフィードバックする(高圧設定A)(S2)。
次に、帯電電圧を帯電器の汚れの影響を受けやすい高圧設定に変更し、プロセスチェックチャートを搬送ベルト19上に印字し、濃度センサ29によって濃度値と濃度値の標準偏差Bを取得する(S3)。例えば、感光体ドラム9への帯電器からの帯電電圧を−500Vから−400Vに変更し、通常より悪い条件に設定変更を行う。尚、この処理は前述のプリンタコントローラ部32から高圧ユニット36に制御信号を出力し、高圧ユニット36から帯電器に供給する電圧値を−500Vから−400Vに変更する。そして、図5に示すプロセスチェックチャートを搬送ベルト19上に印字し、濃度センサ29によって濃度レベルを検出する。
図8は濃度センサ29で検出するセンサ出力を示す。尚、図9は理想的なセンサ出力レベルを示す図である。また、同図に示す点線はトナーが印字されない箇所のセンサの出力レベルを示す。
また、図10は帯電器の汚れが少ない場合と、汚れが多い場合について通常電圧設定時と高電圧設定時(帯電汚れの影響を受けやすい状態)で比較するものである。同図に示すように、高電圧設定時では帯電器の汚れは顕著に表れ、今後の帯電器の汚れ状態を予測することができる。
本例では、上記処理によって画像不良が発生し易い状態に帯電電圧を可変しており、図8に示すセンサ出力は悪い条件において、帯電器の表面の汚れ状態が検出される。すなわち、図8の例ではパッチ番号「1」〜「6」によってセンサ出力レベルが異なり、帯電器の汚れ具合が顕著に表れている。
次に、設定値Cと上記標準偏差Bを比較し(S4)、汚れレベルに従って処理を行う。ここで、上記設定値Cは予め入力されており、この設定値Cと測定結果である標準偏差Bを比較して処理を行う。図11は汚れレベルに対応する設定値Cの値である。例えば、汚れレベル0の場合設定値Cは1以下であり、汚れレベル1の場合設定値Cは1以上3以下であり、汚れレベル2の場合設定値Cは2以上である。
上記判断において、汚れレベル0の場合(C≧B)、帯電器は汚れていないと判断し(S5)、高圧設定を設定Aに戻す(S6)。すなわち、この場合帯電器が機能する為の条件を悪くし、プロセスチェックチャートを印字してテストしても汚れレベルは0であり、帯電器が近い将来トラブルを起こす可能性は低く、処理を終了する。
一方、C≧Bの場合、汚れレベル値が1以上であり、標準偏差Bの値から汚れ具合を判断する(S7)。例えば、汚れレベル値が1である場合、帯電器の汚れがこれ以上進まないように印字する用紙の紙間に帯電器汚軽減チャートを印字する(S8)。また、汚れレベル値が2である場合、帯電器が充分汚れており、消耗品の交換要求(サービスコール)を行う(S9)。すなわち、近い将来帯電器の汚れによって画像不良が発生することが予想され、実際に画像不良が発生する前にサービスコールを行い対応する部品のメンテナンスを行う。例えば、イエロー(Y)の画像形成ユニット2−3に使用された帯電器であれば、当該画像形成ユニット2−3のドラムセットを交換する。尚、上記処理が終了すると、通常の高圧設定に戻す(S6)。
以上のように、本例は帯電器の汚れによる画像不良が発生し易いように帯電電圧を設定し、プロセスチェックチャートを印字することによって、濃度センサ29の出力結果から近い将来画像形成不良を起こす可能性の有無を判断し、汚れレベルが所定値以上である場合、サービスコールを行ってトラブルを未然に防止することができる。
尚、上記実施形態の説明では濃度センサ29は単一で用いたが、図12に示すように濃度センサを2個使用し、例えば一方の濃度センサ29aを濃度調整チャート検出用とし、他方の濃度センサ29bをプロセスチェックチャート検出用として使用する構成としてもよい。このように構成することにより、より高速な処理を実現できる。
また、プロセスチェックチャートを均一としたが、帯電電圧をトナーかぶりが多く発生する電圧領域に設定し、濃度センサによってトナーのかぶり具合を測定し、当該測定値のバラツキから帯電器の汚れを判断する構成としてもよい。
また、上記実施形態の説明では用紙を搬送していない搬送ベルト19上にパッチ印刷を行ったが、図13に示すように搬送される用紙P1、P2間にパッチ印刷40を行う構成としてもよい。
さらに、上記実施形態では搬送ベルトを使用したが、搬送ベルトに限らず、感光体ドラム9の感光面に形成されたトナー像が直接転写される転写ベルトを使用し、当該転写ベルトに濃度調整チャートやプロセスチェックチャートを印字し、濃度センサに濃度検出させる構成としてもよい。この場合、転写ベルトは通常ベルトに転写されたトナー像を用紙に一括転写し、その後用紙に転写されたトナー像を定着器により定着する装置に使用される転写ベルトである。
尚、上記実施形態1の説明では、帯電電圧の設定制御を行ったが、現像器や転写器等の電圧設定を通常より悪い条件に設定変更し、各装置のメンテナンスを迅速に行う構成としてもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本例はプリンタ装置等の画像形成装置がインターネット等のネットワーク回線を介して管理サーバに接続され、管理サーバにおいて上記サービスコール等の判断を行う構成である。以下、具体的に説明する。
図14は本例を説明するシステム構成図であり、ユーザの端末機器50a、50bと管理センタ51、及びサービスセンタ52がインターネットを含むネットワーク回線で接続されている。端末機器50a、50bは、例えばパーソナルコンピュータ(PC)やプリンタ装置であり、プリンタ装置は前述の実施形態1で説明した構成の画像形成装置であり、前述と同様搬送ベルトや濃度センサ等を含む構成であり、搬送ベルト上に印字された濃度調整チャートやプロセスチェックチャートの濃度検出を行う。
また、端末機器はネットワーク回線を介してサーバ51に上記検出結果を送信する。管理サーバ51はデータベース51a、51b、・・・を有し、プリンタ装置から送信された濃度検出データを当該データベースに記憶する。そして、プリンタ装置から送信された濃度データを基づいてサービスコールの必要性を判断する。
この処理は前述の図6に示す判断(S4)以降の処理を実行するものであり、設定値Cと上記標準偏差Bを比較し、汚れレベルに従って処理を行う。本例の場合も、上記設定値Cは予めサーバに入力されており、この設定値Cと測定結果である標準偏差Bを比較して処理を行う。そして、汚れレベル0の場合(C≧B)、帯電器は汚れていないと判断し(S5)、高圧設定を設定Aに戻す(S6)。一方、C≧Bの場合、汚れレベル値が1であるか2であるか判断し(S7)、汚れレベルが1である場合、帯電器の汚れがこれ以上進まないように印字する用紙の紙間に帯電器汚軽減チャートを印字し(S8)、汚れレベル値が2である場合、帯電器が充分汚れており、消耗品の交換要求(サービスコール)を行う(S9)。
この場合、サービスコールはネットワーク回線を介してサービスセンタ52に直接行われ、サービスセンタ52からサービスマンがユーザの端末機器所在地に出向く。このように構成することによっても、近い将来帯電器の汚れによって画像不良が発生することが予想される場合、実際に画像不良が発生する前にサービスコールが行われ、トラブルを未然に防止することができる。
尚、上記実施形態2においても、画像形成装置の帯電電圧の設定制御を行ったが、現像器や転写器等の電圧設定を通常より悪い条件に設定変更し、ネットワークを使用して当該測定結果をサーバに通知し、各装置のメンテナンスを迅速に行う構成としてもよい。
本実施形態を説明する画像形成装置として、タンデム方式のプリンタ装置の全体構成を説明する図である。 プリンタ装置の制御回路図である。 搬送ベルト及び濃度センサの配設位置を説明する図である。 濃度調整チャートの印字例である。 プロセスチェックチャートの印字例である。 本例の処理を説明するフローチャートである。 濃度センサが検出する濃度レベルを示す図である。 濃度センサで検出するセンサ出力を示す図である。 理想的なセンサ出力レベルを示す図である。 帯電器の汚れが少ない場合と、汚れが多い場合について通常電圧設定時と高電圧設定時(帯電汚れの影響を受けやすい状態)で比較する図である。 標準偏差と汚れレベルとの関係を示す図である。 実施形態1の変形例を説明する図である。 実施形態1の変形例を説明する図である。 実施形態2を説明するシステム構成図である。
符号の説明
1・・・プリンタ装置
2・・・画像形成部
2−1〜2−4・・・画像形成ユニット
3・・・両面印刷用搬送ユニット
4・・・給紙部
9・・・感光体ドラム
13・・・給紙コロ
14・・・給紙カセット
15・・・給紙待機ロール
17・・・MPFトレイ
19・・・搬送ベルト
20・・・駆動ロール
22・・・定着器
22a・・・フューザーローラ
22b・・・バックアップローラ
22c・・・オイル塗布ロール
28a〜28e・・・搬送ロール
29・・・濃度センサ
30・・・インターフェイス(I/F)
31・・・ヘッドコントローラ部
32・・・プリンタコントローラ部
33・・・EEPROM
34・・・ROM
35・・・操作パネル
36・・・高圧ユニット
40・・・パッチ印刷
50a、50b・・・ユーザの端末機器
52・・・サービスセンタ

Claims (5)

  1. 像担持体表面を帯電手段により帯電し、該帯電された前記像担持体表面に露光手段により画像情報に対応した露光を行い静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段によりトナー現像してトナー像を形成し、内側に前記像担持体と対応させて転写部を構成すべく転写手段を配設して循環移動するベルト体に前記トナー像を直接転写した後、用紙に前記トナー像を一括転写し、その後用紙に転写したトナー像を定着器により定着する画像形成装置において、
    前記各手段のうち所定の手段の制御条件を画像形成が適正状態ではない場合の制御条件に一時的に設定変更する制御変更手段と、
    該制御変更手段により変更された条件に従って前記帯電、露光、現像を行い、前記像担持体表面にトナー像を形成し、その後該トナー像を前記ベルト体上に転写し、該ベルト体上に転写されたトナー像を検出手段により検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ベルト体に前記トナー像を直接転写する構成に代えて、ベルト体上に用紙を担持し、該担持される用紙上に前記トナー像を転写し、該用紙上に転写されたトナー像を定着器により定着する画像形成装置であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記所定の手段のメンテナンス時期を判断する判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1、又は2記載の画像形成装置。
  4. 像担持体表面を帯電手段により帯電し、該帯電された前記像担持体表面に露光手段により画像情報に対応した露光を行い静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段によりトナー現像してトナー像を形成し、内側に前記像担持体と対応させて転写部を構成すべく転写手段を配設して循環移動するベルト体に前記トナー像を直接転写した後、用紙に前記トナー像を一括転写し、その後用紙に転写されたトナー像を定着器により定着する画像形成装置であり、ネットワークを介してサーバに接続された画像形成装置において、
    前記各手段のうち所定の手段の制御条件を画像形成が適正状態ではない場合の制御条件に一時的に設定変更する制御変更手段と、
    該制御変更手段により変更された条件に従って前記帯電、露光、現像を行い、前記像担持体表面にトナー像を形成し、その後該トナー像を前記ベルト体上に転写し、該ベルト体上に転写されたトナー像を検出手段により検出する手段と、該検出結果を前記ネットワークを介してサーバに送信する送信手段とを有し、
    前記検出結果に基づいて前記所定の手段のメンテナンス時期が前記サーバによって判断されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記ベルト体に前記トナー像を直接転写する構成に代えて、ベルト体上に用紙を担持し、該担持される用紙上に前記トナー像を転写し、該用紙上に転写されたトナー像を定着器により定着する画像形成装置であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。

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