JP2005233253A - 駆動伝達機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 それぞれの回転軸21、21…に軸支される複数のマグネット回転体2,2…を、互いの外周面同士が磁力伝達可能な間隙を存して対向連設すると共に、それぞれの外周面をS極とN極とが交互に連続形成される多極磁石で構成する一方、隣設するマグネット回転体2,2の磁極同士を互いに異極による吸引磁力をもって対向せしめ、一のマグネット回転体2の回動に追随して、他の隣設マグネット回転体2を、前記吸引磁力により当該異極対向を各極毎に順送りさせて回動伝達せしめ、相互に連動連繋すべく構成する。
【選択図】 図1
Description
一方、後者のものにあっては、小径の駆動円盤の周面に一般的な永久磁石を数個取付け、その磁力により強磁性体としての大径従動円盤を磁化させ、駆動円盤の回転力を従動円盤に伝達し、スベリを前提とした従動により従動円盤の回転を徐々に上げて行き、大小歯車の歯数の違いによって回転数の変換を行っている従来の伝動機構において、モータ駆動時の急始動により大小歯車の間に過大な力が作用して、伝動装置が破壊されてしまうのを防止するようにしたものであり、所望の伝達トルク、回転数及び回転精度が得られず、前者のものと同様に歯車やプーリーと同等の動力伝達機能を達成することができないものであった。そこで、このスベリを低減すべく、双方または何れか一方の円盤の周面に摩擦抵抗手段を形成させて、接触させた状態で駆動伝達を行うようにして、伝達力及び回転ムラを向上するようにしたものも見参されるが、伝達負荷抵抗が大きくなり、やはり同様に歯車やプーリーと同等の動力伝達機能を達成できるものではなかった。
つまり、マグネット回転体2aを中心として、その外周を八方から取り囲んで他の八組のものが互いに連鎖状に連動連繋して配設され、かつ、これら八組のもののうち、上下左右となる一つ置きに配設された四組(2b…)のものが、前記マグネット回転体2aの磁極と異極対面して直接的に従動される構成、および、対角線状に配された他の四組(2c…)のものが前記四組(2b…)のものと連動連繋され二次的に従動される構成をもって隣接配置されている。要するに、駆動元となるマグネット回転体2aが回動すると、その中心周りに配設された他の八組(2b…、2c…)は、先ず上下左右に配設された四組(2b…)が直接的に伝達駆動されて回動し、その回動が対角線状に配された他の四組(2c…)のものへ駆動伝達され、全てのものが同期して一斉回動される構成となっている。
また、前記各マグネット回転体2、2……は、その回転運動をそれぞれの軸方向(回転軸21…上または回転体2…上)へ配設される作動手段に伝達することができ、例えば、マグネット回転体2aと2b……を出力軸として選択した場合には、他のマグネット回転体2c……は不要となるが、装着した状態としておくことで、マグネット回転体2b……との異極対向極数を確保して、脱調防止用の補助マグネット回転体として機能させることが可能となっている。
なお、35はON/OFFスイッチ、36はモータ回転速度の調節摘みである。
なお、撹拌子6は、磁力を有しない強磁性体を用いたが、マグネットを用いても良く、また、その材質は検体等との反応を起こさないのものであれば任意のものを用いることができる。さらに、鉄など液体と反応するものであってもフッ素樹脂等の被膜材で被覆することで用いることができる。また、撹拌子6の両端部を切断時に潰すなどして扁平状に形成させ、或いは、スパイラル溝形成されたねじり棒体などを用いても良い。
11 ベースフレーム
2 マグネット回転体
2a マグネット回転体
2b マグネット回転体
2c マグネット回転体
2d マグネット回転体
21 回転軸(支軸)
21a 回転軸
22 胴部
3 撹拌装置
31 外装ケース
32 撹拌テーブル(仕切板)
33 容器ホルダ
331 セット孔
34 モータ
341 ブラケット
342 歯車
4 容器
5 永久磁石
51 基盤
52 永久磁石
52a 永久磁石
52b 永久磁石
6 撹拌子
Claims (9)
- それぞれ回転可能に軸支される複数のマグネット回転体を、互いの外周面同士が磁力伝達可能な間隙を存して対向連設すると共に、それぞれの外周面をS極とN極とが交互に連続形成される多極磁石で構成する一方、隣設するマグネット回転体の磁極同士を互いに異極による吸引磁力をもって対向せしめ、一のマグネット回転体の回動に追随して、他の隣設マグネット回転体を、前記吸引磁力により当該異極対向を各極毎に順送りさせて回動伝達せしめ、相互に連動連繋すべく構成したことを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項1において、前記各マグネット回転体は、その回転運動をそれぞれの軸方向へ配設される作動手段に伝達すべく構成されていることを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項2において、前記作動手段は、それぞれのマグネット回転体上またはその回転軸上に設けられた永久磁石であり、該永久磁石は、撹拌装置を構成する撹拌テーブルに複数セットされた容器の下部側に対向配設され、各容器内にセットされた撹拌子を、それぞれ前記永久磁石の磁力伝達により従動せしめて一斉回転可能に構成し、容器内の液体を撹拌することを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項3において、前記永久磁石は、前記マグネット回転体の多極のうち対向するS極とN極を組として延設せしめて構成されていることを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項2において、前記作動手段は、それぞれの回転体に設けられた回転軸を延設した撹拌棒であり、該撹拌棒は、撹拌装置を構成する撹拌テーブルに複数セットされた容器の上部側に対向配設され、各容器内の液体を撹拌することを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項1乃至5の何れかにおいて、前記各マグネット回転体は、同径に構成されていることを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項1乃至6の何れかにおいて、前記各マグネット回転体は、その磁極数が4極以上の偶数極に設定され、該極数設定の組合せにより任意の数をもって配列可能に構成されていることを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項1乃至7の何れかにおいて、前記各マグネット回転体は、外径を同径とし、その磁極を90度の正分割をもって同極数に設定せしめ、一のマグネット回転体が縦方向と横方向の4極を介して他のマグネット回転体を異極対向させて、面方向への増列連設が可能に構成されていることを特徴とする駆動伝達機構。
- 請求項8において、前記他のマグネット回転体には、脱調防止用の補助マグネット回転体が隣設されていることを特徴とする駆動伝達機構。
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JP2004041076A JP2005233253A (ja) | 2004-02-18 | 2004-02-18 | 駆動伝達機構 |
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JP2005233253A5 JP2005233253A5 (ja) | 2007-03-22 |
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Family Applications (1)
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2004
- 2004-02-18 JP JP2004041076A patent/JP2005233253A/ja active Pending
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