JPS6049257B2 - 臨床自動化学分析装置用反応管の位置決め装置 - Google Patents
臨床自動化学分析装置用反応管の位置決め装置Info
- Publication number
- JPS6049257B2 JPS6049257B2 JP13822777A JP13822777A JPS6049257B2 JP S6049257 B2 JPS6049257 B2 JP S6049257B2 JP 13822777 A JP13822777 A JP 13822777A JP 13822777 A JP13822777 A JP 13822777A JP S6049257 B2 JPS6049257 B2 JP S6049257B2
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- JP
- Japan
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- reaction
- tube
- cassette
- measurement tube
- measurement
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は臨床化学自動分析装置に係り、とくに複数
個の反応測定管を支持するカセットを複数個用意し、各
カセットを順次に所定の経路に沿つて間欠的に移動させ
、この移動の間に各反応測定管に試薬を注入し、また反
応液の攪拌を行い、その後、各カセットに支持された全
反応測定管中の反応液を光学的に測定するようにした装
置に関するものであつて、その光学的測定位置にカセッ
トが位置されたとき、そのカセットに保持されている反
応測定管を全て所定の角度位置になるように位置決めす
るための装置に関するものである。
個の反応測定管を支持するカセットを複数個用意し、各
カセットを順次に所定の経路に沿つて間欠的に移動させ
、この移動の間に各反応測定管に試薬を注入し、また反
応液の攪拌を行い、その後、各カセットに支持された全
反応測定管中の反応液を光学的に測定するようにした装
置に関するものであつて、その光学的測定位置にカセッ
トが位置されたとき、そのカセットに保持されている反
応測定管を全て所定の角度位置になるように位置決めす
るための装置に関するものである。
従来のカセットを用いた臨床化学自動分析装置は、一
般にカセットに保持された反応管は円管形のものが多く
、かつ反応管中の反応液の攪拌は攪拌棒を反応管中に挿
入して回転させる構成のものが多かつた。攪拌を用いる
装置は、その攪拌棒の上下動ならびに回転運動が必要で
あり、そのための構造はかなり複雑でありコストの上で
も好ましいものとはいえない。また反応管を測定管とし
て兼用する場合には、円管形をした反応管では光学的測
定位置において、反応管がわずかでも位置ずれがあると
反応管の外周面に対する測定光の入射角が直角でなくな
る外、試料中の光路長にばらつきを生ずるのでその位置
決めはきわめて精度を要するものであつた。 この発明
は以上述べたような諸点に鑑みなされたものて、反応管
中の反応液の攪拌は反応管自体をその中心軸の回りに回
転することにより行い、また反応管はたとえば4角筒状
にして攪拌効率を良くすると共に、光学的測定位置に反
央管が位置されたときに多少の位置ずれがあつても、測
定光の反応管外周面に対する入射角に影響を与えないよ
うにすると共に試料(反応液)中の光路長のばらつきを
少なくした装置を提供するものである。
般にカセットに保持された反応管は円管形のものが多く
、かつ反応管中の反応液の攪拌は攪拌棒を反応管中に挿
入して回転させる構成のものが多かつた。攪拌を用いる
装置は、その攪拌棒の上下動ならびに回転運動が必要で
あり、そのための構造はかなり複雑でありコストの上で
も好ましいものとはいえない。また反応管を測定管とし
て兼用する場合には、円管形をした反応管では光学的測
定位置において、反応管がわずかでも位置ずれがあると
反応管の外周面に対する測定光の入射角が直角でなくな
る外、試料中の光路長にばらつきを生ずるのでその位置
決めはきわめて精度を要するものであつた。 この発明
は以上述べたような諸点に鑑みなされたものて、反応管
中の反応液の攪拌は反応管自体をその中心軸の回りに回
転することにより行い、また反応管はたとえば4角筒状
にして攪拌効率を良くすると共に、光学的測定位置に反
央管が位置されたときに多少の位置ずれがあつても、測
定光の反応管外周面に対する入射角に影響を与えないよ
うにすると共に試料(反応液)中の光路長のばらつきを
少なくした装置を提供するものである。
この場合、特に問題となる点は反応測定管が四角筒状で
あるため、光学的測定位置において回転可能に保持され
た反応測定管をその外壁面が測定光の光軸にどのように
にして直交するように角度位置補正をするかということ
てある。この発明はとくにこの点を解決した装置を提供
するものである。以下、図面に基づきこの発明の詳細な
説明する。
あるため、光学的測定位置において回転可能に保持され
た反応測定管をその外壁面が測定光の光軸にどのように
にして直交するように角度位置補正をするかということ
てある。この発明はとくにこの点を解決した装置を提供
するものである。以下、図面に基づきこの発明の詳細な
説明する。
第1図ないし第3図において、カセット2は6個の反応
測定管4を支持するための円形の孔6が設けられている
。
測定管4を支持するための円形の孔6が設けられている
。
反応測定管4は第2図に示すように4角筒状の容器であ
つて、4つの各コーナー部は円弧状をしており、ここで
孔6の壁面に滑接するようになつている。また、反応測
定管4はガラスまたはプラスチックなどの透明な物質か
らなり、その底部は第4図に示すように溝8が形成され
ている。カセット2の各孔6の底部には回転軸−10を
枢支する軸受12が設けられており、各回転軸10には
、反応測定管4の溝8に係合する凸条を設けた反応測定
管受体14が固定されており、かつ第5図aに示すよう
に4極に着磁されたリングマグネット16が固定されて
いる。カセツ!卜2には、各孔6のやや下方においてそ
の中心軸を通りその軸とカセットの長手方向の双方に直
交する方向に透視できる貫通孔18を第3図のように形
成する。従つて反応測定管4をカセット2にセットする
楊合には反応測定管4をカセット2の5各孔6に挿入し
、反応測定管4の底部に設けられた溝8に反応測定管受
体14の凸条を嵌合させて反応測定管4を同受体14に
係止させればよい。またカセット2には第1図の左端部
に示すように所定の7箇所に透孔20を選択的に開ける
よう4にし、7ビットからなるカセット識別符号を形成
するようにしている。このカセット識別用の透孔20は
一度設けたら永久的に変更することがないものであり、
このため第2図に示すようにカセットにRl3Jのよう
な番号符号22を刻印する。以上説明したようなりセッ
トを多数用意し、各カセット中の反応測定管にそれぞれ
試料を注入する。この場合、各カセットは6本の反応測
定管を支持することができるから、1つの試料につき1
つのカセットで6項目の測定をすることができる。した
がつて、各カセット毎に1つの試料を受け持つようにす
ることができ、試料の取り違やデータ処理の煩雑さを解
消することができる。なフお、各反応測定管には最初に
試料のみを注入しおくだけでなく第1試薬も一緒に入れ
ておいてもよい。各試料を受け持つカセットの識別用透
孔20の符号は信号処理系のメモリに試料番号に対応し
て記憶する。以上のように用意されたカセット2は、第
6図に示す臨床化学自動分析装置24のカセット受入部
26に所要の順序で載置される。
つて、4つの各コーナー部は円弧状をしており、ここで
孔6の壁面に滑接するようになつている。また、反応測
定管4はガラスまたはプラスチックなどの透明な物質か
らなり、その底部は第4図に示すように溝8が形成され
ている。カセット2の各孔6の底部には回転軸−10を
枢支する軸受12が設けられており、各回転軸10には
、反応測定管4の溝8に係合する凸条を設けた反応測定
管受体14が固定されており、かつ第5図aに示すよう
に4極に着磁されたリングマグネット16が固定されて
いる。カセツ!卜2には、各孔6のやや下方においてそ
の中心軸を通りその軸とカセットの長手方向の双方に直
交する方向に透視できる貫通孔18を第3図のように形
成する。従つて反応測定管4をカセット2にセットする
楊合には反応測定管4をカセット2の5各孔6に挿入し
、反応測定管4の底部に設けられた溝8に反応測定管受
体14の凸条を嵌合させて反応測定管4を同受体14に
係止させればよい。またカセット2には第1図の左端部
に示すように所定の7箇所に透孔20を選択的に開ける
よう4にし、7ビットからなるカセット識別符号を形成
するようにしている。このカセット識別用の透孔20は
一度設けたら永久的に変更することがないものであり、
このため第2図に示すようにカセットにRl3Jのよう
な番号符号22を刻印する。以上説明したようなりセッ
トを多数用意し、各カセット中の反応測定管にそれぞれ
試料を注入する。この場合、各カセットは6本の反応測
定管を支持することができるから、1つの試料につき1
つのカセットで6項目の測定をすることができる。した
がつて、各カセット毎に1つの試料を受け持つようにす
ることができ、試料の取り違やデータ処理の煩雑さを解
消することができる。なフお、各反応測定管には最初に
試料のみを注入しおくだけでなく第1試薬も一緒に入れ
ておいてもよい。各試料を受け持つカセットの識別用透
孔20の符号は信号処理系のメモリに試料番号に対応し
て記憶する。以上のように用意されたカセット2は、第
6図に示す臨床化学自動分析装置24のカセット受入部
26に所要の順序で載置される。
カセット受入部26はカセット2が摺動するのに適する
溝状をしており、ここに多数のカセットが載置される。
″各カセットの両側面コーナ部には第2図に示すように
案内傾斜面28と係止段部30が設けられており、この
段部30につめ32が係止され、傾斜面28はそのつめ
32の逃げ面の作用をする。つめ32は第6図の前後方
向に摺動する摺動部材34に枢着されており、ばね36
でカセット方向にバイアスされている。このつめ32は
ばね36の弾力に抗して摺動部材34の凹み38内に押
し込まれうるようになつている。摺動部材34はナット
40を固定支持しており、さらにこのナット40には軸
受42,44に枢支されたねじ棒46に螺合しており、
このねじ棒46はモータ48で正逆回転されるようにな
つている。このモータの正回転により、、つめ32をカ
セットの厚さ相当距離だけ前方に移動させ、またその逆
回転により、つめ32を、傾斜面28に沿つて逃げらせ
ばね36に抗して凹み38内に押し込ませて後退させ、
次のカセットの係止段部に係止させる。このようなりセ
ットの送り機構は第6図のカセット受入部26の左側に
も設けられており、同一のモータ48でタイミングベル
トを介して駆動されるようになつている。このカセット
送り機構によつて多数のカセットは配列の順序に従つて
順次に間欠的に前方へ移動される。なお、カセット受入
部26の溝上前方にカセットがないときは必要に応じて
前方矢印方向に最前端が埋まるまでカセットを押し込む
ことができる。カセット受入部26の溝の上側の適所に
は、試薬注入口50を受けるための受孔52を、カセッ
トの厚さとカセットに支持されている反応測定管.4の
配置間に相当する間隔をもつてマトリックス状に設けた
試薬添加位置変更盤54が橋渡し状に固定されている。
溝状をしており、ここに多数のカセットが載置される。
″各カセットの両側面コーナ部には第2図に示すように
案内傾斜面28と係止段部30が設けられており、この
段部30につめ32が係止され、傾斜面28はそのつめ
32の逃げ面の作用をする。つめ32は第6図の前後方
向に摺動する摺動部材34に枢着されており、ばね36
でカセット方向にバイアスされている。このつめ32は
ばね36の弾力に抗して摺動部材34の凹み38内に押
し込まれうるようになつている。摺動部材34はナット
40を固定支持しており、さらにこのナット40には軸
受42,44に枢支されたねじ棒46に螺合しており、
このねじ棒46はモータ48で正逆回転されるようにな
つている。このモータの正回転により、、つめ32をカ
セットの厚さ相当距離だけ前方に移動させ、またその逆
回転により、つめ32を、傾斜面28に沿つて逃げらせ
ばね36に抗して凹み38内に押し込ませて後退させ、
次のカセットの係止段部に係止させる。このようなりセ
ットの送り機構は第6図のカセット受入部26の左側に
も設けられており、同一のモータ48でタイミングベル
トを介して駆動されるようになつている。このカセット
送り機構によつて多数のカセットは配列の順序に従つて
順次に間欠的に前方へ移動される。なお、カセット受入
部26の溝上前方にカセットがないときは必要に応じて
前方矢印方向に最前端が埋まるまでカセットを押し込む
ことができる。カセット受入部26の溝の上側の適所に
は、試薬注入口50を受けるための受孔52を、カセッ
トの厚さとカセットに支持されている反応測定管.4の
配置間に相当する間隔をもつてマトリックス状に設けた
試薬添加位置変更盤54が橋渡し状に固定されている。
これによつて試薬注入口を任意に選択位置することがで
きる。各カセット2に支持されている反応測定管4内J
の反応液の攪拌は反応測定管4の往復回転運動により行
われる。
きる。各カセット2に支持されている反応測定管4内J
の反応液の攪拌は反応測定管4の往復回転運動により行
われる。
すなわち、カセット受入部26の溝部の内、試薬添加位
置変更盤54の下方の部分の溝底部に、第1図に示すよ
うに、各カセットの6個のリングマグネット16に対向
してリングマグネット64を位置させる。各リングマグ
ネット64はモータ66の回転軸に固定されている。各
リングマグネット16と64とでマグネットカプラを構
成するから、モータ66の回転に応じて反応測定管は正
逆回転される。反応測定管4の回転−により反応液68
は、第8図に示すようにaの状態からbの状態にされて
から停止され、今度は逆回転されてdの状態にされ再び
停止されてeの状態にされる。この場合、反応測定管4
は第2図に示すように、内壁面が矩形をしているので、
反応液の攪拌が一層効果的に行なわれる。この反応測定
管駆動機構はカセットの移動方向に対して複数箇所に設
けられる。カセット受入部26の前方端部に達したカセ
ットは、モータ56によつて正逆回転されるねじ棒58
に螺合されたナット60の係止突出部62により左方に
押圧移動され、光学的測定位置に正確に停止される。
置変更盤54の下方の部分の溝底部に、第1図に示すよ
うに、各カセットの6個のリングマグネット16に対向
してリングマグネット64を位置させる。各リングマグ
ネット64はモータ66の回転軸に固定されている。各
リングマグネット16と64とでマグネットカプラを構
成するから、モータ66の回転に応じて反応測定管は正
逆回転される。反応測定管4の回転−により反応液68
は、第8図に示すようにaの状態からbの状態にされて
から停止され、今度は逆回転されてdの状態にされ再び
停止されてeの状態にされる。この場合、反応測定管4
は第2図に示すように、内壁面が矩形をしているので、
反応液の攪拌が一層効果的に行なわれる。この反応測定
管駆動機構はカセットの移動方向に対して複数箇所に設
けられる。カセット受入部26の前方端部に達したカセ
ットは、モータ56によつて正逆回転されるねじ棒58
に螺合されたナット60の係止突出部62により左方に
押圧移動され、光学的測定位置に正確に停止される。
その後、ただちにモータ56は逆転されてナット60を
を右端初期位置に戻す。ナット60が右端部に戻された
タイミングに合わせてモータ48を正回転させ次のカセ
ットを前方端部まで押し込む。光学的測定位置に停止さ
れたカセット2の各反応測定管4は、光源70からフィ
ルタ72およびレンズ74,76を通つた単色の測定光
を通され光電素子78て受光される。
を右端初期位置に戻す。ナット60が右端部に戻された
タイミングに合わせてモータ48を正回転させ次のカセ
ットを前方端部まで押し込む。光学的測定位置に停止さ
れたカセット2の各反応測定管4は、光源70からフィ
ルタ72およびレンズ74,76を通つた単色の測定光
を通され光電素子78て受光される。
フィルタ72は一般によく知られた方法て透過光の波長
を変更すべく取り換えることがてきる。6個の光源70
から出た光は選択的に設定されたフィルタによりそれぞ
れ異なつた波長の測定光として各反応測定管4の反応液
に透過され、それぞれ異なつて測定項目についての測定
に供するとができる。
を変更すべく取り換えることがてきる。6個の光源70
から出た光は選択的に設定されたフィルタによりそれぞ
れ異なつた波長の測定光として各反応測定管4の反応液
に透過され、それぞれ異なつて測定項目についての測定
に供するとができる。
反応測定管4はその外周面が矩形に形成されているので
、測定光の各反応測定管への入射角がそれら測定管4の
外壁に対して90へにされることが必要である。
、測定光の各反応測定管への入射角がそれら測定管4の
外壁に対して90へにされることが必要である。
反応液の攪拌は各反応測定管の回転により行われるので
、攪拌操作後の反応測定管は不規則な角度位置で静止さ
れている。カセット2が光学的測定位置に達したときは
、各反応測定管4をその外壁面が光軸と直交するように
全反応測定管の角度位置に設置するための装置を設ける
ことが必要である。この発明に係る装置においては、光
学的測定位置の下側に、第9図に示すように、カセット
2に枢支された回転軸10に固定された6個のリングマ
グネット16に対向してリングマグネット80を固定す
る。これら固定リングマグネット80によにカセット2
のマグネットの一定の向きに角度位置がそろえられるよ
うに回転され、第5図bに示すようにN−S極が対向し
て固定静止される。したがつて、固定リングマグネット
80は予め反応測定管が所定角度位置になるように方向
を合わせて固定することが必要である。これら固定マグ
ネット80は、図示していないが、最終的にはばねで所
定位置に収検されるように減衰往復回転できるようにす
れば、反応測定管の設定角度はより正確にされることに
なる。近年はきわめて保磁力の大きな磁石が市販されて
おり、それらの磁石を用いれは充分に正確に位置合)せ
をすることができる。光学的測定の終了したカセット2
は、係止突出部62によつて次に送り込まれてくるカセ
ットにより左方に送り出される。
、攪拌操作後の反応測定管は不規則な角度位置で静止さ
れている。カセット2が光学的測定位置に達したときは
、各反応測定管4をその外壁面が光軸と直交するように
全反応測定管の角度位置に設置するための装置を設ける
ことが必要である。この発明に係る装置においては、光
学的測定位置の下側に、第9図に示すように、カセット
2に枢支された回転軸10に固定された6個のリングマ
グネット16に対向してリングマグネット80を固定す
る。これら固定リングマグネット80によにカセット2
のマグネットの一定の向きに角度位置がそろえられるよ
うに回転され、第5図bに示すようにN−S極が対向し
て固定静止される。したがつて、固定リングマグネット
80は予め反応測定管が所定角度位置になるように方向
を合わせて固定することが必要である。これら固定マグ
ネット80は、図示していないが、最終的にはばねで所
定位置に収検されるように減衰往復回転できるようにす
れば、反応測定管の設定角度はより正確にされることに
なる。近年はきわめて保磁力の大きな磁石が市販されて
おり、それらの磁石を用いれは充分に正確に位置合)せ
をすることができる。光学的測定の終了したカセット2
は、係止突出部62によつて次に送り込まれてくるカセ
ットにより左方に送り出される。
送り出されたカセットは、電動シリンダ82により矢印
84の方向に送5り出される。電動シリンダ82は、図
示しないモータにより実線の位置と破線の位置の間を往
復動できるようにした押し出し部材86でカセットを押
し出す。カセット取出部88に押し出されたカセットは
装置24から取り出される。カセットのO移動を適切に
制御するようにモータ48,56および66の動作タン
ミングを規制する装置は一般によく知られた方法で実現
することができる。以上説明したようにこの発明によれ
ば、1つのカセットに支持された複数の反応測定管を簡
単な構成により光学的測定位置で測定光の光軸に対して
正確な角度位置決めをすることができるので、測定精度
の高い安価な装置を得ることができる。
84の方向に送5り出される。電動シリンダ82は、図
示しないモータにより実線の位置と破線の位置の間を往
復動できるようにした押し出し部材86でカセットを押
し出す。カセット取出部88に押し出されたカセットは
装置24から取り出される。カセットのO移動を適切に
制御するようにモータ48,56および66の動作タン
ミングを規制する装置は一般によく知られた方法で実現
することができる。以上説明したようにこの発明によれ
ば、1つのカセットに支持された複数の反応測定管を簡
単な構成により光学的測定位置で測定光の光軸に対して
正確な角度位置決めをすることができるので、測定精度
の高い安価な装置を得ることができる。
第1図はこの発明の装置に用いられるカセットの構造な
らびに反応液の攪拌の説明に供される長手方向の縦断面
図、第2図は同カセットの平面図、第3図は同カセット
の厚さ方向の縦断面図、第4図は反応測定管の底面を示
す斜視図、第5図は反応測定管の回転あるいは停止角度
位置を規制するためのリングマグネットを示す説明図、
第6図はこの発明に係る臨床化学自動分析装置の平面図
、第7図は同装置の正面図、第8図はカセットに支持さ
れた反応測定管中の反応液の攪拌を説明するための説明
図、第9図はカセットが光学的測定位置に停止されたと
きの各反応測定管の角度位置を一定に配向するための装
置の説明に供される縦断面図である。 2・・・・・・カセット、4・・・・・・反応測定管、
6・・・孔、8・・・・・・溝、10・・・・・・回転
軸、14・・・・・・反応測定管受体、16,64,8
0・・・・・・リングマグネット、18・・・・・・貫
通孔、24・・・・・・臨床化学自動分析装置、26・
・・・・・カセット受入部、28・・・・・・案内傾斜
面、30・・・・・・係止段部、32・・・・・・つめ
、34・・・・・・摺動部材、36・・・・・・ばね、
40・・・・・・ナット、46・・・・・・ねじ棒、4
8,56,66・・・・・・モータ、50・・・・・・
試料注入口、52・・・・・・受孔、54・・・・・・
試薬添加位置変更盤、58・・・・・・ねじ棒、62・
・・・・係止突出部、70・・・・・・光源、72・・
・・フィルタ、74,76・・・・・ルンズ、78・・
・・・光電素子、82・・・・・電動シリンダ、86・
・・・・・押し出し部材、88・・・・・カセット取出
部。
らびに反応液の攪拌の説明に供される長手方向の縦断面
図、第2図は同カセットの平面図、第3図は同カセット
の厚さ方向の縦断面図、第4図は反応測定管の底面を示
す斜視図、第5図は反応測定管の回転あるいは停止角度
位置を規制するためのリングマグネットを示す説明図、
第6図はこの発明に係る臨床化学自動分析装置の平面図
、第7図は同装置の正面図、第8図はカセットに支持さ
れた反応測定管中の反応液の攪拌を説明するための説明
図、第9図はカセットが光学的測定位置に停止されたと
きの各反応測定管の角度位置を一定に配向するための装
置の説明に供される縦断面図である。 2・・・・・・カセット、4・・・・・・反応測定管、
6・・・孔、8・・・・・・溝、10・・・・・・回転
軸、14・・・・・・反応測定管受体、16,64,8
0・・・・・・リングマグネット、18・・・・・・貫
通孔、24・・・・・・臨床化学自動分析装置、26・
・・・・・カセット受入部、28・・・・・・案内傾斜
面、30・・・・・・係止段部、32・・・・・・つめ
、34・・・・・・摺動部材、36・・・・・・ばね、
40・・・・・・ナット、46・・・・・・ねじ棒、4
8,56,66・・・・・・モータ、50・・・・・・
試料注入口、52・・・・・・受孔、54・・・・・・
試薬添加位置変更盤、58・・・・・・ねじ棒、62・
・・・・係止突出部、70・・・・・・光源、72・・
・・フィルタ、74,76・・・・・ルンズ、78・・
・・・光電素子、82・・・・・電動シリンダ、86・
・・・・・押し出し部材、88・・・・・カセット取出
部。
Claims (1)
- 1 複数個の反応測定管を支持し、各反応測定管中の反
応液を光学的に測定するための窓を設けた反応測定管保
持体を所定の経路に沿つて間欠的に移動させ、その移動
に伴つて反応測定管保持体に保持された各反応測定管に
対して試薬の注入ならびに撹拌を行ない、各反応測定管
が所定位置に到来したときに各反応測定管内の反応液を
光学的に測定するようにした臨床化学自動分析装置にお
いて、上記反応測定管を4角筒状に形成すると共に、上
記反応測定管保持体に開設された複数個の受容孔は、反
応測定管を回転可能に受容するよう形成し、かつ上記各
受容孔の底部には、その中心軸に沿つて貫通して枢支さ
れた回転軸と、それらの各回転軸の前記受容孔側端部に
形成され、上記反応測定管を上記受容孔に挿入したとき
に該反応測定管の底部に形成された溝と係合し各反応測
定管を保持する複数個の反応測定管受体と、上記各回転
軸の他端部に固定された磁石とを備えており、また、前
記光学的測定位置には、上記反応測定管保持体に設けら
れた磁石に対向する位置に所定の回転角度方向に磁極を
向けて固定された複数個の磁石が配置されており、上記
反応測定管保持体が前記光学的測定位置に位置されたと
き、該光学的測定位置に固定配置された磁石によつて前
記反応測定管保持体の各磁石の回転位置を所定方向に転
向させ、もつて該反応測定管保持体に支持された各反応
測定管を所定の角度位置に静止させるようにしたことを
特徴とする臨床化学自動分析装置用反応管の位置決め装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13822777A JPS6049257B2 (ja) | 1977-11-17 | 1977-11-17 | 臨床自動化学分析装置用反応管の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13822777A JPS6049257B2 (ja) | 1977-11-17 | 1977-11-17 | 臨床自動化学分析装置用反応管の位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5470884A JPS5470884A (en) | 1979-06-07 |
JPS6049257B2 true JPS6049257B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=15217051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13822777A Expired JPS6049257B2 (ja) | 1977-11-17 | 1977-11-17 | 臨床自動化学分析装置用反応管の位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049257B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005233253A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Nippon Pulse Motor Co Ltd | 駆動伝達機構 |
JP2006132614A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Nippon Pulse Motor Co Ltd | 駆動伝達機構 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008267911A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Aloka Co Ltd | サンプル容器ラック |
EP2698624A1 (de) * | 2012-08-16 | 2014-02-19 | Siemens Healthcare Diagnostics Products GmbH | Reaktionsgefäß |
CA3117562A1 (en) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | Perkinelmer Health Sciences Canada, Inc | Sample vials, rack mounts and sampling devices using them |
-
1977
- 1977-11-17 JP JP13822777A patent/JPS6049257B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005233253A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Nippon Pulse Motor Co Ltd | 駆動伝達機構 |
JP2006132614A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Nippon Pulse Motor Co Ltd | 駆動伝達機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5470884A (en) | 1979-06-07 |
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