JP2005231638A - 注出口及びその製造方法 - Google Patents

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克巳 亀田
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Abstract

【課題】注出口本体の周壁部がスキン層/バリア性樹脂からなる中間層/スキン層の層構成の多層壁からなり、且つスキン層の破れとかバリア性樹脂のはみ出しのない、バリア性の高い注出口及びその製造方法を提供する。
【解決手段】注出口本体とその下に連設された接合部からなる、多層インジェクション成形により形成された注出口は、注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍に対応する位置に金型のゲートを設け、このゲートからキャビティ内にベースレジンを射出してキャビティ壁面に沿ってスキン層を形成した後にベースレジンに代えて溶融したバリア性樹脂を射出して、ベースレジンが形成したスキン層の内側に溶融したバリア性樹脂を流動させて中間層を形成し、スキン層/バリア性樹脂からなる中間層/スキン層の層構成の多層壁からなる注出口の周壁部を形成することにより形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、液体を収納するパウチの辺縁部に取り付けられる注出口であってバリア性を有する注出口及び前記注出口の製造方法に関する。
従来から、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドフィルム等の基材とポリビニルアルコールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物からなるフィルム等のバリヤー材層、及び低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を用いて重合体等のヒートシール材層を積層した多層フィルムからなるパウチにポリエチレン、ポリプロピレン等を成形してなる注出口を取り付けた注出口付きパウチが用いられている(例えば特許文献1参照)。バリア性を付与した成形品の成形方法として、ポリプロピレン、ポリエチレン等のベースレジンを射出してキャビティ壁面に沿ってスキン層を形成した後に少しおいてベースレジンに変えて溶融したバリア性樹脂を射出し、ベースレジンが形成したスキン層の内側に溶融したバリア性樹脂を流動させてバリア性樹脂からなる中間層を形成する多層インジェクション成形法がある(例えば特許文献2、特許文献3参照)。更に、口部とその下端に連設されたストロー状の導管部及び導管部の上端において左右に張り出した一対の接合部を備える内容物取出装置を、ゲートが導管部上端よりも口部寄りに相当する位置のキャビティ内面に開口している金型を用いて射出成形することが知られている(特許文献4参照)。
特開平10−120000号公報 特開平4−28507号公報 特開平4−49010号公報 特許第3408383号公報
しかしながら、従来の注出口付きパウチにおいては、注出口部は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂単体からなるもので、バリア性が乏しい。そのため、パウチ内のゼリー、飲料等の食品は注出口付近で褐変したり、中性食品についてはその保存期間が短いという問題があった。そこで注出口の周壁部をポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂単体ではなくバリア性樹脂からなる中間層を有する層構成の多層壁で形成することが考えられる。しかし、注出口は複雑な形状を有するため、バリア層が全周に行き渡らず、バリア性が不充分であったり、バリア性樹脂がスキン層からはみ出して接合部の表面に付着して接合部のパウチとの接着性を低下させたり、はみ出したバリア性樹脂が吸湿してバリア性が低下することがある。また、特許文献4に記載のように、ゲート位置が高さ方向で成形品の口部寄りに位置する場合、多層インジェクション成形を行うと、接合部のベースレジン量が少なくなるため接合部においてスキン層が破れ、バリア性樹脂からなる中間層が露出することが起こり易くなる。逆にゲートの位置が接合部寄りの場合、口部のベースレジン量が少なくなるため、口部においてスキン層が破れ、バリア性樹脂からなる中間層が露出することが起こり易くなる。また、スキンの層の破れを防ぐためベースレジンの射出量を多くするとスキン層が厚く形成されすぎて中間層が不足し充分なバリア性が得られない。
本発明の課題は、注出口本体の周壁部がスキン層/バリア性樹脂からなる中間層/スキン層の層構成の多層壁からなり、且つスキン層の破れとかバリア性樹脂のはみ出しのない、バリア性の高い注出口及びその製造方法を提供することである。
請求項1に記載の発明は、上記の注出口に関する課題を解決するもので、注出口本体とその下に連設された接合部からなる、多層インジェクション成形により形成された注出口において、ゲートが注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にあることを特徴とする注出口を要旨とする。
本発明に係る注出口は、ゲートを注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にあることにより、口部においても、接合部においてもスキン層の破れはなく、しかもバリア性樹脂からなる中間層を適度の厚さに形成されており、バリア性が高くしかも製品外観も良好であることを特色とする。したがって、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドフィルム等の基材と、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物からなるフィルム等のバリヤー材層、及び低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を用いて重合体等のヒートシール材層を積層した多層フィルムからなるバリア性のパウチに取り付けてバリア性に優れ、パウチ内のゼリー、飲料等の食品は注出口付近で褐変したり、中性食品についてはその保存期間が短いという従来の欠点を解消した注出口付きパウチを提供することができる。
本発明において、注出口本体に注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にフランジを設け、このフランジの一部に凹陥部を設け、凹陥部に相当する位置にゲートを位置させ、ゲートの痕跡を凹陥部に形成し、ゲートの痕跡が出っ張らないようにすることが望ましい。これによって、ゲートの痕跡の出っ張りによる、注出口を機械搬送するときのひっかかりを回避することができる。
請求項3は、上記の製造方法に関する課題を解決するもので、注出口本体とその下に連設された接合部からなる、多層インジェクション成形により形成された注出口の製造方法において、注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍に対応する位置に金型のゲートを設け、このゲートからキャビティ内にベースレジンを射出してキャビティ壁面に沿ってスキン層を形成した後にベースレジンに代えて溶融したバリア性樹脂を射出して、ベースレジンが形成したスキン層の内側に溶融したバリア性樹脂を流動させて中間層を形成し、スキン層/バリア性樹脂からなる中間層/スキン層の層構成の多層壁からなる注出口の周壁部を形成することを特徴とする注出口の製造方法を要旨とする。
本発明の製造方法によれば、注出口の高さ方向の中央部もしくはその近傍に対応する位置に金型のゲートを配置することにより、口部においても、接合部においてもスキン層の破れはなく、しかもバリア性樹脂からなる中間層を適度の厚さに形成し、バリア性が高くしかも製品外観も良好な注出口を製造することができる。
本発明の製造方法において、注出口本体に注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にフランジを設け、このフランジの一部に凹陥部を設けた形状のキャビテイを有し、凹陥部に相当する位置にゲートを配置した金型を用いることにより、ゲートの痕跡の出っ張りによる、注出口を機械搬送するときのひっかかりを回避した注出口を製造することができる。
本発明の注出口は、注出口本体とその下に連設された接合部からなる、多層インジェクション成形により形成された注出口において、ゲートが注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にあることを特徴とし、バリア性に優れ、バリア性のパウチに取り付けて、パウチ内のゼリー、飲料等の食品は注出口付近で褐変したり、中性食品についてはその保存期間が短いという従来の欠点を解消した注出口付きパウチを提供することができる。
また、本発明の注出口において、注出口本体に注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にフランジを設け、このフランジの一部に凹陥部を設け、凹陥部に相当する位置にゲートを位置させ、ゲートの痕跡を凹陥部に形成し、ゲートの痕跡が出っ張らないようにした注出口は、高いバリア性を有するのみならず注出口を機械搬送するときのひっかかりが回避されているという特色を有する。
また本発明の注出口の製造方法は、注出口本体とその下に連設された接合部からなる、多層インジェクション成形により形成された注出口の製造方法において、キャビティの注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍に対応する位置に金型のゲートを配置し、このゲートからキャビティ内にベースレジンを射出してキャビティ壁面に沿ってスキン層を形成した後にベースレジンに代えて溶融したバリア性樹脂を射出して、ベースレジンが形成したスキン層の内側に流動させて中間層を形成し、スキン層/バリア性樹脂からなる中間層/スキン層の層構成の多層壁からなる注出口の周壁部を形成することを特徴とし、この発明の製造方法によれば、金型のゲートを注出口の高さ方向中央部若しくはその近傍に対応する位置に配置することにより、口部においても接合部においてもスキン層の破れはなく、しかもバリア性樹脂からなる中間層を適度の厚さに形成し、バリア性が高くしかも製品外観も良好な注出口を製造することができる。そしてこのようにして製造した注出口をバリア性のパウチに取り付けることにより、パウチ内のゼリー、飲料等の食品は注出口付近で褐変したり、中性食品についてはその保存期間が短いという従来の欠点を解消した注出口付きパウチを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1乃至図4は本発明の注出口を示し、図1は正面図、図2は平面図、図3は底面図、図4は側面図を示す。
本発明の注出口は、注出口本体1とその下に連設された接合部6からなる。注出口本体1は丸筒部1aを有し、丸筒部1aには螺条2が設けられている。この螺条2には切り欠き2aを設けることができる。この切り欠き2aを設けることにより、注出口部を洗浄する過程において洗浄水等が螺条部に滞留することなく流下するため、注出口部の洗浄を効率よく行うことができるようになる。
容器本体1には第1、第2、第3のフランジ3、4、5が設けられている。中央の第2のフランジ4は、注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍に位置し、凹陥部4aを備える。本発明の注出口の成形金型のゲートは凹陥部4aに相当する位置に配置されており、ゲートの痕跡7が凹陥部4a内に形成されている。このように凹陥部4aに相当する位置に金型のゲートを位置させることにより、ゲートの痕跡7の出っ張りによる、注出口を機械搬送するときのひっかかりを回避することができる。
図5は注出口の縦断面図を示し、図6は図5のA−A線で切断した横断面図である。図5、図6に示すように本発明の注出口は、スキン層8/バリア性樹脂からなる中間層9/スキン層8の層構成の多層壁からなるものである。
本発明の注出口は、ゲートを注出口の高さ方向の中央部に相当する位置に配置することにより、口部においても、接合部においてもスキン層の破れはなく、しかもバリア性樹脂からなる中間層を適度の厚さに形成され、バリア性が高くしかも製品外観も良好なものである。それ故、バリア性のパウチに取り付けて、パウチ内のゼリー、飲料等の食品は注出口付近で褐変したり、中性食品についてはその保存期間が短いという従来の欠点を解消した注出口付きパウチを提供することができる。
次に本発明の注出口の製造方法について説明する。先ず溶融したポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等のベースレジンをゲートからキャビティ内に射出する。溶融したベースレジンはキャビティ壁面に接したところは即座に冷却され、固化して皮のような状態になり、図7に示すようにキャビティ11に沿って所謂スキン層8を形成する。射出される溶融ベースレジンは前方に進みながら壁面を押しつけるようにスキン層8の内部を流れていく。次いでベースレジンに代えて溶融したバリア性樹脂を射出するとまだ溶融状態にあるベースレジン内を通って流動して図8に示すようにスキン層8/バリア性樹脂からなる中間層9/スキン層8の層構成の多層壁が形成される。
バリア性樹脂としては、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物、ハイニトリル樹脂、ポリアクリロ樹脂、アクリロニトリルとメチルアクリレートとブタジエンとのコポリマー(商品名:パレックス)、ポリ塩化ビニル、メタキシレンジアミンとアジピン酸とからなるナイロンMX60、ポリエチレンイソフタレート系コポリマー、イソフタル酸又はテレフタル酸とエチレングリコールと1,3−ビス(2−
ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとからなるコポリエステル等を適用することができる。
本発明の製造方法において、ベースレジンの射出量が少ないとバリア性樹脂を射出したときにスキン層が破れ、バリア性樹脂がはみ出してしまう。逆にベースレジンの射出量が多いとスキン層が厚く形成され過ぎて中間層が不足しバリア性が低いものが形成されてしまう。射出量(射出速度)を適度に設定し、金型温度を低くして適度な厚みの固い強固な破れることのないスキン層を形成することが必要である。
金型のゲートが注出口の口部寄りに相当する位置にある場合、接合部6のベースレジン量が少なくなるため接合部のスキン層が破れ易くなる。逆に金型のゲートが接合部寄りに相当する位置にある場合、後部のベースレジン量が少なくなるため、口部のスキン層が破れ易くなる。結果として、金型のゲートの位置は注出口の高さ方向中間部もしくはその近傍が望ましい。また、接合部におけるスキン層の破れのほうが製品として致命であるので若干でも接合部寄りに金型のゲートを位置させるのが望ましい。
尚、金型のゲート位置からスキン層の内部を上下方向及び周方向(時計周り方向及び反時計周り方向)に回り込みゲートの反対側に接近するが、図6に示すように時計周りに流動した樹脂と反時計周り方向に流動した樹脂は完全にくっつかず隙間ができる。この部分のバリア性が劣ることは否めないが、注出口の周壁をスキン層8/バリア性樹脂からなる中間層9/スキン層8の層構成の多層壁で形成することにより、全体的に見ればバリア性は充分に得られる。
本発明の製造方法において、注出口本体に注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にフランジを設け、このフランジの一部に凹陥部を設けた形状のキャビテイを有し、凹陥部に相当する位置にゲートを配置した金型を用いることにより、ゲートの痕跡の出っ張りによる、注出口を機械搬送するときのひっかかりを回避した注出口を製造することができる。
図9は本発明の注出口を取り付けた注出口付きパウチを示す。
本発明の注出口はバリア性パウチ10の辺縁部の2辺間に装着され、パウチ内面に熱接着されている。バリア性パウチ10の材質の構成としては基材、内容物保護のためのバリア材、ヒートシール性を有する内面材からなるものを適用し得る。基材としては、印刷適性、強度、耐熱性等を有する素材から選択され、各種薄紙、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の樹脂を成膜してなる、好ましくは延伸されたフィルムを適用することができる。また、バリア材としてはポリビニルアルコールを成膜してなるフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物からなる樹脂を成膜してなるフィルム等のバリアフィルム、アルミニウム等の金属箔や、前記各種のフィルムに塩化ビニリデン等の防湿コートを施したものを適用することができる。更にバリア材として基材フィルムに直接に金属単体あるいは珪素やアルミニウム等の酸化物等を蒸着したフィルムを用いることができる。また、ヒートシール材としては、内容物の味覚等に支障を及ぼす恐れがなく、パウチとしての必要強度を有する材質、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を用いて重合したポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。また、本発明の注出口は、平袋、自立性袋(スタンドパック)、ガセットパウチ等の種々の形態のバリア性パウチに装着して利用することができる。
また、本発明の注出口に冠着するキャップとして、例えばキャップの天板にアルミニウム箔等からなるバリア性薄膜が装着されたバリア性キャップを用いることによりバリア性の極めて高い注出口付きパウチを提供することができる。
本発明の注出口はスポーツドリンク、ジュース、ゼリー等ののむ液体飲料を充填するための袋状容器に装着する注出口としてのみならず、揮発性の化粧料容器の注出口としても利用することができる。
本発明の注出口の正面図である。 図1に示す注出口の平面図である。 図1に示す注出口の底面図である。 図1に示す注出口の側面図である。 本発明の注出口の縦断面図である。 図5のA−A線で切断した断面図である。 キャビティ内にベースレジンを射出してスキン層を形成した状態を示す図である。 スキン層の内部にバリア性樹脂からなる中間層を形成した状態を示す図である。 本発明の注出口を装着したバリア性パウチの平面図である。
符号の説明
1 注出口本体
1a 丸筒部
2 螺条
2a 螺条の切り欠き
3 第1のフランジ
4 第2のフランジ
4a 凹陥部
5 第3のフランジ
6 接合部
7 ゲートの痕跡
8 スキン層
9 中間層
10 バリア性パウチ
11 キャビテイ壁

Claims (4)

  1. 注出口本体とその下に連設された接合部からなる、多層インジェクション成形により形成された注出口において、ゲートが注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にあることを特徴とする注出口。
  2. 注出口本体に注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にフランジを設け、このフランジの一部に凹陥部を設け、凹陥部に相当する位置にゲートを位置させ、ゲートの痕跡を凹陥部に形成したことを特徴とする請求項1に記載の注出口。
  3. 注出口本体とその下に連設された接合部からなる、多層インジェクション成形により形成された注出口の製造方法において、注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍に対応する位置に金型のゲートを設け、このゲートからキャビティ内にベースレジンを射出してキャビティ壁面に沿ってスキン層を形成した後にベースレジンに代えて溶融したバリア性樹脂を射出して、ベースレジンが形成したスキン層の内側に溶融したバリア性樹脂を流動させて中間層を形成し、スキン層/バリア性樹脂からなる中間層/スキン層の層構成の多層壁からなる注出口の周壁部を形成することを特徴とする注出口の製造方法。
  4. 注出口本体に注出口の高さ方向中央部もしくはその近傍にフランジを設け、このフランジの一部に凹陥部を設けたキャビティを有し、凹陥部に相当する位置にゲートを配置した金型を用いることを特徴とする請求項3に記載の注出口の製造方法。
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