JP2005231104A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 感光体を移動させつつ複数のレーザビームを走査することを繰り返して得られる画像に発生する歪みの調整が容易な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像を形成するための感光体を副走査方向に移動させつつ、副走査方向に所定の間隔で感光体に入射する複数本のレーザビームを、副走査方向と直交する主走査方向に沿って所定の長さ走査し、感光体の移動と複数本のレーザビームの走査を繰り返すことによって画像を形成する画像形成装置において、レーザビームの本数を所定の本数ごとに束とし、各束におけるレーザビームの走査方向は、その束を代表するレーザビームの本数をnとして、主走査方向に対し、所定の間隔、代表する本数n、及び、所定の長さから、arctan{(所定の間隔のn倍の長さ)/(所定の長さ)}として求められる角度で傾けて設定されていることを特徴とする。
【選択図】 図7


Description

本発明は、レーザビームを感光体ドラム上に走査させて静電潜像を形成することによって画像形成を行う画像形成装置に関し、特に複数のレーザビームを同時に感光体ドラム上に走査して静電潜像を形成するものに関する。
一般に、レーザビームを用いて行われる画像形成は、円筒状の感光体ドラムを用いて、感光体ドラムを回転(移動)させながら、レーザ光源から出射されるレーザビームをポリゴンミラーで反射し、fθレンズ、反射ミラーなどの光学系を通過させ、感光体ドラム上にレーザ光を走査し露光して静電潜像を形成する。そして、現像により得られるトナー像を記録紙に転写することで行われる。
また、このような画像形成方法は、レーザプリンタ、ファクシミリ、複写機、或いは、いわゆる複合機等に用いられているが、作業の効率化等の理由から、その画像形成を行う速度について高速化を図ることが常に求められている。
高速化を図るには、各種性能の大幅な向上が必要となるが、特に、レーザビームの走査速度を高速化することが必要で、そのためには、ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータの回転数を増大させることが必要である。しかし、ポリゴンモータは、現状で既に5万rpm(回/分)程で回転させられ、モータの発熱の対策や高速で回転することにより発生する風きり音などの騒音の対策を施していて、更に高速化するには、発熱や騒音について現状以上に対策が必要となるばかりか、耐久性の問題発生も予測できるので、ポリゴンモータの回転数を現状より増大させることは非常に難しく、そのことが高速化を図る上での制限となっていた。
そこで、レーザビームの数を増やし走査して同時に複数のラインを露光することで、ポリゴンモータの回転数を増大させずに、高速化を図っているものがある(例えば、特許文献1)。
レーザビームの数を増やす方法としては、特許文献1に記載されているように、複数のレーザダイオードを光学的に組み合わせる方法、1チップ内に複数の発光素子を有するマルチビームレーザダイオードを使用する方法があるが、後者のマルチビームレーザダイオードに関しては、近年、発光素子間のピッチを画像解像度に合わせることや、1チップ内の発光素子の数を増加することが行われ、将来的には更に増加傾向にある。
一方、このような複数のレーザビームを用いて走査を行う場合、1走査で露光される複数のラインの走査間の重なりや隙間を発生しないように、感光体ドラムに複数のレーザビームを走査しつつ、1回の走査で複数のレーザビームによって形成される複数のラインの感光体の移動方向における長さだけ感光体ドラムを回転させる必要がある。通常レーザビームの走査方向は感光体の移動方向に対し直交するように設定されるが、レーザビームの走査とともに、感光体が移動するので、レーザビームにより形成されるラインが感光体の移動方向に対して非直角になり、その結果、画像が平行四辺形状に歪むことになる。
特公平7−111509号公報
そこで、画像が歪まないようにレーザビームの走査方向を調整することが考えられるが、その調整値はレーザビームの本数ごとに求める必要があり、各本数に合わせて調整することは面倒であった。また、部品に調整の目印を付しておくにしても、各調整値の違いは僅かであるから困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、感光体を移動させつつ複数のレーザビームを走査することを繰り返して得られる画像に発生する歪みの調整が容易な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像を形成するための感光体を副走査方向に移動させつつ、前記副走査方向に所定の間隔で前記感光体に入射する複数本のレーザビームを、前記副走査方向と直交する主走査方向に沿って所定の長さ走査し、前記感光体の移動と前記複数本のレーザビームの走査を繰り返すことによって画像を形成する画像形成装置において、前記レーザビームの本数を所定の本数ごとに束とし、各束におけるレーザビームの走査方向は、その束を代表するレーザビームの本数をnとして、前記主走査方向に対し、前記所定の間隔、前記代表する本数n、及び、前記所定の長さから、arctan{(前記所定の間隔のn倍の長さ)/(前記所定の長さ)}として求められる角度で傾けて設定されていることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、画像を形成するための感光体を副走査方向に移動させつつ、前記副走査方向に所定の間隔で前記感光体に入射する複数本のレーザビームを、前記副走査方向と直交する主走査方向に沿って所定の長さ走査し、前記感光体の移動と前記複数本のレーザビームの走査を繰り返すことによって画像を形成する画像形成装置において、前記レーザビームの本数を所定の本数ごとに束とし、各束におけるレーザビームの走査方向は、その束を代表するレーザビームの本数をnとして、前記主走査方向に対し、前記レーザビームの走査の速度をv1、前記レーザビームの本数が前記代表する本数nの場合の前記感光体を移動する速度をv2とし、arctan(v2/v1)として求められる角度で傾けて設定されていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、前記所定の間隔は、前記形成される画像の解像度に基づくものであることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、レーザビームの本数を所定の本数ごとに束とし、各束におけるレーザビームの走査方向を、その束を代表するレーザビームの本数から得られる角度とするので調整が容易であり、また、その角度を光学系の構成から求めることができる。
請求項2記載の発明によれば、レーザビームの本数を所定の本数ごとに束とし、各束におけるレーザビームの走査方向を、その束を代表するレーザビームの本数から得られる角度とするので調整が容易であり、また、その角度をレーザビームの走査の速度、及び、感光体を移動する速度から求めることができる。
先ず、本発明に係る一実施の形態の画像形成装置の概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、画像形成装置の概略機械構成を示す説明図である。
図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置は、主に、記録紙6を収納し給送する給紙部1、画像データに基づいてトナー像を形成する画像形成部2、記録紙6に画像形成部2で形成されたトナー像を転写する画像転写部3、及び、記録紙6に転写されたトナーを記録紙6に定着し、排紙する定着排紙部4で構成され、各部は保持手段としての本体筐体5に保持されている。
給紙部1は、記録紙6を収納する給紙カセット11と、給紙カセット11から、収納された記録紙6を選択的に給送する給紙ローラ12と、記録紙6を画像転写部3に搬送する搬送ローラ対13、14で構成される。
画像形成部2は、反時計回り(矢印D方向)に回転する像担持体である感光体が円筒状の感光体ドラム21、感光体ドラム21に電荷を付与する帯電部22、帯電された感光体ドラム21上にレーザビームを走査し静電潜像を形成する走査部23(感光体ドラム21上のレーザビームを走査し画像形成をするための感光体の面を走査面と呼ぶ)、感光体ドラム21上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像しトナー像とする現像部24、トナー像を記録紙6に転写後の残留トナーを回収するクリーニング部25で構成される。また、上記円筒状の感光体ドラムに代えて、感光体をベルト状にした構成でもよい。
画像転写部3は、感光体ドラム21上に形成されたトナー像をコロナ放電により記録紙6に転写する転写極31を備えている。
定着排紙部4は、図示しないヒータ等の熱源を含む熱ローラ41と図示しない付勢手段により加圧され熱ローラ41とともに記録紙6を挟持する加圧ローラ42とを備え、熱ローラ41と加圧ローラ42とで記録紙6を搬送しつつ加熱しトナーを記録紙6に定着する。そして、記録紙6を搬送ローラ対43により排紙トレイ44に排出する。
次に、上述の画像形成装置の感光ドラム21と走査部23の光学系の構成について、図2を参照して説明する。図2は、感光ドラム21と走査部23の光学系の構成の一例を示す図である。図2に示すように、走査部23は、光源となるレーザビーム出射部として半導体レーザマルチビーム201を備えている。半導体レーザマルチビーム201は、半導体チップに画像の解像度に基づいて所定の間隔で一列に配置された複数の出射口からそれぞれレーザビームを出射する。半導体レーザマルチビーム201から出射されるレーザビームは、コリメータレンズ202を介し、複数の反射面(図2では6面)からなるポリゴンミラー203に入射する。ポリゴンミラー203は、図中の矢印Pの方向に回転し、ポリゴンミラー203の1面でA方向への反射からB方向への反射へとレーザビームの反射する方向を変化させ、次の面でA方向への反射からB方向への反射へとレーザビームの反射する方向を変化させることを繰り返す。そして、ポリゴンミラー203によりA方向への反射からB方向への反射へ反射する方向が変化させられるレーザビームは、fθレンズ204、反射ミラー207などの光学部品を介して、矢印D方向に回転する感光体ドラム21の走査面に入射し、矢印S方向に走査面上を走査する。ここで、走査面を移動させる方向を副走査方向(矢印D´方向)、副走査方向に直交する方向を主走査方向と呼ぶ。この際、複数のレーザビームは副走査方向に所定の間隔で走査面に入射し、また、レーザビームはfθレンズ204により、感光体ドラム21の走査面上を等速度で走査する。また、インデックスセンサ205は、反射ミラー206により反射させられたレーザビームを検知して、静電潜像を形成する際にレーザビームを制御するためのものである。このようにレーザビームを走査して、感光体ドラム21にライン状に静電潜像を形成する。また、上述の201乃至207の各光学系の部品は、走査部筐体208に保持される。
そして、レーザビームの走査方向(矢印S方向)は、通常、前記主走査方向に設定されるが、本実施の形態では、主走査方向に対し、後述する角度範囲θset傾けた設定にする。
さらに次に、上述のような構成で、感光体ドラム21上に形成される静電潜像の様子について図3を用いて説明する。図3は静電潜像の様子を説明するための図で、レーザビームの走査方向(S方向)は、通常設定される副走査方向(矢印D´方向)に対し直交する主走査方向(θsetが0度)とし、副走査方向の解像度を600dpi(dot per inch)、レーザビームを4本として説明する。
上述のようにレーザビームは、ポリゴンミラー203の矢印P方向の回転により、A方向からB方向に反射する向きを変化させられ、fθレンズ204通過することにより、S方向に等速度で移動する。また、半導体レーザマルチビーム201は、半導体チップに複数(本例では4つ)の出射口が走査面に入射するレーザビームが所定の間隔すなわち副走査方向の解像度のピッチpで副走査方向に一列となるように配置されている。そして、それぞれの出射口からレーザビームを出射し、同時に感光体ドラム21上を走査する。ここで、ピッチpは、解像度がdpiで示される場合には、25.4/解像度〔mm〕である。また、解像度が、dot/mmで示される場合には、1/解像度となる。
図3は、4本のレーザビームの走査開始点を4個の黒丸a1〜d1により示し、走査終了点をそれぞれ黒丸a1´〜d1´により示す。そして、次の走査の開始点及び終了点をそれぞれ白丸a2〜d2及びa2´〜d2´で示す。
このような画像形成において、レーザビームの1回の走査で露光されるラインの走査間の重なりや隙間を発生してはならない、つまり、黒丸d1と白丸a2の間の距離はピッチpと同じでなければならない。従って、a1からa2の距離は、ピッチpのレーザビームの本数倍(ピッチp×4)となる。つまり、a2をa1からピッチpのレーザビームの本数倍の位置にするためには、レーザビームの1回の走査の間に、感光体ドラム21は、ピッチpのレーザビームの本数倍(ピッチp×4)走査面が移動するように回転する必要がある。ここで、ピッチpのレーザビームの本数倍を副走査移動量と呼ぶことにする。
従って、図3に示すように、走査開始点は黒丸a1〜d1で示す位置で、レーザビームの走査とともに感光体ドラム21の走査面が副走査移動量の長さ移動するので、θsetが通常設定される0度の場合は、走査終了点は、黒丸a1〜d1の副走査方向の位置に対して副走査移動量の長さだけ移動した黒丸a1´〜d1´で示す位置になり、感光体ドラム21上に形成される静電潜像は、黒丸a1〜d1とそれぞれ対応する黒丸a1´〜d1´とを結んだ線上に形成されることになる。この黒丸a1〜d1とそれぞれ対応する黒丸a1´〜d1´とを結んだ線は、副走査方向の直角方向に対して角度θtrn傾いている。また、次の主走査では、静電潜像は、白丸a2〜d2とそれぞれ対応する白丸a2´〜d2´とを結ぶ同様に傾いた線上に形成されることになる。このように主走査及び副走査を繰り返すことにより、最終的に得られる画像は、図4(a)に示すようにθtrn傾いた平行四辺形となる。このとき、θtrnは図3より、
θtrn=arctan(副走査移動量/主走査走査長) 〔度〕
主走査走査長:1回の主走査でのレーザビームによる走査の長さで、レーザビームがA方向に進行するときの感光体ドラム21上の位置からレーザビームがB方向に進行するときの感光体ドラム21上の位置までの所定の長さで、これは、光学系の構成から求めることができる。実際には、レーザビームがA方向に進行した場合には、反射ミラー206により反射させられ感光体ドラム21には達しないが、達したものとして主走査走査長を求める。また、主走査走査長は通常、形成する画像の幅である主走査画像領域より長い。
また、レーザビームの主走査の速度をv1、走査面の副走査の速度をv2、1回の主走査の時間をtとすれば、
主走査走査長=v1×t、
副走査移動量=v2×t、であるから、θtrnを、
θtrn=arctan(v2×t/v1×t)=arctan(v2/v1) 〔度〕
と、表してもよい。
ここで、主走査画像領域の幅を一用紙のサイズであるA3の幅297〔mm〕とし、主走査走査長を、例えば317〔mm〕とし、及び、解像度を600dpiとすれば、レーザビームを本数nの場合の副走査移動量は、
副走査移動量=(25.4/600)×n
であり、θtrn〔度〕は、
θtrn=arctan((25.4/600)×n/317)
となる。各レーザビーム本数についてのθtrnを図4に示す。
図4に示すように、当然ではあるが、ビーム本数が多いほうがθtrnは大きくなるが、一本のビーム本数の違いによるθtrnの差は、約0.008度と僅であることがわかる。一方、画像の歪みは、解像度600dpiであれば、ビーム本数が5本すなわち約0.04度程度であれば目立たない。
そこで、本発明では、本発明は、所定の本数ごとに束として、その束を代表するビーム本数のθsetに設定するものである。具体的には、図7に示すように、ビーム本数が1乃至5本の場合には、θsetを0度(0本のθset)、6乃至15本の場合には、θsetを0.077度(10本のθset)及び6乃至15本の場合には、θsetを0.153度(20本のθset)とする。このようなθsetの設定であれば、画像の歪みは目立たない。
また、θsetを上述の角度とする組み付けの形態としては、例えば、図5に示すような位置決め手段としての走査部筐体208の穴210と長穴211を本体筐体5の2つの位置決めピン51、52を用いて、組み付け位置を決めて組み付けるようにする。その場合には、2つの位置決めピン51、52の中心を結ぶ線に対する感光体ドラム21の円筒形状の軸線の平行度を確保するように本体筐体5を製作することで、まず、位置決めピン51、52に対する感光体ドラム21の位置は確保される。また、図6に示すように走査部筐体208側の穴210と長穴211の中心を結ぶ線を、光学系を構成する各部を組み立てたときにレーザビームの走査方向に対してθsetだけ傾けて製作して、図5に示すように走査部筐体208の穴210と長穴211をそれぞれ本体筐体5の位置決めピン51、52に合わせて組み付けることにより、θsetに設定することができる。ビーム本数の複数に対応する場合に、例えば1本から25本に対応する場合であっても、図7に示すような設定によれば、走査部筐体208を僅か3種類用意すればよい。したがって、走査部筐体208の管理が容易である。
また、走査部筐体208の組み付けの際、角度を調整できるようにしてもよい。例えば、図示しないが調整手段として走査部筐体208を位置決めピン51を中心にして回動可能にし(この場合には、位置決めピン52は無くす必要がある)、図8に示すような目印に合わせる調整することができる。図8は、本体筐体5側に目印の刻印Kを、走査部筐体208側に目印のそれぞれのθsetに対応した複数の刻印Lを付し、刻印Kに所望のθsetの刻印L(図8では、L1〜L3)に合わせて調整するようになっている。ビーム本数の複数に対応する場合に、例えば1本から25本に対応する場合であっても、図7に示すような設定によれば、走査部筐体208側に僅か3つの刻印を用意すればよい。したがって、走査部筐体208の製作が容易になり、また、調整の際も3つの刻印から1つを選ぶだけであるから作業が容易である。
また、上述の走査部23において、半導体チップに所定の間隔で一列に配置された出射口から複数のレーザビームを出射する半導体レーザマルチビームを用いて説明したが、1つのレーザビームを出射する複数の半導体レーザを所定の解像度で走査するように光学的に組み合わせたもので複数のレーザビーム及びレーザビーム出射部を形成してもよい。
本発明に係る一実施の形態の画像形成装置の概略構成図である。 本実施形態に係る走査部の光学系の構成の一例を示す斜視図である。 静電潜像の様子を説明するための説明図である。 ビーム本数とそれぞれのθtrnを示す図である。 走査部筐体の組み付けを説明するための説明図である。 走査部筐体の穴210と長穴211の中心を結ぶ線と、レーザビームの走査方向を説明するための説明図である。 ビーム本数とθsetの設定を示す図である。 調整に用いる目印を説明するための図である。
符号の説明
1 給紙部
11 給紙カセット
12 給紙ローラ対
13、14 搬送ローラ対
2 画像形成部
21 感光体ドラム
22 帯電部
23 走査部
201 半導体レーザマルチビーム
202 コリメータレンズ
203 ポリゴンミラー
204 fθレンズ
205 インデックスセンサ
206 反射ミラー
207 反射ミラー
208 走査部筐体
210 穴
211 長穴
24 現像部
25 クリーニング部
3 画像転写部
31 転写極
4 定着排紙部
41 熱ローラ
42 加圧ローラ
43 搬送ローラ
44 排紙トレイ
5 本体筐体
51,52 位置決めピン
6 記録紙

Claims (3)

  1. 画像を形成するための感光体を副走査方向に移動させつつ、前記副走査方向に所定の間隔で前記感光体に入射する複数本のレーザビームを、前記副走査方向と直交する主走査方向に沿って所定の長さ走査し、前記感光体の移動と前記複数本のレーザビームの走査を繰り返すことによって画像を形成する画像形成装置において、
    前記レーザビームの本数を所定の本数ごとに束とし、各束におけるレーザビームの走査方向は、その束を代表するレーザビームの本数をnとして、前記主走査方向に対し、前記所定の間隔、前記代表する本数n、及び、前記所定の長さから、arctan{(前記所定の間隔のn倍の長さ)/(前記所定の長さ)}として求められる角度で傾けて設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像を形成するための感光体を副走査方向に移動させつつ、前記副走査方向に所定の間隔で前記感光体に入射する複数本のレーザビームを、前記副走査方向と直交する主走査方向に沿って所定の長さ走査し、前記感光体の移動と前記複数本のレーザビームの走査を繰り返すことによって画像を形成する画像形成装置において、
    前記レーザビームの本数を所定の本数ごとに束とし、各束におけるレーザビームの走査方向は、その束を代表するレーザビームの本数をnとして、前記主走査方向に対し、前記レーザビームの走査の速度をv1、前記レーザビームの本数が前記代表する本数nの場合の前記感光体を移動する速度をv2とし、arctan(v2/v1)として求められる角度で傾けて設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記所定の間隔は、前記形成される画像の解像度に基づくものである請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015121651A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 キヤノン株式会社 光走査装置及びそれを有する画像形成装置並びに光走査装置の製造方法

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