JP2005226367A - 基礎部の取付け金具及び取付け構造 - Google Patents

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Tsutomu Asaba
勉 浅場
Atsushi Kobayashi
篤志 小林
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Abstract

【課題】 軽量コンクリートパネルを建築物の布基礎に取付けて、縦壁を形成する場合に、軽量コンクリートパネルの取付けに必要な部品が少なく、施工性を向上させて確実な取付けを可能にする取付け金具及び取付け構造を提供する。
【解決手段】 建築物の固定部材にパネルを立設する際にパネルの下端部に取付ける取付け金具であって、断面板状で長孔を有し、布基礎の垂直部にあるアンカー筋がコンクリート部の天端から露出した状態で該アンカー筋の端部を取付け金具の長孔に挿入し定規アングルに固定する。また、布基礎に埋設されたアンカー筋を取付け金具の長孔に挿入し、前記取付け金具が定規アングルに固定され、パネルがロッキング機構を有することを特徴とする基礎部の取付け構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軽量気泡コンクリートパネル(ALC)を建築物の布基礎や開口フレームに取付けて縦壁を形成する場合に使用する縦壁パネルの取付け金具及び取付け構造に関する。
従来、軽量気泡コンクリートパネル(ALC)等の壁パネルを、建築物の布基礎や躯体に取付けて縦壁パネルを構成するには種々な構造がある。特に、耐震性の構造の一種として、縦壁パネルが下端小口面の中心を支点として、壁面に沿って若干振動可能に取付けられたロッキング構造がある。
図5は、従来例(特開平10−266433号公報)の縦壁パネルの取付け構造を示す一部破断斜視図である。
特開平10−266433号公報には、軽量コンクリートパネル1を建築物の基礎部に取付け、軽量コンクリートパネル1を構成する工法が記載されている。まず、図5のように布基礎2には、直径9mmで上端部が直角に折り曲げられたアンカー筋3を、約600mm間隔で埋設しておくが、このとき、アンカー筋3の折り曲げ部は布基礎2の上面に露出させておく。そして、水糸をフラットバー5の裏面の高さに水平に張り、一対の平行な丸棒部を有するU字状のスペーサー金具4(図4も参照)を、一方の丸棒部の最上部が前記水糸に当接する状態で、かつ他方の丸棒部が前記アンカー筋3の折り曲げ部に当接する状態に傾けたまま、該折り曲げ部に溶接する。
そして、すべてのアンカー筋3の折り曲げ部に、スペーサー金具4を固着したら、その上に幅50mm、厚さ4mmのフラットバー5を置いてフラットバー5の裏面とスペーサー金具4を溶接すれば、該フラットバー5を布基礎2に取付けることができる。一方、布基礎2上に取付ける軽量コンクリートパネル1の下端小口面中心に、直径20mm、深さ85mmの穴を穿孔しておく。そして軽量コンクリートパネル1の穴に、ベース金具7の鞘部に弾性のあるカバーをかぶせた棒状部(図に示さず)を挿入する。
次に、軽量コンクリートパネル1を布基礎2の上方から吊り込み、下端部のベース金具7を、布基礎2のフラットバー5に載せた状態で、所定位置にパネルを設置して下端部のベース金具7を基礎上のフラットバー5に溶接して固定する。
特開平10−266433
しかし、前述の方法では、軽量コンクリートパネル1を布基礎2に固定するために、ベース金具7、フラットバー5、スペーサー金具4と部品が多く必要であり、また、それぞれを固定するために折り曲げられたアンカー筋3にスペーサー金具4を溶接し、フラットバー5をスペーサー金具4に溶接し、ベース金具7をフラットバー5に溶接することが必要で、施工性が悪く、確実に固着することが困難であるという問題があった。
したがって、本発明は、軽量コンクリートパネル1を建築物の布基礎2に取付けて、縦壁を形成する場合に、軽量コンクリートパネル1の取付けに必要な部品が少なく、施工性を向上させて確実な取付けを可能にする取付け金具及び取付け構造を提供することを目的とする。
本発明は、図1〜図3に示すように、建築物の固定部材にパネルを立設する際にパネルの下端部に取付ける取付け金具(パネルを支持する支持金具)8であって、断面板状で長孔8aを有する。この取付け金具8は、布基礎2の垂直部に有するアンカー筋3をコンクリート部の天端から露出させた状態で、該アンカー筋3の端部をその長孔8aに挿入して該アンカー筋3を溶接して固着し、さらに、定規アングル6に溶接して固定する。
また、本発明は、布基礎2に埋設されたアンカー筋3に取付け金具を挿入して溶接して固定し、取付け金具が定規アングル6に固定され、パネルが取付け金具を支点としてロッキング(揺動)することを可能とする取付けを特徴とする布基礎部の取付け構造とかなる。
本発明の軽量コンクリートパネル1取付け構造では、天端に露出したアンカー筋3と取付け金具を溶接して固着することが容易であり、パネルを固定する定規アングル6を取付け金具に溶接固定することも容易である。従来のようにアンカー筋3を打撃して折り曲げる必要がなく、布基礎上2のフラットバー5とスペーサー金具4を溶接する必要がない。
また、取付け金具8が長孔8aになっているため、アンカー筋3の位置ずれに対して位置調整することが可能であり、定規アングル6の固着も容易である。更に、縦壁パネル1が地震時にロッキングすることも可能であり、耐震性に優れている。取付け金具は簡単な構造で取付け工賃が安価であり、施工性も向上する。
建築物の固定部材に本発明の取付け金具により、アンカー筋3を有する布基礎2やコンクリートからなるコンクリート部の天端に、上層に位置する軽量コンクリートパネル1等のコンクリートを建て込む際、前記アンカー筋3に取付け金具8を挿入し、取付け金具8を定規アングル6に固着する。
軽量気泡コンクリートパネル1の下端部は、布基礎2の上面から所望高さに水平に固着された定規アングル6の水平部に、取付け金具8を介して支持される。軽量気泡コンクリートパネル1の下端小口面の中央部に設置すると、パネルは板状部材の厚さだけ定規アングル6の水平部から浮いている。
この構造では、躯体が地震などで揺動した場合には、軽量気泡コンクリートパネル1は取付け金具8を支点として回動するので、壁面の損傷が防止でき、耐震性が優れている。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。図1は本発明の取付け金具の斜視図であり、図2は図1の取付け金具を使用した軽量コンクリートパネルの取付け構造を説明する斜視図であり、図3は図1の取付け金具を使用した縦壁パネルの取付け構造を説明する縦断面図である。
図1に示す取付け金具8は断面板状で定規アングル6に取着される。中央には、長孔8aが穿孔されており、この長孔にアンカー筋3が挿入される。
取付け金具8は、断面が板状で、幅50mm、長さ100mm、厚さ4.5mmであり、9mm径のアンカー筋3が自由に位置を決められる30mm×10mmの長孔8aを開ける。
布基礎2に関しては、パネル下端中心部に取付けられた金具が、建築物の布基礎2の上面に水平に固着された定規アングル6に固着され、該パネルの上端中心に取付けられた金具が、躯体に水平に固着された定規アングル6に固着されている。
次に、軽量コンクリートパネル1を基礎の上方から吊り込み、下端部の取付け金具8を基礎上の定規アングル6に載せた状態で、縦壁パネルを所定位置に固定する。
次に、この作業を繰り返して下段縦壁パネルを順次取付けて、すべての下段縦壁パネル1を取付けてから、布基礎2と定規アングル6との間にモルタル9を充填し、このモルタル9の上面と縦壁パネル1の下端部との間や、隣接する縦壁パネルとの目地部には、バックアップ材10とシーリング材11を充填すれば、縦壁パネルの取付け作業は完了する。
本発明の取付け支持金具の斜視図である。 本発明の取付け金具を使用した縦壁パネルの取付け構造の斜視図である。 本発明の取付け金具を使用した縦壁パネルの取付け構造の縦断面図である。 従来の取付け金具(スペーサー金具)の斜視図である。 従来の取付け金具(スペーサー金具)を使用した縦壁パネルの取付け構造の斜視図である。
符号の説明
1 軽量コンクリートパネル
2 布基礎
3 アンカー筋
4 スペーサー金具
5 フラットバー
6 定規アングル
7 ベース金具
8 取付け金具(支持金具)
8a 長孔
9 モルタル
10 バックアップ材
11 シーリング材

Claims (2)

  1. 建築物の固定部材にパネルを立設する際にパネルの下端部に取付ける取付け金具であって、断面板状で長孔を有し、布基礎の垂直部にあるアンカー筋がコンクリート部の天端から露出した状態で該アンカー筋の端部を取付け金具の長孔に挿入し定規アングルに固定することを特徴とする基礎部の取付け金具。
  2. 布基礎に埋設されたアンカー筋を請求項1記載の取付け金具の長孔に挿入し、前記取付け金具が定規アングルに固定され、パネルがロッキング機構を有することを特徴とする基礎部の取付け構造。
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