JP2005224138A - 豆乳等を用いた生チョコレート及びその作り方 - Google Patents

豆乳等を用いた生チョコレート及びその作り方 Download PDF

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博志 久保
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透 久保
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Abstract

【課題】 生チョコレートを作る方法であって、生クリームの代わりに豆乳を用いて作る方法の提供。
【解決手段】 チョコレートの塊12を加熱して溶かし、これにほぼ同じ温度に加熱した豆乳11を10%〜70%の重量比で均等に混入し、これを型容器16に流し込んで冷却することで固まらせる。そして所定の一口サイズにカットすると共に、表面にはココアパウダーをふり掛ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は豆乳又は豆腐を主成分として用いた生チョコレートに関するものである。
チョコレートにも色々あるが、カカオマスにココアバターを加えたもの、又はココアパウダーにココアバターを加えたものである。上記カカオマスとはカカオ豆を焼いてすり潰したものであり、ココアバターはカカオマスから搾り出した油であって、その残りかすがココアパウダーとなる。そして、チョコレートの主成分は砂糖、ココアバター、カカオマス・・と成っている。砂糖は味付けの為に使用される。
上記ココアバターは人の体温より少し低めの約35℃で溶けですことが出来、その為にチョコレートを食べると「トロッ」とした食感が得られるのは、溶け出したココアバターが口の中で広がる為である。又、チョコレートが変色することがあるが、これはチョコレートから溶け出したココアバターが表面でゆっくり冷えて固まる為である。
そしてココアパウダーにココアバターを混ぜて冷やしたものは硬くて、折る際には「パリッ」と音が発生する。しかし、ココアバター以外の油脂(サラダ油、バター、ラードなど)を使用した場合には、冷やしても「あんこ」のようにベッタリする。これは、ココアバターが他の油脂と違い28℃程度で硬く固まる性質がある為である。約28℃で硬く固まり、人の体温に近い温度で溶けることが出来るココアバターが用いられることで、チョコレート独特の食感が得られる。
このように、菓子の1つとして広く親しまれているチョコレートには、色々な効能があって、例えばアレルギー予防、血行促進、抗酸化作用を備えている。ところで、近年では生チョコレートと称した柔らかいチョコレートが好まれている。この生チョコレートは従来のような食感はなくて、口に入れるとトロケル柔らかさであって、これは生チョコレートに生クリームが含まれていることによる。
チョコレートはそれ自体のカロリーが高く、更に生チョコレートともなれば生クリームが含まれることでそのカロリーは一段と高くなってしまう。又、生クリームは動物性脂肪であり、これが為にコレステロールが高くなり、血行を阻害し、動脈硬化をもたらす。
このように、従来の生チョコレートには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であって、生クリームを一切用いないことで、低カロリーであって動物性脂肪を含まない生チョコレートを提供する。
本発明に係る生チョコレートは、主成分である生クリームを用いないで作られ、その代わりに豆乳が使用される。容器内にチョコレートの塊を入れて加熱することで該チョコレートの塊は溶解し、並行して加熱した豆乳と均一に混ざり合うことが出来る。そして、この豆乳チョコレート液は型容器に流し込まれ、該型容器は冷蔵庫に入れて冷却される。
豆乳チョコレート液は冷却されることで固化し、所定の大きさにカットされ、表面にはココアパウダーがふりかけられ、所定の大きさの容器に箱詰めされて販売される。ここで、チョコレートと豆乳との混合割合は、生チョコレートの柔らかさに影響するが、この柔らかさは人の好みもあることから、混合される豆乳の割合を本発明では限定しないことにする。一般的には、豆乳の比率が10%〜70%の範囲である。そして、本発明は、該豆乳だけでなく豆腐をすり潰したペースト状の流動液を混入して生チョコレートを作ることも可能である。
本発明に係る豆乳を用いた生チョコレートは従来の生クリームを使用しないで、該生クリームの代わりに豆乳が用いられる。豆乳はチョコレートと調和して、まろやかでコクと風味豊かな生チョコレートを作り上げることが出来る。そして、豆乳は生クリームに比較してカロリーが低く、約20%〜30%のカロリーが低減される点もダイエットを試みる人にとってはその価値は高い。
一方、生クリームは動物性脂肪を大量に含んでいるが、大豆を原料とした豆乳は植物油彩であり、食べることで豆乳としての効果が得られる。例えば、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、レシチン、イソブラボンを多く含み為に、美容と健康増進に効果がある。勿論、豆腐を用いた生チョコレートの場合も同じである。
本発明に係る生チョコレートは豆乳が主成分として使用され、その重量比は10%〜70%であり、好ましくは20%〜50%が適しており、更に好ましくは45%前後がベストである。すなわち、生チョコレートと一口に言ってもその柔らかさは色々であり、該豆乳の比率に応じて調整することが出来る。
図1は本発明に係る生チョコレートを作る工程を示す具体例である。
(1)大豆の浸漬
水1を満たした容器2に大豆3を入れて一晩漬す。その結果、大豆3は柔らかくなる。
(2)生呉の製造
グラインダー4のホッパー5に浸漬して柔らかく成った大豆3と水1を入れてすり潰し、生呉6が作られる。
(3)生呉の加熱
上記生呉6は圧力釜7に入れられて、殺菌を行う為に煮沸する。煮沸手段は限定しないが、一般的には加熱蒸気8が用いられる。
(4)生呉の絞り
加熱された生呉6はドラム9を通過して絞られ、オカラ10と豆乳11に分離される。
(5)豆乳の完成
この豆乳11はその糖度が一般的に15度〜30度の範囲になるように調整される。
(6)チョコレート塊の溶解
ホッパー13内にチョコレート塊12を入れて溶解する。ホッパー13は温水14内に入れて加熱され、この熱によって該チョコレート塊12をゆっくり溶解することが出来る。
(7)豆乳の混入
溶融したチョコレート液15に豆乳11が混入されて均等になるように攪拌される。この場合、豆乳11の温度はチョコレート液15と同じ位の温度に加熱される。
(8)型容器への流し込み
正方形をした型容器16に、豆乳11とチョコレート液15を混合した豆乳チョコレート液17を流し込む。この際に、型容器16は水平に配置されると共に、流し込まれる豆乳チョコレート液17の深さの均一化が図られる。
(9)混合液の硬化
上記豆乳チョコレート液17を入れた型容器16は冷蔵庫に入れられて冷却される。従って、豆乳チョコレート液17は冷えて固まり、生チョコレートが出来上がる。
(10)一粒大きさにカット
冷えて固まった大きな生チョコレート板を一粒サイズにカットする。この一粒サイズの大きさは限定しないが、例えば一片を2cmの正方形ブロックにカットすることが出来る。
(11)表面全体にココアパウダーをふり掛ける。
(12)販売用の小さな容器に詰め替えられる。
(13)冷蔵庫に入れて保管され、適当な数量分を冷蔵庫から出して出荷することが出来る。
上記、実施例はチョコレート塊12を溶かして豆乳11を混入した場合であるが、該豆乳11の代わりに豆腐を使用することも可能である。豆腐の場合には、ミキサー等で細かくすり潰してペースト状の流動状態とし、これを上記チョコレート塊12を溶かした液に均一に混入する。混入割合は豆乳の場合と同じく10%〜70%の範囲が適している。そして、この混合液を型容器に入れて冷却することで固まり、豆腐入り生チョコレートが完成する。
豆腐入り生チョコレートの柔らかさは、該豆腐の混入割合に影響される為に、この量を適度に調整することで、色んな柔らかさの生チョコレートを作ることが可能と成る。
本発明に係る豆乳位置生チョコレートの作り方を示す。
符号の説明
1 水
2 容器
3 大豆
4 グラインダー
5 ホッパー
6 生呉
7 圧力釜
8 蒸気
9 ドラム
10 オカラ
11 豆乳
12 チョコレート塊
13 ホッパー
14 温水
15 チョコレート液
16 型容器
17 豆乳チョコレート液


















Claims (5)

  1. 柔らかい生チョコレートにおいて、チョコレートの塊を溶かしたチョコレート液に豆乳を均等に混入し、これを冷却して固まらせたことを特徴とする豆乳を用いた生チョコレート。
  2. 柔らかい生チョコレートにおいて、チョコレートの塊を溶かしたチョコレート液に糖度が15度〜30度の豆乳を10%〜70%の割合で均等に混入し、これを冷却して固まらせたことを特徴とする豆乳を用いた生チョコレート。
  3. 柔らかい生チョコレートにおいて、チョコレートの塊を溶かしたチョコレート液に豆腐をすり潰して作ったペースト状の流動液を10%〜70%の割合で均等に混入し、これを冷却して固まらせたことを特徴とする豆腐を用いた生チョコレート。
  4. 生チョコレートを作る方法において、チョコレートの塊を加熱して溶かし、これにほぼ同じ温度に加熱して糖度が15度〜30度の豆乳を10%〜70%の重量比で均等に混入し、これを型容器に流し込んで冷却することで固まられ、そして所定の一口サイズにカットすると共に、表面にはココアパウダーをふり掛けたことを特徴とする生チョコレートの作り方。
  5. 生チョコレートを作る方法において、チョコレートの塊を加熱して溶かし、これに豆腐をすり潰したペースト状の流動液をほぼ同じ温度に加熱して10%〜70%の重量比で均等に混入し、これを型容器に流し込んで冷却することで固まられ、そして所定の一口サイズにカットすると共に、表面にはココアパウダーをふり掛けたことを特徴とする生チョコレートの作り方。
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