JP2017108679A - チョコレート菓子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カカオパートと無臭植物油からなる油分30%―45%、乳酸菌を含有する豆乳からなる水分25%−35%、甘味料を含有する糖分20%−30%、からなるチョコレート菓子とする。
【選択図】なし
Description
しかし原材料のカカオは油分を含み、またバターや生クリームといった動物由来の油分を多く使用し作られるためカロリーが高く、砂糖を使用しているため糖分の過剰な摂取の問題があり肥満や糖尿病といった健康被害を引き起こす原因の一つとなっていた。
しかしながらチョコレート菓子自体は通常のチョコレート菓子であり上記したとおり多食すれば健康に負担がかかるものである。
乳酸菌を含有する豆乳からなる水分25%−35%、
甘味料を含有する糖分20%−30%、
からなるチョコレート菓子に関する。
B.工程Aでできた溶液に糖分を入れて溶解する工程、
C.油分であるカカオパートと無臭植物油を混合する工程、
D.工程Bでできた溶液に工程Cでできた混合液を加え、混練し乳化させる工程、
E.工程Dで乳化したものを固める工程
からなるチョコレート菓子の製造方法に関する。
乾燥させた種子を焙煎する。この焙煎を行うときの、温度や時間によって焙煎した種子の苦みや風味が変わる。
焙煎した種子は皮を外した後粉砕して荒めの粒状にし、この粉砕時に摩擦熱で油分が解け黒い粘性のある液状になる。
この発明で用いるカカオパートは黒い粘性のある液体をそのまま固めたカカオパートを用いる。
一般にカカオバターと生クリームはそのままでは混ざらず、砂糖を加えることで油分と水分とを混ざりやすくし、乳化させる。
このようにカカオバターに砂糖を混ぜて使用し、カカオバターの配合量によってカカオ50%、75%と呼ばれる。
この発明において使用する油分であるカカオパートはカカオ100%すなわち砂糖を全く配合されていないカカオパートを用いる
カカオ100%とする理由は、喫食者にカカオポリフェノールを多く摂取させて健康に寄与させることにある。
その理由は無臭植物油を用いることでカカオパートの風味をより生かすことができる。
この発明で使用する無臭植物油としては、無臭であるサラダ油やオリーブ油を用いてもよいが、酸化しにくく、体に良い成分が含まれるため無臭ゴマ油が好ましく使用できる。
尚、通常チョコレート菓子は食感を滑らかにするため油分としてバターを用いるが、バターはカロリーが高く、過食すると体に負担がかかるためこの発明では無臭植物油を用いるのが望ましい。
その理由は乳脂肪や乳糖を含まないからである。
この発明では豆乳に乳酸菌を溶解させる際に加熱する。
しかし豆乳は加熱すると成分が分離し膜をはるため、この発明においては乳酸菌添加時にメイプルパウダーを加えることで分離を防ぎ、膜をはらないようにするのが望ましい。
尚、通常チョコレート菓子は水分として生クリームを入れるが、生クリームはカロリーが高く、過食すると体に負担がかかるため、この発明では水分として豆乳を用いる。
甘味料としては砂糖以外の天然糖でも良いが、キシリトールやトレハロースといった体に良いとされる人工甘味料でも良く、メープルシロップやハチミツといった植物由来の甘味料がより望ましい。
その理由はメープルシロップやハチミツなどの少量で甘味を感じられる甘味料をもちいることで糖類の摂取量が抑えることができ、さらにカロリーも抑えることができる。
尚、通常チョコレート菓子は水分と油分とを混ざりやすくして乳化させるために砂糖を入れるが、この発明では糖分として砂糖を用いず甘味料を加えて混練させて乳化させる。
その理由は多くの乳酸菌を摂取できるからである。
乳酸菌の種類は特に限定しないが、整腸作用がある桿菌や白血球を活性化させる球菌がより望ましい。
乳酸菌は生体よりもナノ型乳酸菌(登録商標:有限会社バイオ研)と呼ばれる死菌体を用いる方がこの発明においてはより望ましい。
その理由はヨーグルトでは100億個ほどの乳酸菌が含まれるのに対し、ナノ型乳酸菌では1カップで1000億個の乳酸菌を含んでいるため乳酸菌が体内でより効果を発揮するからである。
好ましくは糖分が少なく、油分が多い方がよい。
カカオパートと無臭植物油の比率はカカオパート6に対して無臭植物油1が好ましい。
ハチミツとメープルシロップの割合は1対1が好ましく、メイプルパウダーを加える場合はハチミツ、メープルシロップの2割程度が好ましい。
ウミツバメの巣をさらに配合することで糖鎖が摂食でき、美容に良いからである。
この発明にかかるチョコレート菓子は還元型コエンザイムQ10を油分に配合してもよい。
補酵素である還元型コエンザイムQ10を摂取でき健康や美容によいからである。
還元型を用いるのは体内で働くコエンザイムQ10は還元型であり、酸化型だと一度体内で還元型に変化させなければならず、吸収量が落ちるからである。
加熱温度は高くてもよいが、豆乳は加熱すると成分が分離し膜をはるためメープルパウダーを加えることで分離を防ぐのが望ましい。
乳酸菌粉末を混練する場合に、バーミクスといった電動式ミキサーを用いてもよい。
乳酸菌粉末を水分である豆乳に加え混練した後、甘味料を加える。
水分にウミツバメの巣を混ぜ合わせてもよい。
このとき加熱しなくともよい。
無臭植物油は無臭サラダ油でもよいが、特に酸化しにくい無臭ゴマ油が好ましい。
油分に還元型コエンザイムQ10を加えてもよい。
カカオパートと無臭植物油の混合液を低温加熱し、豆乳に乳酸菌及び糖分を混ぜた豆乳溶液を加え混練し乳化させる。
このとき乳化物の温度が50℃前後になるように、例えば豆乳溶液が60℃の場合、混合液は40℃に熱した液とする。
チョコレート菓子の種類、形状、大きさに合わせて、温度、湿度、形を適宜変更してもよく、また配合量の違うチョコレート菓子を組み合わせてもよい。
例えばボンボンショコラと呼ばれるチョコレート菓子の場合は、湿度50%、温度18度以下で2日程度置いてチョコレート菓子を固め更に別のチョコレート菓子で覆うことで作る。
Claims (7)
- カカオパートと無臭植物油からなる油分30%―45%、
乳酸菌を含有する豆乳からなる水分25%−35%、
甘味料を含有する糖分20%−30%、
からなるチョコレート菓子。 - 配合量が糖分<水分<油分であることを特徴とする請求項1に記載のチョコレート菓子。
- 甘味料がハチミツ、メープルシロップであることを特徴とする請求項1または2に記載のチョコレート菓子。
- 油分の無臭植物油が無臭ゴマ油である請求項1乃至3に記載のチョコレート菓子。
- 油分に還元型コエンザイムQ10が配合されていることを特徴とする請求項1乃至4に記載のチョコレート菓子。
- 水分にウミツバメの巣が配合されていることを特徴とする請求項1乃至5に記載のチョコレート菓子。
- A.水分である豆乳を加熱し、乳酸菌粉末を入れて溶解する工程、
B.工程Aでできた溶液に糖分を入れて溶解する工程、
C.油分であるカカオパートと無臭植物油を混合する工程、
D.工程Bでできた溶液に工程Cでできた混合液を加え、混練し乳化させる工程、
E.工程Dで乳化したものを固める工程
からなるチョコレート菓子の製造方法。
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2015
- 2015-12-16 JP JP2015245582A patent/JP2017108679A/ja active Pending
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