JP2005219912A - フォークリフト、及びこれに用いられるフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】 フォークを車体幅方向へ移動可能とすることによる優れた作業性を維持し、しかも、安定性を確保することができるフォークリフトを提供することを目的とする。
【解決手段】 フォーク8が、リフトブラケット6に車体幅方向へ移動可能に設けられたサイドシフトブラケット7に支持されるシャンク部81と、該シャンク部81の下端から車体前方へ突設されるブレード部82を備え、該ブレード部82は基端側よりも先端側が車体幅方向外側に位置するよう屈曲して形成され、シャンク部81はリーチレッグ2よりも車体幅方向内側でサイドシフトブラケット7に支持される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォークが車体幅方向へ移動可能に設けられるフォークリフト、及びフォークリフトに用いられるフォークに関する。
従来より、フォークの車体幅方向の水平移動(以下、適宜サイドシフトという。)を可能にするために、例えば後掲の特許文献1に記載されているような装置、いわゆるサイドシフトアタッチメントを用いたフォークリフトがある。すなわち、マストに昇降可能に設けられるリフトブラケットに車体幅方向へ移動可能にサイドシフトブラケットが設けられ、該サイドシフトブラケットにフォークが支持され、サイドシフトブラケットを駆動するシリンダを伸縮動作させることにより、フォークがサイドシフトブラケットごと車体幅方向へ移動するようになされている。
後掲の特許文献2に記載の技術は、フォークリフトなどに用いられるフォークに関するものであり、リフトブラケットに支持されるシャンク部と該シャンク部から突設されたブレード部を備える側面視L字型のフォークにおいて、シャンク部を屈曲して形成し、左右一対のフォークについて、部分的にシャンク部同士の間隔がブレード部同士の間隔よりも大きくなるように設けてある。
特開平10−175798号公報 特表2001−501879号公報
さて、リーチ型フォークリフトにおいて、サイドシフトブラケットにフォークを支持し、リフトブラケットにこのサイドシフトブラケットを支持する場合、リーチレッグに接触することがないようリーチレッグよりも前方でサイドシフトを行えるように構成すると、フォークを支持する位置が、単にリフトブラケットにフォークを支持する場合に比べて、より前方の位置となる。そこで、リフトブラケットにフォークを支持する場合と同程度に車体前後方向の安定性を保つために、例えばフォークに積載する荷物の重量を減らす、いわゆる減トンを行う必要がある。但し、減トンを行うと、同車格でリフトブラケットにフォークを支持したフォークリフトでは積載可能な荷物(重量)を積載できなくなったり、荷物を持上げ可能な揚高が低く制限されたりするといった作業性の観点から見てマイナスの効果が生じる。
このような減トンを避けるために、リーチ型フォークリフトであれば、リーチアウト時のリーチストロークを制限して、フォークが前方へ出過ぎないようにすることが可能である。しかし、単純にリーチストロークを制限しただけでは、サイドシフトブラケットやフォークがリーチレッグに接触することになりかねないので、例えばサイドシフトストロークを短縮するといった措置が合わせて必要となる。当然のことながら、サイドシフトストロークが短縮されると、フォークを移動させることによって得られる効果は小さくなってしまう。
もちろん、上記特許文献2に示されているフォークを用いたとしても、これらの問題を解決することはできない。
そこで、本発明は、フォークを車体幅方向へ移動可能とすることによる優れた作業性を維持し、しかも、安定性を確保することができるフォークリフトを提供することを目的とする。又、フォークリフトに用いて、積荷を安定的に支持できるフォークを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係るフォークリフトは、車体から前方へ延設されたリーチレッグに沿って車体前後方向へ移動可能に設けられたリフト装置に、フォークを車体幅方向へ移動可能に支持するリーチ型フォークリフトにおいて、前記リフト装置は、前記リーチレッグに沿って車体前後方向へ移動可能に設けられるリーチキャリッジと、該リーチキャリッジに立設されるマストと、該マストに昇降可能に設けられるリフトブラケットと、該リフトブラケットに車体幅方向へ移動可能に設けられ、前記フォークを支持するサイドシフトブラケットとからなり、前記フォークは、前記サイドシフトブラケットに支持されるシャンク部と、該シャンク部の下端から車体前方へ突設されるブレード部を備え、該ブレード部は基端側よりも先端側が車体幅方向外側に位置するよう屈曲して形成され、前記シャンク部は前記リーチレッグよりも車体幅方向内側で前記サイドシフトブラケットに支持されることを特徴とする技術的手段を採用する。
本発明に係るフォークリフトによれば、一対のフォークを、シャンク部及びブレード部の基端側での間隔を狭くしてサイドシフトブラケットに支持させて用いるとしても、ブレード部の先端側で荷物を安定的に、特に車体幅方向について安定的に支持することができる。そのため、サイドシフトブラケット、フォーク、及びフォーク上の荷物を、安定的に車体幅方向に移動させて作業することができる。
本発明に係るフォークリフトにおいては、前記フォークは、前記サイドシフトブラケットを車体幅方向中央に位置させた状態での前記シャンク部と前記リーチレッグとの車体幅方向間隔が、同状態からの前記リフトブラケットに対する前記サイドシフトブラケットの車体幅方向への移動可能距離よりも大きくなるよう、前記シャンク部を前記リーチレッグから車体幅方向内側へ離した位置で前記サイドシフトブラケットに支持されていることを特徴とする技術的手段を採用することができる。
これによれば、サイドシフトブラケットを車体幅方向への移動させ最大限にリーチレッグへ近付けたとしても、フォークのシャンク部とリーチレッグとの間に隙間が確保され、シャンク部とリーチレッグとの接触が防止できる。従って、シャンク部とリーチレッグをそれぞれ保護できると共に、接触時の衝撃によりブレード部に載置した積荷が荷崩れするといったおそれもなくなる。もちろん、車体幅方向中央に位置させた状態でのサイドシフトブラケットとリーチレッグとの車体幅方向間隔が、同状態からのリフトブラケットに対するサイドシフトブラケットの車体幅方向への移動可能距離よりも大きくなるよう、サイドシフトブラケットを形成することにより、上記同様にサイドシフトブラケットを最大限にリーチレッグへ近付けたとしても、サイドシフトブラケットとリーチレッグとの間に隙間を確保でき、サイドシフトブラケットとリーチレッグとの接触を防止することができる。
上記のようにして、フォークとリーチレッグとの接触を防止することで、フォーク全体がリーチレッグの前端よりも前方に位置するまでリフト装置を移動させる必要がなくなる。これによって、車体側に近い位置でフォークにて荷物を支持し、フォークを車体幅方向へ移動させることが可能となる。つまり、フォークにて支持する荷物の重量を大きく減らさなくとも、リーチ型フォークリフトの車体前後方向の安定性を保つことができるようになる。同様に、サイドシフトブラケットとリーチレッグとの接触を防止することで、サイドシフトブラケット全体がリーチレッグの前端よりも前方に位置するまでリフト装置を移動させる必要がなくなり、より車体に近い位置でフォークにて荷物を支持し、車体幅方向へ移動させることが可能となる。
又、本発明に係るフォークリフトにおいては、前記フォークのブレード部は、前記シャンク部から車体前方へ連設されている基端側部位と、該基端側部位の前部から所定の角度で車体幅方向外側へ屈曲して連設されている屈曲部位と、該屈曲部位の前部から車体前方へ連設され前記基端側部位と略平行となるよう設けられている先端側部位とからなり、前記基端側部位と前記先端側部位との車体幅方向距離が、前記サイドシフトブラケットを車体幅方向中央に位置させた状態からの前記リフトブラケットに対する前記サイドシフトブラケットの車体幅方向への移動可能距離と略等しくなるよう、前記屈曲部位が形成されていることを特徴とする技術的手段を採用することができる。尚、ここでいう基端側部位と先端側部位と車体幅方向距離とは、基端側部位と先端側部位との間に間隔があることを指すものではなく、例えば、基端側部位の外側面と先端側部位の外側面との車体幅方向のついての距離や、基端側部位の車体幅方向中心と先端側部位の車体幅方向中心との車体幅方向についての距離を表している。
これによれば、フォークのブレード部を製作しやすいので、量産化により製作コストを抑えることができ、加えて、設計上フォークとして必要とされる強度を確保しやすいので、リーチ型フォークリフトの各種形態に合わせて適切なフォークを製作することができる。又、基端側部位と先端側部位との車体幅方向距離が、サイドシフトブラケットの車体幅方向への移動可能距離と略等しいので、基端側部位での間隔をサイドシフトブラケットの移動可能距離の分だけ狭くして一対のフォークを備えたとしても、先端側部位での間隔は、基端側部位と先端側部位とが一直線状に形成されたフォークを、基端側部位での間隔をサイドシフトブラケットの移動可能距離の分だけ狭くすることなく用いる場合のそれと同じとなり、安定的に支持できる間隔が確保される。
更に、本発明に係るフォークリフトにおいては、前記リフト装置は、前記シャンク部の前面が、少なくとも前記リーチレッグの前端に一致するまで、車体前方へ移動可能に設けられることを特徴とする技術的手段を採用することができる。
これによれば、シャンク部の前面が荷物に当接するまで、リフト装置を車体前方へ移動させてブレード部を荷物のフォーク差込口に差し込むことができるので、ブレード部全体を用いて安定的に荷物を支持することができる。
又、上述の目的を達成するため、本発明に係るフォークは、フォークリフトのリフト装置に支持されて用いられるフォークであって、前記リフト装置に支持されるシャンク部と、該シャンク部の下端から突設されるブレード部を備え、前記リフト装置に支持された際に、前記シャンク部に連設されている前記ブレード部の基端側よりも先端側が前記リフト装置の幅方向外側に位置するよう前記ブレード部を屈曲して形成してなることを特徴とする技術的手段を採用する。
リーチ型フォークリフトでは、リーチレッグに沿ってリフト装置が移動するため、リーチレッグの間隔によってリフト装置の寸法が制限されることになり、その結果、一対でフォークを備える場合のこれらフォークの間隔も限定される。当然のことながら、荷物の大きさの割にフォークの間隔が狭いと、荷物を安定して支持できない場合がある。しかし、本発明に係るフォークを用いることにより、フォークのシャンク部及びブレード部の基端側での間隔よりもブレード部の先端側での間隔が広くなる。従って、シャンク部及びブレード部の基端側での間隔を狭くしてフォークを用いるとしても、ブレード部の先端側で荷物を安定的に支持することができる。
本発明に係るフォークにおいては、前記フォークのブレード部は、前記シャンク部から連設されている基端側部位と、該基端側部位の前部から所定の角度で屈曲して連設されている屈曲部位と、該屈曲部位の前部から連設され前記基端側部位と略平行となるよう設けられている先端側部位とからなり、前記基端側部位と前記先端側部位との幅方向距離が、前記基端側部位と前記先端側部位のそれぞれの幅方向寸法よりも小さくなるよう、前記屈曲部位が形成されていることを特徴とする特徴とする技術的手段を採用することができる。尚、ここでいう基端側部位と先端側部位との幅方向距離とは、基端側部位と先端側部位との間に間隔があることを指すものではなく、例えば、基端側部位の外側面と先端側部位の外側面との幅方向のついての距離や、基端側部位の幅方向中心と先端側部位の幅方向中心との幅方向についての距離を表している。
これによれば、ブレード部を製作しやすくなると共に、基端側部位と先端側部位とに幅方向にオーバーラップする部分が存することになるので、フォークとして必要とされる強度を充分に確保することができる。又、ブレード部の先端側部位から基端側部位までを荷物のフォーク差込穴に差し込みやすくなり、ブレード部全体で荷物を支持することができる。
以上に説明したように、本発明に係るフォークリフトによれば、フォークで荷物を安定的に支持して、フォークを車体幅方向へ移動させて作業を行うことができる。又、本発明に係るフォークによれば、一対でフォークを用いる場合にシャンク部及びブレード部の基端側での間隔を狭くしても、ブレード部の先端側で荷物を安定的に支持することができる。
図1に示すように、この実施形態のリーチ型フォークリフトは、車体1の前方に張り出させた左右のリーチレッグ2にリフト装置3を前後方向に進退可能に支持させている。リフト装置3は、リーチレッグ2に前後進退可能に支持されているリーチキャリッジ4と、リーチキャリッジ4の前端部に立上げられた左右のマスト5と、マスト5に昇降可能に支持させたリフトブラケット6を備え、更に、リフトブラケット6に左右方向へ、つまり車体1の幅方向へ移動可能にサイドシフトブラケット7が支持されている。このサイドシフトブラケット7には左右一対でフォーク8が支持され、サイドシフトブラケット7と共にこれらのフォーク8が車体1の幅方向に移動する。又、車体1とリーチキャリッジ4とにかけて設けられたリーチシリンダ9を伸縮動作させることによって、リフト装置3の進退がなされる。
図2と図3に示すように、リフトブラケット6の前側上部には、車体1の幅方向に所定の間隔を有するシャフト支持部6aが設けられ、このシャフト支持部6aにシャフト10が挿通される。そして、シャフト10を介してリフトブラケット6にティルトバー11がティルト可能に支持され、更に、ティルトバー11の前側位置で、シャフト10に軸受12を介して車体1の幅方向へ摺動可能に、かつ該シャフト10を中心にティルト可能にサイドシフトブラケット7が支持される。サイドシフトブラケット7とティルトバー11との間にはサイドシフトシリンダ13が設けられ、一端がティルトバー11に連結され、他端がサイドシフトブラケット7に連結されている。このサイドシフトシリンダ13を伸縮動作させることによって、サイドシフトブラケット7及び左右のフォーク8の車体1の幅方向へ移動がなされる。尚、リフトブラケット6に支持されるティルトシリンダ(図示せず)によりティルトバー11をティルトさせると、これに伴ってサイドシフトブラケット7、フォーク8及びサイドシフトシリンダ13も共にティルトする。
図1と図2に示すように、リフトブラケット6のシャフト支持部6aの左右両端部には、軸受12を車体1の幅方向外側から受止めてサイドシフトブラケット7の移動範囲を制限するストッパ6bが設けられる。このストッパ6bは、サイドシフトブラケット7の幅方向中心が車体1の幅方向中心と重なる位置(以下、中立位置という)にある状態において、軸受12との間にサイドシフトストロークSSだけ距離を隔てて設けられている。
図4に示すように、この実施例に係るフォーク8は、サイドシフトブラケット7に支持されるシャンク部81と、該シャンク部81の下端からシャンク部前面811側、つまり車体1の前方に向けて突設されたブレード部82を備えており、図3に示すように、シャンク部後面812に突設されたフック部83をサイドシフトブラケット7に係止させることで該フォーク8がサイドシフトブラケット7に取り付けられる。そして、サイドシフトブラケット7に取り付けられたフォーク8のブレード部82上に、荷物が載置される。尚、フォーク8は、図2に示すように、サイドシフトブラケット7を中立位置に位置させた際に、シャンク部81及びブレード部82の基端側部位821がリーチレッグ2よりも間隔H(サイドシフトストロークSSよりも広く設定される)だけ車体1の幅方向内側へ離れるよう支持されている。
ブレード部82は、図4に示すように、シャンク部81から連設されている基端側部位821と、該基端側部位821の前部から所定の角度α(例えば135°)でリフト装置3の幅方向外側、つまり車体1の幅方向外側に屈曲して連設されている屈曲部位822と、該屈曲部位822の前部から車体1の前方に向けて連設され基端側部位821と実質的に平行となるよう設けられている先端側部位823とからなる。基端側部位821と先端側部位823とは同じ幅方向寸法FWに形成され、屈曲部位822は、基端側部位821と先端側部位823との幅方向距離Gが、基端側部位821と先端側部位823のそれぞれの幅方向寸法FWよりも小さくなるよう形成されている。ここで、基端側部位821と先端側部位823との幅方向距離Gは、上述のサイドシフトストロークSSに同じとされている。又、ブレード部82の各部位の前後方向寸法は、適宜設定することができるが、ここでは、基端側部位821の前後方向寸法FLを、ティルトバー11の前面111からフォーク8のシャンク部後面812までの前後方向距離Tよりも若干大きくしている。
このようなフォーク8とすることで、シャンク部81及びブレード部82の基端側での間隔を狭くしてフォーク8を用いるとしても、ブレード部82の先端側での間隔が広いので、荷物を安定的に支持することができる。又、ブレード部82を製作しやすくなると共に、基端側部位821と先端側部位823とに幅方向にオーバーラップする部分が存するので、強度を充分に確保することができる。更に、通常のフォークと同様の感覚で荷物のフォーク差込穴にフォーク8を差し込めるので、フォーク8を差し込みやすく、ブレード部82全体で荷物を支持することができる。
尚、図2と図3に示すように、サイドシフトブラケット7は、主に車体1の幅方向に設けられ、フォーク8のフック部83が係止される下部枠7a及び上部枠7bと、これら下部枠7a及び上部枠7bを連結する左右の縦枠7cとからなり、図2に示すように、縦枠7cは、該サイドシフトブラケット7及びフォーク8のサイドシフトを妨げないように、フォーク8のシャンク部81より車体1の幅方向外側にはみ出さないように設けられている。
こうすることで、サイドシフトブラケット7をサイドシフトストロークSSのエンド位置まで移動させ最大限にリーチレッグ2へ近付けたとしても、フォーク8のシャンク部82とリーチレッグ2との間、及びサイドシフトブラケット7とリーチレッグ2との間に隙間が確保され、シャンク部82とリーチレッグ2との接触、及びサイドシフトブラケット7とリーチレッグ2との接触が防止できる。もちろん、フォーク8のブレード部82とリーチレッグ2が接触することもない。従って、フォーク8、サイドシフトブラケット7、リーチレッグ2をそれぞれ保護できると共に、接触時の衝撃によりブレード部82に載置した積荷が荷崩れするといったおそれもない。
図1に示すように、リーチシリンダ9を伸長動作させ、リフト装置3を最大限に前進させると、フォーク8のシャンク部前面811がリーチレッグ2の前端よりも若干前方に位置するよう、リーチシリンダ9のリーチストロークが設定されている。このとき、サイドシフトブラケット7を中立位置に位置させると、図2に示すように、フォーク8のシャンク部81及びブレード部82の基端側部位821とリーチレッグ2との間には、幅方向距離G(サイドシフトストロークSSに同じ)よりも広い間隔Hの隙間が存在するので、何ら問題なくサイドシフトストロークSSだけ中立位置から左右にサイドシフトさせることができる。
その結果、シャンク部81の前面811が荷物に当接するまで、リフト装置3を車体前方へ移動させてブレード部82を荷物のフォーク差込口に差し込むことができるので、ブレード部82全体を用いて安定的に荷物を支持することができる。又、その状態で、安定的にサイドシフトさせることができる。
以上に説明したように、このリーチ型フォークリフトによれば、ブレード部82全体で荷物を安定的に支持することができるので、サイドシフトブラケット7、フォーク8、及びフォーク8上の荷物を、安定的に車体1の幅方向に移動させることができる。又、車体側に近い位置でフォーク8にて荷物を支持し、サイドシフトブラケット7、フォーク8、及びフォーク8上の荷物を、車体1の幅方向へ移動させることが可能となる。つまり、フォーク8にて支持する荷物の重量を大きく減らさなくとも、リーチ型フォークリフトの前後方向の安定性を保つことができる。
本発明の平面図である。 本発明の正面図である。 本発明の側面図である。 本発明の斜視図である。
符号の説明
1 車体
2 リーチレッグ
3 リフト装置
4 リーチキャリッジ
5 マスト
6 リフトブラケット
7 サイドシフトブラケット
8 フォーク
81 シャンク部
811 シャンク部前面
812 シャンク部後面
82 ブレード部
821 基端側部位
822 屈曲部位
823 先端側部位
83 フック部

Claims (6)

  1. 車体から前方へ延設されたリーチレッグに沿って車体前後方向へ移動可能に設けられたリフト装置に、フォークを車体幅方向へ移動可能に支持するフォークリフトにおいて、
    前記リフト装置は、前記リーチレッグに沿って車体前後方向へ移動可能に設けられるリーチキャリッジと、該リーチキャリッジに立設されるマストと、該マストに昇降可能に設けられるリフトブラケットと、該リフトブラケットに車体幅方向へ移動可能に設けられ、前記フォークを支持するサイドシフトブラケットとからなり、
    前記フォークは、前記サイドシフトブラケットに支持されるシャンク部と、該シャンク部の下端から車体前方へ突設されるブレード部を備え、該ブレード部は基端側よりも先端側が車体幅方向外側に位置するよう屈曲して形成され、前記シャンク部は前記リーチレッグよりも車体幅方向内側で前記サイドシフトブラケットに支持されることを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記フォークは、前記サイドシフトブラケットを車体幅方向中央に位置させた状態での前記シャンク部と前記リーチレッグとの車体幅方向間隔が、同状態からの前記リフトブラケットに対する前記サイドシフトブラケットの車体幅方向への移動可能距離よりも大きくなるよう、前記シャンク部を前記リーチレッグから車体幅方向内側へ離した位置で前記サイドシフトブラケットに支持されていることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 前記フォークのブレード部は、前記シャンク部から車体前方へ連設されている基端側部位と、該基端側部位の前部から所定の角度で車体幅方向外側へ屈曲して連設されている屈曲部位と、該屈曲部位の前部から車体前方へ連設され前記基端側部位と略平行となるよう設けられている先端側部位とからなり、
    前記基端側部位と前記先端側部位との車体幅方向距離が、前記サイドシフトブラケットを車体幅方向中央に位置させた状態からの前記リフトブラケットに対する前記サイドシフトブラケットの車体幅方向への移動可能距離と略等しくなるよう、前記屈曲部位が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフト。
  4. 前記リフト装置は、前記シャンク部の前面が、少なくとも前記リーチレッグの前端に一致するまで、車体前方へ移動可能に設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のフォークリフト。
  5. フォークリフトのリフト装置に支持されて用いられるフォークであって、
    前記リフト装置に支持されるシャンク部と、該シャンク部の下端から突設されるブレード部を備え、前記リフト装置に支持された際に、前記シャンク部に連設されている前記ブレード部の基端側よりも先端側が前記リフト装置の幅方向外側に位置するよう前記ブレード部を屈曲して形成してなることを特徴とするフォーク。
  6. 前記フォークのブレード部は、前記シャンク部から連設されている基端側部位と、該基端側部位の前部から所定の角度で屈曲して連設されている屈曲部位と、該屈曲部位の前部から連設され前記基端側部位と略平行となるよう設けられている先端側部位とからなり、
    前記基端側部位と前記先端側部位との幅方向距離が、前記基端側部位と前記先端側部位のそれぞれの幅方向寸法よりも小さくなるよう、前記屈曲部位が形成されていることを特徴とする特徴とする請求項5に記載のフォーク。
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