JP2013193800A - フォークシフト装置 - Google Patents

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Ichiro Nagasawa
一朗 長澤
Shogo Tsujimura
省吾 辻村
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Abstract

【課題】強度的に有利なフォークシフト装置を提供する。
【解決手段】昇降自在に設けられるキャリッジ7と、このキャリッジ7に設けられて荷物を保持し得る左右一対のフォーク8と、キャップ側21が上記キャリッジ7に接続されるとともにヘッド側22が上記フォーク8に接続されて当該フォーク8を移動(スライド)させ得るシフトシリンダ20とを具備するフォークシフト装置であって、上記キャリッジ7に、上記シフトシリンダ20のキャップ側21を接続するとともに当該キャリッジ7を補強する補強部材17が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、フォークシフト装置に関する。
フォークシフト装置は、フォークリフトなどの産業用車両に設けられて、運搬する荷物の大きさに応じてフォークの間隔を調整するものである。
従来のフォークシフト装置として、フォークの調整間隔が異なる場合でも同一のシフトシリンダを用い得る発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このフォークシフト装置では、利便性が改善されるものの、フォークが噛み込みなどにより移動(スライド)しない場合、端板(サイドプレート9)がシフトシリンダの最大伸縮力を受けて破損するおそれがある。
そこで、実用化されているフォークシフト装置には、一例として図7および図8に示すように、キャリッジ7と、上記左右一対のフォーク8と、これらフォーク8をキャリッジ7に対して左右方向に移動(スライド)させ得る左右一対のシフトシリンダ20とを具備しているものがある。また、キャリッジ7の左右両端にある端板15の外側面には、シフトシリンダ20からの荷重を受けるために、補強部材47が取り付けられている。
特開2008−150175号公報
しかしながら、図7および図8に示すフォークシフト装置では、十分な横断面を有する補強部材47でなければ、端板15を補強できず、強度的な問題が生ずる。また、端板15から外側に補強部材47が突出しているので、フォークシフト装置の周辺で作業する作業者が補強部材47に引っ掛かる危険もある。
そこで、本発明は、強度的に有利なフォークシフト装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係るフォークシフト装置は、昇降自在に設けられる昇降体と、この昇降体に設けられて荷物を保持し得るフォークと、一端部が上記昇降体に接続されるとともに他端部が上記フォークに接続されて当該フォークを移動させ得るシフトシリンダとを具備するフォークシフト装置であって、
上記昇降体に、上記シフトシリンダの一端部を接続するとともに当該昇降体を補強する補強部材が設けられているものである。
また、本発明の請求項2に係るフォークシフト装置は、請求項1に記載のフォークシフト装置の補強部材に、シフトシリンダの一端部を接続するとともに当該補強部材を補強する台座部が取り付けられているものである。
さらに、本発明の請求項3に係るフォークシフト装置は、請求項1または2に記載のフォークシフト装置において、シフトシリンダが、昇降体の内側で略水平方向に配置されたものであり、
補強部材が、昇降体の左右端板の内側面に取り付けられているものである。
上記フォークシフト装置によると、昇降体に作用する最大の引張応力が減少するので、強度的に有利である。
本発明の実施の形態に係るフォークシフト装置が設けられたフォークリフトの概略側面図である。 同フォークシフト装置の斜視図である。 同フォークシフト装置の正面図である。 図3のA−A拡大図である。 同フォークシフト装置の端板および補強部材において最大の曲げモーメントが作用する高さでの断面図である。 同フォークシフト装置の端板および補強部材において最大の曲げモーメントが作用する断面を示す図であり、(a)が従来の断面を示し、(b)が本発明の断面を示す。 従来のフォークシフト装置の斜視図である。 従来のフォークシフト装置の正面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るフォークシフト装置を、図面に基づき説明する。
まず、上記フォークシフト装置が設けられているフォークリフトの構成を図1に基づき簡単に説明する。なお、以下の説明で用いる前後左右とは、フォークリフトから見た方向である。
図1に示すように、このフォークリフト1は、概略的には、下部に走行用車輪2が設けられるとともに上方に運転席3が設けられた車両本体4と、この車両本体4の前部に鉛直面内で傾動自在に支持された(配置された)外側マスト部材5と、この外側マスト部材5に昇降可能に保持された内側マスト部材6と、この内側マスト部材6に昇降可能に配置された昇降体であるキャリッジ7と、このキャリッジ7の前面側に設けられて荷物を保持し得る左右一対のフォーク8と、上記キャリッジ7と外側マスト部材5とに亘って設けられるとともに中間部が上記内側マスト部材6の上部に設けられたガイド輪であるシーブ9に巻装されて(巻き付けられて)キャリッジ7を吊持するチェーン10と、上記外側マスト部材5に固定支持されて内側マスト部材6を外側マスト部材5に対して昇降させる昇降用シリンダ装置11と、上記外側マスト部材5と車両本体4とに亘って設けられて当該外側マスト部材5を傾動させる傾動用シリンダ装置12とから構成されている。
したがって、昇降用シリンダ装置11により内側マスト部材6が昇降されると、シーブ9の昇降により、チェーン10を介して、キャリッジ7が(これ7に設けられたフォーク8も)昇降されることになる。なお、昇降用シリンダ装置11は、外側マスト部材5の左右に配置されるとともに、チェーン10についても左右に配置されている。
以上の構成のうち、フォークシフト装置とは、上記キャリッジ7と、このキャリッジ7に設けられた左右一対の上記フォーク8と、これらフォーク8をキャリッジ7に対して左右方向に移動(スライド)させ得る左右一対のシフトシリンダ(後述する)20とを具備するものである。
以下、本発明の要旨であるフォークシフト装置について図2〜図4に基づき詳細に説明する。
フォークシフト装置の説明として、まずはキャリッジ7について説明し、次いでフォーク8について説明し、その後シフトシリンダ20について説明する。
図2〜図4に示すように、上記キャリッジ7は、左右のチェーン10に接続された連結部材(図示省略)と、この連結部材に取り付けられた左右一対のリフトブラケット13と、これら両リフトブラケット13に亘って取り付けられた上下のフィンガーバー14(14A,14B)と、上下のフィンガーバー14の各端部同士間に設けられた左右一対の端板15と、各端板15の内側面にそれぞれ2本ずつ上下に亘って取り付けられた補強部材17と、上記両端板15同士間に亘って水平方向に取り付けられてフォーク8を支持する支持用軸部材16とを備えている。
図2および図4に示すように、上記フォーク8の後側面には、支持用軸部材16に引っ掛けられ得る上部鉤状部8aと、下のフィンガーバー14Bに引っ掛けられ得る下部鉤状部8bとが形成されている。すなわち、上記フォーク8は、支持用軸部材16および下のフィンガーバー14Bに引っ掛けられて、キャリッジ7に対し左右方向にスライド自在に支持され得るものである。
図2〜図4に示すように、上記キャリッジ7には、上記フォーク8を左右方向にスライドさせ得る左右のシフトシリンダ(例えば油圧シリンダ)20が、互いに干渉しない高さで水平方向に設けられている。具体的に説明すると、これら左右のシフトシリンダ20は、キャップ側21が端板15の内側面(正確には補強部材17)にキャップ側連結体18を介して取り付けられるとともに、ヘッド側22が右左のフォーク8の後側面にヘッド側連結体19を介して取り付けられている。図2に示すように、上記キャップ側連結体18は、上記補強部材17の内側端縁面に取り付けられた台座部18aと、この台座部18aの上部および下部から内側方向へ突出させた上下の連結部18bと、上下の連結部18bおよび両連結部18bの間に配置されたシフトシリンダ20のキャップ側21を枢結する枢結軸18cとから構成されている。また、上記ヘッド側連結体19は、シフトシリンダ20のロッドにおけるヘッド側22の先端近傍に取り付けられた鍔部19aと、上記ロッドにおけるヘッド側22の先端に取り付けられた抜止部19cと、上記鍔部19aと抜止部19cとの間でロッドを貫通させてフォーク8の後側面に取り付けられた当接部19bとから構成されている。
以下、上記キャリッジ7の使用方法について説明する。
予め、上記フォークリフト1を、運搬する荷物の前まで走行させて停止しておく。そして、その荷物の大きさに応じて左右のフォーク8の間隔を調整する。具体的に説明すると、左右のフォーク8の間隔を狭めるためには左右のシフトシリンダ20を収縮させ、左右のフォーク8の間隔を広げるためには左右のシフトシリンダ20を伸展させる。これにより、キャリッジ7に対してフォーク8が左右に移動(スライド)する。
ここで、フィンガーバー14や支持用軸部材16に異物の噛み込みなどが発生し、左右のフォーク8が移動(スライド)しない場合、端板15および補強部材17で大きな負荷(シフトシリンダ20の最大伸縮力に相当)を受ける。特に、油圧シリンダに代表されるシフトシリンダ20では、収縮力よりも伸展力の方が大きいので、上記の場合、シフトシリンダ20の伸展時に端板15および補強部材17で最大の負荷(シフトシリンダ20の最大伸展力に相当)を受ける。この場合、側板および補強部材17は、シフトシリンダ20からの負荷を受ける位置、すなわち、図5に示すように、キャップ側連結体18が取り付けられた位置での断面で、最大の曲げモーメントが作用する。
一般に、曲げモーメントが作用する断面において、最大の引張応力は、その作用する曲げモーメントを断面係数で除した値となる。ここで、断面係数は、断面二次モーメント(断面固有の値)を重心から引張側端縁までの距離で除した値である。従来のキャリッジ7と本発明のキャリッジ7とは、シフトシリンダ20が同一である限り、受ける最大の負荷が同一であり、したがって、作用する最大の曲げモーメントも同一である。また、当然ながら、断面固有の値である断面二次モーメントIも同一である。しかし、図6に示すように、重心Cから引張側端縁までの距離は、従来の断面だと長くなる[図6(a)に示すY]のに対し、本発明の断面だと短くなる[図6(b)に示すy]。このため、引張側端縁についての断面係数は、従来の断面だと小さくなる[図6(a)に示すz]のに対し、本発明の断面だと大きくなる[図6(b)に示すZ]。したがって、キャリッジ7に作用する最大の引張応力は、従来のキャリッジ7だと大きくなるのに対し、本発明のキャリッジ7だと小さくなる。
このように、本発明のフォークシフト装置の構成によると、キャリッジ7に作用する最大の引張応力を減少させることができるので、強度的に有利である。
さらに図6に示すように、本発明のフォークシフト装置には、従来のフォークシフト装置には無い台座部18aが補強部材17に取り付けられており、強度的に一層有利である。
また、補強部材17が端板15の内側面に取り付けられることで、従来の補強部材17のように周辺の作業者が補強部材17に引っ掛かるおそれがなく、安全性を向上させることができる。
さらに、キャリッジ7における両端板15の内側面に補強部材17を取り付けることで、全長が短いシフトシリンダ20を利用でき、キャリッジの全幅を短くしてコストダウンすることができる。
1 フォークリフト
7 キャリッジ
8 フォーク
8a 上部鉤状部
8b 下部鉤状部
11 昇降用シリンダ装置
13 リフトブラケット
14 フィンガーバー
15 端板
16 支持用軸部材
17 補強部材
18 キャップ側連結体
18a 台座部
18b 連結部
18c 枢結軸
19 ヘッド側連結体
19a 鍔部
19b 当接部
19c 抜止部
20 シフトシリンダ
21 キャップ側
22 ヘッド側

Claims (3)

  1. 昇降自在に設けられる昇降体と、この昇降体に設けられて荷物を保持し得るフォークと、一端部が上記昇降体に接続されるとともに他端部が上記フォークに接続されて当該フォークを移動させ得るシフトシリンダとを具備するフォークシフト装置であって、
    上記昇降体に、上記シフトシリンダの一端部を接続するとともに当該昇降体を補強する補強部材が設けられていることを特徴とするフォークシフト装置。
  2. 補強部材に、シフトシリンダの一端部を接続するとともに当該補強部材を補強する台座部が取り付けられていることを特徴とするフォークシフト装置。
  3. シフトシリンダが、昇降体の内側で略水平方向に配置されたものであり、
    補強部材が、昇降体の左右端板の内側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のフォークシフト装置。

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