JP6459927B2 - 搬送補助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送補助装置に関する。
従来の搬送補助装置としては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の搬送補助装置は、台車本体と、この台車本体の下側に取り付けられた駆動輪と、台車本体に設けられ、走行台車をベッドに装着するための係合部材とを備えている。走行台車をベッドに装着するときは、ベッドに設けられた操作機によってベッド高さ調整機構を操作してベッド本体を下降させることで、係合部材をベッド本体に係合させる。
特開2014−8135号公報
上記従来技術においては、係合部材がベッド本体に係合することで、搬送対象物であるベッドが駆動ユニットである走行台車に保持された状態となる。このような搬送補助装置では、作業性向上の観点から、搬送対象物を駆動ユニットに容易に保持させることが望まれている。
本発明の目的は、搬送対象物を駆動ユニットに容易に保持させることができる搬送補助装置を提供することである。
本発明の一態様は、搬送対象物の搬送を補助する搬送補助装置において、駆動ユニットと、搬送対象物に固定されると共に駆動ユニットに着脱可能に装着されるアタッチメントとを備え、駆動ユニットは、上下方向に延び、アタッチメントが装着されるユニット本体と、駆動輪を回転可能に支持する支持体と、ユニット本体を支持体に対して相対的に昇降させる昇降シリンダとを有し、アタッチメントは、上下方向に延びる2本のアームと、アームの上下方向に沿って配置され、アタッチメントとユニット本体とを係止するための複数の係止部とを有し、ユニット本体は、ユニット本体の上下方向に沿って配置され、係止部と係合する複数の係止受け部と、ユニット本体の左右両側に配置され、2本のアームをユニット本体の左右方向に対して位置決めする複数のガイド部とを有することを特徴とする。
このような搬送補助装置においては、アタッチメントは搬送対象物に予め固定される。搬送対象物を駆動ユニットに保持させるときは、まず複数のガイド部によってアタッチメントの各アームをユニット本体の左右方向に対して位置決めする。そして、昇降シリンダを駆動してユニット本体を上昇させることで、アタッチメントの係止部をユニット本体の係止受け部と係合させて、アタッチメントとユニット本体とを係止する。これにより、アタッチメントが駆動ユニットに装着されるため、アタッチメントに固定された搬送対象物が駆動ユニットに保持された状態となる。このようにアタッチメントを駆動ユニットに容易に装着することができるため、搬送対象物を駆動ユニットに容易に保持させることができる。
また、アタッチメントが駆動ユニットに装着された状態では、複数のガイド部により各アームがユニット本体の左右方向に対して位置決めされる。従って、搬送対象物の搬送中に、搬送対象物が横移動して左右に揺れても、アタッチメントの横ずれが抑えられる。
係止部は、2本のアーム同士を連結する梁部であり、係止受け部は、梁部を引っ掛けるフック部であってもよい。この場合には、アタッチメントの梁部がユニット本体のフック部に引っ掛かることにより、アタッチメントとユニット本体とが係止される。このような構成では、アタッチメントのアームに突出部分を設けなくて済むため、アームの損傷等が発生しにくい。
ユニット本体には、複数のガイド部によって2本のアームがユニット本体の左右方向に対して位置決めされたときに、2本のアームを仮止めする複数のストッパが取り付けられていてもよい。この場合には、複数のガイド部によってアタッチメントの各アームがユニット本体の左右方向に対して位置決めされると、各アームがストッパにより仮止めされる。従って、駆動輪が1輪である場合でも、ユニット本体の昇降動作中に駆動ユニットが傾きにくいため、駆動ユニットが倒れることが防止される。
ストッパは、ガイド部に配設されていてもよい。この場合には、ストッパをスペース効率良く且つ簡単な構成で実現することができる。
ユニット本体には、アームと係合してユニット本体の下降を抑制する抑制部材が取り付けられていてもよい。この場合には、昇降シリンダを駆動してユニット本体を下降させようとしても、抑制部材によりユニット本体の下降が抑制されるため、支持体が上昇することになり、支持体に支持された駆動輪が浮き上がる。従って、簡単な構造で、アタッチメントが駆動ユニットに装着された状態で駆動輪を浮かせることができる。これにより、緊急時に、搬送対象物が駆動ユニットに保持されたまま、搬送対象物を駆動ユニットで補助すること無く搬送することができる。
本発明によれば、搬送対象物を駆動ユニットに容易に保持させることができる搬送補助装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る搬送補助装置の使用状態を示す斜視図である。 図1に示された駆動ユニットの外観を示す斜視図である。 図2に示された駆動ユニットの内部構造をアタッチメントと共に示す斜視図である。 図3に示されたユニット本体の被装着領域を示す拡大斜視図である。 図4に示されたユニット本体の被装着領域にアタッチメントが装着された状態を示す拡大斜視図である。 図5に示されたストッパの構造を示す断面図である。 駆動ユニットのユニット本体にアタッチメントが装着される前の状態を示す側面図である。 ユニット本体がストッパにより仮止めされた状態を示す側面図である。 ユニット本体にアタッチメントが装着された状態を示す側面図である。 ユニット本体にアタッチメントが装着されたまま、駆動輪が地面から浮いた状態を示す側面図である。 図4に示されたユニット本体の被装着領域の変形例を示す拡大斜視図である。 駆動ユニットのユニット本体にアタッチメントを装着する構造の変形例を示す側面図であり、図9に対応する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る搬送補助装置の使用状態を示す斜視図である。同図において、搬送補助装置1は、一人の看護師Nにより搬送対象物であるベッド2を搬送する際に、ベッド2の搬送を補助する装置である。
ベッド2は、ベッド本体3と、このベッド本体3を支持する支持体4とを有している。支持体4は、4つのキャスター4aを有している。ベッド本体3の上には、マットレス5が載置される。ベッド本体3の一端部にはヘッドボード3aが立設され、ベッド本体3の他端部にはフットボード3bが立設されている。
搬送補助装置1は、駆動ユニット6と、アタッチメント7と、操作ユニット8とを備えている。駆動ユニット6は、ベッド2を保持した状態で前後左右に移動するユニットである。アタッチメント7は、ベッド2に固定されると共に、駆動ユニット6に着脱可能に装着される。
操作ユニット8は、看護師Nが駆動ユニット6の動作に関する操作を行うユニットである。操作ユニット8は、ベッド2のヘッドボード3aに装着された状態で使用される。操作ユニット8は、特に図示はしないが、コントローラ、各種スイッチ及び各種センサを有している。
図2は、図1に示された駆動ユニット6の外観を示す斜視図である。図3は、図2に示された駆動ユニット6の内部構造をアタッチメント7と共に示す斜視図である。各図において、アタッチメント7は、2本のL字状のアーム9と、2本のアーム9同士を連結する2つの梁部10と、各アーム9を保持すると共に、ベッド2に固定される固定部11とを有している。
アーム9は、アタッチメント7の上下方向に延びる鉛直領域9aと、この鉛直領域9aに対して垂直な方向に延びる水平領域9bとから構成されている。梁部10は、2本のアーム9における鉛直領域9a同士を連結する。2つの梁部10は、アーム9の鉛直領域9aの上下方向に沿って配置されている。固定部11は、特に図示はしないが、ベッド本体3の下面に取り付けられたベッドフレームに複数のボルトで固定される。固定部11は、各アーム9の水平領域9bが挿入される1対のアーム収容部11aを有している。
駆動ユニット6は、ユニット本体12と、支持体13と、ユニット本体12と支持体13との間に配置された昇降シリンダ14とを有している。ユニット本体12は、駆動ユニット6の上下方向に延びている。ユニット本体12の下端部には、1対のキャスター15及び1対のキャスター15Aが自由回転可能に支持されている。キャスター15Aは、キャスター15の左右方向内側に配置されている。キャスター15の径は、キャスター15Aの径よりも大きい。
支持体13には、回転体16が連結されている。回転体16の下端部には、1つの駆動輪17が回転可能に支持されている。回転体16には、駆動輪17を回転させる駆動モータ18が取り付けられている。支持体13には、回転体16を回転させることで駆動輪17を転舵させる転舵モータ19が取り付けられている。また、支持体13には、下部カバー20がブラケット(図示せず)を介して取り付けられている。
昇降シリンダ14は、ユニット本体12を支持体13に対して相対的に昇降させる電動式のシリンダである。昇降シリンダ14の基端部(上端部)は、ユニット本体12に連結されている。昇降シリンダ14の先端部(下端部)と支持体13との間には、2つのスプリング21が配置されている。つまり、昇降シリンダ14と支持体13とは、2つのスプリング21を介して連結されている。
ユニット本体12の一部、支持体13、昇降シリンダ14、回転体16、駆動モータ18及び転舵モータ19は、外装カバー22で覆われている。
ユニット本体12は、アタッチメント7が装着される被装着領域12aを有している。被装着領域12aは、ユニット本体12における支持体13の上方に配置されている。被装着領域12aは、外装カバー22から露出している。
ユニット本体12は、図4及び図5にも示されるように、ユニット本体12の上下方向に延びる2つの柱部23と、各柱部23同士を連結する2つの連結板24と、各連結板24の左右両側にそれぞれ突設され、アタッチメント7の梁部10を引っ掛ける略L字形のフック部25とを有している。
連結板24は、柱部23の後端に接合されている。フック部25は、ユニット本体12の上下方向に沿って2つずつ配置されている。フック部25は、連結板24の下端からユニット本体12の前側に突き出ている。アタッチメント7の梁部10は、アタッチメント7とユニット本体12とを係止するための係止部を構成している。フック部25は、係止部と係合する係止受け部を構成している。
また、ユニット本体12は、ユニット本体12の左右両側に配置され、アタッチメント7の2本のアーム9をユニット本体12の左右方向に対して位置決めする4つのガイド部26を有している。これらのガイド部26は、図5に示されるように、各アーム9をユニット本体12の左右両側から挟むことにより、各アーム9をユニット本体12の左右方向に対して位置決めする。ガイド部26は、各柱部23の内側面におけるフック部25に対応する位置に固定されている。つまり、ガイド部26は、ユニット本体12の上下方向に沿って2つずつ配置されている。
各ガイド部26には、複数のガイド部26によって各アーム9がユニット本体12の左右方向に対して位置決めされたときに、各アーム9をそれぞれ仮止めするストッパ27が配設されている。
ストッパ27は、図6に示されるように、球状のプランジャ28と、このプランジャ28とガイド部26の内壁面との間に配置され、プランジャ28をユニット本体12の左右方向内側に付勢するバネ29とを有している。プランジャ28は、ガイド部26における中心部よりも前面側(連結板24の反対側)に配置されている。複数のガイド部26によって各アーム9がユニット本体12の左右方向に対して位置決めされた状態では、図5に示されるように、プランジャ28により各アーム9が仮止めされる。
ユニット本体12の一方の柱部23には、アーム9と係合してユニット本体12の下降を抑制する抑制ピン30が取り付けられている。抑制ピン30は、先端側部分が一方の柱部23に対して進退可能となるように当該柱部23に支持されている。
抑制ピン30の先端側部分が一方の柱部23内に引っ込んだ状態では、昇降シリンダ14を縮めるように駆動することで、ユニット本体12を下降させることができる。抑制ピン30の先端側部分が一方の柱部23から他方の柱部23側に突き出た状態では、図5に示されるように、昇降シリンダ14を縮めるように駆動することで、ユニット本体12を下降させようとしても、アタッチメント7の一方のアーム9の上端が抑制ピン30に当たるため、ユニット本体12の下降が抑制される。
なお、被装着領域12aは、柱部23、連結板24、フック部25、ガイド部26、ストッパ27及び抑制ピン30によって構成されている。
次に、駆動ユニット6にベッド2を保持させる動作について、図7〜図10により説明する。ここで、キャスター15,15Aは、接地されている。駆動ユニット6の駆動輪17は、地面から浮いている。なお、図7〜図10では、アタッチメント7の梁部10、ユニット本体12のフック部25及びガイド部26の高さ位置は、図2〜図5とは一致していない。
図7に示されるように、アタッチメント7の固定部11は、ベッド本体3に予め固定されている。固定部11がベッド本体3に固定された状態では、アタッチメント7のアーム9の鉛直領域9aは、ベッド本体3のフットボード3bと所定の間隔をもって配置される。まず駆動ユニット6の正面側(被装着領域12a側)をアタッチメント7に対向させた状態で、駆動モータ18により駆動輪17を回転させることで、駆動ユニット6をアタッチメント7に向けて移動させる。
そして、図8に示されるように、アタッチメント7の各アーム9が駆動ユニット6のユニット本体12の各ガイド部26の内側に位置するように、駆動ユニット6をアタッチメント7に押し当てる。これにより、各ガイド部26によって各アーム9がユニット本体12の左右方向に対して位置決めされる。
このとき、アーム9がストッパ27のプランジャ28に当たると、プランジャ28がバネ29の付勢力に抗して押し込まれる。そして、駆動ユニット6がアタッチメント7に突き当たると、バネ29の付勢力によりプランジャ28がアーム9を仮止めする。これにより、各アーム9がユニット本体12の前後方向に対して拘束される。
次いで、図9に示されるように、昇降シリンダ14を伸ばすように駆動する。すると、ユニット本体12が支持体13に対して上昇するため、ユニット本体12がアタッチメント7に対して上昇する。ユニット本体12が所定量上昇すると、図5にも示されるように、ユニット本体12のフック部25がアタッチメント7の梁部10を持ち上げるように梁部10がフック部25に引っ掛かる。これにより、ユニット本体12へのアタッチメント7の装着が完了する。その結果、ベッド2が駆動ユニット6に保持された状態となる。
アタッチメント7がユニット本体12に装着された状態で、図10に示されるように、昇降シリンダ14を縮めるように駆動すると、ユニット本体12が支持体13に対して下降しようとするため、ユニット本体12がアタッチメント7に対して下降しようとする。つまり、アタッチメント7がユニット本体12に対して相対的に上昇しようとする。このとき、図5に示されるように、ユニット本体12の一方の柱部23に取り付けられた抑制ピン30の先端側部分を他方の柱部23側に突出させる。すると、ユニット本体12を下降させようとしても、抑制ピン30がアーム9の上端に当たるため、ユニット本体12が下降することができず、支持体13が上昇するようになる。従って、キャスター15,15Aは、駆動輪17と共に地面から浮いた状態となる。
以上のように本実施形態においては、アタッチメント7は、アタッチメント7と駆動ユニット6のユニット本体12とを係止するための上下2つの梁部10を有し、ユニット本体12は、各梁部10と係合する上下2組のフック部25を有している。アタッチメント7は、ベッド2に予め固定される。ベッド2を駆動ユニット6に保持させるときは、昇降シリンダ14を駆動してユニット本体12を上昇させることで、梁部10をフック部25と係合させて、アタッチメント7とユニット本体12とを係止する。これにより、アタッチメント7が駆動ユニット6に装着されるため、アタッチメント7に固定されたベッド2が駆動ユニット6に保持された状態となる。このようにアタッチメント7を駆動ユニット6に容易に装着することができるため、ベッド2を駆動ユニット6に容易に保持させることができる。
このとき、上下2つの梁部10が上下2組のフック部25と係合するので、アタッチメント7とユニット本体12とが係止されたときに、アタッチメント7がユニット本体12に対して回動することが防止される。
また、梁部10がフック部25に引っ掛かることにより、アタッチメント7とユニット本体12とが係止される。従って、アタッチメント7の各アーム9に突出部分を設けなくて済むため、アーム9の損傷等が発生しにくい。
さらに、ユニット本体12の左右両側には、アタッチメント7の各アーム9をユニット本体12の左右方向に対して位置決めするガイド部26がそれぞれ配置されている。このため、アタッチメント7が駆動ユニット6に装着された状態では、駆動ユニット6の横方向に加わる荷重が複数のガイド部26により支持されることになる。従って、ベッド2を横移動させたときにベッド2が左右方向に揺れた場合でも、アタッチメント7の横ずれが抑えられるため、アタッチメント7が駆動ユニット6から外れることが防止される。
また、複数のガイド部26によってアタッチメント7の各アーム9がユニット本体12の左右方向に対して位置決めされると、ストッパ27によりアーム9が仮止めされる。従って、駆動輪17が1輪であっても、ユニット本体12の昇降動作中に駆動ユニット6が傾きにくい。これにより、駆動ユニット6が倒れることが防止され、駆動ユニット6の姿勢を安定させることができる。
このとき、ストッパ27はガイド部26に配設されているので、ストッパ27をスペース効率良く且つ簡単な構成で実現することができる。
また、ユニット本体12には、アタッチメント7のアーム9と係合してユニット本体12の下降を抑制する抑制ピン30が取り付けられている。従って、昇降シリンダ14を駆動してユニット本体12を下降させようとしても、抑制ピン30によりユニット本体12の下降が抑制されるため、支持体13が上昇するようになり、支持体13に支持された駆動輪17が浮き上がる。これにより、簡単な構造で、アタッチメント7が駆動ユニット6に装着された状態で駆動輪17を浮かせることができる。その結果、緊急時に、ベッド2が駆動ユニット6に保持されたまま、ベッド2を駆動ユニット6で補助すること無く搬送することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、アタッチメント7の梁部10が引っ掛かるフック部25がユニット本体12の左右両側にそれぞれ配置されているが、そのようなフック部25に代えて、例えば図11に示されるように、ユニット本体12の左右方向に延びるフック部40を設けてもよい。
また、上記実施形態では、アタッチメント7の各アーム9をユニット本体12の左右方向に対して位置決めするガイド部26がユニット本体12の上下方向に沿って2つずつ配置されているが、特にその形態には限られず、例えばユニット本体12の上下方向に延びる1つのガイド部をユニット本体12の左右両側にそれぞれ配置してもよい。
さらに、上記実施形態では、抑制ピン30の先端側部分を一方の柱部23から他方の柱部23側に突き出た状態とすることにより、ユニット本体12を下降させようとしても、アタッチメント7の一方のアーム9の上端が抑制ピン30に突き当たるため、ユニット本体12の下降が抑制されるが、特にその形態には限られず、抑制ピンによりユニット本体12とアタッチメント7のアーム9とを連結することにより、ユニット本体12の下降を抑制してもよい。また、ユニット本体12の下降を抑制する抑制部材としては、特に抑制ピン30には限られず、板状体等であってもよい。
また、上記実施形態では、複数のガイド部26によってアタッチメント7の各アーム9がユニット本体12の左右方向に対して位置決めされたときに、各アーム9を仮止めするストッパ27がガイド部26に配設されているが、特にその形態には限られず、例えばユニット本体12の柱部23にストッパ支持部材を取り付け、そのストッパ支持部材にストッパ27を配設してもよい。
さらに、上記実施形態では、アタッチメント7は、アタッチメント7と駆動ユニット6のユニット本体12とを係止するための梁部10を有し、ユニット本体12は、梁部10と係合するフック部25を有しているが、アタッチメント7とユニット本体12との係止構造としては、特にそれには限られず、例えば図12に示されるような構造であってもよい。
図12に示される構造では、駆動ユニット6のユニット本体12は、ユニット本体12の上下方向に沿って配置され、ユニット本体12の左右方向に延びる2つの梁部41を有している。アタッチメント7の各アーム9には、アーム9の上下方向に沿って配置され、各梁部41が引っ掛かる2つのフック部42がそれぞれ突設されている。フック部42は、アタッチメント7とユニット本体12とを係止するための係止部を構成している。梁部41は、係止部と係合する係止受け部を構成している。なお、図12では、ガイド部26は省略している。
また、上記実施形態では、アタッチメント7とユニット本体12とを係止するための係止部がアーム9の上下方向に沿って2つまたは2組配置され、係止部と係合する係止受け部がユニット本体12の上下方向に沿って2つまたは2組配置されているが、特にそれには限られず、係止部がアーム9の上下方向に沿って3つ以上または3組以上配置され、係止受け部がユニット本体12の上下方向に沿って3つ以上または3組以上配置されていてもよい。
さらに、上記実施形態の搬送補助装置1は、ベッド2の搬送を補助する装置であるが、搬送対象物としては、特にベッド2には限られず、荷物等であってもよい。
1…搬送補助装置、2…ベッド(搬送対象物)、6…駆動ユニット、7…アタッチメント、9…アーム、10…梁部(係止部)、12…ユニット本体、13…支持体、14…昇降シリンダ、17…駆動輪、25…フック部(係止受け部)、26…ガイド部、27…ストッパ、30…抑制ピン(抑制部材)、40…フック部(係止受け部)、41…梁部(係止受け部)、42…フック部(係止部)。

Claims (5)

  1. 搬送対象物の搬送を補助する搬送補助装置において、
    駆動ユニットと、
    前記搬送対象物に固定されると共に前記駆動ユニットに着脱可能に装着されるアタッチメントとを備え、
    前記駆動ユニットは、上下方向に延び、前記アタッチメントが装着されるユニット本体と、駆動輪を回転可能に支持する支持体と、前記ユニット本体を前記支持体に対して相対的に昇降させる昇降シリンダとを有し、
    前記アタッチメントは、上下方向に延びる2本のアームと、前記アームの上下方向に沿って配置され、前記アタッチメントと前記ユニット本体とを係止するための複数の係止部とを有し、
    前記ユニット本体は、前記ユニット本体の上下方向に沿って配置され、前記係止部と係合する複数の係止受け部と、前記ユニット本体の左右両側に配置され、前記2本のアームを前記ユニット本体の左右方向に対して位置決めする複数のガイド部とを有し、
    前記ユニット本体には、前記複数のガイド部によって前記2本のアームが前記ユニット本体の左右方向に対して位置決めされたときに、前記2本のアームを仮止めする複数のストッパが取り付けられていることを特徴とする搬送補助装置。
  2. 前記係止部は、前記2本のアーム同士を連結する梁部であり、
    前記係止受け部は、前記梁部を引っ掛けるフック部であることを特徴とする請求項1記載の搬送補助装置。
  3. 前記ストッパは、前記ガイド部に配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の搬送補助装置。
  4. 前記ユニット本体には、前記アームと係合して前記ユニット本体の下降を抑制する抑制部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載の搬送補助装置。
  5. 搬送対象物の搬送を補助する搬送補助装置において、
    駆動ユニットと、
    前記搬送対象物に固定されると共に前記駆動ユニットに着脱可能に装着されるアタッチメントとを備え、
    前記駆動ユニットは、上下方向に延び、前記アタッチメントが装着されるユニット本体と、駆動輪を回転可能に支持する支持体と、前記ユニット本体を前記支持体に対して相対的に昇降させる昇降シリンダとを有し、
    前記アタッチメントは、上下方向に延びる2本のアームと、前記アームの上下方向に沿って配置され、前記アタッチメントと前記ユニット本体とを係止するための複数の係止部とを有し、
    前記ユニット本体は、前記ユニット本体の上下方向に沿って配置され、前記係止部と係合する複数の係止受け部と、前記ユニット本体の左右両側に配置され、前記2本のアームを前記ユニット本体の左右方向に対して位置決めする複数のガイド部とを有し、
    前記ユニット本体には、前記アームと係合して前記ユニット本体の下降を抑制する抑制部材が取り付けられていることを特徴とする搬送補助装置。
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