JP2019137479A - フォークリフト - Google Patents
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この場合、制御装置が歪ゲージの検出信号によりフォークの応力を検知すると、制御装置は走行駆動源を制御し、フォークをパレットから抜き出す動作が停止される。よって、パレットとフォークとの当接によるフォークにおける応力の増大を回避することができる。
この場合、制御装置が歪ゲージの検出信号によりフォークの応力を検知すると、フォークの昇降又はマストを傾動させるため、フォークとパレットとの当接を解消することができる。
この場合、制御装置は、歪ゲージの検出信号により圧縮応力を検知したときフォークを下降させるため、フォークがパレットを持ち上げることなく、フォークとパレットとの当接を解消することができる。また、制御装置は、歪ゲージの検出信号により引っ張り応力を検知したときフォークを上昇させるため、フォークがパレットを押し付けることなく、フォークとパレットとの当接を解消することができる。
この場合、操作ボタンが操作されているとき、制御装置は、パレットからのフォークの抜き出し時に歪ゲージの検出信号によりフォークの応力を検知することができる。操作ボタンが操作されない状態では、誤検出防止機構が機能し、歪ゲージの検出信号によりフォークの応力を検知することができない。よって、操作ボタンが操作されない状態では、歪ゲージによる応力の誤検出を防止することができる。
(1)パレットPの開口部Aからフォーク30を抜き出すとき、フォーク30に応力が生じると、歪ゲージ50が応力(圧縮応力又は引っ張り応力)を検出する検出信号を発信する。歪ゲージ50の検出信号により、コントローラ46は、パレットPにフォーク30が当接してフォーク30に応力が発生していることを認識する。従って、フォーク30における応力の増大を回避するため、コントローラ46は、コントロールバルブ49を制御してフォーク30を昇降する。フォーク30の抜き出し時にフォーク30を昇降することより、フォーク30がパレットPを持ち上げたり、パレットPがフォーク30との載置面H2に挟まれたりすることを抑制することができる。
次に、実施形態の変形例に係るフォークリフトについて説明する。図8に示すように、歪ゲージ50には無線通信機55が接続されている。コントローラ46には通信部56が備えられている。無線通信機55は歪ゲージ50に隣接して設けられている。具体的には、無線通信機55が設けられる位置は、フォーク30の立ち上がり部33の背面であり、背面における下フック43とコーナー部32の間である。従って、無線通信機55は、歪ゲージ50とほぼ同じ大きさであるか、もしくは歪ゲージ50よりも小さい。無線通信機55と通信部56とは無線通信が可能である。従って、歪ゲージ50により検出された応力を示す検出信号は、無線通信機55を通じて通信部56と無線通信される。
○ 上記の実施形態(変形例を含む)では、オペレータが運転する有人運転による有人フォークリフトの例について説明したが、無人運転による無人フォークリフトに本発明を適用してもよい。無人フォークリフトに適用する場合、リフトシリンダの圧力によってパレットが載置面に載置されたことを制御装置に認識させる。その後に、フォークリフトが後退することで、歪ゲージによりフォークに発生する応力を検出し、制御装置にフォークの応力を検知させるようにしてもよい。制御装置がフォークの応力を検知するとき、走行駆動源を停止して周囲に警告を報知することが好ましい。
○ 上記の実施形態(変形例を含む)では、フォークに歪ゲージを2個設けるようにしたが、この限りではない。歪ゲージは、例えば、1個でもよいし、3個以上でもよい。
○ 上記の実施形態(変形例を含む)では、上下にデッキボードを備えたパレットの例について説明したが、これに限らない。パレットは、上側にのみデッキボードを設けたパレットであってもよい。この場合、フォークリフトの車体側の路面が水平であってパレットPの載置面がフォークリフトの前方へ向けて低くなる傾斜面であるとき、フォークの抜き出しによりフォークは載置面を押さえ付けることになる。フォークが載置面を押さえ付けるとフォークの背面には引っ張り応力が生じる。
11 車体
12 荷役装置
20 マスト
24 リフトブラケット
30、60 フォーク
31 載置部
32 コーナー部
33 立ち上がり部
42 上フック
43 下フック
46 コントローラ
47 エンジン
50 歪ゲージ
51 信号配線
52 操作ボタン
55 無線通信機
56 通信部
P パレット
A 開口部
S1 圧縮荷重
S2 引っ張り荷重
Claims (5)
- 車体と、
前記車体の前部に備えられた荷役装置と、を備え、
前記荷役装置は、マストと、前記マストに対して昇降可能なリフトブラケットと、前記リフトブラケットに係止されるフォークと、を有し、
前記フォークは、
荷を載置可能とする載置部と、
前記載置部の基部に形成されるコーナー部と、
前記コーナー部から立ち上がる立ち上がり部と、
前記立ち上がり部の背面に設けられ、前記リフトブラケットと係止可能な係止部と、を備えたフォークリフトにおいて、
前記背面において前記係止部よりも下部に設けられ、前記フォークをパレットの開口部から抜き出すときに前記フォークに生じる応力を検出する歪ゲージと、
前記歪ゲージの検出信号により前記フォークに応力が生じていることを検知する制御装置と、を備えることを特徴とするフォークリフト。 - 前記制御装置は、前記歪ゲージの検出信号により前記応力を検知したとき、前記フォークを前記パレットから抜き出す動作を停止するように走行駆動源を制御することを特徴とする請求項1記載のフォークリフト。
- 前記制御装置は、前記歪ゲージの検出信号により前記応力を検知したとき、前記フォークの昇降又は前記マストを傾動させることを特徴とする請求項1記載のフォークリフト。
- 前記応力は、圧縮応力又は引っ張り応力であり、
前記制御装置は、前記歪ゲージの検出信号により前記圧縮応力を検知したとき前記フォークを下降させ、前記歪ゲージの検出信号により前記引っ張り応力を検知したとき前記フォークを上昇させることを特徴とする請求項1記載のフォークリフト。 - 操作ボタンを備えた誤検出防止機構が設けられ、
前記制御装置は、前記操作ボタンが操作されているときのみ、前記歪ゲージの検出信号により前記応力を検知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のフォークリフト。
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JP6984462B2 JP6984462B2 (ja) | 2021-12-22 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2018
- 2018-02-07 JP JP2018019878A patent/JP6984462B2/ja active Active
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JP6984462B2 (ja) | 2021-12-22 |
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