JP2005217032A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リードフレームを用いたLGA(ランドグリッドアレイ)構造のパッケージ形態をなす半導体装置において、半導体素子の搭載性、放熱性、およびワイヤボンディング性の向上を図る。
【解決手段】 半導体素子としてのICチップ20は放熱性の金属板30の一面側に搭載され、金属板30の他面側にて、インナーリード50の一端部側が絶縁層40を介して金属板30の他面に固定されるとともに他端部側が金属板30の端面の外周囲に突出しており、インナーリード50には端子部51が設けられ、ICチップ20とインナーリード50の他端部側とはボンディングワイヤ60により結線され、金属板30、ICチップ20、インナーリード50およびワイヤ60はモールド材10により封止され、インナーリード50の端子部51は金属板30の他面側にてモールド材10の表面から露出している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リードフレームを用いたLGA(ランドグリッドアレイ)構造のパッケージ形態をなす半導体装置に関する。
近年、電子機器の小型化及び高機能化に対応するため、半導体部品の高密度実装がますます強く要求されるようになってきている。
これに伴って、半導体素子とインナーリード(リードフレーム)とをモールド材により一体に封止してなる半導体装置の小型化が急速に進展しており、小型化を図りながら、更なる多ピン化が求められている。
そのような半導体装置としては、従来より、半導体チップが搭載されるダイパット部(チップ搭載部)を小さくすることで、半導体チップの下にまで端子としてのインナーリードを伸ばし、多ピン化を行うようにしたもの、いわゆるリードフレームを用いたLGA(ランドグリッドアレイ)構造のパッケージ形態をなす半導体装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
図10は、そのような半導体装置の一般的な概略断面構成を示す図である。半導体素子としてのICチップ20が、ICチップ20よりも小さいダイパッド部J30の上に搭載され、ICチップ20の下面側にインナーリード50の一端側が延設されている。
また、ICチップ20とインナーリード50とが、ボンディングワイヤ60を介して接続されている。そして、ダイパッド部J30、ICチップ20、インナーリード50およびボンディングワイヤ60が、モールド材10によって包み込まれるようにモールドされ封止されている。
ここで、インナーリード50には、リードフレームをハーフエッチングすることなどにより形成された端子部51が設けられており、この端子部51は、モールド材10の下表面から露出している。
このような構成を有する半導体装置によれば、インナーリード50をICチップ20の下に入り込ませているがゆえに、小型化が容易であり、また、インナーリード50の端子部51をモールド材10の下表面から露出させることで、当該端子部51を外部の実装基板に接続可能としている。
特開2003−133506号公報
しかしながら、上記図10に示される従来の半導体装置では、放熱にも関与するダイパット部J30がICチップ20の真下に配置されていることにより、放熱性をあげようとするとダイパット部J30を広げなければならず、その結果、インナーリード50がICチップ20の外周に出てしまい小型化できない。
また、小型化を優先すると、ICチップ20の下にインナーリード50を配置させようとするため、ダイパット部J30を小さくせざるを得ず、放熱性が劣るばかりか、ダイパッド部J30を小さくするがゆえに、ダイマウント後のICチップ20が不安定となってしまう。
そのため、チップの搭載性が悪化するだけでなく、ボンディングワイヤ60を形成するためのワイヤボンディングに特別の注意を払う必要が生じていた。
本発明は、上記問題に鑑み、リードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置において、半導体素子の搭載性、放熱性、およびワイヤボンディング性の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、半導体素子(20)と、放熱性を有する金属からなる金属板(30)とを備え、半導体素子(20)は金属板(30)の一面側に搭載されており、金属板(30)の他面には絶縁層(40)が設けられており、金属板(30)の他面側にて、インナーリード(50)の一端部側が絶縁層(40)を介して金属板(30)の他面に固定されるとともに他端部側が金属板(30)の端面の外周囲に突出しており、インナーリード(50)には端子部(51)が設けられており、半導体素子(20)とインナーリード(50)の他端部側とはワイヤ(60)により結線されており、金属板(30)、半導体素子(20)、インナーリード(50)およびワイヤ(60)は、モールド材(10)により包み込まれるように封止されており、端子部(51)は、金属板(30)の他面側にてモールド材(10)の表面から露出していることを特徴としている。
それによれば、金属板(30)の一面側に半導体素子(20)を搭載し、金属板(30)の他面側にて、インナーリード(50)の一端部側を絶縁層(40)を介して金属板(30)の他面に固定しているので、結果的に、半導体素子(20)の下にインナーリード(50)の一端部側を電気的に絶縁した状態で対向配置させることができる。
そして、本発明では、インナーリード(50)に端子部(51)を設け、この端子部(51)をモールド材(10)の表面から露出させて、当該端子部(51)を外部の実装基板に接続可能としている。つまり、本発明によれば、LGA構造のパッケージ形態が適切に実現されている。
ここで、本発明では、金属板(30)を極力大きくする、具体的には、請求項2の発明のように、半導体素子(20)よりも平面サイズが大きいものにすることにより、放熱性が向上するとともに、半導体素子(20)が安定して固定でき、その結果、ワイヤボンディング性も向上する。
したがって、本発明によれば、リードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置において、半導体素子(20)の搭載性、放熱性、およびワイヤボンディング性の向上を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の半導体装置において、インナーリード(50)の端子部(51)は、金属板(30)の他面側にてモールド材(10)の表面から突出していることを特徴としている。
それによれば、インナーリード(50)の端子部(51)が金属板(30)の他面側にてモールド材(10)の表面から突出して露出しているため、当該端子部(51)が樹脂バリで覆われてしまう可能性が低く、また、当該端子部(51)にてはんだ接続する際に、突出している端子部(51)の部分にはんだが回り込んでフィレットが形成されやすいため、装置の接続信頼性も向上する。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3に記載の半導体装置において、金属板(30)の一部が、金属板(30)の一面側にてモールド材(10)の表面から露出した露出部(31)となっていることを特徴としている。
本発明によれば、モールド材(10)から露出する金属板(30)の一面側の露出部(31)を、モールド材(10)の成形時において、金型の上型で押す面とすることにより、金属板(30)の他面側に位置するインナーリード(50)が金型の下型に押しつけられるため、樹脂バリを防止し、インナーリード(50)の端子部(51)をモールド材(10)から露出させることを適切に行える。
また、モールド材(10)から露出する金属板(30)の一面側の露出部(31)を、外部の放熱部材などに熱的に接続することにより、いっそうの放熱性の向上を図ることができる。
ここで、請求項5に記載の発明のように、請求項4に記載の半導体装置においては、モールド材(10)は平面四角形をなすものであり、金属板(30)の露出部(31)はモールド材(10)の四隅部に設けられているものにできる。
さらに、請求項6に記載の発明のように、請求項5に記載の半導体装置においては、金属板(30)の露出部(31)は、金属板(30)のうち半導体素子(20)が搭載されている部位からモールド材(10)の四隅部に向かって延設された部分であるものにできる。
また、請求項7に記載の発明では、請求項4〜6に記載の半導体装置において、金属板(30)の露出部(31)は金属板(30)の一面から突出したものであり、その突出先端面が、モールド材(10)のうち金属板(30)の一面と対向する表面(10a)から露出していることを特徴としている。
それによれば、金属板(30)の一面から突出する金属板(30)の露出部(31)の突出先端面が、モールド材(10)のうち金属板(30)の一面と対向する表面(10a)から露出しているため、装置上部において外部の放熱部材などとの熱的接続が容易になる。
また、請求項8に記載の発明では、請求項4〜請求項7に記載の半導体装置において、金属板(30)の露出部(31)は金属板(30)の他面から突出したものであり、その突出先端面が、モールド材(10)のうち金属板(30)の他面と対向する表面(10b)から露出していることを特徴としている。
それによれば、金属板(30)の他面から突出する金属板(30)の露出部(31)の突出先端面が、モールド材(10)のうち金属板(30)の他面と対向する表面(10b)から露出しているため、装置下部において実装基板や外部の放熱部材などとの熱的接続が容易になる。
また、請求項9に記載の発明では、請求項4〜請求項8に記載の半導体装置において、金属板(30)の露出部(31)には放熱フィン(33)が設けられていることを特徴としている。それによれば、より放熱性の向上が図れる。
また、請求項10に記載の発明では、請求項4〜請求項9に記載の半導体装置において、金属板(30)の露出部(31)には、放熱性を有する放熱部材(70)が取り付けられていることを特徴としている。それによれば、より放熱性の向上が図れる。
さらに、請求項11に記載の発明では、請求項10に記載の半導体装置において、放熱部材(70)は、金属板(30)の一面側にて半導体素子(20)を覆うように設けられていることを特徴としている。
それによれば、半導体素子(20)の熱は、半導体素子(20)から金属板(30)の一面へ放出されるだけでなく、半導体素子(20)における金属板(30)とは反対側の面から放熱部材(70)へも放出しやすくなり、好ましい。
また、請求項12に記載の発明によれば、請求項1〜請求項11に記載の半導体装置において、金属板(30)の他面側の部位のうちインナーリード(50)が存在しない部位が、金属板(30)の他面から突出しており、その突出先端面が、モールド材(10)のうち金属板(30)の他面と対向する表面(10b)から露出していることを特徴としている。
それによれば、金属板(30)の他面から突出する部位の突出先端面が、モールド材(10)のうち金属板(30)の他面と対向する表面(10b)から露出しているため、装置下部において、この露出部を実装基板や外部の放熱部材などと熱的接続すれば、より放熱性の向上が図れる。
ここで、請求項13に記載の発明のように、請求項1〜請求項12に記載の半導体装置における絶縁層(40)としては、絶縁性の樹脂からなるテープ部材からなるものを採用することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るリードフレームを用いたLGA(ランドグリッドアレイ)構造のパッケージ形態をなす半導体装置S1の概略構成を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のA−A一点鎖線に沿った概略断面図である。なお、図1(a)中、樹脂からなるモールド材10の外形は破線にて示し、ボンディングワイヤ60は省略してある。
図1に示されるように、この半導体装置S1は、各部がモールド材10により封止されてパッケージをなしており、このモールド材10が半導体装置S1の本体を区画形成している。
このモールド材10は、エポキシ系樹脂など通常のモールド材料を採用することができる。その形状は限定するものではないが、本例では、モールド材10は平面四角形をなしている。
図1において、半導体素子としてのICチップ20は、シリコン半導体チップにトランジスタ素子などを半導体プロセスを用いて形成してなる一般的な半導体チップを採用することができる。
このICチップ20は、放熱性を有する金属からなる金属板30の上面側に搭載されている。具体的には、ICチップ20は、導電性ペーストやはんだなどにより金属板30の上面に接着されている。
この金属板30は、たとえば、熱伝導性に優れたCu材などを用いて、通常のヒートシンクを形成する方法と同様に、プレス加工などにより形成されている。
ここで、図1に示される例では、金属板30は、ICチップ20よりも平面サイズが大きいものである。なお、この金属板30の平面サイズは、ICチップ20のマウント時やワイヤボンディング時にICチップ20を安定して支持できる大きさであれば、ICチップ20よりも小さくてもよい。
また、図1に示されるように、金属板30の一部が、金属板30の一面側すなわち上面側にてモールド材10の表面から露出した露出部31となっている。本例では、金属板30の露出部31は、平面四角形をなすモールド材10の四隅部に設けられている。具体的には、金属板30の露出部31は、金属板30のうちICチップ20が搭載されている部位からモールド材10の四隅部に向かって延設された部分である。
また、図1(b)に示されるように、金属板30の他面すなわち下面には絶縁層40が設けられている。この絶縁層40は、電気絶縁性の接着剤やテープなどでもよい。本例では、絶縁層40は、ポリイミド樹脂などからなる両面テープとしての絶縁テープが、金属板30の下面に貼り付けられたものとしている。
また、モールド材10の内部において、金属板30の間には、複数のインナーリード50が配置されている。このインナーリード50は、モールドされたリードフレームのアウターリード部分をカットして残った部分であり、銅や42アロイなどの通常のリードフレーム材料からなる。
そして、金属板30の下面側にて、インナーリード50の一端部側が絶縁層40を介して金属板30の他面に固定されるとともにインナーリード50の他端部側は金属板30の端面の外周囲に突出している。本例では、インナーリード50の一端部側は、絶縁層40としての絶縁テープに貼り付けられて固定されている。
ここにおいて、金属板30の下面はダイパッド等の部位がないため、金属板30の下すなわちICチップ20の下において任意の位置に、インナーリード50を配置することができる。また、インナーリード50のうち金属板30の下に配置される部位の形状等の設計も自由に行うことができる。
また、インナーリード50には端子部51が設けられている。この端子部51は、インナーリードを構成するリードフレームを形成する際に、厚さ方向にハーフエッチングを行うなどにより、形成することができる。本例では、端子部51は、インナーリード50の一端部側に形成されている。
そして、図1に示されるように、ICチップ20とインナーリード50の他端部側とはボンディングワイヤ60により結線されており、ICチップ20とインナーリード50とは、金や銅、アルミニウムなどからなるボンディングワイヤ60を介して電気的に接続されている。
そして、上記モールド材10は、これら金属板30、ICチップ20、インナーリード50およびボンディングワイヤ60を包み込むように封止している。また、図1に示されるように、インナーリード50の端子部51は、金属板30の下面側にてモールド材10の表面から露出している。
特に、本例では、インナーリード50の端子部51は、金属板30の下面側にてモールド材10の表面から突出している。
このような本実施形態の半導体装置S1は、たとえば次のようにして製造することができる。
インナーリード50の上面に絶縁層40としての絶縁テープを介して金属板30を貼り付け、インナーリード50と金属板30とを一体化する。それとともに、金属板30の上面にICチップ20を搭載して固定し、ワイヤボンディングを行ってボンディングワイヤ60によりICチップ20とインナーリード50とを結線する。
そして、このワイヤボンディングまで行われたものを、金型内に投入し、トランスファーモールド法によりモールド樹脂を成形することにより、モールド材10により封止された本実施形態の半導体装置S1ができあがる。
そして、このできあがった半導体装置S1は、金属板30の下面側にてモールド材10の表面から露出するインナーリード50の端子部51を介して、実装基板の上に実装される。
図2は、本半導体装置S1を実装基板200へはんだ付け実装した実装構造としての状態を示す概略断面図である。図2に示されるように、半導体装置S1は、その端子部51を実装基板200へはんだ210を介して実装されている。ここで、実装基板200は、特に限定しないが、セラミック基板、プリント基板などを採用することができる。
[効果等]
ところで、本実施形態の半導体装置S1によれば、次のような特徴点を有する半導体装置S1が提供される。
・半導体素子としてのICチップ20と、放熱性を有する金属からなる金属板30とを備え、ICチップ20は金属板30の一面側に搭載されていること。
・金属板30の他面には絶縁層40が設けられており、金属板30の他面側にて、インナーリード50の一端部側が絶縁層40を介して金属板30の他面に固定されるとともに他端部側が金属板30の端面の外周囲に突出していること。
・インナーリード50には端子部51が設けられており、ICチップ20とインナーリード50の他端部側とはボンディングワイヤ60により結線されていること。
・金属板30、ICチップ20、インナーリード50およびボンディングワイヤ60は、モールド材10により包み込まれるように封止されており、インナーリード50の端子部51は、金属板30の他面側にてモールド材10の表面から露出していること。
これらの特徴点を有する本実施形態の半導体装置S1によれば、金属板30の一面側にICチップ20を搭載し、金属板30の他面側にて、インナーリード50の一端部側を絶縁層40を介して金属板30の他面に固定しているので、結果的に、ICチップ20の下にインナーリード50の一端部側を電気的に絶縁した状態で対向して配置させることができる。
そして、本実施形態では、インナーリード50に端子部51を設け、この端子部51をモールド材10の表面から露出させて、当該端子部51を外部の実装基板に接続可能としている。つまり、本実施形態によれば、LGA構造のパッケージ形態が適切に実現されている。
ここで、本実施形態では、金属板30を極力大きくする、具体的には、上記図1に示されるように、ICチップ20よりも平面サイズが大きいものにすることにより、放熱性が向上するとともに、ICチップ20が安定して固定でき、その結果、ワイヤボンディング性も向上する。
したがって、本実施形態によれば、リードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置において、ICチップ20の搭載性、放熱性、およびワイヤボンディング性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、インナーリード50の端子部51が、金属板30の他面側にてモールド材10の表面から突出していることも特徴点である。
それによれば、インナーリード50の端子部51が金属板30の他面側にてモールド材10の表面から突出して露出しているため、当該端子部51が樹脂バリで覆われてしまう可能性が低くくなる。
また、当該端子部51にてはんだ接続する際に、突出している端子部51の部分にはんだが回り込んでフィレットが形成されやすい。このフィレットが形成されたはんだ210の様子は、上記図2に示される。このようなことから、装置S1の接続信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態では、金属板30のうちICチップ20が搭載されている部位からモールド材10の四隅部に向かって延設された部分を設け、モールド材10の四隅部を無いものとすることにより、金属板30の一部が金属板30の一面側にてモールド材10の表面から露出した露出部31を形成している。
それによれば、モールド材10から露出する金属板30の一面側の露出部31を、モールド材10の成形時において、金型の上型で押す面とすることにより、金属板30の他面側に位置するインナーリード50が金型の下型に押しつけられる。
そのため、樹脂バリを防止し、インナーリード50の端子部51をモールド材10から露出させることを適切に行うことができる。
また、モールド材10から露出する金属板30の一面側の露出部31を、外部の放熱部材などに熱的に接続することにより、いっそうの放熱性の向上が図れる。
ここで、モールド材10の成形時において、金属板30の一面側の露出部31を金型の上型で押すことにより、インナーリード50を金型の下型に押しつけるとき、図3に示されるように、インナーリード50が押しつけられる下型K1の面に樹脂などのシートK2を敷いておく。
すると、図3に示されるように、シートK2に押しつけられたインナーリード50の端子部51が、シートK2にめり込む。この状態で樹脂モールドが行われると、図1に示されるように、インナーリード50の端子部51が、金属板30の他面側にてモールド材10の表面から突出している構成を容易に実現することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係るリードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置S2の概略断面構成を示す図である。上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態では、図4に示されるように、金属板30の露出部31は金属板30の一面すなわち上面から突出したものであり、その突出先端面が、モールド材10のうち金属板30の上面と対向する表面10aから露出していることを特徴とする半導体装置S2が提供される。
それによれば、金属板30の上面から突出する金属板30の露出部31の突出先端面が、モールド材10のうち金属板30の上面と対向する表面10aから露出しているため、装置S2の上部において外部の放熱部材などとの熱的接続が容易になる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係るリードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置S3の概略断面構成を示す図である。上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態では、図5に示されるように、金属板30の露出部31は金属板30の他面すなわち下面から突出したものであり、その突出先端面が、モールド材10のうち金属板30の下面と対向する表面10bから露出していることを特徴とする半導体装置S3が提供される。
それによれば、金属板30の下面から突出する金属板30の露出部31の突出先端面が、モールド材10のうち金属板30の下面と対向する表面10bから露出しているため、装置S3の下部において実装基板や外部の放熱部材などとの熱的接続が容易になる。
なお、図5に示される例では、金属板30の上面から突出する金属板30の露出部31の突出先端面も、モールド材10のうち金属板30の上面と対向する表面10aから露出している。そのため、本実施形態の効果に加えて、上記第2実施形態の効果も合わせて期待できる。
もちろん、本実施形態においては、金属板30の露出部31は金属板30の他面すなわち下面から突出していればよく、図5に示されるように、金属板30の上面から突出しているものでなくてもよい。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態に係るリードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置S4の概略断面構成を示す図である。上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態では、図6に示されるように、金属板30の他面側すなわち下面側の部位のうちインナーリード50が存在しない部位が、金属板30の下面から突出して凸部32を形成しており、その凸部32の突出先端面がモールド材10のうち金属板30の下面と対向する表面10bから露出していることを特徴とする半導体装置が提供される。
ここでは、凸部32に対応する絶縁層40に穴を開けておけば、凸部32を露出させることができる。
それによれば、金属板30の下面から突出する凸部32の突出先端面が、モールド材10のうち金属板30の下面と対向する表面10bから露出しているため、装置S4の下部において、この凸部32の露出部を実装基板や外部の放熱部材などと熱的接続すれば、より放熱性の向上が図れる。
なお、図6では、金属板30の露出部31は金属板30の一面すなわち上面から突出したものであるが、突出していないものであってもよい。
(第5実施形態)
図7は、本発明の第5実施形態に係るリードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置S5の概略断面構成を示す図である。上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態では、図7に示されるように、金属板30の露出部31には放熱フィン33が設けられていることを特徴とする半導体装置S5が提供される。この放熱フィン33は、銅などの放熱性に優れた材料からなるもので、金属板30に一体に成形したり、溶接して接合したりすることで形成することができる。
それによれば、金属板30の露出部31をケース等の外部の放熱部材に接触させない場合において、さらなる放熱性が要求された場合に有効である。
(第6実施形態)
図8は、本発明の第6実施形態に係るリードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態をなす半導体装置S6の概略構成を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のB−B一点鎖線に沿った概略断面図であり、(c)は(a)中のC部拡大図である。なお、図8(a)中、樹脂からなるモールド材10の外形は破線にて示し、ボンディングワイヤ60は省略してある。
本実施形態では、図8に示されるように、金属板30の露出部31には、銅などからなる放熱性を有する放熱部材70が取り付けられていることを特徴とする半導体装置S6が提供される。ここでは、放熱部材70は、ICチップ20の上面と対向してICチップ20を覆うように設けられている。
本実施形態では、金属板30の露出部31は、金属板30の上面から突出しており、その突出先端面がモールド材10のうち金属板30の上面と対向する表面10aから露出している。
そして、放熱部材70は、この金属板30の露出部31の突出先端面に、はめ込み式による接合や導電性接着剤での接着等により固定されている。このような本実施形態の半導体装置S6は、上記のようにワイヤボンディングまで行った後、放熱部材70を組み付け、その後、モールドを行うことで製造される。
これにより、ICチップ20の熱は、ICチップ20の下面から金属板30へ放熱されるだけでなく、ICチップ20の上面への熱放出も可能となり、この放熱部材70をたとえば放熱性の良いケース等に接触させた場合、特に効果を発揮する。
(第7実施形態)
図9は、本発明の第7実施形態に係る金属板30単体の平面図である。この金属板30は、上記実施形態における金属板30に比べて、くびれを入れた形状であり、上記実施形態と比べ放熱性は若干劣るが、モールド材10において樹脂クラック等の問題が出た時に有効である。もちろん、この形状は、さらにくびれさせ、X形状になっても良い。
また、上記図1(a)中の金属板30の中央部にて破線の丸で示されるように、金属板30に穴を開けた形状としてもよい。この場合、当該穴を通してモールド材10がICチップ20の下面にも密着するため、モールド材10の剥離などが生じにくい。
(他の実施形態)
なお、モールド材10の平面形状は、上記図示例のような平面四角形であるもの以外であってもよいことはもちろんである。
以上述べてきたように、本発明は、半導体素子の下までインナーリード(リードフレーム)の一端側が入り込み、インナーリードに設けられた端子部をモールド材の下面から露出させて外部実装基板への接続部としたリードフレームを用いたLGA構造のパッケージ形態を有する半導体装置に適用可能なものである。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のA−A概略断面図である。 上記図1に示される半導体装置を実装基板へはんだ付け実装した実装構造を示す概略断面図である。 インナーリードの端子部をモールド材の表面から突出させるためのモールド成形工程の様子を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置の概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係る半導体装置の概略断面図である。 本発明の第5実施形態に係る半導体装置の概略断面図である。 本発明の第6実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のB−B概略断面図、(c)は(a)中のC部拡大図である。 本発明の第7実施形態に係る金属板単体の平面図である。 従来の半導体装置の一般的な概略断面構成を示す図である。
符号の説明
10…モールド材、20…半導体素子としてのICチップ、30…金属板、
31…金属板の露出部、40…絶縁層、50…インナーリード、
51…インナーリードの端子部、60…ボンディングワイヤ。

Claims (13)

  1. 半導体素子(20)と、
    放熱性を有する金属からなる金属板(30)とを備え、
    前記半導体素子(20)は前記金属板(30)の一面側に搭載されており、
    前記金属板(30)の他面には絶縁層(40)が設けられており、
    前記金属板(30)の他面側にて、インナーリード(50)の一端部側が前記絶縁層(40)を介して前記金属板(30)の他面に固定されるとともに他端部側が前記金属板(30)の端面の外周囲に突出しており、
    前記インナーリード(50)には端子部(51)が設けられており、
    前記半導体素子(20)と前記インナーリード(50)の他端部側とはワイヤ(60)により結線されており、
    前記金属板(30)、前記半導体素子(20)、前記インナーリード(50)および前記ワイヤ(60)は、モールド材(10)により包み込まれるように封止されており、
    前記端子部(51)は、前記金属板(30)の他面側にて前記モールド材(10)の表面から露出していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記金属板(30)は、前記半導体素子(20)よりも平面サイズが大きいものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記端子部(51)は、前記金属板(30)の他面側にて前記モールド材(10)の表面から突出していることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記金属板(30)の一部が、前記金属板(30)の一面側にて前記モールド材(10)の表面から露出した露出部(31)となっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体装置。
  5. 前記モールド材(10)は平面四角形をなすものであり、
    前記金属板(30)の前記露出部(31)は前記モールド材(10)の四隅部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記金属板(30)の前記露出部(31)は、前記金属板(30)のうち前記半導体素子(20)が搭載されている部位から前記モールド材(10)の四隅部に向かって延設された部分であることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記金属板(30)の前記露出部(31)は前記金属板(30)の一面から突出したものであり、
    その突出先端面が、前記モールド材(10)のうち前記金属板(30)の一面と対向する表面(10a)から露出していることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の半導体装置。
  8. 前記金属板(30)の前記露出部(31)は前記金属板(30)の他面から突出したものであり、
    その突出先端面が、前記モールド材(10)のうち前記金属板(30)の他面と対向する表面(10b)から露出していることを特徴とする請求項4ないし7のいずれか1つに記載の半導体装置。
  9. 前記金属板(30)の前記露出部(31)には放熱フィン(33)が設けられていることを特徴とする請求項4ないし8のいずれか1つに記載の半導体装置。
  10. 前記金属板(30)の前記露出部(31)には、放熱性を有する放熱部材(70)が取り付けられていることを特徴とする請求項4ないし9のいずれか1つに記載の半導体装置。
  11. 前記放熱部材(70)は、金属板(30)の一面側にて前記半導体素子(20)を覆うように設けられていることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記金属板(30)の他面側の部位のうち前記インナーリード(50)が存在しない部位が、前記金属板(30)の他面から突出しており、
    その突出先端面が、前記モールド材(10)のうち前記金属板(30)の他面と対向する表面(10b)から露出していることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の半導体装置。
  13. 前記絶縁層(40)は、絶縁性の樹脂からなるテープ部材からなるものであることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の半導体装置。
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