JP2005214488A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、開扉装置を用いて最適に開扉する冷蔵庫を得ることを目的とする。
【解決手段】 左右またはいずれか一方の扉20a,20bを開扉する際に、前記負荷検知手段80により開扉する際の負荷が重いと判断したときは(S4)、左開扉装置31または右開扉装置32の開扉力を増加させ(S5,S7)、または、開扉する際の負荷が軽いと判断したときには左開扉装置31または右開扉装置32の開扉力を減少させる(S6,S7)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貯蔵室扉を押圧部材の突き出しによって開放する開扉装置を備えた冷蔵庫に関する。
近年、冷蔵庫は食生活の多様化とともに収納量も大型化傾向にあり、特に家庭用冷蔵庫においては、収納内容積が400リットルを超えるクラスが主流となり、冷蔵庫本体の高さや幅寸法も大きくなる傾向にある。
これにともなって、冷蔵室や冷凍室、野菜室の扉も大型化しており、特に貯蔵容積の大きい冷蔵室の扉内側における収納ポケットは、高さと幅寸法の拡大とともに奥行寸法も増大して多くの食品を収納する傾向にあり、扉自体が大きいこともあって、開扉のために大きな力を必要とし、非力な女性や高齢者の場合は負担が大きくなる問題があった。
上記問題を解決する構成として、近年、使用者のハンドルスイッチ操作により本体側からノックピンが突出して扉面を押圧し開扉する電磁ソレノイド式の扉開放装置を備えた冷蔵庫が市場に供されており、扉の開放に負担を要しない商品として評価されている(例えば、特許文献1)。
この種の開扉装置としては、扉前面に設けられた開扉スイッチが操作されると、電磁ソレノイドに所定時間通電されて、初期位置から押圧部材を前方に突出させて扉を押圧開放するとともに、所定時間後は、通電を遮断して引込用スプリングの付勢力により引き込まれ、バネ力により初期位置に戻るようになっている。
また、観音開き式扉の冷蔵庫においては、単一の上記開扉装置を用いて左右扉を同時に、または左右扉を片側づつ開扉する構成が考えられている(例えば、特許文献2)
特開2001−59675号公報 特開2003−83673号公報
しかしながら、冷蔵庫の仕様状況、例えば、扉内に設けられた収納ポケットの載置量や庫内の冷却に応じて、開扉に要する力は変化するが、上記した特許文献1,2の開扉装置では、予め設定された電圧を所定時間に亙って電磁ソレノイドに供給するものであるため、扉の開放が弱すぎて十分に開扉することができなかったり、一方、強すぎて収納ポケットに載置されている食品が落下するなどの不具合があった。
また、観音開き式扉冷蔵庫においては、片側が開放されている場合や、回転仕切板を用いている形態では、開扉する際に要する力が変化するが、従来では、開扉装置の駆動方法については検討されていなかった。
本発明は上記問題を考慮してなしたものであり、冷蔵庫の使用状況などに拘わらず、最適に自動開扉させる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は冷蔵庫は、本体貯蔵室の前面開口部に開閉自在に設けられた観音開き式の左扉および右扉と、通電によりこの左右扉をそれぞれ押圧して開扉する左開扉装置および右開扉装置と、使用者の操作により駆動信号を出力してそれぞれの左右開扉装置に通電させる左開扉スイッチおよび右開扉スイッチと、前記左右扉の開扉時にかかる負荷を検知する負荷検知手段とを備え、双方またはいずれか一方の扉を開扉するときに、前記負荷検知手段により開扉する際の負荷が軽いと判断したときは前記左右開扉装置の開扉力を減少させて開扉することを特徴とする。
上記発明によれば、冷蔵庫の使用状況により開扉する際の負荷を検知して、開扉装置の開扉力を適宜可変するため、最適に扉を開放することができる。
以下に、本発明の実施形態について説明する。図2は本発明の冷蔵庫を示す斜視図であり、図3は図2の冷蔵庫を開扉させた状態を示すものである。この図2,図3において、周知構造の断熱箱体として構成された冷蔵庫本体1内には、冷蔵室2、野菜室3、製氷室4、内部温度を複数段階に切替可能な切替室5、冷凍室6を上から順に設け、製氷室4及び切替室5は左右に並んで配設している。
上記冷蔵室2の前面開口部には、左右両端にそれぞれ枢支されたいわゆる観音開き式扉を構成する左扉20aと右扉20bとを設け、野菜室3、製氷室4、切替室5及び冷凍室6の各前面には、それぞれの貯蔵容器(図示せず)に連結された引出式の扉3a、4a、5a及び6aを設けている。
左右扉20a,20bの裏面側の周縁部には、マグネットガスケット21a,21bを取り付けており、左右扉20a,20bは、そのマグネットガスケット21a,21bが冷蔵庫本体1のフランジ部1aに吸着することにより閉鎖状態に保持される構成となっている。なお、図示しないが、他の扉3a、4a、5a及び6aの裏面側の周縁部にもマグネットガスケットを取り付けている。
マグネットガスケット21a,21bの内周には、上下に延在させた一対のビード部22aをそれぞれ形成しており、このビード部22aには、食品を収納する収納ポケット23a,23bを設けている。
また、右扉20bと対向する左扉20aのビード部22aには、閉扉した状態で左右扉20a,20bの隙間を閉塞する回転仕切板25を設けており、この回転仕切板25は、本体上部に設けたピン1bが回転仕切板25の上面に形成した溝内を、左扉20aの開閉動作に応じて摺動することにより、回転するようになっている。
左右扉20a,20bの前面部には、左開扉スイッチ27aと右開扉スイッチ27bとを取り付けており、左開扉スイッチ27aを押圧すると左扉20aを開扉する開扉信号が出力され、右開扉スイッチ27bを押圧すると右扉20bを開扉する開扉信号が出力される。なお、左開扉スイッチ27aを押圧すると右扉20bを開扉する開扉信号を出力してもよい。
具体的には、開扉スイッチ27a,27bが押圧操作されたときにONされる常開型のマイクロスイッチなどの機械的スイッチを内蔵した構成となっている。なお、フォトインタラプタを利用した光学的なスイッチ或いは磁気的なスイッチなどにより構成することも可能である。
また、右扉20bの前面には、貯蔵室の温度調整などを行う操作部28を設けており、後述する店頭展示モードもこの操作部28の操作により、通常の冷却モードと店頭展示モードとを切替えるようになっている。
さて、左扉20aを開扉する際の冷蔵庫1を示す上面図である図4にも示すように、冷蔵室2の左右側壁には、左右扉20a,20bのそれぞれの開閉状態を検知するドアスイッチ26a,26bを設けている。このドアスイッチ26a,26bは、ボタン26´がビード部22aによって押圧されると扉20a,20bが閉扉されたと見做して閉扉信号を出力し(OFF状態)、扉20a,20bが開放されていくとボタンへの押圧が徐々に開放されていき、ボタンがそのばね力によりある程度まで突出すると、扉20a,20bが開放されたと見做して開扉信号を出力するようになっている(ON状態)。
冷蔵庫本体1の天井部には、冷蔵室2の左扉20aおよび右扉20bをそれぞれ独立に開放させる開扉装置30を取り付けており、この開扉装置30は、左開扉装置31と右開扉装置32とを併設させて構成している。
以下に左開扉装置31について説明する。冷蔵庫1の上部の断面構造を示す図6に示すように、冷蔵庫本体1の天井部に形成された凹部1c内に半埋め込み状態で設置されるものであり、合成樹脂製のケース33内に駆動源として直流駆動される電磁ソレノイド34を収納した形態となっている。
この電磁ソレノイド34は、円筒状に形成されたコイルを樹脂モールドしたコイルユニット35と、このユニット内にこれを貫通した状態で軸方向に移動可能に設けられた磁性体製のプランジャー36と、このプランジャー36に対し同軸状に固定された非磁性金属より成る押圧部材37とを主たる構成要素としたもので、コイルユニット35のコイルに通電されると(以下、通電状態とする)プランジャー36及び押圧部材37が扉20a方向へ付勢される構成となっている。
プランジャー36の後部には抜外れを防止するための例えばCリングよりなる鍔部36aを設けており、当該プランジャー36の周りには、上記鍔部34a及びコイルユニット35間で伸長力を作用させるようにして圧縮コイルばねより成る引込用スプリング38を設けている。
上記した構成により、電磁ソレノイド34に通電されると、押圧部材37が前方に突き出されて左扉20aを押圧し、自動的に開扉するようになっており、通電が遮断されると引込用スプリング38のばね力により初期位置に戻されるようになっている。
右開扉装置32は、左開扉装置31と同一構成であるためその説明を省略するが、右開扉装置32の電磁ソレノイド34に通電されると、右扉20bを自動的に開扉するようになっている。
さて、図4に示すように、右開扉装置32は、左開扉装置31よりもヒンジ側に設置されているが、これは、左扉20aに回転仕切板25を設けていることから開扉する際に要する力が右扉20bよりも要することから、右開扉装置32の押圧力を低減させることにより、左右扉20a,20bの開扉速度をほぼ均一にすることができるからである。なお、右開扉装置32と左開扉装置31とを中央から対称の位置に配置させる場合には、押圧力を通電時間や供給電圧により可変させて、左開扉装置31の押圧力を右側より強くすることにより、左右扉20a,20bの開扉速度をほぼ均一にすることも可能である。また、左右扉20a,20bの大きさが異なる場合にも、適宜配置場所や押圧力を適宜変更することが好ましい。
次に、本発明の制御回路について、制御ブロック図である図7を参照して説明する。制御装置50は、左ドアスイッチ26aおよび右ドアスイッチ26bから、左右扉20a,20bの開扉状態に応じて開扉信号または閉扉信号が入力され、左開扉スイッチ27a、右開扉スイッチ27bから駆動信号が入力される。
制御装置50は、これらの信号に基づき、閉扉信号が入力されているときに駆動信号が入力されると、後述する負荷検知手段80により出力するPWMデューティを決定して、このPWM信号を左開扉回路51または右開扉回路52を出力する。
以下、左開扉回路51について説明する。電磁ソレノイド34の一端子は図示しない倍電圧整流回路の正の出力端子に接続され、他端子は駆動用のFET61のドレイン側と接続している。また、電磁ソレノイド34の両端子には、ダイオード62を並列に接続している。
このFET61は、左ドアスイッチ26aの閉扉信号中に左開扉スイッチ27aの駆動信号が制御装置50に入力されると、制御装置50からのPWM信号によりオンされるようになっている(制御電源は、例えば直流15V、駆動電源は、例えば直流200V)。
以下にFET61をオンオフ駆動する具体的な構成について説明する。制御装置50からの出力側の端子がnpn型のトランジスタ71のベース側と接続されており、この第1トランジスタ71のコレクタ側は抵抗69を介してpnp型の第2トランジスタ37のコレクタ側と接続されて制御電源が供給されているとともに、エミッタ側は第2トランジスタ67と第3トランジスタ68のベース側と接続され、また、抵抗70を介してグランドと接続されている。
第2トランジスタ67のエミッタ側は、pnp型の第3トランジスタ68のエミッタ側と接続されているとともに、抵抗64を介してFET61のソース側と接続されている。
また、この抵抗64は、抵抗66とダイオード65とを直列に接続した回路と並列に接続され、この抵抗64とFET61のゲート間は、抵抗63を介してグランドと接続されている。
上記構成の場合、制御装置50からON信号が入力されると、第1トランジスタ71がオンする。すると第2トランジスタ67のコレクタ側には制御電圧が供給されているため、第2トランジスタ67がオンして、コレクタ−エミッタ間に電流が流れる。そして、第3トランジスタ68のベース側への電流が遮断されるため、第3トランジスタ68がOFFしてFET61がオンされる。一方、制御装置50からのON信号が遮断されると、第1トランジスタ71がオフし、FET61のゲート残留電荷により接地された抵抗70を通して、第3トランジスタ68のベース電流が流れるため、第3トランジスタがONし、FET61のゲート電荷が引き抜かれてFET61がOFFする。
また、FET61は、ON時間(パルス幅)を変化させることにより、出力電圧を時間比率制御するPWM制御で駆動制御するようになっており、FET61のON信号(PWM信号)は、使用者の耳の聞こえにくい周波数、例えば、8kHz以上としている。
人の平均可聴域で最も敏感に反応する聴域は4kHz近辺とされており、この近辺のPWM信号で電磁ソレノイド34に通電すると、本実施例に示すように、押圧部材37は左右扉20a,20bと接触していることから、上記PWM信号が左右扉20a,20bに伝達されて振動音が発生し、使用者には騒音と感じられることがある。また、PWM信号が低すぎたのでは、押圧部材37を十分に突き出すことができない。このため、騒音と感じる聴域を除外して確実に開扉できるように、高周波数である8kHz以上のPWM信号に設定している。
なお、右開扉回路52については、左開扉回路51と同構成であるため、その説明を省略する。
次に、負荷検知手段について説明する。負荷検知手段80は制御装置50内に設けられており、各スイッチやセンサなどの入力値などに開扉する際の負荷を検知するようになっており、本実施例では、食品の有無を検知するようになっている。
具体的には、押圧式スイッチ81を左扉20aおよび右扉20bの収納ポケット23a,23bの底面や背面に設け、ペットボトルなどの飲料や食品が収納ポケットに収納され
ると、その食品の容器などにより押圧式スイッチ81が押圧されて食品が載置されていると判断する。逆に、食品が取り出されれば、食品による押圧が開放されるため、食品が載置されていないと判断するようになっている。
この場合、押圧式スイッチ81の替りに、赤外線センサ82を用いてもよく、また、使用者が任意に収納ポケット23a,23bに載置する食品を操作部38などの入力により食品管理を行え得るような冷蔵庫においては、この情報に基いて食品の有無を判断するようにしてもよい。
次に、開扉する際の開扉装置30の動作について、フローチャートである図1を参照して説明する。なお、説明の簡略化のために左扉20aの開扉を例に挙げて説明する。
ステップ1では、左扉20aが開扉されている状態では、開扉装置30を動作させる必要がないため、左ドアスイッチ26aがOFFしているか否かを検出して、OFFしていればステップ2に進む。
ステップ2では、左ドアスイッチ26aが閉扉信号を出力しているときに、使用者により左開扉スイッチ27aが押圧されたか否かを検出して、ONされれば使用者が左扉20aの開扉を要求しているものと見做してステップ3に進む。
ステップ3では、負荷検知手段80により左扉20aを開扉する際の負荷を検知する。
これは収納ポケット23aに、例えば、荷重の重いペットボトルなどの食品が載置されている場合と、載置されていない場合では、開扉する際に必要とされる力が異なってくるため、食品の有無に応じて開扉装置30の開扉力を可変させるためである。
このとき、一定の出力電圧で電磁ソレノイド34に通電してしまうと、食品が載置されているときには開き度が少なかったり、食品が載置されていないときには、勢いよく開きすぎて図示しないヒンジ部の回転ストッパーと衝突したり、突出し音が大きくなり騒音が発生する恐れがある。
そこで、ステップ4では、開扉する際の負荷が重いか否かを判断、本実施例では、食品が収納ポケット23aに載置されているか否かを判断して、食品が載置されていれば、開扉する際の負荷が重いと判断してステップ5に進み、食品が載置されていなければ、開扉する際の負荷が軽いと判断してステップ6に進む。
ステップ5では、開扉力を増加させる。具体的には、開扉装置30へのPWMデューティを高く設定、例えば100%に設定する。一方、ステップ6では、開扉力を低減させる。具体的には、左開扉装置31へのPWMデューティを低く設定、例えば90%に設定する。
そして、ステップ7において、それぞれ設定されたPWMデューティに基いて、左開扉装置31に通電する。こうして、左扉20aは、適当に決定された開扉装置30の開扉力により押圧されて開扉され、所定時間、例えば3秒経過後に通電が遮断されるようになっている。
上記構成によれば、開扉する際の負荷が重いと判断したときは開扉装置30の開扉力を増加させ、または、開扉する際の負荷が軽いと判断したときには開扉装置30の開扉力を減少させることにより、強すぎたり弱すぎたりすることなく最適に開扉することができる。
また、食品の有無に基いて開扉する際の負荷を判断しているため、確実に開扉する際にかかる負荷を検知することができるため、最適に開扉することができる。
なお、上述した構成では、左扉20aを開扉する際の開扉装置30の動作について説明したが、右扉20bについても同様に動作されるようになっており、また、開扉力を増減する方法としては、通電時間を延長したり短縮させるようにしてもよい。さらに、食品の数量に応じて、それぞれの開扉力を決定してもよい。
次に、他の実施形態について説明する。本実施例では、負荷検知手段80を収納ポケット23a,23bに載置された食品の重量に応じて、開扉する際の負荷を検知するものである。
具体的には、収納ポケット23a,23bの底面に重量センサ83を配設し、図7に示すように、この重量センサ83により検知された重量情報が制御装置50に入力され、この重量情報に基いて負荷検知手段80が開扉する際にかかる負荷を判断する。例えば、検知された重量が1kg以上であれば、負荷が重いと判断し、それ以下であれば負荷が軽いと判断する。
上記構成によれば、扉20a,20bにかかる荷重を確実に検出することができるため、より的確に開扉する際の負荷を検知することができるため、最適に開扉することができる。
次に、他の実施形態について説明する。本実施例では、左ドアスイッチ26aおよび右ドアスイッチ26bにより、ともに閉扉信号を出力している時間に基いて左右扉の開扉時にかかる負荷を検知するものである。
冷蔵庫1の扉20a,20bを開扉する力は、閉扉時間により左右される。閉扉した直後よりも、閉扉してからある程度時間経過したときの庫内温度の方が低温となっているため、これに併せて庫内の圧力は低下し、大気圧と庫内圧力との差が大きくなる。
一般的に、外気と庫内圧力の差が大きいということは、扉20a,20bを開放する際に閉扉する方向に付勢される力が大きいということであり、マグネットガスケット21a,21bを引き剥がして開扉するために必要とされる力も当然大きくなるため、所定電圧を同じように電磁ソレノイド34に供給しても開扉することができなかったり、開扉速度が速すぎることがあった。
そこで、左右のドアスイッチ26a,26bが共に閉扉信号を出力している状態が、所定時間、例えば、1時間以上経過していれば、庫内が負圧になっているため、開扉する際の負荷が大きくなっていると見做して開扉力を増加させる(例えば、PWMデューティ100%)。逆に経過されていなければ、負圧になっていないと見做して開扉力を減少させるようになっている(例えば、PWMデューティ70%)。
上記した構成によれば、冷蔵庫が長期に亙って開扉されずに開扉する際に要する力が変化しても、閉扉時間に応じて開扉力を可変させるため、最適に開扉することができる。
次に、左右扉にかかる負荷を判断する方法として、他の実施例について説明する。負荷検知手段80は、前回の開扉時における駆動信号が出力されてから開扉信号が出力されるまでの計測時間と予め設定した所定時間とを比較して、開扉時にかかる負荷を検知するようにしている。
通常、回転仕切板25を設けている左扉20a方が開扉する際の負荷が重いが、設けていない右扉20bのマグネットガスケット21bに汚れが付着していると、その粘着力により、右扉20bの方が開扉する際の負荷が重くなることがあり、予め左扉20aから開扉させることが好ましくないことがある。
そこで、前回の左扉20aおよび右扉20bの開扉動作における、それぞれ開扉スイッチ27a,27bが操作されてから開扉されるまでの時間、具体的には、左ドアスイッチ26aおよび右ドアスイッチ26bがそれぞれ開扉信号を出力するまでの測定時間を、制御装置50に記録させておく。そして、開扉スイッチ27a,27bが操作された際に、この測定時間が短い方を開扉する際の負荷が軽いと判断する。
これは、通常、開扉装置30を利用した前後は短期間であるため、マグネットガスケット21a,21bの汚れに変化はなく、前回の測定時間を、実際の開扉する際の負荷と見做すことができるからである。
したがって、上記した構成により、より確実に負荷の軽い方から開扉させることができる。
次に、他の実施形態について説明する。本実施例では、いずれか一方のドアスイッチ26a,26bにより開扉信号が出力されている状態で、他方の扉を開扉するときには、開扉する際の負荷が軽いと判断することとしている。
上述したように、両扉20a,20bが閉扉されている状態では、庫内が負圧になっているため、開扉する際の負荷が大きくなっているが、いずれか一方の扉が開扉されているときは、負圧になっていないため開扉する際の負荷が小さくなっている。
また、開扉する際の負荷が生じる要因として、マグネットガスケット21a,21bの引き剥がしが考えられるが、いずれか一方が開扉されていれば、両扉20a,20bの対向する面のマグネットガスケット21a,21bは既に引き剥がされていることから、開扉する際の負荷は低減する。
したがって、本実施例では、図5に示すように、左扉20aまたは右扉20bを開扉する際に、他方の扉が開扉されているか否かを検出し、開扉されていれば開扉する際の負荷は小さいと見做して、開扉力を低減させるようになっている(例えば、PWMデューティ50%)。
上記構成により、観音開き式扉の冷蔵庫において、片側の扉が開放されている場合には、開扉力を低減させているため、最適に開扉することができる。
次に他の実施形態について説明する。本実施例では、冷蔵庫1を冷却せずに所定の電気部品のみ運転させる店頭展示モードを設けた構成について説明する。
店頭展示モードは、店頭における販売促進のためのモードであり、一般に店頭では庫内を冷却する必要がないため、圧縮機の運転は停止させているが、庫内灯やファンなどは運転するようになっている。
本モードでは、開扉装置30も駆動されるように設定しているが、庫内が冷却されないことから、庫内が負圧になることがない。よって、冷却運転している場合と同様の開扉力で開扉装置30を動作させると、開扉速度が強すぎることになる。また、店頭では食品が載置されていないため、開扉する際の負荷も軽い。
したがって、操作部28の操作などにより店頭展示モードが投入されている場合には、庫内が負圧になっていないことから開扉の際の負荷が軽いと判断して、開扉力を減少することにより(例えば、PWMデューティ70%)、最適に開扉することができる。
次に、他の実施形態について説明する。本実施例では、回転仕切板25を設けた側の扉が開扉された状態で、他方の扉を開扉するときのみ、開扉する際の負荷が軽いと判断することとしている。
開扉する際の負荷は、上述したように食品の載置の有無、庫内が負圧か否か、またはいずれか一方の扉が開放されているか否かによって変化するが、回転仕切板25を回転させることが、開扉する際にかかる負荷の要因の一つとなっている。
したがって、回転仕切板25を設けた左扉20aを確実に開扉させるために開扉装置30の開扉力を設定するが、回転仕切板25を回転させることが最も負荷がかかるため、他の要因によって開扉力を増減させることが好ましくない場合がある。
したがって、回転仕切板25を設けた側の扉が開扉された状態で、他方の扉を開扉するときのみ、開扉する際の負荷が軽いと判断することとしているため、回転仕切板25を設けた側の扉を確実に開扉させることができるとともに、他方の扉は冷蔵庫の仕様状況などに応じて開扉することができるため、最適に開扉することができる。
なお、上述した構成は本発明の一実施形態であり、種々の変更が可能である。例えば、電磁ソレノイド34への通電は、所定時間経過後遮断するようになっているが、通電を開始した後に、ドアスイッチが開扉信号を出力してから所定時間経過後に通電を遮断してもよい。
上述したように、本発明によれば、開扉装置を用いて最適に開扉することができ、開扉装置を備えた種々の冷蔵庫に適応可能である。
本発明の開扉装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の冷蔵庫を示す斜視図である。 図2の開扉した状態を示す斜視図である。 左扉を開扉する際の冷蔵庫を示す上面図である。 右扉が開扉された状態で左扉を開扉する際の冷蔵庫を示す上面図である。 本発明の開扉装置を示す縦断面図である。 本発明の制御ブロック図である。
符号の説明
1…冷蔵庫本体 20a…左扉 20b…右扉
21a,21b…マグネットガスケット 22a,22b…ビード
23a,23b…収納ポケット 25…回転仕切体 26a…左ドアスイッチ
26b…右ドアスイッチ 27a…左開扉スイッチ 27b…右開扉スイッチ
28…操作部 30…開扉装置 31…左開扉装置
32…右開扉装置 34…電磁ソレノイド 37…押圧部材
50…制御装置 80…負荷検知手段 81…押圧式スイッチ
82…赤外線センサ 83…重量センサ

Claims (8)

  1. 本体貯蔵室の前面開口部に開閉自在に設けられた観音開き式の左扉および右扉と、通電によりこの左右扉をそれぞれ押圧して開扉する左開扉装置および右開扉装置と、使用者の操作により駆動信号を出力してそれぞれの左右開扉装置に通電させる左開扉スイッチおよび右開扉スイッチと、前記左右扉の開扉時にかかる負荷を検知する負荷検知手段とを備え、
    双方またはいずれか一方の扉を開扉するときに、前記負荷検知手段により開扉する際の負荷が軽いと判断したときは前記左右開扉装置の開扉力を減少させて開扉することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 負荷検知手段は、双方またはいずれか一方の扉に設けられた収納ポケットに載置された食品の有無により、左右扉の開扉時にかかる負荷を検知することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 負荷検知手段は、双方またはいずれか一方の扉に設けられた収納ポケットに重量センサを備え、この重量センサにより検知した重量に基いて左右扉の開扉時にかかる負荷を検知することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 負荷検知手段は、左右扉の開閉状態をそれぞれ検知する左ドアスイッチおよび右ドアスイッチを備え、この左右ドアスイッチにより検知した双方の扉の閉扉時間に基づいて左右扉の開扉時にかかる負荷を検知することを特徴とする冷蔵庫。
  5. 負荷検知手段は、左右扉の開閉状態を検知する左ドアスイッチおよび右ドアスイッチを備え、前回の開扉スイッチが操作されてから、操作された側のドアスイッチが開扉状態を検知するまでの測定時間に基いて、開扉時にかかる負荷を検知することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 本体貯蔵室の前面開口部に開閉自在に設けられた観音開き式の左扉および右扉と、通電によりこの左右扉をそれぞれ押圧して開扉する左開扉装置および右開扉装置と、使用者の操作により駆動信号を出力してそれぞれの左右開扉装置に通電させる左開扉スイッチおよび右開扉スイッチと、前記左右扉の開閉状態をそれぞれ検知する左ドアスイッチおよび右ドアスイッチとを備え、
    この左右ドアスイッチによりいずれか一方の扉が開扉されていることを検知している状態で、他方の扉を開扉するときは、開扉する際の負荷が軽いと判断して左開扉装置または右開扉装置の開扉力を減少させて開扉することを特徴とする冷蔵庫。
  7. 本体貯蔵室の前面開口部に開閉自在に設けられた観音開き式の左扉および右扉と、通電によりこの左右扉をそれぞれ押圧して開扉する左開扉装置および右開扉装置と、使用者の操作により駆動信号を出力してそれぞれの左右開扉装置に通電させる左開扉スイッチおよび右開扉スイッチと、冷蔵庫を冷却せずに所定の電気部品のみ運転させる店頭展示モードとを備え、
    この店頭展示モード中に、双方またはいずれか一方の左右開扉スイッチが操作された場合は、開扉する際の負荷が軽いと判断して左開扉装置または右開扉装置の開扉力を減少させて開扉することを特徴とする冷蔵庫。
  8. 左扉または右扉に扉の開閉動作に応じて回転し閉扉時に対向する隙間を閉塞する回転仕切板を設け、この回転仕切板を設けていない側の扉を開扉するときのみ、開扉する際の負荷が軽いと判断して開扉することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の冷蔵庫。
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