JP2001059675A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001059675A
JP2001059675A JP11232739A JP23273999A JP2001059675A JP 2001059675 A JP2001059675 A JP 2001059675A JP 11232739 A JP11232739 A JP 11232739A JP 23273999 A JP23273999 A JP 23273999A JP 2001059675 A JP2001059675 A JP 2001059675A
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Japan
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door
opening
switch
unit
refrigerator
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JP11232739A
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English (en)
Inventor
Masahiko Maeda
雅彦 前田
Shunji Ueno
俊司 上野
Koichi Nagao
弘一 長尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫用の扉をマグネットガスケットの吸着
力に抗して開放する動作を電動開扉ユニットにより確実
に行うことにより、扉の開放に必要な操作力を大幅に低
減すると共に、電動開扉ユニットが異常温度上昇する事
態を未然に防止可能にすること。 【解決手段】 全波整流回路12を電源とした電磁ソレ
ノイド8は電動開扉ユニット7の駆動源をなすもので、
通電状態で冷蔵室用扉に開放方向への力を作用させてこ
れを開放させる。制御回路ユニット22は、扉2aの閉
鎖状態(扉スイッチ23からハイレベル信号が入力され
る状態)において、ハンドルスイッチ11の操作に応じ
てハイレベル信号が入力されたときに、タイマに設定さ
れた所定時間だけトランジスタ20をオンしてリレーコ
イル17bに通電する。これによりリレースイッチ17
aがオンされて、電磁ソレノイド8に上記所定時間だけ
通電される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネットガスケ
ットにより閉鎖状態に保持される扉を備えた冷蔵庫に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年の冷蔵庫において
は、その大型化が顕著になっており、これに伴い冷蔵室
などを開閉するための扉も大型化している。このような
冷蔵庫用の扉にあっては、その閉鎖状態をマグネットガ
スケットの吸着力により保持する構成とされるのが通常
であるが、扉が大型化するとマグネットガスケットの総
延長が長くなるため、その結果として扉を開放するのに
必要な操作力が増大する傾向が出てくる。このように冷
蔵庫用の扉を開放するのに必要な操作力が大きくなった
場合には、非力な人(女性や子供或いは老人)にとって
大きな負担になるため、何らかの対策を施すことが望ま
しい。
【0003】このような対策の一つとして、例えば電磁
ソレノイドのようなアクチュエータを利用して扉を開放
させる開扉装置を設けるという電動アシスト方式が考え
られる。しかしながら、このような開扉装置により扉を
確実に開放できる構成を実現するに当たっては、アクチ
ュエータの通電タイミング及び通電時間の制御などに工
夫が必要であり、また、アクチュエータが過剰に長い時
間通電されることに起因して異常温度上昇する事態を確
実に防止できる機能が必要になるなど、解決しなければ
ならない種々の課題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、扉をマグネットガスケットの吸着力
に抗して開放する動作を電動開扉ユニットにより確実に
行うことができて、その扉の開放に必要な操作力を大幅
に低減できると共に、電動開扉ユニットが異常温度上昇
する事態を未然に防止することが可能になるなどの効果
を奏する冷蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、マグネットガスケットによ
り閉鎖状態に保持される扉を備えた冷蔵庫において、通
電されたときに前記扉に対し開放方向の力を作用させる
ことにより当該扉を前記マグネットガスケットの吸着力
に抗して開放させる電動開扉ユニットと、前記扉若しく
は冷蔵庫本体の外面側に設けられ、使用者により操作さ
れた状態で操作信号を出力する開扉用スイッチと、前記
扉の開放状態で開放信号を出力する扉スイッチと、前記
開扉用スイッチ及び扉スイッチからの各出力を受けるよ
うに設けられ、前記開放信号の非入力状態で前記操作信
号が入力されたときに前記電動開扉ユニットに所定時間
だけ通電する制御を行う制御手段とを備えた構成とした
ものである。
【0006】この構成によれば、扉が閉鎖された状態で
は扉スイッチが開放信号の出力を停止しており、このよ
うな扉閉鎖状態で、開扉用スイッチが操作されると、そ
の開扉用スイッチから操作信号が出力される。すると、
制御手段にあっては、開放信号の非入力状態で操作信号
が入力された状態を呈するようになり、これに応じて電
動開扉ユニットに所定時間だけ通電する制御を行う。電
動開扉ユニットは、このように通電されると、マグネッ
トガスケットにより閉鎖状態に保持されている扉に対し
開放方向の力を作用させるようになり、これにより当該
扉をマグネットガスケットの吸着力に抗して開放させる
ようになる。この場合、電動開扉ユニットには所定時間
だけ必ず通電されるから、その通電に応じて、扉をマグ
ネットガスケットの吸着力に抗して開放する動作を確実
に行い得るようになって、その扉の開放に必要な操作力
を大幅に低減できることになる。また、電動開扉ユニッ
トに対する通電時間が所定時間に制限されることになる
から、その電動開扉ユニットに対し無闇に長い時間通電
される恐れがなくなり、その異常温度上昇を未然に防止
できるようになる。
【0007】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記制御手段を、扉の開閉間隔を検出する開閉頻度検出
手段を備え、その開閉頻度検出手段が検出した扉の開閉
間隔が長くなるのに応じて電動開扉ユニットに対する通
電時間を延長する制御を行う構成とすることもできる。
【0008】一般的に、冷蔵庫用の扉にあっては、その
開閉間隔が長くなるのに伴い、冷蔵庫内外の圧力差が増
大すると共に、マグネットガスケットの吸着状態が安定
化する現象が発生し、これに起因して開放に要する力が
大きくなるという性質がある。このため、電動開扉ユニ
ットに対する通電時間を一定に制御する構成であった場
合には、扉をマグネットガスケットの吸着力に抗して開
放させることが困難になったり、この逆に電動開扉ユニ
ットに対する通電時間が不要に長くなるという問題点を
招く恐れがある。これに対して請求項3記載の発明によ
れば、開閉頻度検出手段が検出した扉の開閉間隔が長く
なるのに応じて電動開扉ユニットに対する通電時間を延
長する制御が行われるから、上記のような問題点を招く
事態を未然に防止可能となる。
【0009】請求項3記載の発明は、マグネットガスケ
ットにより閉鎖状態に保持される扉を備えた冷蔵庫にお
いて、通電されたときに前記扉に対し開放方向の力を作
用させることにより当該扉を前記マグネットガスケット
の吸着力に抗して開放させる電動開扉ユニットと、前記
扉若しくは冷蔵庫本体の外面側に設けられ、使用者によ
り操作された状態で操作信号を出力する開扉用スイッチ
と、前記扉の開放状態で開放信号を出力する扉スイッチ
と、前記開扉用スイッチ及び扉スイッチからの各出力を
受けるように設けられ、前記開放信号の非入力状態で前
記操作信号が入力された時点から上記開放信号が入力さ
れる時点まで前記電動開扉ユニットに通電する制御を行
う制御手段とを備えた構成としたものである。
【0010】この構成によれば、扉が閉鎖された状態で
は扉スイッチが開放信号の出力を停止しており、このよ
うな扉閉鎖状態で、開扉用スイッチが操作されると、そ
の開扉用スイッチから操作信号が出力される。すると、
制御手段にあっては、開放信号の非入力状態で操作信号
が入力された状態を呈するようになり、これに応じて電
動開扉ユニットに通電開始する。電動開扉ユニットは、
通電開始されると、マグネットガスケットにより閉鎖状
態に保持されている扉に対し開放方向の力を作用させる
ようになり、これにより当該扉をマグネットガスケット
の吸着力に抗して開放させるようになる。このように扉
が開放されると扉スイッチから開放信号が出力されるた
め、制御手段は電動開扉ユニとに対する通電を停止する
ようになる。つまり、電動開扉ユニットの通電に応じて
扉が開放されたときに、当該電動開扉ユニットに対する
通電が停止されるものであり、扉を開放する動作を確実
に行うことができると共に、その通電期間を最適な時間
に制御することが可能になる。
【0011】この場合、請求項4記載の発明のように、
前記制御手段を、電動開扉ユニットの通電状態が予め設
定された上限時間を越えたときに当該電動開扉ユニット
を強制的に断電する制御を行う構成とすることができ
る。この構成によれば、電動開扉ユニットに通電開始し
たにも拘らず、何らかの事情で扉が開放されない状態が
予め設定された上限時間を越えたときに、その電動開扉
ユニットが強制的に断電されることになるから、電動開
扉ユニットが過剰に長い時間通電されることに起因して
異常温度上昇する事態を未然に防止できるようになる。
【0012】また、請求項5記載の発明のように、前記
制御手段を、扉スイッチからの開放信号が入力停止され
たときに所定時間だけ動作する遅延タイマと、この遅延
タイマの動作期間中は開扉用スイッチからの操作信号を
無効化する無効化手段とを含んだ構成とすることができ
る。
【0013】この構成によれば、例えば、使用者が開扉
用スイッチを操作した状態(つまり、操作信号が出力さ
れる状態)で扉を閉鎖した場合、或いは扉を勢い良く閉
鎖したときの衝撃により開扉用スイッチが操作状態と同
等の状態になって操作信号が瞬間的に出力された場合な
どには、その扉閉鎖後の所定時間だけ遅延タイマが動作
されて、その間は開扉用スイッチからの操作信号が無効
化されるから、電動開扉ユニットに不用意に通電される
恐れがなくなり、その電動開扉ユニットの動作信頼性が
向上するようになる。
【0014】請求項6記載の発明のように、前記電動開
扉ユニットを直流駆動されるものとしても良く、この構
成によれば、電動開扉ユニットが交流駆動される場合の
ように唸り音を発生する恐れがなくなって低騒音化を実
現できると共に、交流駆動の場合に比べて大きな力を発
生できるようになって安定した開扉動作を行い得るよう
になる。
【0015】この場合、請求項7記載の発明のように、
前記電動開扉ユニットの通断電を行うための半導体スイ
ッチング素子を備えた上で、前記制御手段を、負荷条件
に応じて前記半導体スイッチング素子のオンオフデュー
ティ比を調整することにより上記電動開扉ユニットの出
力を制御可能な構成としても良い。この構成によれば、
電動開扉ユニットの出力を自在に調節できるから、扉の
開放制御を効率良く行うことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1ないし
図6には本発明の第1実施例が示されており、以下これ
について説明する。図4及び図5には、本実施例に係る
冷蔵庫の正面図及び冷蔵室用扉を開放した状態での概略
的な斜視図が示されている。これら図4及び図5におい
て、周知構造の断熱箱体として構成された冷蔵庫本体1
内には、冷蔵室2、野菜室3、製氷室4、内部温度を複
数段階に切替可能な切替室5、冷凍室6が上から順に設
けられている(但し、製氷室4及び切替室5は左右に並
んだ状態とされる)。尚、上記切替室5は、その内部温
度の切替に応じて、冷凍室、チルド室、冷蔵室、野菜室
などの多様な態様で使用されるという周知構成のもので
ある。
【0017】上記冷蔵室2の前面にはヒンジ開閉式の扉
2aが設けられ、野菜室3、製氷室4、切替室5及び冷
凍室6の各前面には、それぞれの貯蔵容器(図示せず)
に連結された引出式の扉3a、4a、5a及び6aが設
けられている。冷蔵室2用の扉2aの裏面側の周縁部に
は、マグネットガスケット2bが取り付けられており、
扉2aは、そのマグネットガスケット2bが冷蔵庫本体
1側に吸着することにより閉鎖状態に保持される構成と
なっている。また、図示しないが、他の扉3a、4a、
5a及び6aの裏面側の周縁部にもマグネットガスケッ
トが取り付けられている。
【0018】冷蔵庫本体1の天井部には、冷蔵室2用の
扉2aに開放方向への力を作用させるための電動開扉ユ
ニット7が取り付けられている。この電動開扉ユニット
7は、冷蔵庫の上部の断面構造を示す図6に示すよう
に、冷蔵庫本体1の天井部に形成された凹部1a内に半
埋め込み状態で設置されるものであり、内部に直流駆動
される電磁ソレノイド8を有する。この電磁ソレノイド
8は、円筒状に形成されたコイルを樹脂モールドしたコ
イルユニット8aと、このコイルユニット8a内にこれ
を貫通した状態で設けられたプランジャ8bと、このプ
ランジャ8bに対し同軸状に固定されたプッシュロッド
8cとを主たる構成要素としたもので、その通電状態
(コイルユニット8aのコイルに通電される状態)でプ
ランジャ8b及びプッシュロッド8cが扉2a方向(図
6中の矢印A方向)へ付勢される構成となっている。こ
の場合、プランジャ8aの一端部(矢印Aと反対方向の
端部)には矢印A方向への抜外れを防止するための例え
ばCリングよりなる鍔部8dが設けられており、当該プ
ランジャ8aの周りには、上記鍔部8d及びコイルユニ
ット8a間で伸長力を作用させるようにして圧縮コイル
ばねより成る復帰用スプリング8eが設けられている。
【0019】冷蔵室2用の扉2aの上縁部には、前記プ
ッシュロッド8cの先端部が当接する受け具2cが一体
的に設けられており、前記電磁ソレノイド8に通電され
てプランジャ8b及びプッシュロッド8cが矢印A方向
へ付勢されたときには、上記受け具2cがプッシュロッ
ド8cによって押圧され、これに応じて扉2aがマグネ
ットガスケット2bの吸着力に抗して開放される構成と
なっている。また、電動開扉ユニット7内には、プラン
ジャ8bの鍔部8d側の端面を前記復帰用スプリング8
eに抗して矢印A方向に付勢するようにして捩じりコイ
ルばねより成る補助スプリング8fが設けられており、
扉2aが閉鎖された定常状態では、プッシュロッド8c
の先端が補助スプリング8fの付勢力によって受け具2
cに当接する構成となっている。尚、上記補助スプリン
グ8fの付勢力は、当然のことながらマグネットガスケ
ット2bの吸着力より小さいレベルに設定されるもので
ある。
【0020】冷蔵室2用の扉2aの前面部には、表示パ
ネル9及びハンドル10が上下に並んだ状態で設けられ
ている(図4参照)。この場合、具体的に図示しない
が、表示パネル9には、冷蔵室2及び冷凍室6内の温度
や切替室5の切替態様などを表示する表示器、冷蔵室
2、切替室5、冷凍室6の設定温度を個別に切り換える
ための操作スイッチ群などが設けられている。また、ハ
ンドル10は、その裏面に使用者の手指が入り込む空間
部が設けられており、そのハンドル10が引張操作され
たとき並びに押圧操作されたときにオンされる常開型の
ハンドルスイッチ(本発明でいう開扉用スイッチに相
当:図1及び図2に符号11を付して示す)を内蔵した
構成となっている。尚、このハンドルスイッチ11は、
マイクロスイッチなどの機械的スイッチにより構成でき
るが、フォトインタラプタを利用した光学的なスイッチ
或いは磁気的なスイッチなどににより構成することもで
きる。
【0021】図1には、本実施例による冷蔵庫の電気的
構成のうち、前記電動開扉ユニット8に関係した回路構
成が示されており、以下これについて説明する。図1に
おいて、前記電動開扉ユニット7内の電磁ソレノイド8
は、全波整流回路12の出力により直流駆動される構成
となっている。この場合、全波整流回路12の一対の出
力端子間には、平滑コンデンサ13及び放電抵抗14の
並列回路が接続されている。
【0022】全波整流回路12にあっては、一方の交流
入力端子が、電磁ソレノイド8の温度を感知するように
設けられた温度ヒューズ15、突入電流抑制用の保護抵
抗16、常開型のリレー接点17aを介して商用交流電
源18の一方の端子に接続され、他方の交流入力端子が
電流ヒューズ19を介して商用交流電源18の他方の端
子に接続されている。
【0023】上記リレー接点17aを動作させるための
リレーコイル17bは、一端が電源端子+Vccに接続さ
れ、他端がnpn型トランジスタ20のコレクタ・エミ
ッタ間を介してグランド端子に接続されており、当該リ
レーコイル17bの両端には保護用ダイオード21が図
示極性状態で接続されている。尚、上記電源端子+Vcc
は、商用交流電源18の出力を降圧整流する制御用電源
回路(図示せず)の出力端子に相当するものである。
【0024】制御回路ユニット22(制御手段に相当)
は、マイコンロジックを内蔵したIC回路より成るもの
で、前記ハンドルスイッチ11からのスイッチング信号
並びに冷蔵室2用の扉2aの開閉に連動して動作する扉
スイッチ23からのスイッチング信号が入力されるよう
になっている。
【0025】この場合、常開型のハンドルスイッチ11
は、その一端が電源端子+Vccに接続されると共に、他
端がプルダウン抵抗24を介してグランド端子に接続さ
れている。これにより、ハンドルスイッチ11にあって
は、非操作状態にある常時においてローレベル信号(グ
ランド電位レベルの信号)を出力し、使用者によりオン
操作されたときにハイレベル信号(電源端子+Vccの電
位レベルの信号)を出力することになる。尚、このハイ
レベル信号が本発明でいう操作信号に相当するものであ
る。
【0026】また、扉スイッチ23は、扉2aが閉鎖さ
れたときにオフし、且つ扉2aが開放されたときにオン
する周知構成のものであり、その一端がプルアップ抵抗
25を介して電源端子+Vccに接続されると共に、他端
がグランド端子に接続されている。これにより、扉スイ
ッチ23にあっては、扉2aが閉鎖状態にある常時(オ
フ時)においてハイレベル信号を出力し、扉2aが開放
されたとき(オン時)にローレベル信号を出力すること
になる。尚、このローレベル信号が本発明でいう開放信
号に相当するものである。
【0027】制御回路ユニット22は、前記トランジス
タ20のオンオフ制御を、出力抵抗26を通じて行い得
るようになっている。図2には、この制御回路ユニット
22の内部構成が機能ブロックの組み合わせにより示さ
れており、以下これについて説明する。
【0028】即ち、図2において、制御回路ユニット2
2は、機能的には、AND回路27及び28、遅延タイ
マ29、開閉頻度計時タイマ30(開閉頻度検出手段に
相当)、出力タイマ31により構成されている。この場
合、AND回路27は、一対の入力端子に前記ハンドル
スイッチ11及び扉スイッチ23からの出力をそれぞれ
受け、AND回路28は、一対の入力端子に上記AND
回路27及び遅延タイマ29からの出力をそれぞれ受け
る構成となっている。尚、AND回路28及び遅延タイ
マ29は、本発明でいう無効化手段を構成するものであ
る。
【0029】遅延タイマ29には、扉スイッチ23から
の信号が入力されるようになっている。この遅延タイマ
29は、常時においてハイレベル信号を出力しており、
入力信号が立ち上がったとき(扉スイッチ23からハイ
レベル信号が出力されたとき、つまり冷蔵室2用の扉2
aが閉鎖されたとき)に、所定時間(例えば0.5〜1
秒)だけ出力をローレベル信号に立ち下げる構成となっ
ている。
【0030】また、開閉頻度計時タイマ30にも扉スイ
ッチ23からの信号が入力されるようになっている。こ
の開閉頻度計時タイマ30は、入力信号が立ち上がった
時点から次に立ち上がるまでの時間、つまり冷蔵室2用
の扉2aの開閉間隔を更新計時しており、その計時時間
の長短を示す信号を出力するようになっている。この場
合、開閉頻度計時タイマ30は、例えば、計時時間が3
分未満の状態で時間検出信号S1を出力し、3分以上2
4時間未満の状態で時間検出信号S2を出力し、24時
間以上の状態で時間検出信号S3を出力する構成となっ
ている。
【0031】出力タイマ31には、前記AND回路28
並びに開閉頻度計時タイマ30からの各信号が入力され
るようになっている。この出力タイマ31は、AND回
路28からハイレベル信号が出力されたときに所定時間
だけ駆動信号Sd(ハイレベル信号)を出力するもので
あり、その駆動信号Sdの出力時間は、開閉頻度計時タ
イマ30から入力される前記時間検出信号S1〜S3に
応じて決定する構成となっている。具体的には、出力タ
イマ31は、時間検出信号S1が入力されたとき(扉2
aの開閉間隔が3分未満のとき)に例えば0.3〜0.
5秒程度の時間だけ駆動信号Sdを出力し、時間検出信
号S2が入力されたとき(扉2aの開閉間隔が3分以上
24時間未満のとき)に例えば1秒程度の時間だけ駆動
信号Sdを出力し、時間検出信号S3が入力されたとき
(扉2aの開閉間隔が24時間以上のとき)に例えば
1.5〜2秒程度の時間だけ駆動信号Sdを出力する。
【0032】このように出力される駆動信号Sdは、図
1に示されているように、前記出力抵抗26を介してト
ランジスタ20のベースに与えられるものであり、これ
により当該トランジスタ20がオンされてリレーコイル
17bに通電される構成となっている。
【0033】以下においては、上記構成の本実施例の作
用について、図3のタイミングチャートも参照しながら
説明する。尚、この図3は、ハンドルスイッチ11、扉
スイッチ23、AND回路27、遅延タイマ29、AN
D回路28、出力タイマ31の各出力信号レベルを示す
ものである。
【0034】今、冷蔵室2用の扉2aが閉鎖された状態
において、ハンドルスイッチ11が非操作状態にあると
きには、ハンドルスイッチ11からローレベル信号が出
力され、扉スイッチ23からハイレベル信号が出力され
ている。このときには、AND回路27及び28からは
ローレベル信号が出力され、遅延タイマ29からはハイ
レベル信号が出力されている。この状態から、ハンドル
スイッチ11がオン操作されると(図3中のタイミング
t1)、そのハンドルスイッチ11からハイレベル信号
(操作信号)が出力されるため、AND回路27及び2
8の出力がハイレベル信号に反転する(遅延タイマ29
からはハイレベル信号が出力されたままである)。
【0035】すると、出力タイマ31が所定時間だけ駆
動信号Sdを出力するため、トランジスタ20がオンさ
れてリレーコイル17bに通電されるようになり、リレ
ースイッチ17aがオンされる。尚、上記駆動信号Sd
の出力時間の長短は、開閉頻度計時タイマ30からの出
力信号(時間検出信号S1〜S3の何れか)に応じて決
定される。
【0036】上記のようにリレースイッチ17aがオン
された期間には、商用交流電源18から全波整流回路1
2に給電されるようになって、その整流出力により電動
開扉ユニット7(特には電磁ソレノイド8)に通電され
るため、電磁ソレノイド8のプランジャ8b及びプッシ
ュロッド8cが扉2a方向(図6中の矢印A方向)へ付
勢される。これにより、扉2aに設けられた受け具2c
がプッシュロッド8cによって押圧されるようになり、
これに応じて扉2aがマグネットガスケット2bの吸着
力に抗して開放されるようになる。
【0037】尚、図3のタイミングチャートは、使用者
がハンドル10を手前側に引くという通常の開扉操作を
行った場合の例を示すものであり、この場合には、その
ハンドル10の操作に連動したハンドルスイッチ11の
オンにより上述のような電動開扉ユニット7による開扉
動作が行われる結果、その開扉操作に必要な力が大幅に
軽減されることになる。また、ハンドルスイッチ11
は、その押圧操作によってもオンされる構成となってい
るから、例えばハンドル10をワンタッチ状に押圧操作
するだけで扉2aを開放させることもできる。
【0038】上記のように扉2aが開放されたとき(タ
イミングt2)には、扉スイッチ23からローレベル信
号(開放信号)が出力されるため、AND回路27の出
力がローレベル信号に反転し、これに応じてAND回路
28の出力もローレベル信号に反転する。この後におい
て、開放された状態の扉2aが閉鎖されると(タイミン
グt3)、扉スイッチ23からハイレベル信号が出力さ
れるようになる。すると遅延タイマ29の入力信号が立
ち上がるため、当該遅延タイマ29がローレベル信号を
出力した状態に所定時間(例えば0.5〜1秒)だけ反
転するようになる。従って、扉2aの閉鎖時において
は、AND回路27からハイレベル信号が出力された場
合(扉スイッチ23がオフした時点でハンドルスイッチ
11がオンされている場合に相当)であっても、AND
回路28からハイレベル信号が出力される事態が阻止さ
れるものである。つまり、ハンドルスイッチ11からの
ハイレベル信号(操作信号)が無効化されることにな
る。
【0039】要するに、上記した本実施例によれば、電
動開扉ユニット7は、ハンドルスイッチ11のオン操作
に応じて所定時間だけ通電されて扉2aに開放方向の力
を作用させるものであり、これにより当該扉2aをマグ
ネットガスケット2bの吸着力に抗して開放させるよう
になる。この場合、電動開扉ユニット7には、タイマ回
路31により所定時間だけ必ず通電されるから、扉2a
をマグネットガスケット2bの吸着力に抗して開放する
動作を確実に行い得るようになって、その扉2aの開放
に必要な操作力を大幅に低減できることになる。また、
電動開扉ユニット7に対する通電時間が所定時間に制限
されることになるから、その電動開扉ユニット7に対し
無闇に長い時間通電される恐れがなくなり、その異常温
度上昇を未然に防止できるようになる。
【0040】この場合、扉2aの閉鎖時においては、遅
延タイマ29がハンドルスイッチ11からのハイレベル
信号(操作信号)を無効化するようになるから、扉2a
の閉鎖操作時においてハンドルスイッチ11がオンされ
た場合や、扉2aが勢い良く閉鎖されたときの衝撃によ
りハンドルスイッチ11が瞬間的にオンされた場合にお
いて、AND回路28からハイレベル信号が出力されて
しまう事態、つまりタイマ回路31から駆動信号Sdが
出力されて電磁ソレノイド8に不用意に通電される事態
を招くことがなくなり、電動開扉ユニット7の動作信頼
性が向上するようになる。
【0041】一方、冷蔵庫用の扉2aにあっては、その
開閉間隔が長くなるのに伴い、冷蔵庫内外の圧力差が増
大すると共に、マグネットガスケット2bの吸着状態が
安定化する現象が発生し、これに起因して開放に要する
力が大きくなるという性質がある。このため、電動開扉
ユニット7に対する通電時間を一定に制御する構成であ
った場合には、扉2aをマグネットガスケット2bの吸
着力に抗して開放させることが困難になったり、この逆
に電動開扉ユニット7に対する通電時間が不要に長くな
るという問題点を招く恐れがある。これに対して、本実
施例では、電動開扉ユニット7の通電時間を、扉2aの
開閉間隔を検出する開閉頻度計時タイマ30からの時間
検出信号S1、S2、S3に基づいて3段階に変化させ
る制御、つまり、扉2aの開閉間隔が長くなるのに応じ
て電動開扉ユニット7に対する通電時間を延長する制御
を行う構成となっているから、上記のような問題点を招
く事態を未然に防止可能となる。
【0042】さらに、本実施例では、電動開扉ユニット
7が直流駆動されるものであるから、交流駆動される場
合のように、プッシュロッド8cに負荷が作用している
期間(受け具2cを押圧している期間)において唸り音
を発生することがなくなり、低騒音化を実現できる。ま
た、交流駆動の場合に比べて大きな力を発生できるか
ら、安定した開扉動作を行い得るようになる。
【0043】(第2の実施の形態)図7には本発明の第
2実施例が示されており、以下これについて前記第1実
施例と異なる部分のみ説明する。尚、図7は第1実施例
における図2に対応するものである。即ち、この第2実
施例は、第1実施例における制御回路ユニット22の内
部構成に変更を加えたものであり、図7において、本実
施例による制御回路ユニット22′は、機能的には、A
ND回路32及び33、遅延タイマ29、出力タイマ3
4により構成されている。この場合、AND回路32
は、一対の入力端子にハンドルスイッチ11及び遅延タ
イマ29からの出力をそれぞれ受け、AND回路33
は、一対の入力端子に上記AND回路32及び扉スイッ
チ23からの出力をそれぞれ受ける構成となっている。
尚、この第2実施例では、AND回路32及び遅延タイ
マ29が、本発明でいう無効化手段を構成するものであ
る。
【0044】出力タイマ34は、AND回路33からハ
イレベル信号が出力される期間に駆動信号Sdの出力を
開始し、これにより電動開扉ユニット7(図1参照)を
駆動する構成となっている。但し、出力タイマ34は、
駆動信号Sdの出力状態が予め設定された上限時間(例
えば2秒程度)継続したときには、その駆動信号Sdの
出力を停止する構成となっている。
【0045】このような構成の本実施例の作用は以下の
通りである。冷蔵室2用の扉2aが閉鎖されている状態
では、扉スイッチ23からハイレベル信号が出力され、
遅延タイマ29からもハイレベル信号が出力されている
が、ハンドルスイッチ11が非操作状態にあるときに
は、そのハンドルスイッチ11からローレベル信号が出
力されているため、AND回路32及び33はローレベ
ル信号を出力している。このような状態からハンドルス
イッチ11がオン操作されると、そのハンドルスイッチ
11からハイレベル信号(操作信号)が出力されるのに
応じてAND回路32及び33の出力がハイレベル信号
に順次反転する。すると、出力タイマ34が駆動信号S
dの出力を開始するため、電動開扉ユニット7内の電磁
ソレノイド8に通電されるようになり、これに応じて扉
2aがマグネットガスケット2bの吸着力に抗して開放
されるようになる。
【0046】このようにして扉2aが開放されると、制
御回路ユニット22′に扉スイッチ23からのーレベル
信号(開放信号)が入力されるため、AND回路33の
出力がローレベル信号に反転し、これに応じて、出力タ
イマ34が駆動信号Sdの出力を停止するようになって
電動開扉ユニット7が断電される。また、上記駆動信号
Sdの出力状態が予め設定された上限時間を越えて継続
されたときには、出力タイマ34が駆動信号Sdの出力
を停止するようになるから、電動開扉ユニット7が強制
的に断電されるようになる。
【0047】要するに、本実施例においては、電動開扉
ユニット7に対する通電開始後に扉スイッチ23からの
ローレベル信号(開放信号)が入力されたとき、つま
り、電動開扉ユニット7の通電に応じて扉2aが開放さ
れたときに、当該電動開扉ユニット7に対する通電が停
止される構成となっているから、その通電期間を最適な
時間に制御することが可能になる。また、本実施例にお
いては、電動開扉ユニット7に通電するための駆動信号
Sdは、その出力状態が予め設定された上限時間を越え
て継続したときに出力停止される構成となっているか
ら、電動開扉ユニット7に通電開始したにも拘らず何ら
かの事情で扉2aが開放されない状態に陥った場合に、
その電動開扉ユニット7が強制的に断電されるようにな
り、以て電動開扉ユニット7が過剰に長い時間通電され
ることに起因して異常温度上昇する事態を未然に防止で
きるようになる。
【0048】(第3の実施の形態)図8及び図9には本
発明の第3実施例が示されており、以下これについて前
記第1実施例と異なる部分のみ説明する。要部の電気回
路構成を示す図8において、制御回路ユニット22″
は、基本的には第1実施例における制御回路ユニット2
2と同等の機能を有したものであるが、扉スイッチ23
からローレベル信号が入力された状態(開放信号の非入
力状態)でハンドルスイッチ11からハイレベル信号
(操作信号)が入力されたときに、ローレベル信号より
成る駆動信号Sd′を所定時間だけ出力する構成となっ
ており、その駆動信号Sd′は、出力抵抗35を介して
pnp型のトランジスタ36のベースに与えられる。こ
のトランジスタ36は、エミッタが電源端子+Vccに接
続されコレクタが分圧用抵抗37、38の直列回路を介
してグランド端子に接続されている。
【0049】分圧用抵抗37、38の共通接続点は、パ
ワーFET39(半導体スイッチング素子に相当)のゲ
ートに接続されている。このパワーFET39は、ドレ
インが電動開扉ユニット7内の電磁ソレノイド8及び温
度ヒューズ15を介して直流電源40のプラス側端子に
接続され、ソースが当該直流電源40のマイナス側端子
に接続されている。尚、電磁ソレノイド8の両端には図
示極性の保護用ダイオード41が接続される。
【0050】従って、制御回路ユニット22″から駆動
信号Sd′が出力されたときには、分圧用抵抗37、3
8の共通接続点から所定レベルの電圧信号が出力される
ものであり、これに応じてパワーFET39がオンされ
て電磁ソレノイド8に通電されることになる。この場
合、制御回路ユニット22″は、駆動信号Sd′の出力
デューティ比、つまりパワーFET39のオンオフデュ
ーティ比を、負荷条件(例えば電磁ソレノイド8の負荷
である扉2aの開放に必要な力の大小)に応じて調整す
ることにより、電磁ソレノイド8の入力電流ひいては電
動開扉ユニット7の出力を制御可能な構成となってい
る。図9には、電磁ソレノイド8の入力電流の制御例が
示されており、(a)に示すように、電磁ソレノイド8
の全通電期間を通じて同一のデューティ比とする制御
や、(b)に示すように、通電開始初期にデューティ比
を高め、時間の経過と共にデューティ比を低減する制御
などを行うことが可能である。
【0051】以上のように構成された本実施例において
も、前記第1実施例と同様の効果を奏するものであり、
特に、本実施例においては、電動開扉ユニット7の出力
を自在に調節できるから、扉2aの開放制御を効率良く
行うことが可能になる。
【0052】尚、上記第3実施例において、冷凍サイク
ル用コンプレッサの駆動にインバータを使用した冷蔵庫
が対象であったときには、そのインバータのための直流
電源を前記直流電源40として利用する構成としても良
く、この場合には、電動開扉ユニット7のための専用の
電源が別途に不要になって全体構造の複雑化を防止でき
るようになる。
【0053】(その他の実施の形態)尚、本発明は上記
した実施例に限定されるものではなく、次のような変形
または拡張が可能である。電動開扉ユニット7の駆動源
として電磁ソレノイド8を利用する例を説明したが、リ
ニアモータタイプのアクチュエータ、或いは減速機構と
組み合わせたモータを用いることも可能である。冷蔵庫
本体1側に電動開扉ユニット7を設ける構成としたが、
扉2a側に電動開扉ユニットを設ける構成とすることも
可能である。扉スイッチ2aは、扉の開閉に連動して応
じて動作される機械的なスイッチに限らず、ハンドルス
イッチ11と同様に磁気的なスイッチや光学的なスイッ
チなどを含む概念である。開扉用スイッチを扉2aの外
面に設けられたハンドルスイッチ11により構成した
が、冷蔵庫本体1の外面に設けた操作スイッチにより構
成することも可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、冷蔵庫用の扉をマグネットガスケットの吸
着力に抗して開放する動作を、制御手段により所定時間
或いは扉が開放されるまでの期間だけ通電される電動開
扉ユニットにより確実に行うことができて、その扉の開
放に必要な操作力を大幅に低減できると共に、電動開扉
ユニットが異常温度上昇する事態を未然に防止可能にな
るなどの効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の電気的構成図
【図2】制御回路ユニットの内部構成を示す機能ブロッ
ク図
【図3】作用説明用のタイミングチャート
【図4】冷蔵庫の正面図
【図5】冷蔵室用扉を開放した状態での冷蔵庫の斜視図
【図6】冷蔵庫上部の部分断面図
【図7】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図8】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図9】電磁ソレノイドの入力電流の制御例を示すタイ
ミングチャート
【符号の説明】
1は冷蔵庫本体、2は冷蔵室、2aは扉、2bはマグネ
ットガスケット、2cは受け具、7は電動開扉ユニッ
ト、8は電磁ソレノイド、11はハンドルスイッチ(開
扉用スイッチ)、22、22′、22″は制御回路ユニ
ット(制御手段)、23は扉スイッチ、28はAND回
路(無効化手段)、29は遅延タイマ(無効化手段)、
30は開閉頻度計時タイマ(開閉頻度検出手段)、31
は出力タイマ、32はAND回路(無効化手段)、34
は出力タイマ、39はパワーFET(半導体スイッチン
グ素子)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 弘一 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 KA10 KB04 KB18 KB23 KD11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットガスケットにより閉鎖状態に
    保持される扉を備えた冷蔵庫において、 通電されたときに前記扉に対し開放方向の力を作用させ
    ることにより当該扉を前記マグネットガスケットの吸着
    力に抗して開放させる電動開扉ユニットと、 前記扉若しくは冷蔵庫本体の外面側に設けられ、使用者
    により操作された状態で操作信号を出力する開扉用スイ
    ッチと、 前記扉の開放状態で開放信号を出力する扉スイッチと、 前記開扉用スイッチ及び扉スイッチからの各出力を受け
    るように設けられ、前記開放信号の非入力状態で前記操
    作信号が入力されたときに前記電動開扉ユニットに所定
    時間だけ通電する制御を行う制御手段とを備えたことを
    特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 制御手段は、扉の開閉間隔を検出する開
    閉頻度検出手段を備え、その開閉頻度検出手段が検出し
    た扉の開閉間隔が長くなるのに応じて電動開扉ユニット
    に対する通電時間を延長する制御を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 マグネットガスケットにより閉鎖状態に
    保持される扉を備えた冷蔵庫において、 通電されたときに前記扉に対し開放方向の力を作用させ
    ることにより当該扉を前記マグネットガスケットの吸着
    力に抗して開放させる電動開扉ユニットと、 前記扉若しくは冷蔵庫本体の外面側に設けられ、使用者
    により操作された状態で操作信号を出力する開扉用スイ
    ッチと、 前記扉の開放状態で開放信号を出力する扉スイッチと、 前記開扉用スイッチ及び扉スイッチからの各出力を受け
    るように設けられ、前記開放信号の非入力状態で前記操
    作信号が入力された時点から上記開放信号が入力される
    時点まで前記電動開扉ユニットに通電する制御を行う制
    御手段とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の冷蔵庫において、 制御手段は、電動開扉ユニットの通電状態が予め設定さ
    れた上限時間を越えたときに当該電動開扉ユニットを強
    制的に断電する制御を行うことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 制御手段は、 扉スイッチからの開放信号が入力停止されたときに所定
    時間だけ動作する遅延タイマと、 この遅延タイマの動作期間中は開扉用スイッチからの操
    作信号を無効化する無効化手段とを含んで成ることを特
    徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 電動開扉ユニットは、直流駆動されるも
    のであることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに
    記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の冷蔵庫において、 電動開扉ユニットの通断電を行うための半導体スイッチ
    ング素子を備え、 制御手段は、負荷条件に応じて前記半導体スイッチング
    素子のオンオフデューティ比を調整することにより前記
    電動開扉ユニットの出力を制御可能に構成されることを
    特徴とする冷蔵庫。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257466A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Toshiba Corp 冷蔵庫の扉開放装置
JP2006308168A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Toshiba Corp 貯蔵庫
JP2007278695A (ja) * 2007-07-26 2007-10-25 Toshiba Corp 冷蔵庫の扉開放装置
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JP2015117895A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
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