JPH079341B2 - 開扉装置 - Google Patents

開扉装置

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JPH079341B2
JPH079341B2 JP4731788A JP4731788A JPH079341B2 JP H079341 B2 JPH079341 B2 JP H079341B2 JP 4731788 A JP4731788 A JP 4731788A JP 4731788 A JP4731788 A JP 4731788A JP H079341 B2 JPH079341 B2 JP H079341B2
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door
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door opening
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、駆動源の作動に応じて扉を開放する駆動部材
を有する開扉装置に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば冷蔵庫においては、冷蔵庫本体の前面
開口部の扉に、操作スイッチを操作することにより駆動
源例えばソレノイドを駆動し、これに応じて駆動部材た
るレバー又はノックピンを冷蔵庫本体を押圧するように
突出させて扉をそのマグネットガスケットの吸着力に抗
して開放させる開扉機構を設けた構成のものが考えられ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来構成では、扉開放中も操作スイッチ
を操作すれば開扉機構が作動し駆動部材であるレバー又
はノックピンが扉から突出するようになるので、扉開放
中の貯蔵物出入れ作業時に、手や腕などの身体の一部が
駆動部材の突出する部分の近傍にあったり或いは接触し
ている状態で、操作スイッチを誤操作してしまうと突出
してきたレバー又はノックピンにより手,腕などがけが
をしてしまう虞れがあという欠点をもっていた。
そこで本発明の目的は、扉開放時には開扉機構の駆動源
が作動不能状態となり、扉開放中の作業時の安全性を向
上した開扉装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の開扉装置は、本体の開口部にこれを開閉する扉
を設けたものにおいて、操作スイッチの操作に基づいて
作動される駆動源及びこの駆動源の作動に応じて閉塞状
態にある扉を押圧力により開放させる駆動部材を有する
開扉機構と、前記扉の開閉に連動し該扉の開放時に前記
駆動源を作動不能状態に保持する扉スイッチとを具備す
ることに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、扉開放時に扉スイッチにより開扉機
構の駆動源を作動不能状態にするため、扉開放中の操作
スイッチの誤操作による作動はなくなり、駆動部材部分
の突出により作業者がけがを負うことはなく、作業上の
安全性が向上する。
(実施例) 以下、本発明を貯蔵庫たる冷蔵庫の開扉装置に適用した
一実施例につき図面を参照して説明する。
先ず、第3図乃至第5図に従って全体の構成を述べる。
1は貯蔵庫本体たる冷蔵庫本体であり、その前面開口部
夫々に冷凍室用扉2,仕様切換室用扉3及び冷蔵室用扉4
が配設されている。冷凍室用扉2において、ヒンジ側の
基端部の反対側の自由端部には、外側に位置して操作ス
イッチ5が配設され、且つ内部に位置して開扉機構6が
配設されている。開扉機構6は、駆動源たるソレノイド
7と、このソレノイド7への通電により吸引作動するプ
ランジャ8と、扉2の突出部2aに回動可能に枢設された
駆動部材たるレバー9とによって構成されている。そし
て、前記レバー9において、その一端部がプランジャ8
に連結され、他端が扉2の周縁に設けられたマグネット
ガスケット10のヒレ部11に形成され透孔11aから突出し
て冷蔵庫本体1のフランジ部1aに当接している。12は冷
蔵庫本体1の仕切板1bに取付けられた扉スイッチであ
る。
さて、第1図及び第2図に従って電気的構成について述
べる。電気的構成は、ソレノイド7へ電力を供給する電
源回路(第1図)と、電源回路の制御をする制御回路
(第図)とからなる。
第1図において、13は交流電源であり、これには電源線
14a,14bが接続されている。15aは後述するリレー15の常
開のリレー接点である。16は整流回路で、その直流出力
端子O1,O2間にはソレノイド7及びダイオード17の並列
回路が接続されている。前記扉スイッチ12は、本実施例
では本来ファンモータ18の制御用のもので、スイッチ部
12Aの他にスイッチ部12Bを有し且つこれらを連動して開
閉させるスプリング19及び操作ピン20を有する。この操
作ピン20は、扉2の閉塞状態の時に扉2により押圧され
てスイッチ部12A及び12Bをオンさせ、扉2が開放される
とスプリング19の復元によりスイッチ部12A及び12Bをオ
フさせるようになっている。そしてスイッチ部12A及び1
2Bの各一端子は共に電源線14aに接続され、スイッチ部1
2Aの他端子はファンモータ18を介して電源線14bに接続
され、スイッチ部12Bの他端子はリレー接点15a及び整流
回路16の交流入力端子I1,I2を直列に介して電源線14bに
接続されている。
第2図において、21は直流電源端子であり、これは抵抗
22,コンデンサ23及び前記操作スイッチ5の直列回路を
介してアースされている。またコンデンサ23には抵抗24
が並列に接続され、以って、第1のタイマ回路25が形成
されている。抵抗22及びコンデンサ23の共通接続点たる
第1のタイマ回路25の出力端子25aは、インバータ回路2
6,ダイオード27,抵抗28及びコンデンサ29の直列回路を
介してアースされ、そのダイオード27及び抵抗28の直列
回路に並列に抵抗30が接続され、以って第2のタイマ回
路31が形成されている。更に、抵抗28,30の共通接続点
たる第2のタイマ回路31の出力端子31aは、インバータ
回路32,33及び抵抗34を介して駆動回路35を形成するNPN
形のトランジスタ36のベース端子に接続されている。そ
して、トランジスタ36において、そのコレクタはリレー
15及びダイオード37の並列回路を介して直流電源端子21
に接続され、エミッタはアースされている。
以上は扉2について述べたものであるが、他の扉3,4に
ついても同様であり、扉3,4には操作スイッチ5と同様
の操作スイッチ38,39が設けられているともに、図示は
しないが、夫々に対応して開扉機構6と同様の開扉機構
が設けられ、且つ第1図及び第2図に示す電気回路と同
様の電気回路が構成されている。
次に、本実施例の作用につき説明する。
扉2が閉塞されている場合には、扉スイッチ12のスイッ
チ部12A,12Bはオンしており、これにより、スイッチ部1
2Aを介してファンモータ18が通電されて作動して、図示
しない冷却器からの冷気を冷凍室内に循環させている。
扉2を開放させる場合には、まず、操作スイッチ5を押
圧してオンさせると、第1のタイマ回路25のコンデンサ
23が抵抗22を介して充電を開始し、その出力端子25aの
電位はハイレベルからローレベルに反転する。これによ
り、インバータ回路26の出力はハイレベルになり、ダイ
オード27,抵抗28を経て第2のタイマ回路31のコンデン
サ29の充電が開始され、充電が進むにつれてその出力端
子31aの電位はハイレベルになる。そして、所定時間後
に出力端子31aが所定レベルになると、インバータ回路3
3の出力はハイレベルに反転し、トランジスタ36にベー
ス電流が流れることになり、トランジスタ36がオンして
リレー15に電流を流しリレー接点15aをオンさせる。こ
れにより電源線14a、扉スイッチ12のスイッチ部12B,リ
レー接点15a,整流回路16及び電源線14bを介して整流回
路16の交流入力端子I1,I2に電源電圧が印加され、この
結果整流回路16の出力端子O1,O2からソレノイド7に直
流電流が通電される。ソレノイド7が通電されるとその
磁界によりプランジャ8を上方に吸引するようになり、
これに連結されたレバー9が第5図において反時計方向
に回動し、レバー9は冷蔵庫本体1のフランジ部1aを押
圧するように突出し、以て扉2をマグネットガスケット
10の吸着力に抗して開放させる。(第5図二点鎖線参
照)。そして、扉2の開放されることにより、扉スイッ
チ12のスイッチ部12A及び12Bがオフされる。このスイッ
チ部12Aのオフによってファンモータ18が断電されて停
止するとともに、スイッチ部12Bのオフによってソレノ
イド7が断電される。従って、扉2の開放中には、操作
スイッチ5をオンさせてリレー接点15aをオンさせて
も、扉スイッチ12のスイッチ部12bのオフによりソレノ
イド7には通電されず、開扉機構6は作動不能状態に保
持される。
尚、扉2の開放後も操作スイッチ5を押し続けた場合に
は、第1のタイマ回路25の出力端子25aの電位が、コン
デンサ23の充電が進行するに従って抵抗24の分圧分まで
上昇してゆき、操作スイッチ5のオン時より設定時間
(第2のタイマ回路31の所定時間よりも大)後にその分
圧レベルたる設定レベルになってインバータ回路26の出
力はローレベルに反転し、コンデンサ29は抵抗30及びイ
ンバータ回路26を介して速やかに放電してその出力端子
31aはローレベルに反転し、これによりトランジスタ36
がオフすることになる。
このように本実施例によれば、開扉機構6の駆動源たる
ソレノイド7の通電路中に、開扉とともにオフする扉ス
イッチ12のスイッチ部12Bを設けるようにしたので、扉
2の開放中には、ソレノイド7を作動不能状態に保持す
ることができ、従って、誤って操作スイッチ5に触れて
しまったり、或いはノイズ等により制御回路のリレー15
が作動してもリレー9の突出がおこることはなく、その
近傍又は接触していた手や腕などの身体の一部にけがを
負うなどの危険性はなくなり、貯蔵物出入れ作業の安全
性を向上させることができる。
又、本実施例によれば、リレー15の制御回路に第2のタ
イマ回路31を設けるようにしたので、操作スイッチ5を
所定時間だけ押圧操作しないと、リレー15が作動せず、
扉2が開放しないものであり、従って、扉2の閉塞時に
これを開放させる意志がなく不用意に手,腕が操作スイ
ッチ5に触れて短時間オンさせたとしても、扉2が不必
要に開放することはない。
更に、本実施例によれば、リレー15の制御回路に第1の
タイマ回路25を設けるようにしたので、扉2の開放後も
操作スイッチ5を押圧操作し続けた場合には、設定時間
後にトランジスタ36がオフしてリレー15への通電を切る
ようになり、従って、無駄に電力を消費することはな
い。
尚、上記実施例では、開扉機構6を扉2に設けるように
したが、これに限らず、例えば冷蔵庫本体1のフランジ
部1a部分に設けるようにしても良く、又、操作スイッチ
5も仕切板1b部分に設けるようにしても良い。
又、上記実施例では、冷蔵庫の開扉装置について述べた
ものであるが、これ限られるものではなく、本体に扉を
備えたものであれば良く、例えば温蔵庫等にも適用する
ことができる。さらに、駆動源としてはソレノイド7の
他にモータでも良いし、駆動部材もレバー9の他にノッ
クピン等の機械的に突出して押圧するものならば良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の開扉装置は、扉開放中
は、扉の開閉に連動した扉スイッチにより駆動源を作動
不能状態に保持するようにしたところに特徴を有するも
のであって、これにより開扉中に誤って操作スイッチを
操作してしまっても開扉機構が作動することはなく、手
や腕などの身体の一部が駆動部材に接触していたり或い
は近傍にある場合でも、駆動部材が突出してけがを負う
ことはなくなり、作業上の安全性が向上するという優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示すもので、第1図は電源
回路図、第2図は制御回路図、第3図は全体の外観斜視
図、第4図は扉の斜視図、第5図は扉の縦断側面図を示
したものである。 図中、1は冷蔵庫本体、2,3,4は扉、5は操作スイッ
チ、6は開扉機構、7はソレノイド(駆動源)、9はレ
バー(駆動部材)、10はマグネットガスケット、12は扉
スイッチ、15はリレーを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の開口部にこれを開閉する扉を設けた
    ものにおいて、操作スイッチの操作に基づいて作動され
    る駆動源及びこの駆動源の作動に応じて閉塞状態にある
    扉を押圧力により開放させる駆動部材を有する開扉機構
    と、前記扉の開閉に連動し該扉の開放時に前記駆動源を
    作動不能状態に保持する扉スイッチとを具備してなる開
    扉装置。
JP4731788A 1988-02-29 1988-02-29 開扉装置 Expired - Lifetime JPH079341B2 (ja)

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