JP2006046742A - 冷蔵庫の扉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫の扉装置に関し、使用者の誤操作による扉装置の動作による扉開放を禁止し冷蔵室の温度上昇の防止を図る。
【解決手段】開扉スイッチの操作により電動扉開扉ユニットへの通電を制御する制御手段と、制御手段の制御を禁止する禁止状態と制御手段の制御を有効とする通常状態とを設定し、通常状態においては制御手段に信号を出力する設定手段と、開扉スイッチ及び扉スイッチの信号により禁止状態と通常状態の設定を判定する判定手段を設けたことにより、電動開扉ユニットの動作を禁止状態とすることにより、使用者の誤操作による扉開放を防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば冷蔵庫の開口部を開閉する扉と、この扉を開放させる電動開扉ユニットとを備えた冷蔵庫の扉装置に関するものである。
近年、冷蔵庫においては、その大型化が顕著になっており、これに伴い冷蔵室の扉も大型化している。このような冷蔵庫の扉は、その開閉状態をマグネットガスケットの吸着力により保持するように構成することが一般的である。そして、扉が大型化するとマグネットガスケットの総延長が長くなるため、扉を開放するのに必要な操作力が増大する傾向が出てくる。このように冷蔵庫の扉を開放するために必要な操作力が大きくなった場合には、非力な人(女性や子供あるいは老人)にとっては大きな負担になるため、対策を施すことが望ましく、例えば電磁ソレノイドやモータのようなアクチュエータを利用した扉を開放させる開扉装置を設けるという電動アシスト方式が考えられる。
そしてこの電動アシスト方式の開扉装置の場合、ユーザーにより開扉用スイッチの操作により電動ユニットに通電し扉を開放させる構成が一般的に提案されている。(例えば、特許文献1参照)
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫の扉装置を説明する。
図5及び図6には、従来の冷蔵庫の扉装置の正面図及び冷蔵庫用扉を開放した状態での概略的な斜視図が示されている。これら図5及び図6において、周知構造の断熱箱体として構成された冷蔵庫本体501内には冷蔵室502、野菜室503、製氷室504、内部温度を複数段階に切替可能な切替室505、冷凍室506が上から順に設けられている。尚、製氷室504及び切替室505は左右に並ぶように設けられている。また、切替室505はその内部温度の切替に応じて、冷凍室、チルド室、冷蔵室、野菜室などの多様な態様で使用可能なように構成されている。
上記冷蔵室502の前面にはヒンジ開閉式の扉502aが設けられ、野菜室503、製氷室504、切替室505及び冷凍室506の各前面には、それぞれの貯蔵容器(図示せず)に連結された引出式の扉503a、504a、505a及び506aが設けられている。冷蔵室502用の扉502aの裏面の周縁部には、マグネットガスケット502bが冷蔵庫本体502(即ち冷蔵室502の開口縁部)に吸着することにより閉鎖状態に保持される構成となっている。また、図示しないが、他の扉503a、504a、505a及び506aの裏面側の周縁部にもマグネットガスケットが取り付けられている。
さて、冷蔵庫本体501の上面部には、冷蔵室502用の扉502aに開放方向への力を作用させるための電動開扉ユニット507が取り付けられている。この電動開扉ユニット507は、冷蔵庫の上部の断面構造を示す図7に示すように、冷蔵庫本体501の上面部に形成された凹部501a内に半埋め込み状態で設置されており、内部に直流電流駆動される電磁ソレノイド508を有する。
この電磁ソレノイド508は円筒状に形成されたコイルを樹脂モールドしたコイルユニット508aと、このコイルユニット508a内にこれを貫通した状態で設けられたプランジャ508bと、このプランジャ508bに対し同軸状に固定されたプッシュロッド(突き出し棒)508cとを主たる構成要素としたものである。上記電磁ソレノイド508は、その通電状態(コイルユニット通電される状態)でプランジャ508b及びプッシュロッド508cを扉502a方向(図7の矢印A方向)へ付勢するように構成されている。
また、冷蔵庫502用の扉502a上縁部には、前記プッシュロッド508cの先端部が当接する受け具502cが一体的に設けられている。この構成の場合、前記電磁ソレノイド50に通電されてプランジャ508b及びプッシュロッド508cが矢印A方向へ付勢されると、上記受け具502cがプッシュロッド508cによって押圧され、これに応じて扉502aがマグネットガスケット502bの吸着力に抗して開放される構成となっている。
また、冷蔵庫502用の扉502aの前面部には、ハンドル510が設けられている。このハンドル510には、使用者により該ハンドル510が引張り操作されたとき並びに押圧操作されたときにオンされる常開型の開扉スイッチ510aが内蔵されている。図8には本従来例の、冷蔵庫の扉装置の制御構成図で、512が制御ユニットで冷蔵庫本体501に内蔵されており、開扉スイッチ510aからの信号を入力し開扉スイッチ510aの状態を判定する開扉スイッチ検出手段512aと、前記開扉スイッチ検出手段512aの信号と冷蔵室502用の扉502aの開閉に連動して動作する扉スイッチ513と電動ユニット507への通電時間をカウントするタイマー512bの信号を入力し電動開扉ユニット507への通電か断電かを判定する判定手段512cと、前記判定手段512cの信号を入力し電動開扉ユニットへ507の通電、断電を制御する通電手段512d、断電手段512eより構成されている。以上のように構成された冷蔵庫の扉装置について、以下その動作を説明する。
まず、図9のステップS501において開扉スイッチ510aがオン(操作)されたか否かを開扉スイッチ検出手段512aにて判定する。ここで開扉スイッチ510aがオンされたときには、ステップS502へ進み、判定手段512cにて電動開扉ユニット507に通電すべく通電手段512dに信号を出力し電動開扉ユニット507への通電を行う。
これにより、電磁ソレノイド508のプランジャ508b及びプッシュロッド508cが扉502a方向へ付勢され、プッシュロッド508cが扉502aの受け具502cを押圧するようになる。この結果、扉502aがマグネットガスケット502bの吸着力に抗して開放されるようになる。そして、ステップS503へ進み、判定手段512cは扉スイッチ513がオンしたか否かを判定する。ここで、扉スイッチ513がオンしたとき、即ち、扉502aが開放されたときには、ステップS504に進み、判定手段512cにて電動開扉ユニット507への通電を断電すべく断電手段51eに信号を出力し電動開扉ユニット507への通電を停止する。
一方、上記ステップS503において、扉スイッチ513がオフのとき、即ち扉502aが閉状態のときには、ステップS505に進み、判定手段512cにて電動開扉ユニット507への通電を開始してから予め決められた設定時間が経過したか否かを判断する。
そして、上記ステップS505において設定時間を経過していないときにはステップS503に戻る。これに対して、ステップS505において設定時間が経過したときには、ステップS504する。
特開2001−263923号公報
しかしながら従来提案されている冷蔵庫の扉装置では、使用者が意図しないで開扉スイッチ513が操作された場合にも扉502aが開放されるほか、子供のいたずら操作などにおいても扉502aが開放される。このことは冷蔵室502の温度上昇をまねき、食品の保存に問題が発生するという欠点があった。また、これを防ぐ方法として、開扉スイッチ513が操作された場合においても電動開扉ユニット507への通電をしないように設定するスイッチを別に設けた事例もあるが、特別なスイッチを設ける必要がありコストアップになるという欠点があった。
本発明は従来の課題を解決するもので、コストアップすることなく電動開扉ユニットの誤操作、いたずら操作においても扉が開放されることを防止し、冷蔵室の温度上昇を防ぐことのできる冷蔵庫の扉装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、電動開扉ユニットが開扉スイッチの操作により制御可能か否かを使用者に知らせることができる冷蔵庫の扉装置を提供することである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫の扉装置は、冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室の開口部を開閉する扉と、通電されたときに前記扉に対し開放方向の力を作用させることにより前記扉を開放させる電動開扉ユニットと、使用者により操作されたときに開扉信号を出力する開扉スイッチと、前記扉が開放されたときに開放信号を出力する扉スイッチと、前記電動開扉ユニットへの通電を制御する制御手段と、前記制御手段の制御を禁止する禁止状態と、前記制御手段の制御を有効とする通常状態とを設定し、通常状態においては前記制御手段に信号を出力する設定手段と、前記開扉スイッチの開扉信号により禁止状態と通常状態の設定を判定する判定手段を設けたものであり、開扉スイッチにより電動開扉ユニットを通常状態と禁止状態を設定することができ、コストアップすることなく電動開扉ユニットの誤操作、いたずら操作においても扉が開放されることを防止し、冷蔵室の温度上昇を防ぐことができる。
また、設定手段にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段と、禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段とを設けたものであり、使用者に設定が通常状態から禁止状態にまたは禁止状態から通常状態に変更になったことと、禁止状態で開扉スイッチが操作されたことを知らせることができる。
本発明の冷蔵庫の扉装置は、開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットを駆動することにより非力な人(女性や子供あるいは老人)でも大きな力なしに扉を開放できるとともに、使用者が意図しないときには電動開扉ユニットの駆動を禁止することができ、不要な扉の開放を防止することができ、電動開扉ユニットの誤操作による冷蔵室の温度上昇を防ぐという効果を有する。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室の開口部を開閉する扉と、通電されたときに前記扉に対し開放方向の力を作用させることにより前記扉を開放させる電動開扉ユニットと、使用者により操作されたときに開扉信号を出力する開扉スイッチと、前記扉が開放されたときに開放信号を出力する扉スイッチと、前記電動開扉ユニットへの通電を制御する制御手段と、前記制御手段の制御を禁止する禁止状態と、前記制御手段の制御を有効とする通常状態とを設定し、通常状態においては前記制御手段に信号を出力する設定手段と、前記開扉スイッチの開扉信号により禁止状態と通常状態の設定を判定する判定手段を設けたものであり、新たにスイッチを設けることなく開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットへの通電の禁止と解除を設定することができ、意図しない扉の開放を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、判定手段が、扉が開扉されている状態で、開扉信号が入力されたときに禁止状態と通常状態の判定を行うようにしたもので、新たにスイッチを設けることなく開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットへの通電の禁止と解除を設定することができ、意図しない扉の開放を防止することができるとともに誤って禁止状態に設定することも防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、判定手段が、所定の時間以上の間、開扉信号が入力されたときに禁止状態と通常状態の判定を行うようにしたもので、新たにスイッチを設けることなく開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットへの通電の禁止と解除を設定することができ、意図しない扉の開放を防止することができるとともに誤って禁止状態に設定することも防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、判定手段が、扉が開扉されている状態で開扉信号が入力されたときに禁止状態に、扉が閉扉されている状態で開扉信号が入力されたときに通常状態の判定を行うようにしたもので、新たにスイッチを設けることなく開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットへの通電の禁止と解除を設定することができ、意図しない扉の開放を防止することができるとともに誤って禁止状態に設定することも防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、設定手段にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段を設けたもので、使用者に電動開扉ユニットが通常状態から禁止状態に、また禁止状態から通常状態に設定されたことを知らせることができ誤った設定を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、設定手段にて禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段を設けたもので、使用者に電動開扉ユニットが禁止状態であることを知らせることができ誤った操作を防止することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、設定手段にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段と、禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段を設け、設定が変更になったことを音で知らせる前記通知手段と禁止状態であることを知らせる前記警報手段の音がそれぞれ異なるようにしたもので使用者の誤操作を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の扉装置の制御構成図である。尚、冷蔵庫本体および電動開扉ユニットの構成については、従来例の冷蔵庫の扉装置と同一のため、同一番号を付与し説明は省略する。
1が制御ユニットで冷蔵庫本体501に内蔵されており、以下の開扉スイッチ検出手段2、論理手段3、タイマー4、設定手段5、制御手段6、警報手段7、通知手段8より構成される。開扉スイッチ検出手段2は開扉スイッチ510aからの信号を入力し開扉スイッチ510aの状態を判定する。論理手段3は前記開扉スイッチ検出手段2の信号と冷蔵室502用の扉502aの開閉に連動して動作する扉スイッチ513と開扉スイッチ510aのオン時間をカウントするタイマー4の信号を入力し設定手段5に信号を出力する。前記設定手段5は電動開扉ユニット507への通電か断電かを判定し制御手段6に信号を出力する。前記制御手段6は電動開扉ユニット507への通電を制御するとともに警報手段7及び通知手段8に信号を出力する。尚、論理手段3とタイマー4を合わせて判定手段9という。以上のように構成された冷蔵庫の扉装置について、以下その動作を説明する。
まず、図2のステップS1において開扉スイッチ510aがオン(操作)されたか否かを開扉スイッチ検出手段2にて判定する。ここで開扉スイッチ510aがオンされたときにはステップS2へ進み、オンされていない場合にはステップS7に進みその他の冷蔵庫制御(説明せず)を行う。ステップS2では扉スイッチ513が開状態であるか否かを判定する。ここで扉スイッチ513が開状態のときはステップS3進み、開状態でない時にはステップS13に進む。ステップS3においてはタイマー4がカウント中であるか否かを検出しカウント中の場合はステップS4に、カウント中でない場合にはタイマーのカウントをスタートさせ(ステップS5)ステップS7に進む。ステップS4ではタイマーのカウント時間が予め設定された所定時間(通常1秒〜5秒程度)経過したか否かを判定する。所定時間経過している場合にはタイマーのカウントをリセットし(ステップS6)ステップS8に進み、所定時間経過していないときにはカウントを継続しステップS7に進む。以上のステップS2〜S6を論理手段3にて実行する。ステップS8では設定手段5にて電動開扉ユニット507の設定状態を判定する。即ち、電動開扉ユニット507への通電が禁止状態にあるのか通常状態であるのかを判定し、禁止状態であれば通常状態に設定し(ステップS9)通知手段8にて使用者に対し音などにて通常状態設定通知を行う(ステップS10)。通常状態であれば禁止状態に設定する(ステップS11)とともに通知手段8にて使用者に対し音などにて禁止状態設定通知を行う(ステップS12)。
一方、ステップS13では設定手段5にて電動開扉ユニット507の設定状態を確認する。即ち、電動開扉ユニット507への通電が通常状態であれば制御手段6に信号を出力し電動開扉ユニットへの通電を行い(ステップS14)、禁止状態であれば警報手段7にて音などにて禁止状態であることを使用者に通知する(ステップS15)。
電動開扉ユニット507への通電により、電磁ソレノイド508のプランジャ508b及びプッシュロッド508cが扉502a方向へ付勢され、プッシュロッド508cが扉502aの受け具502cを押圧するようになる。この結果、扉502aがマグネットガスケット502bの吸着力に抗して開放されるようになる。
以上のように本実施の形態の、冷蔵庫本体501に設けられた冷蔵室502の開口部を開閉する扉502aと、通電されたときに扉502aに対し開放方向の力を作用させることにより扉502aを開放させる電動開扉ユニット507と、使用者により操作されたときに開扉信号を出力する開扉スイッチ510aと、扉502aが開放されたときに開放信号を出力する扉スイッチ513と、電動開扉ユニット507への通電を制御する制御手段6と、制御手段6の制御を禁止する禁止状態と、制御手段6の制御を有効とする通常状態とを設定し、通常状態においては制御手段6に信号を出力する設定手段4と、開扉スイッチ510aの開扉信号とタイマー4及び扉スイッチ513の信号により禁止状態と通常状態の設定を判定する論理手段3とを設け、設定手段4にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段8と、禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段7とを設けたものであり、新たにスイッチを設けることなく開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットへの通電の禁止と解除を設定することができ、意図しない扉の開放を防止することができるとともに誤って禁止状態に設定することも防止することができる。更に使用者に設定が通常状態から禁止状態にまたは禁止状態から通常状態に変更になったことと、禁止状態で開扉スイッチが操作されたことを知らせることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による冷蔵庫は、実施の形態1と全く同一構成で動作が異なるものであり、構成については同一符号を付与し説明は省略し以下にその動作について説明する。
まず、図3のステップS101において開扉スイッチ510aがオン(操作)されたか否かを開扉スイッチ検出手段2にて判定する。ここで開扉スイッチ510aがオンされたときにはステップS102へ進み、オンされていない場合にはステップS116に進みその他の冷蔵庫制御(説明せず)を行う。ステップS102ではタイマー4がカウント中であるか否かを検出しカウント中の場合はステップS103に、カウント中でない場合にはタイマーのカウントをスタートさせ(ステップS104)ステップS105に進む。ステップS103ではタイマーのカウント時間が予め設定された所定時間(通常1秒〜5秒程度)経過したか否かを判定する。所定時間経過している場合にはタイマーのカウントをリセットし(ステップS106)ステップS107に進み、所定時間経過していないときにはカウントを継続しステップS105に進む。ステップS105では扉スイッチ513が閉状態であるか否かを判定する。ここで扉スイッチ513が閉状態のときはステップS113進み、閉状態でない時にはステップS116に進む。ステップS107においては扉スイッチ513が開状態であるか否かを判定する。ここで扉スイッチ513が開状態のときはステップS108進み、開状態でない時にはステップS116に進む。以上のステップS101〜S107を論理手段3にて実行する。ステップS108では設定手段5にて電動開扉ユニット507の設定状態を判定する。即ち、電動開扉ユニット507への通電が禁止状態にあるのか通常状態であるのかを判定し、禁止状態であれば通常状態に設定し(ステップS109)通知手段8にて使用者に対し音などにて通常状態設定通知を行う(ステップS110)。通常状態であれば禁止状態に設定する(ステップS111)とともに通知手段8にて使用者に対し音などにて禁止状態設定通知を行う(ステップS112)。
一方、ステップS113では設定手段5にて電動開扉ユニット507の設定状態を確認する。即ち、電動開扉ユニット507への通電が通常状態であれば制御手段6に信号を出力し電動開扉ユニットへの通電を行い(ステップS115)、禁止状態であれば警報手段7にて音などにて禁止状態であることを使用者に通知する(ステップS114)。
電動開扉ユニット507への通電により、電磁ソレノイド508のプランジャ508b及びプッシュロッド508cが扉502a方向へ付勢され、プッシュロッド508cが扉502aの受け具502cを押圧するようになる。この結果、扉502aがマグネットガスケット502bの吸着力に抗して開放されるようになる。
以上のように本実施の形態の、冷蔵庫本体501に設けられた冷蔵室502の開口部を開閉する扉502aと、通電されたときに扉502aに対し開放方向の力を作用させることにより扉502aを開放させる電動開扉ユニット507と、使用者により操作されたときに開扉信号を出力する開扉スイッチ510aと、扉502aが開放されたときに開放信号を出力する扉スイッチ513と、電動開扉ユニット507への通電を制御する制御手段6と、制御手段6の制御を禁止する禁止状態と、制御手段6の制御を有効とする通常状態とを設定し、通常状態においては制御手段6に信号を出力する設定手段4と、開扉スイッチ510aの開扉信号とタイマー4及び扉スイッチ513の信号により禁止状態と通常状態の設定を判定する論理手段3とを設け、設定手段4にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段8と、禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段7とを設けたものであり、新たにスイッチを設けることなく開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットへの通電の禁止と解除を設定することができ、意図しない扉の開放を防止することができるとともに誤って禁止状態に設定することも防止することができる。更に使用者に設定が通常状態から禁止状態にまたは禁止状態から通常状態に変更になったことと、禁止状態で開扉スイッチが操作されたことを知らせることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による冷蔵庫は、実施の形態1と全く同一構成で動作が異なるものであり、構成については同一符号を付与し説明は省略し以下にその動作について説明する。
まず、図4のステップS201において開扉スイッチ510aがオン(操作)されたか否かを開扉スイッチ検出手段2にて判定する。ここで開扉スイッチ510aがオンされたときにはステップS202へ進み、オンされていない場合にはステップS215に進みその他の冷蔵庫制御(説明せず)を行う。ステップS202では扉スイッチ513が開状態であるか否かを判定する。ここで扉スイッチ513が開状態のときはステップS203進み、開状態でない時にはステップS212に進む。ステップ203ではタイマー4がカウント中であるか否かを検出しカウント中の場合はステップS204に、カウント中でない場合にはタイマーのカウントをスタートさせ(ステップS205)ステップS215に進む。ステップS204ではタイマーのカウント時間が予め設定された所定時間(通常1秒〜5秒程度)経過したか否かを判定する。所定時間経過している場合にはタイマーのカウントをリセットし(ステップS206)ステップS207に進み、所定時間経過していないときにはカウントを継続しステップS215に進む。以上のステップS201〜S206を論理手段3にて実行する。ステップS207では設定手段5にて電動開扉ユニット507の設定状態を判定する。即ち、電動開扉ユニット507への通電が禁止状態にあるのか通常状態であるのかを判定し、禁止状態であれば通常状態に設定し(ステップS208)通知手段8にて使用者に対し音などにて通常状態設定通知を行う(ステップS209)。通常状態であれば禁止状態に設定する(ステップS210)とともに通知手段8にて使用者に対し音などにて禁止状態設定通知を行う(ステップS211)。
一方、ステップS212では設定手段5にて電動開扉ユニット507の設定状態を確認する。即ち、電動開扉ユニット507への通電が通常状態であれば制御手段6に信号を出力し電動開扉ユニットへの通電を行い(ステップS213)、禁止状態であれば警報手段7にて音などにて禁止状態であることを使用者に通知する(ステップS214)とともにステップ203に進む。
電動開扉ユニット507への通電により、電磁ソレノイド508のプランジャ508b及びプッシュロッド508cが扉502a方向へ付勢され、プッシュロッド508cが扉502aの受け具502cを押圧するようになる。この結果、扉502aがマグネットガスケット502bの吸着力に抗して開放されるようになる。
以上のように本実施の形態の、冷蔵庫本体501に設けられた冷蔵室502の開口部を開閉する扉502aと、通電されたときに扉502aに対し開放方向の力を作用させることにより扉502aを開放させる電動開扉ユニット507と、使用者により操作されたときに開扉信号を出力する開扉スイッチ510aと、扉502aが開放されたときに開放信号を出力する扉スイッチ513と、電動開扉ユニット507への通電を制御する制御手段6と、制御手段6の制御を禁止する禁止状態と、制御手段6の制御を有効とする通常状態とを設定し、通常状態においては制御手段6に信号を出力する設定手段4と、開扉スイッチ510aの開扉信号とタイマー4及び扉スイッチ513の信号により禁止状態と通常状態の設定を判定する論理手段3とを設け、設定手段4にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段8と、禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段7とを設けたものであり、新たにスイッチを設けることなく開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットへの通電の禁止と解除を設定することができ、意図しない扉の開放を防止することができるとともに誤って禁止状態に設定することも防止することができる。更に使用者に設定が通常状態から禁止状態にまたは禁止状態から通常状態に変更になったことと、禁止状態で開扉スイッチが操作されたことを知らせることができる。
また、扉スイッチ513の状態が閉のときにのみ禁止状態の解除(通常状態の設定)を、開のときにのみ禁止状態の設定ができることにより、使用者の誤った設定をより防止することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫の扉装置は、開扉スイッチの操作により電動開扉ユニットを駆動することにより非力な人(女性や子供あるいは老人)でも大きな力なしに扉を開放できるとともに、使用者が電動開扉ユニットによる扉開放機能を利用しないときには、電動開扉ユニットの駆動を禁止することができ、不要な扉の開放を防止することができ、電動開扉ユニットの誤操作による冷蔵室の温度上昇を防ぐという効果を有する。また禁止設定は、扉の状態と開扉スイッチの操作方法により可能なことから新たなスイッチを追加することなく実現できるものであり、スイッチ操作により自動的に動作を行う機器においてその動作を禁止設定する必要のある機器などの用途にも適用できる。
本発明による冷蔵庫の扉装置の実施の形態1制御構成図 同実施の形態における制御フローチャート 本発明による冷蔵庫の扉装置の実施の形態2制御制御フローチャート 本発明による冷蔵庫の扉装置の実施の形態3制御フローチャート 冷蔵庫の正面図 冷蔵室用の扉を開いた冷蔵庫の斜視図 電動開扉ユニット周辺の縦断面図 従来の冷蔵庫の扉装置の制御ブロック図 従来の冷蔵庫の扉装置の制御フローチャート
符号の説明
5 設定手段
6 制御手段
7 警報手段
8 通知手段
9 判定手段
501 冷蔵庫本体
502 冷蔵室
502a 扉
507 電動開扉ユニット
510a 開扉スイッチ
513 扉スイッチ

Claims (7)

  1. 冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室の開口部を開閉する扉と、通電されたときに前記扉に対し開放方向の力を作用させることにより前記扉を開放させる電動開扉ユニットと、使用者により操作されたときに開扉信号を出力する開扉スイッチと、前記扉が開放されたときに開放信号を出力する扉スイッチと、前記電動開扉ユニットへの通電を制御する制御手段と、前記制御手段の制御を禁止する禁止状態と前記制御手段の制御を有効とする通常状態とを設定し、通常状態においては前記制御手段に信号を出力する設定手段と、前記開扉スイッチの開扉信号により禁止状態と通常状態の設定を判定する判定手段を設けた冷蔵庫の扉装置。
  2. 判定手段が、扉が開扉されている状態で、開扉信号が入力されたときに禁止状態と通常状態の判定を行う請求項1記載の冷蔵庫の扉装置。
  3. 判定手段が、所定の時間以上の間、開扉信号が入力されたときに禁止状態と通常状態の判定を行う請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫の扉装置。
  4. 判定手段が、扉が開扉されている状態で開扉信号が入力されたときに禁止状態に、扉が閉扉されている状態で開扉信号が入力されたときに通常状態の判定を行う請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫の扉装置。
  5. 設定手段にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段を設けた請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫の扉装置。
  6. 設定手段にて禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段を設けた請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵の扉装置。
  7. 設定手段にて、禁止状態および通常状態に設定されたときに設定が変更になったことを音で知らせる通知手段と、禁止状態設定時に、扉が閉扉された状態で開扉信号が入力されたとき、禁止状態であることを音で知らせる警報手段を設け、設定が変更になったことを音で知らせる前記通知手段と禁止状態であることを知らせる前記警報手段の音がそれぞれ異なる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫の扉装置。
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