JP2001280827A - 貯蔵庫の開扉装置 - Google Patents

貯蔵庫の開扉装置

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JP2001280827A JP2000096874A JP2000096874A JP2001280827A JP 2001280827 A JP2001280827 A JP 2001280827A JP 2000096874 A JP2000096874 A JP 2000096874A JP 2000096874 A JP2000096874 A JP 2000096874A JP 2001280827 A JP2001280827 A JP 2001280827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵室の前面を開閉する扉を、マグネットガ
スケットの吸着力に抗して開放する際に必要な操作力を
大幅に軽減でき、しかも、開扉動作の確実性及び信頼性
を向上することができると共に開扉動作の静音化を図
る。 【解決手段】 野菜室3の下部の仕切り板13に設けら
れた凹部15にモータユニット17を配設する。前記モ
ータユニット17は、モータ18と、野菜室3用の扉3
aを押圧する押出し棒19、歯車装置、復帰用ばね等を
備えている。前記モータユニット17の通電時には、前
記モータ18が駆動され、これに応じて押出し棒19が
前方へ移動され、この結果、前記扉3aが前記押出し棒
19に押圧されて開放される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き出し式の貯蔵
室を備えた貯蔵庫本体に取り付けられるものであって、
前記貯蔵室の前面に設けられマグネットガスケットによ
り閉鎖状態に保持される扉を開放するための貯蔵庫の開
扉装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、貯蔵庫、たとえ
ば家庭用の冷蔵庫においては、大型化の傾向が著しく、
これに伴い冷蔵室などの貯蔵室を開閉する扉も大型化し
ている。冷蔵庫の扉は、通常、前記扉の周縁部に設けら
れたマグネットガスケットの吸着力によりその閉鎖状態
が保持されるように構成されている。従って、扉が大型
化するとマグネットガスケットの総延長が長くなり、そ
の分、開扉操作に必要な力が増大する。
【0003】そこで、開扉操作に必要な力を軽減するた
めに、例えば電磁ソレノイドのようなアクチュエータを
利用して扉を開放する電動アシスト方式の開扉装置が考
えられている。ところが、このような電動アシスト方式
の開扉装置を実現するにあたっては、種々の課題を解決
する必要がある。即ち、開扉装置の駆動源として電磁ソ
レノイドを採用した場合、開扉動作の確実性及び信頼性
を高めるために、電磁ソレノイドにより駆動されるプラ
ンジャの移動ストロークを十分に大きくする必要があ
る。しかし、一般的な構造の電磁ソレノイドでは対応で
きないのが実情である。また、一般的な電磁ソレノイド
では、プランジャの吸引時に衝突音が発生するため、静
音化が困難であった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、貯蔵室の前面を開閉する扉を、マグネ
ットガスケットの吸着力に抗して開放する際に必要な操
作力を大幅に軽減でき、しかも、開扉動作の確実性及び
信頼性を向上することができると共に開扉動作の静音化
を図ることができる貯蔵庫の開扉装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯蔵庫本体が
有する引き出し式の貯蔵室の前面に設けられた扉と、こ
の扉の閉鎖状態を保持するためのマグネットガスケット
とを備えた貯蔵庫の開扉装置であって、前記貯蔵庫本体
に設けられ、モータと、前方への直線移動に応じて前記
扉を開放方向に押圧する押圧部材と、前記モータの回転
運動を前記押圧部材の前方への直線運動に変換する変換
手段とを有するモータユニットとを備えたことを特徴と
する。
【0006】上記構成によれば、前記扉は、前記押圧部
材の押圧力により開放されるため、作業者が前記扉を開
放する際に必要な力を軽減することができる。しかも、
前記モータを駆動源としたため、電磁ソレノイドを駆動
源とする場合に比べて前記押圧部材の移動に伴い発生す
る騒音を低減することができると共に、前記押圧部材の
移動ストロークを十分に大きくすることができ、開扉動
作の確実性及び信頼性を向上できる。
【0007】この場合、前記変換手段を、前記モータの
出力軸に設けられたウォームと、前記押圧部材に設けら
れたラック部と、前記ウォームと前記ラック部を連結す
る歯車装置とから構成することができる(請求項2の発
明)。
【0008】そして、前記モータと前記押圧部材との連
繋を解除する解除手段を備えることも良い構成である
(請求項3の発明)。前記モータを停止させても、慣性
力により暫くの間、前記モータは回転するため、その
分、前記押圧部材も前方へ移動されることになる。上記
構成によれば、解除手段により前記モータと前記押圧部
材との連繋を解除することにより、前記押圧部材を瞬時
に停止させることができる。
【0009】また、前記押圧部材を後方に付勢する復帰
用ばねを備えることも良い構成である(請求項4の発
明)。上記構成によれば、前記モータユニットが断電さ
れると、復帰用ばねの付勢力によって前記押圧部材が元
の位置に向かって移動されるため、前記押圧部材が前記
貯蔵庫本体の前面よりも大きく突出したままの状態が保
持されることがない。
【0010】更に、前記モータの電流パターンに基づい
て前記押圧部材の位置を検出する位置検出手段と、前記
位置検出手段の検出結果に基づいて前記モータユニット
への通電を制御する制御手段を備えることも良い構成で
ある(請求項5の発明)。上記構成によれば、前記押圧
部材が前記扉を開放させるに適した位置まで移動された
ことに基づいて、前記モータユニットへの通電を停止さ
せることができる。
【0011】この場合、前記モータユニットへの通電時
間を所定時間以下に制限するタイマ回路を備えると良い
(請求項6の発明)。上記構成によれば、前記モータユ
ニットに対して不必要に長い時間通電されることがな
い。
【0012】また、前記モータユニットへの通電時間に
基づいて前記押圧部材の位置を検出する位置検出手段
と、前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記モータ
ユニットへの通電を制御する制御手段を備えることも良
い構成である(請求項7の発明)。
【0013】この場合、前記モータの電源入力端を短絡
するブレーキ回路を設けると、前記モータユニットへの
通電を停止した後、短時間で前記モータを停止させるこ
とができる(請求項8の発明)。
【0014】また、前記押圧部材を、前方に移動された
状態で前記モータが停止されたときに手動操作により後
方へ移動可能に構成すると良い(請求項9の発明)。上
記構成によれば、例えば前記押圧部材が前方に突出され
た状態で停電した場合であっても、前記押圧部材を後方
へ移動させることができるので、前記押圧部材が前記貯
蔵庫本体の前面よりも突出したままの状態で放置される
ことがなく、安全性に優れたものとなる。
【0015】さらに、前記扉の開放を指示するための開
扉スイッチと、前記扉が開放されているときに開扉信号
を出力する扉スイッチと、前記開扉スイッチが操作され
たことに基づいて前記モータユニットに通電する制御手
段とを備え、前記制御手段は、前記扉スイッチから前記
開扉信号が出力されているときに前記開扉スイッチが操
作されたときは、前記モータユニットへの通電を禁止す
ることが好ましい(請求項10の発明)。
【0016】上記構成によれば、前記扉が開放状態にあ
るにも関わらず前記開扉スイッチが誤操作された場合
に、前記押圧部材が突出されることがなくなるため、安
全性に優れたものとなる。
【0017】更にまた、前記モータユニットの高さ寸法
は、40mm以下に設定することが好ましい(請求項1
1の発明)。一般的に、貯蔵庫本体は少なくとも40m
mの厚さ寸法を有している。従って、上記構成によれ
ば、前記モータユニットを貯蔵庫本体の内部に配設する
ことができるので、前記モータユニットを設けたことに
より貯蔵室の有効容積が小さくなることを防止できる。
【0018】加えて、前記押圧部材が前記貯蔵庫本体の
前面から突出する最大寸法を、50mm以下に設定する
と良い(請求項12の発明)。
【0019】また、前記モータユニットは、弾性部材を
介して前記貯蔵庫本体に取り付けると、前記モータユニ
ットの駆動時に発生する振動が前記貯蔵庫本体に伝達さ
れ難くなるため、前記モータユニットの振動が貯蔵庫本
体で増幅されて大きな騒音が発生してしまうことを防止
できる(請求項13の発明)。
【0020】更に、下部ケース及び上部ケースからなり
前記モータユニットを収容するユニットケースと、前記
ユニットケースに設けられたリード線引き出し部と、前
記貯蔵庫本体に上部が開口するように設けられ前記ユニ
ットケースが配設される凹部とを備え、前記下部ケース
と前記上部ケースとの合わせ面及び前記リード線引き出
し部を、前記凹部の上端部よりも上方に設けると良い
(請求項14の発明)。上記構成によれば、前記凹部内
に水がたまった場合でも、前記モータユニットの内部に
水が浸入したり、前記リード線引き出し部が水に漬かっ
たりして、前記モータユニットが故障することを防止で
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を家庭用冷蔵庫に配
置される開扉装置に適用した第1の実施例について図1
ないし図7を参照しながら説明する。
【0022】まず、図3は、本実施例に係る冷蔵庫の斜
視図であり、この図3において、貯蔵庫本体たる冷蔵庫
本体1は、周知構造の断熱箱体から構成されている。前
記冷蔵庫本体1の内部には、複数の貯蔵室2〜6が設け
られている。これら貯蔵室2〜6のうち最上部に位置す
る貯蔵室は冷蔵室2として機能し、残りの貯蔵室は、上
から順に野菜室3、製氷室4、チルド室5、冷凍室6と
して機能する。
【0023】前記冷蔵室2の前面には、前記冷蔵室2の
前面開口部を開閉する回動可能な扉2aが取り付けられ
ている。一方、冷蔵室2以外の貯蔵室3〜6内には、そ
れぞれ引き出し式の貯蔵容器7(図3には、冷凍室6の
貯蔵容器7のみ図示している)が収容されており、これ
ら各貯蔵容器7に連結された扉3a〜6aにより、各貯
蔵室3〜6の前面開口部が開閉されるように構成されて
いる。
【0024】前記扉2a〜6aの裏面の周縁部には、そ
れぞれマグネットガスケット8(図1にマグネットガス
ケット8の一部を示す)が取り付けられている。前記扉
2a〜6aが閉鎖状態にあるとき、前記マグネットガス
ケット8が冷蔵庫本体1に吸着し、もって、前記扉2a
〜6aの閉鎖状態が保持される構成とされている。
【0025】また、前記扉2aの前面部には、表示パネ
ル9及びハンドル10が上下に並んだ状態で設けられて
いる。具体的に図示しないが、表示パネル9には、冷蔵
室2及び冷凍室6内の温度などを表示する表示器、各貯
蔵室の設定温度を個別に切り換えるための操作スイッチ
群などが設けられている。また、前記扉3a〜6aの前
面部の上部には、ハンドル11が設けられている。この
うち、前記野菜室3の扉3a及び前記冷凍室6の扉6a
に設けられたハンドル11は、その裏面に使用者の手指
が入り込む空間部が設けられており、前記ハンドル11
が引張操作されたときにオンされる常開型の例えばマイ
クロスイッチからなる開扉スイッチ12(図4参照)が
内蔵されている。
【0026】さて、前記冷蔵庫本体1のうち、野菜室3
と製氷室4及びチルド室5を仕切る仕切り板13(図1
参照)並びに冷凍室6の下部に位置する底部1aには、
それぞれ前記野菜室3の扉3a並びに前記冷凍室6の扉
6aを開放するための開扉装置14が取り付けられてい
る。以下、前記開扉装置14について図1及び図2を参
照しながら説明する。尚、前記仕切り板13及び前記冷
蔵庫本体1の底部1aに配設された開扉装置14はいず
れも同じ構成であるため、ここでは、前記仕切り板13
に配設された開扉装置14を代表させて説明する。
【0027】即ち、前記開扉装置14は、仕切り板13
に形成された凹部15内に半埋込み状態で設置された樹
脂製のケース16内に弾性部材たるゴム製のシート17
aを介してモータユニット17が収納された構成となっ
ている。前記ケース16は、前記凹部15内に嵌め込ま
れたベース16aと、このベースを上方から覆うカバー
16bとから構成されている。前記カバー16bは、前
記ベース16aに対して図示しない係合手段により着脱
可能に取り付けられている。また、ベース16aは、そ
の開口縁部から外方に延出された形態の矩形枠状フラン
ジ部16cを一体的に有し、当該フランジ部16cの複
数箇所を仕切り板13にねじ止めすることにより固定さ
れている。
【0028】前記モータユニット17は、モータ18、
前記モータ18の回転に応じて直線移動される押圧部材
たる押出し棒19、前記モータ18の回転運動を前記押
出し棒19の直線運動に変換する変換装置20等がユニ
ットケースたる樹脂製の外殻ケース21内に収容された
構成となっている。この場合、前記外殻ケース21は、
前記開扉装置14を前記仕切り板13と野菜室3の貯蔵
容器7の底部との間に配設可能なように、その高さ寸法
が40mm以下に設定されている。
【0029】また、前記外殻ケース21は、下部ケース
21aと上部ケース21bとから構成されている。本実
施例においては、前記下部ケース21aと上部ケース2
1bとの接合部は前記凹部15の上端部よりも上方に位
置するように構成されている。また、前記上部ケース2
1bの後部(図1において右部)には、リード線引き出
し部21cが形成されており、前記モータ18に接続さ
れたリード線21d,21dが引き出されるように構成
されている。
【0030】前記モータ18は、前記下部ケース21a
内の左部に形成された凹部21e内に防振シート22を
介して配設されている。このとき、前記モータ18の出
力軸18a側の端部は、前記下部ケース21aに一体的
に形成された突片部21fにねじ23を介して固定され
ている。また、前記モータ18の前記突片部21fに固
定された端部と反対側の端部には、回路基板24が固定
されている。前記回路基板24には、前記モータユニッ
ト17への通電を制御する制御回路36や前記モータ1
8の駆動回路38(いずれも図4参照)、位置スイッチ
25等が搭載されている。
【0031】前記押し出し棒19は、断面ほぼ矩形状に
構成されており、前記外殻ケース21(下部ケース21
a)内の右部に配設されている。前記押出し棒19の先
端部は外殻ケース21の前部の右部に前方へ突出するよ
うに形成された筒状部21g内に挿入されている。これ
により、前記押出し棒19は、前記筒状部21gの内面
部に沿って前後方向に直線移動するように構成されてい
る。
【0032】前記押出し棒19の基端部の右側部にはば
ね受部19aが一体に設けられており、前記ばね受部1
9aと前記下部ケース21aとの間には、圧縮コイルば
ねよりなる復帰用ばね26が配設されている。さらに、
前記下部ケース21a内には、前記押出し棒19を原点
位置に位置決めするための板ばね27が設けられてい
る。前記板ばね27の一端部は、前記下部ケース21a
に立設された支持突部21hに支持されており、前記板
ばね27の他端部は前記ばね受部19aの凹部19bに
係合されている。
【0033】また、前記下部ケース21a内のうち前記
押出し棒19の後端部と対向する部位には、防振シート
19cが取り付けられている。これに対して、前記野菜
室3用の扉3aの下縁部のうち、前記押出し棒19の先
端部に対応する部位には、緩衝部材たるゴム板41が固
着されている。本実施例においては、前記扉3aが閉鎖
状態にあるとき、前記押出し棒19の先端部は、前記板
ばね27によって前記ゴム板41に当接する原点位置に
位置決めされている。
【0034】ところで、前記貯蔵容器7は、貯蔵室内に
設けられた図示しないレール部に沿って前後方向へ移動
されるように構成されている。この場合、前記レール部
には、半ドア防止のための傾斜部が設けられており、前
記貯蔵容器7が前記傾斜部を乗り越えるまで前方へ引き
出されない場合には、前記貯蔵容器7は自動的に元の位
置に戻されて扉が閉鎖される構成となっている。そこ
で、本実施例においては、前記押出し棒19の前方への
突出最大寸法を50mm以下、この場合約39.4mm
に設定し、前記貯蔵容器7が前記傾斜部を乗り越えるこ
とができるように構成している。
【0035】一方、前記変換装置20は、前記モータ1
8の出力軸18aに設けられたウォーム28と、前記押
出し棒19の基端部の左側部に設けられたラック部29
と、前記ウォーム28と前記ラック部29との間に設け
られた歯車装置30とから構成されている。
【0036】前記歯車装置30は、例えば3個の歯車3
1,32,33の組み合わせにより構成されている。前
記歯車31,32,33は、何れも同心状に設けられた
大小2個の歯車からなるいわゆる複平歯車である。具体
的には、前記歯車31は、前記ウォーム28と噛み合う
ウォームホイール31aと、このウォームホイール31
aの上面部に設けられた小歯車31bとから構成されて
いる。尚、前記押出し棒19が前方へ突出状態にあると
き、停電などにより前記モータユニット17が断電され
てしまうと、前記押出し棒19の突出状態が継続されて
しまう。そこで、本実施例においては、手動操作により
前記押出し棒19を後方へ移動させることができるよう
に、前記ウォーム28の歯の高さ寸法を小さくして前記
ウォーム28と前記歯車31aとの係合を緩くしてい
る。
【0037】また、前記歯車32は、前記小歯車31b
と噛み合う大歯車32aと、この大歯車32aの下面部
に設けられた小歯車32bとから構成されている。さら
に、前記歯車33は、前記小歯車32bと噛み合う大歯
車33aと、この大歯車33aの上面部に設けられ前記
ラック部29の歯29aと噛み合う複数の歯33bを有
する小歯車33cとから構成されている。この場合、前
記小歯車33cの歯33bは、前記小歯車33cの外周
部のうちの略半周部のみに設けられている。
【0038】また、前記外殻ケース21内の前記大歯車
33aの近傍には、3個のアーム部34a〜34cを有
する三つ又状のスイッチレバー34が支軸35を中心に
回動可能に設けられている。この場合、前記大歯車33
aの上面部にはガイド溝43が形成されており、前記ア
ーム部34aの先端部に設けられたピン34dが前記ガ
イド溝43に挿入されている。前記ガイド溝43は、前
記大歯車33aの周縁部に設けられた外周溝部43aと
小歯車33cの外周部近傍に設けられた内周溝部43b
とから構成されている。また、前記スイッチレバー34
の別のアーム部34bと下部ケース21aとの間には、
引張コイルばね42が掛け渡されている。
【0039】上記構成により、前記スイッチレバー34
は、前記歯車33の回転位置に応じて回動変位される。
即ち、前記ピン34dが前記内周溝部43b内に位置す
るときは、前記アーム部34cは前記位置スイッチ25
の押釦25aから離間し、前記位置スイッチ25をオフ
する。また、前記ピン34dが前記外周溝部43a内に
位置するときは、前記アーム部34cは前記押釦25a
を押圧して、前記位置スイッチ25をオンするように構
成されている。
【0040】図4は、本実施例にかかる冷蔵庫の電気的
構成のうち、前記開扉装置14に関係する回路構成を簡
略化して示す図である。図4において、制御回路36は
例えばマイコンを主とした回路から構成されており、そ
の出力端子には、前記モータ18を駆動する駆動回路3
8が接続されている。前記駆動回路38は、2個のNP
Nトランジスタ38a,38bを備えており、一方のト
ランジスタ38aのコレクタは前記モータ18の一方の
入力端子18aに、エミッタは抵抗38cを介してアー
スされている。
【0041】また、前記トランジスタ38aのベースは
他方のトランジスタ38bのエミッタに接続されてお
り、前記トランジスタ38bのコレクタは前記モータ1
8の入力端子18aに、ベースは抵抗38dを介して前
記制御回路36に接続されている。前記モータ18の他
方の入力端子18bは直流電源端子39に接続されてい
ると共に、前記モータ18の入力端子18a,18b間
には、ブレーキ回路を構成するダイオード40が接続さ
れている。
【0042】また、前記制御回路36には、前記開扉ス
イッチ12、前記位置スイッチ25及び扉スイッチ44
からの操作信号が入力されるように構成されている。前
記扉スイッチ44は、前記野菜室3の扉3aの状態を検
出するものであり、前記扉3aが閉鎖位置にあるときに
オフ信号を出力し、それ以外のときにはオン信号を出力
するように構成されている。尚、図示はしないが、前記
扉6aについても同様の扉スイッチ44が設けられてい
る。また、前記制御回路36はタイマ回路37を備えて
いて、前記開扉スイッチ12からの操作信号(オン信
号)が入力されることに基づきタイマ回路37に所定時
間、例えば1〜2秒間タイマ動作を実行させ、そのタイ
マ動作期間中だけ前記モータ18を駆動する構成となっ
ている。
【0043】図5は、前記モータ18の動作タイミング
チャートを示すものである。この図5に示すように、前
記制御回路36は、前記扉3aが閉鎖されている状態
(前記扉スイッチ44がオフされている状態)で前記開
扉スイッチ12がオンされると、前記モータユニット1
7へ通電し、前記モータ18を駆動する構成となってい
る。これに対して、前記制御回路36は、前記扉3aが
開放されている状態(前記扉スイッチ44がオンされて
いる状態)で、前記開扉スイッチ12がオンされたとき
には、そのオン信号を受付けないように(即ち、前記モ
ータ18を動作させないように)構成されている。
【0044】また、前記制御回路36は、前記モータ1
8の駆動開始後、前記位置スイッチ25がオフされて再
びオンされることに基づいて、前記モータ18の駆動を
停止するように構成されている。尚、前述のように、前
記モータ18の駆動開始から所定時間経過しても前記位
置スイッチ25からオン信号が入力されない場合は、前
記制御回路36は前記モータ18の駆動を停止するよう
に構成されている。
【0045】尚、図5において期間T1は、前記押出し
棒19の前方への移動により前記扉3aが開放(前方へ
移動)されている期間であり、期間T2は、前記押出し
棒19の前方への移動が停止された後、慣性力によって
前記扉3aが開放されている期間である。また、期間T
3は、開放状態にある扉3aを手動で閉鎖させている期
間を示している。
【0046】次に、本実施例の作用について図6のフロ
ーチャート及び図7を参照しながら説明する。まず、電
源投入時においては、前記開扉装置14のモータ18は
断電された状態にある(ステップS1)。続いて、制御
回路36は、前記扉3aが閉鎖状態にあるか否か、即ち
扉スイッチ44の状態を検知すると共に、開扉スイッチ
12がオンされるまで待機する(ステップS2〜S
4)。
【0047】そして、野菜室3用の扉3aが閉鎖状態に
あるとき(図1に示す状態)、即ち前記制御回路36に
前記扉スイッチ44からオフ信号が入力されているとき
に前記扉3aを開放するためにハンドル11が引張操作
されると、前記制御回路36に対して前記開扉スイッチ
12からオン信号が入力される(ステップS5にてYE
S)。すると、制御回路36はタイマ回路37を介して
モータ18を通電駆動する(ステップS6)。この結
果、前記モータ18の回転運動が、ウォーム28、歯車
装置30、ラック部29を介して前記押出し棒19に伝
達される。また、前記モータ18への通電は、前記位置
スイッチ25がオンされるまで行われる(ステップS
7)。
【0048】具体的には、図7の(b)に示すように、
前記モータ18の回転に応じて歯車33が矢印B方向に
回転され、小歯車33cの歯33bが前記ラック部29
の歯29aに噛み合うことにより、原点位置にある押出
し棒19が、復帰用ばね26のばね力に抗して矢印A方
向へ移動される。この結果、前記マグネットガスケット
8の吸着力に抗して前記扉3aが前方へ押し出されて、
前記扉3aが開放される。
【0049】前記押出し棒19の矢印A方向への移動
は、前記歯車33の回転角度が229.7°に達するま
で、即ち、前記小歯車33aの端部に位置する歯33b
が前記ラック部29の歯29aと噛み合うまで(図7の
(c)に示す状態)行われる。そして、前記歯車33の
回転角度が229.7°を越えると、前記小歯車33c
とラック部29との結合が外れ、前記押出し棒19は復
帰用ばね26により反矢印A方向へ戻され、原点位置に
復帰する。
【0050】また、前記歯車33の回転に応じて、前記
スイッチレバー34のピン34dはガイド溝43に沿っ
て移動する。具体的には、前記歯車33の回転角度が0
°〜229.7°のときは、前記ピン34dは前記ガイ
ド溝43の内周溝部43bに位置し、前記スイッチレバ
ー34により位置スイッチ25がオフされた状態にあ
る。そして、前記歯車33の回転角度が229.7をや
や越えた時点で、前記ピン34dは前記ガイド溝43の
外周溝部43a内に挿入され、前記スイッチレバー34
により位置スイッチ25はオンされる。
【0051】この結果、前記モータ18は断電される。
尚、前記モータ18は、断電した後も慣性により暫くの
間、回転を続けるが、本実施例においては、前記モータ
18にブレーキ回路を設けて、断電後、比較的短時間で
停止するように構成している。発明者の実験によると、
前記モータ18は、断電後、前記位置スイッチ25がオ
フ状態となる位置で停止する。
【0052】また、前記開扉スイッチ12がオンされて
から所定時間経過しても位置スイッチ25からオン信号
が入力されない場合は(ステップS7にてNO、ステッ
プS8にてYES)、前記制御回路36はモータ18を
断電する。
【0053】上記実施例によれば、前記開扉装置14
は、開扉スイッチ12のオン操作に応じて前記モータユ
ニット17に通電し、前記モータ18の回転に応じて前
記押出し棒19を前方へ突出させるものであり、これに
より、前記扉3aをマグネットガスケット8の吸着力に
抗して開放させるものである。このため、電磁ソレノイ
ドを駆動源とする場合に比べて、前記押出し棒19の移
動ストロークを十分に大きくすることができるので、開
扉動作の確実性及び信頼性を高めることができる。しか
も、前記押出し棒19は、前方への移動時にゴム板14
を介して扉3aに当接すると共に、前記押出し棒19が
復帰動作したときに、前記押出し棒19の後端部を受け
る防振シート19cを設けた。このため、前記モータユ
ニット17の動作時に発生する衝撃音を小さくすること
ができる。
【0054】また、本実施例では、タイマ回路37を設
け、前記モータユニット17への通電時間を所定時間以
下に制限するように構成したので、前記モータユニット
17に長時間継続して通電されることがない。
【0055】更に、モータ18の断電後に前記押出し棒
19を通電前の位置に戻すための復帰用ばね26を設け
たため、前記押出し棒19が前方に大きく突出した状態
を呈することがなくなり、実用上において有益となる。
【0056】更にまた、本実施例においては、3個の歯
車31〜33からなる歯車装置30により前記モータ1
8の回転運動を前記押出し棒19の直線移動に変換する
ように構成した。このため、前記歯車31〜33の歯の
数や径寸法等を適宜に調節することにより前記モータ1
8の回転量に対応する前記押出し棒19の移動ストロー
クや移動速度を適宜に設定することができ、開扉動作の
確実性及び信頼性をより一層高めることができる。
【0057】また、前記コイルユニット17は、シート
17aを介して仕切り板13に取り付けたので、前記コ
イルユニット17の通電時に前記コイルユニット17が
振動するような状況となった場合でも、その振動が冷蔵
庫本体1に伝わりにくくなる。このため、冷蔵庫本体1
で振動が増幅されて大きな騒音が発生することを未然に
防止できる。
【0058】加えて、前記外殻ケース21の下部ケース
21aと上部ケース21bとの合わせ面、並びにリード
線引き出し部21cを、仕切り板13の凹部15の上端
部よりも上に位置させて、前記凹部15内に水が溜まっ
た場合に前記外殻ケース21内に水が浸入し難い構成と
したため、絶縁性能の低下を防止できる。
【0059】図8及び図9は本発明の第2の実施例を示
しており、第1の実施例と異なるところを説明する。
尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付してい
る。
【0060】この第2の実施例では、前記モータユニッ
ト17の電流を検出する電流計51を設けている。そし
て、前記制御回路36は、前記モータユニット17の電
流パターンに基づいて前記モータユニット17への通電
を制御するように構成されている。即ち、図8に示すよ
うに、前記トランジスタ38aのエミッタと前記抵抗3
8cとの中間端子には前記電流計51が接続されてお
り、前記電流計51の検出信号が前記制御回路36に入
力されるように構成されている。また、前記トランジス
タ38aのエミッタは、ダイオード52を介してアース
されている。
【0061】前記制御回路36は、前記開扉スイッチ1
2からのオン信号が入力されると、前記モータユニット
17への通電を開始する。そして、前記モータユニット
17の電流パターンが所定のパターンになったことに基
づいて、前記モータユニット17を断電する。図9の
(a)は、モータユニット17の駆動時における歯車装
置30のうちの小歯車33cと前記押出し棒19の動作
を示している。また、図9の(b)は、モータユニット
17の電流パターンを示している。図9(b)において
符号〜で示す電流パターンは、それぞれ図9の
(a)の動作状態に対応している。
【0062】図9に示すように、電流パターンは、負荷
に応じて変化する。具体的には、は起動時、は押出
し棒19が前記扉3aに衝突したとき、からにかか
る部分はラック部29と小歯車33cとの係合が解除さ
れて押出し棒19が復帰動作しているときを示してい
る。そして、本実施例においては、前記押出し棒19の
復帰後、前記小歯車33cのみが暫く回転された時点
において、前記モータユニット17を断電するように構
成されている。
【0063】即ち、本実施例においては、前記制御回路
36は、前記電流計51の検出結果に基づいて、前記押
出し棒19の位置を検出し、その検出結果に応じたタイ
ミングで前記モータユニット17を断電するように構成
されている。従って、本実施例においては、前記制御回
路36及び電流計51により位置検出手段が構成されて
いる。そして、このような構成においても、前記第1の
実施例と略同様の作用効果を得ることができる。
【0064】図10ないし図12は本発明の第3の実施
例を示しており、第1の実施例と異なるところを説明す
る。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して
いる。
【0065】即ち、図10に示すように、この第3の実
施例においては、板ばね27及び防振シート19cを設
けることに代えて、前記押出し棒19の後方への移動を
規制する圧縮コイルばねよりなる押圧用ばね61を設け
ている。前記押圧用ばね61は、前記押出し棒19の後
部に位置するように前記下部ケース21a内に設けられ
た収納部61a内に配設されており、前記押出し棒19
の後端部を復帰用ばね26の付勢力に抗して矢印A方向
に付勢するように構成されている。
【0066】以上の構成により、前記扉3aが閉鎖状態
にあるとき、前記押出し棒19の先端部は、前記扉3a
に設けられたゴム板41に当接するように構成されてい
る。尚、前記押圧用ばね61の付勢力は、前記マグネッ
トガスケット8の吸着力よりも小さいレベルに設定され
ている。
【0067】また、本実施例においては、歯車装置30
を、2個の歯車62,63から構成している。前記歯車
62は、前記ウォーム28と噛み合うウォームホイール
62aと、前記ウォームホイール62aの下面部に設け
られた小歯車62bとから構成されている。また、前記
歯車63は、前記小歯車62bと噛み合う大歯車63a
と、前記大歯車63aの上面部に設けられ、前記ラック
部29と噛み合う歯63cを有する小歯車63bとから
構成されている。前記歯63cは、前記小歯車63bの
外周部全周に設けられている。
【0068】本実施例においては、前記ウォームホイー
ル62aと小歯車62bとは、連結部材64を介して連
結されている。前記連結部材64は、前記ウォームホイ
ール62aの上面に上下動可能に配設された円板状の部
材で、図示しないばねにより上方に付勢されるように構
成されている。また、前記連結部材64の下面部には、
前記ウォームホイール62a及び前記小歯車62bにそ
れぞれ設けられた孔部65a,65bに挿入される連結
ピン64aを有している。
【0069】一方、前記歯車62の上方には、ソレノイ
ド65が固定されている。前記ソレノイド65は、通電
されると、図11(a)に示すように、前記ばねの付勢
力に抗して前記連結部材64を下方へ移動させる。この
結果、前記ウォームホイール62a及び前記小歯車62
bは連結され、両者は一体的に回転する。一方、前記ソ
レノイド65の断電時には、図11(b)に示すよう
に、前記連結部材64は前記ばねの付勢力により上方位
置に移動される。この結果、前記連結ピン64aが前記
孔部65bから抜け出て前記ウォームホイール62aと
前記小歯車62bとの連結が解除される。このため、前
記ウォームホイール62aの回転は、前記小歯車62b
に伝達されない。従って、本実施例においては、前記ソ
レノイド65及び制御回路36により解除手段が構成さ
れる。
【0070】図12は、本実施例にかかる開扉装置14
に関係する回路構成を示している。この図12に示すよ
うに、前記制御回路36は、前記モータ18と前記ソレ
ノイド65とを同時に通断電するように構成されてい
る。前記制御回路36は、前記開扉スイッチ12からの
操作信号(オン信号)が入力されると、前記モータ18
及び前記ソレノイド65を通電し、通電開始から所定時
間経過すると、断電するように構成されている。この場
合の通電時間は、実験により求められたものであり、前
記押出し棒19が最大突出位置に達するまでの時間に相
当する。
【0071】即ち、前記制御回路36は、前記モータユ
ニット17への通電時間に基づいて前記押出し棒19の
位置を検出し、その検出結果に応じて前記モータユニッ
ト17への通電を制御する。従って、本実施例において
は、前記制御回路36は位置検出手段として機能する。
尚、本実施例における駆動回路38は、上記第1の実施
例に示した駆動回路38と若干構成が異なるが、実質的
な機能は略同じである。
【0072】上記構成によれば、前記モータ18を断電
すると同時に、ソレノイド65を断電して前記ウォーム
62aと前記小歯車62bとの連繋が解除される。この
ため、前記モータ18が断電と略同時に前記押出し棒1
9を停止させることができる。また、前記ソレノイド6
5が断電され、前記ウォーム62aと前記小歯車62b
との連繋が解除されると、前記押出し棒19は、復帰用
ばね26の付勢力により後方へ移動される。そして、前
記押出し棒19が原点位置に達すると、前記押出し棒1
9の後端部は前記押圧用ばね61に当接し、外殻ケース
21に衝突することが防止される。従って、前記押圧用
ばね62は、前記押出し棒19の復帰力を受け止める緩
衝材としても機能する。
【0073】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、例えば次のような変形が可能である。前
記開扉スイッチは、マイクロスイッチなどの機械的スイ
ッチにより構成する他、フォトインタラプタを利用した
光学的なスイッチ或いは磁気的なスイッチなどにより構
成することもできる。モータユニットは、貯蔵庫本体の
うち貯蔵室の上部に位置する部位に配設しても良い。
【0074】上記実施例においては、前記モータユニッ
トは、貯蔵庫本体(仕切り板13)の凹部に半埋め込み
状態に配設した。しかし、前記モータユニットは、その
高さ寸法が一般的な貯蔵庫本体の厚さ寸法よりも小さい
40mm以下に設定されているため、前記モータユニッ
ト全体を貯蔵庫本体の内部に埋め込むことも可能であ
る。このような構成によれば、前記モータユニットを貯
蔵庫本体に設けたことにより貯蔵室の有効容積が小さく
なることを防止できる。また、本発明は冷蔵庫に限らず
冷凍庫等の貯蔵庫にも適用可能である。
【0075】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の貯蔵庫の開扉装置によれば、モータの回転に応じて前
方に直線移動される押圧部材により貯蔵庫の扉をマグネ
ットガスケットの吸着力に抗して開放することができる
ので、前記扉の開放に必要な操作力を大幅に軽減できる
と共に、開扉動作の確実性及び信頼性を向上でき、更に
は静音化も同時に実現できるという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すものであり、冷蔵
庫本体のうち開扉装置周辺部分の縦断面図
【図2】上部ケースを取り除いて示すモータユニットの
平面図
【図3】冷凍室用扉を開放した状態で示す冷蔵庫の斜視
【図4】開扉装置の電気的構成を示す回路図
【図5】モータの動作タイミングチャート
【図6】開扉動作のフローチャート
【図7】押出し棒の移動ストロークと位置スイッチの状
態との関係を示す図であり、(a)は位置スイッチのオ
ン、オフのタイミングチャート、(b)はピンが内周溝
部に位置するときのスイッチレバー及び位置スイッチの
状態を示す図、(c)はピンが外周溝部に位置するとき
のスイッチレバー及び位置スイッチの状態を示す図
【図8】本発明の第2の実施例を示す図4相当図
【図9】モータユニットの駆動時におけるモータユニッ
トの電流パターンを説明するための図であり、(a)
は、押出し棒及び小歯車の動作状態を示す図、(b)は
電流パターンを示す図
【図10】本発明の第3の実施例を示す図2相当図
【図11】ウォーム及びウォームギヤ並びにソレノイド
の縦断面図を示すものであり、(a)はソレノイドのオ
ン動作時を示す図、(b)はソレノイドのオフ動作時を
示す図
【図12】図4相当図
【符号の説明】
図中、3,6は貯蔵室、3a,6aは扉、8はマグネッ
トガスケット、12は開扉スイッチ、14は開扉装置、
17はモータユニット、18はモータ、19は押出し棒
(押圧部材)、20は変換装置、21は外殻ケース(ユ
ニットケース)、21aは下部ケース、21bは上部ケ
ース、21cはリード線引き出し部、26は復帰用ば
ね、28はウォーム、29はラック部、30は歯車装
置、36は制御回路(制御手段,位置検出手段)、37
はタイマ回路、44は扉スイッチ、51は電流計(位置
検出手段)、65はソレノイド(解除手段)を示す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫本体が有する引き出し式の貯蔵室
    の前面に設けられた扉と、この扉の閉鎖状態を保持する
    ためのマグネットガスケットとを備えた貯蔵庫の開扉装
    置において、 前記貯蔵庫本体に設けられ、モータと、前方への直線移
    動に応じて前記扉を開放方向に押圧する押圧部材と、前
    記モータの回転運動を前記押圧部材の前方への直線運動
    に変換する変換手段とを有するモータユニットとを備え
    たことを特徴とする貯蔵庫の開扉装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、前記モータの出力軸に
    設けられたウォームと、前記押圧部材に設けられたラッ
    ク部と、前記ウォームと前記ラック部を連結する歯車装
    置とから構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の貯蔵庫の開扉装置。
  3. 【請求項3】 前記モータと前記押圧部材との連繋を解
    除する解除手段を備えたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の貯蔵庫の開扉装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧部材を、後方に付勢する復帰用
    ばねを備えたことを特徴とする請求項3記載の貯蔵庫の
    開扉装置。
  5. 【請求項5】 前記モータの電流パターンに基づいて前
    記押圧部材の位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記モータユニ
    ットへの通電を制御する制御手段を備えたことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の貯蔵庫の開扉
    装置。
  6. 【請求項6】 前記モータユニットへの通電時間を所定
    時間以下に制限するタイマ回路を備えたことを特徴とす
    る請求項5記載の貯蔵庫の開扉装置。
  7. 【請求項7】 前記モータユニットへの通電時間に基づ
    いて前記押圧部材の位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記モータユニ
    ットへの通電を制御する制御手段を備えたことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の貯蔵庫の開扉
    装置。
  8. 【請求項8】 前記モータの電源入力端を短絡するブレ
    ーキ回路を備えることを特徴とする請求項5ないし7の
    いずれかに記載の貯蔵庫の開扉装置。
  9. 【請求項9】 前記押圧部材は、前方に移動された状態
    で前記モータが停止されたときに手動操作により後方へ
    移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の貯蔵庫の開扉装置。
  10. 【請求項10】 前記扉の開放を指示するための開扉ス
    イッチと、 前記扉が開放されているときに開扉信号を出力する扉ス
    イッチと、 前記開扉スイッチが操作されたことに基づいて前記モー
    タユニットに通電する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記扉スイッチから前記開扉信号が出
    力されているときに前記開扉スイッチが操作されたとき
    は、前記モータユニットへの通電を禁止することを特徴
    とする請求項1ないし9のいずれかに記載の貯蔵庫の開
    扉装置。
  11. 【請求項11】 前記モータユニットの高さ寸法は、4
    0mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1
    ないし10のいずれかに記載の貯蔵庫の開扉装置。
  12. 【請求項12】 前記押圧部材が前記貯蔵庫本体の前面
    から突出する最大寸法は、50mm以下に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記
    載の貯蔵庫の開扉装置。
  13. 【請求項13】 前記モータユニットは、弾性部材を介
    して前記貯蔵庫本体に取り付けられていることを特徴と
    する請求項1ないし12のいずれかに記載の貯蔵庫の開
    扉装置。
  14. 【請求項14】 下部ケース及び上部ケースからなり前
    記モータユニットを収容するユニットケースと、前記ユ
    ニットケースに設けられたリード線引き出し部と、前記
    貯蔵庫本体に上部が開口するように設けられ前記ユニッ
    トケースが配設される凹部とを備え、前記下部ケースと
    前記上部ケースとの合わせ面及び前記リード線引き出し
    部を、前記凹部の上端部よりも上方に設けたことを特徴
    とする請求項1ないし13のいずれかに記載の貯蔵庫の
    開扉装置。
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