JP2005212260A - スタンプ作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印字用紙等の対象物に設けられた無線タグに対して情報の書き込みや読み出しを簡単にすることのできるスタンプ作成装置を提供する。
【解決手段】 印影を形成する印面部4と、無線タグ101と通信する通信部18と、無線タグ101に書き込む情報を記憶する記憶部14とを有したスタンプ1を作成するスタンプ作成装置31において、記憶部14に記憶される書込用データ及び印面部4を形成する印面データを外部から入力するための外部インターフェースと、印面データに基づいて印面部4に印面を形成する印面形成部36と、書込用データをスタンプ1に送信するスタンプ通信部82とを備えた。
【選択図】 図10

Description

本発明は、押圧により印影を形成するスタンプを作成するスタンプ作成装置に関する。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)と呼ばれる無線タグを用い、非接触で情報の送受信を行う自動認識システムが使用されている。特許文献1にはこの無線タグを取り付けた印字用紙に印刷を行うプリンタが開示されている。このプリンタは印字用紙に印刷を行うとともに、印字用紙に設けられた無線タグに情報の書き込みを行う無線タグ通信装置になっている。これにより、印字用紙に印刷する際に無線タグにデジタルデータを記録し、例えばソフトウェアとマニュアルとを一体化して利便性を向上することができる。
また、同特許文献1にはこの無線タグを取り付けた印字用紙の複写を行う複写機やファクシミリ送信を行うファクシミリ装置が開示されている。この複写機及びファクシミリ装置は複写やファクシミリ送信を行う際に原稿の印字用紙に設けられた無線タグから情報を読み出す。そして、読み出した情報は、複製して出力される印字用紙の無線タグへ書き込まれる。また、複写やファクシミリ送信を行う際に操作者のID番号を原稿の印字用紙の無線タグに追加して書き込むこともできる。これにより、操作者の管理等を行うことができるようになっている。
一方、特許文献2には印字用紙等に押圧によって印影を形成するスタンプが開示されている。スタンプには印字用紙に押圧される印面部が設けられ、スタンプ作成装置によって印面部に印影の画像を印刷して印面が形成されるようになっている。
特開2002−337426号公報(第2頁−第7頁、第5図) 特開2000−94814号公報(第4頁−第11頁、第17図)
しかしながら、上記従来のプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の無線タグ通信装置によると、印刷が完了した印字用紙の無線タグに情報を追加して書き込む場合に、複写やファクシミリ送信等の操作を行う必要があり、容易に書き込むことができない問題があった。また、無線タグに記憶された情報を容易に読み出すことができない問題もあった。
本発明は、印字用紙等の対象物に設けられた無線タグに対して情報の書き込みや読み出しを簡単にすることのできるスタンプ作成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、印影を形成する印面部と、無線タグと通信する通信部と、無線タグに書き込む情報を記憶する記憶部とを有したスタンプを作成するスタンプ作成装置であって、前記記憶部に記憶される書込用データ及び前記印面部を形成する印面データを入力するための入力手段と、前記印面データに基づいて前記印面部に印面を形成する印面形成部と、前記スタンプと通信を行うスタンプ用通信部とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、入力手段から書込用データ及び印面データが入力されると、印面形成部は印面データに基づいてスタンプの印面部に印影の画像を有した印面を形成する。また、スタンプ用通信部はスタンプと通信を行って書込用データをスタンプの記憶部に書き込む。記憶部の情報はスタンプを押印する際にスタンプに設けられた通信部によって無線タグに書き込まれる。
また請求項2に係る発明は、上記構成のスタンプ作成装置において、前記書き込み情報に付加して前記記憶部から前記無線タグに書き込まれる付加情報を付加するか否かを指示する付加情報指示情報を入力可能にしたことを特徴としている。この構成によると、入力手段から付加情報指示情報が入力され、付加情報指示情報がスタンプの記憶部に書き込まれる。スタンプを押印する際には付加情報指示情報に基づいて付加情報が無線タグに書き込まれる。
また請求項3に係る発明は、上記構成のスタンプ作成装置において、前記付加情報は日付情報、時刻情報または書き込み回数情報から成ることを特徴としている。
また請求項4に係る発明は、上記構成のスタンプ作成装置において、前記スタンプ用通信部を介して前記記憶部に記憶された情報を読み出し可能にしたことを特徴としている。この構成によると、無線タグとの通信によってスタンプの記憶部に記憶された情報はスタンプ用通信部により読み出され、パーソナルコンピュータ等により情報操作できる。
また請求項5に係る発明は、上記構成のスタンプ作成装置において、前記入力手段が、前記記憶部に記憶される書込用データ及び前記印面部を形成する印面データの少なくとも一方を外部から入力するための外部インターフェースで構成されていることを特徴としている。この構成によると、外部インターフェースを介してパーソナルコンピュータ等から書込用データ及び印面データが入力される。印面形成部は印面データに基づいてスタンプの印面部に印影の画像を有した印面を形成する。スタンプ用通信部は書込用データをスタンプの記憶部に書き込む。
また請求項6に係る発明は、上記構成のスタンプ作成装置において、前記印面部に形成される印面に関連した前記書込用データを前記外部インターフェースを介して前記記憶部に送信することを特徴としている。
また請求項7に係る発明は、上記構成のスタンプ作成装置において、前記スタンプ用通信部は、前記印面部に印面を形成する際にスタンプが設置される設置部の近傍に配設されるとともに、前記スタンプに配設された通信インターフェースを介して前記スタンプと通信を行うことを特徴としている。この構成によると、設置部にスタンプが設置されるとスタンプの通信インターフェースを介して無線または有線によってスタンプ用通信部とスタンプとの通信が可能になる。
請求項1に係る発明によると、スタンプの記憶部に記憶される書込用データ及び印面部を形成する印面データを入力するため入力手段と、印面データに基づいて印面部に印面を形成する印面形成部と、書込用データをスタンプに送信するスタンプ用通信部とを備えたので、入力手段により入力された書込用データをスタンプの記憶部に書き込み、スタンプを押印する際に印字用紙の無線タグに容易に情報を書き込むことができる。
また請求項2、3に係る発明によると、日付情報、時刻情報または書き込み回数情報等の付加情報指示情報を入力可能にしたので、付加情報の書き込みを容易に選択することができる。
また請求項4に係る発明によると、スタンプ用通信部を介してスタンプの記憶部に記憶された情報を読み出し可能にしたので、スタンプを設置して通信を行うことにより無線タグに記憶された情報を容易に読み出すことができる。
また請求項5に係る発明によると、書込用データ及び印面データを入力するための外部インターフェースを更に備えたので、パーソナルコンピュータ等の外部機器を用いて書込用データ及び印面データ入力することができ、パーソナルコンピュータ等で書込用データや印面データの作成や管理を容易に行うことができる。
また請求項6に係る発明によると、印面部に形成される印面に関連した書込用データを前記外部インターフェースを介して前記記憶部に送信するので、書込用データを容易に記憶部に書き込むことができ、パーソナルコンピュータ等で書込用データの作成や管理を容易に行うことができる。
また請求項7に係る発明によると、スタンプ用通信部は、印面部に印面を形成する際にスタンプが設置される設置部の近傍に配設されるとともに、スタンプに配設された通信インターフェースを介してスタンプと通信を行うので、スタンプを設置部に設置するだけで記憶部に対して情報の書き込みや読み出しを行うことができる。また、通信エラーを防止することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の無線タグ通信装置の使用状態を示す斜視図である。本実施形態の無線タグ通信装置はスタンプ1から成っている。スタンプ1は印字用紙100に押圧して使用される。図2に示すように印字用紙100は文字100a等の画像が印刷され、左上に無線タグ101が取り付けられている。スタンプ1の押圧によって図3に示すように印影102が形成される。この時、詳細を後述するように、無線タグ101には所定の情報が書き込まれるようになっている。
図4(a)は無線タグ101の一般的な構成を示すブロック図である。無線タグ101はコイルアンテナ110を有し、外部と通信可能になっている。コイルアンテナ110には復号化回路112及び符号化回路113が接続されており、交信周波数として13MHz帯、125kHz帯が用いられる。復号化回路112及び符号化回路113は交信制御部114の制御によって送受信したデータの復号化及び符号化を行う。
また、無線タグ101は交信制御部114に制御されるメモリ116を有し、復号化したデータの格納を行う。格納されたデータは交信制御部114により取り出され、符号化して送信可能になっている。メモリ116はEEPROM等の不揮発性メモリで構成され、メモリ116に格納されたデータの内容を保持することができる。尚、コイルアンテナ110を介して受信した電力は電源部111に蓄えられ、符号化回路113、複合化回路112、交信制御部114、メモリ116に供給される。更に高い交信周波数として900MHz帯や2.45GHz帯を用いる場合は、図4(b)に示すようにダイポールアンテナ118とダイオード等を用いた変復調回路115を介して通信を行う。
図5はスタンプ1の正面断面図を示している。スタンプ1はスカート部2及び把持部5から成る筐体9に印面部4が収容されている。スカート部2は印影形成時にスタンプ1全体を支持する。印面部4はスカート部2内で上下方向に摺動可能に保持され、印影を形成する画像が印刷された印面3が下面に設けられている。印面部4の印面3の背後にはインク6が貯溜されている。
把持部5は印影形成時に使用者が把持し、印面部4を印字用紙100(図1参照)に押圧できるようになっている。把持部5の上部内壁にはスタンプ1を制御する制御部12(図6参照)を有した回路基板10が設けられて筐体9内に収容されている。回路基板10には筐体9の上方から視認可能に把持部5の上部にLED11が配設されている。
図6はスタンプ1の構成を示すブロック図である。回路基板10(図5参照)上には、上記LED11、制御部12の他、通信インターフェース13、通信部18及び電池19が設けられている。制御部12はスタンプ1の各部を制御してデータ通信やデータの書込みまたは読出し等を行う。
また制御部12はメモリ14、カウンタ部15、クロック部16及びカレンダー部17を有している。メモリ14(記憶部)は無線タグ101から読み出した情報や通信インターフェース13を介して取り込まれた情報を格納する。カウンタ部15は無線タグ101に情報を書き込んだ回数を計数する。クロック部16は時間を計時して時刻情報を発生する。カレンダー部17は日付情報を発生する。カウンタ部15、クロック部16及びカレンダー部17はユーザ入力された情報に付加して無線タグ101に書き込む情報を生成する付加情報生成部を構成している。
LED11は制御部12の制御により点灯、消灯、点滅してスタンプ1の動作状態を報知する。LED11等の照明の点灯以外にもブザー等の音声により動作状態を報知してもよい。通信インターフェース13は把持部5の上面に露出可能に配置され、パーソナルコンピュータ62や後述するスタンプ作成装置31(図7参照)等の外部機器との間でデータ通信を行うことができるようになっている。通信インターフェース13は無線によってデータ通信を行うものでもよい。
通信部18には印面部4の下部の周囲に配されたアンテナ21が接続され、制御部12の制御によって無線タグ101(図1参照)との通信を行う。アンテナ21はダイポールアンテナから成っている。電池19はスタンプ1の各部に電力を供給する。尚、把持部5の下面には、印面部4の印面3と印字用紙100(図1参照)との接触を検知する接触センサ20が設けられている。接触センサ20は押圧センサ等から成り、制御部12に接続されている。
図7はスタンプ1の印面部4に印面3を形成するスタンプ作成装置を示している。スタンプ作成装置31は装置本体32にケーブル63を接続する外部インターフェース81(図10参照)が設けられる。外部インターフェースに接続されたケーブル63を介してパーソナルコンピュータ62を装置本体32に接続できるようになっている。装置本体32にはフィルムマガジン装着口33、印刷部35、印面形成部36、排出口37が設けられる。
フィルムマガジン装着口33は原稿フィルム34を収納するフィルムマガジン61を装着する。印刷部35は原稿フィルム34の印刷を行う。印面形成部36はカバー39で覆われ、原稿フィルム34に印刷された画像に基づいてスタンプ1の印面3を形成する。排出口37は原稿フィルム34の排出を行う。また、装置本体32の上面にはデータの入力操作や表示操作を行う操作部40(入力手段)が設けられる。装置本体32の側面にはキセノン管49(図10参照)を有する発光ユニット38が着脱自在に設けられる。
図8は印面形成部36の内部を示している。カバー39を開くとスタンプ1を設置する設置部43が露出する。設置部43は下面に透明アクリル板から成るステージ42が設けられている。ステージ42の下方に発光ユニット38(図7参照)のキセノン管49(図10参照)が配置されている。
カバー39の内面には押圧板44が設けられている。スタンプ1はステージ42上に載置され、カバー39を閉じることによって押圧板44が把持部5を押圧する。これにより、印面部4がステージ42に押しつけられ、印面3(図5参照)が所定量圧縮される。
また、カバー39の裏面には接続端子41が配置され、カバー39を閉じることによって接続端子41が通信インターフェース13に接続される。これにより、スタンプ作成装置31とスタンプ1との間でデータ通信を行うことができるようになっている。通信インターフェース13を介してスタンプ作成装置31とスタンプ1との間で無線による通信を行ってもよい。この時、後述するスタンプインターフェース制御回路82(スタンプ用通信部)を設置部43の近傍に配置することによって通信エラーを防止することができる。
図9はスタンプ作成装置31の概略を示す側面断面図である。印刷部35には、元巻ロール45aに巻設されて巻取ロール45bにより巻き取られる熱転写リボン46が配されている。熱転写リボン46の上方にはサーマルヘッド44が配され、下方にはプラテン47が配される。サーマルヘッド44とプラテン47との間に搬送される原稿フィルムがサーマルヘッド44の押圧によって熱転写リボン46から熱転写され、所定の画像を形成できるようになっている。また、サーマルヘッド44の下流側には一対の供給ローラ48が設けられている。
図10はスタンプ作成装置31の構成を示すブロック図である。スタンプ形成装置31の全体動作はCPU80により制御される。CPU80には、外部インターフェース81、スタンプインターフェース制御回路82、サーマルヘッド制御回路83、ROM84と、RAM85、EEPROM86、ステップモータ制御回路87、キセノン管発光制御回路88、液晶ディスプレイ51、タイマ89、操作部40、フォトセンサ52、53が接続されている。
外部インターフェース81(入力手段)はパーソナルコンピュータ62とデータをやり取りする。スタンプインターフェース制御回路82(スタンプ用通信部)はスタンプ1とデータをやり取りする。サーマルヘッド制御回路83はサーマルヘッド44を駆動制御する。ROM84は各種の制御処理プログラムが記憶され、制御処理プログラムに従ってCPU80が各種の動作を行う。
RAM85にはCPU80により演算された演算結果等が一時的に記憶される。EEPROM86には各種の設定情報等をユーザによる書き換え可能に記憶している。ステップモータ制御回路87は原稿フィルム34を搬送するためのステップモータ50の駆動動作を制御する。キセノン管発光制御回路88はキセノン管49の発光を制御する。
液晶ディスプレイ51は操作部40の近傍に設けられ、スタンプ作成装置31の動作状態をユーザに知らせる。タイマ89はクロック信号発生装置(不図示)からのクロック信号を受信して、CPU80の命令に従って時間を計測する計時機能を有している。フォトセンサ52、53はスタンプ1の設置やカバー39の閉成を検知する。
上記構成のスタンプ作成装置31によるスタンプ1の印面形成及びスタンプ1とのデータ通信を行う動作を図11のフローチャートを参照して説明する。パーソナルコンピュータ62からスタンプ作成装置31を動作させる命令を受けると、ステップ#11において印面形成を行うか否かが判断される。印面形成しない場合はステップ#22に移行する。
印面形成する場合はステップ#12に移行し、パーソナルコンピュータ62から印面を形成するための画像データから成る印面データを受信する。ステップ#13ではキセノン管49の発光用コンデンサ(不図示)に充電が開始される。ステップ#14ではサーマルヘッド44及びステップモータ50が駆動される。
ステップモータ50により、巻取ロール45b、プラテン47、供給ローラ48が回転駆動され、原稿フィルム34がサーマルヘッド44とプラテン47との間に送られる。原稿フィルム34はサーマルヘッド44とプラテン47に挟まれて熱転写リボン46に押圧される。そして、サーマルヘッド44で熱転写リボン46を溶融して、受信した印面データに従って原稿フィルムの上面にポジ原稿が印刷される。
ステップ#15では印刷された原稿フィルムが所定の製版位置に到達するようにステップモータ50が駆動される。ステップ#16では原稿フィルムが正常に製版位置に到達したか否かが判断される。原稿フィルムが正常に製版位置に到達しなかった場合はスタンプ作成装置31の動作を終了する。
原稿フィルムが正常に製版位置に到達した場合はステップ#17でタイマ89により時間計時が開始される。ステップ#18ではタイマ89の計時が所定時間経過したか否かが判断される。タイマ89の計時が所定時間経過していない場合はステップ#19でスタンプ1が設置部43に設置されたか否かがフォトセンサ52により判断される。スタンプ1が設置部43に設置されていない場合はステップ#18に戻る。
スタンプ1が設置部43に設置された場合はステップ#20で発光用コンデンサの充電が完了したか否かが判断される。発光用コンデンサの充電が完了していない場合はステップ#18に戻る。そして、タイマ89の計時が所定時間経過するまでの間にスタンプ1が設置部43に設置され、発光用コンデンサの充電が完了するとステップ#21に移行する。これらが所定時間内に行われない場合はステップ#18の判断によりスタンプ作成装置31の動作を終了する。
ステップ#21ではキセノン管発光回路88に発光命令が出されてキセノン管49の発光が行われる。これにより、スタンプ1の印面部4の印面3が製版され、所望の印面が形成される。
次に、ステップ#22では図12に示す無線タグデータ通信処理が呼び出される。無線タグデータ通信処理は、無線タグ101に書き込むデータをスタンプ1に記憶させる動作と、無線タグ101から読み出してスタンプ1のメモリに格納されたデータを取り出す動作とを行うことができる。
無線タグデータ通信処理のステップ#31では設置部43にスタンプ1が設置されているか否かが判別される。スタンプ1が設置されていない場合は無線タグデータ通信処理を終了する。ステップ#32ではスタンプ1のメモリ14に対して書き込みを行うか読み出しを行うが判断される。
メモリ14に対して書き込みを行う場合はステップ#33に移行し、無線タグ101に対して書き込む書込用データをパーソナルコンピュータ62から受信する。書込用データは押印者の所属、氏名、権限等のデータから成る。ステップ#34ではスタンプ1のセットアップデータをパーソナルコンピュータ62から受信する。
セットアップデータはカウンタ部15により計数される書込回数のリセット、書込回数の開始値の指定、クロック部16及びカレンダー部17の時刻情報や日付情報のセット等のデータから成る。書込回数情報、時刻情報、日付情報等の付加情報は書込用データを無線タグ101に書き込む際に付加して書き込まれる。
また、印字用紙100の複写時に無線タグ101に記憶されたデータの複写を許可することを指示するデータ、書込用データからデータを選択して書き込みを許可することを指示するデータ、書込用データを無線タグ101に書き込む際に付加情報を付加するか否かを指示するデータ(付加情報指示情報)もセットアップデータに含まれる。
ステップ#35では書込用データがスタンプ1のメモリ14に転送される。ステップ#36ではセットアップデータがスタンプ1のメモリ14に転送され、終了する。
メモリ14に対して読み出しを行う場合はステップ#32の判断によりステップ#38に移行する。ステップ#38ではスタンプ1のメモリ14からデータを読み出す。ステップ#39では読み出したデータがパーソナルコンピュータ62に送信され、終了する。
尚、既に印面3に印面が形成されたスタンプ1を設置部43に設置して、無線タグデータ通信処理を行うことによってメモリ14に対するデータの書き込みや読み出しを行うことができる。また、無線タグデータ通信処理のプログラムをパーソナルコンピュータ62にインストールすることにより、スタンプ1の通信インターフェース13とパーソナルコンピュータ62とを接続してメモリ14に対するデータの書き込みや読み出しを行うことができる。また、スタンプ作成装置31は操作部40(入力手段)の操作によって液晶ディスプレイ51にデータ表示して、パーソナルコンピュータ62と接続しなくても図11、図12に示す動作を実行できるようになっている。
次に、スタンプ1の動作を図13のフローチャートを参照して説明する。スタンプ1の制御部12は接触センサ20やカウンタ部16、カレンダー部17のみが動作可能なようにスリープ状態になっている。ステップ#51で接触センサ20により印面部4の接触を検知するとステップ#52で制御部12はスタンプ1全体を動作可能なウェイク状態になる。
ステップ#53では通信インターフェース13の接続状況によってスタンプ作成装置31やパーソナルコンピュータ62等の外部機器とデータのやり取りを行うか否かが判断される。外部機器とデータ通信を行う場合はステップ#71に移行する。ステップ#71では前述の図12の無線タグデータ通信処理に基づいて、外部機器からデータを受信してメモリ14にデータが書き込まれる。また、メモリ14からデータを読み出して外部機器に送信される。
尚、通信インターフェース13を接続した際に制御部12をウェイク状態にしてもよい。また、外部機器とのデータ通信を終了して接触センサ20が非接触を検知した際に制御部12はスリープ状態に移行するようになっている。
外部機器とデータ通信を行わない場合は、印字用紙100に印影が形成され、印字用紙100に取り付けられた無線タグ101と通信を行う。ステップ#54では無線タグ101を1個だけ検出したか否かが判断される。無線タグ101を複数検出すると、書き込み相手の無線タグ101の動作が不安定になるためステップ#77に移行し、LED11を点滅する。その後、ステップ#64で所定時間経過を待機してステップ#65でLED11を消灯し、ステップ#66でスリープ状態に戻る。尚、無線タグ101を検出しない場合は所定時間経過後スリープ状態に戻るようになっている。
無線タグ101の検出が1個の場合はステップ#55に移行する。ステップ#55ではメモリ14に記憶されたデータが読み出される。これにより、書込用データ及びセットアップデータが取り出される。
ステップ#56ではセットアップデータに基づいて無線タグ101にデータを書き込むか否かが判断される。データの書き込みのみ、読み出しのみ、書き込み及び読み出しを切り替える切替スイッチ27をスタンプ1に設け、切替スイッチ27の状態によりステップ#56の判断を行ってもよい。
無線タグ101にデータを書き込まない場合はステップ#59に移行する。無線タグ101にデータを書き込む場合はステップ#57に移行してメモリ14から読み出したデータを通信部18及びアンテナ21を介して送信して無線タグ101に書き込む。これにより、セットアップデータに基づいて書込用データ及び付加情報が無線タグ101に書き込まれる。ステップ#58では無線タグ101に書き込まれたデータのベリファイを行い正常に書き込まれたか否かを判別する。
これにより、無線タグ101に押印者の承認情報、押印日時または押印回数等の情報を書き込むことができる。また、カタログ等に押印する場合には、販売店の電話番号、URL、メールアドレス、住所、担当者等の情報を書き込むことができる。
無線タグ101に正常に書き込まれなかった場合はステップ#76で書込回数を計数し、ステップ#57に戻って繰り返し書き込みが行われる。ステップ#76の判断により所定回数の書き込みを行っても正常に書き込まれなかった場合はステップ#77に移行する。ステップ#77ではLED11を点滅して書き込みが正常に行われなかったことを使用者に報知する。LED11に替えて液晶パネルや有機EL等から成るディスプレイにより報知してもよい。そして、ステップ#64に移行する。ステップ#64で所定時間の経過を待機してステップ#65でLED11を消灯し、ステップ#66でスリープ状態に戻る。
ステップ#58で無線タグ101にデータが正常に書き込まれた場合はステップ#59に移行してセットアップデータに基づいて無線タグ101のデータの読み出しを行うか否かが判断される。無線タグ101のデータの読み出しを行わない場合はステップ#62に移行する。無線タグ101のデータの読み出しを行う場合はステップ#60で無線タグ101に記憶されたデータを受信する。これにより、どの書類にスタンプ1を押したかをスタンプ1側で管理することができる。
ステップ#61では受信したデータをメモリ14に書き込む。ステップ#62では正常にデータ通信が終了したことを示すLED11を点灯する。これにより、正常に書き込みや読み出しが行われたことを使用者に報知する。尚、無線タグ101への書き込み時と同様に、無線タグ101のデータの読出しが正常に行えなかった場合にはLED11を点滅させるようにしてもよい。
ステップ#63ではカウンタ部15の計数のインクリメント等を行って付加情報が更新される。ステップ#64では所定時間が経過するまで待機する。これにより、印面部4と印字用紙100との離隔を待機する。そして、ステップ#65でLED11が消灯してステップ#66で制御部12がスリープ状態になり、ステップ#51に戻る。
本実施形態によると、スタンプ1は印字用紙100に印影102を形成すると無線タグ101と通信を行って情報の書き込みや読み出しを行う。従って、入力手段としての操作部40や外部インターフェース81を介して入力された情報をスタンプインターフェース制御回路82(スタンプ通信部)によってスタンプ1の記憶部14に送信することによって容易に無線タグ101に情報を書き込むことができる。このため、印影102と無線タグ101に書き込まれた情報とを対応付けてパーソナルコンピュータ62やスタンプ作成装置31により作成や管理を行うことができる。また、スタンプ1を設置部36に設置することによって容易に無線タグ101に記憶された情報を読み出すことができる。
は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の使用状態を説明する図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の使用状態を説明する図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の使用状態を説明する図である。 は、無線タグの構成を示すブロック図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置を示す正面断面図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の構成を示すブロック図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の印面を形成するスタンプ作成装置を示す斜視図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の印面を形成するスタンプ作成装置の印面形成部を示す斜視図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の印面を形成するスタンプ作成装置を側面断面図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の印面を形成するスタンプ作成装置の構成を示すブロック図である。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の印面を形成するスタンプ作成装置の動作を示すフローチャートである。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の印面を形成するスタンプ作成装置の無線タグデータ通信処理の動作を示すフローチャートである。 は、本発明の第1実施形態の無線タグ通信装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 スタンプ
2 スカート部
3 印面
4 印面部
5 把持部
9 筐体
10 回路基板
11 LED
12 制御部
13 通信インターフェース
14 メモリ
15 カウンタ部
16 クロック部
17 カレンダー部
18 通信部
20 接触センサ
21 アンテナ
31 スタンプ作成装置
35 印刷部
36 印面形成部
38 発光ユニット
39 カバー
40 操作部
41 接続端子
42 ステージ
43 設置部
44 サーマルヘッド
46 熱転写リボン
61 フィルムマガジン
62 パーソナルコンピュータ
81 PCインターフェース制御回路
82 スタンプインターフェース制御回路(スタンプ通信部)
100 印字用紙
101 無線タグ
102 印影

Claims (7)

  1. 印影を形成する印面部と、無線タグと通信する通信部と、無線タグに書き込む情報を記憶する記憶部とを有したスタンプを作成するスタンプ作成装置であって、前記記憶部に記憶される書込用データ及び前記印面部を形成する印面データを入力するための入力手段と、前記印面データに基づいて前記印面部に印面を形成する印面形成部と、前記スタンプと通信を行うスタンプ用通信部とを備えたことを特徴とするスタンプ作成装置。
  2. 前記書き込み情報に付加して前記記憶部から前記無線タグに書き込まれる付加情報を付加するか否かを指示する付加情報指示情報を入力可能にしたことを特徴とする請求項1に記載のスタンプ作成装置。
  3. 前記付加情報は日付情報、時刻情報または書き込み回数情報から成ることを特徴とする請求項2に記載のスタンプ作成装置。
  4. 前記スタンプ用通信部を介して前記記憶部に記憶された情報を読み出し可能にしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスタンプ作成装置。
  5. 前記入力手段が、前記記憶部に記憶される書込用データ及び前記印面部を形成する印面データの少なくとも一方を外部から入力するための外部インターフェースで構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスタンプ作成装置。
  6. 前記印面部に形成される印面に関連した前記書込用データを前記外部インターフェースを介して前記記憶部に送信することを特徴とする請求項5に記載のスタンプ作成装置。
  7. 前記スタンプ用通信部は、前記印面部に印面を形成する際にスタンプが設置される設置部の近傍に配設されるとともに、前記スタンプに配設された通信インターフェースを介して前記スタンプと通信を行うことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のスタンプ作成装置。

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