JP2006076691A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙カセット内の用紙枚数を1枚単位で検知し、印刷途中での用紙切れを防止する。
【解決手段】 用紙カセット内に設けられた、RFIDを検知するRFIDリーダ部107が用紙カセット202内のRFIDタグ204付きの印刷用紙203を検知することにより用紙カセット内の用紙枚数を把握し、印刷実行時に用紙枚数が不足するか否かを判断する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所定の用紙に印刷を行う印刷装置に関するものである。
印刷装置においてはユーザの指定した用紙サイズに対応する用紙カセット(A3用紙カセット、A4用紙カセット等)から用紙を給紙して、印刷を実行している。その際、用紙カセット内の用紙の有無を機械的手段を用いて検知している(例えば特許文献1)。
特開平11−217137号公報
しかしながら前記従来例においては用紙カセット内の用紙の有無は検知できるが、用紙カセット内の残存用紙枚数を1枚単位で検知することはできないため、ユーザによる印刷の際にユーザの総印刷枚数が用紙カセット内の残存用紙枚数より多い場合、印刷の途中で用紙が足りなくなるという欠点があった。
本発明の目的は、前述のような印刷途中の用紙不足の発生を回避する印刷装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明における印刷装置は、用紙カセット内にあるRFIDタグ付き印刷用紙のRFIDタグをリードする手段を備えたことを特徴とする。さらにリードした情報から用紙カセット内の用紙の枚数を検知する手段を備えたことを特徴とする。さらにユーザによる印刷時に用紙カセット内の用紙の枚数が不足するか否かを判断する手段及び不足する場合にはユーザに対して用紙が不足することを通知する手段を備えたことを特徴とする。
以上説明してきたように、本発明によれば、用紙カセット内の用紙上のRFIDタグをリードすることにより、用紙カセット内の残存用紙枚数を検知し、用紙が不足する場合はユーザに用紙が不足することを通知し、その結果印刷途中の用紙不足の発生を回避することが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す印刷装置におけるビデオコントローラ(以下コントローラとする)の構成を表すブロック図である。
同図において、101はCPUで、102のROMに記憶された制御プログラムを読み込み、前記プログラムに基づいて本印刷装置の各部を制御する。102はROMで、前述の制御プログラムやフォントデータが格納されている。103はRAMで、前記CPU101のワークメモリ領域や、印刷する画像データを展開する領域などに使用される。104はホストI/Fで、ホストコンピュータ(図示はしない)からの印刷データを受信する。105は操作パネル制御部で、操作パネル(例えばLCD、LED、スイッチなどから構成される)の入出力を制御する。106はビデオI/Fで、印刷する画像信号を生成しプリンタエンジン(図示はしない)に出力する。プリンタエンジンは前記画像信号に基づき所定の用紙に印刷を行う。107はRFIDリーダ部で、詳細については後述する。
図2は前記RFIDリーダ部107の動作を説明するための図である。
同図において、201は本発明の施された印刷装置である。202は用紙カセットで印刷装置201に着脱可能なカセットであり、用紙カセット202には後述するRFIDタグ付き用紙が格納される。印刷装置201内に前記RFIDリーダ部107は存在する。説明を簡略化するため図2においてはその他の部分は図示しない。203はRFIDタグ付き用紙で、後述する204のRFIDタグが貼付されている。204はRFIDタグで、詳細については後述する。本実施例における印刷装置201はRFIDタグ付き用紙203のみを使用するものとし、用紙カセット202に入っている、あるいは入れられる用紙は全てRFIDタグ付き用紙203であるものとする。
図3は前記RFIDタグ204の構成を表すブロック図である。
同図において、RFIDタグ204の詳細な説明を行う。RFIDタグ204は、301の不揮発性メモリ、302の電波を送受信するためのアンテナ部と、303の共振コンデンサ部、304の電源の整流・平滑を行うための電力形成部と、305の電波の変調、復調を行うための復変調部、306の制御部とから構成される。
302のアンテナ部は、303の共振コンデンサと組み合わされ、共振回路を構成できるようになっている。外部から電力を供給するための電波信号が送られることにより、これを共振回路で受けとって、前記304に示される電力形成部へ供給し、304の電力生成部は204のRFIDタグを動作させるための電力を供給することが可能となる。前記電力は、301の不揮発性メモリや、305の復変調回路へ供給される。306の制御部は、204のRFIDタグの制御を行うためのものである。
外部から、電力を供給するための電波とあわせて、RFIDタグ204から読み出す、または書き込むためのデータも同時に送受信され、204のRFIDタグへ送られてきた信号は、305の復変調回路によって、復調され306の制御部を介して、301の不揮発性メモリへ記憶される。また、306の制御部によって、301の不揮発性メモリから読み出されたデータは、305の復変調回路によって変調され、302のアンテナ部から電波信号として送信可能である。
図4は図1におけるRFIDリーダ部107の構成を表すブロック図である。
同図において、RFIDリーダ部107は、RFIDタグ204に対して電波を送信するための送信アンテナ部401と、送信アンテナから送信する電波の変調を行うための変調回路402と、RFIDタグ204から送られてくる電波を受信するための受信アンテナ部403、403の受信アンテナ部より受信した信号を復調するための復調回路404、また401の送信アンテナ部と、402の変調回路、403の受信アンテナ部、404の復調回路を制御するための制御部405と、上位機器との通信を行うI/F部406と、送信アンテナ部401に接続され、RFIDタグ204への電力供給を行う電源407から構成される。
前記制御部405は、外部からの指示により402の変調回路を用いて電力を供給するための電波(以下チャージ波とする)及び、送信するデータを変調して、401の送信アンテナ部より外部へ電波を送信する。また、外部より受信した電波信号を、403の受信アンテナ部で受信して、404の復調回路によって復調した後、データ信号として扱えるように変換することが可能である。送信アンテナ部401及び受信アンテナ部403は、図2の用紙カセット202内のRFIDタグ付き用紙203上に貼付されているRFIDタグ204と交信可能な距離を有する印刷装置201内の部位に設けられている。
図5はRFIDタグ204内の不揮発性メモリに格納されているデータのフォーマットの一例を表す図である。
同図において、501はヘッダである。502は製造元コードで、RFIDタグ付き用紙203の製造元を特定可能なコードが格納されている。503は製品コードで、どんな製品(用紙)であるのかを特定可能なコードが格納されている。製造元コード502によってそのRFIDタグ付き用紙203を製造したメーカが特定可能であり、製品コード503によってそのRFIDタグ付き用紙203の紙種(サイズ、材質など)が特定可能である。504はシリアル番号で、製品のシリアル番号が格納されている。
図6は印刷装置201の第1のケースにおける動作の流れを示すフローチャート、図7は印刷装置201の第2のケースにおける動作の流れを示すフローチャート、図8は印刷装置201の第3のケースにおける動作の流れを示すフローチャートである。図6の601〜610は印刷装置201の第1のケースにおける動作の過程を表し、図7の701〜709は印刷装置201の第2のケースにおける動作の過程を表し、図8の801〜808は印刷装置201の第3のケースにおける動作の過程を表す。
図1〜8を用いて本発明の第1の実施例を説明する。
まず図6のフローチャートを用いて印刷装置201の用紙カセット202がユーザによって着脱された場合(この場合を前記第1のケースとする)の印刷装置201の動作について説明する。
なんらかの理由によりユーザが印刷装置201の用紙カセット202を取り出し(図6の601)、その後用紙カセット202が再度印刷装置201に装着されると(図6の602)、RFIDリーダ部107は、用紙カセット202内に格納されているRFIDタグ付き用紙203上のRFIDタグ204に対してチャージ波を送信する(図6の603)。具体的には図1におけるCPU101の制御によりRFIDリーダ部107にチャージ波送信を指示するデータが送られ、前記データは図4におけるI/F部406を経由し制御部405に送られる。制御部405は前記データを受信すると、変調回路402、電源407によってチャージ波を送信アンテナ部401から送信する。RFIDリーダ部107はチャージ波送信後、RFIDタグ204からの信号受信状態に切り替わり、RFIDタグ付き用紙203上のRFIDタグ204からのデータの応答があるか否かを検知する(図6の604)。
まず用紙カセット202内にRFIDタグ付き用紙203がある場合の動作について説明する。
図6の603においてRFIDリーダ部107の送信アンテナ部401からチャージ波が送信されると、用紙カセット202内のRFIDタグ付き用紙203上のRFIDタグ204はアンテナ部302と共振コンデンサ303から構成される共振回路によって前記RFIDリーダ部107からのチャージ波を受信し、電力形成部304はRFIDタグ204を動作させるための電力を供給することが可能となる。十分な電力を得たRFIDタグ204は、制御部306によって不揮発性メモリ301からデータを読み出し、前記データを復変調回路305によって変調し、アンテナ部302から電波信号として送信する。前述のように不揮発性メモリ301に格納されているデータは、ヘッダ501、製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504である。従ってRFIDタグ204から印刷装置201内のRFIDリーダ部107に対して、RFIDタグ付き用紙203の製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504が送信される。即ちRFIDリーダ部107においてRFIDタグ204からの応答が検知される(図6の604のY)。
前記電波信号に変換されたヘッダ501、製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504はRFIDリーダ部107において受信される。具体的には前記電波信号を受信アンテナ部403で受信して、復調回路404によって復調した後、データ信号として扱えるように変換する。前記復調されたデータはI/F部406を経由して図1のCPU101がリード可能となる。CPU101は前記データをリードし、リードした製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504をRAM103上に格納する。用紙カセット202内にRFIDタグ付き用紙203が複数枚あれば、複数の製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504がRFIDリーダ部107に対して送信される。そしてCPU101はRFIDリーダ部107において受信された複数の製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504をリードし、リードした全ての製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504をRAM103上に格納する(図6の605)。その後CPU101は前記製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504からID番号の数をカウントする(図6の606)。
ここでID番号について説明する。ID番号は用紙カセット202内の各RFIDタグ付き用紙203を特定可能な番号のことを指す。従って本実施例では製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504から構成される番号である。このID番号はメーカ(製造元コード)の異なる用紙や紙種(製品コード)の異なる用紙が用紙カセット202内に混在していたとしてもその各々の用紙を特定可能な番号である。図6の606においてカウントされたID番号の数は即ち用紙カセット202内のRFIDタグ付き用紙203の枚数である。前記カウントした数により、CPU101は用紙カセット202内の残存用紙枚数を検知する(図6の607)。その後印刷装置201は印刷ジョブを受け付け可能な印刷レディ状態になる(図6の608)。
次に用紙カセット202が空、即ち「用紙なし」の場合の動作について説明する。用紙カセット202内にRFIDタグ付き用紙203がない、すなわち用紙カセット202内にRFIDタグ204が一つもない場合は、図6の603においてRFIDリーダ部107が送信アンテナ部401からチャージ波が送信しても、なんの電波信号もRFIDリーダ部107に対して返信されない。即ちなんの応答もない状態となる(図6の604のN)。この場合CPU101は用紙カセット202が「用紙なし」であることを検知する(図6の609)。そして印刷装置201はユーザに対して「用紙なし」であることを通知する(図6の610)。具体的にはCPU101は操作パネル制御部105にLCD表示用のデータを送り、操作パネル制御部105はLCD上に「用紙がありません。用紙を補給して下さい。」というメッセージを表示する。あるいはホストI/F104を経由してホストコンピュータに対して「用紙なし」を示す情報を送り、プリンタドライバによって前記メッセージをホストコンピュータのモニタ上に表示するようにしてもよい。
次に図7のフローチャートを用いて印刷装置201がホストコンピュータからなんの印刷ジョブも受信しておらず、かつ画像データの生成やプリンタエンジンの印刷動作も行っていない場合(この場合を前記第2のケースとする)の印刷装置201の動作について説明する。
前述した印刷装置201がホストコンピュータからなんの印刷ジョブも受信しておらず、かつ画像データの生成やプリンタエンジンの印刷動作も行っていない場合を印刷アイドル状態と呼ぶことにする(図7の701)。CPU101は、この印刷アイドル状態であることを検知すると、第1のケースと同様にRFIDリーダ部107を制御し、送信アンテナ部401からチャージ波を送信する(図7の702)。図7の702以降は第1のケースと同様の動作を行い、用紙カセット202内にRFIDタグ付き用紙203がある場合は残存用紙枚数を検知し、用紙カセット202が空の場合はユーザに対して「用紙なし」であることを通知する。
以上図6、7を用いて説明してきたように印刷装置201はユーザによる用紙カセット202の着脱があった時や印刷アイドル状態時に用紙カセット202内の残存用紙枚数を検知することが可能となる。
また図を用いた説明は行わないが、印刷装置201は電源投入直後も図6、7におけるチャージ波発信以降の動作を実行し、電源投入直後も用紙カセット202内の残存用紙枚数を検知することが可能である。
次に図8のフローチャートを用いて印刷装置201がホストコンピュータから印刷ジョブを受信した場合(この場合を前記第3のケースとする)の動作について説明する。
前述の第1、第2のケースの動作が行われ、印刷装置201が印刷レディ状態(図8の801)においてホストコンピュータからホストI/F104を経由して印刷ジョブを受信すると(図8の802)、CPU101は受信した印刷ジョブを解析し、その印刷ジョブの総印刷枚数を検知する(図8の803)。その後、既に検知済である用紙カセット202内の残存用紙枚数と前記総印刷枚数の比較を行う(図8の804)。そして前記比較において「総印刷枚数>残存用紙枚数」の場合(図8の804のY)はその印刷ジョブの文書を全て印刷し終わる前に「用紙切れ」が発生することになる。その場合はプリンタエンジンを起動し実際に印刷を開始する動作を保留する(図8の805)。ただしプリンタエンジンを起動するのを保留するだけであって、印刷ジョブをもとにRAM103上に印刷する画像データを展開する動作は保留しない。
印刷開始の保留後、ユーザに対して「用紙不足」であることを通知する(図8の806)。具体的には前述第1のケースにおけるユーザに対する「用紙なし」の通知と同様、ホストI/F104を経由してホストコンピュータに対して「用紙不足」を示す情報を送り、プリンタドライバによって「用紙が不足しています。用紙を補給して下さい。」というメッセージをホストコンピュータのモニタ上に表示する。前記通知を受けてユーザは用紙カセット202を取り出し、用紙の補充を行う(図8の807)。
図8に図示はしないが、用紙カセット202の着脱が行われると印刷装置201は前述第1のケースの動作を実行する。従ってユーザによる用紙補充後の用紙カセット202内の残存用紙枚数が検知される。その後は再度804に戻り、「総印刷枚数>残存用紙枚数」か否かの判断を行う。用紙補充の結果、「総印刷枚数≦残存用紙枚数」と判断され(図8の804のN)、プリンタエンジンを起動し実際に印刷を開始する(図8の808)。用紙補充後であっても用紙が不足する場合、即ち804の比較において「総印刷枚数>残存用紙枚数」の場合は804〜807の動作が繰り返されることは言うまでもない。
以上図1〜8を用いて説明してきたように本発明の第1の実施例では、RFIDリーダ部107を設け、用紙カセット202内にあるRFIDタグ付き用紙203上のRFIDタグ204の製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504から構成されるID番号をリードし、前記ID番号の数をカウントすることにより、用紙カセット202内の残存用紙枚数を検知することが可能となる。更にユーザからの印刷ジョブ受信時に「総印刷枚数>残存用紙枚数」か否かを判断することにより、印刷ジョブの文書を全て印刷し終わる前に「用紙切れ」が発生することを検知し、ユーザに対して「用紙不足」であることを通知し、印刷途中の用紙不足を回避することが可能となる。
図9は本発明の第2の実施例の印刷装置外観及び用紙カセットの構成を表す図である。同図において901は本発明の施された印刷装置、902の点線で囲われた部分は前記印刷装置901の用紙カセットの部分である。図9からわかるように印刷装置901は2つの用紙カセットを有する。903は用紙カセットの部分902を横から見た時の上段にあるA4用紙カセットの断面図である。同様に904は下段にあるA3用紙カセットの断面図である。905はA4用紙カセット903内にあるA4用紙で、第1の実施例同様A4用紙905にはRFIDタグが貼付されている。906はアンテナA、907は絶縁板A、908は金属板Aである。906〜908の詳細については後述する。909はA3用紙カセット904内にあるA3用紙で、A4用紙905同様RFIDタグが貼付されている。910はアンテナB、911は絶縁板B、912は金属板Bである。910〜912の詳細については後述する。
図10はA4用紙カセット903の外観を表す図である。同図中左はA4用紙カセット903を上面から見た図、右は底面から見た図である。説明の便宜上同図においてA4用紙905は入っていない。
同図において1001はA4用紙カセット903の筐体で、材質はプラスチックである。906は前述の図9におけるアンテナAである。908は前述の図9における金属板Aである。図10の外観によって示されるような構成にすることにより、図9におけるアンテナA906、絶縁板A907、金属板A908の物理的位置関係を構成している(プラスチック材質の筐体1001の底板部分が絶縁板Aとなる)。
図示はしないが、A3用紙カセット904についても同様な構成により、図9におけるアンテナB910、絶縁板B911、金属板B912の物理的位置関係を構成している。アンテナA906はA4用紙カセット903内のA4用紙905上のRFIDタグと交信を行い、アンテナB910はA3用紙カセット904内のA3用紙909上のRFIDタグと交信を行う。アンテナA906、絶縁板A907、金属板A908及びアンテナB910、絶縁板B911、金属板B912はこのような物理的位置関係を構成しているので、A4用紙カセット903底面の金属板A908の遮蔽効果により、アンテナA906及びA4用紙905上のRFIDタグからの電波は、A3用紙カセット904内のアンテナB910及びA3用紙909上のRFIDタグに達することはない。
同様にアンテナB910及びA3用紙909上のRFIDタグからの電波は、A4用紙カセット903内のアンテナA906及びA4用紙905上のRFIDタグに達することはない。
印刷装置901のコントローラの構成は図1によって示される第1の実施例におけるコントローラと同等である。従って第2の実施例においても図1を用いて説明を行う。
図11は第2の実施例におけるRFIDリーダ部107の構成を表すブロック図である。同図において906は前述の図9におけるアンテナA、910は前述の図9におけるアンテナBである。1101はアンテナ制御部で、詳細については後述する。
1102は復変調回路で、データの変調、復調を行う。1103は制御部で、RFIDリーダ部107の各部の制御を行う。1104はI/F部でRFIDリーダ部107はI/F部1104を経由して上位機器との通信を行う。1105の点線は、アンテナA906が、図9、10を用いて説明したように物理的にA4用紙カセット903内に設けられていることを示す。同様に1106の点線はアンテナB910が物理的にA3用紙カセット904内に設けられていることを示す。それに対して1107の点線は、アンテナ制御部1101、復変調回路1102、制御部1103、I/F部1104が印刷装置901の本体側に設けられていることを示す。
ここで前記アンテナ制御部1101について説明する。アンテナ制御部1101はアンテナA906、アンテナB910のいずれか一方のアンテナを選択して復変調回路1102に電気的に接続する。本実施例では図1のCPU101がRFIDリーダ部107に対して、アンテナA906、アンテナB910のどちらを復変調回路1102に接続するかを指示するデータが送られてアンテナの選択が行われるものとする。
図1、図5、図9〜11を用いて本発明の第2の実施例を説明する。
第1の実施例の説明同様、まず印刷装置901のA4用紙カセット903もしくはA3用紙カセット904がユーザによって着脱された場合の印刷装置901の動作について説明する。
ユーザが印刷装置901のA4用紙カセット903を取り出し、その後A4用紙カセット903が再度印刷装置901に装着されると、CPU101はRFIDリーダ部107に対してアンテナA906を復変調回路1102に接続するよう指示するデータを送る。その後CPU101はRFIDリーダ部107にチャージ波送信を指示するデータを送る。制御部1103は前記データを受信すると、チャージ波を送信する。前述したようにアンテナ制御部1101においてアンテナA906が選択されているので、チャージ波はアンテナA906から送信される。RFIDリーダ部107はチャージ波送信後、RFIDタグからの信号受信状態に切り替わり、データの応答があるか否かを検知する。
A4用紙カセット903内のA4用紙905上のRFIDタグはチャージ波を受信すると、電力を形成し、動作するための電力を得る。RFIDタグは、アンテナA906に対して、製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504を送信する。RFIDリーダ部107はアンテナA906によって前記RFIDタグからの送信データを検知し、復変調回路1102によって復調する。そして第1の実施例の場合と同様、CPU101はRFIDリーダ部107からA4用紙カセット903内A4用紙905の全ての製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504をリードする。そして製造元コード502、製品コード503及びシリアル番号504から構成されるID番号の数をカウントし、A4用紙カセット903内の残存用紙枚数を検知する。前述したように金属板A908によって、A4用紙カセット903とA3用紙カセット904間は電波的に遮蔽されているので、アンテナA906とA3用紙カセット904内A3用紙909上のRFIDタグが交信することはない。
ユーザが印刷装置901のA3用紙カセット904を着脱した場合は、CPU101はRFIDリーダ部107に対してアンテナB910を復変調回路1102に接続するよう指示するデータを送る。制御部1101においてアンテナB910が選択されているので、チャージ波はアンテナB910から送信される。以下前述と同様の動作がA3用紙カセット904内のA3用紙909上のRFIDタグに対して行われ、A3用紙カセット904内の残存用紙枚数を検知する。
印刷装置901の電源投入直後には、前述のようなA4用紙カセット903内の残存用紙枚数の検知とA3用紙カセット904内の残存用紙枚数の検知を両方行う。
また第1の実施例における印刷アイドル時にもA4用紙カセット903内の残存用紙枚数の検知とA3用紙カセット904内の残存用紙枚数の検知を両方行う。
以上説明してきたように、第2の実施例では印刷装置901はユーザによるA4用紙カセット903、A3用紙カセット904の着脱があった時や印刷アイドル状態時にA4用紙カセット903、A3用紙カセット904各々の残存用紙枚数を検知することが可能となる。従ってユーザによる印刷ジョブ実行時には印刷装置901はA4用紙カセット903、A3用紙カセット904各々の残存用紙枚数を検知しているので、当該印刷ジョブのA4用紙、A3用紙各々の総印刷枚数とA4用紙カセット903、A3用紙カセット904各々の残存用紙枚数を比較することが可能となる。第1の実施例同様、前記比較の結果、印刷ジョブの文書を全て印刷し終わる前に「用紙切れ」が発生することを検知し、ユーザに対して「用紙不足」であることを通知し、印刷途中の用紙不足を回避することが可能となる。
本発明の第1実施例を示す印刷装置におけるビデオコントローラの構成を表すブロック図 RFIDリーダ部107の動作を説明するための図 RFIDタグ204の構成を表すブロック図 RFIDリーダ部107の構成を表すブロック図 RFIDタグ204内の不揮発性メモリに格納されているデータのフォーマットの一例を表す図 印刷装置201の第1のケースにおける動作の流れを示すフローチャート 印刷装置201の第2のケースにおける動作の流れを示すフローチャート 印刷装置201の第3のケースにおける動作の流れを示すフローチャート 本発明の第2の実施例の印刷装置外観及び用紙カセットの構成を表す図 A4用紙カセット903の外観を表す図 第2の実施例におけるRFIDリーダ部107の構成を表すブロック図
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 ホストI/F
105 操作パネル制御部
106 ビデオI/F
107 RFIDリーダ部
201 印刷装置
202 用紙カセット
203 RFIDタグ付き用紙
204 RFIDタグ
301 不揮発性メモリ
302 アンテナ部
303 共振コンデンサ部
304 電力形成部
305 復変調回路
306 制御部
401 送信アンテナ部
402 変調回路
403 受信アンテナ部
404 復調回路
405 制御部
406 I/F部
407 電源
501 ヘッダ
502 製造元コード
503 製品コード
504 シリアル番号
601〜610 図6のフローチャートの動作の過程
701〜709 図7のフローチャートの動作の過程
801〜808 図8のフローチャートの動作の過程
901 印刷装置
902 用紙カセットの部分
903 A4用紙カセット
904 A3用紙カセット
905 A4用紙
906 アンテナA
907 絶縁板A
908 金属板A
909 A3用紙
910 アンテナB
911 絶縁板B
912 金属板B
1001 筐体
1101 アンテナ制御部
1102 復変調回路
1103 制御部
1104 I/F部
1105 A4用紙カセット903内に設けられていることを示す点線
1106 A3用紙カセット904内に設けられていることを示す点線
1107 印刷装置本体を示す点線

Claims (1)

  1. 用紙カセット内にあるRFIDタグ付き印刷用紙のRFIDタグをリードする手段及び工程を有し、リードした情報から用紙カセット内の用紙の枚数を検知する手段及び工程を有すると共に、ユーザによる印刷時に用紙カセット内の用紙の枚数が不足するか否かを判断し、不足する場合にはユーザに対して用紙が不足することを通知する手段及び工程を有することを特徴とする印刷装置。
JP2004260808A 2004-09-08 2004-09-08 印刷装置 Withdrawn JP2006076691A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101150639B (zh) * 2006-09-19 2010-06-02 兄弟工业株式会社 成像设备
JP2010143714A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Oki Data Corp 画像形成装置

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