JP2014000680A - テープカートリッジ、テープ印刷装置、およびテープ印刷装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】自身の属性情報を、セットした状態で読み取り可能なテープカートリッジおよびこれに印刷を行うテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】テープカートリッジ2は、インクリボンRと、テープTと、を有し、インクリボンRに、属性情報をコード化したコード画像が記録され、且つコード画像は、所定のセンサー(ラインセンサー19)により、インクリボンRの延在方向の任意の位置において読み取り可能に構成される。また、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ2に備わるテープTに印刷を行うテープ印刷装置であって、インクリボンRに記録されたコード画像を読み取る所定のセンサー(ラインセンサー19)と、所定のセンサーによって読み取られたコード画像をデコードしてテープTの属性情報を解析する属性情報解析部(制御部30)と、属性情報解析部によって解析された属性情報に基づいて印刷の制御を行う印刷制御部(制御部30)と、を備える。
【選択図】図5
【解決手段】テープカートリッジ2は、インクリボンRと、テープTと、を有し、インクリボンRに、属性情報をコード化したコード画像が記録され、且つコード画像は、所定のセンサー(ラインセンサー19)により、インクリボンRの延在方向の任意の位置において読み取り可能に構成される。また、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ2に備わるテープTに印刷を行うテープ印刷装置であって、インクリボンRに記録されたコード画像を読み取る所定のセンサー(ラインセンサー19)と、所定のセンサーによって読み取られたコード画像をデコードしてテープTの属性情報を解析する属性情報解析部(制御部30)と、属性情報解析部によって解析された属性情報に基づいて印刷の制御を行う印刷制御部(制御部30)と、を備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、テープカートリッジ、テープ印刷装置、およびテープ印刷装置の制御方法に関する。
従来、文字列等を含んだ文書データに基づく画像を、テープ(ラベル)状印刷媒体に印刷するテープ印刷装置が知られている。また、テープ状印刷媒体として、非印字面(非印刷面)に複数の磁気マークで構成された印字制御情報を設けたもの、およびこの印字媒体に感熱印刷を行うラベルプリンター(テープ印刷装置)が、知られている(特許文献1参照)。ここで、印字媒体は、帯状の台紙上にラベル片を連続的に貼着したものであり、台紙の裏面(非印字面)には、種々の幅からなる複数本の磁気マークと、これらの間隔からなる複数のスペース部と、により構成された印字制御情報が、ラベル片のピッチに従って形成されている。一方、ラベルプリンターは、印字媒体を供給する供給手段と、データ入力手段と、入力したデータに基づいて印字媒体に印字する印字手段と、印字媒体の印字制御情報を読み取る磁気検出用センサーと、磁気検出用センサーの読取り結果に基づいて印字手段を制御する制御手段と、を備えている。磁気検出用センサーは、印字媒体の印字制御情報を読み取り、これに基づいて、制御手段は、印字媒体の種類、印字速度、印字濃度等を判断し、印字手段の駆動を制御する。
このような、従来の印字媒体およびラベルプリンター(テープ印刷装置)では、種々の幅からなる複数本の磁気マークと、これらの間隔からなる複数のスペース部と、が印字媒体の送り方向に並んでいるため、磁気検出用センサーで印字制御情報(テープ状印刷媒体の属性情報)を読み取るときに、印字手段のプラテンローラーにより印字媒体を送る必要がある。すなわち、印字媒体をラベルプリンターにセットした状態では、電源を投入しても印字制御情報を読み取ることができず、印刷を開始(媒体送りを開始)してからでないと、印刷制御情報を読み取ることができず、適切な制御が行えないという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るテープカートリッジは、インクリボンと、テープ状印刷媒体と、を有するテープカートリッジであって、前記インクリボンに、属性情報をコード化したコード画像が記録され、且つ前記コード画像は、所定のセンサーにより、前記インクリボンの延在方向の任意の位置において読み取り可能に構成されていることを特徴とする。
このようなテープカートリッジによれば、インクリボンに属性情報をコード化したコード画像が記録されている。コード画像は、所定のセンサーにより、インクリボンの延在方向の任意の位置において読み取り可能に構成されている。これにより、テープ状印刷媒体を送ることなく、属性情報の読み取りが可能となる。
[適用例2]上記適用例に係るテープカートリッジにおいて、前記属性情報は、テープ種別情報を含むことを特徴とする。
このようなテープカートリッジによれば、インクリボンにコード画像として記録される属性情報は、テープ種別情報を含む。これにより、テープ状印刷媒体に印刷を行う際の条件決定に、テープ種別情報を用いることができる。
[適用例3]上記適用例に係るテープカートリッジにおいて、前記属性情報は、テープ残量情報を含むことを特徴とする。
このようなテープカートリッジによれば、インクリボンにコード画像として記録される属性情報は、テープ残量情報を含む。これにより、テープ状印刷媒体の残量を認識することが可能になる。
[適用例4]上記適用例に係るテープカートリッジにおいて、前記属性情報は、前記テープカートリッジが真正品か否かを識別する認証情報を含むことを特徴とする。
このようなテープカートリッジによれば、インクリボンにコード画像として記録される属性情報は、テープカートリッジが真正品か否かを識別する認証情報を含む。これにより、テープカートリッジが真正品か否かを認識することが可能になる。
[適用例5]本適用例に係るテープ印刷装置は、テープカートリッジに備わるテープ状印刷媒体に印刷を行うテープ印刷装置であって、前記テープカートリッジに備わるインクリボンに記録されたコード画像を読み取る所定のセンサーと、前記所定のセンサーによって読み取られた前記コード画像をデコードして前記テープ状印刷媒体の属性情報を解析する属性情報解析部と、前記属性情報解析部によって解析された前記属性情報に基づいて印刷の制御を行う印刷制御部と、を備えることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、所定のセンサーは、テープカートリッジのインクリボンのコード画像を読み取る。属性情報解析部は、コード情報からテープ状印刷媒体の属性情報を解析する。印刷制御部は、属性情報に基づいて印刷の制御を行う。これにより、テープカートリッジをセットした状態で、インクリボンから属性情報を読み取り、その属性情報に基づいて印刷を制御することが可能になる。
[適用例6]上記適用例に係るテープ印刷装置において、前記属性情報に応じた表示を行う表示部をさらに備えることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、表示部は属性情報に応じた表示を行う。これにより、ユーザーは、テープカートリッジの属性情報を視認することができる。
[適用例7]本適用例に係るテープ印刷装置の制御方法は、テープカートリッジに備わるテープ状印刷媒体に印刷を行うテープ印刷装置の制御方法であって、前記テープカートリッジに備わるインクリボンに記録されたコード画像を、所定のセンサーによって読み取る読み取りステップと、前記所定のセンサーによって読み取られた前記コード画像をデコードして前記テープ状印刷媒体の属性情報を解析する属性情報解析ステップと、前記属性情報解析ステップによって解析された前記属性情報に基づいて印刷の制御を行う印刷制御ステップと、を備えることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置の制御方法によれば、テープカートリッジをセットした状態で、インクリボンから属性情報を読み取り、その属性情報に基づいて印刷を制御することが可能になる。
以下、実施形態について説明する。
本実施形態では、テープ状印刷媒体(以降、単に「テープ」と呼ぶ。)およびインクリボンを有するテープカートリッジと、当該テープカートリッジを装着して印刷操作を行うことによって、テープに印刷することが可能なテープ印刷装置と、について説明する。
図1および図2は、本実施形態のテープ印刷装置を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、本体が筐体10に収容された構成を有しており、筐体10の上面手前側には、キーボード11が備えられている。キーボード11は、文字列の入力等、ユーザーによる各種入力操作を受け付ける入力部であり、仮名、漢字、アルファベット、数字、および記号等からなる文字列を入力可能な多数の文字キーと、テープ印刷装置1に対して各種動作を指示するための複数の制御キーとを有している。キーボード11が備える制御キーには、電源のオンとオフとを切り替えるための電源キー、入力した仮名を漢字に変換するための変換キー、入力した文字列等を確定させるための決定キー、カーソルの移動等に用いられるカーソルキー、印刷を実行させるための印刷キー等が含まれる。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、本体が筐体10に収容された構成を有しており、筐体10の上面手前側には、キーボード11が備えられている。キーボード11は、文字列の入力等、ユーザーによる各種入力操作を受け付ける入力部であり、仮名、漢字、アルファベット、数字、および記号等からなる文字列を入力可能な多数の文字キーと、テープ印刷装置1に対して各種動作を指示するための複数の制御キーとを有している。キーボード11が備える制御キーには、電源のオンとオフとを切り替えるための電源キー、入力した仮名を漢字に変換するための変換キー、入力した文字列等を確定させるための決定キー、カーソルの移動等に用いられるカーソルキー、印刷を実行させるための印刷キー等が含まれる。
筐体10の上面奥側には、液晶表示装置等からなる表示部12が備えられている。表示部12は、マトリクス状に配列された多数の画素で画像を形成するものであり、キーボード11から入力された文字の表示や、メニュー画面やメッセージ画面の表示等に用いられる。
筐体10の上面奥側には、表示部12に隣接して、テープカートリッジ2を装着するための凹部であるカートリッジ装着部13が形成されている。カートリッジ装着部13の開口部上には、開閉蓋14が開閉可能に備えられており、開閉蓋14を開放状態にすることによって、テープカートリッジ2を着脱することが可能となる。また、開閉蓋14には、透光性を有する確認窓14aが備えられており、カートリッジ装着部13にテープカートリッジ2が装着されているか否かを外部から視認可能になっている。カートリッジ装着部13の底面には、サーマルヘッド15や、搬送機構16(図3参照)を構成する回転軸16a,16bが設けられている。カートリッジ装着部13にテープカートリッジ2が装着されると、テープカートリッジ2に設けられた孔状のヘッド嵌合部21にサーマルヘッド15およびラインセンサー19が嵌合するとともに、プラテンローラー24および巻取りコア27に回転軸16a,16bがそれぞれ係合する。
テープカートリッジ2には、カートリッジケース20の内部に、ともに帯状のテープTとインクリボンRとが内蔵されている。テープTは、テープ印刷装置1の印刷媒体であり、PET(ポリエチレンテレフタレート)或いは紙材等からなる基材の裏面に接着剤層が形成され、それが剥離紙によって覆われた構成になっている。テープ印刷装置1は、テープTの幅や素材(基材の材質)、色等が異なる複数種類のテープカートリッジ2に対応可能であり、ユーザーは、用途や好みに応じたテープカートリッジ2を使用することができる。
インクリボンRは、熱転写型(熱溶融型)インクリボンである。本実施形態では、テープカートリッジ2に内蔵されたインクリボンRの幅および長さは、当該テープカートリッジ2に内蔵されたテープTと同等とする。そして、インクリボンRには、テープカートリッジ2を識別するための属性情報をコード化したコード画像が予め印刷記録されている。本実施形態における印刷記録では、インクリボンRのインク材を熱溶融させて、インク材を剥がすことにより、コード画像が記録されている。また、本実施形態では、属性情報として、テープ種別情報、テープ残量情報、および真正品認証情報(認証情報)が記録されている。なお、コード画像として記録される属性情報は、これらに限定されるものではなく、他の情報を記録することも可能である。
属性情報は、テープ印刷装置1のサーマルヘッド15の近傍に設けられたラインセンサー19によって、読み取ることができる。属性情報の読み取り処理についての詳細は後述する。
属性情報は、テープ印刷装置1のサーマルヘッド15の近傍に設けられたラインセンサー19によって、読み取ることができる。属性情報の読み取り処理についての詳細は後述する。
テープカートリッジ2をカートリッジ装着部13に装着すると、テープTの表面は、ヘッド嵌合部21において、インクリボンRを介してサーマルヘッド15と対向する。サーマルヘッド15には、テープTの長手方向(搬送方向)と直交する方向に1列に配列された多数の発熱素子(図示せず)が形成されており、各発熱素子を選択的に発熱させることにより、インクリボンRのインクがテープTの表面に転写(熱転写)される。つまり、テープTの表面には、発熱した発熱素子に対応する位置にドットが形成される。ここで、回転軸16a,16bを回転駆動すると、テープTとインクリボンRは搬送されて、テープTはカートリッジケース20の外部に排出され、インクリボンRはカートリッジケース20の内部で巻き取られる。そして、テープTとインクリボンRとを少しずつ搬送しながら上記の熱転写を繰り返すことにより、複数のドットで構成される画像がテープTの表面に印刷される。
筐体10の側面には、筐体10の外部とカートリッジ装着部13とを連通するスリット17が設けられており、カートリッジケース20から排出された印刷済みのテープTは、スリット17を通って筐体10の外部に向けて所定量だけ搬送される。筐体10の内部には、スリット17を横断するテープTを切断するためのカッターユニット18が配設されており、テープTの印刷済みの部位は、このカッターユニット18によって切り離され、テープ片(ラベル)としてスリット17の開口部(テープ排出口)から排出される。
図3は、テープ印刷装置1の回路構成を示すブロック図である。
図3に示すように、テープ印刷装置1は、上述したキーボード11、表示部12、サーマルヘッド15、回転軸16a,16b(図2参照)を含む搬送機構16、カッターユニット18、ラインセンサー19の他に、テープ印刷装置1の動作を統括制御する制御部30、表示部12に画像を表示させる表示駆動部41、サーマルヘッド15を発熱駆動するヘッド駆動部42、搬送機構16を駆動する搬送駆動部43、カッターユニット18を駆動するカッター駆動部44等を備えている。
図3に示すように、テープ印刷装置1は、上述したキーボード11、表示部12、サーマルヘッド15、回転軸16a,16b(図2参照)を含む搬送機構16、カッターユニット18、ラインセンサー19の他に、テープ印刷装置1の動作を統括制御する制御部30、表示部12に画像を表示させる表示駆動部41、サーマルヘッド15を発熱駆動するヘッド駆動部42、搬送機構16を駆動する搬送駆動部43、カッターユニット18を駆動するカッター駆動部44等を備えている。
制御部30は、コンピューターとして機能するものであり、互いにバス30aを介して接続されたCPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、ROM(Read Only Memory)33、CGROM(キャラクタージェネレーターROM)34、入力インターフェイス(I/F)35、出力インターフェイス(I/F)36等を有している。
CPU31は、ROM33に記憶されている制御プログラムに従って動作し、テープ印刷装置1全体の各種動作を制御する。
RAM32は、揮発性の記憶装置で構成された記憶部であり、CPU31の各種処理結果や、キーボード11から入力された文字コード列、表示部12に表示させる表示画像データ、サーマルヘッド15に印刷させる印刷画像データ等を一時的に記憶する。また、文字コード列によって構成される文書データ等も記憶する。なお、これらの文書データ等は、不揮発性の記憶装置であるフラッシュメモリー等に記憶してもよい。
ROM33およびCGROM34は、マスクROMやフラッシュメモリー等の不揮発性の記憶装置で構成された記憶部であり、ROM33には、上述した制御プログラムや各種データ等が記憶されている。
CGROM34には、テープ印刷装置1で印刷可能な文字のフォントデータが記憶されている。フォントデータは、サーマルヘッド15に印刷させる文字や、表示部12に表示させる文字を生成するためのビットマップ形式のデータである。ビットマップ形式のフォントデータは多数のドットで構成されており、各ドットはサーマルヘッド15の発熱素子や表示部12の画素に対応する。CGROM34には、複数のフォントのフォントデータが記憶されており、CPU31は、フォントの種別、文字サイズおよび文字コードを指定することによって、対応するフォントデータをCGROM34から取得し、このフォントデータを用いて表示画像データおよび印刷画像データを形成する。なお、フォントデータとしては、種々の文字サイズに対応させやすいアウトライン形式のフォントデータを用いるようにしてもよい。
入力インターフェイス35には、キーボード11およびラインセンサー19が接続されている。ユーザーによりキーボード11が操作されると、キーボード11は、この操作を受け付けて、操作されたキーに対応するキー情報を、入力インターフェイス35を介してCPU31に出力する。
ラインセンサー19は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を、テープTの長手方向(搬送方向)と直交する方向に1列に配列した撮像素子アレイで構成されている。ラインセンサー19は、装着されたテープカートリッジ2のインクリボンRを撮像することにより、属性情報(テープ種別情報、テープ残量情報、真正品認証情報)を読み取り、入力インターフェイス35を介してCPU31に出力する。ラインセンサー19が、所定のセンサーに相当する。
出力インターフェイス36には、表示駆動部41、ヘッド駆動部42、搬送駆動部43、およびカッター駆動部44が接続されており、これらは、CPU31の制御に基づいて、表示部12、サーマルヘッド15、搬送機構16、およびカッターユニット18をそれぞれ駆動する。
上記のように構成されたテープ印刷装置1において、ユーザーにより電源キーが操作されると、テープ印刷装置1は、動作を開始し、文字キーによる文字の入力や、制御キーによる各種指示が可能な状態となる。
ここで、ユーザーにより文字キーが操作されて文字が入力されると、キーボード11は、この入力を受け付けて制御部30にキー情報を出力する。制御部30は、キーボード11から入力されるキー情報に基づいて、入力された文字の文字コードを特定し、この文字コードをRAM32に記憶する。そして、この文字コードに対応するフォントデータをCGROM34から取得し、このフォントデータを用いて表示画像データを形成する。制御部30がこの表示画像データを表示駆動部41に供給すると、入力された文字が表示部12に表示される。そして、ユーザーが文字の入力を複数回繰り返せば、RAM32には、複数の文字コードを含んだ文字コード列(テキストデータ)が記憶され、表示部12には、複数の文字からなる文字列が表示される。
文字(文字列)が入力された後、ユーザーにより印刷キーが操作されると、テープ印刷装置1は、印刷処理を実行する。
ここで、テープカートリッジ2がテープ印刷装置1のカートリッジ装着部13に装着されている状態について説明する。
図4は、テープカートリッジ2がカートリッジ装着部13に装着されている状態を表す説明図である。
図4は、テープカートリッジ2がカートリッジ装着部13に装着されている状態を表す説明図である。
図4に示すように、テープカートリッジ2は、テープTの送出し口23を有するカートリッジケース20に、テープT、インクリボンRおよびプラテンローラー24を収容して、構成されている。テープTは、テープコア25に巻回され、送出し口23に向かって繰出し可能に構成されている。同様に、インクリボンRは、繰出しコア26に巻回され、ラインセンサー19およびサーマルヘッド15の位置を経由して巻取りコア27に巻き取られるようになっている。一方、カートリッジケース20におけるサーマルヘッド15に対応する位置には、ヘッド嵌合部21(図2参照)が形成されおり、プラテンローラー24は、このヘッド嵌合部21に遊挿されたサーマルヘッド15に接触するように配設されている。
テープカートリッジ2がカートリッジ装着部13に装着されると、サーマルヘッド15とプラテンローラー24との間にテープTおよびインクリボンRが挟持される。印刷時には、テープTとインクリボンRとを併走させながら熱転写による印刷が行われる。サーマルヘッド15は、複数の発熱素子をテープ幅方向に列設した発熱素子アレイを有し、この発熱素子アレイの長さは、印刷可能な最大幅のテープTの幅に対応している。即ち、本実施形態のサーマルヘッド15は、発熱素子アレイを構成する複数の発熱素子を、印刷データに基づいて選択的に発熱駆動し、テープTの送りと同期させて1ラインずつのドット印刷を行う。
カートリッジ装着部13には、送りモーター(図示せず)と、送りモーターにより駆動し、プラテンローラー24および巻取りコア27を回転させる搬送機構16と、が内蔵されている。図示では省略するが、搬送機構16はギヤ列を有して構成されており、2つの最終ギヤには、カートリッジ装着部13内に突出する回転軸16aおよび16bが設けられている。テープカートリッジ2をカートリッジ装着部13に装着すると、プラテンローラー24が回転軸16aに、また巻取りコア27が回転軸16bに装着され、テープTの送りとインクリボンRの送りとが可能となる。
そして、この状態から、送りモーターを駆動すると、テープTとインクリボンRとがサーマルヘッド15およびラインセンサー19の位置で重なって併走する。ここでサーマルヘッド15を駆動することにより、テープTへの印刷が行われる。サーマルヘッド15を通過したテープTは、テープカートリッジ2の送出し口23を経て、テープ排出口からテープ印刷装置1の外部に送り出される。一方、インクリボンRは、巻取りコア27に巻き取られる。
ラインセンサー19は、繰出しコア26とサーマルヘッド15との間において、インクリボンRを横断するように配設されている。より具体的には、ラインセンサー19は、インクリボンRの送り方向に直交する方向に延在して配設されている。そして、インクリボンRにコード画像として印刷記録された属性情報を読み取る。
図5は、サーマルヘッド15とラインセンサー19、およびインクリボンRを表す説明図である。
ラインセンサー19は、インクリボンRの幅に対応する長さを有しており、インクリボンRに対面し、リボン面に印刷記録されているテープTの属性情報のコード画像を撮像して、読み取る。従って、ラインセンサー19の撮像素子アレイにおける読み取りの解像度は、属性情報における解像度に対し、同等か或いは高いものを用いる。
インクリボンRには、テープTの属性情報として、テープTのテープ残量情報B1、テープ種別情報B2、および真正品認証情報B3が、コード画像として予め印刷記録されている。例えば、テープカートリッジ2を組み立てる工程において、テープTの属性情報を表すコード情報をインクリボンRに印刷記録させたり、予めインクリボンRを製造する工程において、テープTの属性情報を表すコード情報を印刷記録させたりすることができる。
そして、本実施形態のインクリボンRでは、サーマルヘッド15によってテープTへの印刷がなされる範囲外の領域に、これらの属性情報を表すコード画像が印刷記録されている。具体的には、インクリボンRの図示上側を変動情報記録領域CAとし、図示下側を固定情報記録領域FAとしている。変動情報記録領域CAには、テープ残量情報B1が印刷記録され、固定情報記録領域FAには、テープ種別情報B2および真正品認証情報B3が印刷記録されている。
図5に示すように、テープ残量情報B1は、インクリボンRの長さ方向に平行な複数行の線として印刷記録されている。テープ残量情報B1は、その線の太さと数、および位置に基づいたビット情報によって表される。テープ残量情報B1は、例えば10cm単位で記録する。つまり、テープ残量情報B1は、インクリボンRの長さ方向の任意の位置において読み取り可能な、バーコードのコード画像として印刷記録されている。従って、ラインセンサー19は、インクリボンRの長さ方向の任意の位置において、そのテープ残量(残り長さ)を10cm単位で読み取ることができるようになっている。なお、テープ残量情報B1は、10cm単位に限定されるものでなく、この数値は任意である。
テープ種別情報B2には、例えばテープ幅情報、テープ色情報、テープ材質情報等が記録されている。また、反転印刷用テープ(転写テープ)か否かを表す転写テープ情報を含んでもよい。なお、テープ種別情報B2に記録される情報は、これらに限定されるものではなく、他のテープ種別情報を記録してもよい。また、真正品認証情報B3には、テープカートリッジ2が真正品か否かを認証するための情報が記録されている。
テープ種別情報B2および真正品認証情報B3は、インクリボンRの長さ方向に平行な複数行の線として印刷記録されている。そして、これらの情報は、その線の太さと数、および位置に基づいたビット情報によって表される。即ち、テープ種別情報B2および真正品認証情報B3は、インクリボンRの長さ方向の任意の位置において読み取り可能な、バーコードのコード画像として印刷記録されている。したがって、ラインセンサー19は、インクリボンRの長さ方向の任意の位置において、そのテープ種別情報B2および真正品認証情報B3を読み取ることができる。
次に、テープ印刷装置1に電源が投入された際に行うテープの属性情報の読み取り処理について説明する。
図6は、テープ印刷装置1の電源投入時の属性情報読み取り処理のフローチャートである。
図6は、テープ印刷装置1の電源投入時の属性情報読み取り処理のフローチャートである。
キーボード11に備わる電源キーが押下され、テープ印刷装置1に電源が投入されると、制御部30は、ラインセンサー19によってインクリボンRにコード画像として記録されている属性情報を読み取ってデコードして解析する(ステップS101)。このときの制御部30が、属性情報解析部に相当する。そして、制御部30は、属性情報の真正品認証情報B3を参照して、テープカートリッジ2が真正品か否かを判断する(ステップS102)。
テープカートリッジ2が真正品であれば(ステップS102:YES)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、属性情報のテープ種別情報B2に基づくテープ種別、および、テープ残量情報B1に基づくテープ残量を表示させる(ステップS103)。そして、電源投入時の属性情報読み取り処理を終了する。
テープカートリッジ2が真正品でない場合(ステップS102:NO)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、テープカートリッジ2が真正品でない旨を表す警告画像を表示する(ステップS104)。そして、電源投入時の属性情報読み取り処理を終了する。
次に、テープ印刷装置1において、印刷を開始する際に行うテープの属性情報の読み取り処理について説明する。
図7は、テープ印刷装置1の印刷開始時の属性情報読み取り処理のフローチャートである。
図7は、テープ印刷装置1の印刷開始時の属性情報読み取り処理のフローチャートである。
キーボード11に備わる印刷キーが押下され、テープ印刷装置1が印刷を開始する際に、制御部30は、ラインセンサー19によってインクリボンRにコード画像として記録されている属性情報を読み取ってデコードして解析する(ステップS201)。制御部30は、属性情報の真正品認証情報B3を参照して、テープカートリッジ2が真正品か否かを判断する(ステップS202)。
テープカートリッジ2が真正品であれば(ステップS202:YES)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、属性情報のテープ種別情報B2に基づくテープ種別、および、テープ残量情報B1に基づくテープ残量を表示させる(ステップS203)。そして、制御部30は、印刷するテープTの長さが、テープ残量以下か否かを判断する(ステップS204)。
印刷するテープ長さがテープ残量以下の場合(ステップS204:YES)、制御部30は、印刷速度や印刷濃度等の印刷条件を決定する(ステップS205)。そして、制御部30は、搬送駆動部43およびヘッド駆動部42に指示を出して、印刷を開始する(ステップS206)。このときの制御部30が、印刷制御部に相当する。そして、印刷開始時の属性情報読み取り処理を終了する。
印刷するテープ長さがテープ残量以下でない場合(ステップS204:NO)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、テープ残量不足を表す警告画像を表示する(ステップS207)。そして、印刷開始時の属性情報読み取り処理を終了する。
テープカートリッジ2が真正品でない場合(ステップS202:NO)、制御部30は、表示駆動部41に指示を出して、テープカートリッジ2が真正品でない旨を表す警告画像を表示する(ステップS208)。そして、印刷開始時の属性情報読み取り処理を終了する。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)テープカートリッジ2のインクリボンRには、テープTの属性情報をコード化したコード画像が記録されている。コード画像は、ラインセンサー19により、インクリボンRの任意の位置において読み取り可能である。これにより、テープ印刷装置1は、テープTを送ることなく、属性情報の読み取りが可能となるため、不必要にテープTを使ってしまう事態を避けることができ、有益である。また、コード画像として記録するため、多くの情報が記録可能になる。
(1)テープカートリッジ2のインクリボンRには、テープTの属性情報をコード化したコード画像が記録されている。コード画像は、ラインセンサー19により、インクリボンRの任意の位置において読み取り可能である。これにより、テープ印刷装置1は、テープTを送ることなく、属性情報の読み取りが可能となるため、不必要にテープTを使ってしまう事態を避けることができ、有益である。また、コード画像として記録するため、多くの情報が記録可能になる。
(2)テープカートリッジ2のインクリボンRに記録されるコード画像は、テープTに熱転写印刷する領域外に記録されている。よって、コード画像部分がテープTへの印刷に影響を与えることがないため、有益である。
(3)テープ印刷装置1は、電源を投入した際や、テープカートリッジ2を交換した際に、属性情報を読み取ることが可能となる。そして、属性情報を表示部12に表示して、ユーザーに認識させることができるため、利便性が向上する。
(4)テープ印刷装置1は、印刷開始時に属性情報を読み取る。これにより、印刷可否の判断や表示をしたり、印刷条件を決定したりすることができるため、有益である。
(5)テープカートリッジ2のインクリボンRにコード画像として記録される属性情報には、テープ種別情報B2が含まれる。これにより、テープ印刷装置1がテープTに印刷を行う際に、印刷条件を決定することができる。また、従来、テープカートリッジ2の外形によって、テープ種別を判別する態様が知られているが、本実施形態では、テープカートリッジ2の外形を共通化することが可能になる。さらに、テープカートリッジ2の外形を共通化すれば、テープ印刷装置1に、テープカートリッジ2の外形検出用のスイッチ等を設ける必要がなくなり、製品コストや製造コストの低減を図ることができる。
(6)テープカートリッジ2のインクリボンRにコード画像として記録される属性情報には、可変情報であるテープ残量情報B1が含まれる。これにより、テープ印刷装置1は、テープTの残量を表示して、ユーザーにテープ残量を認識させることが可能になる。さらに、テープ印刷装置1は、印刷開始時に、印刷するテープ長さがテープ残量以下でない場合に、テープ残量不足の警告画像を表示して、ユーザーに認識させることができる。また、印刷するテープ長さがテープ残量以下でない場合には、印刷を開始しないことによって、印刷中にテープが足りなくなってしまう事態を避けることができるため、有益である。また、印刷中以外でも、テープ残量情報B1をリアルタイムで読み取り、テープ残量をリアルタイムで表示することも可能である。
また、テープカートリッジにメモリーIC等を搭載し、テープ残量(使用量)の情報を記録する態様も知られているが、本実施形態のようにインクリボンRにテープ残量情報B1を記憶することで、製品コストの低減を図ることができる。
また、テープカートリッジにメモリーIC等を搭載し、テープ残量(使用量)の情報を記録する態様も知られているが、本実施形態のようにインクリボンRにテープ残量情報B1を記憶することで、製品コストの低減を図ることができる。
(7)テープカートリッジ2のインクリボンRにコード画像として記録される属性情報には、テープカートリッジ2が真正品か否かを識別するための真正品認証情報B3が含まれる。テープ印刷装置1は、この真正品認証情報B3を参照して、テープカートリッジ2が真正品か否かを識別する。そして、テープカートリッジ2が真正品でない場合には、テープ印刷装置1は、真正品でない旨の警告画像を表示したり、印刷を行わないようにしたりすることができるため、有益である。そして、ユーザーに真正品を使わせることによって、テープTの印刷品質を適正に維持させたり、テープ印刷装置1の耐久性を保ったりすることが可能となる。
また、上述した実施形態は、上記機能を実現するためのプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやハードディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray Disc(登録商標)、光磁気ディスク、不揮発性メモリーカード、テープ印刷装置1の内部記憶装置(RAMやROM等の半導体メモリー)、および外部記憶装置(USB(Universal Serial Bus)メモリー等)等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、テープカートリッジ2のインクリボンRの幅は、テープTの幅と同等としているが、インクリボンRの幅をテープTの幅より大きく(広く)して、テープTと重ならない部分(はみ出した部分)に属性情報のコード画像を記録させてもよい。さらに、当該部分のコード画像を、属性情報を読み取った後に、サーマルヘッド15によって、プラテンローラー24に熱転写して、消去することも可能である。こうすれば、使用後のインクリボンRには属性情報が残らないため、使用済みであることが明確になる。さらに、使用後のテープカートリッジ2が分解されて、属性情報が解析されてしまうことを回避できる。
(変形例2)上記実施形態では、テープ印刷装置1は、所定のセンサーとしてラインセンサー19を有するものしたが、所定のセンサーはラインセンサーに限定するものではなく、エリアセンサー等としてもよい。また、ラインセンサー19はインクリボンRの幅に対応する長さを有するものに限定するものではなく、属性情報をコード化したコード化画像が読み取り可能であればよい。
(変形例3)上記実施形態では、テープカートリッジ2のインクリボンRには、属性情報をコード化したコード画像が、インク材を熱溶融することによってインク材が剥がされて印刷記録されているものとしたが、属性情報のコード画像はこのような印刷記録に限定するものではない。所定のセンサーにより読み取り可能に記録されていればよい。例えば、インクリボンRに白インク等で、コード画像を記録(刻印)してもよい。
(変形例4)上記実施形態では、印刷の開始時に、印刷するテープ長さがテープ残量以下でない場合に、テープ残量不足を表す警告画像を表示するものとしたが、印刷の開始時に限定するものではない。例えば、ユーザーが印刷するための文字等をキーボード11によって入力している際に、随時、印刷した場合のテープ長さを算出し、テープ残量より長くなったときに、テープ残量不足を表す警告画像を表示してもよい。
(変形例5)上記実施形態では、テープ印刷装置1は、テープ印刷装置1の内部で形成した印刷画像データを印刷するものとしたが、パーソナルコンピューター等の外部の情報処理装置(図示せず)を用いて形成した印刷画像データを、テープ印刷装置1に送信し、印刷画像データに応じた画像をテープTに印刷する態様としてもよい。この場合、情報処理装置は、印刷画像データを形成するためのプログラム(ソフトウェア)を記憶する。また、テープ印刷装置1はテープTの属性情報を読み取って、情報処理装置に送信する。
(変形例6)上記実施形態では、属性情報として、テープ残量情報が記録されているが、テープカートリッジの使用を開始してから使用したテープの使用量である使用量情報を記録してもよく、未使用時のテープ長からテープの使用量を減算することによってテープ残量を求めてもよい。この場合、未使用時のテープ長は、テープ種別情報B2として記録されていてもよいし、テープ幅情報およびテープ材質情報に基づいてテープ印刷装置1が求めてもよい。
1…テープ印刷装置、2…テープカートリッジ、10…筐体、11…キーボード、12…表示部、13…カートリッジ装着部、14…開閉蓋、14a…確認窓、15…サーマルヘッド、16…搬送機構、16a,16b…回転軸、17…スリット、18…カッターユニット、19…ラインセンサー、20…カートリッジケース、21…ヘッド嵌合部、23…送出し口、24…プラテンローラー、25…テープコア、26…繰出しコア、27…巻取りコア、30…制御部、30a…バス、31…CPU、32…RAM、33…ROM、34…CGROM、35…入力インターフェイス、36…出力インターフェイス、41…表示駆動部、42…ヘッド駆動部、43…搬送駆動部、44…カッター駆動部。
Claims (7)
- インクリボンと、テープ状印刷媒体と、を有するテープカートリッジであって、
前記インクリボンに、属性情報をコード化したコード画像が記録され、
且つ前記コード画像は、所定のセンサーにより、前記インクリボンの延在方向の任意の位置において読み取り可能に構成されていることを特徴とするテープカートリッジ。 - 請求項1に記載のテープカートリッジであって、
前記属性情報は、テープ種別情報を含むことを特徴とするテープカートリッジ。 - 請求項1に記載のテープカートリッジであって、
前記属性情報は、テープ残量情報を含むことを特徴とするテープカートリッジ。 - 請求項1に記載のテープカートリッジであって、
前記属性情報は、前記テープカートリッジが真正品か否かを識別する認証情報を含むことを特徴とするテープカートリッジ。 - テープカートリッジに備わるテープ状印刷媒体に印刷を行うテープ印刷装置であって、
前記テープカートリッジに備わるインクリボンに記録されたコード画像を読み取る所定のセンサーと、
前記所定のセンサーによって読み取られた前記コード画像をデコードして前記テープ状印刷媒体の属性情報を解析する属性情報解析部と、
前記属性情報解析部によって解析された前記属性情報に基づいて印刷の制御を行う印刷制御部と、
を備えることを特徴とするテープ印刷装置。 - 請求項5に記載のテープ印刷装置であって、
前記属性情報に応じた表示を行う表示部をさらに備えることを特徴とするテープ印刷装置。 - テープカートリッジに備わるテープ状印刷媒体に印刷を行うテープ印刷装置の制御方法であって、
前記テープカートリッジに備わるインクリボンに記録されたコード画像を、所定のセンサーによって読み取る読み取りステップと、
前記所定のセンサーによって読み取られた前記コード画像をデコードして前記テープ状印刷媒体の属性情報を解析する属性情報解析ステップと、
前記属性情報解析ステップによって解析された前記属性情報に基づいて印刷の制御を行う印刷制御ステップと、
を備えることを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012135527A JP2014000680A (ja) | 2012-06-15 | 2012-06-15 | テープカートリッジ、テープ印刷装置、およびテープ印刷装置の制御方法 |
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ID=50034333
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019130692A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写プリンタ及び熱転写方法 |
JP2021054093A (ja) * | 2021-01-14 | 2021-04-08 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写プリンタ及び熱転写方法 |
JP2022188304A (ja) * | 2018-12-19 | 2022-12-20 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置、制御方法、及びプログラム |
-
2012
- 2012-06-15 JP JP2012135527A patent/JP2014000680A/ja active Pending
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