JP2005209729A - プリント基板実装構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の子基板をプリント基板に実装するにあたって、スタッドおよびネジを共有し、ユニットの重量を軽量化し、更に子基板を実装するプリント基板の部品実装面積を確保することができるプリント基板実装構造を提供する。
【解決手段】 プリント基板3上に、スペーサとしてのスタッド4を介して複数の子基板1,11,21を実装するプリント基板実装構造において、子基板1,11,21の端面に互い違いの段差を持たせ、隣り合う子基板の端を重ねて、その重ねた部分の両方の子基板を、固定部材を用いてスタッド4に固定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 プリント基板3上に、スペーサとしてのスタッド4を介して複数の子基板1,11,21を実装するプリント基板実装構造において、子基板1,11,21の端面に互い違いの段差を持たせ、隣り合う子基板の端を重ねて、その重ねた部分の両方の子基板を、固定部材を用いてスタッド4に固定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、プリント基板上に、スペーサを介して複数の子基板を実装するプリント基板実装構造に関するものである。
従来、プリント基板上に、スペーサとしてのスタッドを介して複数の子基板を実装する場合、それぞれの子基板の四隅をスタッドとネジで固定している(例えば、特許文献1参照)。具体的な構成を図3および図4に示す。
図3および図4において、子基板1Aは、四角形状をしており、四隅にネジ貫通穴用としてスルーホール2が形成されている。このように構成された複数の子基板1Aをプリント基板3上に実装する場合は、次のようにする。
まず、プリント基板3の、子基板1Aのスルーホール2に対応する場所に、スタッド装着用スルーホールを設け、前記スタッド装着用スルーホールに、上部にネジ穴を有するとともに外径が前記スルーホール2よりも大きいスタッド4を立てて固定する。この場合、各子基板1Aにそれぞれ4本のスタッド4が必要となる。
次に、前記スタッド4の上部先端に、子基板1Aを載置し、前記スタッド4のネジ穴の位置に前記子基板1Aのスルーホール2を合わせる。この状態で、ネジ5を子基板1のスルーホール2に通してスタッド4のネジ穴に螺合させ締め付けて、子基板1Aをプリント基板3に実装する。
特開平9−266388号公報(図1)
図3および図4において、子基板1Aは、四角形状をしており、四隅にネジ貫通穴用としてスルーホール2が形成されている。このように構成された複数の子基板1Aをプリント基板3上に実装する場合は、次のようにする。
まず、プリント基板3の、子基板1Aのスルーホール2に対応する場所に、スタッド装着用スルーホールを設け、前記スタッド装着用スルーホールに、上部にネジ穴を有するとともに外径が前記スルーホール2よりも大きいスタッド4を立てて固定する。この場合、各子基板1Aにそれぞれ4本のスタッド4が必要となる。
次に、前記スタッド4の上部先端に、子基板1Aを載置し、前記スタッド4のネジ穴の位置に前記子基板1Aのスルーホール2を合わせる。この状態で、ネジ5を子基板1のスルーホール2に通してスタッド4のネジ穴に螺合させ締め付けて、子基板1Aをプリント基板3に実装する。
しかしながら、このような従来技術においては、次のような問題があった。
(1)子基板は、プリント基板に対して、実装する複数の子基板それぞれの四隅で固定す る構造となっており、子基板実装枚数の4倍のスタッドを必要とするため、ユニッ トの重量が大きくなる。
(2)プリント基板に設けるスタッド装着用スルーホールも子基板実装枚数の4倍必要と なるので、プリント基板上での部品実装面積が十分に確保出来ない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、複数の子基板をプリント基板に実装するにあたって、スタッドおよびネジを共有し、ユニットの重量を軽量化し、更に子基板を実装するプリント基板の部品実装面積を確保することができるプリント基板実装構造を提供することを目的とするものである。
(1)子基板は、プリント基板に対して、実装する複数の子基板それぞれの四隅で固定す る構造となっており、子基板実装枚数の4倍のスタッドを必要とするため、ユニッ トの重量が大きくなる。
(2)プリント基板に設けるスタッド装着用スルーホールも子基板実装枚数の4倍必要と なるので、プリント基板上での部品実装面積が十分に確保出来ない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、複数の子基板をプリント基板に実装するにあたって、スタッドおよびネジを共有し、ユニットの重量を軽量化し、更に子基板を実装するプリント基板の部品実装面積を確保することができるプリント基板実装構造を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、本発明は、プリント基板上に、スペーサを介して複数の子基板を並べて実装するプリント基板実装構造において、前記子基板の並列方向の端面に互い違いの段差を持たせ、隣り合う子基板の端を重ねて、その重ねた部分の両方の子基板を、固定部材を用いて前記スペーサに固定するようにしたものである。
本発明によれば、子基板固定用のスタッドおよびネジを削減することができ、ユニットの軽量化および子基板を実装するプリント基板の部品実装面積を確保することができるという効果がある。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例における子基板の構造を示す斜視図である。図2は、本発明の実施例におけるプリント基板実装構造を示す斜視図である。
本発明においては、プリント基板上に、スペーサを介して複数の子基板を並べて実装する場合、前記子基板の並列方向の端面に互い違いの段差を持たせ、隣り合う子基板の端を重ねて、その重ねた部分の両方の子基板を、固定部材を用いて前記スペーサに固定するようにしている。具体的な構成を図1および図2に示す。
図1および図2において、四角形状をした子基板1は並列方向の端面の厚みを薄くして段差を形成している。図1に示す子基板1の右側の端面には、子基板1の上面を削り基板厚さを中央部の半分の厚さとした上側段差7を形成し、反対側の左側端面には、子基板1の下面を削り、こちらも基板厚さを中央部の半分の厚さとした下側段差7を形成している。また、前記下側段差6と上側段差7には、それぞれ幅方向の両端部にネジ貫通穴用のスルーホール2が形成されている。
従来の子基板1Aは全面同じ厚さであり、断面形状は長方形であるのに対し、本発明における子基板1は並列方向の端面の厚さを中央部分の厚さの半分とした互い違いの段差を持たせるように加工している。
前記下側段差6および上側段差7を形成することにより、同一の複数の子基板をプリント基板に実装するにあたって、スタッドおよびネジを共有することができる。
すなわち、図2に示すように、子基板1と同一で、前記子基板1に隣接する子基板を11、更に子基板11と同一で、前記子基板11に隣接する子基板を21とすると、子基板1の上側段差7と、隣接する子基板21の下側段差16とを重ね合わせることができ、子基板1の上側段差7に設けられたスルーホール2と、隣接する子基板11の下側段差16に設けられたスルーホール12とが一致する。これにより隣接する子基板1および子基板11がそれぞれに有する4つのスルーホール2、12のうち2つが一致することとなり、このスルーホール12の上面からネジ5でスタッド4に共締めできる構造となり、プリント基板3に装着されたスタッド4およびネジ5を共有化することができる。
同様に、子基板11に隣接する子基板21についても、子基板11の上側段差17と子基板21の下側段差26とが重ね合わさり、両子基板11,21間でスタッド4およびネジ5を共有化することができる。
これによりスタッド4及びネジ5の数を削減することができる。
なお、本実施例では、複数の子基板は同一のものを用いているが、当然ながら、同一でない複数の子基板であってもよい。
また、子基板の形状は四角に限らず、並列方向の端面を重ね合わせられる形状であればどのような形状でも構わない。
本発明においては、プリント基板上に、スペーサを介して複数の子基板を並べて実装する場合、前記子基板の並列方向の端面に互い違いの段差を持たせ、隣り合う子基板の端を重ねて、その重ねた部分の両方の子基板を、固定部材を用いて前記スペーサに固定するようにしている。具体的な構成を図1および図2に示す。
図1および図2において、四角形状をした子基板1は並列方向の端面の厚みを薄くして段差を形成している。図1に示す子基板1の右側の端面には、子基板1の上面を削り基板厚さを中央部の半分の厚さとした上側段差7を形成し、反対側の左側端面には、子基板1の下面を削り、こちらも基板厚さを中央部の半分の厚さとした下側段差7を形成している。また、前記下側段差6と上側段差7には、それぞれ幅方向の両端部にネジ貫通穴用のスルーホール2が形成されている。
従来の子基板1Aは全面同じ厚さであり、断面形状は長方形であるのに対し、本発明における子基板1は並列方向の端面の厚さを中央部分の厚さの半分とした互い違いの段差を持たせるように加工している。
前記下側段差6および上側段差7を形成することにより、同一の複数の子基板をプリント基板に実装するにあたって、スタッドおよびネジを共有することができる。
すなわち、図2に示すように、子基板1と同一で、前記子基板1に隣接する子基板を11、更に子基板11と同一で、前記子基板11に隣接する子基板を21とすると、子基板1の上側段差7と、隣接する子基板21の下側段差16とを重ね合わせることができ、子基板1の上側段差7に設けられたスルーホール2と、隣接する子基板11の下側段差16に設けられたスルーホール12とが一致する。これにより隣接する子基板1および子基板11がそれぞれに有する4つのスルーホール2、12のうち2つが一致することとなり、このスルーホール12の上面からネジ5でスタッド4に共締めできる構造となり、プリント基板3に装着されたスタッド4およびネジ5を共有化することができる。
同様に、子基板11に隣接する子基板21についても、子基板11の上側段差17と子基板21の下側段差26とが重ね合わさり、両子基板11,21間でスタッド4およびネジ5を共有化することができる。
これによりスタッド4及びネジ5の数を削減することができる。
なお、本実施例では、複数の子基板は同一のものを用いているが、当然ながら、同一でない複数の子基板であってもよい。
また、子基板の形状は四角に限らず、並列方向の端面を重ね合わせられる形状であればどのような形状でも構わない。
1,1A 子基板
2 スルーホール
3 プリント基板
4 スタッド
5 ねじ
6 下側段差
7 上側段差
11 子基板
12 スルーホール
16 下側段差
17 上側段差
21 子基板
22 スルーホール
26 下側段差
27 上側段差
2 スルーホール
3 プリント基板
4 スタッド
5 ねじ
6 下側段差
7 上側段差
11 子基板
12 スルーホール
16 下側段差
17 上側段差
21 子基板
22 スルーホール
26 下側段差
27 上側段差
Claims (2)
- プリント基板上に、スペーサを介して複数の子基板を並べて実装するプリント基板実装構造において、
前記子基板の並列方向の端面に互い違いの段差を持たせ、隣り合う子基板の端を重ねて、その重ねた部分の両方の子基板を、固定部材を用いて前記スペーサに固定したことを特徴とするプリント基板実装構造。 - 前記スペーサが、前記プリント基板に固定したスタッドであり、前記固定部材が、ネジであることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012312A JP2005209729A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | プリント基板実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012312A JP2005209729A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | プリント基板実装構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005209729A true JP2005209729A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34898725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004012312A Pending JP2005209729A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | プリント基板実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005209729A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100988517B1 (ko) * | 2005-10-07 | 2010-10-20 | 도요타 지도샤(주) | 복수의 회로기판을 고정시키는 고정부재 및 상기고정부재를 이용하는 모듈 |
JP2017513237A (ja) * | 2014-03-21 | 2017-05-25 | ノキア テクノロジーズ オサケユイチア | フレキシブル電子装置および関連する方法 |
US10435289B2 (en) | 2014-10-16 | 2019-10-08 | Nokia Technoloiges Oy | Deformable apparatus and method |
-
2004
- 2004-01-20 JP JP2004012312A patent/JP2005209729A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017513237A (ja) * | 2014-03-21 | 2017-05-25 | ノキア テクノロジーズ オサケユイチア | フレキシブル電子装置および関連する方法 |
US10470304B2 (en) | 2014-03-21 | 2019-11-05 | Nokia Technologies Oy | Flexible electronics apparatus and associated methods |
US10435289B2 (en) | 2014-10-16 | 2019-10-08 | Nokia Technoloiges Oy | Deformable apparatus and method |
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