JP2007294567A - 電子部品実装用パレットおよび電子部品の実装方法 - Google Patents

電子部品実装用パレットおよび電子部品の実装方法 Download PDF

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正樹 渡辺
Akihito Hatakeyama
秋仁 畠山
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実 上坂
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Abstract

【課題】プリント配線板の外形や電子部品の搭載位置が変わっても新規作成することなく対応可能であり、かつ再利用も可能な、電子部品実装用パレットを提供すること。
【解決手段】電子部品実装用パレットは熱膨張係数が異なる凹型ブロックと凸型ブロックを組み合わせることによって構成され、凹型ブロックと凸型ブロックの自由な組合せで電子部品実装用パレットの形状や開口部の位置および形状を容易に変えることができ、さらに、常温で容易に組立ブロックを着脱できると同時に、はんだ付けの際の温度上昇により組立ブロック間の結合性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリント配線板に電子部品を実装する際に用いるパレット、およびそのパレットを用いた電子部品の実装方法に関するものである。
近年、プリント配線板へ実装される電子部品は表面実装化が進み、小型の表面実装部品をリフロー工法で実装する手法が多く採用されている。一方、例えばテレビジョン受像機に用いられるプリント配線板では、チューナーや入出力端子など、従来型の挿入部品も存在し、一枚のプリント配線板において、表面実装部品を実装するリフロー工法と、挿入部品を実装するフロー工法を併せて行うことも多い。
実装密度があまり高くない場合は、プリント配線板の一方の面でリフローはんだ付け工法による表面実装部品の実装を行った後、反対面で通常のフローはんだ付け工法による挿入部品の実装を行うが、搭載したい電子部品が多く、実装密度を高くしたい場合は、プリント配線板の両面にリフローはんだ付け工法で表面実装部品を実装し、その後にフローはんだ付け工法を行う場合がある。この場合のフローはんだ付け工法においては、フローはんだ付けを行う面に、既に表面実装部品が実装されているため、これらの表面実装部品にフローはんだが接触しないように、フローはんだ付け用の挿入部品だけを部分的にはんだ付けすることが必要となる。
このように部分的なはんだ付けを行うフロー工法については、既にいくつか提案がなされているが、その中の一つに、開口部を設けたパレットに、プリント配線板を搭載して、フローはんだ付け装置に供する方法がある。このとき、はんだ噴流はパレットの開口部に相当する部分のみプリント配線板と接触するので、部分的にはんだ付けを行うことができる。
従来の電子部品実装用パレットは、ステンレス鋼板からなるプレートの、部分はんだ付けを行う位置に開口部を設けるなどして構成している(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の電子部品実装用パレット301の構成図である。
図8において、従来の電子部品実装用パレット301は、ステンレス鋼板から成るプレート302を備えている。プレート302の端部の折返し片303の内側には保持枠304が互いに対抗するように取付けられている。保持枠304はその上面であって互いに対抗する端部に受け面305を備えており、プリント配線板を受けるようになっている。また、プレート302の所定の位置には、部分的なフローはんだ付けを行う位置に対応して開口部306が設けられている。
特開平8−139441号公報
しかしながら、前記従来の構成では、プリント配線板の外形や電子部品の位置が変わるたびに、パレットを新規に作成する必要があった。そのため、パレット入手まで長期のパレットの作成期間が必要であったり、都度パレット作成コストが発生したり、という課題を有していた。さらに言えば、プリント配線板よりもパレットの作成期間が長い場合もあり、そのような場合は、パレット発注後にプリント配線板上の部品位置を変えないような制約が発生したり、逆に避けられない理由で部品の位置を変更せざるを得なかった場合には、先に発注したパレットが無駄になってしまったり、といった課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、プリント配線板の外形や電子部品の搭載位置が変わっても、新規作成することなく対応可能であり、かつ再利用も可能な、電子部品実装用パレットを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電子部品実装用パレットは、凹型ブロックと、凸型ブロックを組み合わせて構成したものである。
本構成により、凹型ブロックと凸型ブロックの自由な組合せが可能となる。
また、前記凹型ブロックと凸型ブロックの熱膨張係数が異なるようにしたものである。
本構成により、温度上昇時に凹型ブロックと凸型ブロックの熱膨張の大きさが異なり、ブロック間の結束力を強化することが可能となる。
さらに、前記凹型ブロックがガラス布基材樹脂積層板で作成され、前記凸型ブロックがガラスフィラー入り樹脂成型品で作成されたものである。
本発明の電子部品実装用パレットによれば、プリント配線板の外形や電子部品の搭載位置が変わっても、特別な工作機械や治具を使わずに、組立ブロックをいったん外して再度組み合わせることで、パレットの形状や開口部の位置および形状を容易に変えることができるので、都度パレットを新規に作成する必要がない。また、このように再構成することで組立ブロックを再利用することができる。また、本発明の電子部品実装用パレットを、熱膨張係数の異なる少なくとも2種類以上の組立ブロックから構成し、熱膨張係数の大きいブロックは凸形状を有し、熱膨張係数の小さいブロックは凹形状を有し、両者を嵌合させるように構成することで、常温で容易に組立ブロックを着脱できると同時に、はんだ付けの際の温度上昇により組立ブロック間の結合性を向上させることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電子部品実装用パレット100とプリント配線板200の下面からの斜視図である。図1において、電子部品実装用パレット100は組立ブロック101により構成され、プリント配線板200を保持する保持部とプリント配線板200に実装される挿入部品201の領域、かつ、はんだ付けを行う領域にあわせて開口部102が設けられている。
次に、組立ブロック101の詳細について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1における凹型ブロック105と凸型ブロック106の斜視図である。図1の組立ブロック101は、図2の凹型ブロック105と、凸型ブロック106の組み合わせにより構成される。
凹型ブロック105は、図2(a)のように図内の上方向から下方向へ貫通する直径2.000mmの丸穴からなる凹部107を有している。また、熱膨張係数が7(ppm/℃)のガラス布基材樹脂積層板で作成されている。図2(b)は組立ブロック105を2つ長手方向に密着させた状態の図であり、矢印で示される、隣接する2個の凹型ブロック105の凹部107と凹部107との中心間隔D1は20℃の室温では10.000mmであるが、260℃のはんだ付け時には、10.0168mmに広がる。
凸型ブロック106は、図2(c)のように図内の上方向及び下方向に円柱状の直径1.992mmの凸部108を有している。また、熱膨張係数が11(ppm/℃)と凹型ブロック105のガラス布基材樹脂積層板より大きいガラスフィラー入り樹脂成型品で作成されており、矢印で示される凸部108と凸部108の中心間隔D2は20℃の室温では10.000mmであるが、260℃のはんだ付け時には、10.0264mmに広がる。
次に、凹型ブロック105と凸型ブロック106とを組み合わせ、組立ブロック101を形成するときを説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における凹型ブロック105と凸型ブロック106を組み合わせる様子を説明する斜視図である。図3では、凹型ブロック105を長手方向に2つ密着させて並べた後、これらにまたがるように、上方向及び下方向から、それぞれ凸型ブロック106で、2つの凹型ブロック105を連結するように組み合わせている。このような組み合わせを周期的に行うことで組立ブロック101を形成し、最終的に図1に示すような電子部品実装用パレット100を構成することが出来る。
図4は、図3を正面方向から見たときの本発明の実施の形態1における電子部品実装用パレット100の室温状態における横断面の模式図である。
本実施形態においては、凹型ブロック105は上下両側が凹型の構造であり、凸型ブロック106は上下両側が凸型の構造である。20℃の室温においては、凹型ブロック105の凹部の直径は2.000mmで、凸型ブロック106の凸部の直径は1.992mmの寸法関係であるため、着脱が容易である。
このようにして、構成された電子部品実装用パレット100は、フローはんだ付け装置に供されると、はんだ付けの温度260℃にまで上昇する。このとき、図5に示すように、凹型ブロック105に比較して凸型ブロック106の熱膨張が大きいため、凹型ブロック105の凹部107同士の間隔は10.0168mmで、凸型ブロック106の凸部108同士の間隔は10.0264mmでの寸法関係となり、凹部107と凸部108との間に設定されていた隙間が無くなり、両者の結束性が向上する。
また、電子部品実装用パレット100は、はんだ付け工程を終えて温度が20℃の室温まで下がれば、図4の凹型ブロック105と凸型ブロック106との隙間が広がるので、再び容易に着脱が可能になり、作業性を高めることができる。
図6は、本発明の実施の形態1における異なる電子部品実装用パレット120とプリント配線板220の下面からの斜視図である。図6におけるプリント配線板220は、図1におけるプリント配線板200と、外形や挿入部品の位置および数が異なる。このような場合、従来技術ではパレットを新規作成する必要があったが、本発明においては、実施の形態1記載のパレットをいったん分解し、組立ブロック101を再構成することにより、プリント配線板220に応じた電子部品実装用パレット120を得ることができる。
かかる構成によれば、プリント配線板を実装する電子部品実装用パレットを熱膨張係数が異なる組立ブロックを組み合わせて作成することにより、室温とはんだ付け時で組立ブロックの隙間が変化するので、様々なプリント配線板に合わせた電子部品実装用パレットを作成することができると共に、はんだ付け時には強固に結束した電子部品実装用パレットを提供することができる。
なお、プリント配線板200を固定する構造については図示していないが、ブロックに穴を設けてプリント配線板の穴とネジで共締めするなど、適当な手段を用いることができる。プリント配線板200は電子部品実装用パレット100の開口部102により、挿入部品201のはんだ付け部が露出しているため、プリント配線板200を電子部品実装用パレット100に搭載した状態で、図示していないフローはんだ付け装置に供することにより、開口部102からのみはんだ噴流がプリント配線板200に接触し、部分的にはんだ付けを行うことができる。
なお、本実施の形態において、凹型ブロックより凸型ブロックの熱膨張係数を大きくするとしたが、凹型ブロックより凸型ブロックの熱膨張係数を小さくするとしても良い。その場合は、凹型ブロック105をガラスフィラー入り樹脂成型品で作成し、凸型ブロック106をガラス布基材樹脂積層板で作成する。20℃の室温のときは図4の形態であったが、フローはんだ付け装置に供され260℃にまで上昇するとき、図7に示すように、凹型ブロック105に比較して凸型ブロック106の熱膨張が小さいため、凹型ブロック105の凹部107同士の間隔は10.0264mmで、凸型ブロック106の凸部108同士の間隔は10.0168mmでの寸法関係となり、凹部107と凸部108との間に設定されていた隙間が無くなり、両者の結束性が向上する。
なお、本実施の形態において、組立ブロックの材料として、ガラス布基材樹脂積層板とガラスフィラー入り樹脂成型品の組み合わせを例示したが、適切な熱膨張係数差があれば良いのであって、本発明が本実施例の組合せのみに限定されるわけではない。例えば、ガラス布基材樹脂積層板同士の組み合わせで、ガラス布の厚みを変えることにより熱膨張係数差を持たせたり、ガラスフィラー入り樹脂成型品同士の組み合わせで、ガラスフィラーの割合を変えたりすることにより熱膨張係数差を持たせることも可能である。
本発明にかかる電子部品実装用パレットは、プリント配線板の外形や電子部品の位置が変わっても、ブロックの組み合わせ状態を変えることで、パレットの形状や開口部の位置および形状を容易に変えることができるので、都度パレットを新規に作成する必要が無く、
プリント配線板に電子部品を実装する際に用いるパレット等として有用である。
本発明の実施の形態1における電子部品実装用パレットとプリント配線板の下面からの斜視図 本発明の実施の形態1における凹型ブロック105と凸型ブロック106の斜視図 本発明の実施の形態1における凹型ブロック105と凸型ブロック106を組み合わせる様子を説明する斜視図 本発明の実施の形態1における電子部品実装用パレットの室温状態における横断面図 本発明の実施の形態1における電子部品実装用パレットの高温状態における横断面図 本発明の実施の形態1における異なる電子部品実装用パレットとプリント配線板の下面からの斜視図 本発明の実施の形態1における電子部品実装用パレットの高温状態における横断面図 従来の電子部品実装用パレットの構成図
符号の説明
100 電子部品実装用パレット
101 組立ブロック
102 開口部
105 凹型ブロック
106 凸型ブロック
107 凹部
108 凸部
120 電子部品実装用パレット
200 プリント配線板
201 挿入部品
220 プリント配線板

Claims (5)

  1. 凹型ブロックと、凸型ブロックを組み合わせて構成されることを特徴とする電子部品実装用パレット。
  2. プリント配線板を保持する保持部と、プリント配線板のフローはんだ付けを行う領域にあわせて開口部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装用パレット。
  3. 前記凹型ブロックと凸型ブロックの熱膨張係数が異なることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装用パレット。
  4. 前記凹型ブロックがガラス布基材樹脂積層板で作成され、前記凸型ブロックがガラスフィラー入り樹脂成型品で作成されることを特徴とする請求項3に記載の電子部品実装用パレット。
  5. プリント配線板の特定部分のみをフローはんだ付けするときの電子部品の実装方法であって、熱膨張係数の異なるブロックを組み合わせて構成された電子部品実装用パレットにプリント配線板を搭載し、フローはんだ付け装置に供することを特徴とする電子部品の実装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009130261A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp 回路基板のはんだ付け用治具

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