JP2005207848A - 印刷はんだ検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレキシブルプリント基板上のはんだの印刷ずれの検査精度を向上させることが可能な印刷はんだ検査装置を提供する。
【解決手段】 各個片の個片認識マークの位置データを生成する基準データ生成手段10と、個片上のはんだの検査データと個片認識マークの位置データとを記憶する記憶手段14と、個片の個片認識マークの位置測定データ及びはんだの位置測定データを取得する測定手段15と、個片認識マークの位置データと位置測定データとのずれ量がマークずれ許容範囲に含まれるか判断するマーク位置判断手段16と、含まれると判断された個片の検査データに含まれるはんだの位置データをずれ量に応じて補正する補正手段18と、測定されたはんだの位置における測定データと、位置データの補正された検査データとを比較して各はんだの印刷状態の良否を判断する印刷状態判断手段19とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント基板、特にフレキシブルプリント基板上に印刷されたはんだの印刷状態を検査するための印刷はんだ検査装置に関するものである。
プリント基板の製造は、はんだ印刷装置によるはんだの印刷過程と、印刷はんだ検査装置によるはんだの印刷状態の検査過程と、部品搭載装置による部品の搭載過程とにより行われるのが通常である。プリント基板は一般に大量生産されるため、製造物の品質管理の精度向上や、製造ラインの稼働効率の向上を図るためには、特に検査過程を重要視する必要がある。
印刷はんだ検査装置は、例えば次のような構成を備えている(下記の特許文献1参照)。図6は、同文献に記載の印刷はんだ検査装置(検査装置と略称することがある)101の概略構成を示す正面図であり、図7はその平面図である。検査装置101の筐体内部に設けられた搬送手段102は、プリント基板Pを図6中に示すX方向に搬送する。この搬送手段102は、図7中のY方向に所定幅を介して配置された一対のレール103(103a,103b)とベルト104(104a,104b)を含んで構成される。ベルト104aは、固定レール103a上を移動する。また、ベルト104bは、可動レール103b上を移動するようになっている。ベルト104a,104bはリング状に形成されており、X方向に離間して配置された回転軸105にそれぞれ捲回されている。回転軸105はモータ106によって回転され、ベルト104a、104bをそれぞれ移動させる。プリント基板Pは、ベルト104a、104bの移動にしたがってX方向に搬送される。
固定レール103aと可動レール103bは、Y軸テーブル107上に設けられている。Y軸テーブル107は、Y方向に延びる複数の支軸、ボールネジ及びモータを含むY軸移動手段108によってY方向に移動自在とされている。Y軸テーブル107上には、可動レール103bを図7のW方向に移動自在に支持するW軸移動手段110が設けられている。ここで、W方向はY方向と平行方向である。これにより、プリント基板Pの幅に合わせるように、可動レール103bを移動させ、固定レール103aとの間隔を調整することができる。
Y軸テーブル107の上方には、プリント基板Pを検査するための検査手段112が設けられている。検査手段112のセンサヘッド120にはレーザ変位計が用いられている。センサヘッド120は、プリント基板P上に印刷されたはんだの高さ方向Zの変位量を検出する。検査手段112は、プリント基板Pの3次元データを取得するために、X方向及びY方向に走査される。
図8は、センサヘッド120を構成するレーザ変位計によるはんだの変位量の検出原理を説明するための図である。光源151はプリント基板Pの基板面に向けてレーザビームを斜め方向から照射する。レーザビームは、基板面の照射点Sで反射され、結像レンズ153によって受光素子154の受光面154aに結像される。プリント基板P上にはんだ等の突起がある場合、照射点SはZ方向に移動してS'あるいはS"となる。すると、レーザビームの受光面154aにおける結像点Kの位置は、K'あるいはK"に移動する。受光素子154は、結像点の位置の変位に対応した検出信号を出力し、この検出信号の変化量に基づいてプリント基板P上に印刷されたはんだの高さや外形などのデータを出力する。
検査手段112は、センサヘッド120を走査するための走査移動手段127を備えている。走査移動手段127は、X軸移動手段128とZ軸移動手段129を有する。センサヘッド120は、Z軸移動手段129に取り付けられ、このZ軸移動手段129によってZ方向に移動される。また、Z軸移動手段129は、X軸移動手段128に取り付けられ、このX軸移動手段128によってX方向に移動される。
ベルト104a、104bの間には、搬送手段102により搬送されるプリント基板Pを検査位置(検査手段112の真下の位置)に停止させるためのストッパ113が配置されている。センサヘッド120は、検査位置に配置されたプリント基板P上をX,Y方向に走査しながらはんだの変位量を検出する。副走査方向であるX方向の走査は走査移動手段127により行われ、主走査方向であるY方向の走査はY軸テーブル107を移動制御して行われる。
具体的には、センサヘッド120は、図7に記載するように、プリント基板Pの四隅の一つである位置T1からレーザビームの照射を開始し、Y軸テーブル107のY2方向への移動によりプリント基板Pの他端側の位置T2まで連続的にはんだ突起の変位量を検出する。次に、センサヘッド120は、走査移動手段127によりX方向に位置T3まで移動される。このX方向への移動量は、センサヘッド120の走査範囲xAに対応している。続いて、センサヘッド120は、Y軸テーブル7のY1方向への移動により位置T4まで連続的にはんだ突起の変位量を検出する。センサヘッド120は、このようなX,Y方向への走査を繰返すことにより、プリント基板P上のはんだ突起の変位量を連続的に検出し、検出したはんだ突起に対応した高さデータ(検出信号)を連続出力する。プリント基板Pの検査が終了するとストッパ113が退避され、プリント基板Pはモータ106の駆動によりX方向の後段装置(部品搭載装置)に搬出される。
印刷はんだ検査装置101は、図6、図7及び図8に示す構成の測定手段によってプリント基板P上に印刷されたはんだの変位量を測定することにより、はんだの印刷状態を検査する。
図9は、このような検査装置1によって検査されるプリント基板Pの概略構成を示している(例えば下記の特許文献2を参照)。プリント基板P上には、はんだHの印刷時やその検査時にプリント基板Pの位置合わせをするためのマークM(基準マーク、認識マークなどとも呼ばれる)が設けられている。マークMは、同図に示すように、プリント基板Pの対角位置の2つの隅位置に形成されている。
検査装置1は、プリント基板P上にはんだが形成されるべき位置の設計値を含む検査データを備えている。検査装置1は、上記測定手段によってマークMの位置を検出してプリント基板Pの位置合わせを行い、プリント基板P上のはんだの印刷位置や高さ、体積等を測定することにより、プリント基板P上にはんだが適正に形成されているか否かを検査する。
ところで、近年、通信機器をはじめとして、家電製品やOA機器の小型軽量化及び多機能化が進んでいる。その傾向に大きく貢献しているのがフレキシブルプリント基板である。フレキシブルプリント基板は、柔軟な絶縁フィルム上に複雑な回路が形成されたものである。フレキシブルプリント基板は、その名の通りに柔軟性を特徴とするプリント基板であり、曲げ、折り畳み、巻き付けなど、その形状を適宜変更することができるため、装置の内部スペースを有効利用することが可能となる。
フレキシブルプリント基板上に印刷されたはんだを検査する場合、複数のフレキシブルプリント基板を1枚の硬質のシートからなる貼付基板上の所定位置にそれぞれ貼り付けて1枚の基板とした状態で検査を行う。検査装置は、貼付基板上に貼り付けられたフレキシブルプリント基板の認識マークのうち任意の一対の認識マーク(例えば貼付基板上において対角位置の2隅に配置された認識マーク)を検出することによって各フレキシブルプリント基板の貼付位置の位置合わせを行う。
しかしながら、貼付基板にフレキシブルプリント基板を貼り付ける作業は手作業によって行われるため、貼り付けられるべき本来の位置からフレキシブルプリント基板がずれてしまうことがある。更に、はんだ印刷装置は、貼付基板に貼り付けられた複数のフレキシブルプリント基板に一度にはんだを印刷するために、各フレキシブルプリント基板の貼付位置が適正であるか否かに関わらず、貼付基板に対して常に同じ位置にはんだを印刷するようになっている。また、上述のように、従来の検査装置は、フレキシブルプリント基板の認識マークのうち上記の一対の認識マークのみを参照して、当該貼付基板上の全てのフレキシブルプリント基板の貼付位置を認識するようになっている。このような背景により、従来の印刷はんだ検査装置では、フレキシブルプリント基板の貼り付けずれに起因するはんだの印刷状態の不具合が介在する場合には、検査精度が劣化してしまうという問題があった。
特開2002−022412号公報(明細書段落〔0014〕−〔0028〕、第1図、第2図、第3図) 特開2002−296014号公報(明細書段落〔0005〕、第5図)
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、貼付基板に複数枚貼り付けられたフレキシブルプリント基板の貼り付け位置にずれが生じた場合であっても、各個片上のはんだの印刷状態を精度よく検査することが可能な印刷はんだ検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、貼付基板に貼り付けられた複数のフレキシブルプリント基板の各個片に印刷されたはんだの形成状態を検査する印刷はんだ検査装置であって、前記複数のフレキシブルプリント基板の各個片にあらかじめ形成された個片認識マークの位置データを生成する基準データ生成手段と、前記各個片に印刷される各はんだの位置データ及び各はんだの印刷状態の良否判定の基準となる検査データと、前記基準データ生成手段により生成された前記個片認識マークの位置データとを記憶する記憶手段と、前記複数のフレキシブルプリント基板を測定して、各個片の個片認識マークの位置測定データと、前記検査データに対応する各はんだの測定データとを取得する測定手段と、前記各個片について、前記記憶手段に記憶された前記個片認識マークの位置データと、前記測定手段により取得された前記個片認識マークの位置測定データとを比較して、そのずれ量が所定のマークずれ許容範囲に含まれるか否かを判断するマーク位置判断手段と、このマーク位置判断手段により前記個片認識マークのずれ量が前記マークずれ許容範囲に含まれると判断された個片について、当該ずれ量に基づき、前記記憶手段に記憶された前記検査データに含まれる各はんだの位置データを補正する補正手段と、前記測定手段により取得された各はんだの位置における前記測定データと、前記補正手段により前記位置データが補正された各はんだの検査データとを比較して、各はんだの印刷状態の良否を判断する印刷状態判断手段と、を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の印刷はんだ検査装置であって、前記マーク位置判断手段により前記個片認識マークのずれ量が前記マークずれ許容範囲に含まれると判断された個片について、当該ずれ量に応じた、前記記憶手段に記憶された前記各はんだの位置データのずれ量を算出するずれ量算出手段を更に備え、前記補正手段は、このずれ量算出手段により算出された前記ずれ量を用いて、前記個片の各はんだの位置データを補正することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の印刷はんだ検査装置であって、前記基準データ生成手段は、前記各個片にはんだを印刷するときに用いられるはんだ印刷用マスクデータを基に、前記各個片の前記個片認識マークのうちから選択された所定の認識マークの位置情報を作成する基板データ生成手段と、前記貼付基板に貼り付けられるフレキシブルプリント基板の個数設定情報と、前記貼付基板に隣接して貼り付けられる個片間のピッチ設定情報とを入力するための入力手段と、前記基板データ作成手段により作成された前記認識マークの位置情報と、前記入力手段にて入力された前記個数設定情報及びピッチ設定情報とを基に、前記各個片の個片認識マークの位置データを生成する個片データ生成手段と、を含んでいることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項3記載の印刷はんだ検査装置であって、前記マーク位置判断手段により前記個片認識マークのずれ量が前記マークずれ許容範囲に含まれないと判断されたことに対応して、所定の報知情報を発する報知手段を更に備えていることを特徴とする。
本発明に係る印刷はんだ検査装置によれば、貼付基板に複数枚貼り付けられたフレキシブルプリント基板の各個片について貼り付けずれを検出し、そのずれ量に応じて各個片上のはんだの印刷状態を検査することができるので、検査精度の向上を図ることが可能となる。それにより、フレキシブルプリント基板上に実装される部品の実装不良の発生を低減させることができる
また、貼り付けずれ量が所定値よりも大きな個片が有る場合には、表示やアラーム等により報知を行うことができるので、当該個片に対する部品の無駄な実装を回避することが可能となる。
以下、本発明に係る印刷はんだ検査装置(検査装置と略称することがある)の実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の検査装置は、貼付基板に複数枚貼り付けられたフレキシブルプリント基板の各個片に印刷されたはんだの印刷状態の検査精度を向上させるためのもので、各個片に形成された個片認識マークのずれを検出し、そのずれ量を基に各はんだの位置データを補正して印刷状態の良否を検査するように構成されている。この各はんだの印刷状態は、フレキシブルプリント基板を貼付基板に貼り付けるときの位置精度(貼り付けずれ)によって左右されるものである。
本発明において「個片」とは、貼付基板に貼り付けられた個々のフレキシブルプリント基板のことを意味するものとする。また、以下の説明において、フレキシブルプリント基板のことを「FPC」と略称することがある。
図5に、本発明の印刷はんだ検査装置により基板の検査を行うための設定画面の概略を示す。なお、この設定画面の表示処理については後述する。図5に示す設定画面には、検査対象となる6枚(横方向3枚×縦方向2枚)のフレキシブルプリント基板(個片)Pを保持した貼付基板Bが表示される。また、製造ラインの前段にあるはんだ印刷装置により印刷されたはんだHの配列状態が、各個片Pについて表示される。また、各個片Pの周囲には、個片Pに含まれる個片認識マークn及びはんだHの範囲を示すために設定された個片枠Fが表示される。更に、検査装置がその個片Pの位置を認識するために各個片Pの対角方向の2隅に形成された個片認識マークnも表示される。隣接する個片Pは、横方向に間隔(ピッチ)Dxを介し、縦方向にピッチDyを介して配置されている。なお、ピッチDx、Dyは、隣接する個片Pの個片認識マークnの間隔として定義されている。以下、同図に示す形態の基板を用いて説明を行う。
[印刷はんだ検査装置の制御系の機能的構成]
図1は、本実施形態の検査装置の制御系の構成を示すブロック図である。当該検査装置は、基板データ作成手段11と、入力手段12と、個片データ生成手段13と、記憶手段14と、測定手段15と、マーク位置判断手段16と、ずれ量算出手段17と、補正手段18と、印刷状態判断手段19と、表示手段20と、報知手段21とを含んで構成されている。基板データ作成手段11、入力手段12及び個片データ生成手段13は、基準データ生成手段10を形成している。なお、制御手段31は、後述するフローチャート(図2及び図3)に示すような動作を実行させる制御プログラムを記憶した制御プログラム記憶手段32を参照して前記各手段の制御を司る。
基板データ作成手段11は、貼付基板Bに貼り付けられた各個片Pに一対ずつ設けられた個片認識マークnのうちからあらかじめ選択された所定の個片認識マークの位置を示す位置情報と、貼付基板Bに貼り付けられた各個片Pに印刷される各はんだHの配置を示す配置情報とを含んでなる基板データを作成する。この基板データは、各フレキシブルプリント基板の設計データである。なお、本実施形態では、各個片Pの認識マークnのうち、貼付基板Bに対して対角位置にある2つの認識マークN(図5を参照)が選択され、この2つの認識マークNの位置を上記の位置情報として採用している(一般的には、任意の一対の個片認識マークnの位置を採用可能である)。なお、基板データ作成手段11は、はんだ印刷装置で貼付基板B上の各個片PにはんだHを印刷するときに用いられるはんだ印刷用マスクデータを基に、当該位置情報及び配置情報を作成する。
入力手段12は、測定手段15によって各個片Pを測定する範囲を示す上記の個片枠Fを設定する設定情報と、1枚の貼付基板Bに貼り付けられる個片Pの個数(本実施形態では、横方向に3枚×縦方向に2枚)を設定する個数設定情報と、貼付基板B上で隣接して貼り付けられる個片P間のピッチ(横方向ピッチDx、縦方向ピッチDy;図5参照)を設定するピッチ設定情報とをユーザが入力するための入力装置である。
個片データ生成手段13は、基板データ作成手段11により作成された認識マークNの位置情報と、入力手段12から入力された個片Pの個数設定情報(本実施形態では、縦方向に2個、横方向に3個の合計6個)及びピッチ設定情報とに基づいて、各個片Pの個片認識マークnの設定位置を示す位置データを生成する。より具体的には、個片データ生成手段13は、認識マークNの座標と、貼付基板B上の個片Pの縦方向及び横方向の個数と、縦方向及び横方向にそれぞれ隣接する個片P間のピッチDx及びDyとを用いて、貼付基板B上の各個片Pの個片認識マークnの座標を自動的に算出する。例えば、図5に示すケースにおいては、右上位置の認識マークNの座標を(x1、y1)とし、左下位置の認識マークNの座標(x2,y2)とすると、上側中央の個片Pの右上位置の個片認識マークnの座標は(x1−Dx、y1)、その左下位置の個片認識マークnの座標は(x2+Dx、y2+Dy)となる。ここで、図5の紙面上の右方向を+x方向、上方向を+y方向とする2次元平面座標系を採用した。
表示手段20は、基板データ作成手段11により作成された各個片P上のはんだHの配置情報と、個片データ生成手段13により生成された各個片Pの個片認識マークnの位置データとを基に、貼付基板B上の各個片Pの理想的状態、つまり、各FPCが貼付基板B上に設計通りに貼り付けられ、かつ、はんだHが適正に印刷された状態を表す、図5に示した設定画面を表示する。
記憶手段14は、各個片Pに印刷された各はんだHの位置データを含む各種の設定情報からなる検査データを記憶している。この検査データは、はんだHの印刷状態の良否判定の基準となるデータである。検査データを構成する上記の設定情報としては、個々のはんだHの位置(座標)、その位置におけるはんだHの高さ、体積、面積等の値が含まれる。なお、当該設定情報は、各個片Pが貼付基板Bに適正に貼り付けられた場合、すなわち貼り付けずれの無い理想的な貼付状態のはんだHの値である。また、記憶手段14には、基板データ作成手段11により生成された各個片認識マークnの基準となる認識マークNの位置情報、及び各個片P上におけるはんだHの配置情報、更には、入力手段12にて入力された個片枠Fの設定情報、個数設定情報及びピッチ設定情報、更にまた、個片データ生成手段13により生成された各個片Pの個片認識マークnの位置データなどが、それぞれ所定の記憶領域に記憶される。この記憶処理は、制御手段31により行われる。
測定手段15は、図6、図7及び図8に示す従来の検査装置と同様の構成を備え、貼付基板B上の各個片Pに印刷されたはんだHをスキャンする。測定手段15は、当該スキャンによりはんだHの変位量及び受光量を取得するとともに、これら測定値に基づいて、各個片Pの個片認識マークnの座標を表す位置測定データや、上記の検査データに含まれる各はんだHの位置(座標)、高さ、体積等を演算し、その演算結果を測定データとして取得するものである。なお、測定手段15は、入力手段12にて設定された個片枠Fの設定情報が示す範囲をスキャンして測定を行うように制御される。
マーク位置判断手段16は、貼付基板B上の各個片Pについて、記憶手段14に記憶された個片認識マークnの位置データと、測定手段15により取得された個片認識マークnの位置測定データとを比較して、そのずれ量が所定の誤差範囲(マークずれ許容範囲)内に含まれているか否かを判断する。このマーク許容範囲としては、あらかじめ設定されたデフォルト値又はユーザが設定した設定値が用いられる。このマークずれ許容範囲は、後述の補正手段18によって補正を行うことが可能な個片認識マークnのずれ量の範囲を設定するものであり、例えば上記検査データに含まれて記憶手段14に記憶されている。
ずれ量算出手段17は、マーク位置判断手段16によって個片認識マークnの位置データと位置測定データとのずれ量が上記マークずれ許容範囲内であると判断された個片Pについて、当該個片P上の各はんだHのずれ量を算出する。より具体的には、ずれ量算出手段17は、個片認識マークnの上記ずれ量に基づいて、上記検査データに含まれる当該個片P上の各はんだHの位置データのずれ量を算出する。すなわち、ずれ量算出手段17は、個片認識マークnの設定位置(検査データ)と測定位置とがそれほど大きく乖離してはいない個片Pについて、その個片Pに印刷されたはんだHが、貼り付けずれによって設計位置からどの程度ずれているかを求めるものである。
補正手段18は、マーク位置判断手段16によって個片認識マークnの設定位置と測定位置とのずれ量がマークずれ許容範囲内であると判断された個片Pについて、ずれ量算出手段17によって算出されたはんだHの位置のずれ量を用いて、当該はんだHの位置データを補正する処理を行う。補正手段18による処理は、例えば、記憶手段14に記憶された検査データに含まれる当該個片P上のはんだHの位置データが示す座標を、ずれ量算出手段17により算出されたずれ量の分だけシフトすることにより、当該個片P上のはんだHの印刷位置の座標を示す位置データを補正するものである。
印刷状態判断手段19は、測定手段15により取得された各はんだHの位置における測定データと、補正手段18により位置データが補正された検査データとを比較して、各はんだHの印刷状態、すなわち印刷位置、高さ、体積、面積などの良否を判断する。印刷状態判断手段19は、上記の測定データが、上記補正された検査データ(印刷位置、高さ等)についての所定のはんだずれ許容範囲(印刷位置ずれ許容範囲、高さずれ許容範囲等)に含まれているか否かを判断することにより、各はんだHの印刷状態の良否判定を行う。当該はんだずれ許容範囲としては、あらかじめ設定されたデフォルト値又はユーザによる設定値が用いられる。このはんだずれ許容範囲は、例えば上記検査データとして記憶手段14に記憶されている。
前記の表示手段20は、貼付基板B上の各個片Pの理想的なはんだの印刷状態を示す画像を表示し、併せて各はんだHの印刷状態の良否の判定結果を表示する。また、表示手段20は、本発明の報知手段としても動作可能に構成され、マーク位置判断手段16により個片認識マークnのずれ量が前記マークずれ許容範囲に含まれていないと判断されたことに対応して、所定の報知情報を表示するように制御される。
報知手段21は、マーク位置判断手段16により個片認識マークnのずれ量が上記マークずれ許容範囲に含まれていないと判断されたときに、その旨を報知するための所定の報知情報を発するものである。報知情報としては、アラームの出力や警告画面の表示等が用いられる。
[印刷はんだ検査装置による処理手順]
以上のような構成の制御系を備えた本実施形態の検査装置により実行される処理手順について、図2及び図3に示すフローチャートを参照して説明する。予備的手順として、上記の検査データ、マークずれ許容範囲の設定情報、及び、はんだずれ許容範囲の設定情報が記憶手段14に格納される。
まず、基板データ作成手段11が、はんだ印刷装置にて用いられるはんだ印刷用マスクデータの入力を受けて、貼付基板B上の各個片Pの個片認識マークnの位置を認識するための基準となる認識マークNの座標を示す位置情報と、各個片Pに印刷される各はんだHの配置を示す配置情報とを含む基板データを作成する(S1)。ユーザが入力手段12を操作して、個片枠Fの設定情報と、貼付基板Bに貼り付けられる個片Pの個数設定情報と、貼付基板B上で隣接する個片P間のピッチ設定情報とを入力すると(S2)、個片データ生成手段13は、ステップS1にて作成された認識マークNの座標と、ステップS2にて入力された個数設定情報が示す個片Pの縦方向及び横方向の個数と、ピッチ設定情報が示す個片P間の横方向のピッチDx及び縦方向のピッチDyとを用いて、各個片P上の一対の個片認識マークnの位置データ(座標)を算出する(S3)。ステップS1で作成された基板データ、ステップS2で入力された各設定情報、及び、ステップS3で算出された個片認識マークの座標は、記憶手段14にそれぞれ格納される。
はんだ印刷装置によってはんだHが印刷されたFPCが貼り付けられた貼付基板Bが、本実施形態の印刷はんだ検査装置に搬送されて所定の測定位置にセットされると(S4)、測定手段15は、この貼付基板B上の各個片Pに形成されたはんだHの位置、高さ、体積等の上述の変位量を測定するとともに、各個片Pの個片認識マークnの位置測定データ(座標)を測定する(S5)。測定された各はんだHの変位量及び各個片認識マークnの座標は、記憶手段14にそれぞれ格納される。
次に、マーク位置判断手段16は、貼付基板B上の各個片Pについて、記憶手段14に格納された個片認識マークnの位置データと、測定手段15により取得された個片認識マークnの位置測定データとを比較して、これらの間のずれ量が記憶手段14に格納された上記のマークずれ許容範囲に含まれているか否かを判断する(S6)。
或る個片認識マークnの位置データと位置測定データとのずれ量が大きく、マークずれ許容範囲内に含まれていないと判断された場合(S7;「NG」)、報知手段21は、アラームを出力したり、警告画像を表示することにより、不適当な貼付状態のFPCがあると判断されたことをユーザに報知し(S8)、次に搬送されてくる貼付基板B上のフレキシブルプリント基板の検査に備えて待機状態とされる。
一方、個片認識マークnの位置データと位置測定データとのずれ量が、マークずれ許容範囲内に含まれていると判断された場合(S7;「OK」)、ずれ量算出手段17が、当該個片P上の各はんだHについて、個片認識マークnの上記ずれ量に応じた検査データに含まれるはんだHの座標のずれ量を算出する(S9)。補正手段18は、記憶手段14に記憶された検査データに含まれるはんだHの座標を、ずれ量算出手段17により算出されたずれ量の分だけ補正して、当該個片P上の各はんだHの座標を求める(S10)。印刷状態判断手段19は、補正手段18により位置データが補正された検査データに対し、測定手段15により取得されたはんだHの位置における測定データが上記のはんだずれ許容範囲に含まれているか否かを判断する(S11)。全てのはんだHが当該許容範囲内である場合(S12;「OK」)、制御手段31は、その個片Pが合格判定(良判定)である旨を示す画像やメッセージを表示手段20に表示させる(S13)。一方、当該許容範囲外のずれ量のはんだHが存在する場合(S12;「NG」)、制御手段31は、貼付基板Bの各個片P上の各はんだHごとの判定結果を表示手段20に表示させるとともに、当該貼付基板B全体としてNG判定であることを報知する画面やメッセージ等を表示させる(S14)。以上で、1枚の貼付基板Bに貼り付けられたフレキシブルプリント基板の検査は終了し、次の貼付基板B上のフレキシブルプリント基板の検査に備えて待機状態とされる。
[処理の一例]
このような処理を簡略化した一具体例を説明する。図4には、その説明のための図が示されている。説明を簡略化するために、貼付基板Bに貼り付けられた複数のフレキシブルプリント基板のうちの1枚の個片Pのみを考慮する。更に、当該個片Pには、一つのはんだHのみが印刷されているものとする。以下、マークずれ許容範囲を(±2,±2)とし、はんだの印刷位置に関するはんだずれ許容範囲(印刷位置ずれ許容範囲)を(±0.5,±0.5)とする。なお、はんだずれ許容範囲は、検査データに含まれるはんだの高さや体積等の値についても設定されているのが通常だが、ここでは位置のみを考慮して説明を簡略化することとする。
まず、図4(A)に示すように、設計された貼付位置及びはんだ印刷位置であるフレキシブルプリント基板を符号Pで表す。はんだ印刷位置個片データ生成手段13により生成された個片Pの個片認識マークnの座標をA(0,0)、B(10,10)とし、検査データに含まれるはんだHの座標をH(5,5)とする。また、測定手段15により測定されるフレキシブルプリント基板を符号P′で表し、測定された個片認識マークnの座標をA′(1,2)、B′(11,12)とし、測定されたはんだHの座標をH′(6.2,7.3)とする。
マーク位置判断手段16は、以上のデータから、設定された個片認識マークnの座標A(0,0)と、測定により得られた座標A′(1,2)とを比較して、ずれ量(1,2)を算出し、マークずれ許容範囲(±2,±2)と比較する。同様に、個片認識マークnの座標B(10,10)と、測定により得られた座標B′(11,12)とを比較して、ずれ量(1,2)を算出し、マークずれ許容範囲(±2,±2)と比較する。これらずれ量はマーク許容範囲内であるので、「OK」である。
ずれ量算出手段17は、個片認識マークnのずれ量(1,2)から、はんだHの位置のずれ量を算出する。この場合、横方向及び縦方向に対してそれぞれ平行方向にずれているので、はんだHのずれ量も(1,2)である。なお、或る点を中心とする回転方向に個片認識マークnにずれが生じている場合には、平行方向のずれとともに当該回転量も含めたずれ量を算出する。
補正手段18は、このはんだのずれ量(1,2)を基に、はんだHの座標を算出する。つまり、はんだHは設計上、座標H(5,5)にあるが、個片認識マークnのずれ量(1,2)を考慮して、(5+1,5+2)=(6,7)にずれていると考えられる。補正手段18は、この演算を行う。
印刷状態判断手段19は、測定されたはんだHの座標H′(6.2,7.3)が、補正手段18により算出された座標(6,7)に対して、はんだずれ許容範囲(±0.5,±0.5)に含まれているかを判断する。当該ケースでは、これらの座標のずれ量は(0.2,0.3)であり、はんだずれ許容範囲に含まれているので「OK」である。
一方、図4(B)に示すケースでは、測定手段15により測定されたはんだHの座標はH′(6.8,7.9)であるため、はんだずれ許容範囲(±0.5,±0.5)に含まれず、「NG」となる。
[印刷はんだ検査装置の制御系のハード構成]
以上のような処理を行うためのハードウェア構成について説明する。本実施形態の印刷はんだ検査装置は、図6〜図8に示したレーザ変位計や搬送手段102等からなる測定手段15と、上述したデータ処理を行うコンピュータとを含んで構成される。
図1のブロック図に示す基板データ生成手段11、個片データ生成手段13、マーク一判断手段16、ずれ量算出手段17、補正手段18及び印刷状態判断手段19は、このコンピュータのCPUによって構成される。また、記憶手段14は、当該コンピュータのRAM、ROM、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置によって構成される。また、制御プログラム記憶手段32は、上記HDDにより構成され、本発明に係るデータ処理を実行させるための制御プログラムがあらかじめ格納されている。制御手段31は、上記のCPUによって構成され、制御プログラム記憶手段32に記憶された制御プログラムを参照して各手段を制御する。
入力手段12は、コンピュータが有するキーボードやマウス等の入力用インターフェイス、及び/又は、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク等の情報記録媒体からコンピュータにデータを取り込むためのドライブ装置によって構成される。
表示手段20は、コンピュータに接続されたモニタ装置から構成され、制御手段31としてのCPUの制御にしたがって画像を表示する。また、検査装置の本体に接続又は内蔵されたモニタ装置を表示手段20として用いることもできる。
報知手段21は、警告画面やメッセージを表示することにより報知を行う場合には表示手段20と同じモニタ装置などを用いることができ、また、アラーム出力を行う場合にはコンピュータが通常具備するスピーカ等の音声出力装置を用いることができる。また、検査装置に設けられた警報用のシグナルタワー等を報知手段21として用いることも可能である。このような報知手段21は、制御手段31としてのCPUによって動作制御がなされる。
以上で詳述した構成は、本発明を実施するための一具体例に過ぎないもので、本発明の要旨の範囲内において各種の変形を施すことが可能である。
本発明に係る印刷はんだ検査装置の実施形態の制御系の概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係る印刷はんだ検査装置の実施形態により実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷はんだ検査装置の実施形態により実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷はんだ検査装置の実施形態により実行される処理手順の一具体例を説明するための図である。 本発明に係る印刷はんだ検査装置によりフレキシブルプリント基板の検査を行うための設定画面の概略構成を示す図である。 印刷はんだ検査装置の測定手段の概略構成の一例を示す正面図である。 印刷はんだ検査装置の測定手段の概略構成の一例を示す平面図である。 印刷はんだ検査装置の測定手段によるはんだの変位量の検出原理を説明するための図である。 印刷はんだ検査装置にて検査を行うプリント基板の概略構成を示す図である。
符号の説明
10 基準データ生成手段
11 基板データ生成手段
12 入力手段
13 個片データ生成手段
14 記憶手段
15 測定手段
16 マーク位置判断手段
17 ずれ量算出手段
18 補正手段
19 印刷状態判断手段
20 表示手段
B 貼付基板
P フレキシブルプリント基板(FPC、個片)
H はんだ
n フレキシブルプリント基板の個片認識マーク
N 認識マーク

Claims (4)

  1. 貼付基板に貼り付けられた複数のフレキシブルプリント基板の各個片に印刷されたはんだの形成状態を検査する印刷はんだ検査装置であって、
    前記複数のフレキシブルプリント基板の各個片にあらかじめ形成された個片認識マークの位置データを生成する基準データ生成手段(10)と、
    前記各個片に印刷される各はんだの位置データ及び各はんだの印刷状態の良否判定の基準となる検査データと、前記基準データ生成手段(10)により生成された前記個片認識マークの位置データとを記憶する記憶手段(14)と、
    前記複数のフレキシブルプリント基板を測定して、各個片の個片認識マークの位置測定データと、前記検査データに対応する各はんだの測定データとを取得する測定手段(15)と、
    前記各個片について、前記記憶手段(14)に記憶された前記個片認識マークの位置データと、前記測定手段(15)により取得された前記個片認識マークの位置測定データとを比較して、そのずれ量が所定のマークずれ許容範囲に含まれるか否かを判断するマーク位置判断手段(16)と、
    このマーク位置判断手段(16)により前記個片認識マークのずれ量が前記マークずれ許容範囲に含まれると判断された個片について、当該ずれ量に基づき、前記記憶手段(14)に記憶された前記検査データに含まれる各はんだの位置データを補正する補正手段(18)と、
    前記測定手段(15)により取得された各はんだの位置における前記測定データと、前記補正手段(18)により前記位置データが補正された各はんだの検査データとを比較して、各はんだの印刷状態の良否を判断する印刷状態判断手段(19)と、
    を備えていることを特徴とする印刷はんだ検査装置。
  2. 前記マーク位置判断手段(16)により前記個片認識マークのずれ量が前記マークずれ許容範囲に含まれると判断された個片について、当該ずれ量に応じた、前記記憶手段(14)に記憶された前記各はんだの位置データのずれ量を算出するずれ量算出手段(17)を更に備え、
    前記補正手段(18)は、このずれ量算出手段(17)により算出された前記ずれ量を用いて、前記個片の各はんだの位置データを補正することを特徴とする請求項1記載の印刷はんだ検査装置。
  3. 前記基準データ生成手段(10)は、
    前記各個片にはんだを印刷するときに用いられるはんだ印刷用マスクデータを基に、前記各個片の前記個片認識マークのうちから選択された所定の認識マークの位置情報を作成する基板データ生成手段(11)と、
    前記貼付基板に貼り付けられるフレキシブルプリント基板の個数設定情報と、前記貼付基板に隣接して貼り付けられる個片間のピッチ設定情報とを入力するための入力手段(12)と、
    前記基板データ作成手段(11)により作成された前記認識マークの位置情報と、前記入力手段(12)にて入力された前記個数設定情報及びピッチ設定情報とを基に、前記各個片の個片認識マークの位置データを生成する個片データ生成手段(13)と、
    を含んでいることを特徴とする請求項1記載の印刷はんだ検査装置。
  4. 前記マーク位置判断手段(16)により前記個片認識マークのずれ量が前記マークずれ許容範囲に含まれないと判断されたことに対応して、所定の報知情報を発する報知手段(21)を更に備えていることを特徴とする請求項1記載の印刷はんだ検査装置。
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