JP2005205322A - 脱泡処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で、連続して脱泡することができると共に、脱泡性能の向上を図れるようにした脱泡処理装置を提供すること。
【解決手段】 真空容器1内に配設される回転可能な回転体2に処理液を供給し、回転体2の回転による遠心力の作用により処理液中の気泡を脱泡する脱泡処理装置において、回転体2の外周側に、遠心力の作用により処理液の真空との接触面積を漸次増大させて処理液中の気泡を脱泡する脱泡促進部3を設ける。回転体2を有底円筒状体20にて形成すると共に、該有底円筒状体20の側壁部21に複数の微細小孔22を設ける。脱泡促進部3を、微細小孔22に一端が接続されて放射方向に突出する複数の線状部材30にて形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は脱泡処理装置に関するもので、更に詳細には、遠心力を利用して処理液例えば高粘度の液体中の気泡を脱泡する脱泡処理装置に関するものである。
従来、液中の気泡類を脱泡又は脱気(以下に、単に脱気という)する方法としては、容器ごと自転・公転させ、遠心力を利用して気泡の結合を促し破泡させる方法があるが、この方法はバッチ式であり、装置の大型化が困難なため、一度に処理できる量が少ないという問題があった。また、液を真空下で攪拌する方法も知られているが、この方法もバッチ式であり、非常に多くの時間を要することや、特に高粘度液の場合、気泡が膨張して液面が上昇するため、液が容器から溢れることがあった。
上記バッチ式の脱泡方法の問題を解決する手段として、真空容器内に配設される外周側に円筒スクリーンを設けた円板状の回転体を高速回転させながら、処理液を回転体の中心付近から流すことで、液体を円板上で薄膜化して連続的に脱泡する真空式脱泡装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
更に、真空容器内に配設される円板状の分散盤を多段にして、各分散盤に処理液を分散供給して脱泡する脱泡・脱気装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
実公平5−17125号公報(実用新案登録請求の範囲、第2図) 特開2001−9206(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、前者すなわち実公平5−17125号公報に記載のものは、高粘度の処理液に対しては、脱泡性能が低く、充分な脱泡を行うためには、円板の径を大きくする必要があり、装置が大掛かりなものになってしまうという問題があった。
これに対して、後者すなわち特開2001−9206に記載のものにおいては、円板状の分散盤を多段にして、各分散盤に処理液を分散供給して脱泡するため、前者に比べて脱泡性能を高めることができるが、処理液は下段の分散盤へ流れる間は真空との接触面積は増大されないため、脱気処理に時間を要すると共に、脱泡性能が低下する虞がある。したがって、より高い脱泡率を必要とする場合、充分とは言い難く、脱泡率を高めるためには、段数を増やす必要がある。しかし、分散盤の段数を増やすと、装置が大掛かりとなるという問題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構造で、連続して脱泡することができると共に、脱泡性能の向上を図れるようにした脱泡処理装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、この発明の脱泡処理装置は、真空容器内に配設される回転可能な回転体に処理液を供給し、回転体の回転による遠心力の作用により処理液中の気泡を脱泡する脱泡処理装置において、上記回転体の外周側に、遠心力の作用により上記処理液の真空との接触面積を漸次増大させて処理液中の気泡を脱泡する脱泡促進部を設けた、ことを特徴とする(請求項1)。
このように構成することにより、回転体に供給された処理液は、遠心力の作用により回転体の外周側に流れ、脱泡促進部内を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液中の気泡が脱泡される。
この発明において、上記回転体を有底筒状体にて形成すると共に、該有底筒状体の側壁部に複数の孔部を設け、上記脱泡促進部を、上記孔部に一端が接続されて放射方向に突出する複数の線状部材にて形成することができる(請求項2)。この場合、孔部は、有底筒状体の側壁部に設けられていれば、その形状は任意でよく、例えば、円形状の微細小孔やスリット等にて形成することができる。また、線状部材は、各孔部に接続する必要はないが、少なくとも1/2以上の孔部に接続する方が好ましい。この線状部材は、例えば、ピアノ線や針金等の金属製線状部材,化学繊維やコイル等の可撓性の紐状部材,あるいは有刺鉄線、チューブや毛細管等を使用することができる。線状部材の線径は細い方が好ましく、例えば、線径は、0.01〜1mmのものを使用することができる。
このように構成することにより、回転体に供給された処理液は、遠心力の作用により有底筒状体の側壁部に衝突した後に、孔部を通って線状部材を伝って線状部材の先端側に流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液中の気泡が脱泡される。また、真空容器内に飛散した処理液を高速回転している線状部材が叩くことで、処理液を更に細かい霧状にすることができる。
また、上記回転体を有底筒状体にて形成し、上記脱泡促進部を、上記有底筒状体の側壁部を構成する連続気泡発泡体にて形成することができる(請求項3)。この場合、連続気泡発泡体として、例えばステンレス製の発泡体や遠心力によって変形しない剛性を有するスポンジ等を使用することができる。連続気泡発泡体の気泡径は、処理液の粘度や回転体の回転数によって設定されるが、10000mPa・sを超えるような高粘度液の場合、1〜3mm径程度が好ましい。その理由は、1mmより小さいと液で充填されてしまい効果が薄れ、また、3mmより大きいと液の表面積を増大することができないからである。
このように構成することにより、回転体に供給された処理液は、遠心力の作用により連続気泡発泡体中を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液中の気泡が脱泡される。
また、上記回転体を、同心円状の内筒と外筒を有する二重有底筒状体にて形成すると共に、内筒及び外筒に複数の孔部を設け、上記脱泡促進部を、上記内筒と外筒の間に配設される連続気泡発泡体にて形成することができる(請求項4)。この場合、連続気泡発泡体として、上記と同様に例えばステンレス製の発泡体や遠心力によって変形しない剛性を有するスポンジ等を使用することができる。
このように構成することにより、回転体に供給された処理液は、遠心力の作用により有底筒状体の内筒に衝突した後に、孔部を通って連続気泡発泡体中を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液中の気泡が脱泡されて、外筒の孔部から真空容器内に流れる。
また、上記回転体を、同心円状の内筒と外筒を有する二重有底筒状体にて形成すると共に、内筒及び外筒に複数の孔部を設け、上記脱泡促進部を、上記内筒と外筒の間に配設され、多数の可撓性細片を絡み合わせた綿状物にて形成することができる(請求項5)。この場合、綿状物として、例えばステンレス製の可撓性細片を絡み合わせた金綿を使用することができる。
このように構成することにより、回転体に供給された処理液は、遠心力の作用により有底筒状体の内筒に衝突した後に、孔部を通って綿状物中を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液中の気泡が脱泡されて、外筒の孔部から真空容器内に流れる。
また、上記回転体を円板にて形成し、上記脱泡促進部を、上記円板の外周に一端が連結されて放射状に突出する複数の線状部材にて形成してもよい(請求項6)。この場合、線状部材は、上述したように、例えば、ピアノ線や針金等の金属製線状部材,化学繊維やコイル等の可撓性の紐状部材,あるいは有刺鉄線、チューブや毛細管等を使用することができる。線状部材の線径は細い方が好ましく、例えば、線径は、0.01〜1mmのものを使用することができる。また、線状部材の本数は、処理液が通過できる隙間を確保できれば、できる限り多い方がよく、好ましくは100本以上がよく、更に好ましくは1000本以上である方がよい。100本より少ないと、脱泡性が低下してしまい、十分な脱泡を行うことができなくなる。また、線状部材の線径を小さくし、本数が多い程表面積が大きくなり、脱泡性が向上する。
このように構成することにより、回転体に供給された処理液は、遠心力の作用により円板の表面に分散されて薄膜化されて真空との接触面積が増大された後、更に、線状部材を伝って線状部材の先端側に流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液中の気泡が脱泡される。また、真空容器内に飛散した処理液を高速回転している線状部材が叩くことで、処理液を更に細かい霧状にすることができる。
この発明の脱泡処理装置によれば、回転体に供給された処理液は、遠心力の作用により回転体の外周側に流れ、脱泡促進部内を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液中の気泡が脱泡されるので、構造を簡単にして脱泡性能の向上を図ることができる。
また、請求項2,6記載の脱泡処理装置によれば、更に、真空容器内に飛散した処理液を高速回転している線状部材が叩くことで、処理液を更に細かい霧状にすることができ、真空との接触面積を増大するので、更に脱泡性能を向上させることができる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明に係る脱泡処理装置の第1実施形態の全体を示す概略断面図である。
上記脱泡処理装置は、図1に示すように、処理液中の気泡を脱泡する真空容器1と、この真空容器1内の上部に配設される回転可能な回転体2と、この回転体2の外周側に設けられる脱泡促進部3と、回転体2及び脱泡促進部3を水平方向に回転する回転駆動部であるモータ4と、真空容器1内に処理液を供給する処理液供給部5とで主要部が構成されている。
上記真空容器1は、上部に減圧管6を介して真空ポンプP0が接続されて、真空容器1内が所定の真空圧例えば−0.1MPaに設定可能に形成されている。また、真空容器1の上部には、供給口7が設けられており、この供給口7には、処理液Lを貯留する処理液タンク8が供給管9によって接続されて、処理液供給部5が形成されている。この供給管9には、開閉弁V1及び供給ポンプP1が介設されている。また、供給管9の途中には、供給管9内を流れる処理液Lを所定温度例えば40〜50℃に調整する温度調整手段であるヒータHが配設されている。このヒータHによって処理液の温度を40〜50℃に加熱することによって処理液L中の気泡を少なくすることができる。また、真空容器1の下部には、排出口10が設けられており、この排出口10に、開閉弁V2を介設した排出管11が接続されている。
上記回転体2は、真空容器1の上部中心を図示しないベアリング及びシールを介して貫通する垂直回転軸12の下端に連結されており、垂直回転軸12に駆動軸が連結されたモータ4の駆動によって水平方向に高速回転(1000〜6000rpm)、例えば3600rpmで回転されるように構成されている。
また、回転体2は、図2及び図3に示すように、有底筒状体例えば有底円筒状体20によって形成されており、有底円筒状体20の側壁部21の全周面に渡って均一に多数の孔部例えば微細小孔22が設けられている。この場合、有底円筒状体20は例えばステンレス等の耐食性に富む材料にて形成されており、直径が約30cm、高さが約15cmに形成されている。なお、有底筒状体は必ずしも有底円筒状体20である必要はなく、円筒状以外の多角形例えば六角、八角形等の筒状体であってもよい。また、孔部である微細小孔22の孔径は約1mmに形成されている。
一方、上記脱泡促進部3は、図2及び図3に示すように、有底円筒状体20の側壁部21に設けられた各微細小孔22に一端が接続されて放射方向に突出する複数の線状部材30にて形成されている。この場合、線状部材30は、例えば0.5mm径のピアノ線にて形成されており、図4に示すように、略U字状に屈曲されて、隣接する微細小孔22に弾発力を利用して取り付けられている。なお、線状部材30は必ずしも各微細小孔22に接続される必要はなく、少なくとも1/2以上の微細小孔22に接続されていればよい。
上記のように構成される回転体2と脱泡促進部3は、モータ4の駆動によって水平方向に高速回転(例えば3600rpm)する。この状態において、開閉弁V1を開放すると共に供給ポンプP1を駆動すると、処理液タンク8内に貯留された処理液Lが供給管9を介して供給口7から回転体2すなわち有底円筒状体20の中心部付近に供給される。この際、ヒータHによって処理液Lの温度を40〜50℃に加熱して供給してもよい。有底円筒状体20に供給された処理液Lは回転体2の回転による遠心力によって有底円筒状体20の側壁部21に衝突した後に、微細小孔22を通って線状部材30を伝って線状部材30の先端側に流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液L中の気泡が脱泡される。この際、ヒータHによって供給される処理液Lの温度を40〜50℃に加熱しておけば、処理液中の気泡が少なくなるので、脱泡が更に促進される。更に、処理液Lは、線状部材30の先端から飛散して真空容器1の内壁面に叩き付けられた後、内壁面に沿って流下する間に、薄膜化されて真空との接触面積が増大されるので、脱泡促進部3で脱泡されなかった気泡が再度脱泡される。また、真空容器1内に飛散した処理液を高速回転している線状部材30が叩くことで、処理液を更に細かい霧状にし、真空との接触面積を増大して、脱泡することができる。なお、線状部材30が各微細小孔22に接続されていない場合は、微細小孔22から処理液Lが流れ出るが、この処理液Lは近傍の線状部材30に叩かれて細かい霧状になるので、同様に脱泡することができる。そして、脱泡された処理液Lは、真空容器1の下端に流れて排出口10から排出されて、次工程に移送される。
<第2実施形態>
図5は、この発明に係る脱泡処理装置の第2実施形態における回転体2Aと脱泡促進部3Aを示す斜視図、図6は、図5の断面図である。
第2実施形態では、回転体2Aは有底円筒状体20Aにて形成されており、脱泡促進部3Aは、有底円筒状体20Aの側壁部を構成する連続する気泡を有する連続気泡発泡体31にて形成されている。この場合、有底円筒状体20Aの底板23は、例えばステンレス製の円板にて形成されて、垂直回転軸12の下端に、ねじ等の固定部材(図示せず)をもって連結されている。連続気泡発泡体31は、ドーナツ状の例えばステンレス製の発泡体にて形成されている。ステンレス製の発泡体は、水系バインダと粉末材料と一緒に発泡剤を混合して、これを発泡、乾燥及び焼結することによって作製することができる。この連続気泡発泡体31の気泡径は、約2mmに形成されている。なお、連続気泡発泡体31をステンレス製の発泡体に代えて、遠心力によって変形しない剛性を有するスポンジを使用することもできる。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
第2実施形態の回転体2Aと脱泡促進部3Aによれば、モータ4の駆動によって水平方向に高速回転(例えば3600rpm)された状態において、処理液Lが回転体2Aの中心部付近に供給されると、処理液Lは回転体2Aの回転による遠心力によって連続気泡発泡体31中を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液L中の気泡が脱泡される。更に、処理液Lは、連続気泡発泡体31の外周から飛散して真空容器1の内壁面に叩き付けられた後、内壁面に沿って流下する間に、薄膜化されて真空との接触面積が増大されるので、脱泡促進部3で脱泡されなかった気泡が再度脱泡される。そして、脱泡された処理液Lは、真空容器1の下端に流れて排出口10から排出されて、次工程に移送される。
<第3実施形態>
図7は、この発明に係る脱泡処理装置の第3実施形態における回転体2Bと脱泡促進部3Bを示す斜視図、図8は、第3実施形態における回転体2Bと脱泡促進部3Bの分解斜視図である。
第3実施形態では、回転体2Bは、同心円状の内筒41と外筒42を有する二重有底筒状体例えば二重有底円筒状体40にて形成されており、内筒41及び外筒42の全周に渡って均等に複数の孔部例えば微細小孔22が設けられている。この場合、二重有底円筒状体40は、例えばステンレス等の耐食性に富む材料にて形成されており、内径が約30cm、外径が約45cm、高さが約15cmに形成されている。なお、二重有底筒状体は必ずしも二重有底円筒状体40である必要はなく、同心円状であれば円筒状以外の多角形例えば六角、八角形等の二重筒状体であってもよい。また、孔部である微細小孔22の孔径は約1mmに形成されている。
一方、脱泡促進部3Bは、内筒41と外筒42の間に配設されるドーナツ状の連続する気泡を有する連続気泡発泡体31Bにて形成されている。この場合、連続気泡発泡体31Bは、第2実施形態の連続気泡発泡体31と同様に、気泡径が約2mmの例えばステンレス製の発泡体にて形成されている。なお、連続気泡発泡体31をステンレス製の発泡体に代えて、遠心力によって変形しない剛性を有するスポンジを使用してもよい。
なお、第3実施形態において、その他の部分は第1及び第2実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
第3実施形態の回転体2Bと脱泡促進部3Bによれば、モータ4の駆動によって水平方向に高速回転(例えば3600rpm)された状態において、処理液Lが回転体2Bすなわち二重有底円筒状体40の中心部付近に供給されると、処理液Lは回転体2Bの回転による遠心力によって内筒41に衝突した後、内筒41に設けられた微細小孔22を通って連続気泡発泡体31B中を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液L中の気泡が脱泡される。更に、処理液Lは、外筒42に設けられた微細小孔22から飛散して真空容器1の内壁面に叩き付けられた後、内壁面に沿って流下する間に、薄膜化されて真空との接触面積が増大されるので、脱泡促進部3で脱泡されなかった気泡が再度脱泡される。そして、脱泡された処理液Lは、真空容器1の下端に流れて排出口10から排出されて、次工程に移送される。
<第4実施形態>
図9は、この発明に係る脱泡処理装置の第4実施形態における回転体2Cと脱泡促進部3Cを示す斜視図、図10は、第4実施形態における回転体2Cと脱泡促進部3Cの分解斜視図である。
第4実施形態では、回転体2Cは、第3実施形態と同様に、同心円状の内筒41と外筒42を有する二重有底筒状体例えば二重有底円筒状体40にて形成されており、内筒41及び外筒42の全周に渡って均等に複数の孔部例えば微細小孔22が設けられている。
一方、脱泡促進部3Cは、内筒41と外筒42の間に配設される多数の可撓性細片を絡み合わせた略ドーナツ状の綿状物50にて形成されている。この場合、綿状物50は、例えばステンレス製の可撓性細片を絡み合わせた金綿にて形成されている。
なお、第4実施形態において、その他の部分は第1、第2及び第3実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
第4実施形態の回転体2Cと脱泡促進部3Cによれば、モータ4の駆動によって水平方向に高速回転(例えば3600rpm)された状態において、処理液Lが回転体2Cすなわち二重有底円筒状体40の中心部付近に供給されると、処理液Lは回転体2Cの回転による遠心力によって内筒41に衝突した後、内筒41に設けられた微細小孔22を通って綿状物50中を流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液L中の気泡が脱泡される。更に、処理液Lは、外筒42に設けられた微細小孔22から飛散して真空容器1の内壁面に叩き付けられた後、内壁面に沿って流下する間に、薄膜化されて真空との接触面積が増大されるので、脱泡促進部3で脱泡されなかった気泡が再度脱泡される。そして、脱泡された処理液Lは、真空容器1の下端に流れて排出口10から排出されて、次工程に移送される。
<第5実施形態>
図11は、この発明に係る脱泡処理装置の第5実施形態における回転体2Dと脱泡促進部3Dを示す斜視図、図11は、図10の要部拡大断面図である。
第5実施形態では、回転体2Dは、垂直回転軸12の下端に連結されるステンレス製の円板24にて形成されている。この場合、円板24は、厚さ約2mm、直径約30cmに形成されている。
一方、脱泡促進部3Dは、円板24の外周に一端が連結されて放射状に突出する複数の線状部材30Dにて形成されている。この場合、線状部材30Dは、例えば直径約50μmのポリエステル繊維にて形成されている。この線状部材30Dの一端部は、円板24の外周部に設けられた周溝25内に配設された状態で、周溝25内に嵌合されるドーナツ状押え部材26によって押えられ、押え部材26を貫通する固定ビス27を円板24にねじ結合することによって固定されている(図11参照)。なお、線状部材30Dを含めた回転体2Dの直径は約45cmに形成されている。
なお、第5実施形態において、その他の部分は第1〜第4実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
第5実施形態の回転体2Dと脱泡促進部3Dによれば、モータ4の駆動によって水平方向に高速回転(例えば3600rpm)された状態において、処理液Lが回転体2Dすなわち円板24の中心部付近に供給されると、処理液Lは回転体2Dの回転による遠心力によって円板24の表面に拡散されて薄膜化されることによって真空との接触面積が増大して、脱泡される。その後、処理液Lは、線状部材30Dを伝って線状部材30Dの先端側に流れる間に、真空との接触面積が漸次連続して増大されて、処理液L中の気泡が脱泡される。更に、処理液Lは、線状部材30Dの先端から飛散して真空容器1の内壁面に叩き付けられた後、内壁面に沿って流下する間に、薄膜化されて真空との接触面積が増大されるので、脱泡促進部3で脱泡されなかった気泡が再度脱泡される。また、真空容器1内に飛散した処理液を高速回転している線状部材30Dが叩くことで、処理液を更に細かい霧状にし、真空との接触面積を増大して、脱泡することができる。そして、脱泡された処理液Lは、真空容器1の下端に流れて排出口10から排出されて、次工程に移送される。
<その他の実施形態>
上記実施形態では、回転体2,2B,2Cに設けられた孔部が微細小孔22にて形成される場合について説明したが、孔部を微細小孔22に代えてスリット状に形成してもよい。
第1実施形態では、線状部材30がピアノ線にて形成される場合について説明したが、線状部材30は必ずしもピアノ線で形成する必要はなく、ピアノ線に代えて、例えば針金等の金属製線状部材,化学繊維やコイル等の可撓性の紐状部材,あるいはチューブや毛細管等を使用してもよい。
また、第5実施形態では、線状部材30Dがポリエステル繊維にて形成される場合について説明したが、ポリエステル繊維に代えて、例えばピアノ線や針金等の金属製線状部材,化学繊維やコイル等の可撓性の紐状部材,あるいはチューブや毛細管等を使用してもよい。
次に、この発明における第1実施形態〜第5実施形態の回転体と脱泡促進部の脱泡性能を調べるための比較実験について説明する。
実験に当って、上記第1実施形態〜第5実施形態の回転体と脱泡促進部を実施例1〜実施例5とし、図13に示すように、第1実施形態の有底円筒状体20と同様に形成される回転体2S1を比較例1とし、図14に示すように、第3実施形態及び第4実施形態の二重有底円筒状体40と同様に形成される回転体2S2を比較例2とし、また、図15に示すように、第5実施形態の円板24と同様に形成される回転体2S3を比較例3としたものを用意する。なお、実施例1〜5と比較例1〜3の寸法や真空容器の寸法は、いずれも同じ状態とする。
上記実施例1〜5と比較例1〜3の回転体を、常圧下又は減圧された真空容器下で3600rpmで高速回転させた。この状態で液温20℃の高粘度(20000mPa・s)の処理液例えばケン化度88%、重合度1750のポリビニルアルコール(PVA)の18%水溶液を供給ポンプP1の駆動によって回転体の中心部付近に供給して、脱泡処理した後、真空容器1の下部の排出口10から回収した処理液の脱泡率を測定したところ、表1及び図16に示すような結果が得られた。なお、ここでは、処理量を50kg/h,100kg/h,200kg/h及び400kg/hに変えた場合の常圧と減圧(−0.095MPa)の脱泡率(%)を測定した。
Figure 2005205322
なお、脱泡率Dは、以下の式(1)から算出した。
D=(E0−E1)/E0×100…(1)
ここで、E0は、脱泡前の処理液の真空中での膨張率、E1は、脱泡後の処理液の真空中での膨張率である。また、膨張率は、常圧から真空{常圧を0(ゼロ)とした計測器において、−0.1MPa(具体的には、−0.095MPa)に減圧}にしたときの見掛け上の体積増加率をいう。
また、膨張率Eは、以下の式から算出される。
E=(V0−V1)/V1×100
ここで、V0は、処理液の真空中での体積、V1は、処理液の常圧での体積である。
上記実験で使用したサンプルの処理液は、常圧での体積が100で、真空中の体積が200となった。したがって、膨張率Eは、100%である。これを脱泡処理装置で脱泡したものの常圧での体積が100で、真空中での体積が105となった場合、膨張率Eは、5%である。故に、脱泡率Dは、95%となる。
上記実験の結果、実施例1〜5のものは、処理量50kg/hの場合の脱泡率は92〜98%であり、処理量400kg/hの場合においても、脱泡率は80〜90%であり、少なくとも80%以上の脱泡率であった。これに対し、比較例1〜3のものは、処理量50kg/hの場合の脱泡率は53〜72%であり、処理量400kg/hの場合においては、脱泡率は33〜60%であり、脱泡率は72%以下であった。
上記実験の結果から、実施例1〜5によれば、特に高粘度のために脱泡しにくい液体を、非常に効果的に連続的に脱泡させることができることが判った。
この発明に係る脱泡処理装置の第1実施形態の全体を示す概略断面図である。 第1実施形態の脱泡処理装置の要部である回転体と脱泡促進部を示す斜視図である。 図2の要部断面図である。 第1実施形態における線状部材の取付状態を示す断面図である。 この発明に係る脱泡処理装置の第2実施形態における回転体と脱泡促進部を示す斜視図である。 図5の断面図である。 この発明に係る脱泡処理装置の第3実施形態における回転体と脱泡促進部を示す斜視図である。 第3実施形態の回転体と脱泡促進部を示す分解斜視図である。 この発明に係る脱泡処理装置の第4実施形態における回転体と脱泡促進部を示す斜視図である。 第4実施形態の回転体と脱泡促進部を示す分解斜視図である。 この発明に係る脱泡処理装置の第5実施形態における回転体と脱泡促進部を示す斜視図である。 第5実施形態における線状部材の取付状態を示す拡大断面図である。 比較例1の回転体を示す斜視図である。 比較例2の回転体を示す斜視図である。 比較例3の回転体を示す斜視図である。 この発明に係る実施例1〜5と比較例1〜3の脱泡率の実験結果を示すグラフである。
符号の説明
1 真空容器
2,2A,2B,2C,2D 回転体
3,3A,3B,3C,3D 脱泡促進部
4 モータ
20 有底円筒状体(有底筒状体)
21 側壁部
22 微細小孔(孔部)
24 円板
30,30D 線状部材
31,31B 連続気泡発泡体
40 二重有底円筒状体(二重有底筒状体)
41 内筒
42 外筒
50 綿状物

Claims (6)

  1. 真空容器内に配設される回転可能な回転体に処理液を供給し、回転体の回転による遠心力の作用により処理液中の気泡を脱泡する脱泡処理装置において、
    上記回転体の外周側に、遠心力の作用により上記処理液の真空との接触面積を漸次増大させて処理液中の気泡を脱泡する脱泡促進部を設けた、ことを特徴とする脱泡処理装置。
  2. 請求項1記載の脱泡処理装置において、
    上記回転体を有底筒状体にて形成すると共に、該有底筒状体の側壁部に複数の孔部を設け、
    上記脱泡促進部を、上記孔部に一端が接続されて放射方向に突出する複数の線状部材にて形成してなる、ことを特徴とする脱泡処理装置。
  3. 請求項1記載の脱泡処理装置において、
    上記回転体を有底筒状体にて形成し、
    上記脱泡促進部を、上記有底筒状体の側壁部を構成する連続気泡発泡体にて形成してなる、ことを特徴とする脱泡処理装置。
  4. 請求項1記載の脱泡処理装置において、
    上記回転体を、同心円状の内筒と外筒を有する二重有底筒状体にて形成すると共に、内筒及び外筒に複数の孔部を設け、
    上記脱泡促進部を、上記内筒と外筒の間に配設される連続気泡発泡体にて形成してなる、ことを特徴とする脱泡処理装置。
  5. 請求項1記載の脱泡処理装置において、
    上記回転体を、同心円状の内筒と外筒を有する二重有底筒状体にて形成すると共に、内筒及び外筒に複数の孔部を設け、
    上記脱泡促進部を、上記内筒と外筒の間に配設され、多数の可撓性細片を絡み合わせた綿状物にて形成してなる、ことを特徴とする脱泡処理装置。
  6. 請求項1記載の脱泡処理装置において、
    上記回転体を円板にて形成し、
    上記脱泡促進部を、上記円板の外周に一端が連結されて放射状に突出する複数の線状部材にて形成してなる、ことを特徴とする脱泡処理装置。
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