JP2005204271A - リモコンセット - Google Patents

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良祐 林
Takayuki Matsuo
隆之 松尾
Tatsuya Furusho
達也 古荘
So Kakihana
創 垣花
Hiromi Watabe
博美 渡部
Yasumi Ushikubo
康身 牛窪
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】従来品と比べて小さなサイズで、操作性が良好で、意匠性に富んだリモコンセットを提供する。
【解決手段】トイレルーム壁面に取り付けられたリモコンハンガーと、このリモコンハンガーに着脱自在なリモコンとで構成されたリモコンセットである。リモコンハンガーに装着された状態にあるとき露出することのないリモコン背面Cには、使用頻度の少ない設定指令系操作部であるリモコン背面部操作部4を群として配置している。また、リモコン天面Aおよびリモコン正面Bには、衛生洗浄装置を操作するときに必要最低限で使用頻度の高い動作指令系操作部であるリモコン天面部操作部2およびリモコン正面部操作部3をそれぞれ群として配置している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機能の異なる複数の操作部を有するリモコンセット、特に、トイレルームに設置される衛生洗浄装置等のトイレ装置の遠隔操作に用いるためトイレルーム壁面などに配置されるリモコンセットに関する。
トイレルームに設置された衛生洗浄装置に備わる種々の機能を遠隔操作によって作動させるために、トイレルーム壁面などにはリモコンセットが配置されている。従来のリモコンセットは、一般に、トイレルーム壁面に固定されたリモコンハンガーとこれに着脱可能に装着されたリモコンとで構成され、リモコンには、平板状をした正面パネルに種々の操作部や表示部が配置されている。また、平常は、操作部の一部や表示部を開閉自在なカバーによって隠蔽する構成としたものもある(例えば、特許文献1参照)。
一方、トイレルーム壁面に取付けられた状態で目立ちやすいリモコンの正面パネルに使用頻度の高い種々の操作部を配置し、この面と交わる他の面にその他の操作部を配置したものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−7162号公報 特開平09−167537号公報
しかしながら、上述した従来のリモコンにあっては、衛生洗浄装置の多様な機能に対応させた種々の操作部を全て配置するとリモコンの大型化を回避することができなくなる。そこで、例えば、カバーによって操作部を隠蔽することによって操作部が乱雑に並ぶ煩雑さを抑えることは可能であるが、隠蔽した面積自体はリモコンの大きさに影響を与えるため、実際には、横幅200mm、高さ150mm、奥行き22mm程度の大きさとならざるを得ず、リモコンそのものの形状を画期的に小さくすることはできない状況にある。
また、近年においては、高級感を有するデザインが施された衛生洗浄装置付き便器も市場に登場し、高級マンション、高級店舗あるいは高級ホテルなどに設置され、好評となっている。しかし、このような高級な衛生洗浄装置付き便器に付設されるリモコンは、従来と同様、合成樹脂を素材とするものであり、質感などの点で調和がとれないといった問題も生じている。
本発明は、上記問題点の解決を目的とするものであり、本発明が解決しようとする課題は、従来品と比べて小さなサイズで、操作性が良好で、意匠性に富んだリモコンセットを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の操作部を有し、壁面に取付けられたリモコンハンガーに対して着脱自在とされる取付部を備えたリモコンと、前記リモコンを壁面に着脱可能に装着するためのリモコンハンガーからなるリモコンセットにおいて、前記リモコンを壁面に取付けた状態で視認不可能な位置に前記複数の操作部中の一部の操作部を設け、前記リモコンを壁面に取付けた状態で視認可能な位置に他の操作部を設けたことを特徴とする。これにより、必要最低限で使用頻度の高いスイッチのみを表面側に露出して配置できるため、使用者に操作時の煩雑感を与えることがなくなり、操作性が良好となり、小型で意匠性に富んだリモコンを提供することができる。
請求項2の発明は、前記一部の操作部及び前記取付部を、前記リモコンの背面に設けたことを特徴とする。これにより、前記一部の操作部及び前記取付部は、視認されなくなるため、意匠性が向上する。
請求項3の発明は、前記リモコンは、正面、天面、底面、背面および左右側面からなる六面体構成を備えてなり、前記背面に前記取付部を設けると共に前記一部の操作部を設けたことを特徴とする。これにより、リモコンハンガーへの取付部を有する面に設けた操作部の一部は、リモコンをリモコンハンガーから外さない限り操作することができないので、一部の操作部の誤操作を防止できる。
請求項4の発明は、前記リモコンの高さ寸法及び奥行き寸法を、20mm以上50mm以下としたことを特徴とする。これにより、リモコンを片手で握ることが可能となるため、リモコンをハンガーから外して操作する際に誤って床に落とすのを防止することができる。特に、高さ寸法を50mm程度に、奥行き寸法を20mm程度にすれば、手指を曲げてリモコンを確実に握ることが可能となるほか、壁面に取付けた状態における突出寸法を小さくすることができる。
請求項5の発明は、前記操作部をリモコンの一側面に寄せて配置し、他側面側に操作部を配置しない握り部を設けたことを特徴とする。このような構成とすれば、使用者が手持ち操作のときに、意図せず、操作部を誤って押下することによる衛生洗浄装置の誤動作を防止することができる。また、リモコン背面に配した、主に温水温度や便座温度や節電機能などの設定系である第2の操作部群を容易に押下することができるようになり、操作性を向上させることができる。
請求項6の発明は、前記底面、背面、左右側面を樹脂成型した樹脂基台により構成し、前記正面および天面を一つの金属製の表面ケースにより構成したことを特徴とする。これにより、ヘアラインやブラスト処理など樹脂部材では表現しにくい表面処理加工を金属部材に施し、更には金属部材の端面を露出することで部材の厚みを強調し、リモコン本体の重たさや触ったときの冷たさを使用者に伝えることで、独特の高級感を得たリモコン構成が可能となり、従来のリモコンよりも飛躍的に意匠性を高めることができる。
請求項7の発明は、前記表面ケースにより構成されたリモコンの正面および天面に、前記他の操作部を設けたことを特徴とする。これにより、衛生洗浄装置を操作する必要最低限で使用頻度の高いスイッチをリモコンの2面に分けて配置することになるので、機能に合った操作部を群としてリモコンの正面と天面に分離することができ、さらにリモコンのサイズを小型化することができる。
請求項8の発明は、前記天面に、赤外線信号発信用のIR窓および複数の操作部を、同一形状として規則的な間隔を介して設けたことを特徴とする。これにより、赤外通信用のIR窓が金属製の表面ケースに孤立して取り付く違和感をなくし、意匠性を向上することができる。
請求項9の発明は、前記取付部に、リモコンを前記ハンガーに装着したことを検知する機能を設けたことを特徴とする。これにより、例えば、リモコンのハンガーへの装着時と非装着時とで、一つの操作部を異なる機能に変化させることも可能となる。
請求項10の発明は、前記正面に設けた操作部を正面視円形状のキートップとし、前記キートップ中心を軸としてキートップを回転可能としたことを特徴とする。これにより、リモコンを自在に縦型・横型に変更することが可能となり、たとえばリモコン取り付けスペースが狭い壁においても、最適な取り付け方法を選択できるようになる利便性を提供することができる。
請求項11の発明は、前記操作部の特殊操作により、前記赤外線信号発信の態様を切り替え可能としたことを特徴とする。これにより、衛生洗浄装置本体に信号伝達するのに、LEDの向きが最適な発光LEDを選択して発光させることができ、赤外通信で消費する電池容量をむやみに使用することがなくなり、省エネ化が図られ、電池寿命を延命することが可能となる。
請求項12の発明は、前記背面に、前記一部の操作部を操作すると点灯する表示部を設けたことを特徴とする。これにより、使用者が表示を確認する必要があるときのみ、表示部を点灯させることができ、液晶やLEDによる不要な電池消費を回避し、省エネ化が図られ、電池寿命を延命することが可能となる。
請求項13の発明は、リモコンと前記リモコンを壁面に着脱可能に装着するためのリモコンハンガーからなるリモコンセットにおいて、前記リモコンハンガーに設けられた係止手段に着脱可能な取付け部を前記リモコンの背面の両端部にそれぞれ設け、前記取付け部の間の領域に操作部の一部を配置したことを特徴とする。このような構成とすれば、リモコンハンガーからリモコンを離脱させる際、リモコンの取付け部の一方がリモコンハンガーの一方の端部の係止手段に係合したままの状態で引っ張られるようなことがあっても、係止手段や取付け部の破損を防止することができる。
請求項14の発明は、前記背面における前記取付け部の間の領域に、表示部、電池カバーの少なくとも一方を配置したことを特徴とする。このような構成とすることにより、リモコン全体の形状を薄く、細長い形状とすることができる。
請求項15の発明は、前記リモコンの背面に配置された操作部と前記リモコンハンガーの正面との接触を阻止するため、対向する前記リモコンの背面、前記リモコンハンガーの正面の少なくとも一方に凸部を設けたことを特徴とする。このような構成とすることにより、リモコンをリモコンハンガーに装着した状態における、リモコン背面の操作部とリモコンハンガーとの接触を防止することができるので、操作部の誤動作や損傷を回避することができる。
複数の操作部を有し、壁面に取付けられたリモコンハンガーに対して着脱自在とされる取付部を備えたリモコンと、前記リモコンを壁面に着脱可能に装着するためのリモコンハンガーからなるリモコンセットにおいて、前記リモコンを壁面に取付けた状態で視認不可能な位置に前記複数の操作部中の一部の操作部を設け、前記リモコンを壁面に取付けた状態で視認可能な位置に他の操作部を設けたことにより、従来品と比べて小さなサイズとなり、操作性が良好となり、小型で意匠性に富んだリモコンセットが得られる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態であるリモコンについて説明する。なお、本実施形態のリモコンは、衛生洗浄装置の遠隔操作用として、トイレルーム壁面に取付けて使用することから、本願明細書においては、壁面に取付けた状態にあるリモコンの上側を天面、壁面に相対する面を背面、壁面の反対側に位置する面を正面として説明を行う。
図1は、本発明の実施の形態であるリモコンを示す図であり、平面図、正面図、背面図、右側面図である。リモコンは、正面、天面、底面および左右側面からなる六面体構造で形成されており、正面および天面は金属製の表面パネル7(以下、「表面ケース7」という。)で一体的に形成され、底面、背面および左右側面を樹脂成形されたボトムケース8(以下、「樹脂基台8」という。)で一体的に形成されている。
図1において、Aはリモコン正面、Bはリモコン天面、Cはリモコン背面であり、1は天面部赤外線発光フィルタ、2はリモコン天面部操作部、3はリモコン正面部操作部、4はリモコン背面部操作部、5はリモコン背面部表示部、6は電池カバー、7は金属製の表面ケース、8は樹脂基台である。また、このリモコンを、トイレルーム壁面に取り付けられたハンガー(後述する図14,図15参照)に着脱自在に取り付けるため、リモコン背面Cの左右端部付近にそれぞれ溝状の取付け部142が1つずつ設けられている。
このリモコンは、トイレルーム壁面に取り付けられたハンガー(後述する図14,図15参照)に着脱自在であり、トイレルーム壁面のハンガーに取付けられた状態にあるとき露出することのないリモコン背面部操作部4は、使用頻度の少ないスイッチを群として配置し、これらは隠蔽されている。したがって、リモコン背面部操作部4は、リモコンをハンガーから外さない限り操作することができないので、誤操作を防止することができる。
また、衛生洗浄装置を操作するときに必要最低限で使用頻度の高いスイッチをリモコンの2面に分けて配置しているので、機能に合った操作部を群として、リモコンの正面と天面とに分離配置することができ、リモコンを小型化することができる。
リモコンの表面ケースとして使用される金属製表面ケース7はL型に折曲されており、リモコン正面Aおよびリモコン天面Bの基材となっている。リモコン正面Aには、リモコン正面部操作部3が配置され、リモコン天面Bには、天面部赤外線発光フィルタ1(IR窓)およびリモコン天面部操作部2が配置される構成である。壁取付け状態において、使用者が視認しやすい金属製表面ケース7に配するスイッチ類は、衛生洗浄装置本体の使用機能のなかで、おしり洗浄や便器洗浄、電動開閉などの使用頻度の高い動作指令系操作部のみとすることで、使用者が視認するスイッチ類を少なくし、スイッチ操作を限定させ、簡便な操作を提供することに寄与している。
リモコンの背面ケースとして使用される樹脂基台8は、リモコン背面Cの基材となっている。リモコン背面Cには、リモコン背面部操作部4、リモコン背面部表示部5および電池カバー6を配し、衛生洗浄装置本体の使用機能のなかで、設定温度や時間、便器自動洗浄や自動座蓋開閉などのオート機能のON/OFFを指示する機能を有する設定指令系操作部のみをリモコン背面操作部4として設けている。
リモコンの壁取付け状態において、これらの設定指令系の操作部4,表示部5などを壁面側に隠蔽することにより、雑多な操作部の露出を防ぎ、リモコン形状を大幅に小型化することが可能であり、狭い空間への取付けも容易となり、さらには意匠性を大幅に向上する価値を使用者に提供できる。
図2は、リモコンの断面図である。図2において、11は正面部操作部用キートップ、12は正面部操作部用ラバーシール、13は正面部操作部用摺動パーツ、14は正面部操作部用基板、15は正面部操作部用スイッチ、16はインナー押さえパーツ、17は天面部メタルプレート、18は天面部操作部用スイッチ、19は天面部操作部用ラバーシール、20は天面部操作部用キートップ、21は天面部操作部用摺動パーツ、22は天面部操作部用押さえネジ、23は正面部操作部用押さえネジ、24は背面部操作部用基板、25はLCD表示部、26は背面部操作部用キートップラバー基板、27は背面部操作部用スイッチ、28は正面部操作部用押さえネジ用嵌合パーツである。
金属製表面ケース7にはプレス加工およびNC加工を用いて各穴や座繰りを施す。この金属製表面ケース7に正面部操作部用摺動パーツ13を実装して、上から正面部操作部用キートップ11を実装する。正面部操作部用摺動パーツ13は金属製表面ケース7に加工された位置決め穴で、位置固定される構造を持ち、正面部操作部用摺動パーツ13によって正面部操作部用キートップ11自身も、金属製表面ケース7に位置決めされる。正面部操作部用摺動パーツ13は正面部操作部用ラバーシール12および正面部操作部用基板14の取り付け基材となり、背面部操作部用基板24によって支えられたインナー押さえパーツ16によっても支持される。
この構造により、正面部操作部用キートップ11を押し込んだ場合には、正面部操作部用スイッチ15に作動力が発生し、スイッチの起動が可能となる。更に、押し込まれた荷重については、インナー押さえパーツ16の支持により保持する構造となる。
金属製表面ケース7は数mmの厚みをもった金属素材を使用し、押し出し成型やダイカスト成型により加工されるが、図1に示すように、その端面をあえて外観に露出する構造として、素材の厚み感を視認できるデザインとしている。
天面部操作部の構成については、金属製表面ケース7に天面部操作部用摺動パーツ21を実装する。更に、天面部操作部用摺動パーツ21の上に天面部操作部用キートップ20を実装し、天面部操作部用摺動パーツ21は金属製表面ケースに加工された位置決め穴で、位置出しされる構造を持ち、天面部操作部用摺動パーツ21によって天面部操作部用キートップ20自身も、金属製表面ケース7に位置決めされる。更に、天面部操作部用ラバーシール19および天面部操作部用基板17を実装するが、天面部操作部用基板17はメタルプレート構造になっており、前述の天面部操作部の各スイッチを金属製表面ケース7に固定する基材となる。
天面部操作部用基板17の片側は金属製表面ケース7の内側に成型したレールに引っ掛ける構造とし、逆側についてはLアングルにて、金属製表面ケース7の内側に成型した別のレールと天面部操作部用押さえネジ22によって結合させる。この構造により、天面部操作部用キートップ20を押し込んだ場合には、天面部操作部用スイッチ18に作動力が発生し、スイッチの起動が可能となる。
背面部操作部の構成については、樹脂基台8に背面操作部用穴を開口し、背面部操作部用キートップラバー基板26を実装する。この上から、LCD表示部25および背面部操作部用スイッチ27が実装された背面部操作部用基板24を実装してネジ止めにより固定する。背面部操作部用基板24は、正面部操作部用摺動パーツ13によって支えられたインナー押さえパーツ16によっても支持される。最後に、正面部操作部用押さえネジ用嵌合パーツ28を介して正面部操作部用押さえネジ23で固定することで本リモコンが組み立てられる。
この構成により、金属部材(金属製表面ケース7)と樹脂部材(樹脂基台8)との結合が可能になるばかりでなく、各部品のつなぎ目などをリモコンの外観に露出することを極力無くしている。また、金属製表面ケース7の厚みを、あえて外観に露出する構造として、素材の厚み感を視認できるデザインとすることが可能である。
図3は、赤外線投光部を説明するために、リモコンを一部内部透視状態とした概略背面図である(操作部や表示部の図示を省いている。)。図3において、31は赤外線発光LEDである。発光LEDの投光方向の前方に設置する赤外線フィルタは、樹脂基台8と一部品とされた樹脂パーツとして構成する。これにより、従来ケースと赤外線フィルタを別パーツにて構成したときに発生する接合ラインがなくなり、意匠性が向上する。また、その接合ラインからリモコン内部に侵入する湿気に代表される雰囲気に対しても、侵入経路をなくすことで耐性を向上させることが可能となる。
図4は、リモコンの金属製表面ケース7のコーナーRを説明する斜視図である。図において、41はリモコンの正面Aおよび天面Bを構成する金属製表面ケース7のコーナー部である。コーナー部41にはNC加工機により大きなRが形成されている。さらに、金属性表面ケース7の端面に面取り加工を施している。この部分に大きくRをとることで、リモコンを誤って落下したとき、衝突先に対して傷などを発生させる危険性を防止する効果があり、更には、リモコンを小さく見せる意匠的な効果がある。
図5は、リモコンの手持ち箇所を説明する外観図(平面図、正面図)である。なお、リモコンの操作部の態様を一部変更した例で説明する。図5において、51はリモコン手持ちスペースである。図5に示すように、横幅290mm、高さ40mm、奥行き(厚み)23mmの棒形状のリモコンにおいて、操作部の配置を図面上左方向に集めて配置しており、右方向にはリモコン背面を含めて操作部の配置を避けた構成としている。
これにより、使用者がリモコンの手持ち操作をする際に、手持ちスペース51を握れば、意図せず操作部を押下してしまう不具合を回避できる。また、使用者は手指を折り曲げて確実にリモコンを握ることができ、壁取付け時の前出寸法を小さくすることができる。更に、本リモコンの特徴である金属の重量や温度を、使用者が堪能するに適した構成とすることができる。
手持ちスペース51には積極的にラウンド形状を施し、握りやすい構造としており、手持ち操作時の操作部の操作がしやすい工夫が施してある。更には、リモコンの電池収容スペースをこの手持ちスペース51に配することにより、小型リモコンとしての部品スペースの有効活用が意図された構造となっている。
図6は、リモコンのスイッチ表示に使用するピクトグラムの例を示す図である。図6において、61は「おしり洗浄表示」、63は「やわらか洗浄表示」、65は「ビデ洗浄表示」、67は「乾燥表示」である。さらに、62は「おしり洗浄表示」の第二例、64は「やわらか洗浄表示」の第二例、66は「ビデ洗浄表示」の第二例、68は「乾燥表示」の第二例である。
このように、本リモコンにおいては、使用頻度の高いスイッチ類、すなわち衛生洗浄装置の洗浄・乾燥機能の操作部をクローズアップし、使用者の視認し易い金属製表面ケース7の正面に配することにより、煩わしいスイッチ選択をさせない構成である。加えて、これらピクトグラム表示をスイッチキートップ上又はその近傍に配することで、詳細の機能説明をしなくともスイッチの意味を使用者に簡潔に理解させることができる。
更に、文字表示をピクトグラムに対して充分に小さい大きさとして補助的に使うことにより、文字表示を必要とする使用者にも配慮することができる。このような構成としたことにより、煩雑な情報を金属製表面ケース7に表示しない、意匠性の高いリモコンを使用者に提供することができる。
図7は、リモコンのスイッチ表示に使用するキートップ形状表現の別の例を示す図である。71は「おしり洗浄キートップ形状表示」、72は「やわらか洗浄キートップ形状表示」、73は「ビデ洗浄キートップ形状表示」、74は「乾燥キートップ形状表示」、75は「水勢調節キートップ形状表示」である。76は「おしり洗浄キートップ形状表示」の横面視、77は「やわらか洗浄キートップ形状表示」の横面視、78は「ビデ洗浄キートップ形状表示」の横面視、79は「乾燥キートップ形状表示」の横面視、80は「水勢調節キートップ形状表示」の横面視である。本リモコンにおいては、比較的良く使用されるスイッチ類のみをクローズアップして金属製表面ケース面に配して、使用者に煩わしいスイッチ選択をさせない構成である。
加えて、これらキートップ形状表現を操作部キートップ内に配することで、詳細の機能説明をしなくともスイッチの意味を使用者に簡潔に理解させることができる。更には、文字表示を補助的に使うことで、文字表示を必要とする使用者にも配慮することができる。これにより、煩雑な情報を金属製表面ケース7に表示しない、意匠性の高いリモコンを使用者に提供することができる。
図8は、リモコン天面に配する赤外線フィルタと操作部の関係を示す平面図である。このリモコンは、前述した側面に投光する赤外線投光部に加え、上方に投光する赤外線投光部を有する。図8において、1は天面部赤外線発光フィルタ、2はリモコン天面部操作部である。リモコン天面に配する天面部赤外線発光フィルタ(IR窓)1および天面部操作部2は共に同径の円形状であり、その中心点を揃えて配置間隔を均等にしている。
これは、従来、特異な存在感を持ってしまっていた赤外線発光フィルタ1を、操作部2の並びの中に踏襲してしまうことを意図したデザインである。これにより、使用者に、赤外線発光フィルタ1の持つ異素材感を与えないようにすることができるだけでなく、リモコン天面Bの意匠性を向上することができる。
図9は、リモコン正面に配されている湾曲型スイッチを説明する図である。図9において、91はノズル位置調節操作部、92は水勢調節操作部、93はリモコン内部に設けたスイッチ、94は操作部を構成するキートップである。従来、ノズル位置調節操作部及び水勢調節操作部は、例えば、ノズル位置調節操作部の場合、ノズルの伸出方向に一つの操作部、収納方向に一つの操作部というように合計2個の操作部を配して、調節の状況を表示するインジケータなどを併用して構成する場合が多かった。
しかしながら、ノズルの位置および吐水の勢いは、使用者がスイッチ操作した場合に直接その変化を感じることができるため、インジケータをなくして、操作部キートップを統一することにより、2個の操作部を1個に統合することが可能である。
この操作部は、表面を凹型に湾曲させた湾曲型キートップ94とリモコン内部スイッチ93で構成され、キートップ94表面側部の凸部分を押下することで、スイッチ入力を受け付ける構造となる。更には、リモコン内部、特にハンガーへの取付け部に、位置検出などのスイッチを搭載することで、リモコン本体を上下左右に動かしたり、取り付け面に押し込んだりする動作を検出してスイッチ入力と判断させれば、使用者に違和感を与えず簡素化したスイッチ操作を提供することができる。更にスイッチの数を減らすことができ、リモコン形状を小型化することも可能となる。
図10は、本リモコンを卓上に置いた場合に好適に使用できるリモコンの変形例を示す断面図である。図10において、101はリモコン正面(A)、102はリモコン背面(C)、103はリモコン底面である。リモコン底面103に、後方に傾く傾斜を設けることによって、リモコン本体を、使用者の目線より低い位置にある棚上などに直置きした際に、リモコン正面に仰角を持たせることが可能となる。したがって、使用者の目線からリモコンの正面部操作部を捉えやすくなり、スイッチ類を判別しやすくなり、リモコン全体の視認性が向上する。
図11は、本発明のリモコンを縦横両用リモコンとした実施形態を説明する外観図であり、111は横型リモコンとした状態を示し、112は縦型リモコンとした状態を示している。図11において、113は操作部キートップ、114はキートップ切溝、115はキートップ受皿パーツ、116はキートップ受皿パーツの突起部である。
キートップ受皿パーツ115に構成されたキートップ受皿パーツの突起部116に対して、操作部キートップ113に構成されたキートップ切溝114を90度回転させて嵌合させることで、本リモコンに対する操作部キートップ113は、横型リモコン111あるいは縦型リモコン112に合わせて向きを変更する対応が可能となる。なお、操作部の構成を代えずに、操作部のピクトグラム表示をシールにして後から貼り付けることでも操作部の向きを変更できる効果がある。
このような構成とすることにより、設置場所の壁スペースの状況に応じたリモコンの取り付けの選択肢が増えるので、施工性が向上するほか、使用者の好みに応じたリモコンの意匠を提供することが可能となる。また、リモコンを自在に縦型・横型に変更することが可能であるため、例えば、リモコン取付けスペースが狭い壁面においても最適な取付け状態を選択することができ、利便性に優れている。
図12は、本リモコンの壁取り付け状況に応じた赤外線発光箇所についての説明図である。図12において、121は衛生洗浄装置(衛生洗浄便座)であり、122は右壁取り付け時のリモコン、123は右壁取り付け時のリモコン赤外線発光経路、124は左壁取り付け時のリモコン、125は左壁取り付け時のリモコン赤外線発光経路、126は衛生洗浄装置の受光部である。
施工時にリモコン取り付け壁が右に決定した場合、リモコンの止め操作部といずれかの操作部の長押しや複数押しの特殊操作を行い、右壁設置を記憶させる。右壁取り付け時のリモコン122は右壁取り付け時のリモコン赤外線発光経路123(リモコンの右側側面の赤外線発光LEDからの投光)によって、衛生洗浄装置121の受光部126に向かう最短の経路で赤外線を発光させる。
同様に、施工時にリモコン取り付け壁が左に決定した場合、リモコンの止め操作部と右壁設定時とは異なるいずれかの操作部の長押しや複数押しの特殊操作を行い、左壁設置を記憶させる。左壁取り付け時のリモコン124は左壁取り付け時のリモコン赤外線発光経路125(リモコンの左側側面の赤外線発光LEDからの投光)によって、衛生洗浄装置の受光部126に向かう最短の経路で赤外線を発光させる。
このような構成としたことにより、衛生洗浄装置121に信号伝達するのに最適な赤外線発光LEDを選択して発光させることができるので、赤外通信で消費する電力を低減することが可能となり、省エネ化、電池寿命の延命化を図ることができる。
図13は、リモコンの壁取り付け時には消灯し、リモコン天面の操作部群の少なくともどれか1つの操作部を押下したときに点灯する機能を示した回路ブロック図である。図13において、131はリモコン背面に形成されたリモコン液晶表示部(図1の符号5に該当)、132はリモコンCPU、133は壁取り付け検出手段、134はリモコン天面のスイッチ群の入力手段である。
リモコンが壁面に取り付けられると、リモコン取付部に設けられて、リモコンがハンガーに保持されたことを検知する壁取り付け検出手段133の入力をリモコンCPU132が認識し、リモコン液晶表示部131を消灯させる。その後、リモコンCPUは電池消費を軽減するためにスリープモードに入るが、使用者がリモコンを壁から取り外した際に、再度壁取り付け検出手段の外部割り込み信号によりウエイクアップし、リモコン液晶表示部131を点灯させる。あるいは、リモコンが壁取り付け状態であっても、天面部操作部のスイッチ群の入力手段を使用者が操作した場合に、リモコン液晶表示部131を点灯させる。
このような構成としたことにより、使用者が表示を確認する必要があるときのみリモコン液晶表示部131を点灯させることが可能となるため、液晶やLEDによる不要な電池消耗を回避することができ、省エネ化、電池寿命の延命化を図ることができる。
図14(a)はリモコンをハンガー144に取り付けた壁掛け状態を示す正面図であり、同(b)は前記リモコンの平面図であり、図15はハンガー144を示す正面図および平面図である。図14において、141は壁面、142はリモコン本体の左右2箇所に設けられた溝状の取付け部、143は背面操作部4とハンガー144の間に形成された隙間、144はハンガー、145はハンガー144の左右2箇所に設けられたリモコンフック、146はハンガー壁取り付けネジ穴である。
ハンガー144は、壁141にハンガー壁取り付けネジ穴146を利用してネジ止めして固定する。ネジの利かない硬い材質の壁については、あらかじめアンカーを打った状態でネジ止めして固定する。壁に取り付けたハンガー144には、リモコンフック145が左右2箇所に設けられており、これらのフック145に、リモコン本体に設けられた溝状の取付け部142を、リモコン底面側からそれぞれ引っ掛けて係合させる。
溝状の取付け部142は、リモコン底面からリモコン天面Bに向けて延びており、底面と天面Bのおよそ中間点でリモコンフック145が止まることになる。ハンガー144の両端に突出させた部分を形成し、そこにリモコンフック145を設けたので、リモコン壁取り付け状態においては、背面部操作部4とハンガー144の間に所定寸法の隙間143が空いており、背面部操作部4を誤って押下することはない。このように、取付け部142を設けたことにより、ハンガー144への着脱性が向上するだけでなく、ハンガー144に対する装着状態も安定する。
また、図示しないが、リモコンおよびハンガー144のいずれか一方に、縦方向に伸びる突条を形成し、他方に縦方向に伸びる溝を形成し、リモコンをハンガー144に取付けたときに、これらの突条と溝とが嵌り合うようにしている。このような構成とすれば、横方向に長い形状のリモコンの両端部をハンガー144で保持する取付け方法を採用した場合でも、リモコンをハンガー144にガタツキなく取付けることができる。
なお、取付け部142に、リモコンをハンガー144に装着したことを検知する機能を設ければ、例えば、ハンガー144に対するリモコンの装着時、非装着時とによって、一つの操作部を異なる機能に変化させることも可能となり、小型化に有効である。
リモコンの正面部操作部3及び天面部操作部2の操作については、正面側から視認可能であって、自由に操作可能な構成となっている。また、リモコンの背面部操作部4は、リモコンを壁取り付けた状態では、壁面側に隠蔽され、視認不可能となるので、雑多なリモコンスイッチの露出を防ぐことができる。更に、リモコンの複数の面に操作部を分散させたことによりリモコン形状を大幅に小型化することが可能で、狭い空間への取り付けも容易となり、意匠性を大幅に向上する価値を使用者に提供できる。
次に、図16〜図22を参照して、本発明のその他の実施形態であるリモコンセットについて説明する。図16はその他の実施の形態であるリモコンを示す斜視図、図17は図16に示すリモコンの背面図、図18(a)は図16に示すリモコンを壁面に取り付けるためのリモコンハンガーを示す正面図、(b)は前記(a)におけるC−C線断面図である。また、図19はリモコンハンガーに対するリモコンの装着機構を示す図、図20は図16に示すリモコンの電池カバーを離脱させた状態の背面図、図21は図16に示すリモコンの内部構造を示す概略図、図22は図17におけるB−B線断面図である。
図16に示すように、本実施形態のリモコンセットは、リモコン200と、後述するリモコンハンガー230(図18参照)とで構成されている。リモコン200は、正面200A、天面200B、背面200C、底面200Dおよび左右側面200Eからなる六面体形状をなしており、正面200Aおよび天面200Bを金属製の表面ケース207で形成し、残余の面である背面200C、底面200Dおよび左右側面200Eを樹脂基台208で形成している。そして、表面ケース207の一部である正面200Aに複数の操作部203,203xを配置し、同じく、天面200Bに複数の操作部202を配置している。
これらの操作部202,203,203xは、手動操作することによって衛生洗浄装置へ動作信号を送信する動作指令系操作部である。また、図17に示すように、リモコン200の背面200Cには、前述した実施形態の場合と同様、設定指令系操作部205、表示部235、電池カバー236などが設けられている。
このような構成とすれば、リモコン200において、使用者の目につきやすい正面200Aおよび天面200Bは、金属製の表面ケース207で形成された金属面となるので、金属材料特有の精度感、高級感が生じ、意匠性が向上する。
前述したように、本実施形態のリモコンセットは、図16,図17に示すリモコン200と、リモコン200を壁面Wに着脱可能に装着するためのリモコンハンガー230(図18参照)とで構成されている。図18に示すように、リモコンハンガー230に設けられた左右一対の係止爪231に着脱可能な取付け部241をリモコン200の背面200Cの両端部にそれぞれ設け、これらの取付け部241の間の領域に、操作部205、表示部235および電池カバー236を配置している。
このような構成とすれば、リモコンハンガー230に装着された状態にあるリモコン200をリモコンハンガー230から離脱させる際に、リモコン200の取付け部241の一方がリモコンハンガー230の一方の端部の係止爪231に係合したままの状態で引っ張られるようなことがあっても、係止爪231あるいは取付け部241が破損するのを防止することができる。
図18(b)に示すように、リモコンハンガー230の両端に設けられた係止爪231は互いに反対方向へ突出した略L字形状であり、リモコン200の取付け部241は、図19に示すように、係止爪231が嵌入可能な凹溝形状に形成されている。リモコン200の取付け部241は、垂直方向(リモコン200の短辺方向)の内壁241aと、内壁241aと対向する位置にあってリモコン200の底面200D方向に広がった形状のフック241bとで形成されている。また、リモコンハンガー230の左右両端にある係止爪231も、それぞれ下方に向かってテーパ状に広がった形状をなしている。
図19に示すように、リモコン200の背面200Cにある取付け部241の下端開口部を、リモコンハンガー230の係止爪231の上端部に合わせ、そのままリモコン200を垂直下方へスライドさせると、2つの係止爪231が、それぞれ凹溝形状の取付け部241内に嵌入されていき、取付け部241の下端開口部が係止爪231の底部ストッパ231aに当接した位置(取付け部241の上端部が係止爪231の上端部に当接した位置)で係止される。
リモコンハンガー230の左右両端にある係止爪231はそれぞれ下方に向かってテーパ状に広がった形状をなし、リモコン200の取付け部241には、下方に広がった形状のフック241bが形成されているため、リモコン200をリモコンハンガー230に装着する際、係止爪231と取付け部241との係合が円滑に行われる。したがって、リモコン200の取付け部241の一方のみが、リモコンハンガー230の一方の係止爪231に係止されるのを防止することができ、装着後の安定性も良好である。
また、リモコン200をリモコンハンガー230に装着する際に、一方の係止爪231と取付け部241とのみが係止されてしまったような場合でも、係止爪231が断面略L字形状であることから取付け部241から抜けやすく、係止爪231の折れなどの破損を防ぐことができる。
さらに、図17に示すように、リモコン200においては、その背面200Cの2つの取付け部241の間の領域に、表示部235および電池カバー236を配置している。このような構成とすることにより、リモコン200全体の形状を薄く、細長い形状とすることができる。また、重量のある表示部235や電池を、2つの取付け部241の間に配置したことにより、リモコン200を安定した状態でリモコンハンガー230に保持することができる。
さらに、リモコン200においては、その背面200Cに配置された操作部205とリモコンハンガー230の正面230Aとの接触を阻止するため、リモコン200の背面200Cの左右の取付け部241の内壁241aの近傍にそれぞれ垂直方向(リモコン200の短辺方向)の凸条247を設けている。これにより、リモコン200をリモコンハンガー230に装着した状態において、リモコン200の背面200Cの操作部205とリモコンハンガー230の正面230Aとの接触を阻止することができるので、操作部205の誤動作や損傷を防止することができる。
一方、図19に示すように、リモコン200をリモコンハンガー230に装着する際に互いに着脱可能に係合する位置決め手段として、リモコン200の背面200Cに凹溝239を設け、リモコンハンガー230の正面230Aに凸条240を設けている。このような凹溝239および凸条240を設けたことにより、リモコン200をリモコンハンガー230に装着する際、凹溝239と凸条240との嵌合により、確実に位置決めすることが可能となるため、装着性が向上する。
また、図21に示すように、リモコン200の内部においては、2つの基板201a(制御部を有する第一基板),201b(LEDのみを有する第二基板)を電池ボックス213を挟んで左右に配置するとともに、図22に示すように、電池ボックス213の底部(正面200A寄りの部分)にある隙間214に信号線215を配線している。このように、電池ボックス213を挟んだ基板201a,201b同士の結線にデッドスペースを利用しているので、リモコン200全体の形状を薄く、細長い形状とすることができる。
次に、図23〜図26を参照して、リモコン200の内部構造について説明する。図23は図16のA−A線における断面図、図24は図23の一部省略分解図、図25,図26は図23の部分拡大図である。
図23に示すように、制御基板201が取り付けられた樹脂基台208と表面ケース207とは、複数の押さえネジ22,23を用いて接合されている。押さえネジ22は、表面ケース207の固定片207tの貫通孔207gを挿通し、その裏側に配置されたメタルプレート204に形成された雌ねじ孔204mに螺着されている。押さえネジ23は、表面ケース207の固定片207sの貫通孔207fに係止された嵌合パーツ28に螺着されている。これらのメタルプレート204および嵌合パーツ28が雌ねじ部材に相当する。
このように、固定片207s,207tに、押さえネジ22,23(雄ネジ)が挿通可能な貫通孔207g,207fを開設し、固定片207s,207tを挟んで押さえネジ22,23と対向する位置に、押さえネジ22,23と螺合する雌ねじ孔204mを有するメタルプレート204を設けたことにより、金属製の表面ケース207に固定用の押さえネジ22,23(固定ネジ)を螺着するためのネジ孔を設ける必要がなくなるので、表面ケース207にタップ加工を施す必要もなくなり、製造工程の簡略化を図ることができる。
特に、表面ケース207をアルミニウム材で形成した場合、素材の特性上、強固な雌ネジ部を形成することが困難であるが、本実施形態のように、内部に設けたメタルプレート204に雌ネジ孔204mを形成すれば、アルミニウム材特有の外観を活かしたリモコンを得ることができる。
一方、制御基板201は、操作部202,203,205からの入力信号を受けて、表示部235(図17参照)の表示内容を変更したり、衛生洗浄装置への赤外線信号送信を司ったりする制御部であるほか、背面側に操作部205のシートスイッチ205eを付設したスイッチ基板となっている。
また、制御基板201の一端には、衛生洗浄装置へ赤外線を発信するLEDからなる投光部を設けている。なお、この投光部は、リモコン200の左右両端にそれぞれ設けられるが、制御基板201自体は、間に電池ボックス213を介して2つの基板201a,201b(図21参照)に分離されている。すなわち、前述した制御部とスイッチ基板の機能を持ち第一LED251を有する第一基板201aと、第二LED252および第三LED253を有する第二基板201bとに分離され、それぞれ信号線215で接続されている(図21,図22参照)。
これら3つのLED251,252,253のうち、第一および第二のLED251,252はそれぞれリモコン200の左右側面200Eに向けて赤外線を発信する向きに配置され、第三LED253はリモコン200の天面200Bに向けて赤外線を発信する向きに配置されている。
各LED251,252,253から発信された赤外線は、リモコン200の天面200Cから赤外線発光フィルタ(IR窓)を通してリモコン200外へ出るが、リモコン200の左右側面200Eからは赤外線透過ABS樹脂からなる樹脂基台208を通してリモコン200外へ出るようになっている。
また、図23に示すように、操作部202を構成するスイッチ回路部材(シートスイッチ202e)および操作部203を構成するスイッチ基板203dが取り付けられた表面ケース207と、制御基板201が取り付けられた樹脂基台208とを対向させて組み立てた後、押さえネジ22を、固定片207tの貫通孔207gからメタルプレート204の雌ねじ孔204mに螺合させ、押さえネジ23を、固定片207sの嵌合パーツ28の雌ねじ孔28mに螺合させ、それぞれ締め付ければ、表面ケース207と樹脂基台208とを接合することができる。
一方、図25,図26に示すように、操作部202は、キートップ202aと、キートップ202aの手動操作による押し下げをガイドする樹脂製の保持部材202bと、キートップ202aの押し下げにより変形するゴム製のラバー部材202cと、ラバー部材202cの一端が接触、離隔して入切されるスイッチを有するシートスイッチ202eとで構成されている。保持部材202bの裏側からキートップ202aを嵌め込み、さらにラバー部材202cを被せて、保持部材202bの爪片(図示せず)にラバー部材202cを係合させて天面スイッチユニットとして一体化する。
また、操作部203は、キートップ203aと、キートップ203aの手動操作による押し下げをガイドする樹脂製の保持部材203bと、キートップ203aの押し下げにより変形するゴム製のラバー部材203cと、ラバー部材203cの一端が接触、離隔して入切されるスイッチを有するスイッチ基板203dとで構成されている。保持部材203bの裏側からキートップ203aを嵌め込み、さらにラバー部材203cを被せて、保持部材203bの爪片(図示せず)にラバー部材203cを係合させて正面スイッチユニットとして一体化する。そして、スイッチ基板203dにはシートスイッチ203eが付設され、スイッチ基板203dと、シートスイッチ203eとによってスイッチ回路部材を形成している。
このような構成とすれば、操作部202,203の部分をコンパクト化することができるため、操作部202,203関連部材の占有スペースが減少し、リモコン200全体の小型化に有効である。
また、図16に示すように、複数の操作部202,203を表面ケース207の正面200Aおよび天面200Bの複数面に配置し、図22に示すように、正面200Aに配置した操作部203を構成するスイッチ基板203dと、天面200Bに配置した操作部202を構成するシートスイッチ(スイッチ回路基板)202eとを第1通信線219で接続し、スイッチ基板203dと制御基板201とを第2通信線222で接続している。
なお、第1通信線219とスイッチ基板203dとの接続、および第2通信線222とスイッチ基板203dおよび制御基板201との接続は、それぞれコネクタ221を介して行われている。すなわち、操作部202と操作部203とを、スイッチ回路部材を独立させて構成していても、スイッチ回路部材と制御基板201との電気的接続は、一方のスイッチ回路部材(本実施形態ではスイッチ基板203dおよびシートスイッチ203eからなるスイッチ回路部材)との間だけでなされる。このような構成とすれば、複数のスイッチ回路部材と制御基板201との間の配線が容易となるため、製造工程における組み立て性が向上する。
ここで、操作部202,203の表面ケース207への取付け構造について説明する。まず、表面ケース207の天面200Bに向けて天面スイッチユニット(キートップ202a、保持部材202bおよびラバー部材202cからなるユニット)を挿入し、その下にメタルプレート204を設置する。このとき、両者の間にシートスイッチ202eを挟んでおく。そして、表面ケース207の正面200A側に向けて正面スイッチユニット(キートップ203a、保持部材203bおよびラバー部材203cからなるユニット)を挿入した後、スイッチ基板203dを装着し、樹脂製の保持部材203bにネジ止めする。この状態で天面200B側のスイッチユニットやメタルプレート204は正面スイッチユニットにより仮固定される。
次に、スイッチ基板203dにインナー押さえパーツ210を挿入する。インナー押さえパーツ210は、図21に示すようにメタルプレート204と嵌合パーツ28の間に差し込まれて、両者を位置決めしている。この状態で、制御基板201がネジ止めされた樹脂基台208と表面ケース207とを組み合わせた上で、押さえネジ22,23を螺合して接合する。
このような構造とすれば、天面200B側の操作部202を手動操作すると、インナー押さえパーツ210で位置決めされたメタルプレート204が力を受けて、スイッチ入力が良好に行なわれる。これにより、天面200B側の操作部202のスイッチ回路部材202eに基板を持たせる必要がなくなったので、コンパクトな構成にすることができた。
次に、図17,図19,図22〜図23を参照してリモコン200の背面200Cについて説明する。リモコン200の背面200Cには、前述したように、その両端部にリモコンハンガー230への取付け部241を有し、これらの取付け部241の間に、設定指令系操作部205と表示部235と電池カバー236を設けている。設定指令系操作部205は、図23に示すように、キートップ205aと、制御基板201に付設されたシートスイッチ205eとからなり、キートップ205aを押圧するとその基部が変形してシートスイッチ205eに接触してスイッチ入力がなされる仕様である。
表示部235は、制御基板201上に設けられる液晶表示部(LCD表示部)206と、樹脂基台208に凹設される透明板208aとで構成される。液晶表示部206は、透明板208aで覆われているため、リモコン200をリモコンハンガー230に着脱する際にの損傷を確実に防止することができる。なお、透明板208aには、設定指令系操作部205や表示部235の説明文字を印刷している。
また、図20に示すように、電池カバー236を外すと、電池ボックス213とDIPスイッチ254が露出する。DIPスイッチ254の設定を切り換えることにより、リモコン200から衛生洗浄装置に送信する赤外線信号に異なる識別コードを付与することができる。電池カバー236は比較的簡単に外すことができるので、リモコン200を分解することなく、DIPスイッチ254の設定の切換を容易に行うことができる。
なお、電池ボックス213と、表面ケース207との間には、電池からの放電が金属製の表面ケース207に達しないように、表面ケース207の裏面に樹脂フィルムシート216を貼り付けている。また、金属製の表面ケース207および電池ボックス213内の電極に対し外部から静電気の印加が行われた場合の回路部品の誤動作・破壊防止のため、電池ボックス213の負極側から表面ケース207に端子(図示せず)を延設して接触させている。これにより、静電気に帯電した使用者が表面ケース207に触れても静電気破壊が発生しない。
次に、図27を参照して、本発明に係るリモコンセットを構成するリモコンに関するその他の実施の形態について説明する。図27(a)〜(f)はその他の実施の形態であるリモコンを示す斜視図である。図27に示すリモコン300,400,500,600,700,800は、いずれも壁面(図示せず)に取付けられたリモコンハンガー(図示せず)に対して着脱自在であり、壁面に取付けた状態で視認不可能なリモコン背面に設定指令系の操作部(図示せず)を配置し、壁面に取付けた状態で視認可能な面に動作指令系の操作部301,401,501,601,701,801を配置している。
図27(a)に示すリモコン300は、その長手方向と直交する断面が非長方形の四辺形であり、正面300Aが斜めに傾斜した形状である。正面300Aが上向きに傾斜しているため、正面300Aに配置された操作部301が視認しやすい。
図27(b)に示すリモコン400は、その長手方向と直交する断面がトンネル形状をなしている。リモコン400の天面400Bの部分が平面に連なる滑らかな曲面をなしているため、誤って体の一部が当接した場合に痛みが少なく、損傷も受けにくい。
図27(c)に示すリモコン500は、その長手方向と直交する断面が三角形をなしている。上向きに傾斜した正面500Aに操作部501が配置されているため、操作部501の視認性および操作性が良好である。
図27(d)に示すリモコン600は、その全体形状が蒲鉾形状をなしている。操作部601が配置された面は曲面をなしているため、手でふれたときの感触が滑らかであり、誤って体の一部が当接した場合に痛みが少なく、損傷も受けにくい。
図27(e)に示すリモコン700は、その長手方向と直交する面が略く字形状をなしている。リモコン700の場合、正面700A、天面700Bおよび傾斜面700Cの3つの面に操作部701を分散配置することができるため、各操作部701を機能別に配置することも可能であり、操作性の向上を図ることができる。
図27(f)に示すリモコン800は、その全体形状が円柱形状をなしているため、リモコンハンガーに着脱する際などに手で掴みやすい。また、尖った部分が殆どないので、誤って体の一部が当接した場合に痛みが少なく、損傷も受けにくい。
本発明のリモコンセットは、トイレルームに設置された衛生洗浄装置等にトイレ装置に備わる種々の機能を遠隔操作によって作動させるための装置として広く利用することができる。
本発明の一実施形態にかかるリモコンを説明する平面図,正面図,背面図および右側面図である。 リモコンの断面図である。 赤外線投光部を説明するために、リモコンを一部内部透視状態とした概略背面図である。 リモコンの金属製表面パネルのコーナーRを説明する斜視図である。 リモコンの手持ち箇所を説明する外観図である。 リモコンのスイッチ表示に使用するピクトグラムの例を示す図である。 リモコンのスイッチ表示に使用するキートップ形状表現の別の例を示す図である。 リモコン天面に配する赤外線フィルタと操作部の外観図である。 リモコン正面に配する湾曲型スイッチの外観図である。 リモコンを卓上に置いた場合に好適に使用できるリモコンの変形例を示す断面図である。 本発明のリモコンを縦横両用リモコンとした実施形態を説明する外観図である。 リモコンの壁取り付け状況に応じた赤外線発光箇所についての説明図である。 リモコンの壁取り付け時には消灯し、リモコン天面の操作部群の少なくともどれか1つの操作部を押下したときに点灯する機能を示した回路ブロック図である。 リモコンをハンガーに取り付けた壁掛け状態を示す正面図と平面図である。 ハンガーを示す正面図と平面図である。 本発明のその他の実施の形態であるリモコンを示す斜視図である。 図16に示すリモコンの背面図である。 (a)は図16に示すリモコンを壁面に取り付けるためのリモコンハンガーを示す正面図であり、(b)は前記(a)におけるC−C線断面図である。 リモコンハンガーに対するリモコンの装着機構を示す図である。 図16に示すリモコンの電池カバーを離脱させた状態の背面図である。 図16に示すリモコンの内部構造を示す概略図である。 図17のB−B線における断面図である。 図16のA−A線における断面図である。 図23の一部省略分解図である。 図23の部分拡大図である。 図23の部分拡大図である。 その他の実施の形態であるリモコンを示す斜視図である。
符号の説明
A リモコン正面
B リモコン天面
C リモコン背面
1 天面部赤外線発光フィルタ(IR窓)
2 リモコン天面部操作部
3 リモコン正面部操作部
4 リモコン背面部操作部
5 リモコン背面部表示部
6,236 電池カバー
7 表面ケース(表面パネル)
8 樹脂基台(ボトムケース)
11 正面部操作部用キートップ
12 正面部操作部用ラバーシール
13 正面部操作部用摺動パーツ
14 正面部操作部用基板
15 正面部操作部用スイッチ
16 インナー押さえパーツ
17 天面部メタルプレート(天面部操作部用基板)
18 天面部操作部用スイッチ
19 天面部操作部用ラバーシール
20 天面部操作部用キートップ
21 天面部操作部用摺動パーツ
22 天面部操作部用押さえネジ
23 正面部操作部用押さえネジ
24 背面部操作部用基板
25 LCD表示部
26 背面部操作部用キートップラバー基板
27 背面部操作部用スイッチ
28 正面部操作部用押さえネジ用嵌合パーツ
31 赤外発光LED
41 コーナー部
51 リモコン手持ちスペース(握り部)
91 ノズル位置調節操作部
92 水勢調節操作部
101 リモコン正面
102 リモコン背面
103 リモコン底面
111 横型リモコン
112 縦型リモコン
113 操作部キートップ
114 キートップ切溝
115 キートップ受皿パーツ
116 突起部
121 衛生洗浄装置
122 右壁取り付け時のリモコン
123 右壁取り付け時のリモコン赤外線発光経路
124 左壁取り付け時のリモコン
125 左壁取り付け時のリモコン赤外線発光経路
126 受光部
131 リモコン液晶表示部
132 リモコンCPU
133 壁取り付け検出手段
134 スイッチ群の入力手段
141 壁面
142 取付け部
143 背面スイッチとリモコンホルダーの隙間
144 ハンガー
145 リモコンフック
146 ハンガー壁取り付けネジ穴
200,300,400,500,600,700,800 リモコン
200A,300A,500A,700A 正面
200B,400B,700B 天面
200C 背面
200D 底面
200E 側面
201 制御基板
201a 第一基板
201b 第二基板
202,203,203x,204 操作部
202a,203a,205a キートップ
202b,203b 保持部材
202c,203c ラバー部材
202e,203e,205e シートスイッチ
203d スイッチ基板
204 メタルプレート
204m 雌ネジ孔
205 設定指令系操作部
206 液晶表示部(LCD表示部)
207f,207g 貫通孔
207t,207s 固定片
208 樹脂基台
208a 透明板
210 インナー押さえパーツ
213 電池ボックス
214 隙間
215 信号線
216 樹脂フィルムシート
219 第1通信線
221 コネクタ
222 第2通信線
230 リモコンハンガー
230A 正面
231 係止爪
231a 底部ストッパ
235 表示部
236 電池カバー
239 凹溝
240,247 凸条
241 取付け部
241a 内壁
241b フック
251 第一LED
252 第二LED
253 第三LED
254 DIPスイッチ
301,401,501,601,701,801 動作指令系操作部
700C 傾斜面
W 壁面

Claims (15)

  1. 複数の操作部を有し、壁面に取付けられたリモコンハンガーに対して着脱自在とされる取付部を備えたリモコンと、前記リモコンを壁面に着脱可能に装着するためのリモコンハンガーからなるリモコンセットにおいて、前記リモコンを壁面に取付けた状態で視認不可能な位置に前記複数の操作部中の一部の操作部を設け、前記リモコンを壁面に取付けた状態で視認可能な位置に他の操作部を設けたことを特徴とするリモコンセット。
  2. 前記一部の操作部及び前記取付部を、前記リモコンの背面に設けた請求項1記載のリモコンセット。
  3. 前記リモコンは、正面、天面、底面、背面および左右側面からなる六面体構成を備えてなり、前記背面に前記取付部を設けると共に前記一部の操作部を設けた請求項1記載のリモコンセット。
  4. 前記リモコンの高さ寸法及び奥行き寸法を20mm以上50mm以下とした請求項1〜3のいずれかに記載のリモコンセット。
  5. 前記操作部をリモコンの一側面に片寄せて配置し、他側面側に操作部を配置しない握り部を設けた請求項4記載のリモコンセット。
  6. 前記底面、背面、左右側面を樹脂成型した樹脂基台により構成し、前記正面および天面を、一つの金属製の表面ケースにより構成した請求項3記載のリモコンセット。
  7. 前記表面ケースにより構成されたリモコンの正面および天面に、前記他の操作部を設けた請求項6記載のリモコンセット。
  8. 前記天面に、赤外線信号発信用のIR窓および複数の操作部を、同一形状として規則的な間隔を介して設けた請求項7記載のリモコンセット。
  9. 前記取付部に、リモコンを前記リモコンハンガーに装着したことを検知する機能を設けた請求項1〜8のいずれかに記載のリモコンセット。
  10. 前記正面に設けた操作部を正面視円形状のキートップとし、前記キートップ中心を軸としてキートップを回転可能とした請求項7記載のリモコンセット。
  11. 前記操作部の特殊操作により、前記赤外線信号発信の態様を切り替え可能とした請求項1〜10のいずれかに記載のリモコンセット。
  12. 前記背面に、前記一部の操作部を操作すると点灯する表示部を設けた請求項1〜11のいずれかに記載のリモコンセット。
  13. リモコンと前記リモコンを壁面に着脱可能に装着するためのリモコンハンガーからなるリモコンセットにおいて、前記リモコンハンガーに設けられた係止手段に着脱可能な取付け部を前記リモコンの背面の両端部にそれぞれ設け、前記取付け部の間の領域に操作部の一部を配置したことを特徴とするリモコンセット。
  14. 前記背面における前記取付け部の間の領域に、表示部、電池カバーの少なくとも一方を配置した請求項13記載のリモコンセット。
  15. 前記リモコンの背面に配置された操作部と前記リモコンハンガーの正面との接触を阻止するため、対向する前記リモコンの背面、前記リモコンハンガーの正面の少なくとも一方に凸部を設けた請求項13または14記載のリモコンセット。
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