JP6194478B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メンブレンスイッチを使用する操作部の構成において、二重絶縁構造を実施した衛生洗浄装置に関するものである。
従来、この種の衛生洗浄装置は、本体の側部に突出して設けられた袖部を一体に設け、袖部の上面に衛生洗浄装置の各機能を操作する複数の操作スイッチを備えた操作部が設置されている。
操作部の複数の操作スイッチはメンブレンスイッチで構成されており、複数のシートを積層してシート状に形成されている。シート状の操作部は袖部の上面に粘着固定されており、メンブレンスイッチを上面より押圧することにより衛生洗浄装置の各機能を操作することができるものである(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の衛生洗浄装置の操作部の構成を示す斜視図であり、図7は、操作部の構成を示す断面図ある。
図6に示すように、本体1の側部に突出して設けられた袖部2の上面には操作部3を貼り付ける貼り付け面4が形成されている。
図7に示すように操作部3は、上部接点シート5と下部接点シート6とをスペーサ7を介して貼り合わせ、上部接点シートの上面には銘板シート8が貼り合わされており、下部接点シートの下面には粘着シート9が貼り合わされている。上部接点シート5の要所には上部接点5aが設けられ、下部接点シート6には上部接点5aと対向する位置に下部接点6aが設けられている。
特開2012−72582号公報
しかしながら、前記従来の構成では、操作部の絶縁構造は一重絶縁構造で構成されており、この場合便座装置の安全性を確保するためには、操作部に配置された操作スイッチの回路は、交流電源とは絶縁された電池を電源とする回路、あるいは交流電源とは絶縁トランスを介して絶縁された回路を採用することが必須である。
電池を電源とした場合、電池交換の手間等により、使い勝手が悪くなり、二重絶縁レベルの絶縁トランスを採用した場合、トランスの大型化によりするとともに、部品コストの上昇という面から未だ改良の余地があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、本体内の電気回路で基礎絶縁のレベルを満たす絶縁構造とし、操作部では更に付加絶縁のレベルを満たす構造とすることにより、衛生洗浄装置全体として操作部が二重絶縁のレベルを満たす構造とすることにより、高い安全性を確保し、小型、低コストの衛生洗浄装置を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衛生洗浄装置は、便器上に載置される本体と、本体に起倒自在に枢支された便座と、本体に内蔵され、人体局部を洗浄する洗浄手段と、本体に内蔵され、洗浄手段を制御する制御部と、洗浄手段を駆動する駆動部と、本体に内蔵され、交流電源より受電して駆動部と制御部に電力を供給する電源部と、本体の側部に設けられた袖部と、袖部の上面に設けられ、制御部を操作する操作部とを含み、制御部と駆動部と電源部とは、本体内に内蔵された本体制御基板に配置され、制御部は、交流電源とは基礎絶縁の絶縁構造が形成され、操作部は、表面に設置された操作銘板と、複数のメンブレンスイッチと表示灯とを備えたメンブレンシートと、操作銘板と前記メンブレンシートとの間に介装され、操作銘板になされた押圧動作をメンブレンシートに伝達するスイッチ台とを備え、操作銘板とメンブレンシートとの間は、操作銘板とメンブレンシートの間に形成される空間距離と沿面距離で構成された付加絶縁の絶縁構造が形成され、操作部の操作銘板の外面と交流電源とは、基礎絶縁と付加絶縁により二重絶縁の絶縁構造が形成されたことを特徴とするものである。
これにより、衛生洗浄装置全体として二重絶縁レベルの高い絶縁レベル確保することが可能となり、衛生洗浄装置が備えなければならない二重絶縁の絶縁性能を小型および低コストで実施することができるものである。
本発明の衛生洗浄装置は、必要な絶縁性能を小型化および低コストで実施することができる。
本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置の外観を示す斜視図 同衛生洗浄装置の制御系の構成を示すブロック図 同衛生洗浄装置の操作部の構成を示す分解斜視図 (a)は同衛生洗浄装置の操作部を構成するスイッチ台の平面図、(b)は(a)にAで示すスイッチ操作部の詳細を示す平面図 同衛生洗浄装置の操作部の断面図 従来の衛生洗浄装置の操作部の構成を示す斜視図 従来の衛生洗浄装置の操作部の構成を示す断面図
第1の発明は、便器上に載置される本体と、前記本体に起倒自在に枢支された便座と、前記本体に内蔵され、人体局部を洗浄する洗浄手段と、前記本体に内蔵され、前記洗浄手段を制御する制御部と、前記洗浄手段を駆動する駆動部と、前記本体に内蔵され、交流電源より受電して前記駆動部と前記制御部に電力を供給する電源部と、前記本体の側部に設けられた袖部と、前記袖部の上面に設けられ、前記制御部を操作する操作部と、を含み、前記制御部と前記駆動部と前記電源部とは、前記本体内に内蔵された本体制御基板に配置され、前記制御部は、前記交流電源とは基礎絶縁の絶縁構造が形成され、前記操作部は、表面に設置された操作銘板と、複数のメンブレンスイッチと表示灯とを備えたメンブレンシートと、前記操作銘板と前記メンブレンシートとの間に介装され、前記操作銘板になされた押圧動作を前記メンブレンシートに伝達するスイッチ台と、を備え、前記操作銘板と前記メンブレンシートとの間は、前記操作銘板と前記メンブレンシートの間に形成される空間距離と沿面距離で構成された付加絶縁の絶縁構造が形成され、前記操作部の前記操作銘板の外面と前記交流電源とは、前記基礎絶縁と前記付加絶縁により二重絶縁の絶縁構造が形成されたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
これにより、衛生洗浄装置全体として二重絶縁レベルの高い絶縁レベル確保することが
可能となり、衛生洗浄装置が備えなければならない二重絶縁の絶縁性能を小型および低コストで実施することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態における衛生洗浄装置を便器上に設置した状態を示す斜視図である。
<1>衛生洗浄装置の構成
図1に示すように、衛生洗浄装置は、本体100、本体100の側部に一体に設けられた操作部200と、本体100に回動自在に枢支された便座300と便蓋400により構成され、便器700の上面に設置される。
なお、本実施の形態においては衛生洗浄装置の本体100の設置側を後方、便座300の設置側を前方とし、後方より前方に向かって右側を右方、左側を左方として各構成要素の配置を説明する。
本体100には、便座300および便蓋400が回動機構を介して開閉可能に取り付けられている。回動機構の主構成部材として本体100の左側方部にダンパ(図示せず)を備えており、ダンパにより便座300および便蓋400が閉塞するときのスピードを抑制する機能を備えている。
図1に示すように便蓋400を開放した状態においては、便蓋400は衛生洗浄装置の最後部に位置するように起立し、便蓋400を閉蓋した状態では便座300の上面と本体100の一部を隠蔽する。
便座300は図1に示すように便器700の上面に倒置され着座面301が略水平状態となる倒置位置と、着座面が起立する起立位置との間を回動可能な構成となっている。
便座300の内部には便座300の着座面301を保温する便座ヒータ(図示せず)が設置されている。また、便座300の回動軸を支持する本体100内の右側の軸受部分には便座300に着座した人体を検知する着座検知スイッチ(図示せず)が設置されている。この着座検知スイッチは、便座300に使用者が着座することによる重量変化でスイッチを開閉させることにより、便座300上に使用者が着座していることを検知するものである。
本体100の内部には、便座300に着座した使用者の局部を洗浄する洗浄手段110と、洗浄手段110に供給する洗浄水を温める温水ヒータ130を内蔵した温水タンクと、洗浄手段110と温水ヒータ130と便座ヒータ310に電力に供給して駆動する駆動部520と、駆動部520を制御する制御部530と、駆動部520と制御部530に電力を供給する電源部510とを備えた本体制御基板500が配置されている。洗浄手段110は、洗浄水を噴出するノズル装置(図示せず)とノズル装置に供給する洗浄水の切替えを行う流調弁(図示せず)等で構成されている。
上記構成において、洗浄手段110と制御部530は12Vと5Vの直流電流で駆動されるのに対し、温水ヒータ130と便座ヒータ310は100Vの交流電流で駆動される。
本体100の右側部には前方に突出するように一体に設けた袖部120の上面には操作部200が設けてあり、衛生洗浄装置の各機能を操作する複数のスイッチと表示灯が設置されている。操作部200の表面には操作銘板270が貼付されており、内部にはメンブレンシート250とスイッチ台260が設置されている。メンブレンシート250には複数のメンブレンスイッチからなるスイッチ部251と複数のLED252からなる表示灯230が設置されており、操作部200の上面に貼付された操作銘板270とスイッチ台260を介してスイッチ部251の押圧操作と表示灯230の視認が可能となっている。
操作部200に設置されたスイッチは、洗浄動作を操作する複数の操作スイッチ210と各種機能を設定する複数の設定スイッチ220設置されている。また、表示灯230としては操作状態および設定状態を表示する複数のLED252が設置されている。操作スイッチ210は操作をしやすくするために操作部200の前方に配置されており、設定スイッチ220は後方に配置されている。
操作スイッチ210としては、お尻洗浄を開始するお尻洗浄スイッチ211、ビデ洗浄を開始するビデ洗浄スイッチ212、お尻洗浄とビデ洗浄を停止する停止スイッチ213、洗浄水の強さを変更する2個の強度スイッチ214が設けられている。
設定スイッチ220としては、洗浄水の温度を設定する温水温度スイッチ、便座の温度を設定する便座温度スイッチ、節電を設定する節電スイッチ等が設置されている。
<2>衛生洗浄装置の制御系の構成
図2は本実施の形態における制御系の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本体制御基板500には、商用の交流電源501より受電して衛生洗浄装置の各機能に電力を供給する電源部510と、衛生洗浄装置のメイン機能である洗浄手段110と温水ヒータ130と便座ヒータ310への電力の供給を行う駆動部520と、洗浄手段110と便座ヒータ310の操作および設定等を行う操作部200と、操作部200より送信された操作信号等により駆動部等の制御を行う制御部530が設置されている。
駆動部520は洗浄手段110に12Vの直流電流を供給する第一駆動部521と、温水ヒータ130と便座ヒータ310に100Vの交流電流を供給する第二駆動部522で構成されている。
電源部510は商用電源の100Vの交流電流を受電して直流電流に変換する一次電源部511と、一次電源部511の100V電流を12Vに降圧するスイッチングトランス512と、降圧された12ボルト電流を整流および更に5Vに降圧する二次電源部513とで構成されている。
一次電源部511と二次電源部513とは、一次側と二次側が絶縁構造のスイッチングトランス512を介して電力を供給する構成となっており、一次電源部511と二次電源部513とは絶縁された構成となっている。
第一駆動部は、二次電源部513の12Vの直流電流を洗浄手段110に送給する機能を備えたものであり、一次電源部511とは絶縁された構成となっている。
第二駆動部522は、一次電源部511の交流電流を温水ヒータ130と便座ヒータ310に送給する機能を備えたものであり、一次電源部511とは本体制御基板500の配線パターンおよびリード線により直接接続されており、第二駆動部522と一次電源部5
11とは非絶縁の構成である。
制御部530は、主にマイクロコンピュータによる情報処理機能により、操作部200による操作信号に基づき駆動部520を制御する機能を備えたものである。制御部530は二次電源部513より主に本体制御基板500の配線パターンを介して直接受電した12Vおよび5Vの直流電流により駆動されている。
制御部530と第二駆動部522とは、フォトカプラー540を介して制御信号を送信する構成であり、制御部530と第二駆動部522とは絶縁された構成となっている。
操作部200は、洗浄動作を操作する複数の操作スイッチ210と各種機能を設定する複数の設定スイッチ220と、操作状態を表示する複数の表示灯230を備えたものである。操作部200と制御部530とはリード線を介して直接接続されており、操作部200と制御部530とは非絶縁の構成である。
上記のように、制御系全体としては、100V電流が作用する一次電源部511と、12Vおよび5V電流が作用する二次電源部513と制御部530と操作部200とは、絶縁された構成となっている。
水を使用する衛生洗浄装置は、特に高い絶縁性能が要求されるものであり、技術基準においても、使用者の身体が直接触れる非金属部の表面である操作部等については、二重絶縁または強化絶縁といわれる絶縁性能が要求される。
要求される絶縁性能を本体制御基板500のみで実現しようとした場合、例えば、絶縁性能の高い二重絶縁構造のスイッチングトランス512を使用する必要があり、この場合スイッチングトランス512の外形が大きくなるとともにコストが上昇する。
また、本体制御基板500の配線パターンについても、配線パターン同士の間隔を広く確保する必要があり、本体制御基板500の大きさが大きくなり、衛生洗浄装置の本体100が大きくする必要が生じ、設置条件およびコストの面でマイナスの要因となる。
また、本体100内部の配線に使用するリード線の絶縁被覆についても二重絶縁性能を備えたものを使用する必要があり、この点においてもコストアップの要因になる。
本実施の形態においては、上記課題を解決するために、本体制御基板500においては、基本的な絶縁性能である基礎絶縁のレベルを維持し、操作部200における絶縁レベルを向上して絶縁レベルを付加することにより、本体制御基板における基礎絶縁と操作部200における付加絶縁を加えて二重絶縁のレベルを実現するものである。
<3>操作部の構成
図3は本実施の形態における操作部の構成を示す分解斜視図であり、図4(a)は操作部を構成するスイッチ台の平面図を示し、図4(b)は(a)にAで示すスイッチ操作部の詳細を示す平面図であり、図5は操作部の断面図を示すものである。
図3に示すように、操作部200は本体ケース150の袖部に凹陥して設けられた操作部設置部151に、メンブレンシート250と、スイッチ台260と、操作銘板270を積層して設置した構成となっている。
メンブレンシート250は、主に複数のシート状の部材を積層して貼着した構成であり、複数のスイッチ部251とLED252が配置されている。スイッチ部251に弾性を
備えたメタルドーム(図示せず)が設置されており、上方からの押圧により下方に変形してメンブレンスイッチの接点(図示せず)が接触するとともに、押圧が解除された場合メタルドームの形状が復帰してメンブレンスイッチの接点が解放される構造となっている。また、メンブレンシート250の最上面には全面に絶縁シートが貼着されている。
メンブレンシート250の上面に積層されるスイッチ台260は、樹脂材料で一体に成型されたものであり、図4(a)に示すように、メンブレンシート250のスイッチ部251に対応する部分にはスイッチ連動部261が形成されており、LED252に対応する部分には表示灯孔262が形成されている。
図4(b)に示すように、スイッチ連動部261は、円形のスイッチ孔261aの中央に円形のスイッチボタン261bが配置されており、スイッチ孔261aの内周とスイッチボタン261bの外周は3本の支持辺261cで支持されている。スイッチボタン261bが上方より押圧が加えられた場合、支持辺261cが変形してスイッチボタン261bが下方に移動し、メンブレンシート250のスイッチ部251を押し下げることができる。押圧が解除された場合支持部材261cの弾性により、スイッチボタン261bは元の位置に復帰してスイッチ部251の押圧が解除される構造となっている。
また、表示灯孔262は略長方形の貫通孔であり、メンブレンシート250に設置されたLED252の光が上方に放射される構成となっている。
操作銘板270は透明な樹脂シートの裏面に印刷を施したものであり、上方に円形の突起が形成された複数のスイッチ操作部271と、略長方形に形成されたに透明な表示灯窓272を複数備えた構成となっている。
図5に示すように、本体ケース150の操作部設置部151の底面にメンブレンシート250が粘着剤を介して粘着固定されており、メンブレンシート250の上方にはスイッチ台260が配置され、スイッチ台260の周囲は本体ケース150の操作部設置部151に固定されている。
スイッチ台260の上面に接触して操作銘板270が配置されており、操作銘板270の外周部は全周に亘って粘着剤を介して本体ケース150の操作部設置部151の外周部に粘着固定されており、操作部200の外方と内方とは完全に隔離された構造となっている。
操作部200における絶縁性能は、図5に示す操作銘板270の粘着された部分の沿面距離Wと、操作銘板270の裏面からメンブレンシート250までの空間距離Dの和で評価される。本実施の形態においては、Wは5.5mmで、Dは4.5mmであり、合計10mmの距離を確保しており付加絶縁の性能を十分に確保されている。
<4>衛生洗浄装置の動作および作用
衛生洗浄装置を使用しない待機状態では、制御部は温水タンクに貯溜した洗浄水と便座300着座面を予め設定された快適な温度に保温する。また、待機状態においては、洗浄水が噴出するお尻洗浄スイッチ211とビデ洗浄スイッチ212が操作されても、制御部530は操作信号をキャンセルし栓浄水の噴出動作は実施されない。
便座300が便器700の上面に倒置した状態で使用者が便座300に着座すると、着座検知スイッチ(図示せず)がON状態となり着座検知信号を送信する。制御部530が着座検知信号を受信中は、お尻洗浄スイッチ211およびビデ洗浄スイッチ212の操作がなされた場合、それらの洗浄動作が実施される。洗浄動作の停止は停止スイッチ213
の操作により停止される。
例えば、使用者が操作部200上面のお尻洗浄スイッチを押圧した場合、操作銘板270のスイッチ操作部271が下方に変形することにより、スイッチ台260のスイッチボタン261bが下方に移動し、スイッチボタン261bの下端部でメンブレンシート250のスイッチ部251を押圧する。押圧により、メンブレンシート250のメタルドームが下方に変形してメンブレンスイッチの接点(図示せず)が接触することにより、お尻洗浄の操作信号が制御部530に送信される。押圧が解除された場合メタルドームの形状が復帰してメンブレンスイッチの接点が解放される。
制御部530は、お尻洗浄の操作信号を受信すると、駆動部520に洗浄手段110の駆動信号を送信し、駆動部520は洗浄手段110を駆動して、洗浄ノズル(図示せず)から洗浄水を噴出させて洗浄動作を開始する。
お尻洗浄が終了して、停止スイッチ213が操作されると、操作信号を受信した制御部530は、駆動部520に停止信号を送信し、駆動部520は洗浄手段110の駆動を停止させる。
上記のように、本実施の形態における衛生洗浄装置は、本体内に収容される小型の本体制御基板500で基礎絶縁レベルの絶縁性能を確保し、操作部において付加絶縁レベルの絶縁性能を確保することにより、衛生洗浄装置全体として二重絶縁レベルの高い絶縁レベル確保することが可能となり、衛生洗浄装置が備えなければならない二重絶縁の絶縁性能を小型および低コストで実施することができるものである。
以上のように、本発明にかかる衛生洗浄装置が備えるべき絶縁性能を小型および低コストで確保することが可能となるので、水を使用する他の家電機器等の用途にも適用できる。
100 本体
110 洗浄手段
120 袖部
200 操作部
230 表示灯
250 メンブレンシート
251 スイッチ部(メンブレンスイッチ)
252 LED(表示灯)
260 スイッチ台
270 操作銘板
500 本体制御基板
501 交流電源
510 電源部
520 駆動部
530 制御部
700 便器

Claims (1)

  1. 便器上に載置される本体と、
    前記本体に起倒自在に枢支された便座と、
    前記本体に内蔵され、人体局部を洗浄する洗浄手段と、
    前記本体に内蔵され、前記洗浄手段を制御する制御部と、
    前記洗浄手段を駆動する駆動部と、
    前記本体に内蔵され、交流電源より受電して前記駆動部と前記制御部に電力を供給する電源部と、
    前記本体の側部に設けられた袖部と、
    前記袖部の上面に設けられ、前記制御部を操作する操作部と、を含み、
    前記制御部と前記駆動部と前記電源部とは、前記本体内に内蔵された本体制御基板に配置され、
    前記制御部は、前記交流電源とは基礎絶縁の絶縁構造が形成され、
    前記操作部は、表面に設置された操作銘板と、複数のメンブレンスイッチと表示灯とを備えたメンブレンシートと、前記操作銘板と前記メンブレンシートとの間に介装され、前記操作銘板になされた押圧動作を前記メンブレンシートに伝達するスイッチ台と、を備え、
    前記操作銘板と前記メンブレンシートとの間は、前記操作銘板と前記メンブレンシートの間に形成される空間距離と沿面距離で構成された付加絶縁の絶縁構造が形成され、
    前記操作部の前記操作銘板の外面と前記交流電源とは、前記基礎絶縁と前記付加絶縁により二重絶縁の絶縁構造が形成されたことを特徴とする、
    衛生洗浄装置。
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