JP5197160B2 - 便座装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業性の向上を図ることを目的とする。
固定側コネクタが、ベース部材に固定して設けられ、この固定側コネクタに対して可動側コネクタを嵌合できるようになっているので、両コネクタの接続に際しては、固定側コネクタをケーシングの外部へ引き出す作業が不要である。また、接続後は、接続済みのコネクタをケーシング内に収納するという作業も不要である。このようにコネクタの引き出し作業と収納作業の手間が省かれているので、コネクタ接続時の作業性に優れている。
その点、本発明では、ケーシングをベース部材に組み付けた状態において、固定側コネクタが作業孔を通してケーシングの上面側に露出するようにしているので、固定側コネクタと可動側コネクタとの接続作業は、ケーシングをベース部材に組み付けた状態で、作業孔を通して行うことができる。したがって、可動側コネクタの電線の配索長を短くすることが可能である。
両コネクタを接続した後は、作業孔を蓋部材で閉塞することにより、接続済みの両コネクタを異物の干渉から保護することができる。また、ユーザーや施工者がコネクタに安易に触れることを防止し、ひいては、コネクタが不用意に外されるのを防止できる。
ケーシングの外面における少なくとも作業孔の形成領域を、カバーで覆い隠すようにしたので、美観の向上を図ることができるとともに、作業孔からケーシング内への浸水や異物の侵入を防止することができる。
固定側コネクタとこの固定側コネクタに接続された可動側コネクタは、周壁で囲まれるので、異物の干渉から保護される。
周壁の上端とケーシングとの間のスペースが狭くても、連通部により、固定側コネクタに可動側コネクタを接続した状態において、可動側コネクタの電線の配索経路が確保される。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態の便座装置Aは、洋風の便器本体Bに取り付けられた状態で使用され、この便座装置Aと便器本体Bとによって便器装置が構成されている。便器本体Bは、上面が開放された便鉢Baと、便鉢Baの後方に一体に形成された台座部Bbとを備えて構成されたものであり、便鉢Ba内を洗浄するための図示しない便鉢洗浄装置を備えている。
便器装置が使用されず、使用者が便器装置から離れている状態では、便蓋22が便鉢Baの開口部を閉じた状態に保持され、空気清浄装置24が停止している。この状態において、作用者が便器装置に近づくと、人感センサ27から制御基板13に入力される検出信号に基づき、開閉モータ25が作動して便蓋22が上方の開蓋位置へ跳ね上げられる。この後、使用者が便座21に着座すると、着座センサ28から制御基板13に入力される検知信号に基づき、使用者の着座時間が検出される。使用者が用をたした後、局部洗浄のために壁面の操作盤を操作すると、リモコンセンサ26から制御基板13に入力される検出信号に基づいて、局部洗浄装置19が作動し、ノズル19bから洗浄水が噴出される。尚、人感センサ27からの検知信号又は着座センサ28からの検知信号に基づき、空気清浄装置24が作動する。
尚、男性が小用をたす際には、壁面の操作盤を操作すると、リモコンセンサ26からの検知信号により開閉モータ25が作動して便座21が跳ね上げられる。また、小用が済んだら、操作盤を操作すると便座21が下りて着座可能な状態となる。
また、ケーシング20には、その外面における少なくとも作業孔31の形成領域を覆うカバー34を取り付けるようになっていて、このカバー34により、作業孔31と切欠部32を覆い隠すことができる。これにより、美観の向上を図ることができるとともに、作業孔31や切欠部32からケーシング20内へ浸水すること、及び異物が侵入することを防止できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では作業孔を塞ぐ蓋部材を、ケーシングとは別体部品としたが、蓋部材をケーシングに対してヒンジを介して連結した形態とすることで、蓋部材をケーシングと一体の部品とすることもできる。
(2)上記実施形態では、ベース部材に固定側コネクタを包囲する形態の周壁を設けたが、ベース部材にはこのような周壁を設けなくてもよい。
(3)上記実施形態では周壁が固定側コネクタを包囲する環状領域に沿って複数に分割された形態となっているが、周壁の上端とケーシングとの間に可動側コネクタの電線の配索スペースが確保されている場合には、周壁を全周に亘って連続した形態としてもよい。
(4)上記実施形態では固定側コネクタに可動側コネクタを接続した状態において可動側コネクタの電線の配索経路を確保する手段として、固定側コネクタを包囲する環状領域に沿って周壁を複数に分割したが、これに替えて、周壁を全周に亘って連続する形態とした上で、この周壁の一部を切欠することにより、可動側コネクタの電線の配索経路を確保してもよい。
(5)上記実施形態ではケーシングの上面にカバーを取り付けたが、このようなカバーを取り付けなくてもよい。
(6)上記実施形態ではベース部材を後ベースプレートと後ベースプレートに対して昇降可能な前ベースプレートとで構成し、ケーシングを前ベースプレートに組み付けるようにしたが、ベース部材を単一のベースプレートで構成し、このベースプレートにケーシングを組み付けてもよい。
(7)上記実施形態では機能部材の全てに対して電力供給を行うようにしたが、本発明の機能部材には、光電素子を用いたセンサのように電力供給を受けずに電気信号の出力を行う部材も含まれる。
(8)上記実施形態では機能部材に対する電力の供給及び機能部材との間で電気信号の送受を行う制御基板を、ベース部材に設けたが、制御基板は、ベース部材にではなく、便器本体に設けられていてもよい。
(9)上記実施形態では固定側コネクタに対して可動側コネクタが上から嵌合されるようにしたが、固定側コネクタに対する可動側コネクタの嵌合方向は、側方からでもよく、下方からでもよい。
(10)上記実施形態では固定がコネクタと対応する作業孔を、ケーシングの上面に開口させたが、作業孔は、ケーシングの側面に開口させてもよい。
B…便器本体
Ba…便鉢
10…ベース部材
15…固定側コネクタ
17…周壁
17b…連通部
20…ケーシング
21…便座
24…空気清浄器(機能部材、作動部材)
25…開閉モータ(機能部材、作動部材)
26…リモコンセンサ(機能部材、信号出力部材)
27…人感センサ(機能部材、信号出力部材)
28…着座センサ(機能部材、信号出力部材)
29…電線
30…可動側コネクタ
31…作業孔
33…蓋部材
34…カバー
Claims (5)
- 便器本体における便鉢の後方位置に取り付けられるベース部材と、
前記ベース部材に対しその上面を覆うように組み付けられるケーシングと、
前記便鉢の上面の開口縁部に載置された状態と前記便鉢の上方へ跳ね上げられた状態との間での揺動が可能な便座と、
前記ケーシングに設けられた電気的な機能部材と、
前記機能部材から導出した電線の先端に取り付けられた可動側コネクタと、
前記可動側コネクタの嵌合動作を可能とする向きで、前記ベース部材に固定して設けられた固定側コネクタとを備え、
前記可動側コネクタが前記固定側コネクタに接続されることで、前記機能部材に対する電力の供給又は前記機能部材における電気信号の送受信が行われるようになっており、
前記ケーシングには、前記ケーシングを前記ベース部材に組み付けた状態において、前記固定側コネクタとの対向領域を開口させた形態の作業孔が形成されていることを特徴とする便座装置。 - 前記ケーシングには、前記作業孔の開口領域を閉塞可能な蓋部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の便座装置。
- 前記ケーシングには、その外面における少なくとも前記作業孔の形成領域を覆うカバーが取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の便座装置。
- 前記固定側コネクタは、前記可動側コネクタの上方からの嵌合動作を可能とする向きに設けられており、
前記ベース部材には、上方へ立ち上がった形態であって、前記固定側コネクタを包囲するように配された周壁が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の便座装置。 - 前記周壁は、前記固定側コネクタを包囲する環状領域に沿って複数に分割された形態であり、
前記周壁における分割部分は、前記可動側コネクタの電線が通過可能な連通部となっていることを特徴とする請求項4記載の便座装置。
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