JP5229699B1 - トイレ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】停電時に容易に便器洗浄を行うことが可能で、コンパクト且つ見栄えの良いトイレ装置を提供することを目的としている。
【解決手段】大便器の外郭を形成する袴部と汚物を受けるボウル部とを備える便器本体と、便器本体の後方上部に設置され、給水源からの洗浄水をボウル部へ給水可能な電動開閉弁と、電動開閉弁の開閉を制御するメイン制御部と、商用電源からの電力をメイン制御部へ供給する第1の電源コードと、商用電源の電力停止時に電動開閉弁の開閉を制御するサブ制御部と、サブ制御部へ電力を供給する電池を格納する電池ボックスと、サブ制御部と電池ボックスとを接続する第2の電源コードと、を備え、電池ボックスは便器本体の袴部の外側面より内側に設置されている。

【選択図】図4

Description

本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
近年、トイレ装置では、洗浄水を水道から直接供給する水道直圧式のトイレ装置が普及し始めている。このような水道直圧式のトイレ装置では、給水路に設けられた電磁弁(電動開閉弁)を開放することで、水道直圧で供給される洗浄水を便器へ給水するようになっている。このような構成とすることで、1回の洗浄用の洗浄水全てを貯めておく貯水タンクを必要としないので、トイレ装置をコンパクトにすることができるという利点がある。
あるいは、貯水タンクを備えるトイレ装置であっても、その貯水タンクへの洗浄水の給水を電磁弁により行うことで、従来必要であったフロート付きのボールタップを必要としないので、トイレ装置をコンパクトにすることができる。
このようなトイレ装置では、洗浄水の給水を電磁弁により行っているため、商用電源の停電時にはその電磁弁が作動せず便器洗浄が行えないという問題がある。そのため、使用者は、別途用意したバケツに水を汲み、それを便器のボウル部に直接流すことで便器洗浄を行う必要があり、小さな子供やお年寄りには大きな負担となっていた。
このような停電時の不具合を解消することを目的として、電池式の電源を採用した局部洗浄器がある(特許文献1)。
実開平7−23071号公報
しかしながら、特許文献1記載の局部洗浄器では、電池を収納する電池ボックスが、便器本体上方に設置されたケーシングの外面に露出して、見栄えが悪く、さらにケーシングに小水等がかかると電池ボックス内の電池が腐食するなどといった不具合が生じる恐れがあった。
また、電池ボックスが便器本体上方に設置されたケーシングに設けられているため、ケーシングが大きくなりコンパクト化を実現できないという問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、停電時に容易に便器洗浄を行うことが可能で、コンパクト且つ見栄えの良いトイレ装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、以下のような手段を採用している。すなわち、第1の発明のトイレ装置は、大便器の外郭を形成する袴部と汚物を受けるボウル部とを備える便器本体と、便器本体の後方上部に設置され、給水源からの洗浄水をボウル部へ給水可能な電動開閉弁と、電動開閉弁の開閉を制御するメイン制御部と、商用電源からの電力をメイン制御部へ供給する第1の電源コードと、商用電源の電力停止時に電動開閉弁の開閉を制御するサブ制御部と、サブ制御部へ電力を供給する電池を格納する電池ボックスと、サブ制御部と電池ボックスとを接続する第2の電源コードと、を備え、電池ボックスは便器本体の袴部の外側面より内側に設置されている。
このように構成された第1の発明においては、停電時に電力を供給する電池を格納する電池ボックスが、便器本体の袴部の外側面より内側に設置されているため、便器本体の袴部内の空間を有効利用でき、トイレ装置全体をコンパクトにすることができる。
なお、ここで袴部とは、ボウル部と一体的に形成された部分のみに限らず、別体で形成されたものも含む。
また、上記の目的を達成するために、第2の発明は、以下のような手段を採用している。すなわち、第2の発明のトイレ装置は、大便器の外郭を形成する袴部と汚物を受けるボウル部とを備える便器本体と、便器本体の後方上部に設置され、給水源からの洗浄水をボウル部へ給水する給水部と、を備え、給水部は、記ボウル部へ給水する洗浄水を貯水し、底面に排水口を有する貯水タンクと、給水源からの洗浄水を貯水タンクへ給水可能な電動開閉弁と、貯水タンクの排水口を開閉する排水弁と、排水弁を駆動する駆動ユニットと、を備えるものであり、さらに、電動開閉弁及び駆動ユニットを制御するメイン制御部と、商用電源からの電力をメイン制御部へ供給する第1の電源コードと、商用電源の電力停止時に電動開閉弁の開閉を制御するサブ制御部と、サブ制御部へ電力を供給する電池を格納する電池ボックスと、サブ制御部と電池ボックスとを接続する第2の電源コードと、を備え、電池ボックスは便器本体の袴部の外側面より内側に設置されている。
このように構成された第2の発明においては、停電時に電力を供給する電池を格納する電池ボックスが、便器本体の袴部の外側面より内側に設置されているため、便器本体の袴部内の空間を有効利用でき、トイレ装置全体をコンパクトにすることができる。
なお、ここで袴部とは、ボウル部と一体的に形成された部分のみに限らず、別体で形成されたものも含む。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、袴部は、後方に施工用開口部と、その施工用開口部を塞ぐ化粧板とを備え、電池ボックスは、施工用開口部に設置される。
このように構成された第3の発明においては、袴部は、後方に施工用開口部を備えるため、施工者はその施工用開口部を介してトイレ装置の施工を容易に行うことができる。また、電池ボックスは、その施工用開口部に設置されているため、電池ボックス内の電池の交換時に必要となる開口部を新たに設けることなく、施工用開口部と兼用できるため、見栄えを良くできる。さらに施工用開口部を塞ぐ化粧板が電池ボックスへの被水を防止する被水防止カバーの機能を果たすため、電池ボックスが被水し電池が腐食することを防止できる。
また、第4の発明は、第3の発明において、電池ボックスは、外郭を形成するケース本体と、ケース本体内部から引き出し自在に設けられ電池を保持する電池ホルダと、を備え、
ケース本体は施工用開口部に面ファスナーにより着脱自在に固定され、面ファスナーは電池ホルダをケース本体から引き出す際も固定を維持する。
このように構成された第4の発明においては、電池ボックスのケース本体が施工用開口部に面ファスナーによって固定されているため、施工や点検時に電池ボックスを取り外すことができ、電池ボックスが邪魔にならず、施工や点検を容易に行うことができる。また、電池ホルダをケース本体より引き出す際に、ケース本体が施工用開口部に固定された状態で維持されるため、電池ボックスの電池交換時に容易に電池交換を行うことができる。
また、第5の発明は、第1乃至第4の何れかの発明において、第1の電源コードの一端には商用電源接続用の接続プラグが設けられ、便器本体の後方上面には第1の電源コードを通す第1の開口部と、第2の電源コードを通す第2の開口部とが設けられ、第2の開口部は接続プラグが通らない大きさに形成されている。
このように構成された第5の発明においては、第1および第2の電源コードを便器本体後方上面の開口部を通してそれぞれの電源に接続できるため、第1及び第2の電源コードを外面に露出させず、見栄えの良いトイレ装置を提供することができる。また、第1の電源コードを、誤った開口部に通すことを防止でき、電源コードの破損や発火を防ぐことができる。
また、第6の発明は、第5の発明において、排水弁の開閉を手動で操作する手動操作部を備え、手動操作部の一端は施工用開口部からのぞむ位置に配置され、袴部の内側には手動操作部の一部を案内する案内溝が形成されている。
このように構成された第6の発明においては、手動操作部を、施工用開口部からのぞむ位置に適切に配置することができる。さらに、袴部の外側から使用者が手動操作部を操作する際に、手動操作部と袴部の内側との摺動抵抗を低減することができ、手動操作部の操作性を向上することができる。
本発明によれば、停電時に容易に便器洗浄を行うことが可能で、コンパクト且つ見栄えの良いトイレ装置を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す斜視模式図である。 本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。 化粧板14を取り外した施工用開口部12を表す斜視模式図である。 操作リング42の操作前と操作後を表す斜視模式図である。 本実施形態の電池ボックス36を施工用開口部12から取り外した際の斜視模式図である。 電池ボックス36の電池ホルダ54をケース本体52から引き出した際の斜視模式図である。 本実施形態の電池ボックスの分解斜視模式図である。 本実施形態の電池ボックスにおいて、収納蓋52bを開いた状態の斜視模式図である。 本実施形態のケーシング400の底面を下方から眺めた模式図である。 便器本体2の平面模式図である。 ケーシング400を便器本体2へ取り付けるところを斜め上方から眺めた模式図である。 商用電源コード18を便器本体2の第1の開口部62に通すところを斜め上方から眺めた模式図である。 基盤側補助電源コード38a及び連結部材44を、第2の開口部64へ通すところを斜め上方より眺めた模式図である。 ケーシング400の便器本体2への取り付け完了後の側面模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す斜視模式図である。
また、図2及び図3は、本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。
図1に表したように、本発明の実施形態によるトイレ装置1は、便器本体2と、この便器本体2の上に設けられた機能部100と、を備える。機能部100は、ケーシング400と、便座4と、便蓋6と、を有する。便座4と便蓋6とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。便器本体2は、汚物を受けるボウル部8と、大便器の外郭を形成する袴部10と、を備える。さらに、袴部10の後方には、施工用開口部12が形成され、その施工用開口部12を塞ぐように化粧板14が取り付けられている。
便器本体2の後方には、給水源から洗浄水を給水する給水ホース16と、商用電源から電力を供給する商用電源コード18(第1の電源コード)がそれぞれ延びている。
図2に表したように、ケーシング400の内部には、便器洗浄用の洗浄水を貯水する貯水タンク20と、貯水タンク20に給水可能な給水電磁弁22(電動開閉弁)と、貯水タンク20の排水口24を開閉し、ボウル部8への洗浄水の給水・止水を行う排水弁26と、排水弁26を駆動する駆動ユニット30と、駆動ユニット30の駆動及び給水電磁弁22の開閉を制御するコントローラ32と、を備える。ここで、コントローラ32(メイン制御部)は、図1の商用電源コード18により電力を供給されている(図示せず)。
さらに、本発明の実施形態においては、商用電源の停電時においても給水電磁弁22及び排水弁26を制御できるように各種工夫がなされている。
商用電源の停電時において、給水電磁弁22を制御する給水電磁弁基盤34(サブ制御部)と、この給水電磁弁基盤34に電力を供給する電池を格納する電池ボックス36と、給水電磁弁基盤34と電池ボックス36を接続する補助電源コード38(第2の電源コード)と、を備えている。
また、駆動ユニット40を手動で操作することができるように、駆動ユニットに連結したハンドル40と、ハンドル40を操作する操作リング42と、ハンドル40と操作リング42とを連結する連結部材44とを備えている。さらに、連結部材44はスイッチ46に接続しており、使用者が操作リング42を操作することで、連結部材44を介してスイッチ46がONになり、その信号が給水電磁弁基盤34に送信されるように構成されている。
なお、本実施形態におけるコントローラ32と、給水電磁弁基盤34は、それぞれ別体に形成してもよいし、コントローラ32の一部に給水電磁弁基盤34が設けられるように形成してもよい。
ここで、停電時における便器洗浄動作について説明する。
まず、使用者は、操作リング42を操作することで、ハンドル40を介して駆動ユニット30を動作させ、排水弁26を「開」状態にする。これにより、貯水タンク20内に貯水された洗浄水が、貯水タンク20の排水口24からボウル部8へ排水される。この動作と同時に、連結部材44に接続されたスイッチ46がONになり、その信号が給水電磁弁基盤34へ送信される。
給水電磁弁基盤34は、その信号を受けて電池ボックス36の電力により給水電磁弁22を「開」状態にする。この動作により、貯水タンク20には次回以降の便器洗浄のための給水が行われる。以上の一連の動作により、停電時において便器洗浄が可能となる。
このような構成とすることで、停電時においても、貯水タンク20からボウル部8へ洗浄水を給水することができ、さらに次回以降の洗浄水を貯水タンク20に給水することができる。したがって、停電時において容易に便器洗浄することができる。
ここで、本実施形態のケーシング400の内部には、貯水タンク20及び排水弁26等が設けられているが、図3に表したように、貯水タンク20及び排水弁26等を設けずに水道直圧でボウル部8へ洗浄水を給水するようにしてもよい。図3の構成においては、操作リング42を操作することで、連結部材44に接続されたスイッチ46がONになり、その信号を受けた給水電磁弁基盤34は、給水電磁弁22を所定時間開放させる。そして、水道から供給される洗浄水を貯水タンク等に貯水することなく、ボウル部8へ直接給水する。このような構成とすれば、より簡易な構造で洗浄水をボウル部8へ給水することが可能となる。
次に、本実施形態のトイレ装置における電池ボックスについて説明する。
図4は、化粧板14を取り外した施工用開口部12を表す斜視模式図である。また、図5は、操作リング42の操作前と操作後を表す斜視模式図である。
図4に示すように、本実施形態の電池ボックス36は、袴部10の後方に形成された施工用開口部12の底面12a上に設置されている。また、操作リング42は、その施工用開口部12からのぞむ位置に配置されている。そして、普段、施工用開口部12は、化粧板14により塞がれているため、電池ボックス36及び操作リング42は化粧板14により覆われ、外面に露出しないようになっている。
ここで、施工用開口部12は、トイレ装置1を床面に固定したり、またはケーシング400を便器本体2上に固定したりする際に、施工者が容易に施工できるように設けられた開口部である。
操作リング42は、図5に示すように、下方に引くことにより上述した停電時の便器洗浄動作を行うことが出来る。
次に、本実施形態のトイレ装置における電池ボックスの固定方法について説明する。
図6は、本実施形態の電池ボックス36を施工用開口部12から取り外した際の斜視模式図である。また、図7は、電池ボックス36の電池ホルダ54をケース本体52から引き出した際の斜視模式図である。
図6に示すように、本実施形態においては、施工用開口部12の底面12aに面ファスナー50が設けられ、電池ボックス36の底面にもその面ファスナー50と結合する面ファスナー(図示せず)が設けられている。したがって、施工者が、その施工用開口部12を介して施工する際や、便器本体2内部を点検する際も、電池ボックス36が着脱自在に固定されているため、電池ボックスを容易に取り外すことができ、施工や点検が容易にできる。
図7に示すように、本実施形態の電池ボックス36は、外郭を形成するケース本体52と、ケース本体52から引き出し自在に取り付けられ電池を保持する電池ホルダ54とを備える。この電池ボックス36の電池交換時には、電池ホルダ54をケース本体52から引き出すことになるが、この際もケース本体52が施工用開口部12に固定された状態を維持されるように、面ファスナー50の固定強度が設定されている。
次に、本実施形態の電池ボックスの構造について説明する。
図8は、本実施形態の電池ボックスの分解斜視模式図である。
図8に示すように、本実施形態の電池ボックスは、ケース本体52の上方が、後述するコネクタを収納する収納蓋になっている。さらに、ケース本体52の下方には、ケース開口52aが設けられ、電池ホルダ54が引き出し自在に収納されている。
また、電池ホルダ54の一端には、電池ホルダ54をケース本体52内部に収納した際に、ケース開口52を塞ぐ蓋体54aが形成されている。また、電池ホルダ54には、乾電池を保持する電池保持部54bが形成されている。
次に、図9は、本実施形態の電池ボックスにおいて、収納蓋52bを開いた状態の斜視模式図である。
図9に示すように、電池ボックス36の収納蓋52bを開くと、その内部にボックス側補助電源コード38bが設けられている。そして、このボックス側補助電源コード38bは、給水電磁弁基盤34に接続する基盤側補助電源コード38aとコネクタ(ボックス側コネクタ56b、基盤側コネクタ56a)を介して接続されている。
本実施形態の電池ボックスにおいては、接続後のコネクタをコネクタ収納部52cに収納し、収納蓋52bを閉めることで、水や埃がコネクタ収納部52cへ侵入しにくい構造となっている。
次に本実施形態のケーシング400の便器本体2上面への取り付けについて説明する。
図10は、本実施形態のケーシング400の底面を下方から眺めた模式図である。また、図11は便器本体2の平面模式図である。
図10に示すように、ケーシング400の底面には、ケーシング400を便器本体2に固定するための4つの固定ボルト58が設けられている。また、ケーシング400の底面には給水ホース16、基盤側補助電源コード38a、連結部材44、商用電源コード18が下方に延びている。
また、図11に示すように、便器本体2の後方上面には、固定ボルト58を固定するための固定孔60と、商用電源コード18を通すための第1の開口62、基盤側補助電源コード38a及び連結部材44を通すための第2の開口64、給水ホース16を通すための第3の開口68が形成されている。
図12は、ケーシング400を便器本体2へ取り付けるところを斜め上方から眺めた模式図である。また、図13は、商用電源コード18を便器本体2の第1の開口部62に通すところを斜め上方から眺めた模式図である。
図12に示すように、ケーシング400を便器本体2へ取り付ける際は、給水ホース16を第3の開口部68へ通し、固定ボルト58を固定穴60へ通す。そして、施工者は、施工用開口部12より便器本体2内部へ手を挿入し、裏側から固定ボルト58に対して図示しないナットを取り付ける。これにより、ケーシング400は便器本体2に固定される。
図13に示すように、ケーシング400を便器本体2へ取り付ける際には、商用電源コード18を第1の開口部62へ通すことになるが、第1の開口部62に近接する第2の開口部64へ誤って通すことのないよう、第2の開口部64の内径は商用電源コード18のプラグ18a(接続プラグ)の外径より小さく形成されている。その結果として、商用電源コード18を誤って第2の開口部64へ通すことを防止できる。したがって、商用電源コード18がケーシング400と便器本体2との間に挟まれて断線や発火するのを防止することができる。
図14は、基盤側補助電源コード38a及び連結部材44を、第2の開口部64へ通すところを斜め上方より眺めた模式図である。また、図15は、ケーシング400の便器本体2への取り付け完了後の側面模式図である。
図14に示すように、本実施形態においては、基盤側補助電源コード38a及び連結部材44を、第2の開口部64へ通すことができる。したがって、基盤側補助電源コード38a及び連結部材44を外面に露出することなく、隠蔽することができ、見栄えを良くすることができる。
さらに、図15に示すように、便器本体2の袴部10の内側に連結部材44を案内する案内溝70が形成されている。その結果として、連結部材44を第2の開口部64へ通した際に、連結部材44を適切な位置に配置でき、結果として連結部材44の一端に取り付けられた操作リング42を施工用開口部12からのぞむ位置に適切に配置させることができる。また、その案内溝70が形成されることで、使用者が操作リング42を操作する際に、連結部材44と袴部10の内側面との摩擦が低減され、容易に操作することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
1 トイレ装置
2 便器本体
4 便座
6 便蓋
8 ボウル部
10 袴部
12 施工用開口部
12a 底面
14 化粧版
16 給水ホース
18 商用電源コード
18a プラグ
20 貯水タンク
22 給水電磁弁(電動開閉弁)
24 排水口
26 排水弁
30 駆動ユニット
32 コントローラ
34 給水電磁弁基盤
36 電池ボックス
38 補助電源コード
38a 基盤側補助電源コード
38b ボックス側補助電源コード
40 ハンドル
42 操作リング
44 連結部材
46 スイッチ
50 面ファスナー
52 ケース本体
52a ケース開口
52b 収納蓋
52c コネクタ収納部
54 電池ホルダ
54a 蓋体
54b 電池保持部
56a 基盤側コネクタ
56b ボックス側コネクタ
58 固定ボルト
60 固定穴
62 第1の開口部
64 第2の開口部
68 第3の開口部
70 案内溝

Claims (6)

  1. 大便器の外郭を形成する袴部と汚物を受けるボウル部とを備える便器本体と、
    前記便器本体の後方上部に設置され、給水源からの洗浄水をボウル部へ給水可能な電動開閉弁と、
    前記電動開閉弁の開閉を制御するメイン制御部と、
    商用電源からの電力を前記メイン制御部へ供給する第1の電源コードと、
    前記商用電源の電力停止時に前記電動開閉弁の開閉を制御するサブ制御部と、
    前記サブ制御部へ電力を供給する電池を格納する電池ボックスと、
    前記サブ制御部と前記電池ボックスとを接続する第2の電源コードと、を備え、
    前記電池ボックスは前記便器本体の袴部の外側面より内側に設置されているトイレ装置。
  2. 大便器の外郭を形成する袴部と汚物を受けるボウル部とを備える便器本体と、
    前記便器本体の後方上部に設置され、給水源からの洗浄水をボウル部へ給水する給水部と、を備え、
    前記給水部は、
    前記ボウル部へ給水する洗浄水を貯水し、底面に排水口を有する貯水タンクと、
    給水源からの洗浄水を前記貯水タンクへ給水可能な電動開閉弁と、
    前記貯水タンクの排水口を開閉する排水弁と、
    前記排水弁を駆動する駆動ユニットと、を備えるものであり、
    さらに、
    前記電動開閉弁及び前記駆動ユニットを制御するメイン制御部と、
    商用電源からの電力を前記メイン制御部へ供給する第1の電源コードと、
    前記商用電源の電力停止時に前記電動開閉弁の開閉を制御するサブ制御部と、
    前記サブ制御部へ電力を供給する電池を格納する電池ボックスと、
    前記サブ制御部と前記電池ボックスとを接続する第2の電源コードと、を備え、
    前記電池ボックスは前記便器本体の袴部の外側面より内側に設置されているトイレ装置。
  3. 前記袴部は、施工用開口部と、その施工用開口部を塞ぐ化粧板とを備え、
    前記電池ボックスは、前記施工用開口部に設置される請求項1または2に記載のトイレ装置。
  4. 前記電池ボックスは、外郭を形成するケース本体と、前記ケース本体内部から引き出し自在に設けられ電池を保持する電池ホルダと、を備え、
    前記ケース本体は前記施工用開口部に面ファスナーにより着脱自在に固定され、
    前記面ファスナーは前記電池ホルダを前記ケース本体から引き出す際も前記固定を維持する請求項3に記載のトイレ装置。
  5. 前記第1の電源コードの一端には前記商用電源接続用の接続プラグが設けられ、
    前記便器本体の後方上面には前記第1の電源コードを通す第1の開口部と、前記第2の電源コードを通す第2の開口部とが設けられ、
    前記第2の開口部は前記接続プラグが通らない大きさに形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のトイレ装置。
  6. 前記排水弁の開閉を手動で操作する手動操作部を備え、
    前記手動操作部の一端は前記施工用開口部からのぞむ位置に配置され、
    前記袴部の内側には前記手動操作部の一部を案内する案内溝が形成されている請求項5記載のトイレ装置。
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