JP6617473B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、トイレ装置に関する。
従来、壁掛け式の便器本体と、便器本体の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄装置とを備えたトイレ装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記した衛生洗浄装置には、給水系統と給電系統とが接続される。かかる給水系統は、衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えを手動操作によって行う止水栓を備え、給電系統は、衛生洗浄装置に対する給電および給電停止の切り替えを手動操作によって行うコンセントプラグを備えている。また、従来技術にあっては、上記した止水栓やコンセントプラグを、便器本体が取り付けられる壁の内部に配置して隠蔽するように構成される。
特開2015−031140号公報
しかしながら、たとえば緊急時に使用者が止水や給電停止を行う場合、従来技術における止水栓などは、使用者のアクセスしにくい壁の内部に配置されるため、止水等を容易に行うことが難しかった。
実施形態の一態様は、衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを容易に行うことができるトイレ装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るトイレ装置は、汚物を受けるボウル部を覆い大便器の外郭を形成する袴部を備えた壁掛け式の便器本体と、前記便器本体の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄装置と、前記衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替え、および、前記衛生洗浄装置に対する給電および給電停止の切り替えの少なくともいずれかを手動操作によって行う切替部と、前記切替部を前記袴部内において手動操作可能な位置に位置決めして固定する固定部材とを備えることを特徴とする。
これにより、衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを容易に行うことができる。
また、前記固定部材は、前記切替部を前記袴部の下端近傍の高さに位置決めして固定することを特徴とする。これにより、使用者は袴部の下端側から手を入れて切替部を容易に手動操作することが可能になり、よって衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えをより一層容易に行うことができる。
また、前記固定部材は、前記切替部を前記袴部側に寄せた位置に位置決めして固定することを特徴とする。これにより、切替部は、たとえば排水トラップ管路側に寄せた位置に配置される場合に比べて、手動操作を行う使用者側に近接して配置される。そのため、使用者は袴部の下端側から手を入れたときに、切替部を容易に手動操作することが可能になり、よって衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えをより一層容易に行うことができる。
また、前記固定部材は、前記便器本体に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に、前記切替部から延びる延出部材を拘束して前記切替部を固定する拘束部材とを備えることを特徴とする。これにより、切替部を簡易な構成で位置決めして固定することができる。
また、前記取付部材は、板状または略板状に形成されて前記切替部が載置されるとともに、前記切替部を下方に露出させる露出部が形成されることを特徴とする。これにより、使用者は、切替部に容易にアクセスして手動操作することができ、よって衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えなどをより一層容易に行うことができる。
また、前記取付部材は、前記露出部の近傍に形成され、前記拘束部材が取り付けられる拘束部材用取付部を備えることを特徴とする。これにより、露出部に載置された切替部を拘束部材によって取付部材に強固に固定することができ、切替部の位置ズレを抑制することができる。
また、前記取付部材は、前記拘束部材が取り付けられる拘束部材用取付部を備え、前記拘束部材用取付部は、前記取付部材において、前記延出部材を所定の湾曲形状で拘束するような位置に形成されることを特徴とする。これにより、延出部材においては、最小曲げ半径を確保することが可能になり、よってキンクの発生を防止することができる。
また、前記取付部材は、板状または略板状に形成されるとともに、外周縁に形成された壁部を介して前記袴部の内壁に取り付けられることを特徴とする。これにより、取付部材を便器本体の袴部内に容易に取り付けることができる。
また、前記切替部は、前記衛生洗浄装置に対する給水および止水を切り替えるバルブ、および、前記衛生洗浄装置に対する給電および給電停止を切り替える接続端子、スイッチの少なくともいずれかを含むことを特徴とする。これにより、衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを、簡易な構成で容易に行うことができる。
実施形態の一態様によれば、トイレ装置において、衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを容易に行うことができる。
図1は、第1の実施形態に係るトイレ装置を示す斜視図である。 図2は、衛生洗浄装置を取り外した状態の便器を示す平面図である。 図3は、図2のIII−III線断面図である。 図4は、固定部材の平面図である。 図5は、ブラケットの平面図である。 図6Aは、バルブ等のブラケットへの取り付けを説明するための図である。 図6Bは、バルブ等のブラケットへの取り付けを説明するための図である。 図6Cは、バルブ等のブラケットへの取り付けを説明するための図である。 図7Aは、接続端子等のブラケットへの取り付けを説明するための図である。 図7Bは、接続端子等のブラケットへの取り付けを説明するための図である。 図8は、便器を袴部の背面部側から見たときの図である。 図9Aは、便器を壁に取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図9Bは、便器を壁に取り付けた後の状態を示す斜視図である。 図10は、衛生洗浄装置を便器に取り付ける様子を示す斜視図である。 図11は、ブラケットを便器に取り付ける様子を斜め下から見たときの斜視図である。 図12は、第2の実施形態に係るトイレ装置において、接続端子付近を拡大して示す拡大断面図である。 図13は、第1の変形例に係るブラケットの部分断面図である。 図14は、第2の変形例に係るブラケットの斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するトイレ装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るトイレ装置を示す斜視図である。なお、図1には、説明を分かり易くするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後述の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。また、図1および図2以降に示す図は、いずれも模式図である。
図1に示すように、トイレ装置1は、便器本体(以下「便器」と記載する場合がある)10と、便器10の上面に設けられる衛生洗浄装置30とを備える。便器10は、トイレ室の床面Fから立設する壁Wに取り付けられる壁掛け式の洋式大便器である。なお、上記した便器10の壁Wへの取り付けについては、後に説明する。また、壁Wは、たとえばタイルやモルタル等を含む材料によって形成されるが、壁Wの材料は、これに限られるものではない。
図2は、衛生洗浄装置30を取り外した状態の便器10を示す平面図であり、図3は、図2のIII−III線断面図である。図2および図3に示すように、便器10は、導水路11(図3参照)と、ボウル部12と、排水トラップ管路13と、排水路14(図3参照)と、袴部15とを備える。
図3に示すように、導水路11は、壁Wから突出する洗浄水供給管50の一端に接続される。かかる洗浄水供給管50の他端は、壁Wの内部に配置された洗浄水用のタンク(図示せず)に接続される。したがって、導水路11には、便器洗浄が行われる場合に、タンクから供給された洗浄水が流通する。
ボウル部12は、導水路11に接続されるとともに、汚物を受けることが可能なボウル状に形成される。詳しくは、ボウル部12は、汚物を受けることが可能な汚物受け面16と、汚物受け面16の上縁に形成されるリム部17とを備える。
リム部17には、導水路11に接続されるリム導水路17aが形成される。リム導水路17aは、汚物受け面16側に吐出口が設けられ、よって導水路11の洗浄水は、リム導水路17aの吐出口を介して汚物受け面16へ吐水され、汚物受け面16が洗浄される。
排水トラップ管路13は、入口部13aと、溜水部13bとを備える。入口部13aは、汚物受け面16の底部と連続するように設けられ、ボウル部12からの洗浄水を排水トラップ管路13へ流入させる。溜水部13bは、入口部13aから下方へ向けて延びた後、斜め上方へ向けて延びるように形成され、所定量の洗浄水が溜まる形状とされる。このように、排水トラップ管路13は、溜水部13bに洗浄水が溜まり、封水として機能することで、排水管51からの臭気等がボウル部12側へ逆流することを防止する。
排水路14は、一端側が排水トラップ管路13の出口に接続される一方、他端側が排水管51に接続される。したがって、便器洗浄が行われる場合、汚物受け面16を洗浄した洗浄水は、排水トラップ管路13の入口部13a、溜水部13bおよび排水路14を介して排水管51へと排水される。
袴部15は、上記したボウル部12や排水トラップ管路13を周縁側から覆い大便器の外郭を形成する。詳しくは、袴部15は、リム部17の上面17bの周縁17b1から下方の床面F側へ向けて延在して形成され、ボウル部12等を取り囲むように構成される。
したがって、袴部15の内部には、上記したボウル部12や排水トラップ管路13などが収納されるとともに、ボウル部12等以外の部分に空間が形成されることとなる。以下では、袴部15の内部に形成される空間を「内部空間A」と記載する場合がある。
また、袴部15の下端15aには、開口部15bが形成される。これにより、袴部15の内部空間Aと外気(正確にはトイレ室の室内空間)とが開口部15bを介して連通される。
また、袴部15の下端15aの床面Fからの高さH1は、適宜に設定可能であるが、たとえば使用者の手が便器10の下部へ入る程度の高さに設定されることが好ましい。
なお、上記した袴部15は、ボウル部12と一体的に形成されるが、これに限られず、別体で形成されたものであってもよい。また、以下では、袴部15において、ボウル部12を基準とした場合のY軸負方向にある部分を「正面部15c」、Y軸正方向の壁W側にある部分を「背面部15d」、X軸正方向および負方向にある部分を「側面部15e」と記載する場合がある。
図1に示すように、衛生洗浄装置30は、便器10の上面、正確には、リム部17の上面17bに設けられ、使用者の局部を洗浄する。具体的には、衛生洗浄装置30は、本体部40と、便座100と、便蓋200とを備える。便座100および便蓋200はともに、開閉可能なように本体部40に取り付けられる。
本体部40は、ケース41と、ノズルユニット42とを備える。ケース41は、ノズルユニット42などを収納する。ノズルユニット42は、洗浄ノズル43を備える。
上記した洗浄ノズル43は、ケース41に対して進退可能に構成される。詳しくは、洗浄ノズル43には、図示しない電動モータなどの駆動源が接続される。かかる駆動源は、図示しない電源に接続されて電力が供給される。洗浄ノズル43は、駆動源の駆動により、便器10のボウル部12内へ進出した位置と、ケース41内に後退して格納される位置との間で進退させられる。なお、図1では、進出した位置にある洗浄ノズル43を示している。
また、洗浄ノズル43は、図示しない水道管などの水源に接続される。そして、洗浄ノズル43は、ボウル部12内へ進出した位置にあるときに、水源からの水を使用者の身体へ噴出させて局部を洗浄する。なお、本明細書において、「水」なる表現は、必ずしも冷水の意味ではなく、温水を含む意味で使用する場合がある。
このように、衛生洗浄装置30には、使用者の局部を洗浄する洗浄動作を行うために、水源からの給水系統および電源からの給電系統が接続される。なお、衛生洗浄装置30において、給電系統から電力が供給される負荷は、上記した駆動源に限られず、たとえば、洗浄ノズル43へ水を供給する流路を開閉する電磁弁や、水源から供給された水を加熱するヒータなどが含まれていてもよい。
ところで、上記した給水系統は、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えを手動操作によって行う止水栓(図示せず)を備える。また、給電系統は、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止の切り替えを手動操作によって行うコンセントプラグ(図示せず)を備える。そして、上記した止水栓やコンセントプラグは、壁Wの内部に配置されて隠蔽されることがある。
しかしながら、止水栓などが使用者のアクセスしにくい壁Wの内部に配置されると、たとえば緊急時など、衛生洗浄装置30への給水や給電を咄嗟に停止させる必要性が生じた場合に、使用者は止水等を容易に行うことが難しかった。なお、本明細書における「使用者」は、トイレ装置1を利用する者に限られず、たとえば、衛生洗浄装置30に対して止水等の各種作業を行う者を含む意味で用いる場合がある。
そこで、本実施形態に係るトイレ装置1にあっては、図1に示すように、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えを手動操作によって行うバルブ60と、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止の切り替えを手動操作によって行う接続端子72とを備えるようにした。さらに、トイレ装置1は、上記したバルブ60および接続端子72を袴部15内において手動操作可能な位置に位置決めして固定する固定部材80を備えるようにした。なお、図1にあっては、理解の便宜のため、袴部15内の構成を部分的に透視して示している。
これにより、使用者は、たとえば緊急時にバルブ60や接続端子72を手動操作することで、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを容易に行うことができる。
以下、トイレ装置1の構成についてさらに詳しく説明する。図4は、図1に示すトイレ装置1の固定部材80の平面図である。なお、図4では、理解の便宜のため、便器10の外形を一点鎖線で示す。
図1および図4に示すように、トイレ装置1は、第1給水管61aと、第2給水管61bと、第1電源コード71aと、第2電源コード71bとを備える。第1給水管61aは、図4に示すように、一端が水源に接続される一方、他端には第1接続部材62aが設けられる。また、第2給水管61bは、一端が衛生洗浄装置30に接続される一方、他端には第2接続部材62bが設けられる。なお、第1、第2給水管61a,61bとしては、たとえば屈曲自在なフレキシブルホースを用いることができるが、これに限定されるものではない。
また、第1給水管61aの第1接続部材62aと、第2給水管61bの第2接続部材62bとが、上記したバルブ60を介して接続される。バルブ60としては、たとえば使用者によって手動操作可能な操作部60a(図4で見えず。図6A参照)を備えたボールバルブを用いることができるが、これに限定されるものではない。すなわち、バルブ60は、たとえばハンドル式のゲートバルブなどその他の種類のバルブであってもよい。
したがって、たとえばバルブ60が手動操作によって開弁される場合に、衛生洗浄装置30に対する給水が行われる。そして、バルブ60が手動操作によって閉弁されると、衛生洗浄装置30に対する給水の状態から止水の状態に切り替わる。なお、バルブ60は、衛生洗浄装置30に対する給水および止水を切り替える切替部の一例である。また、第1給水管61aおよび第2給水管61bは、切替部たるバルブ60から延びる延出部材の一例である。なお、上記したバルブ60の配置位置などについては、後に詳しく説明する。
上記した接続端子72は、第1接続端子72aと第2接続端子72bとを含む。かかる第1接続端子72aは、第1電源コード71aの端部に設けられ、第2接続端子72bは、第2電源コード71bの端部に設けられる。
詳しくは、第1電源コード71aは、一端が電源に接続される一方、他端には第1接続端子72aが設けられる。また、第2電源コード71bは、一端が衛生洗浄装置30に接続される一方、他端には第2接続端子72bが設けられる。第1、第2電源コード71a,71bはともに、屈曲自在な電源コードとされる。
第1電源コード71aと第2電源コード71bとは、第1接続端子72aと第2接続端子72bとが接続されることで、電気的に接続され、これにより衛生洗浄装置30に対する給電が行われる。そして、たとえば、第1接続端子72aが手動操作によって第2接続端子72bから取り外されると、衛生洗浄装置30に対する給電の状態から給電停止の状態に切り替わる。なお、接続端子72は、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止を切り替える切替部の一例である。また、第1電源コード71aおよび第2電源コード71bは、切替部たる接続端子72から延びる延出部材の一例である。なお、上記した接続端子72の配置位置などについては、後に詳しく説明する。
上記のように構成された第1、第2給水管61a,61bやバルブ60を含む給水系統、および、第1、第2電源コード71a,71bや接続端子72を含む給電系統が、固定部材80に固定される。
固定部材80は、図1および図4に示すように、取付部材81と、取付部材81に、第1、第2給水管61a,61bや第1、第2電源コード71a,71bを拘束してバルブ60や接続端子72を固定する拘束部材91,92とを備える。
拘束部材91,92は、たとえば帯状または略帯状に形成され、一方の面にオス部、他方の面にメス部が形成される一体型の面ファスナである。なお、上記では、拘束部材91,92として面ファスナを用いたが、これに限定されるものではなく、たとえば結束バンドなどを用いてもよい。また、拘束部材91は給水系統用、拘束部材92は給電系統用の拘束部材である。
取付部材81は、便器10に取り付けられるともに、上記したバルブ60や接続端子72などが載置される。以下では、取付部材81を「ブラケット81」と記載する場合がある。
図5は、便器10に取り付けられた状態のブラケット81の平面図である。なお、図5では、理解の便宜のため、便器10の外形を一点鎖線で示すとともに、バルブ60や接続端子72などの部材の図示を省略した。
図3および図5に示すように、ブラケット81(図3において一点鎖線で示す)は、板状または略板状に形成される。
なお、図3では、図示の簡略化のため、バルブ60を一点鎖線で図示し、接続端子72などの図示を省略した。また、図5では、説明し易くするために、ブラケット81において、バルブ60を含む給水系統が載置される部位を「給水系統載置部位82a」、接続端子72を含む給電系統が載置される部位を「給電系統載置部位82b」とし、それぞれ破線で囲んで示す。また、ブラケット81において、後述するように、便器10に取り付けられる部位を「取付部位82c」とし、同様に破線で囲んで示す。
図5に示すように、ブラケット81は、平面視において略U字状に形成され、便器10の袴部15と排水トラップ管路13との間に位置される。ブラケット81において、便器10の袴部15と対向する部位を外周縁81a、排水トラップ管路13と対向する部位を内周縁81bとした場合、外周縁81aの形状は、袴部15の内壁15fに即した形状とされる。また、ブラケット81の内周縁81bの形状は、排水トラップ管路13の外形に即した形状とされる。
これにより、ブラケット81を便器10に取り付けた状態において、ブラケット81と袴部15との間、および、ブラケット81と排水トラップ管路13との間に隙間を生じにくくすることが可能となる。そのため、たとえば、ブラケット81に載置された第1、第2給水管61a,61bや第1、第2電源コード71a,71bなどが、ブラケット81から落下したり、ブラケット81と袴部15との間の隙間などに挟み込まれたりすることを防止することができる。
また、ブラケット81は、給水系統載置部位82aにおいて、露出部83と、第1〜第3挿通孔84a〜84cと、第1〜第3掛止部85a〜85cとを備える。なお、第1〜第3挿通孔84a〜84cおよび第1〜第3掛止部85a〜85cは、拘束部材用取付部の一例である。
露出部83は、平面視において矩形状または略矩形状の開口である。また、露出部83は、ブラケット81において外周縁81aに沿うように形成される。言い換えれば、露出部83は、便器10に取り付けられた状態のブラケット81において、袴部15側に寄せた位置、詳しくは袴部15の側面部15eの内壁15fに寄せた位置に形成される。かかる露出部83は、後述するようにバルブ60が載置され、バルブ60を下方に露出させる(図6B参照)。
なお、露出部83の形状は、上記した矩形状または略矩形状に限られず、バルブ60を下方に露出させることができれば、円形状や楕円形状などその他の形状であってもよい。また、露出部83は、必ずしも開口であることを要せず、たとえば外周縁81aを切り欠いた切欠きであってもよい。
第1〜第3挿通孔84a〜84cは、それぞれ拘束部材91が挿通されて取り付けられる開口である。第1挿通孔84aは、給水系統載置部位82aにおいてY軸正方向側、換言すれば、壁W側の端部に形成される。また、第1挿通孔84aおよび第2挿通孔84bは、露出部83の近傍に形成されるとともに、平面視において露出部83を挟むような位置に形成される。なお、第1挿通孔84aには、図4などから分かるように、2本の拘束部材91が挿通される。また、第3挿通孔84cは、第2挿通孔84bに対して内周縁81b側にずれた位置に形成される。
第1〜第3掛止部85a〜85cは、それぞれ拘束部材91が掛止されて取り付けられる部位である。第1掛止部85aは、外周縁81aにおいて第1挿通孔84aに対応する位置に形成される外周縁側第1掛止部85a1と、内周縁81bにおいて第1挿通孔84aに対応する位置に形成される内周縁側第1掛止部85a2とを備える。
また、第2掛止部85bは、外周縁81aにおいて第2挿通孔84bに対応する位置に形成され、第3掛止部85cは、内周縁81bにおいて第3挿通孔84cに対応する位置に形成される。
外周縁側第1掛止部85a1および第2掛止部85bは、第1、第2挿通孔84a,84bと同様、露出部83の近傍に形成されるとともに、平面視において露出部83を挟むような位置に形成される。
また、外周縁側第1掛止部85a1および第2掛止部85bは、ブラケット81の外周縁81aの一部を切り欠いた切欠き形状とされ、また、内周縁側第1掛止部85a2は、ブラケット81の内周縁81bの一部を切り欠いた切欠き形状とされる。
ここで、バルブ60や第1、第2給水管61a,61bのブラケット81への取り付けについて、図6A〜図6Cを参照しつつ説明する。図6A〜図6Cは、バルブ60等のブラケット81への取り付けを説明するための図である。
図6Aに示すように、バルブ60をブラケット81の露出部83の上方に位置させる。このとき、バルブ60は、操作部60aが下方となるように位置される。その後、図6Bに示すように、バルブ60を露出部83に載置させるとともに、第1給水管61aを第1挿通孔84aと外周縁側第1掛止部85a1との間に、第2給水管61bを第2挿通孔84bと第2掛止部85bとの間に載置させる。これにより、バルブ60の操作部60aは、露出部83を介して下方に露出させられる。
次いで、図6Cに示すように、第2給水管61bを、ブラケット81上でUターンするように湾曲させるとともに、第3挿通孔84cと第3掛止部85cとの間、および、第1挿通孔84aと内周縁側第1掛止部85a2(図6Cで見えず)との間を通るようにして載置する。なお、第2給水管61bは、所定の湾曲形状に湾曲させられるが、これについては後述する。
続いて、上記のようにしてブラケット81に載置された第1給水管61a等を、拘束部材91を用いてブラケット81に拘束する。具体的には、第1挿通孔84aに挿通させられた拘束部材91を外周縁側第1掛止部85a1に掛止させつつブラケット81に巻き付けることで、第1給水管61aをブラケット81に拘束する。
同様に、第2挿通孔84bに挿通させられた拘束部材91を第2掛止部85bに掛止させつつブラケット81に巻き付けることで、第2給水管61bをブラケット81に拘束する。また、第3挿通孔84cに挿通させられた拘束部材91を第3掛止部85cに、第1挿通孔84aに挿通させられた拘束部材91を内周縁側第1掛止部85a2に掛止させつつブラケット81に巻き付けることで、第2給水管61bをブラケット81に拘束する。
このように、バルブ60を露出部83に載置させた状態で、バルブ60の両端にある第1、第2給水管61a,61bをブラケット81に拘束する。露出部83は、上記したように、ブラケット81の袴部15側に寄せた位置に形成されることから、バルブ60は、袴部15側に寄せた位置、詳しくは袴部15の側面部15eの内壁15fに寄せた位置に位置決めして固定される(図4参照)。
これにより、バルブ60は、たとえば排水トラップ管路13側に寄せた位置に配置される場合に比べて、手動操作を行う使用者側に近接して配置される。そのため、使用者は袴部15の下端15a側から手を入れたときに、バルブ60を容易に手動操作することが可能になり、よって衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えをより一層容易に行うことができる。
上記したように、第1、第2挿通孔84a,84b、外周縁側第1掛止部85a1および第2掛止部85bは、露出部83の近傍に形成されることから、バルブ60をより強固にブラケット81に固定することができ、バルブ60の位置ズレを抑制することができる。
すなわち、第1、第2挿通孔84a,84b等は、平面視において露出部83を挟むような位置に形成されるため、露出部83に載置されるバルブ60は、両端側が拘束部材91によって拘束されることとなる。これにより、バルブ60は、ブラケット81に強固に固定され、よってたとえば手動操作されて力が作用するような場合に、バルブ60に位置ズレが生じることを抑制することができる。なお、この明細書において、第1、第2挿通孔84a,84b等が形成される「露出部83の近傍」とは、たとえば露出部83に載置されるバルブ60に対して、拘束部材91の拘束力が及ぶ範囲を意味する。
また、上記したように、外周縁側第1掛止部85a1、内周縁側第1掛止部85a2および第2掛止部85bは、切欠き形状とされることから、たとえば拘束部材91の位置ズレを抑制することができる。
すなわち、たとえば、バルブ60が手動操作されたり、衛生洗浄装置30が便器10に取り付けられたりする際に、拘束部材91には、拘束部材91をずらす方向への力が作用する場合がある。かかる場合であっても、拘束部材91は、切り欠き状の外周縁側第1掛止部85a1等に引っ掛かるため、拘束部材91の位置ズレを抑制することができる。
なお、第3掛止部85cに取り付けられた拘束部材91は、バルブ60が手動操作された場合でも拘束部材91をずらす方向への力が作用しにくいため、第3掛止部85cは切欠き形状とされないが、これに限定されるものではなく、切欠き形状であってもよい。
次に、第2給水管61bのブラケット81上での形状である「所定の湾曲形状」について図4を参照しつつ説明する。所定の湾曲形状とは、たとえば、図4に破線で示すように、第2給水管61bの最小曲げ半径R1以上の半径を有する湾曲形状である。ここで、最小曲げ半径R1は、第2給水管61bに折れや捩れ等のキンクが発生しにくい曲げ半径の最小値を意味する。
第2給水管61bは、上記した所定の湾曲形状となるように湾曲させられつつブラケット81に載置され、その後拘束部材91によってブラケット81に拘束される。上記した第2、第3挿通孔84b,84cおよび第2、第3掛止部85b,85c(拘束部材用取付部)は、ブラケット81において、第2給水管61b(延出部材)を所定の湾曲形状で維持したまま拘束するような位置に形成される。これにより、第2給水管61bにおいては、最小曲げ半径R1を確保することができ、よってキンクの発生を防止することができる。
次に、ブラケット81の給電系統載置部位82bについて図5を参照して説明する。図5に示すように、ブラケット81は、給電系統載置部位82bにおいて、第4挿通孔84dと、第4掛止部85dとを備える。なお、第4挿通孔84dおよび第4掛止部85dは、拘束部材用取付部の一例である。
第4挿通孔84dは、拘束部材92が挿通されて取り付けられる開口である。第4挿通孔84dは、給電系統載置部位82bにおいてY軸正方向側、換言すれば、壁W側の端部に形成される。なお、第4挿通孔84dには、図4などから分かるように、2本の拘束部材92が挿通される。
第4掛止部85dは、拘束部材92が掛止されて取り付けられる部位である。第4掛止部85dは、内周縁81bにおいて第4挿通孔84dに対応する位置に形成される内周縁側第4掛止部85d1と、外周縁81aにおいて第4挿通孔84dに対応する位置に形成される外周縁側第4掛止部85d2とを備える。
内周縁側第4掛止部85d1は、ブラケット81の内周縁81bの一部を切り欠いた切欠き形状とされ、また、外周縁側第4掛止部85d2は、ブラケット81の外周縁81aの一部を切り欠いた切欠き形状とされる。
また、外周縁側第4掛止部85d2は、ブラケット81において外周縁81aに沿うように形成される。言い換えれば、外周縁側第4掛止部85d2は、便器10に取り付けられた状態のブラケット81において、袴部15側に寄せた位置、詳しくは袴部15の側面部15eの内壁15fに寄せた位置に形成される。
ここで、接続端子72や第1、第2電源コード71a,71bのブラケット81への取り付けについて、図7A,7Bを参照しつつ説明する。図7A,7Bは、接続端子72等のブラケット81への取り付けを説明するための図である。
図7Aに示すように、第1電源コード71aを第4挿通孔84d(図7Aで見えず)と内周縁側第4掛止部85d1との間に載置させつつ、ブラケット81上で所定の湾曲形状に湾曲させる。なお、第1電源コード71aの所定の湾曲形状については、後述する。
また、接続端子72を第4挿通孔84dと外周縁側第4掛止部85d2との間に載置させる。続いて、図7Bに示すように、ブラケット81に載置された第1電源コード71a等を、拘束部材92を用いてブラケット81に拘束する。具体的には、第4挿通孔84dに挿通させられた拘束部材92を内周縁側第4掛止部85d1に掛止させつつブラケット81に巻き付けることで、第1電源コード71aをブラケット81に拘束する。
また、第4挿通孔84dに挿通させられた拘束部材92を外周縁側第4掛止部85d2に掛止させつつブラケット81に巻き付けることで、接続端子72をブラケット81に拘束する。これにより、接続端子72がブラケット81に対して位置ズレすることを効果的に抑制することができる。
また、外周縁側第4掛止部85d2は、上記したように、ブラケット81の袴部15側に寄せた位置に形成される。接続端子72は、かかる外周縁側第4掛止部85d2と第4挿通孔84dとの間に拘束されることから、袴部15側に寄せた位置、詳しくは袴部15の側面部15eの内壁15fに寄せた位置に位置決めして固定される(図4参照)。
これにより、接続端子72は、たとえば排水トラップ管路13側に寄せた位置に配置される場合に比べて、手動操作を行う使用者側に近接して配置される。そのため、使用者は袴部15の下端15a側から手を入れたときに、接続端子72を容易に手動操作することが可能になり、よって衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止の切り替えをより一層容易に行うことができる。
また、上記したように、内周縁側第4掛止部85d1および外周縁側第4掛止部85d2は、切欠き形状とされることから、たとえば拘束部材92の位置ズレを抑制することができる。
すなわち、たとえば、接続端子72が手動操作されたり、衛生洗浄装置30が便器10に取り付けられたりする際に、拘束部材92には、拘束部材92をずらす方向への力が作用する場合がある。そのような場合であっても、拘束部材92は、切り欠き状の内周縁側第4掛止部85d1等に引っ掛かるため、拘束部材92の位置ズレを抑制することができる。
次に、第1電源コード71aのブラケット81上での形状である「所定の湾曲形状」について図4を参照しつつ説明する。第1電源コード71aの所定の湾曲形状とは、たとえば、図4に破線で示すように、第1電源コード71aの最小曲げ半径R2以上の半径を有する湾曲形状である。ここで、最小曲げ半径R2は、第1電源コード71aにキンクが発生しにくい曲げ半径の最小値を意味する。
第1電源コード71aは、上記した所定の湾曲形状となるように湾曲させられつつブラケット81に載置され、拘束部材92によってブラケット81に拘束される。すなわち、上記した第4挿通孔84dおよび第4掛止部85d(拘束部材用取付部)は、ブラケット81において、第1電源コード71a(延出部材)を所定の湾曲形状で維持したまま拘束するような位置に形成される。これにより、第1電源コード71aにおいては、最小曲げ半径R2を確保することができ、よってキンクの発生を防止することができる。
なお、図5で示した露出部83、第1〜第4挿通孔84a〜84dおよび第1〜第4掛止部85a〜85dのブラケット81における位置や個数は、あくまでも例示であって限定されるものではなく、適宜に変更可能である。
図5に示すように、ブラケット81は、取付部位82cにおいて、複数個(たとえば2個)のネジ挿通孔87を備える。ネジ挿通孔87には、取付ネジ95(図11参照)が挿通されるが、これについては後述する。
次に、上記したブラケット81が取り付けられる便器10の構成について、さらに詳しく説明する。図3に示すように、便器10は、ブラケット用取付部18を備える。ブラケット用取付部18は、袴部15の内部空間Aにおいて、排水トラップ管路13と袴部15の正面部15c側の内壁15fとを連続的に結ぶように形成される。
ブラケット用取付部18には、上記したブラケット81のネジ挿通孔87(図3で図示省略)と対応する位置に、雌ネジ孔19が形成される。したがって、取付ネジ95(図11参照)が、ブラケット81のネジ挿通孔87を通って雌ネジ孔19に締結されることで、ブラケット81は、ブラケット用取付部18の下面18aに取り付けられる。
なお、雌ネジ孔19には、たとえば図示しないゴムブッシュが取り付けられていてもよい。これにより、ブラケット用取付部18とブラケット81との干渉を緩和させることができる。
ブラケット用取付部18の下面18aの床面Fからの高さH2は、たとえば、便器10の袴部15の下端15aの高さH1よりも所定高さH3だけ高くなるように設定されることが好ましい。これにより、袴部15の内部空間Aにおいて、所定高さH3の空間にブラケット81が位置されることとなる。
また、上記したように、袴部15の下端15aと床面Fとの間には、使用者が手を入れることができる高さH1の隙間が設けられている。したがって、ブラケット81に載置されたバルブ60や接続端子72(図3で図示せず)は、袴部15内において手動操作可能な位置に位置決めして固定される。具体的には、ブラケット81に載置されたバルブ60などは、袴部15の下端15a近傍の高さに位置決めして固定される。
これにより、使用者は、たとえば緊急時に袴部15の下端15a側から手を入れてバルブ60や接続端子72を容易に手動操作することが可能になり、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを容易に行うことができる。なお、この明細書において、バルブ60や接続端子72が配置される「袴部15の下端15a近傍の高さ」とは、たとえば便器10の下端15a側から入れた使用者の手が届く範囲を意味する。
また、上記したように、バルブ60の操作部60aは、ブラケット81の露出部83を介して下方に露出させられる(図6B参照)。これにより、使用者は、便器10の下端15a側からバルブ60に容易にアクセスして手動操作することができ、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えをより一層容易に行うことができる。
また、ブラケット81は、袴部15の内部に隠蔽されて収納されることとなるため、外観からはブラケット81、給水系統や給電系統が見えず、よってトイレ装置1の意匠性を向上させることができる。
また、ブラケット用取付部18の下面18aは、たとえば便器10が壁Wに取り付けられた状態のときに、床面Fに対して平行または略平行となるように形成される、言い換えれば、水平または略水平となるように形成されることが好ましい。これにより、ブラケット用取付部18に取り付けられたブラケット81も水平または略水平になるため、ブラケット81に載置された第1給水管61aや第1電源コード71aなどがブラケット81から滑り落ちることを防止することができる。
また、図2において、ブラケット用取付部18の下面18aを破線で示した。図2に示すように、ブラケット用取付部18の下面18aは、X軸方向の幅が排水トラップ管路13の溜水部13bの幅以下となるように形成される。これにより、ブラケット用取付部18の側方において、第1給水管61aなどを含む給水系統や第1電源コード71aなどを含む給電系統を十分に収納できる内部空間Aの広さを確保することができる。
便器10の説明を続けると、便器10は、図2に示すように、引き込み孔20を備える。引き込み孔20は、リム部17の上面17bの壁W側付近に形成され、衛生洗浄装置30を便器10に取り付ける際、衛生洗浄装置30に接続される第2給水管61bや第2電源コード71bを便器10の内部空間Aへ引き込むための孔である。
図8は、便器10を袴部15の背面部15d側から見たときの図である。図8に示すように、背面部15dには、上記した導水路11の入口や排水路14の出口が設けられる。背面部15dにはさらに、給水用引き込み孔21と、給電用引き込み孔22と、2つの取付孔23とが形成される。
給水用引き込み孔21は、背面部15dにおいて排水路14に隣接して形成され、便器10を壁Wに取り付ける際、壁Wから延びる第1給水管61aを便器10の内部空間Aへ引き込むための孔である。
給電用引き込み孔22は、背面部15dにおいて給水用引き込み孔21とは排水路14を挟んで反対側の位置に形成される。給電用引き込み孔22は、便器10を壁Wに取り付ける際、壁Wから延びる第1電源コード71aを便器10の内部空間Aへ引き込むための孔である。また、取付孔23は、壁Wから突出される取付用ボルト75(図9A参照)が挿入される孔である。
次に、トイレ装置1の組み立て(設置)について図9A以降を参照して説明する。図9Aは、便器10を壁Wに取り付ける前の状態を示す斜視図であり、図9Bは、便器10を壁Wに取り付けた後の状態を示す斜視図である。なお、図9A,9Bでは、理解の便宜のため、便器10を破線で示した。
図9Aに示すように、便器10が取り付けられる前の壁Wには、洗浄水供給管50、排水管51、第1給水管61a、第1電源コード71a、2本の取付用ボルト75が設けられている。
そして、便器10は、Y軸正方向へ移動させられ、背面部15dが壁Wに当接させられる。これにより、図9Bに示すように、取付孔23に取付用ボルト75が挿通され、かかる取付用ボルト75が図示しないナットで締結固定されることで、便器10は壁Wに取り付けられる。
また、洗浄水供給管50は導水路11に接続されるとともに、排水管51が排水路14に接続される。さらに、第1給水管61aは、給水用引き込み孔21から便器10内へ引き込まれるとともに、第1電源コード71aは、給電用引き込み孔22から便器10内へ引き込まれる。
続いて、衛生洗浄装置30が便器10に取り付けられる。図10は、衛生洗浄装置30を便器10に取り付ける様子を示す斜視図である。図10に示すように、便器10に衛生洗浄装置30を取り付ける際、第2給水管61bと第2電源コード71bとが引き込み孔20を介して便器10の内部へ引き込まれる。
その後、便器10の内部に引き込まれた第1給水管61aと第2給水管61bとが、バルブ60を介して接続されるとともに、第1電源コード71aと第2電源コード71bとが第1、第2接続端子72a,72bを介して接続される。続いて、バルブ60等が、上記したように、ブラケット81上に載置されて固定される(図4参照)。
続いて、バルブ60等が固定されたブラケット81が、便器10のブラケット用取付部18に取り付けられる。図11は、ブラケット81を便器10に取り付ける様子を斜め下から見たときの斜視図である。
図11に示すように、取付ネジ95がブラケット81のネジ挿通孔87に挿通させられた後、雌ネジ孔19に締結されることで、ブラケット81がブラケット用取付部18に取り付けられる。これにより、トイレ装置1の組み立てが完了する。
上述してきたように、第1の実施形態に係るトイレ装置1は、壁掛け式の便器10と、衛生洗浄装置30と、バルブ60と、接続端子72と、固定部材80とを備える。便器10は、汚物を受けるボウル部12を覆い大便器の外郭を形成する袴部15を備える。衛生洗浄装置30は、便器10の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する。バルブ60は、衛生洗浄装置30に対する給水および止水を手動操作によって切り替える。接続端子72は、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止を手動操作によって切り替える。固定部材80は、バルブ60や接続端子72を袴部15内において手動操作可能な位置に位置決めして固定する。これにより、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを容易に行うことができる。
また、固定部材80は、便器10に取り付けられるブラケット81と、ブラケット81に、バルブ60から延びる第1給水管61aや接続端子72から延びる第1電源コード71aを拘束してバルブ60や接続端子72を固定する拘束部材91,92とを備える。これにより、バルブ60や接続端子72を簡易な構成で位置決めして固定することができる。
また、トイレ装置1は、切替部として、衛生洗浄装置30に対する給水および止水を切り替えるバルブ、および、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止を切り替える接続端子を備える。これにより、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えや、給電および給電停止の切り替えを、簡易な構成で容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図12は、第2の実施形態に係るトイレ装置1において、給電系統の接続端子72付近を拡大して示す拡大断面図である。図12に示すように、第2の実施形態では、第1接続端子72aと第2接続端子72bとの間にスイッチ73を介挿するように構成した。これにより、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止の切り替えを簡易な構成で容易に行うことができる。
具体的に説明すると、スイッチ73は、たとえば使用者によって手動操作可能な操作部73aを備える。スイッチ73は、かかる操作部73aが操作されることで、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止を切り替える。なお、スイッチ73は、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止の切り替える切替部の一例である。
スイッチ73としては、たとえばトグルスイッチを用いることができるが、これに限定されるものではなく、プッシュスイッチなどその他の種類のスイッチであってもよい。
また、ブラケット81は、図5に想像線で示すように、給電系統載置部位82bにおいて、スイッチ用露出部183を備える。スイッチ用露出部183は、平面視において矩形状または略矩形状の開口である。
また、スイッチ用露出部183は、ブラケット81において外周縁81aに沿うように形成される。言い換えれば、スイッチ用露出部183は、便器10に取り付けられた状態のブラケット81において、袴部15側に寄せた位置、詳しくは袴部15の側面部15eの内壁15fに寄せた位置に形成される。
なお、スイッチ用露出部183の形状は、上記した矩形状または略矩形状に限定されるものではなく、たとえば円形状や楕円形状などその他の形状であってもよい。また、上記では、スイッチ用露出部183は、開口とされるが、これに限られず、たとえば外周縁81aを切り欠いた切欠きであってもよい。
上記したスイッチ用露出部183には、図12に示すように、スイッチ73が載置され、スイッチ73の操作部73aが、スイッチ用露出部183を介してブラケット81の下方に露出させられる。
ブラケット81は、上記したように、袴部15内のブラケット用取付部18に取り付けられることから、スイッチ73は、袴部15内において手動操作可能な位置に位置決めして固定される。具体的には、ブラケット81に載置されたスイッチ73は、袴部15の下端15a近傍の高さに位置決めして固定される。
これにより、使用者は、たとえば緊急時にスイッチ73を手動操作することで、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止の切り替えをより一層容易に行うことができる。
また、スイッチ用露出部183は、上記したように、ブラケット81の袴部15側に寄せた位置に形成される(図5参照)。したがって、図示は省略するが、スイッチ73は、袴部15側に寄せた位置、詳しくは袴部15の側面部15eの内壁15fに寄せた位置に位置決めして固定される。
これにより、スイッチ73は、たとえば排水トラップ管路13側に寄せた位置に配置される場合に比べて、手動操作を行う使用者側に近接して配置される。そのため、使用者は袴部15の下端15a側から手を入れたときに、スイッチ73を容易に手動操作することが可能になり、よって衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替えをより一層容易に行うことができる。
また、第4挿通孔84dおよび外周縁側第4掛止部85d2は、図5に示すように、スイッチ用露出部183の近傍に形成されることから、スイッチ73をより強固にブラケット81に固定することができ、スイッチ73の位置ズレを抑制することができる。なお、この明細書において、第4挿通孔84d等が形成される「スイッチ用露出部183の近傍」とは、たとえばスイッチ用露出部183に載置されるスイッチ73に対して、拘束部材92の拘束力が及ぶ範囲を意味する。
なお、上記した第1、第2の実施形態においては、衛生洗浄装置30に対する給水および止水の切り替え、および、衛生洗浄装置30に対する給電および給電停止の切り替えの両方を行うようにしたが、これに限られず、いずれか一方の切り替えを行うように構成してもよい。
(第1の変形例)
次に、ブラケット81の変形例について説明する。上記した第1、第2の実施形態において、ブラケット81は、便器10のブラケット用取付部18に取り付けられるように構成される。これに対し、第1の変形例では、ブラケット181が便器10の袴部15に取り付けられるようにした。
図13は、第1の変形例に係るブラケット181の部分断面図である。なお、図13は、袴部15の内部空間Aに位置されたブラケット181を背面部15d側から見たときの部分断面図であり、第1給水管61aなど一部の部材を省略している。
図13に示すように、ブラケット181は、外周縁81aから下方へ向けて延在して形成される壁部181dを備える。壁部181dは、ブラケット181の外周縁81aの一部、たとえば外周縁81aのうち袴部15の側面部15eの内壁15fに対向する部位に形成されるが、これに限られず、外周縁81aの全部に亘って形成されてもよい。
上記した壁部181dには、ネジ挿通孔181eが形成される。また、袴部15の内壁15fには、壁部181dのネジ挿通孔181eと対応する位置に、雌ネジ孔15gが形成される。
したがって、取付ネジ195が、ブラケット181の壁部181dのネジ挿通孔181eに挿通させられた後、雌ネジ孔15gに締結されることで、ブラケット181は、壁部181dを介して袴部15の内壁15fに取り付けられる。このように、第1の変形例にあっては、ブラケット181を便器10の袴部15内に容易に取り付けることができる。
(第2の変形例)
図14は、第2の変形例に係るブラケット281の斜視図である。図14に示すように、第2の変形例に係るブラケット281にあっては、第1、第2給水管61a,61bなどが載置されるべき場所に溝部286を形成するようにした。
これにより、溝部286は、第1、第2給水管61a,61b等をブラケット281に載置する際のガイド部として機能し、よって第1、第2給水管61a,61b等を容易にブラケット281に載置することが可能となる。
また、ブラケット281に載置された第1、第2給水管61a,61b等にあっては、溝部286に嵌められた状態となって移動しにくくなることから、第1、第2給水管61a,61b等の位置ズレを抑制することができる。
また、溝部286の深さや大きさによっては、第1、第2給水管61a,61b等をブラケット281に強固に固定することが可能となり、かかる場合は、拘束部材91や第1〜第3挿通孔84a〜84c、第1〜第3掛止部85a〜85cを除去してもよい。
なお、図14に示す例では、第1、第2給水管61a,61b等が載置されるべき場所のうち、全てに溝部286を形成するようにしたが、これは例示であって限定されるものではなく、一部に溝部286を形成するようにしてもよい。
また、図示は省略するが、ブラケット281において、上記した溝部286に加えてまたは代えて、第1、第2電源コード71a,71bなどが載置されるべき場所に溝部を形成するように構成してもよい。
なお、上記した実施形態において、ブラケット81,181,281の形状は、上記した略U字状に限定されるものではなく、たとえば平面視において略O字状に形成されるなどその他の形状であってもよい。
また、上記したブラケット81,181,281においては、給水系統載置部位82aと給電系統載置部位82bと取付部位82cとが一体的に形成されるようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、たとえば、ブラケット81,181,281において、取付部位82cが除去され、給水系統載置部位82aと給電系統載置部位82bとが別体に形成されていてもよい。かかる場合、給水系統載置部位82aと給電系統載置部位82bとがそれぞれ便器10に取り付けられることとなる。
また、上記では、第1給水管61aを含む給水系統や第1電源コード71aを含む給電系統を、ブラケット81,181,281の上面に載置するようにしたが、これに限られず、たとえばブラケット81,181,281の下面に位置させるようにしてもよい。
また、図示は省略するが、バルブ60等が袴部15の内側にあることを示す目印を袴部15に付すようにしてもよい。具体的には、袴部15において、バルブ60や接続端子72、スイッチ73に対応する位置で、かつ、使用者の目視可能な位置に、バルブ60等が袴部15の内側にあることを示す目印(たとえば図形、記号、文字など)を付すようにしてもよい。これにより、使用者は、バルブ60等の位置を容易に把握することができ、よってたとえば緊急時にバルブ60等の操作を早期に行うことが可能となる。
また、上記したネジ挿通孔87,181eおよび雌ネジ孔19,15gが形成される位置や個数は、あくまでも例示であって限定されるものではなく、適宜に変更可能である。
また、上記において、便器10は、タンクに貯留された洗浄水で洗浄を行うロータンク式としたが、これに限定されるものではなく、たとえばフラッシュバルブ式であってもよい。また、上記では、洗浄ノズル43は、使用者の局部を洗浄するようにしたが、これに限られず、たとえば水を使用前の便器10の汚物受け面16へ噴出させて汚物の付着を抑制するように構成してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 トイレ装置
10 便器
12 ボウル部
15 袴部
18,181,281 ブラケット用取付部
30 衛生洗浄装置
60 バルブ
60a 操作部
61a 第1給水管
61b 第2給水管
62a 第1接続部材
62b 第2接続部材
71a 第1電源コード
71b 第2電源コード
72 接続端子
72a 第1接続端子
72b 第2接続端子
73 スイッチ
73a 操作部
80 固定部材
81 ブラケット(取付部材)
83 露出部
91,92 拘束部材
181d 壁部

Claims (7)

  1. 汚物を受けるボウル部を覆い大便器の外郭を形成する袴部を備えた壁掛け式の便器本体と、
    前記便器本体の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄装置と、
    前記衛生洗浄装置に対する給水および止水の切り替え、および、前記衛生洗浄装置に対する給電および給電停止の切り替えの少なくともいずれかを手動操作によって行う切替部と、
    前記切替部を前記袴部内において該袴部の下端側から手動操作可能となる前記袴部の下端近傍の高さで該袴部側に寄せた位置に位置決めして固定する固定部材と
    を備えることを特徴とするトイレ装置。
  2. 前記固定部材は、
    前記便器本体に取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に、前記切替部から延びる延出部材を拘束して前記切替部を固定する拘束部材と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 前記取付部材は、
    板状または略板状に形成されて前記切替部が載置されるとともに、前記切替部を下方に露出させる露出部が形成されること
    を特徴とする請求項に記載のトイレ装置。
  4. 前記取付部材は、
    前記露出部の近傍に形成され、前記拘束部材が取り付けられる拘束部材用取付部
    を備えることを特徴とする請求項に記載のトイレ装置。
  5. 前記取付部材は、
    前記拘束部材が取り付けられる拘束部材用取付部
    を備え、前記拘束部材用取付部は、
    前記取付部材において、前記延出部材を所定の湾曲形状で拘束するような位置に形成されること
    を特徴とする請求項のいずれか一つに記載のトイレ装置。
  6. 前記取付部材は、
    板状または略板状に形成されるとともに、外周縁に形成された壁部を介して前記袴部の内壁に取り付けられること
    を特徴とする請求項のいずれか一つに記載のトイレ装置。
  7. 前記切替部は、
    前記衛生洗浄装置に対する給水および止水を切り替えるバルブ、および、前記衛生洗浄装置に対する給電および給電停止を切り替える接続端子、スイッチの少なくともいずれかを含むこと
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のトイレ装置。
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