JP6183649B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
例えば、アンダーシャワーが便器本体の後部に設けられた水洗便所がある(特許文献1)。特許文献1に記載された水洗便所は、壁面に取り付け可能とされている。アンダーシャワーへの給水・電気接続用の連結箇所は、水洗便所の背面側に配置されている。そのため、アンダーシャワーへの給水・電気接続用の連結箇所は、例えば壁の背後に設けられた場合には外部から見えない。これにより、特許文献1に記載された水洗便所は、優れた意匠性を有する。
しかし、特許文献1に記載された水洗便所では、アンダーシャワーへの給水・電気接続用の連結箇所が水洗便所の背面側に配置されているため、例えば使用者が省エネルギー化のためにアンダーシャワーへの電気接続用の連結箇所を解除するときの作業性が悪いという問題がある。あるいは、例えば作業者がアンダーシャワーなどのメンテナンスのためにアンダーシャワーへの電気接続用の連結箇所を解除するときの作業性が悪いという問題がある。
欧州特許第1317586号明細書
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、より高い作業性を実現することができるトイレ装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、トイレ室の壁の内部に設けられた支持体に固定される便器と、前記便器の上面に設けられケーシングを有する衛生洗浄装置と、前記衛生洗浄装置の後側に着脱可能に設けられ前記壁から取り外し可能なパネルと、を備え、前記便器は、前記便器の後部に設けられ前記便器のボウル面に供給する水を導く供給水路と、前記後部に設けられ前記ボウル面から排出させる水を導く排出水路と、を有し、前記衛生洗浄装置は、前記ケーシングの背面部を通され前記衛生洗浄装置に供給される水を導く給水管と、前記背面部を通され前記衛生洗浄装置に供給される電気を導く電源コードと、を有し、前記給水管は、前記給水管の先端部に設けられ前記壁の内部に配置される止水栓を有し、前記電源コードは、前記電源コードの先端部に設けられ前記壁の内部に配置されるコンセントプラグを有し、前記壁の内部に設けられたコンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記便器および前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域の外側に設けられ、前記止水栓は、前記便器および前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域の外側に設けられることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、トイレ室の壁の内部に設けられたコンセントに接続されるコンセントプラグは、便器および衛生洗浄装置を壁に投影した投影領域の外側に設けられる。そのため、例えば使用者などが衛生洗浄装置への電力の供給を止めたい場合や、例えば作業者がメンテナンス作業を行う場合に、便器および衛生洗浄装置が作業の邪魔となることを抑えることができる。そのため、使用者および作業者などは、円滑に作業を行うことができる。つまり、このトイレ装置は、より高い作業性を実現することができる。また、給水管および電源コードが外部からほとんど見えないため、より優れた意匠性を有するトイレ装置を提供することができる。
また、このトイレ装置によれば、例えば作業者がメンテナンス作業を行う場合において、衛生洗浄装置への給水を止める場合に、便器および衛生洗浄装置が作業の邪魔となることを抑えることができる。そのため、作業者などは、円滑に作業を行うことができる。
の発明は、第の発明において、前記コンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域よりも上方に設けられることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、使用者などは、立ったままで作業を行いやすい。また、物がパネルの前に置かれることはほとんどないため、使用者などは、円滑に作業を行うことができる。
の発明は、第の発明において、前記コンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記便器および前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域よりも側方に設けられることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、例えば、供給水路や排出水路や給水管の不具合により漏水が発生したとしても、コンセントが投影領域よりも側方に設けられているので、漏水した水がコンセントプラグにかかる可能性が低くなる。そのため、電気系統がショートすることを抑えることができる。
の発明は、第1〜のいずれか1つの発明において、前記コンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記止水栓よりも上方に設けられることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、例えば止水栓の不具合等により漏水が発生しても、漏水した水がコンセントプラグにかかることはほとんどない。そのため、電気系統がショートすることを抑えることができる。
の発明は、第1〜のいずれか1つの発明において、前記支持体と、前記壁の内部において前記支持体に固定され前記供給水路に水を供給するタンクと、をさらに備え、電源供給部としての前記コンセントは、前記支持体に固定されることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、コンセントは、壁の内部に設けられた支持体に固定される。そのため、壁の内部にコンセントを保持する部材を設ける必要がない。そのため、大掛かりな作業を必要とせずに、トイレ装置を設置することができる。
本発明の態様によれば、より高い作業性を実現することができるトイレ装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式図である。 本実施形態にかかるトイレ装置を表す模式図である。 本実施形態のパネルの近傍を表す模式的斜視図である。 本実施形態の壁の内部を表す模式図である。 本実施形態の便器の取付構造を説明する模式図である。 本実施形態のパネルの近傍を眺めた模式的斜視図である。 本実施形態のパネルの切り欠きを表す模式的斜視図である。 本実施形態の支持体の具体例を例示する模式的平面図である。 本実施形態のコンセントプラグの他の配置形態を例示する模式的斜視図である。 本配置形態における支持体の具体例を例示する模式的平面図である。 本実施形態のコンセントプラグおよび止水栓の操作方法の一例を例示する模式的斜視図である。 本実施形態のコンセントプラグおよび止水栓の操作方法の一例を例示する模式的斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式図である。
図1(a)は、本実施形態にかかるトイレ装置を前方から眺めた模式的平面図である。図1(b)は、本実施形態にかかるトイレ装置を斜め上方から眺めた模式的斜視図である。図1(b)では、説明の便宜上、壁の一部を省略している。
本実施形態にかかるトイレ装置10は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)110と、便器110の上面111(図2(c)および図3(b)参照)に設けられた衛生洗浄装置120と、を備える。衛生洗浄装置120は、ケーシング121と、便座123と、便蓋125と、を有する。便座123と便蓋125とは、ケーシング121に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。なお、便蓋125は、必ずしも設けられていなくともよい。
便器110は、壁310の内部(便器110の側からみて壁310の背後の部分)に設けられた支持体140に固定されている。壁310は、トイレ装置10が設けられる例えばトイレ室などに設置されている。これについては、後に詳述する。
壁310は、トイレ装置10の背面側(後側)に設置され、例えばタイルやモルタルなどを含む材料により形成されている。但し、壁310の材料は、これだけに限定されるわけではない。
なお、本願明細書においては、通常使用時に便座123に座った使用者からみて上方を「上方」とし、通常使用時に便座123に座った使用者からみて下方を「下方」とする。また、通常使用時に便座123に座った使用者からみて前方を「前方」とし、通常使用時に便座123に座った使用者からみて後方を「後方」とする。あるいは、便器110の方向を向いて便器110の前に立った使用者からみて手前側を「前方」とし、便器110の方向を向いて便器110の前に立った使用者からみて奥側を「後方」とする。また、便器110の方向を向いて便器110の前に立った使用者からみて右側を「右側方」とし、便器110の方向を向いて便器110の前に立った使用者からみて左側を「左側方」とする。
本実施形態にかかるトイレ装置10は、パネル130を備える。パネル130は、衛生洗浄装置120の後側に着脱可能に配置され、例えば床320などに固定されている。あるいは、パネル130は、例えば壁310の内部に設けられた支持体140や構造体330などに固定されていてもよい。あるいは、壁310が比較的高い強度を有する場合には、パネル130は、例えば壁310に固定されていてもよい。パネル130については、図示しない固定部におけるロックを解除することで取り外すことができる。
図2は、本実施形態にかかるトイレ装置を表す模式図である。
図3は、本実施形態のパネルの近傍を表す模式的斜視図である。
図2(a)〜図2(c)は、説明の便宜上、パネル130が取り外された状態を表している。
図2(a)は、本実施形態にかかるトイレ装置を前方から眺めた模式的平面図である。図2(b)は、図2(a)に表した領域A1における模式的拡大図である。図2(c)は、本実施形態のパネルの開口部を通して壁の内部を眺めた模式的斜視図である。
図3(a)は、本実施形態のパネルの近傍を右側方から左側方へ向かって眺めた模式的斜視図である。図3(b)は、本実施形態のケーシングの背面部を表す模式的斜視図である。
図2(c)および図3(b)は、説明の便宜上、衛生洗浄装置120を前方へ移動させた状態を表している。
壁310は、開口部311を有する。開口部311は、壁310を貫通している。そのため、例えば使用者などは、パネル130を取り外すと、開口部311を通して壁310の内部を目視することができる。
衛生洗浄装置120のケーシング121の内部には、便座123に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能部などが内蔵されている。また、例えばケーシング121には、使用者が便座123に座ったことを検知する図示しない着座検知センサが設けられている。着座検知センサが便座123に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部を操作すると、図示しない洗浄ノズルを便器110のボウル内に進出させることができる。
洗浄ノズルの先端部には、図示しない吐水部が設けられている。そして、洗浄ノズルは、その先端部に設けられた吐水部から水を噴射して、便座123に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加温されたお湯も含むものとする。
そこで、図3(a)および図3(b)に表したように、衛生洗浄装置120は、給水管151と、電源コード161と、を有する。給水管151は、例えば水道などの給水源から供給される水を衛生洗浄装置120へ導く。電源コード161は、例えば商用電源などの電源から供給される電気を衛生洗浄装置120へ導く。
図3(b)に表したように、給水管151のうちの一部は、ケーシング121の背面部129を通してケーシング121の内部に配置されている。また、図3(a)に表したように、給水管151のうちの他の一部は、パネル130に設けられた切り欠き131を通して壁310の内部に配置されている。電源コード161のうちの一部は、ケーシング121の背面部129を通してケーシング121の内部に配置されている。また、電源コード161のうちの他の一部は、パネル130に設けられた切り欠き131を通して壁310の内部に配置されている。なお、図3(a)に表したように、パネル130の表面は、壁310の表面と略同一面となる。
図2(a)〜図2(c)に表したように、衛生洗浄装置120は、止水栓153と、コンセントプラグ163と、を有する。止水栓153は、給水管151の一端部に設けられている。止水栓153は、手動により開閉可能とされ、例えば、衛生洗浄装置120の取付・取り外しや保守点検の際などに水路を随時遮断することができる。例えば、止水栓153は、第1の取付部材353を介して構造体330に固定される。但し、止水栓153の設置形態は、これだけに限定されるわけではない。コンセントプラグ163は、電源コード161の一端部に設けられている。コンセントプラグ163は、コンセント351に接続される。例えば、コンセント351は、第2の取付部材355を介して構造体330に固定される。但し、コンセント351の設置形態は、これだけに限定されるわけではない。コンセント351は、電源供給部としての機能を有する。
ここで、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域の内側にコンセント351が設けられていると、例えば使用者が省エネルギー化のために衛生洗浄装置120のコンセントプラグ163をコンセント351から抜くときの作業性が悪いことがある。あるいは、例えば作業者が衛生洗浄装置120のメンテナンスのために、コンセントプラグ163をコンセント351から抜いたり、あるいは止水栓153を操作するときの作業性が悪いことがある。
これに対して、図2(a)および図2(b)に表したように、本実施形態にかかるトイレ装置10では、コンセント351は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域の外側に設けられている。そのため、コンセント351に挿入されるコンセントプラグ163は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域の外側に設けられる。
本実施形態によれば、例えば使用者などが衛生洗浄装置120への電力の供給を止めたい場合や、例えば作業者がメンテナンス作業を行う場合に、便器110および衛生洗浄装置120が作業の邪魔となることを抑えることができる。そのため、使用者および作業者などは、円滑に作業を行うことができる。つまり、本実施形態にかかるトイレ装置10は、より高い作業性を実現することができる。また、給水管151および電源コード161が外部からほとんど見えないため、より優れた意匠性を有するトイレ装置10を提供することができる。
図2(a)および図2(b)に表したように、コンセント351は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域よりも上方に設けられている。そのため、コンセント351に挿入されるコンセントプラグ163は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域よりも上方に設けられる。
これによれば、使用者などは、立ったままで作業を行いやすい。また、物がパネル130の前に置かれることはほとんどないため、使用者などは、円滑に作業を行うことができる。
図2(b)に表したように、コンセント351は、止水栓153よりも上方に設けられている。具体的には、コンセント351の中心は、止水栓153の中心よりも上方に位置している。そのため、コンセントプラグ163は、止水栓153よりも上方に設けられる。具体的には、コンセントプラグ163の中心は、止水栓153の中心よりも上方に位置する。
これによれば、例えば止水栓153の不具合等により漏水が発生しても、漏水した水がコンセントプラグ163にかかることはほとんどない。そのため、電気系統がショートすることを抑えることができる。
図2(a)および図2(b)に表したように、本実施形態にかかるトイレ装置10では、止水栓153は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域の外側に設けられている。
これによれば、例えば作業者がメンテナンス作業を行う場合において、衛生洗浄装置120への給水を止める場合に、便器110および衛生洗浄装置120が作業の邪魔となることを抑えることができる。そのため、作業者などは、円滑に作業を行うことができる。
図2(a)および図2(b)に表したように、止水栓153は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域よりも上方に設けられている。これによれば、使用者などは、立ったままで作業を行いやすい。また、物がパネル130の前に置かれることはほとんどないため、使用者などは、円滑に作業を行うことができる。
図4は、本実施形態の壁の内部を表す模式図である。
図4(a)は、本実施形態の壁310の内部を後側の上方から眺めた模式的斜視図である。図4(b)は、本実施形態の壁310の内部を後側の斜め上方から眺めた模式的斜視図である。
本実施形態の便器110は、供給水路113と、排出水路115と、を有する。供給水路113および排出水路115は、便器110の後部(背面部)にそれぞれ設けられている。本実施形態の壁310の内部には、タンク171と、供給配管173と、排水配管175と、が設けられている。
タンク171は、支持体140に固定されている。タンク171は、水を貯留し、貯留した水を便器110のボウル面に供給する。
供給配管173は、一端部においてタンク171と接続され、他端部において便器110の供給水路113と接続されている。供給配管173は、タンク171から供給された水を便器110の供給水路113へ導く。
供給水路113は、供給配管173を介してタンク171から供給された水を便器110のボウル面へ導く。
排出水路115は、便器110のボウル面から排出させる水を排水配管175へ導く。 排水配管175は、一端部において便器110の排出水路115と接続され、他端部において図示しない下水管に接続されている。排水配管175は、排出水路115を介して便器110のボウル面から排出された水を下水管へ導く。
図4(a)および図4(b)に表した例では、止水栓153は、第1の取付部材353を介して構造体330に固定されている。コンセント351は、第2の取付部材355を介して構造体330に固定されている。
図5は、本実施形態の便器の取付構造を説明する模式図である。
図5(a)は、便器の取付部分の断面を表す模式的断面図である。図5(b)は、図5(a)に表した領域A2における模式的拡大図である。図5(c)は、本実施形態の壁310の内部を側方から眺めた模式的平面図である。
図1に関して前述したように、便器110は、壁310の内部に設けられた支持体140に固定されている。図5(a)および図5(b)に表したように、支持体140は、ボルト141を有する。ボルト141は、壁310を貫通し便器110へ向かって延在している。便器110の内部には、固定金具361が設けられている。例えば作業者などは、便器110の下から便器110の内部へ工具363を挿入し、固定金具361をボルト141と締結させる。これにより、便器110は、支持体140に固定される。なお、図5(a)および図5(b)を参照しつつ説明した便器110の取付構造は、一例であり、これだけに限定されるわけではない。
図5(c)に表したように、便器110が支持体140に固定された後に、衛生洗浄装置120が便器110の上面111に設置される。続いて、コンセントプラグ163がコンセント351に挿入される。また、止水栓153が例えば構造体330などに固定される。図5に表したように、コンセントプラグ163は、止水栓153よりも上方に設けられる。コンセントプラグ163の中心は、止水栓153の中心よりも上方に位置する。
図6は、本実施形態のパネルの近傍を眺めた模式的斜視図である。
図7は、本実施形態のパネルの切り欠きを表す模式的斜視図である。
図6(a)は、本実施形態のパネルの近傍を斜め上方から眺めた模式的斜視図である。図6(a)は、説明の便宜上、衛生洗浄装置120を前方へ移動させた状態を表している。図6(b)は、本実施形態のパネルの近傍を右側方から左側方へ向かって眺めた模式的斜視図である。
図7では、説明の便宜上、衛生洗浄装置120を省略している。
図6(a)および図6(b)に表したように、給水管151のうちの一部は、パネル130に設けられた切り欠き131を通して壁310の内部に配置されている。電源コード161のうちの一部は、パネル130に設けられた切り欠き131を通して壁310の内部に配置されている。
図7に表したように、切り欠き131は、トイレ装置10を前方からみたときにパネル130の左下のコーナ部に設けられている。但し、切り欠き131の設置位置は、これだけに限定されるわけではない。
図6(b)に表したように、給水管151および電源コード161は、外部からほとんど見えない。そのため、より優れた意匠性を有するトイレ装置10を提供することができる。
図8は、本実施形態の支持体の具体例を例示する模式的平面図である。
図8(a)は、本具体例の支持体を前方から眺めたときの模式的平面図である。図8(b)は、本具体例の支持体が壁310の内部に設置された状態を表す模式的平面図である。
図8(a)に表したように、本具体例の支持体140は、タンク171を支持することができる。支持体140は、第1の取付部材353を介して止水栓153を支持することができる。支持体140は、第2の取付部材355を介してコンセント351を支持することができる。支持体140には、便器110を取り付けるためのボルト141が設けられている。図5(a)および図5(b)に関して前述したように、便器110は、支持体140に固定される。
図8(b)に表したように、壁310は、開口部311と、ボルト孔313と、供給配管孔315と、排水配管孔317と、を有する。ボルト孔313は、支持体140に設けられたボルト141を通すことができる。供給配管孔315は、供給配管173を通すことができる。つまり、供給配管173は、壁310の供給配管孔315を通してタンク171と便器110とを接続している。排水配管孔317は、排水配管175を通すことができる。つまり、排水配管175は、壁310の排水配管孔317を通して便器110と図示しない下水管とを接続している。
本具体例の支持体140は、コンセント351を固定することができる。そのため、壁310の内部にコンセント351を保持する部材を設ける必要がない。そのため、大掛かりな作業を必要とせずに、本実施形態にかかるトイレ装置10を設置することができる。
図9は、本実施形態のコンセントプラグの他の配置形態を例示する模式的斜視図である。
図10は、本配置形態における支持体の具体例を例示する模式的平面図である。
図9は、説明の便宜上、パネル130が取り外された状態を表している。また、図9は、説明の便宜上、衛生洗浄装置120が取り付けられる前の状態を表している。
図10(a)は、本具体例の支持体を前方から眺めたときの模式的平面図である。図10(b)は、本具体例の支持体が壁310の内部に設置された状態を表す模式的平面図である。
図9に表したように、コンセントプラグ163の他の配置形態では、コンセント351は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域よりも側方(図9では右側方)に設けられている。そのため、コンセント351に挿入されるコンセントプラグ163は、便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域よりも側方(図9では右側方)に設けられている。
図10(a)および図10(b)に表したように、コンセント351を支持する第2の取付部材355は、開口部311よりも側方に位置する支持体140の部分に固定されている。また、止水栓153を支持する第1の取付部材353は、開口部311よりも側方に位置する支持体140の部分に固定されている。
コンセントプラグ163の他の配置形態によれば、供給水路113や排出水路115や給水管151の不具合により漏水が発生したとしても、コンセント351が便器110および衛生洗浄装置120を壁310に投影した投影領域よりも側方に設けられているので、漏水した水がコンセントプラグ163にかかる可能性が低くなる。そのため、電気系統がショートすることを抑えることができる。
図11および図12は、本実施形態のコンセントプラグおよび止水栓の操作方法の一例を例示する模式的斜視図である。
図11(a)および図11(b)に表したように、使用者等が例えばパネル130の右上のコーナ部を押すと、パネル130の上部が前方へ移動する。つまり、例えばマグネットラッチなどと呼ばれる部品312が壁310の開口部311の内周部に設けられている。図11(c)に表したように、使用者等は、パネル130の上部を持ち、斜め上へ引き出す。これにより、パネル130を取り外すことができる。
図12(a)に表したように、使用者等は、開口部311を通して壁310の内部に手を入れ、止水栓153を閉める。これにより、水路を遮断することができる。図12(b)に表したように、使用者等は、壁310の内部において手を移動させ、コンセントプラグ163を把持する。続いて、図12(c)に表したように、使用者等は、コンセントプラグ163をコンセント351から抜く。これにより、電力の供給を遮断することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、便器110および衛生洗浄装置120などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや止水栓153、コンセントプラグ163およびコンセント351の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 トイレ装置、 110 便器、 111 上面、 113 供給水路、 115 排出水路、 120 衛生洗浄装置、 121 ケーシング、 123 便座、 125 便蓋、 129 背面部、 130 パネル、 131 切り欠き、 140 支持体、 141 ボルト、 151 給水管、 153 止水栓、 161 電源コード、 163 コンセントプラグ、 171 タンク、 173 供給配管、 175 排水配管、 310 壁、 311 開口部、 312 部品、 313 ボルト孔、 315 供給配管孔、 317 排水配管孔、 320 床、 330 構造体、 351 コンセント、 353 第1の取付部材、 355 第2の取付部材、 361 固定金具、 363 工具

Claims (5)

  1. トイレ室の壁の内部に設けられた支持体に固定される便器と、
    前記便器の上面に設けられケーシングを有する衛生洗浄装置と、
    前記衛生洗浄装置の後側に着脱可能に設けられ前記壁から取り外し可能なパネルと、
    を備え、
    前記便器は、
    前記便器の後部に設けられ前記便器のボウル面に供給する水を導く供給水路と、
    前記後部に設けられ前記ボウル面から排出させる水を導く排出水路と、
    を有し、
    前記衛生洗浄装置は、
    前記ケーシングの背面部を通され前記衛生洗浄装置に供給される水を導く給水管と、
    前記背面部を通され前記衛生洗浄装置に供給される電気を導く電源コードと、
    を有し、
    前記給水管は、前記給水管の先端部に設けられ前記壁の内部に配置される止水栓を有し、
    前記電源コードは、前記電源コードの先端部に設けられ前記壁の内部に配置されるコンセントプラグを有し、
    前記壁の内部に設けられたコンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記便器および前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域の外側に設けられ
    前記止水栓は、前記便器および前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域の外側に設けられることを特徴とするトイレ装置。
  2. 前記コンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域よりも上方に設けられることを特徴とする請求項記載のトイレ装置。
  3. 前記コンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記便器および前記衛生洗浄装置を前記壁に投影した投影領域よりも側方に設けられることを特徴とする請求項記載のトイレ装置。
  4. 前記コンセントに接続される前記コンセントプラグは、前記止水栓よりも上方に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  5. 前記支持体と、
    前記壁の内部において前記支持体に固定され前記供給水路に水を供給するタンクと、
    をさらに備え、
    電源供給部としての前記コンセントは、前記支持体に固定されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のトイレ装置。
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