JP2020105690A - トイレ装置 - Google Patents

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貴 松崎
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Yusuke Zaizen
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知祥 竹谷
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【課題】便器本体の壁面への取り付け施工時におけるコードの挟み込みを抑制すること。【解決手段】実施形態に係るトイレ装置は、壁掛け式の便器本体と、衛生洗浄装置と、コードと、被覆部材とを備える。便器本体は、汚物を受けるボウル部を覆うとともにボウル部よりも後方に延在して大便器の外郭を形成する袴部を備える。衛生洗浄装置は、便器本体の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する。コードは、壁面から取り出され、一部が便器本体の内部に配置された状態で衛生洗浄装置に接続される。被覆部材は、コードを覆い、コードよりも可撓性が低い。【選択図】図5

Description

開示の実施形態は、トイレ装置に関する。
従来、壁掛け式の便器本体と、便器本体の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄装置とを備えたトイレ装置が知られている。
特許文献1には、壁面から取り出されたコード類を便器本体の背面に形成された開口に挿通して便器本体の内部に収めることにより、コード類が外部から視認されないように構成されたトイレ装置が開示されている。
特開2017−40142号公報
しかしながら、上述した従来技術では、便器本体の壁面への取り付け施工時に、便器本体と壁面との間にコード類が挟み込まれる可能性がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、便器本体の壁面への取り付け施工時におけるコードの挟み込みを抑制することができるトイレ装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るトイレ装置は、汚物を受けるボウル部を覆うとともに前記ボウル部よりも後方に延在して大便器の外郭を形成する袴部を備えた壁掛け式の便器本体と、前記便器本体の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄装置と、壁面から取り出され、一部が前記便器本体の内部に配置された状態で前記衛生洗浄装置に接続されるコードと、前記コードを覆う前記コードよりも可撓性の低い被覆部材とを備える。
コードよりも可撓性の低い被覆部材でコードを覆うことで、コードの弛みが抑制される。これにより、便器本体の壁面への取り付け施工時において、便器本体と壁面との間にコードが挟み込まれることを抑制することができる。
また、前記被覆部材は、前記便器本体の背面に形成された前記コードの挿通孔と前記壁面との距離よりも長い。
これにより、被覆部材の一端を挿通孔に挿通し、他端を壁面に当接させた状態で、便器本体の壁面への取り付けを行うことができることから、コードの挟み込みを適切に抑制することができる。
また、前記被覆部材は、前記コードの一部が収納される前記袴部の内部空間の前後方向における幅よりも短い。
このように、被覆部材を内部空間の前後方向の長さよりも短くすることで、内部空間に対して被覆部材を確実に収めることができる。
また、前記被覆部材は、前記コードの長さと、前記便器本体の背面に形成された前記コードの挿通孔および前記壁面間の距離との差よりも短い。
このように構成することで、コードの弛みを抑制しつつ、内部空間に対して被覆部材を確実に収めることができる。
また、実施形態の一態様に係るトイレ装置は、前記便器本体に取り付けられ、前記袴部の内部空間において前記コードの一部を下方から支持するブラケットを備える。
このように、ブラケットを備えることにより、コードを内部空間内に固定することができる。また、コードが固定されることで、被覆部材が不要に便器本体に接触することを抑制することができる。
実施形態の一態様によれば、便器本体の壁面への取り付け施工時におけるコードの挟み込みを抑制することができる。
図1は、実施形態に係るトイレ装置を示す斜視図である。 図2は、便器本体の断面図である。 図3は、便器本体を壁に取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図4は、便器本体を壁に取り付けた後の状態を示す斜視図である。 図5は、便器本体の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するトイレ装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るトイレ装置を示す斜視図である。なお、図1には、説明を分かり易くするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする3次元の直交座標系を図示している。
図1に示すように、トイレ装置1は、便器本体10と、便器本体10の上面に設けられる衛生洗浄装置30とを備える。便器本体10は、トイレ室の床面Fから立設する壁Wに取り付けられる壁掛け式の洋式大便器である。なお、上記した便器本体10の壁Wへの取り付けについては、後に説明する。壁Wは、たとえばタイルやモルタル等を含む材料によって形成されるが、壁Wの材料は、これに限られるものではない。
図2は、便器本体10の断面図である。図2に示すように、便器本体10は、導水路11と、ボウル部12と、排水トラップ管路13と、排水路14と、袴部15とを備える。
導水路11は、壁Wから突出する洗浄水供給管50の一端に接続される。洗浄水供給管50の他端は、壁Wの内部に配置された洗浄水タンク(図示せず)に接続される。したがって、導水路11には、便器洗浄が行われる場合に、洗浄水タンクから供給された洗浄水が流通する。
ボウル部12は、導水路11に接続されるとともに、汚物を受けることが可能なボウル状に形成される。詳しくは、ボウル部12は、汚物を受けることが可能な汚物受け面16と、汚物受け面16の上縁に形成されるリム部17とを備える。
リム部17には、導水路11に接続されるリム導水路17aが形成される。リム導水路17aは、汚物受け面16側に吐出口が設けられ、よって導水路11の洗浄水は、リム導水路17aの吐出口を介して汚物受け面16へ吐水され、汚物受け面16が洗浄される。
排水トラップ管路13は、入口部13aと、溜水部13bとを備える。入口部13aは、汚物受け面16の底部と連続するように設けられ、ボウル部12からの洗浄水を排水トラップ管路13へ流入させる。溜水部13bは、入口部13aから下方へ向けて延びた後、斜め上方へ向けて延びるように形成され、所定量の洗浄水が溜まる形状とされる。このように、排水トラップ管路13は、溜水部13bに洗浄水が溜まり、封水として機能することで、排水管51からの臭気等がボウル部12側へ逆流することを防止する。
排水路14は、一端側が排水トラップ管路13の出口に接続される一方、他端側が排水管51に接続される。したがって、便器洗浄が行われる場合、汚物受け面16を洗浄した洗浄水は、排水トラップ管路13の入口部13a、溜水部13bおよび排水路14を介して排水管51へと排水される。
袴部15は、上記したボウル部12や排水トラップ管路13を周縁側から覆い大便器の外郭を形成する。詳しくは、袴部15は、リム部17の上面17bの周縁17b1から下方の床面F側へ向けて延在して形成され、ボウル部12等を取り囲むように構成される。
したがって、袴部15の内部には、上記したボウル部12や排水トラップ管路13などが収納されるとともに、ボウル部12等以外の部分に空間が形成されることとなる。以下では、袴部15の内部に形成される空間を「内部空間A」と記載する場合がある。
また、袴部15の下端15aには、開口部15bが形成される。これにより、袴部15の内部空間Aと外気(正確にはトイレ室の室内空間)とが開口部15bを介して連通される。袴部15の下端15aの床面Fからの高さHは、適宜に設定可能であるが、たとえば使用者の手が便器本体10の下部へ入る程度の高さに設定されることが好ましい。
なお、上記した袴部15は、ボウル部12と一体的に形成されるが、これに限られず、別体で形成されたものであってもよい。また、以下では、袴部15において、ボウル部12を基準とした場合のY軸負方向にある部分を「正面部15c」、Y軸正方向の壁W側にある部分を「背面部15d」、X軸正方向および負方向にある部分を「側面部15e」と記載する場合がある。
図1に示すように、衛生洗浄装置30は、便器本体10の上面、正確には、リム部17の上面17bに設けられ、使用者の局部を洗浄する。具体的には、衛生洗浄装置30は、本体部40と、便座100と、便蓋200とを備える。便座100および便蓋200はともに、開閉可能なように本体部40に取り付けられる。
本体部40は、ケース41と、ノズルユニット42とを備える。ケース41は、ノズルユニット42などを収納する。ノズルユニット42は、洗浄ノズル43を備える。
上記した洗浄ノズル43は、ケース41に対して進退可能に構成される。詳しくは、洗浄ノズル43には、図示しない電動モータなどの駆動源が接続される。かかる駆動源は、図示しない電源に接続されて電力が供給される。洗浄ノズル43は、駆動源の駆動により、便器本体10のボウル部12内へ進出した位置と、ケース41内に後退して格納される位置との間で進退させられる。なお、図1では、進出した位置にある洗浄ノズル43を示している。
また、洗浄ノズル43は、図示しない水道管などの水源に接続される。そして、洗浄ノズル43は、ボウル部12内へ進出した位置にあるときに、水源からの水を使用者の身体へ噴出させて局部を洗浄する。なお、本明細書において、「水」なる表現は、必ずしも冷水の意味ではなく、温水を含む意味で使用する場合がある。
このように、衛生洗浄装置30には、使用者の局部を洗浄する洗浄動作を行うために、水源からの給水系統および電源からの給電系統が接続される。なお、衛生洗浄装置30において、給電系統から電力が供給される負荷は、上記した駆動源に限られず、たとえば、洗浄ノズル43へ水を供給する流路を開閉する電磁弁や、水源から供給された水を加熱するヒータなどが含まれていてもよい。
次に、トイレ装置1の組み立て手順について図3および図4を参照して説明する。図3は、便器本体10を壁Wに取り付ける前の状態を示す斜視図であり、図4は、便器本体10を壁Wに取り付けた後の状態を示す斜視図である。なお、図3および図4では、理解の便宜のため、便器本体10を破線で示した。
図3に示すように、便器本体10が取り付けられる前の壁Wには、洗浄水供給管50、排水管51、給水管61、電源コード71、2本の取付用ボルト75が設けられている。洗浄水供給管50、排水管51および2本の取付用ボルト75は、壁Wから突き出ており、給水管61および電源コード71は、壁Wから引き出されている。
便器本体10は、Y軸正方向へ移動させられ、背面部15dが壁Wに当接させられる。これにより、図4に示すように、取付孔23に取付用ボルト75が挿通され、かかる取付用ボルト75が図示しないナットで締結固定されることで、便器本体10は壁Wに取り付けられる。
また、洗浄水供給管50は導水路11に接続されるとともに、排水管51が排水路14に接続される。さらに、給水管61は、挿通孔21から便器本体10内へ引き込まれ、電源コード71は、挿通孔22から便器本体10内へ引き込まれる。
便器本体10を壁Wに取り付ける際、電源コード71が弛んでいると、電源コード71が、便器本体10の背面と壁Wの壁面との間に挟み込まれるおそれがある。電源コード71の挟み込みが生じると、便器本体10の背面と壁Wの壁面との間に隙間が生じて外観に悪影響を及ぼすおそれがある。また、電源コード71が損傷するおそれもある。
そこで、実施形態に係るトイレ装置1では、図3に示すように、電源コード71を被覆部材102で覆うこととした。被覆部材102は、電源コード71よりも可撓性の低い部材であり、たとえばチューブ状に形成される。電源コード71と被覆部材102との間には隙間があり、被覆部材102は、電源コード71に沿って移動可能である。なお、被覆部材102と電源コード71の先端、具体的には、後述する接続端子72との間には、被覆部材102が電源コード71から脱落するのを防止するための止め輪104が設けられる。
このように、電源コード71よりも可撓性の低い被覆部材102で電源コード71を覆うことで、電源コード71の弛みが抑制されるため、施工時における電源コード71の挟み込みを生じ難くすることができる。
また、被覆部材102は、電源コード71に沿って移動して便器本体10の内部空間Aに配置されることで、内部空間Aに配置された電源コード71を結露から保護することができる。
次に、被覆部材102の構成について図5を参照して具体的に説明する。図5は、被覆部材102の構成の説明図である。
図5に示すように、被覆部材102の長さD1は、便器本体10の背面に形成された電源コード71の挿通孔22と壁Wの壁面との距離D2よりも長い。
これにより、たとえば、被覆部材102の一端側を便器本体10の挿通孔22へ挿通し、他端側を壁Wの壁面に当接させた状態で、便器本体10の壁Wへの取り付けを行うことができることから、電源コード71の挟み込みを適切に抑制することができる。
また、被覆部材102の長さD1は、電源コード71の一部が収納される袴部15の内部空間Aの前後方向における幅D3よりも短い。このように、被覆部材102を内部空間Aの前後方向の長さよりも短くすることで、内部空間Aに対して被覆部材102を確実に収めることができる。なお、袴部15の内部空間Aの前後方向における幅D3は、袴部15における開口部15bの前後方向における幅と言い換えても良い。
また、被覆部材102の長さD1は、電源コード71の長さと、便器本体10の背面に形成された電源コード71の挿通孔22および壁Wの壁面間の距離D2との差よりも短い。このように構成することで、電源コード71の弛みを抑制しつつ、内部空間Aに対して被覆部材102を確実に収めることができる。
便器本体10の壁Wへの取り付けおよび給水管61および電源コード71の引き込みが終了した後、便器本体10に衛生洗浄装置30が取り付けられる。
まず、衛生洗浄装置30から延びる給水管67および電源コード77が挿通孔20を介して便器本体10の内部空間Aへ引き込まれる。
その後、壁W側の給水管61の先端に設けられた接続部62と衛生洗浄装置30側の給水管67の先端に設けられた接続部とが、バルブ60を介して接続される。バルブ60としては、たとえば使用者によって手動操作可能な操作部を備えたボールバルブを用いることができるが、これに限定されるものではない。たとえば、バルブ60は、ハンドル式のゲートバルブなどその他の種類のバルブであってもよい。
また、壁W側の電源コード71と衛生洗浄装置30側の電源コード77とが、電源コード71の先端に設けられた接続端子72を介して接続される。これにより、壁W側の電源コード71と衛生洗浄装置30側の電源コード77とが電気的に接続されて衛生洗浄装置30に対する給電が可能な状態となる。
続いて、壁W側の給水管61、衛生洗浄装置30側の給水管およびバルブ60を含む給水系統、壁W側の電源コード71および衛生洗浄装置30側の電源コード77を含む電気系統が、ブラケット81に固定される。
図1および図2に示すように、ブラケット81は、板状の部材であり、上述したバルブ60や接続端子72などを下方から支持する。給水管61,67および電源コード71,77等は、たとえば面ファスナ、結束バンド等の固定部材によってブラケット81に固定される。
ブラケット81は、便器本体10に対して下方から取り付けられることにより、便器本体10の袴部15と排水トラップ管路13との間に配置される。具体的には、ブラケット81は、平面視において略U字状に形成されており、便器本体10の袴部15と対向するブラケット81の外周縁の形状は、袴部15の内壁15fに即した形状とされ、排水トラップ管路13と対向するブラケット81の内周縁の形状は、排水トラップ管路13の外形に即した形状とされる。
これにより、ブラケット81を便器本体10に取り付けた状態において、ブラケット81と袴部15との間、および、ブラケット81と排水トラップ管路13との間に隙間を生じにくくすることが可能となる。そのため、たとえば、ブラケット81に載置された給水管61、電源コード71などが、ブラケット81から落下したり、ブラケット81と袴部15との間の隙間などに挟み込まれたりすることを防止することができる。
このように、ブラケット81を備えることにより、給水管61、電源コード71等を内部空間A内に固定することができ、電源コード71が固定されることで、被覆部材102が不要に便器本体10に接触することを抑制することができる。
上述してきたように、実施形態に係るトイレ装置1は、壁掛け式の便器本体10と、衛生洗浄装置30と、コード(一例として、電源コード71)と、被覆部材102とを備える。便器本体10は、汚物を受けるボウル部12を覆うとともにボウル部12よりも後方に延在して大便器の外郭を形成する袴部15を備える。衛生洗浄装置30は、便器本体10の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する。コードは、壁面から取り出され、一部が便器本体10の内部に配置された状態で衛生洗浄装置30に接続される。被覆部材102は、コードを覆い、コードよりも可撓性が低い。
コードよりも可撓性の低い被覆部材102でコードを覆うことで、コードの弛みが抑制されるため、便器本体10の壁面への取り付け施工時において、便器本体10と壁Wの壁面との間にコードが挟み込まれることを抑制することができる。
また、便器本体10を壁面に取り付けた状態において、被覆部材102は、便器本体10の背面に形成されたコードの挿通孔(一例として、挿通孔22)と壁面との距離よりも長い。
これにより、被覆部材102の一端を挿通孔に挿通し、他端を壁面に当接させた状態で、便器本体10の壁面への取り付けを行うことができることから、コードの挟み込みを適切に抑制することができる。
また、被覆部材102は、コードの一部が収納される袴部15の内部空間Aの前後方向における幅よりも短い。
このように、被覆部材102を内部空間Aの前後方向の長さよりも短くすることで、内部空間Aに対して被覆部材102を確実に収めることができる。
また、被覆部材102は、コードの長さと、便器本体10の背面に形成されたコードの挿通孔および壁面間の距離との差よりも短い。
このように構成することで、コードの弛みを抑制しつつ、内部空間Aに対して被覆部材102を確実に収めることができる。
また、実施形態に係るトイレ装置1は、便器本体10に取り付けられ、袴部15の内部空間Aにおいてコードの一部を下方から支持するブラケット81を備える。
このように、ブラケット81を備えることにより、コードを内部空間A内に固定することができる。また、コードが固定されることで、被覆部材102が不要に便器本体10に接触することを抑制することができる。
上述した実施形態では、コードの一例として電源コード71を挙げて説明したが、被覆部材で覆われるコードは、電源コード71に限定されない。たとえば、トイレ装置1は、壁Wの内部に配置された洗浄水タンクに設けられた電動モータを衛生洗浄装置30と接続するための便器洗浄コードを備えていてもよい。この場合、壁Wから挿通孔を介して引き出された便器洗浄コードと衛生洗浄装置30側の便器洗浄コードとが接続端子を介して接続されることで、衛生洗浄装置30から電動モータに対して駆動信号を出力することが可能となる。電源コード71と同様、便器洗浄コードもブラケット81に下方から支持された状態で、袴部15の内部空間Aに収容される。
便器洗浄コードは、上述した電源コード71と比較して径が小さく、電源コード71よりも弛みが生じ易い。そこで、便器洗浄コードを便器洗浄コードよりも可撓性の低い被覆部材で覆うこととしてもよい。これにより、便器洗浄コードの挟み込みを好適に抑制することができる。また、電源コード71および便器洗浄コードよりも可撓性の低い被覆部材を用いて電源コード71および便器洗浄コードの両方をまとめて覆うこととしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
W 壁
1 トイレ装置
10 便器本体
12 ボウル部
15 袴部
21 挿通孔
30 衛生洗浄装置
61 給水管
71 電源コード
81 ブラケット
102 被覆部材
104 止め輪

Claims (5)

  1. 汚物を受けるボウル部を覆うとともに前記ボウル部よりも後方に延在して大便器の外郭を形成する袴部を備えた壁掛け式の便器本体と、
    前記便器本体の上面に設けられ、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄装置と、
    壁面から取り出され、一部が前記便器本体の内部に配置された状態で前記衛生洗浄装置に接続されるコードと、
    前記コードを覆う前記コードよりも可撓性の低い被覆部材と
    を備える、トイレ装置。
  2. 前記被覆部材は、
    前記便器本体の背面に形成された前記コードの挿通孔と前記壁面との距離よりも長い、請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 前記被覆部材は、
    前記コードの一部が収納される前記袴部の内部空間の前後方向における幅よりも短い、請求項1または2に記載のトイレ装置。
  4. 前記被覆部材は、
    前記壁面から延出する前記コードの長さと、前記便器本体の背面に形成された前記コードの挿通孔および前記壁面間の距離との差よりも短い、請求項1〜3のいずれか一つに記載のトイレ装置。
  5. 前記便器本体に取り付けられ、前記袴部の内部空間において前記コードの一部を下方から支持するブラケット
    を備える、請求項1〜4のいずれか一つに記載のトイレ装置。
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