JP2005203332A - 膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 - Google Patents
膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005203332A JP2005203332A JP2004134393A JP2004134393A JP2005203332A JP 2005203332 A JP2005203332 A JP 2005203332A JP 2004134393 A JP2004134393 A JP 2004134393A JP 2004134393 A JP2004134393 A JP 2004134393A JP 2005203332 A JP2005203332 A JP 2005203332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- electrode assembly
- assembly according
- carbon nanotubes
- carbon nanotube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Inert Electrodes (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【解決手段】 膜電極接合体を構成する高分子電解質膜11に配向されると共に、電極触媒金属32が担持されたカーボンナノチューブ31を備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明の膜電極接合体及び燃料電池の第1実施形態を図1〜図2を参照して説明する。本実施形態は、フッ素系イオン交換樹脂(高分子電解質)膜に接合し配向された直線状のカーボンナノチューブ(以下、CNTともいう)のチューブ外壁に白金(Pt;電極触媒金属)を担持すると共に、非接合側のCNT端を、原料ガス(水素ガス、空気)を給排する凹状のガス流路を有するセパレータのガス流路以外の凸状に突出する凸部先端面とカーボン系導電性接着剤で接着して構成したものである。
H2 → 2H++2e- …(1)
(1/2)O2+2H++2e- → H2O …(2)
H2+(1/2)O2 → H2O …(3)
真空中、CNT生成触媒金属であるFeを所望の厚み(例えば4nm)で担持しかつ所定温度以上に加熱された触媒担持体に、原料ガスを供給すること(カーボンナノチューブ生成工程)により生成することができる。また、カーボンナノチューブ生成工程以外に、触媒担持工程や基体洗浄工程、後処理工程などの他の工程を適宜設けることができる。
膜電極接合体20は、基体にCNT生成触媒が担持された触媒担持体に生成されたカーボンナノチューブ31にPt(電極触媒金属)を担持する電極触媒担持工程と、Ptが担持されたカーボンナノチューブ31をフッ素系イオン交換樹脂膜11(高分子電解質膜)に転写し、カーボンナノチューブ31の一端をフッ素系イオン交換樹脂膜11に接合して配向させる転写工程とを行なうことによって作製される。
本発明の膜電極接合体及び燃料電池の第2実施形態を図3及び図4を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態の膜電極接合体においてフッ素系イオン交換樹脂膜11とセパレータとの間に更に拡散層を設け、CNT電極(アノード極及びカソード極)をCNT触媒層と拡散層とで構成するようにしたものである。なお、発電のための燃料は第1実施形態で使用した燃料を用いることができ、第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
本発明の膜電極接合体及び燃料電池の第3実施形態を図5及び図6を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態の膜電極接合体において直線状のカーボンナノチューブ31のフッ素系イオン交換樹脂膜11との接合側におけるチューブ内壁にPt32を担持すると共に、カーボンナノチューブ(CNT)の各々を酸素富化CeO2管に内設した状態で、非接合側のCNT端をセパレータの凸状に突出する凸部先端面とカーボン系導電性接着剤で接着して構成したものである。なお、発電のための燃料は第1実施形態で使用した燃料を用いることができ、第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
下記工程にしたがって膜電極接合体及び燃料電池セルを作製した。
−電極触媒担持工程−
(1)カーボンナノチューブの生成
50mm×50mmのシリコン基板を2枚電気炉中に入れ、真空度1.0×10-3Paの雰囲気のもと10℃/minで800℃まで昇温し、5時間加熱処理して洗浄した。洗浄後冷却した後、このシリコン基板の表面に電子ビーム蒸着法により厚さ5nmのFe薄膜(CNT生成触媒金属)を形成し、Fe担持シリコン基板を得た。
次に、塩化白金酸を50mg/mlの割合となるようにエタノールに溶解し、塩化白金酸のエタノール溶液(Pt/EtOH溶液)を調製した。続いて、2枚のFe担持シリコン基板を、カーボンナノチューブが生成された側の表面が上向き(反重力方向)となるようにして置き、上記のPt/EtOH溶液をカーボンナノチューブ上方からピペットで0.7μl/cm2となるように均等に滴下した。滴下後、300℃のアルゴンガス中に入れて2時間加熱処理した。このようにして、カーボンナノチューブの表面に白金が担持された電極前駆体を2枚得た。
上記のようにして得た電極前駆体の各々をナフィオン溶液(EW1100(0.1%エタノール溶液)、Aldrich Chemical社;プロトン伝導性物質)中に含浸し、取出した後140℃下で真空乾燥した。続いて、乾燥後の電極前駆体の各々を更にポリフッ化ビニリデン(PVDF)の0.1%N−メチル−2−ピロリドン溶液(撥水化材)中に浸漬し、取出した後100℃下で乾燥させ撥水化処理した。
次に、100mm×100mmのナフィオン膜(厚み25μm;高分子電解質膜)を用意し、このナフィオン膜を、カーボンナノチューブ生成面がナフィオン膜と接するようにして上記2枚のFe担持シリコン基板で挟み込んでサンドイッチ構造体とした。このサンドイッチ構造体をホットプレート上に載置し、1MPaで加圧しながら120℃まで加熱し、その状態で1分間保持した後、常温まで冷却し加圧を解除した。
溝幅及び溝深さが各々1mmの凹状に形成された流路を有するセパレータを2枚用意し、その各々の流路以外の凸状に突出する凸部先端面に、ドクターブレード法によりJEF120(日本アチソン(株)製;カーボン系導電性接着剤)を厚み10μmとなるように塗布した。そして、上記のようにして得たMEAに対して、その白金CNT電極の表面と導電性接着剤が塗設された凸部先端面とが接触するように導電性接着剤の乾燥前に組合わせて接着し、セパレータ/MEA/セパレータに構成された燃料電池セルを作製した。
実施例1の「−付与工程−」において、ナフィオン溶液中に含浸した後に撥水化処理を行なわなかったこと以外、実施例1と同様にして、膜電極接合体(MEA)を得、燃料電池セルを作製した。
実施例1において、「−接着工程−」の操作を以下のように変更し、白金CNT電極とセパレータとの間に拡散層を設けたこと以外、実施例1と同様にして、燃料電池セルを作製した。
−接着工程−
拡散層を設けるためのカーボンペーパーを2枚用意し、上記より得られたMEAの白金CNT電極の両方の表面にカーボンペーパーを両側から挟み込んで設けた。続いて、溝幅及び溝深さが各々1mmの凹状に形成された流路を有するセパレータを2枚用意し、その各々の流路以外の凸状に突出する凸部表面に、ドクターブレード法によりJEF120(日本アチソン(株)製;カーボン系導電性接着剤)を厚み10μmとなるように塗布した。そして、上記カーボンペーパーの表面と導電性接着剤が塗設された凸部表面とが接触するように導電性接着剤の乾燥前に組合わせて接着し、セパレータ/拡散層/MEA/拡散層/セパレータに構成された燃料電池セルを作製した。
実施例2において、「−接着工程−」の操作を以下のように変更し、白金CNT電極とセパレータとの間に拡散層を設けたこと以外、実施例1と同様にして、燃料電池セルを作製した。
−接着工程−
拡散層を設けるためのカーボンペーパーを2枚用意し、上記より得られたMEAの白金CNT電極の両方の表面にカーボンペーパーを両側から挟み込んで設けた。続いて、溝幅及び溝深さが各々1mmの凹状に形成された流路を有するセパレータを2枚用意し、その各々の流路以外の凸状に突出する凸部表面に、ドクターブレード法によりJEF120(日本アチソン(株)製;カーボン系導電性接着剤)を厚み10μmとなるように塗布した。そして、上記カーボンペーパーの表面と導電性接着剤が塗設された凸部表面とが接触するように導電性接着剤の乾燥前に組合わせて接着し、セパレータ/拡散層/MEA/拡散層/セパレータに構成された燃料電池セルを作製した。
実施例1の「−電極触媒担持工程−」において、「(1)カーボンナノチューブの生成」で用いたスリット構造を有する石英製ボードを、スリット構造を有しない石英製ボードに代えたこと以外、実施例1と同様にして、膜電極接合体(MEA)を得、燃料電池セルを作製した。
実施例2の「−電極触媒担持工程−」において、「(1)カーボンナノチューブの生成」で用いたスリット構造を有する石英製ボードを、スリット構造を有しない石英製ボードに代えたこと以外、実施例1と同様にして、膜電極接合体(MEA)を得、燃料電池セルを作製した。
実施例1の「−付与工程−」において、撥水化処理前に、スチレンスルホン酸モノマー(プロトン伝導性物質前駆体)の溶液中に含浸し、取出した後、紫外線を重合反応が完了するまで照射してオンサイト重合させることでポリスチレンスルホン酸(プロトン伝導性物質)を設け、これに続いて撥水化処理したこと以外、実施例1と同様にして、膜電極接合体(MEA)を得、燃料電池セルを作製した。
実施例1〜7で作製した燃料電池セルを用いて、セル設定温度を80℃、水素ガス供給量300ml/mim、空気供給量1000ml/minとして運転させ、発電運転時の電流密度2A/cm2のときのセル電圧、出力可能な出力待機の状態(OCV)のときの電圧を締付け圧を変化させて計測した。計測結果は下記表1に示す。
実施例1において、−転写工程−及び−接着工程−の間に下記の被覆工程を設け、酸素富化CeO2管に白金CNT電極の全体を内設して被覆された被覆白金CNT電極/ナフィオン膜/被覆白金CNT電極の構造からなる膜電極接合体(MEA)を得たこと以外、実施例1と同様にして、セパレータ/MEA/セパレータに構成された燃料電池セルを作製した。
まず、CeO2粉末とエポキシ、フェノール等を混合してペースト状にし、これを押出成形した後、1200℃で焼成して長さ約250μm、内径約50nmの酸素富化CeO2管を作製した。なお、イットリア、シリカ等の焼結助材を加えると細孔を埋めてしまうので焼結助材は加えない。そして、転写されたPt担持カーボンナノチューブ(白金CNT電極;長さ約250μm)を、得られた酸素富化CeO2管の内部を通して被覆し、被覆白金CNT電極/ナフィオン膜/被覆白金CNT電極の構造からなる膜電極接合体(MEA)を得た。その後に接着工程に移行した。
実施例8で作製した燃料電池セル(酸素富化CeO2管あり)、及び実施例1で作製した燃料電池セル(酸素富化CeO2管なし)を用いて、セル設定温度を80℃、水素ガス供給量300ml/mim、空気供給量1000ml/minとして運転させ、発電運転時の電圧(V)−電流密度(A)曲線を作成した。図8にV−A曲線を示す。
11…フッ素系イオン交換樹脂膜(高分子電解質膜)
20,50…膜電極接合体
21,22…セパレータ
31…カーボンナノチューブ
32…白金(電極触媒金属)
33…ナフィオン層(プロトン伝導性物質)
34…PTFE層(撥水化材)
35…カーボン系導電性接着剤
42,43…CNT触媒層
44,45…拡散層
52,55…酸素富化CeO2管(断熱部材)
Claims (31)
- 高分子電解質膜と、前記高分子電解質膜に配向されると共に電極触媒金属を担持したカーボンナノチューブとを備えた膜電極接合体。
- 燃料流路を形成するセパレータを前記カーボンナノチューブに対向させて設けるときに、前記セパレータのカーボンナノチューブ側に突出する凸部先端面と向き合う前記高分子電解質膜の領域に、前記カーボンナノチューブを設けた請求項1に記載の膜電極接合体。
- 前記カーボンナノチューブの長さが200μm以上である請求項1又は2に記載の膜電極接合体。
- 前記カーボンナノチューブは、少なくとも前記高分子電解質膜の膜面に略垂直に配向されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記電極触媒金属が白金又は白金と他の金属とからなる合金である請求項1〜4のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記カーボンナノチューブの表面にプロトン伝導性物質を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記プロトン伝導性物質の上に撥水化材を更に有する請求項6に記載の膜電極接合体。
- 前記電極触媒金属の粒子径が前記カーボンナノチューブの外径以下である請求項1〜7のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記プロトン伝導性物質がパーフルオロスルホン酸系化合物である請求項6〜8のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記プロトン伝導性物質の厚みが1〜70μmである請求項6〜9のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記撥水化材がフッ素系樹脂である請求項7〜10のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記フッ素系樹脂が、ポリテトラフルオロエチレン及びポリフッ化ビニリデンの少なくとも一種を含む請求項11に記載の膜電極接合体。
- 前記カーボンナノチューブの少なくとも一部を覆う酸素富化性の断熱部材を更に備えた請求項1〜12のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
- 前記断熱部材は、酸素富化セラミックス材で構成された請求項13に記載の膜電極接合体。
- 前記断熱部材は筒形状をなし、筒内部に前記カーボンナノチューブの少なくとも一つが内設されている請求項13又は14に記載の膜電極接合体。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の膜電極接合体を備えた燃料電池。
- 高分子電解質膜と、前記高分子電解質膜側に凹部を有し燃料流路を形成するセパレータと、前記セパレータの高分子電解質膜側に突出する凸部先端面と向き合う前記高分子電解質膜の領域に設けられると共に、電極触媒金属を担持したカーボンナノチューブとを備えた請求項16に記載の燃料電池。
- 触媒担持体に生成されたカーボンナノチューブに電極触媒金属を担持する電極触媒担持工程と、電極触媒金属が担持された前記カーボンナノチューブを高分子電解質膜に転写し、前記カーボンナノチューブの一端を前記高分子電解質膜に接合して配向する転写工程と、を有する膜電極接合体の製造方法。
- 前記転写工程は、カーボンナノチューブを前記高分子電解質膜の膜面に略垂直に配向するようにした請求項18に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記転写工程の後に、前記高分子電解質膜のカーボンナノチューブが配向された側に燃料流路を形成するセパレータを併設し、前記高分子電解質膜と一端で接合するカーボンナノチューブの他端と前記セパレータの凸部先端面とを導電性接着剤を用いて接着する接着工程を更に有する請求項18又は19に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記導電性接着剤がカーボン系導電性接着剤である請求項20に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記カーボンナノチューブは、触媒担持体の表面における原料ガスの流速を2mm/sec以上として生成された請求項18〜21のいずれか1項に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記電極触媒金属は、湿式法及び乾式法のいずれかによりカーボンナノチューブに担持された請求項18〜22のいずれか1項に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記電極触媒担持工程と前記転写工程との間に、電極触媒金属が担持されたカーボンナノチューブに更にプロトン伝導性物質を付与する付与工程を有し、前記転写工程はプロトン伝導性物質が付与されたカーボンナノチューブを転写するようにした請求項18〜23のいずれか1項に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記付与工程は、前記プロトン伝導性物質の上に撥水化材を更に付与し、前記転写工程において撥水化材が付与されたカーボンナノチューブを転写するようにした請求項24に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記プロトン伝導性物質がパーフルオロスルホン酸系化合物である請求項24又は25に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記撥水化材がフッ素系樹脂である請求項25又は26に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記フッ素系樹脂が、ポリテトラフルオロエチレン及びポリフッ化ビニリデンの少なくとも一種を含む請求項27に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記付与工程は、含浸法により付与を行なう請求項24〜28のいずれか1項に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記付与工程は、カーボンナノチューブにプロトン伝導性物質前駆体を付与し、付与後の前記プロトン伝導性物質前駆体を重合させてプロトン伝導性物質が付与されるようにした請求項24〜29のいずれか1項に記載の膜電極接合体の製造方法。
- 前記転写工程で高分子電解質膜に接合して配向されたカーボンナノチューブの少なくとも一部を酸素富化性の断熱部材で覆う被覆工程を更に有する請求項18〜30のいずれか1項に記載の膜電極接合体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004134393A JP4977945B2 (ja) | 2003-12-18 | 2004-04-28 | 膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003421240 | 2003-12-18 | ||
JP2003421240 | 2003-12-18 | ||
JP2004134393A JP4977945B2 (ja) | 2003-12-18 | 2004-04-28 | 膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005203332A true JP2005203332A (ja) | 2005-07-28 |
JP4977945B2 JP4977945B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=34829292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004134393A Expired - Fee Related JP4977945B2 (ja) | 2003-12-18 | 2004-04-28 | 膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4977945B2 (ja) |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007090157A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 燃料電池用カソード電極触媒及びこれを用いた燃料電池 |
JP2007179932A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Canon Inc | 固体高分子型燃料電池の触媒電極、その製造方法および固体高分子型燃料電池 |
WO2007107832A1 (en) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell with electrode having an electrically conductive nano-column and production method thereof |
JP2008041498A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 固体高分子形燃料電池用触媒担持体の製造方法および固体高分子形燃料電池 |
WO2008050895A1 (en) * | 2006-10-27 | 2008-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Water repellent catalyst layer for polymer electrolyte fuel cell and manufacturing method for the same |
WO2009001964A1 (ja) * | 2007-06-28 | 2008-12-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 電極触媒基板及びその製造方法、並びに、固体高分子型燃料電池 |
JP2009527890A (ja) * | 2006-02-24 | 2009-07-30 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | 燃料電池用電極触媒として使用されるプラチナおよびプラチナベース合金ナノチューブ |
WO2010119492A1 (ja) * | 2009-04-14 | 2010-10-21 | パナソニック株式会社 | 燃料電池用電極の製造方法 |
JP2010262928A (ja) * | 2009-05-04 | 2010-11-18 | Sharp Corp | 燃料電池用膜電極複合体に用いられる触媒層、それを用いる燃料電池用膜電極複合体、燃料電池、およびその製造方法 |
JP2010267582A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Toyota Motor Corp | 膜電極接合体の製造方法、燃料電池の製造方法 |
JP2011003531A (ja) * | 2009-05-21 | 2011-01-06 | Toyota Motor Corp | 電極触媒層の製造方法、膜電極接合体の製造方法、および燃料電池の製造方法 |
JP2011129426A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Toyota Motor Corp | 膜電極接合体の製造方法 |
JP2012009212A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の製造方法 |
JP2012507119A (ja) * | 2008-10-24 | 2012-03-22 | ナノシス・インク. | 界面層を有する膜電極複合体 |
JP2012089447A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の製造方法 |
JP2012089378A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の製造方法 |
CN102823045A (zh) * | 2010-04-13 | 2012-12-12 | 丰田自动车株式会社 | 膜电极组件、其制造方法以及燃料电池 |
CN102916198A (zh) * | 2011-08-05 | 2013-02-06 | 清华大学 | 燃料电池膜电极 |
JP2013038057A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Qinghua Univ | バイオ燃料電池の膜電極及びその製造方法 |
CN102956898A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-06 | 清华大学 | 燃料电池 |
CN102956911A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-06 | 清华大学 | 生物燃料电池 |
JP2013182751A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Toyota Motor Corp | 膜電極接合体の製造方法、膜電極接合体、及び燃料電池 |
US9006133B2 (en) | 2008-10-24 | 2015-04-14 | Oned Material Llc | Electrochemical catalysts for fuel cells |
US9203101B2 (en) | 2010-04-13 | 2015-12-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing fuel cell |
US9833770B2 (en) | 2011-08-30 | 2017-12-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Catalyst production method, electrode catalyst for fuel cell produced by this method, and catalyst production apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08250130A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-09-27 | Toshiba Corp | 固体高分子型燃料電池 |
JP2002298861A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Toshiba Corp | 燃料電池、燃料電池用電極およびその製造方法 |
-
2004
- 2004-04-28 JP JP2004134393A patent/JP4977945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08250130A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-09-27 | Toshiba Corp | 固体高分子型燃料電池 |
JP2002298861A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Toshiba Corp | 燃料電池、燃料電池用電極およびその製造方法 |
Cited By (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007090157A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 燃料電池用カソード電極触媒及びこれを用いた燃料電池 |
JP2007179932A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Canon Inc | 固体高分子型燃料電池の触媒電極、その製造方法および固体高分子型燃料電池 |
US9214680B2 (en) | 2006-02-24 | 2015-12-15 | The Regents Of The University Of California | Platinum and platinum based alloy nanotubes as electrocatalysts for fuel cells |
JP2009527890A (ja) * | 2006-02-24 | 2009-07-30 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | 燃料電池用電極触媒として使用されるプラチナおよびプラチナベース合金ナノチューブ |
US8486583B2 (en) | 2006-03-20 | 2013-07-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell with electrode having an electrically conductive nano-column and production method thereof |
JP2007257886A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Toyota Motor Corp | 燃料電池及び燃料電池の製造方法 |
WO2007107832A1 (en) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell with electrode having an electrically conductive nano-column and production method thereof |
JP2008041498A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 固体高分子形燃料電池用触媒担持体の製造方法および固体高分子形燃料電池 |
WO2008050895A1 (en) * | 2006-10-27 | 2008-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Water repellent catalyst layer for polymer electrolyte fuel cell and manufacturing method for the same |
WO2009001964A1 (ja) * | 2007-06-28 | 2008-12-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 電極触媒基板及びその製造方法、並びに、固体高分子型燃料電池 |
US8940452B2 (en) | 2007-06-28 | 2015-01-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrode catalyst substrate and method for producing the same, and polymer electrolyte fuel cell |
JP2009009815A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Toyota Central R&D Labs Inc | 電極触媒基板及びその製造方法、並びに、固体高分子型燃料電池 |
US9006133B2 (en) | 2008-10-24 | 2015-04-14 | Oned Material Llc | Electrochemical catalysts for fuel cells |
JP2012507119A (ja) * | 2008-10-24 | 2012-03-22 | ナノシス・インク. | 界面層を有する膜電極複合体 |
WO2010119492A1 (ja) * | 2009-04-14 | 2010-10-21 | パナソニック株式会社 | 燃料電池用電極の製造方法 |
JP2010262928A (ja) * | 2009-05-04 | 2010-11-18 | Sharp Corp | 燃料電池用膜電極複合体に用いられる触媒層、それを用いる燃料電池用膜電極複合体、燃料電池、およびその製造方法 |
JP2010267582A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Toyota Motor Corp | 膜電極接合体の製造方法、燃料電池の製造方法 |
US8790849B2 (en) | 2009-05-21 | 2014-07-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Manufacturing method for electrode catalyst layer, manufacturing method for membrane electrode assembly, and manufacturing method for fuel cell |
JP2011003531A (ja) * | 2009-05-21 | 2011-01-06 | Toyota Motor Corp | 電極触媒層の製造方法、膜電極接合体の製造方法、および燃料電池の製造方法 |
JP2011129426A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Toyota Motor Corp | 膜電極接合体の製造方法 |
US9203101B2 (en) | 2010-04-13 | 2015-12-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing fuel cell |
CN102823045A (zh) * | 2010-04-13 | 2012-12-12 | 丰田自动车株式会社 | 膜电极组件、其制造方法以及燃料电池 |
JP2012009212A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の製造方法 |
JP2012089378A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の製造方法 |
JP2012089447A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の製造方法 |
CN102916198B (zh) * | 2011-08-05 | 2015-03-11 | 清华大学 | 燃料电池膜电极 |
CN102916198A (zh) * | 2011-08-05 | 2013-02-06 | 清华大学 | 燃料电池膜电极 |
JP2013038057A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Qinghua Univ | バイオ燃料電池の膜電極及びその製造方法 |
US9196917B2 (en) | 2011-08-05 | 2015-11-24 | Tsinghua University | Fuel cell membrane electrode assembly |
US9105935B2 (en) | 2011-08-05 | 2015-08-11 | Tsinghua University | Method for making fuel cell membrane electrode assembly |
US8906561B2 (en) | 2011-08-30 | 2014-12-09 | Tsinghua University | Bio-fuel cell |
JP2013051192A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Qinghua Univ | バイオ燃料電池 |
US9196908B2 (en) | 2011-08-30 | 2015-11-24 | Tsinghua University | Fuel cell |
JP2013051191A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Qinghua Univ | バイオ燃料電池 |
CN102956911A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-06 | 清华大学 | 生物燃料电池 |
CN102956898A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-06 | 清华大学 | 燃料电池 |
US9833770B2 (en) | 2011-08-30 | 2017-12-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Catalyst production method, electrode catalyst for fuel cell produced by this method, and catalyst production apparatus |
JP2013182751A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Toyota Motor Corp | 膜電極接合体の製造方法、膜電極接合体、及び燃料電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4977945B2 (ja) | 2012-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4977945B2 (ja) | 膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 | |
JP4907163B2 (ja) | 燃料電池用電極、これを備えた燃料電池、及び燃料電池用電極の製造方法 | |
JP4553823B2 (ja) | 燃料電池用電極、燃料電池用膜−電極接合体及び燃料電池システム | |
US8323848B2 (en) | Membrane-electrode assembly for fuel cell, preparation method, and fuel cell comprising the same | |
JP5108240B2 (ja) | 燃料電池及び燃料電池の製造方法 | |
US7790304B2 (en) | Catalyst layers to enhance uniformity of current density in membrane electrode assemblies | |
US7820316B2 (en) | Membrane electrode assembly and fuel cell | |
JP4539145B2 (ja) | 膜電極接合体及び燃料電池 | |
JP2005353493A (ja) | 燃料電池用セルモジュール及びその製造方法、並びに燃料電池 | |
JP2008059841A (ja) | 燃料電池及び燃料電池の製造方法 | |
JP2008239369A (ja) | カーボンナノウォール(cnw)の精製方法、精製されたカーボンナノウォール、燃料電池用触媒層の製造方法、燃料電池用触媒層、及び固体高分子型燃料電池 | |
KR20070014686A (ko) | 연료 전지용 전극, 이를 포함하는 막-전극 어셈블리 및이를 포함하는 연료 전지 시스템 | |
KR101714061B1 (ko) | 고분자 전해질막 연료전지용 촉매층 일체형 전극의 제조방법 | |
KR20100127577A (ko) | 그라핀이 코팅된 연료전지용 분리판 및 이의 제조방법 | |
JP4438525B2 (ja) | 燃料電池用セルモジュール及びその製造方法、並びに燃料電池 | |
JP2010267582A (ja) | 膜電極接合体の製造方法、燃料電池の製造方法 | |
JP5074662B2 (ja) | 燃料電池用触媒層の製造方法及び製造装置 | |
JP5402662B2 (ja) | 膜電極接合体及び膜電極接合体の製造方法 | |
JP2006216470A (ja) | 燃料電池用セルモジュール及びこれを備えた燃料電池 | |
JP2008171771A (ja) | 電極触媒及び燃料電池 | |
JP2005166344A (ja) | 燃料電池電極用触媒組成物及び燃料電池電極用触媒 | |
JP5439947B2 (ja) | 膜電極接合体、膜電極接合体製造用の転写基材、膜電極接合体製造用の電極触媒層の塗工転写基材及び固体高分子形燃料電池 | |
JP2006216469A (ja) | 燃料電池用セルモジュール及びこれを備えた燃料電池 | |
JP2009123345A (ja) | 固体高分子型燃料電池用電極、固体高分子型燃料電池用焼成膜の製造方法、及び、固体高分子型燃料電池 | |
JP2009301824A (ja) | 膜電極接合体及びその製造方法、並びに、燃料電池及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120118 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120321 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120403 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |