JP2005202666A - 図形処理装置、図形処理方法、およびプログラム - Google Patents

図形処理装置、図形処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】隣接図形オブジェクトとの干渉状態を確認しつつ処理対象図形オブジェクトの編集作業をすることができる図形処理装置、図形処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】処理対象図形オブジェクトのうち展開図210aに外接する外接領域252と、外接領域252を含む外側領域250とを設定し、外側領域250を選択領域とする。続いて、複数の展開図210のうち、選択領域250に存在するものを隣接図形オブジェクトとして選択する。そして、処理対象図形オブジェクトを編集可能状態にて、隣接図形オブジェクトとともに表示する。これにより、両図形オブジェクトの干渉状態を容易に把握することができ、処理対象図形オブジェクトの編集作業を効率的に行うことができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の図形オブジェクトを配置した図形情報データに基づき、前記複数の図形オブジェクトにデザインデータを付与したレイアウトデータを作成する図形処理装置、図形処理方法、およびプログラムに関するもので、特に、処理対象図形オブジェクトを効率的に編集するための改良に関する
従来より、CADの機能を使用した紙器(商品の収納・包装に用いられる紙製の容器)の展開図を所定領域内に複数割り付ける方法が知られている(例えば、特許文献1)。
そして、紙器は、特許文献1の方法によって割り付けられた複数の展開図を、(1)1枚の厚紙やダンボール等の所定の被印刷材料に印刷し、(2)印刷物上の複数の展開図をそれぞれ裁断機によって裁断するとともに、(3)個別に組み立てること、によって完成する。このように、1枚の被印刷材料からは複数の紙器を取得することができる。
特開2000−148820号公報
ところで、紙器の表面には、当該紙器に収容される商品の内容物に関する情報を表示したり商品の生産者および販売者等を表示するため、文字や図形等のデザインが付される。そのため、特許文献1の方法によって所定領域内に複数の紙器の展開図が割り付けられると、それぞれの展開図には上述のデザインが付されることとなる。
また、展開図に付されるデザインの領域サイズは、裁断機による裁断線がずれた場合を考慮に入れて各展開図の領域サイズをより大きくなるように、すなわち、各展開図の領域からはみ出るように設定されている。
さらに、複数の展開図のそれぞれにデザインを付与するため、各展開図のそれぞれを含むようにマスクを作成するとともに、そのマスクの内側領域にデザインを挿入することにより、複数の展開図のそれぞれにデザインデータを重ね合わせる処理を行っている。
ここで、複数の展開図は、1枚の被印刷材料から可能な限り多くの紙器を取得することを目的として、隣接する展開図は、それぞれ近接または展開図の一部が接した状態で配置される。これにより、特定の展開図に対応するマスク領域に隣接する展開図の一部が含まれる場合が生ずる。その結果、特定の展開図に付するデザインが隣接する展開図にも付されてしまうといった問題が生ずる。したがって、各展開図に正しくデザインを付するためには、着目する展開図に対応するマスクの内側領域に、隣接する展開図の一部であって他の展開図のデザインが付されることが好ましくない部分(例えば、隣接する展開図上に商品名や図形等が付される部分)を含まないようにマスク領域を編集して修正する必要がある。
しかしながら、従来の図形処理装置におけるマスクの編集作業では、表示画面に選択された展開図および対応するマスクを表示する「編集可能モード」でのみ可能であった。また、当該選択された展開図および対応するマスク(処理対象図形オブジェクト)と隣接する展開図(隣接図形オブジェクト)の干渉状態を確認するためには、複数の展開図全部を表示する「全体表示モード」でのみ可能であった。その結果、マスクの修正を行うためには、この「編集可能モード」と「全体表示モード」との切替動作が必要となり、作業効率が低下するという問題が生じていた。
そこで、本発明では、複数の図形オブジェクトから選択された処理対象図形オブジェクトを編集する際に、隣接図形オブジェクトとの干渉状態を確認しつつ処理対象図形オブジェクトの編集作業をすることができる図形処理装置、図形処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の図形要素から構成される図形部をそれぞれが有する複数の図形オブジェクトを所定の平面範囲内に配置してなる図形情報データについての処理を行う図形処理装置であって、前記複数の図形オブジェクトの中から選択された処理対象図形オブジェクトを取得する第1の取得手段と、前記処理対象図形オブジェクトに隣接して配置された隣接図形オブジェクトを取得する第2の取得手段と、前記処理対象図形オブジェクトを基準とし、前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの位置関係を保持しつつ、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとともに表示する表示手段と、前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの双方を前記表示手段に表示させた状態で、前記処理対象図形オブジェクトをオペレータの指示に基づいて編集する編集手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の図形処理装置において、前記編集手段は、前記処理対象図形オブジェクトの図形部を膨張させた範囲として形成され、当該処理対象図形オブジェクトにデザインデータを付与する際の付与範囲を規定するマスク部について、当該マスク部の平面的な広がり範囲を補正する手段、を備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の図形処理装置において、第2の取得手段は、前記処理対象図形オブジェクトの周囲を囲む第1の定型図形に基づいて第2の定型図形を設定し、前記複数の図形オブジェクトのうち、前記第2の定型図形と重なる図形オブジェクトを、前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2に記載の図形処理装置において、第2の取得手段は、前記処理対象図形オブジェクトの周囲を囲む第1の定型図形に基づいて第2の定型図形を設定するとともに、前記複数の図形オブジェクトのそれぞれについて、その周囲を第3の定型図形によって囲まれる外接領域を設定し、前記第2の定型図形と重なる前記外接領域に対応する図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載の図形処理装置において、前記第3の定型図形は、前記複数の図形オブジェクトのそれぞれが内接する第3の矩形であることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の図形処理装置において、前記第1の定型図形は、前記処理対象図形オブジェクトが内接する第1の矩形であり、前記第2の定型図形は、前記第1の矩形を囲む第2の矩形であることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載の図形処理装置において、前記第1の矩形の中心位置と前記第2の矩形の中心位置とは略一致していることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1に記載の図形処理装置において、前記第2の取得手段は、前記複数の図形オブジェクトのうち、前記処理対象図形オブジェクトの図形部が内接する矩形の4近傍に位置するそれぞれの図形オブジェクトを、前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項1に記載の図形処理装置において、前記第2の取得手段は、前記複数の図形オブジェクトのうち、前記処理対象図形オブジェクトの図形部が内接する矩形の8近傍に位置するそれぞれの図形オブジェクトを、前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の図形処理装置において、前記表示手段は、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトと異なった表示態様で表示することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項10に記載の図形処理装置において、前記表示手段は、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトと異なった色で表示することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項10または請求項11に記載の図形処理装置において、前記表示手段は、前記処理対象図形オブジェクトを構成する線分を前記隣接図形オブジェクトを構成する線分と異なった太さで表示することを特徴とする。
また、請求項13の発明は、複数の図形要素から構成される図形部をそれぞれが有する複数の図形オブジェクトを所定の平面範囲内に配置してなる図形情報データについての処理を行う図形処理方法であって、前記複数の図形オブジェクトの中から選択された処理対象図形オブジェクトを取得する工程と、前記処理対象図形オブジェクトに隣接して配置された隣接図形オブジェクトを取得する工程と、前記処理対象図形オブジェクトを基準とし、前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの位置関係を保持しつつ、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとともに表示する工程と、前記処理対象図形オブジェクトを編集する編集工程と、を備え、前記編集工程が、 前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの双方を前記表示部に表示させた状態で、前記処理対象図形オブジェクトをオペレータの指示に基づいて編集する工程、を備えることを特徴とする。
また、請求項14の発明は、複数の図形要素から構成される図形部をそれぞれが有する複数の図形オブジェクトを所定の平面範囲内に配置してなる図形情報データについての処理を行うコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、前記コンピュータによる前記プログラムの実行は、前記コンピュータに、前記複数の図形オブジェクトの中から選択された処理対象図形オブジェクトを入力して前記コンピュータの記憶部に格納する工程と、前記処理対象図形オブジェクトに隣接して配置された隣接図形オブジェクトを入力して前記コンピュータの記憶部に格納する工程と、前記コンピュータの演算部によって、前記記憶部に格納された前記処理対象図形オブジェクトを基準とし、前記処理対象図形オブジェクトと前記記憶部に格納された前記隣接図形オブジェクトとの位置関係を保持しつつ、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとともに表示部に表示する工程と、オペレータの操作に応答して、前記記憶部に格納された前記処理対象図形オブジェクトを編集する編集工程と、を実行させ、前記編集工程が、前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの双方を前記表示部に表示させた状態で、前記処理対象図形オブジェクトをオペレータの指示に基づいて編集する工程、を備えることを特徴とする。
請求項1から請求項14に記載の発明によれば、処理対象図形オブジェクトの編集作業を行う際に、隣接図形オブジェクトを参照することができ、処理対象図形と隣接図形オブジェクトの干渉状況を確認することができる。そのため、図形オブジェクトの図形部やマスク部の編集作業を効率的に行うことができ、編集作業のスループットを向上させることができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、マスク部の平面的な広がり範囲について、隣接図形オブジェクトとの干渉状況を確認しつつ編集作業をすることができ、編集作業のスループットを向上させることができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、複数の図形オブジェクトのうち、第2の定型図形と重なる図形オブジェクトを隣接図形オブジェクトとすることができる。そのため、容易に隣接図形オブジェクトを選択することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、第2の定型図形と重なる外接領域に対応する図形オブジェクトを隣接図形オブジェクトとすることができる。そのため、容易に隣接図形オブジェクトを選択することができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、第3の矩形によって囲まれる領域を外接領域としている。これにより、外接領域の設定を容易に設定することができるため、容易に隣接図形オブジェクトを選択することができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、複数の図形オブジェクトの中から、第1の矩形に基づいて第2の矩形を設定し、第2の矩形と重なる図形オブジェクトを隣接図形オブジェクトとすることができる。そのため、容易に隣接図形オブジェクトを選択することができる。
特に、請求項7に記載の発明によれば、複数の図形オブジェクトのうち処理対象図形オブジェクトの周囲に隣接する図形オブジェクトを効率的に選択することができる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、処理対象図形オブジェクトの図形部が内接する矩形の4近傍、すなわち、当該矩形を基準として上下左右に位置する図形オブジェクトを隣接図形オブジェクトとして容易に取得することができる。
特に、請求項9に記載の発明によれば、処理対象図形オブジェクトの図形部が内接する矩形の8近傍に位置する図形オブジェクトを隣接図形オブジェクトとして容易に取得することができる。
特に、請求項10に記載の発明によれば、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとを容易に識別することができる。そのため、処理対象図形オブジェクトを効率的に編集することができる。
特に、請求項11に記載の発明によれば、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとは異なった色で表示されており、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとを容易に識別することができる。そのため、処理対象図形オブジェクトを効率的に編集することができる。
特に、請求項12に記載の発明によれば、処理対象図形オブジェクトを構成する線分と隣接図形オブジェクトを構成する線分とは異なった太さで表示されており、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとを容易に識別することができる。そのため、処理対象図形オブジェクトを効率的に編集することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1.1.図形処理システムの構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態における図形処理システム1の構成の一例を示す図である。図形処理システム1は、図1に示すように、主として、図形処理装置100と、図形処理装置100に入力データを供給する図形データ入力装置510およびデザインデータ入力装置520から構成される入力装置群500と、印刷装置610および裁断装置620とから構成され、図形処理装置100による処理結果を出力する出力装置群600と、装置100、510、520、610、620のそれぞれを接続するネットワーク400とから構成される。
図形処理装置100は、種々の画像や図形要素(例えば、直線や曲線)について画面を見ながら所望の平面範囲内に配置することにより、印刷対象物(例えば、紙や刷版)上に印刷される画像や図形要素の位置を指定したページレイアウトデータを作成する装置である。
なお、本実施の形態の図形処理装置100では、商品の収納・包装に用いられる紙製の容器である紙器の展開図を刷版上の印刷領域内に複数配置したページレイアウトデータを作成する場合について説明するが、これに限定されるものでなく、単一の処理対象図形(例えば、1つの展開図)を刷版上の印刷領域内に配置したページレイアウトデータを作成する場合であってもよい。また、図形処理装置100のハードウェア構成および図形処理装置100による図形処理の詳細については後述する。
入力装置群500を構成する図形データ入力装置510およびデザインデータ入力装置520は、それぞれ図形処理装置100の刷版上に配置する入力データを作成するとともに、ネットワーク400を介して図形処理装置100に送信する。
図形データ入力装置510は、紙器の展開図210を複数配置したCADデータ511(図3参照)を作成する装置であり、いわゆるパーソナルコンピュータやワークステーションによって構成される。図形データ入力装置510において作成された各展開図210は、複数の線分を図形要素として構成されている。また展開図210を構成する複数の線分のそれぞれは、開始点および終了点の位置情報を有する。すなわち、図形要素としての各線分は、開始点および終了点の位置情報を一組の図形データとして特定することができる。そして、図形データ入力装置510にて作成されたCADデータは、ネットワーク400を介して図形処理装置100に入力される。このようにCADデータは図形情報データとして使用される。
デザインデータ入力装置520は、紙器の展開図210上に付する模様や色彩等のデザインを作成する装置であり、図形データ入力装置510と同様に、いわゆるパーソナルコンピュータやワークステーションによって構成される。
ここで、デザインデータ入力装置520は、点(例えば、ドットまたはピクセル)の集まりとして表現されるグラフィックを加工、修正するペイント系ソフトウェアや、線を使って作成されたグラフィックスを加工、修正するドロー系ソフトウェアがインストールされている。そのため、デザインデータ入力装置520によって種々のデザインデータを作成することができる。そして、デザインデータ入力装置520にて作成されたデザインデータは、ネットワーク400を介して図形処理装置100に入力される。
出力装置群600は、図形処理装置100において作成されたページレイアウトデータに基づいて作成された刷版により、複数の展開図を印刷対象物(例えば、ダンボールや厚紙)に印刷する印刷装置610と、当該印刷対象物に印刷された展開図を個々に裁断する裁断装置620とによって構成される。なお、印刷装置610の装置構成によっては、刷版を介さず、ページレイアウトデータに基づいて直接印刷対象物に印刷してもよい。
<1.2.図形処理装置の構成>
図2は、図形処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図形処理装置100では、上述のように、印刷対象物上に印刷される画像や図形要素の位置を指定したページレイアウトデータを作成する装置であり、図形データ入力装置510およびデザインデータ入力装置520と同様に、いわゆるパーソナルコンピュータやワークステーションによって構成される。図2に示すように、図形処理装置100は、主として、(1)制御部110と、(2)図形処理装置100のオペレータ(以下、単に「オペレータ」と称する)の指示を入力する入力装置130と、(3)CADデータやデザインデータを表示したり、図形処理結果を表示する表示装置140とを備える。
ここで、入力装置130は、いわゆるマウスやキーボード等の入力デバイス(図示省略)によって構成されている。オペレータは、マウスやキーボードを使用して表示装置140の表示画面145(図3参照)に表示された内容に従って操作することにより、図形処理装置100に対して所定の処理を実行させることができる。
制御部110は、主として、(1)CPU111と、(2)ROM112と、(3)RAM113と、(4)記憶部120と、(5)図形データ入力装置510、デザインデータ入力装置520および印刷装置610のそれぞれとデータ授受の処理を行う入出力部114とを備える。図2に示すように、CPU111、ROM112、RAM113、記憶部120、および入出力部114は、バスライン115を介してそれぞれ電気的に接続されている。さらに、入力装置130および表示装置140のそれぞれもバスライン115に対して電気的に接続されている。
RAM113は、記憶部120と比較して高速にCPU111との間でデータの授受を行うことができる素子であり、CPU111で実行するのに必要となるプログラムやデータを記憶部120のプログラム記憶領域122、および図形データ記憶領域121から読み出して格納する。なお、本実施の形態では、後述する処理対象図形オブジェクトおよび隣接図形オブジェクトの同時表示処理で使用される処理対象図形オブジェクト記憶領域113aおよび隣接図形オブジェクト記憶領域113bの各領域が予め確保されている(図2参照)。
記憶部120は、シリコンディスクドライブやハードディスクドライブ等の外部装置によって構成された大容量記憶装置であり、データサイズの大きいデータを保存することができる。そして、必要に応じてRAM113との間でデータの授受を行う。なお、本実施の形態において記憶部120の図形データ記憶領域121には、入出力部114を介して図形処理装置100の制御部110に入力されるCADデータ511(図2参照)や、デザインデータ521が格納される。また、図形データ記憶領域121には、後述するマスク作成処理によって作成されたマスク(図3参照)に関する情報も格納される。
CPU111は、ROM112やRAM113に格納されているプログラムに従い、RAM113と記憶部120との間にてデータの読み込みや書き込み処理を所定のタイミングで実行することができる。また、CPU111は、入出力部114およびネットワーク400を介して電気的に接続された図形データ入力装置510、デザインデータ入力装置520、および印刷装置610のそれぞれと、CADデータ511、デザインデータ521、およびページレイアウトデータの授受を送受信処理を所定のタイミングで実行することができる。
ここで、本実施の形態において実行される図形処理の一例について説明する。図3は、図形処理装置100において実行される図形処理の一例を示す図である。図形処理装置100では、図3に示すように、主として、(1)〜(4)の工程によって複数の展開図210のそれぞれにデザインデータ521を重ね合わせる処理が実行される。なお、各展開図210のそれぞれは、図3に示すように、6つの正方形によって構成された立方体の展開図である。
(1)の工程では、図形データ入力装置510によって作成された複数の紙器の展開図210からなるCADデータであって、記憶部120の図形データ記憶領域121に格納されているものをRAM113に読み込む。そして、刷版上を示す領域(以下、単に「刷版領域」とも呼ぶ)141の印刷可能領域142にCADデータ511を挿入して表示画面145に表示する。
(2)の工程では、オペレータの操作に従い、マスク処理で必要となるマスクを作成する。ここで、マスク処理とは、印刷可能領域142上のうちマスクの内側にて特定される領域のみを図形処理の対象とし、その他の領域に対しては当該図形処理の影響を及ぼさないようにすることをいう。またマスクとは図形処理の対象となる領域と対象とならない領域との境界線をいい、当該マスクによってデザインデータを付与する際の付与範囲を規定することができる。そして、特定のマスクが指定された場合、そのマスクの内側だけに所定の図形処理が施されることになる。
なお、本実施の形態のマスク220は、図3に示すように、印刷可能領域142に表示される複数の展開図210のそれぞれの周囲に、展開図210の外周形状と略相似形状となるように作成される。すなわち、マスク220は、展開図210を膨張させた範囲として形成される。また、マスク220の領域は、展開図210の領域と、展開図210の外部を囲む帯状領域210Pとを一体化した範囲に相当する。さらに、本実施の形態において展開図210(図形部)と対応するマスク220(マスク部)とを組み合わせたもの、または、展開図210を「図形オブジェクト」と呼ぶこととする。
(3)の工程では、デザインデータ入力装置520によって作成されたデザインデータ521であって、記憶部120の図形データ記憶領域121に格納されているものをRAM113に読み込む。
ところで、展開図210の内側領域にのみデザインが付されている場合において、印刷物に印刷された各展開図210のそれぞれを裁断装置620によって裁断する際に、裁断線が展開図210の外周部の輪郭線214から外側にズレると、裁断後の展開図210にデザインが付されていない場所が存在することが考えられる。
そこで、当該裁断線が展開図210の輪郭線214外側にズレた場合であっても、裁断された展開図210上のすべての領域にデザインが付された状態とするため、図4に示すように、各展開図210の外周部の輪郭線より外側の環状矩形状の領域230にもデザインが付されている。すなわち、デザインデータ521には、展開図210を中心として展開図210よりも広い領域にデザインが付されている。
そして、(4)の工程では、複数の展開図210のそれぞれに対応するマスク220にデザインデータ521を挿入して各展開図210にデザインデータ521を重ね合わせる。すなわち、各マスク220を選択するとともに、その選択されたマスクの内側だけにデザインデータ521を挿入する。この際、各展開図210の向きに留意して、デザインデータ521を上下回転、左右回転、または、所定の位置を中心に所定角度だけ回転させたものを挿入する。
これにより、デザインデータ521においてデザインが付された領域面積が各展開図210の領域面積よりも大きい場合であっても、デザインデータ521を重ね合わせる処理の対象となった展開図210にのみデザインを付することができ、他の展開図210に影響を及ぼさない。
そして、複数の展開図210のすべてに対してデザインデータ521の重ね合わせ処理を実行することにより、すべての展開図210に対してデザインが付される。
<1.3.処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとの同時表示>
上述のように、展開図210のデザインデータ521を重ね合わせる処理は、各展開図210の周囲に作成されるマスク220にデザインデータ521を挿入することによって実行される。
ここで、図3に示すように、CADデータ511には1枚の被印刷材料(例えば、厚紙やダンボール等)から可能な限り多くの紙器を取得することを目的として、隣接する展開図210同士は、それぞれ近接して、また場合によっては展開図の一部が接した状態で配置される。そのため、図5に示すように、展開図210aに対応するマスク220の内側領域に、隣接する展開図210dの一部である部分221d、および展開図210eの一部である部分221eのそれぞれが含まれる場合が生ずる。その結果、展開図210aに付するデザインが隣接する展開図210dの部分221d、および展開図210eの部分221eにも付されてしまうといった問題が生ずる。
したがって、展開図210a、210d、210eに正しくデザインを付するためには、展開図210aに対応するマスク220の内側領域に、隣接する展開図210dの部分221d、および展開図210eの部分221eであって展開図210aのデザインが付されることが好ましくない部分(例えば、展開図210d上に商品名や図形等が付されている部分)を含まないようにマスク220を編集して修正する必要がある。すなわち、マスク220の平面的な広がりを補正する作業が必要となる。
そこで、本実施の形態では、展開図210aの周囲に対応するマスク220を効率的に編集して修正することができるようにするため、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとの双方を同時に表示している。
なお、以下に説明する処理対象図形オブジェクトおよび隣接図形オブジェクトの同時表示処理(以下、単に、「同時表示処理」とも呼ぶ)を実行するプログラムは、記憶部120のプログラム記憶領域122(図2参照)に予め格納されており、当該プログラムの実行時に記憶部120からRAM113にコピーされて、CPU111によって実行される。
また、複数の展開図210のうちオペレータによって選択された1つの展開図210aと対応するマスク220とを組み合わせたものを処理対象図形オブジェクトと、当該処理対象図形オブジェクトに隣接する展開図210b〜210iのそれぞれを隣接図形オブジェクトと、それぞれ呼ぶこととする。
さらに、以下に説明する処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとを同時に表示する処理を実行するプログラムは、記憶部120に予め格納されており、当該プログラムの実行時に記憶部120からRAM113にコピーされて、CPU111によって実行される。
図6は、本実施の形態において、展開図210aおよびマスク220を処理対象図形オブジェクトとした場合に隣接図形オブジェクトを取得して表示するための手順である。また、図7は、隣接図形オブジェクトを取得する方法の一例を説明するための図である。また、図8および図9は、表示装置140の表示画面145に表示される図形オブジェクトの一例を示す図である。
処理対象図形オブジェクトおよび隣接図形オブジェクトの同時表示処理(以下、単に、「同時表示処理」とも呼ぶ)では、まず、表示装置140の表示画面145に複数の展開図210を表示する「全体表示モード」において、オペレータが入力装置130のマウスやキーボード(図示省略)によって展開図210aを選択すると、この選択された展開図210aおよび対応するマスク220に関するデータが記憶部120の図形データ記憶領域121から読込まれてRAM113の処理対象図形オブジェクト記憶領域113aに格納される(S101)。
次に、ステップS102において、処理対象図形オブジェクトに隣接する隣接図形オブジェクトに関するデータを取得する際に使用する選択領域250(図7参照)の設定を行う。
具体的には、まず、処理対象図形オブジェクトのうち展開図210aに外接する境界線253を有する矩形形状の外接領域252を設定する。すなわち、展開図210上のX座標がX=X1と最小となる点P1と、X座標がX=X2と最大となる点P2と、Y座標がY=Y1と最小となる点P3と、Y座標がY=Y2と最大となる点P4とを通る矩形形状の外接領域252を設定する。
次に、点P5(X,Y)=(X3,Y3)と、点P6(X,Y)=(X4,Y3)と、点P7(X,Y)=(X4,Y4)と、点P8(X,Y)=(X3,Y4)とを通り、境界線253の外方に位置する複数の線分を境界線251とし、外接領域252を含むように外側領域250を設定する。
ここで、外接領域252に対する外側領域250のX方向の広がり率RXをおよびY方向の広がり率RYを、それぞれ数1および数2のように定義する。
RX=(X1−X3)/(X2−X1)
=(X4−X2)/(X2−X1) ・・・ 数1
RY=(Y1−Y3)/(Y2−Y1)
=(Y4−Y2)/(Y2−Y1) ・・・ 数2
数1に示すように、外接領域252の右側部分および左側部分のそれぞれの広がり率RXの値は一致する。また、数2に示すように、外接領域252の上部および下部のそれぞれの広がり率RYの値は一致する。したがって、数1および数2より、外側領域250の中心位置と外接領域252の中心位置は点PCにて略一致することとなる。さらに、数1および数2と図7とより、外接領域252は外側領域250に含まれて囲まれることとなる。
なお、広がり率RX、RYのそれぞれの値は、数3(好ましくは、数4)を満たすように設定する。
0.05≦(RX、RY)≦0.30 ・・・ 数3
0.10≦(RX、RY)≦0.20 ・・・ 数4
そして、外側領域250を隣接図形オブジェクトの選択する選択領域250として設定する。
続いて、ステップS102において設定した選択領域250に存在する展開図210、すなわち、選択領域250と重なりを有する図形オブジェクトを隣接図形オブジェクトとして選択する(S103)。例えば、図7に示す展開図210aを処理対象図形オブジェクトとした場合、選択領域250に存在する展開図210b〜210iが隣接図形オブジェクトとして選択される。続いて、選択された展開図210b〜210iのそれぞれに関するデータを図形データ記憶領域121から読込んでRAM113の隣接図形オブジェクト記憶領域113bに格納する(S104)。
そして、表示画面145の表示モードを「全体表示モード」から「編集可能モード」に切替えると(S105)、表示画面145に処理対象図形オブジェクトとしての展開図210aおよびマスク220と、隣接図形オブジェクトとしての展開図210b〜210eとが表示される(S106:図8参照)。
ここで、「編集可能モード」とは、隣接図形オブジェクトを表示するとともに、処理対象図形オブジェクトを編集して修正することができる状態で表示するモードである。
したがって、ステップS106において表示画面145に表示された展開図210aやマスク220は、展開図210b〜210eとの干渉状態(例えば、展開図210aに対応するマスク220の内側領域に展開図210b〜210eのいずれかの一部を含んでいるか否か)を容易に把握することできる。
すなわち、オペレータは、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとの双方を表示画面145に表示した状態で、入力装置130のマウスやキーボード(図示省略)を使用した指示に基づいて、処理対象図形オブジェクトの編集作業を行うことができる。そのため、展開図210aやマスク220の編集作業を効率的に行うことができ、編集作業のスループットを向上させることができる。
なお、本実施の形態の「編集可能モード」では、表示倍率を変更することができる。そのため、表示倍率を図8の表示状態と比較して下げることにより、図10に示すように、処理対象図形オブジェクトとしての展開図210aおよびマスク220と、隣接図形オブジェクトとしての展開図210b〜210eをすべて表示することができる。
<1.4.第1の実施の形態の図形処理装置の利点>
以上のように、第1の実施の形態の図形処理装置100では、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとを同時に表示画面145に表示することができる。そのため、オペレータは、両図形オブジェクトの干渉状態を容易に把握することができ、処理対象図形オブジェクトの編集作業のスループットを向上させることができる。また、本実施の形態では、選択領域250に存在する展開図210を隣接図形オブジェクトとすることができるため、容易に隣接図形オブジェクトを選択することができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における図形処理装置は、第1の実施の形態の図形処理装置と比較して、隣接図形オブジェクトの選択方法が相違する点を除いては、第1の実施の形態の図形処理装置と同様である。そこで、以下では、この相違点を中心に説明する。
なお、以下の説明において、第1の実施の形態の図形処理装置における構成要素と同様な構成要素については同一符号を付している。これら同一符号の構成要素は、第1の実施の形態において説明済みであるため、本実施形態では説明を省略する。
<2.1.処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとの同時表示>
図11は、本実施の形態において、展開図210aおよびマスク220を処理対象図形オブジェクトとした場合に隣接図形オブジェクトを取得して表示するための手順である。また、図12は、隣接図形オブジェクトを取得する方法の一例を説明するための図である。また、図13は、表示装置140の表示画面145に表示される図形オブジェクトの一例を示す図である。
なお、本実施の形態の同時表示処理では、処理に先だって、CADデータ511に含まれる複数の展開図210(図3参照)のそれぞれについて、図12に示す外接領域257(257b〜257i)が設定される。ここで、外接領域257とは、各展開図210に外接する定型図形(本実施の形態では矩形)によって囲まれる内側領域のことをいう。すなわち、展開図210は、当該定型図形に内接することとなる。そして、各外接領域257に関する情報(定型図形が矩形の場合、各頂点の位置情報)は、記憶部120の図形データ記憶領域121に格納される。
本実施の形態の同時表示処理では、表示装置140の表示画面145に複数の展開図210を表示する「全体表示モード」において、オペレータが入力装置130のマウスやキーボード(図示省略)によって展開図210aを選択すると、この選択された展開図210aおよび対応するマスク220に関するデータが記憶部120の図形データ記憶領域121から読込まれてRAM113の処理対象図形オブジェクト記憶領域113aに格納される(S201)。
次に、ステップS202では、第1の実施の形態のステップS102と同様に(図6参照)隣接図形オブジェクトに関するデータを取得する際に使用する選択領域250(図12参照)の設定を行う。
具体的には、まず、処理対象図形オブジェクトのうち展開図210aに外接する境界線253を有する矩形形状の外接領域252を設定する。次に、外接領域252に対するX方向の広がり率RXをおよびY方向の広がり率RYが、数3(好ましくは数4)を満たすように選択領域250を設定する。
続いて、ステップS202において設定した選択領域250と重なりを有する外接領域257を探索するとともに、探索された外接領域257に対応するオブジェクトを隣接図形オブジェクトとして選択する(S203)。例えば、図12に示す展開図210aを処理対象図形オブジェクトとした場合、選択領域250に存在して重なりを有する外接領域257b〜257iのそれぞれに対応する展開図210b〜210iが隣接図形オブジェクトとして選択される。
続いて、選択された展開図210b〜210iのそれぞれに関するデータを図形データ記憶領域121から読込んでRAM113の隣接図形オブジェクト記憶領域113bに格納する(S204)。
そして、表示画面145の表示モードを「全体表示モード」から「編集可能モード」に切替えると(S205)、表示画面145に処理対象図形オブジェクトとしての展開図210aおよびマスク220と、隣接図形オブジェクトとしての展開図210b〜210iとが表示される(S206:図13参照)。
このように、同時表示処理を実行すると、表示画面145には、第1の実施の形態の場合と同様に、展開図210aおよびマスク220とともに、展開図210b〜210iを表示することができる。そのため、展開図210aの周囲に設定されたマスク220と展開図210b〜210iとの干渉状態(例えば、展開図210aに対応するマスク220の内側領域に展開図210b〜210eのいずれかの一部を含んでいるか否か)を容易に把握することできる。
<2.2.第2の実施の形態の図形処理装置の利点>
以上のように、第2の実施の形態の図形処理装置では、第1の実施の形態の図形処理装置と同様に、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとを同時に表示画面145に表示することができる。そのため、オペレータは、両図形オブジェクトの干渉状態を容易に把握することができ、処理対象図形オブジェクトの編集作業のスループットを向上させることができる。
また、本実施の形態では、選択領域250に存在する外接領域257に対応する展開図210を隣接図形オブジェクトとすることができるため、容易に隣接図形オブジェクトを選択することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。
(1)本実施の形態では、選択領域250に存在する展開図210を隣接図形オブジェクトとして選択しているが、これに限定されるものでない。例えば、図14に示すように、展開図210aが内接する矩形形状の外接領域252を中心として上下左右に配置された、すなわち、外接領域252の4近傍の位置に配置された4つの展開図210b〜210eのそれぞれを隣接図形オブジェクトとして選択してもい。
また、展開図210aが内接する矩形形状の外接領域252の周囲に存在する8つの展開図210b〜210iを、すなわち、外接領域252の8近傍に位置する展開図210b〜210iを、それぞれ隣接図形オブジェクトとして選択してもよい。
(2)また、本実施の形態の表示画面145に表示される処理対象図形オブジェクトの表示態様と隣接図形オブジェクトの表示態様とを異なったものとしてよい。例えば、両図形オブジェクトの線分の色や線分の太さをそれぞれ異なったもにしてもよい。これにより、処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトとを容易に識別することが可能となり、処理対象図形オブジェクトの編集作業を効率的に行うことができる。
(3)また、本実施の形態の同時表示処理では、記憶部120から処理対象図形オブジェクトに関するデータと、隣接図形オブジェクトに関するデータとを取得した後に、両図形オブジェクトを同時に表示しているが、これに限定されるものでない。例えば、第1の実施の形態の同時表示処理のステップS106において、まず、処理対象図形オブジェクトを表示した後(図9参照)、オペレータの指示に基づいて、隣接図形オブジェクトの表示/非表示を切替えてもよい。また、第2の実施の形態についても同様である。
(4)さらに、本実施の形態において、隣接図形オブジェクトは、展開図210から構成されるが、これに限定されるものでなく、展開図210とマスク220とから構成されるとしてもよい。
本発明の実施の形態における図形処理システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における図形処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図形処理装置において実行される図形処理の一例を説明するための図である。 デザインの一例を示す図である。 隣接図形オブジェクトの干渉状態を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における処理対象図形オブジェクトおよび隣接図形オブジェクトを同時に表示する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における隣接図形オブジェクトを取得する方法の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトの表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における処理対象図形オブジェクトの表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトの表示例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における処理対象図形オブジェクトおよび隣接図形オブジェクトを同時に表示する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における隣接図形オブジェクトを取得する方法の一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態における処理対象図形オブジェクトと隣接図形オブジェクトの表示例を示す図である。 隣接図形オブジェクトを取得する方法の他の例を説明するための図である。
符号の説明
1 図形処理システム
100 図形処理装置
110 制御部
120 記憶部
121 図形データ記憶領域
122 プログラム記憶領域
130 入力装置
140 表示装置
142 印刷可能領域
210(210a〜210i) 展開図
220 マスク
250 外側領域、選択領域
252 外接領域
251、253 境界線
257 外接領域257(257b〜257i)
260 図形オブジェクト
400 ネットワーク
500 入力装置群
600 出力装置群

Claims (14)

  1. 複数の図形要素から構成される図形部をそれぞれが有する複数の図形オブジェクトを所定の平面範囲内に配置してなる図形情報データについての処理を行う図形処理装置であって、
    (a) 前記複数の図形オブジェクトの中から選択された処理対象図形オブジェクトを取得する第1の取得手段と、
    (b) 前記処理対象図形オブジェクトに隣接して配置された隣接図形オブジェクトを取得する第2の取得手段と、
    (c) 前記処理対象図形オブジェクトを基準とし、前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの位置関係を保持しつつ、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとともに表示する表示手段と、
    (d) 前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの双方を前記表示手段に表示させた状態で、前記処理対象図形オブジェクトをオペレータの指示に基づいて編集する編集手段と、
    を備えることを特徴とする図形処理装置。
  2. 請求項1に記載の図形処理装置において、
    前記編集手段は、
    前記処理対象図形オブジェクトの図形部を膨張させた範囲として形成され、当該処理対象図形オブジェクトにデザインデータを付与する際の付与範囲を規定するマスク部について、当該マスク部の平面的な広がり範囲を補正する手段、
    を備えることを特徴とする図形処理装置。
  3. 請求項2に記載の図形処理装置において、
    第2の取得手段は、
    前記処理対象図形オブジェクトの周囲を囲む第1の定型図形に基づいて第2の定型図形を設定し、前記複数の図形オブジェクトのうち、前記第2の定型図形と重なる図形オブジェクトを、前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする図形処理装置。
  4. 請求項2に記載の図形処理装置において、
    第2の取得手段は、
    前記処理対象図形オブジェクトの周囲を囲む第1の定型図形に基づいて第2の定型図形を設定するとともに、前記複数の図形オブジェクトのそれぞれについて、その周囲を第3の定型図形によって囲まれる外接領域を設定し、
    前記第2の定型図形と重なる前記外接領域に対応する図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする図形処理装置。
  5. 請求項4に記載の図形処理装置において、
    前記第3の定型図形は、前記複数の図形オブジェクトのそれぞれが内接する第3の矩形であることを特徴とする図形処理装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の図形処理装置において、
    前記第1の定型図形は、前記処理対象図形オブジェクトが内接する第1の矩形であり、
    前記第2の定型図形は、前記第1の矩形を囲む第2の矩形であることを特徴とする図形処理装置。
  7. 請求項6に記載の図形処理装置において、
    前記第1の矩形の中心位置と前記第2の矩形の中心位置とは略一致していることを特徴とする図形処理装置。
  8. 請求項1に記載の図形処理装置において、
    前記第2の取得手段は、
    前記複数の図形オブジェクトのうち、前記処理対象図形オブジェクトの図形部が内接する矩形の4近傍に位置するそれぞれの図形オブジェクトを、前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする図形処理装置。
  9. 請求項1に記載の図形処理装置において、
    前記第2の取得手段は、
    前記複数の図形オブジェクトのうち、前記処理対象図形オブジェクトの図形部が内接する矩形の8近傍に位置するそれぞれの図形オブジェクトを、前記隣接図形オブジェクトとして選択することを特徴とする図形処理装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の図形処理装置において、
    前記表示手段は、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトと異なった表示態様で表示することを特徴とする図形処理装置。
  11. 請求項10に記載の図形処理装置において、
    前記表示手段は、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトと異なった色で表示することを特徴とする図形処理装置。
  12. 請求項10または請求項11に記載の図形処理装置において、
    前記表示手段は、前記処理対象図形オブジェクトを構成する線分を前記隣接図形オブジェクトを構成する線分と異なった太さで表示することを特徴とする図形処理装置。
  13. 複数の図形要素から構成される図形部をそれぞれが有する複数の図形オブジェクトを所定の平面範囲内に配置してなる図形情報データについての処理を行う図形処理方法であって、
    (a) 前記複数の図形オブジェクトの中から選択された処理対象図形オブジェクトを取得する工程と、
    (b) 前記処理対象図形オブジェクトに隣接して配置された隣接図形オブジェクトを取得する工程と、
    (c) 前記処理対象図形オブジェクトを基準とし、前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの位置関係を保持しつつ、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとともに表示する工程と、
    (d) 前記処理対象図形オブジェクトを編集する編集工程と、
    を備え、
    前記編集工程が、
    前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの双方を前記表示部に表示させた状態で、前記処理対象図形オブジェクトをオペレータの指示に基づいて編集する工程、
    を備えることを特徴とする図形処理方法。
  14. 複数の図形要素から構成される図形部をそれぞれが有する複数の図形オブジェクトを所定の平面範囲内に配置してなる図形情報データについての処理を行うコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、前記コンピュータによる前記プログラムの実行は、前記コンピュータに、
    (a) 前記複数の図形オブジェクトの中から選択された処理対象図形オブジェクトを入力して前記コンピュータの記憶部に格納する工程と、
    (b) 前記処理対象図形オブジェクトに隣接して配置された隣接図形オブジェクトを入力して前記コンピュータの記憶部に格納する工程と、
    (c) 前記コンピュータの演算部によって、前記記憶部に格納された前記処理対象図形オブジェクトを基準とし、前記処理対象図形オブジェクトと前記記憶部に格納された前記隣接図形オブジェクトとの位置関係を保持しつつ、前記処理対象図形オブジェクトを前記隣接図形オブジェクトとともに表示部に表示する工程と、
    (d) オペレータの操作に応答して、前記記憶部に格納された前記処理対象図形オブジェクトを編集する編集工程と、
    を実行させ、
    前記編集工程が、
    前記処理対象図形オブジェクトと前記隣接図形オブジェクトとの双方を前記表示部に表示させた状態で、前記処理対象図形オブジェクトをオペレータの指示に基づいて編集する工程、
    を備えることを特徴とするプログラム。
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