JP4789828B2 - 印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は、上位装置のアプリケーションで生成した管理コードの印刷データを印刷装置で印刷する印刷システムに関する。
従来、バーコード印刷を行う印刷システムにおいては、上位装置のアプリケーションで生成したバーコードの印刷データをプリンタで印刷処理するものがある。このようなシステムでは、アプリケーションで生成した印刷データを、OSを介してプリンタドライバに供給し、さらにプリンタドライバからプリンタに印刷データを出力してバーコードを印刷するようにしたものがある。この例として、例えば、特開平11−221946号公報に開示されるものがある。
アプリケーションで生成したバーコードの印刷データを印刷する場合、次の二通りの方法でプリンタドライバに供給される。すなわち、図30に示すように、矩形の塗潰し20で各バーを描画指定する方法と、図31に示すように、矩形の塗潰し20と輪郭線21により各バーを描画指定する方法である。
プリンタドライバやプリンタでは、輪郭線として極細線が指定された場合、この極細線に対して太くする補正を行っている。例えば、極細線の太さが1ドット(1/300インチ、1/600インチまたは1/1200インチ)である場合、印刷された線がはっきりしないので、プリンタドライバやプリンタで2ドットまたは3ドットの太さに補正している。
輪郭線の太さを補正して印刷した状態を図32に示す。同図に示すように、輪郭線21を太くして印刷した場合(23)、各バー自体の太さが輪郭線を太くしない場合(22)に比べて太くなり、その結果バーコードの読み取り精度が低下する。
そこで、プリンタドライバに、図36の設定画面25に示すように、細い線の場合、補正するかしないを設定する項目を設けて、ユーザがバーコードを印刷する場合は、四角形の破線で示したチェック欄26の「細い線を補正する」のチェックを外して印刷するようにしている。
しかしながら、上記「細い線を補正する」のチェックをしたままの場合では、次に記載するように矩形塗潰し20と輪郭線21の描画方法が異なるため、輪郭線描画と矩形塗潰しにずれが発生し、印刷に隙間が発生する場合がある。
すなわち、前記チェックをしたままの場合では、描画指示として受信する輪郭線描画27と矩形塗潰し描画29のうち、矩形塗潰し描画29は図35に示したようにそのまま描画される。一方、輪郭線描画27は、図34左側の破線のように描画するのが理想的であるが、当該位置にドットを配置することができず、0.5ドット分の端数が切り捨てられ、同図右側のように0.5ドット分左上方向にシフトして描画される。
その結果、図35に示したように、輪郭線描画27と矩形塗潰し描画29との間に隙間30xが発生してしまうことになる。
この問題を解決するために、プリンタドライバにて、横向き、縦向きなどの用紙印刷走行方向や指定された回転角度、マルチページ印刷などの用紙レイアウトに応じて前述の矩形塗潰し20と輪郭線21の位置ずれを補正し、矩形塗潰し20と輪郭線21の間に隙間が発生しないようにしている。
特開平11−221946号公報
しかしながら、上記従来の印刷システムでは、印刷するオペレータが手差しにより印刷する場合などのように用紙の走行方向をプリンタドライバにて判断できない場合では、バーコードを矩形塗潰し20と輪郭線21で描画すると、輪郭線21の描画座標の補正を正しく行うことができず、矩形塗潰し20と輪郭線21の間に隙間が空いてしまうという問題があった。
上記の問題は、1次元バーコードに比べ、2次元バーコードなどのより精密な印刷結果が要求されるバーコードでは顕著に読取り精度に影響し、例えば、図33に示すような描画指定の場合で、矩形塗潰し20と輪郭線21の描画位置が1ドット(1/300インチ若しくは1/600インチ)ずれても、読取り精度が低下する。プリンタのトナーが薄くなった場合では、矩形塗潰し20と輪郭線21にさらに隙間が空いてしまう場合もあり、読取り精度がさらに低下することがあった。
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。すなわち、印刷データを生成するアプリケーションを有する上位装置と、該上位装置から供給される印刷データを受信して印刷処理を行う印刷装置とからなり、前記アプリケーションにて生成された管理コードを、塗潰し部分と当該輪郭線として前記印刷装置にて印刷する印刷システムにおいて、前記塗潰し部分と前記輪郭線の色および座標に基づいて、前記印刷データが管理コードか否かを判定する管理コード判定手段と、前記輪郭線を前記塗潰し部分の方向に座標を補正する輪郭線補正手段と、前記輪郭線の座標を輪郭線塗潰し座標に変換し、当該変換した座標に基づき輪郭線を描画する輪郭線描画手段と、前記塗潰し部分の座標に基づき前記塗潰し部分を塗潰して描画する塗潰し描画手段と、を具備し、前記管理コード判定手段により前記印刷データが管理コードであると判定された場合には、前記輪郭線補正手段により前記輪郭線を補正して、当該補正した輪郭線に対し前記輪郭線描画手段により描画した輪郭線描画と、前記塗潰し描画手段により前記塗潰し部分を描画した塗潰し部分描画とを重ね合わせて描画するようにした。
本発明の印刷システムによれば、塗潰し部分と輪郭線の色および座標に基づいて、印刷データが管理コードか否かを判定する管理コード判定手段と、前記輪郭線を前記塗潰し部分の方向に座標を補正する輪郭線補正手段と、前記輪郭線の座標を輪郭線塗潰し座標に変換し、当該変換した座標に基づき輪郭線を描画する輪郭線描画手段と、前記塗潰し部分の座標に基づき前記塗潰し部分を塗潰して描画する塗潰し描画手段と、を具備し、前記管理コード判定手段により前記印刷データが管理コードであると判定された場合には、前記輪郭線補正手段により前記輪郭線を補正して、当該補正した輪郭線に対し前記輪郭線描画手段により描画した輪郭線描画と、前記塗潰し描画手段により前記塗潰し部分を描画した塗潰し部分描画とを重ね合わせて描画するようにしたので、用紙の向きや用紙レイアウト等を考慮することなく、隙間も発生しない精度の高いバーコード印刷をすることができる。
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。
(構成)
図1に実施例1の印刷システムの構成を示すブロック図を示す。同図に示したように実施例1の印刷システム19は、上位装置としてのホストコンピュータ(以下、「ホストPC」という)(18)と、プリンタ13から構成される。
ホストPC(18)には、アプリケーション(以下、「AP」という)(1)、GDI(4)(Graphics Device InterFace)、プリンタドライバ6およびプリントスプーラ12が具備されている。
ホストPC(18)にインストールされているAP(1)からバーコードを含んだ印刷を行う場合、AP(1)の印刷設定部2にてプリンタを指定し、印刷データ生成部3にて、印刷データを生成する。AP(1)はプリンタ13の装置データや解像度、印刷レイアウトなどのデータをプリンタドライバ6から取得し、印刷データを生成する。
また、AP(1)で生成された印刷データや印刷設定データは、ホストPC(18)のGDI(Graphics Device InterFace)(4)の関数であるAPI(Application Programming Interface)(5)にて、プリンタドライバ6と印刷データや印刷設定データのやりとりを行い作成される。
GDI(4)は、AP(1)が描画する場合や、印刷装置などのデバイスデータを取得する場合に呼び出すDLL(ダイナミックリンクライブラリ)モジュールである。API(5)は、GDI(4)が持っている関数でホストPC(18)のオペレーションシステムが公開している。このAPI(5)を介して、AP(1)とホストPC(18)はデータのやりとりを行う。
印刷を行う場合、AP(1)がプリンタドライバ6からGDI(4)を介して受け取ったDevmode構造体のデータをもとに、AP(1)で作成された印刷データや印刷設定データは、GDI(4)を介してプリンタドライバ6に渡される。
ここで、Devmode構造体とは、プリンタ13または図示しないディスプレイデバイスの初期設定や環境についてのデータを収めるもので、プリンタドライバ6は、プリンタ13が印刷可能なデータであるページレイアウトや解像度などのデータをドライバ設定部7から取得し、また、AP(1)からGDI(4)を介して渡されたデータをもとに、ドライバ設定部7にて作成する。
また、プリンタドライバ6にはドライバUI(ユーザインタフェース)表示部9が具備されており、このドライバUI表示部9にて印刷設定を表示変更することができる。バーコードの細い輪郭線の補正を行う場合もドライバUI表示部9にて設定できるが、本実施例では、細い線の補正は行わない設定としておく。
描画データ解析部8は、AP(1)とGDI(4)から渡された印刷データや印刷設定データをもとに、印刷するデータがバーコードの印刷データであるか、バーコード以外の印刷データであるかどうかの解析を行い、バーコードの印刷データかどうかを判断するものである。
描画データ生成部10は、バーコードのデータの場合とバーコード以外のデータの場合に分けて印刷データの生成の制御を行い、プリンタ13が印刷できる形式にデータを作成するものである。
輪郭線矩形塗潰し処理部17aは、描画データ解析部8にてバーコードデータと判断された輪郭線指定のあるバーコードデータの輪郭線を、矩形塗潰しデータに変換するものである。
描画データ出力部11は、描画データ生成部10で生成された印刷データをプリントスプーラ12に出力するものである。
プリントスプーラ12は、複数の印刷要求を受け付けることが可能で、印刷データをプリンタ13に送る前に一時的に貯めておき、順次印刷データをプリンタ13に送るものである。
プリンタ13には、データ受信部14、データ展開部15および印刷部16が具備されており、データ受信部14はプリンタドライバ6が作成した印刷データをプリントスプーラ12より受信するものであり、受信した印刷データはデータ展開部15にて展開され、印刷部16にて印刷される。
(動作)
以上の構成により、実施例1の印刷システム19は以下のように動作する。本動作を図2ないし図10を用いて以下詳細に説明する。
最初に、図2に示すフローチャートを用いて、バーコードが含まれる印刷データを印刷する動作について説明する。
オペレータの操作により印刷する場合は、まず、AP(1)の印刷を選択し(ステップS1)、AP(1)の印刷設定部2にてプリンタドライバ6を指定する(ステップS2)。
AP(1)の印刷を実行すると(ステップS3)、印刷実行の指示がAP(1)からホストPC(18)のGDI(4)を介してプリンタドライバ6に送信され、プリンタドライバ6は、印刷データがバーコード印刷かどうかを判断する(ステップS4)。
そして、バーコード印刷の場合は、細線補正なしで印刷データを生成し(ステップS5)、バーコード印刷でない場合は、細線補正を行い、印刷データを生成する(ステップS6)。
印刷データが生成されると、生成されたデータがプリントスプーラ12を介してプリンタ13へ送られ、印刷が行われる(ステップS7)。そして、印刷終了かどうかを判断し(ステップS8)、未処理の印刷データがある場合はステップS4ないしステップS7の動作が繰り返される。
従来、印刷データにバーコード印刷が含まれている場合、図36に示したプリンタドライバ6の設定画面25にて「極細線を補正する」のチェック欄26のチェックを外し極細線の補正をしないようにする必要があったが、上記印刷方法により、「極細線の補正する」の設定操作を行うことなく、読取り精度の高いバーコード印刷が可能となる。
次に、前述した図2のステップS4にて行う、印刷データがバーコードかどうか判断する動作について図3のバーコードデータ判定方法の説明図と図4の動作フローチャートを用いて説明する。
印刷データがバーコードかどうか判定は、プリンタドライバ6の描画データ解析部8にて行われる。図3に示したように、矩形塗潰し20の描画と輪郭線21の描画が隣接した場合、かつ矩形塗潰し20の色データと隣接した輪郭線21の色データが同じ場合、描画データ解析部8にてバーコード印刷とみなされる。その際、輪郭線21のデータは補正しないで印刷データを生成する。
矩形塗潰し20と輪郭線21が隣接しているかどうかは、AP(1)から印刷位置が座標として指定されるのでその座標から判断できる。また、描画データの色データも、AP(1)から印刷データの一部として指定されるので同一かどうかの判断ができる。
次に、図4を用いてバーコードを印刷する動作について説明する。まず、プリンタドライバ6は、AP(1)からの描画指定の印刷指示が来ると(ステップS11)、印刷するためのデータを取得する。
印刷データには印刷位置を示す座標データが含まれており、AP(1)から取得した描画指定が矩形塗潰し描画かどうか判断される(ステップS12)。矩形塗潰し描画と判断された場合は、矩形塗潰しデータの座標を保存する(ステップ13)。
次に、線描画かどうか判定し(ステップS14)、線描画の場合には線データの座標を保存する(ステップS15)。
矩形塗潰し描画と線描画の両方が存在した場合、保存していた座標データが隣接しているかを比較する(ステップS16)。
矩形塗潰しと線の隣接の定義は、矩形塗潰し描画の頂点を結んだ座標と線描画の座標が同一の場合と、線描画の座標が矩形塗潰し描画の頂点を結んだ座標に対して1ドット外側の場合の2つのパターンとし、矩形塗潰し描画と輪郭線描画が隣接しているかどうかの判定方法を図3を用いて具体的に説明する。
図3において、矩形塗潰し20の頂点20aと頂点20bとを結んだ線20eの座標と、輪郭線21の頂点21aと頂点21bとを結んだ線21eの座標が同一で、矩形塗潰し20の頂点20bと頂点20cとを結んだ線20fの座標と、輪郭線21の頂点21bと頂点21cとを結んだ線21fの座標が同一で、同様に、頂点20cと頂点20dとを結んだ線20gの座標と、頂点21cと頂点21dとを結んだ線21gの座標が同一で、かつ、頂点20dと頂点20aとを結んだ線20hの座標と、頂点21dと頂点21aとを結んだ線21hの座標が同一である場合、矩形と線が隣接していると判断する。
また、本実施例では、矩形塗潰し20の頂点を結んでできる各線20e、20f、20g、20hの座標に対して、輪郭線21の各線を結んでできる各線21e、21f、21g、21hの座標が1ドットだけ外側にずれている場合も隣接しているものと判断する。
前述した定義により、矩形塗潰し描画と線描画が隣接している場合、かつ、AP(1)にて印刷データの一部として指定された各描画データの色データが同一である場合はバーコードの印刷と判断し、細線補正しないで描画データを作成し(ステップS17)、輪郭線を矩形塗潰しデータに変換する(ステップS19)。
そして、変換された矩形塗潰しデータと保存されていた矩形塗潰しデータを重ね合わせ、バーコードデータとする(ステップS20)。
矩形塗潰し描画と線描画が隣接していない場合、すなわちバーコードデータでない場合は、細線補正して描画データを生成する(ステップS18)。
印刷データが生成されると、生成されたデータがプリンストプーラ12を介してプリンタ13へ送られ、印刷が行われる(ステップS21)。そして、印刷終了かどうかを判断し(ステップS22)、未処理の印刷データがある場合はステップS11に戻り、ステップS11ないしステップS22の動作を繰り返す。
次に、前述ステップS19の輪郭線を矩形塗潰しデータに変換する処理の概要を図5の動作フローチャートを用いて説明する。
まず、AP(1)より送られてきた印刷データが描画データ解析部8にてバーコードの輪郭線と判断した場合、その輪郭線の座標を取得する(ステップS31)。取得した輪郭線座標をもとに、輪郭線矩形塗潰し処理部17aにて輪郭線を矩形塗潰し描画に変換し(ステップS32)、矩形塗潰しデータに変換する。
通常、バーコードの輪郭線は4辺あるので、全ての辺について輪郭線矩形塗潰し処理を終了したかどうかを判定し(ステップS33)、終了していない場合は、ステップS31に戻り、ステップS31ないしステップS33の動作を繰り返し4辺の輪郭線について矩形塗潰し描画への変換を行う。
以上の輪郭線矩形塗潰し処理について、図6ないし図10の動作説明図を用いて詳細に説明する。図6は描画指示される輪郭線データ27と矩形塗潰しデータ29を表しており、図7ないし図10が、輪郭線矩形塗潰し処理部17aにて輪郭線データ27を矩形塗潰しデータに変換し、描画する過程を表している。なお、矩形塗潰しデータ29については、その内側を図6に示したように矩形塗潰し描画29aとして描画する。
まず、図6に示すように、描画データ解析部8にてバーコードの輪郭線と判断した輪郭線データ27を始点(1,1)、通過点(5,1)、通過点(5,5)、終点(1,5)として抽出し、当該輪郭線データ27をもとに、輪郭線矩形塗潰し処理部17aにて4辺について以下のような座標補正を行い、矩形塗潰し処理データに変換する。
すなわち、輪郭線データは線の始点、通過点、終点および線の太さを表すデータによりAP(1)から送信されてくるので、この取得した輪郭線描画27の座標をもとに0.5ドットずつ矩形塗潰し描画29aの方向に加算して輪郭線矩形塗潰し座標を算出する。本例のように図6に示した描画指示データでは、輪郭線データ27の右下方向に矩形塗潰し描画29aがあるので、右下方向に0.5ドットずつ輪郭線データ27を補正する。
その結果、輪郭線の左辺の輪郭線データ(1,1)(1,5)は0.5ドットずつ右下方向に補正され、図7の一点鎖線で示したように位置補正され、当該一点鎖線の辺のドットを塗り潰すための輪郭線矩形塗潰しデータ(1,1,2,6)に変換し、同様に右辺の輪郭線データ(5,1)(5,5)が0.5ドットずつ右下方向に補正され、これを塗り潰す輪郭線矩形塗潰しデータ(5,1,6,6)に変換する。
同様に、図8に示したように、上辺の輪郭線データ、下側の輪郭線データを、輪郭線矩形塗潰しデータ(1,1,6,2)と輪郭線矩形塗潰しデータ(1,5,6,6)に変換し、これらの座標の矩形内部を塗り潰すことにより、4つの輪郭線矩形塗潰し描画28aないし28dのように描画する。
そして、図9に示したように、輪郭線矩形塗潰し描画28aないし28dと矩形塗潰し描画29aを重ね合わせことにより、図10に示したように隙間のない所望とする大きさの矩形塗潰し描画30aを得ることができる。
なお、塗潰し描画が重なる部分については、ピクセルレベルのビットの操作であるROP(ラスタオペレーション)により、プリンタ13に対して排他的な論理演算による操作により二重描画とならないようにすればよい。
以上の説明では、輪郭線の4辺をそれぞれ矩形塗潰し処理を行うように説明したが、輪郭線の4辺に分割することなく4辺全体を同様に座標補正し、線描画するようにしてもよい。
(実施例1の効果)
以上詳細に述べたように、実施例1のバーコード印刷方法によれば、描画指示される輪郭線データを0.5ドット分、矩形塗潰し描画方向に輪郭線をずらして輪郭線を塗り潰す輪郭線矩形塗潰し処理部を設けたので、用紙の向きや用紙レイアウトを考慮することなく、隙間も発生しない精度の高いバーコード印刷をすることができる。
(構成)
印刷システムの構成を示すブロック図を図11に示す。同図に示したように実施例2の印刷システムでは、実施例1の輪郭線矩形塗潰し処理部17aの代わりに矩形塗潰し線描画処理部17bを設けた構成としている。
矩形塗潰し線描画処理部17bは、描画データ解析部8にてバーコードデータと判断された輪郭線指定のあるバーコードデータの矩形塗潰し部分を、線描画データに変換する処理を行うものである。その他の構成については、実施例1と同様であるので簡略化のためにその説明を省略する。
(動作)
以上の構成により、実施例2の印刷システム19は以下のように動作する。 なお、バーコード印刷の印刷操作手順ついては図2を用いて説明した実施例1と同様であり、バーコードデータ判定方法についても図3を用いて説明した実施例1と同様であるので、簡略化のためにその詳細な説明を省略する。以下、実施例2の印刷システムの動作を図12ないし図18を用いて詳細に説明する。
最初に、図12を用いてバーコードを印刷する動作について説明する。同図に示したように、まず、プリンタドライバ6は、AP(1)からの描画指定の印刷指示が来ると、印刷するためのデータを取得する(ステップS41)。
印刷データには印刷位置を示す座標データが含まれており、APから取得した描画指定が矩形塗潰し描画かどうか判断され、矩形塗潰し描画と判断された場合は、矩形塗潰しデータの座標を保存し、次に、線描画かどうか判定し、線描画の場合には線データの座標を保存する(ステップS42〜S45)。
矩形塗潰し描画と線描画の両方が存在した場合、保存していた座標データが隣接しているかを比較し(ステップS46)、矩形塗潰し描画と線描画が隣接している場合、かつAP(1)にて印刷データの一部として指定された各描画データの色データが同一である場合は、バーコードの印刷と判断し、細線補正しないで描画データを作成し(ステップS47)、後述のように矩形塗潰し描画を線描画データに変換する(ステップS49)。
そして、変換された線描画データによる描画と保存されていた矩形塗潰しデータによる描画とを重ね合わせ、バーコードデータとする(ステップS50)。
矩形塗潰し描画と線描画が隣接していない場合、すなわち、バーコードデータでない場合は、細線補正して描画データを生成する(ステップS48)。
そして、印刷データが生成されると、生成されたデータがプリンストプーラ12を介してプリンタ13へ送られ、印刷が終了したかどうかを判断し(ステップS51・S52)、未処理の印刷データがある場合はステップS41に戻り、ステップS41ないしステップS52の動作を繰り返す。
次に、矩形塗潰し描画を線描画に変換する矩形塗潰し線描画変換処理の概要を図13の動作フローチャートを用いて説明する。
まず、描画データ解析部8にてバーコードの輪郭線と判断した場合、矩形塗潰し部分の座標を取得する(ステップS61)。取得した座標をもとに、矩形塗潰し線描画処理部17bにて詳細後述の矩形変換をし(ステップS62)、線描画データとする。
そして、矩形変換終了かどうかを判断し(ステップS63)、矩形塗潰し部分が残っている場合は、ステップS61に戻り、ステップS61ないしステップS63の動作を繰り返す。
次に、前述ステップS62の矩形塗潰し描画を線描画に変換する矩形変換処理について、図14ないし図16の説明図を用いて詳細に説明する。なお、プリンタドライバ6が受信する描画指示データは、実施例1の図6と同様の描画指示データを受信した例として以下説明する。
ところで、線描画に変換するためには、始点、通過点、終点の座標データが必要であり、矩形の場合、通過点の座標データは2箇所必要となる。例えば、図14に示したように、矩形塗潰しデータ29(2,2,5,5)を線描画データに変換するために、その輪郭座標に相当するものとして、始点として(2,2)、第1の通過点座標として(5,2)、第2の通過点座標として(5,5)、終点として(2,5)を抽出する。
そして、抽出された始点、通過および終点の座標データに基づき線描画変換を行うのであるが、当該線上にドットを配置することができず、0.5ドットの端数が発生するため、これを切り捨てることにより左上方向にシフトして線描画が行われ、同図右側の線描画31のように描画される。
同様に、図15に示したように、輪郭線データ27についても、線描画を行うことにより左上側にシフトして同図右側に示した線描画32のように描画される。そして、前述の線描画31と当該線描画32を重ね合わせることにより、図16左側の描画が得られ、同図右側の矩形塗潰し描画29をさらに重ね合わせることにより図17に示したように矩形塗潰し描画30bが得られる。
(実施例2の効果)
以上詳細に述べたように、実施例2の印刷システムによれば、矩形塗潰し描画の輪郭を輪郭線として線描画する矩形塗潰し線描画処理部を設け、輪郭線と矩形塗潰しが同じ方向に座標ずれするようにしたので、用紙の向きや、用紙レイアウトよるバーコード印刷時の輪郭線と矩形塗潰しのずれが、同じ方向にずれるようになり、隙間のない精度の高いバーコード印刷を行うことができる。
(構成)
印刷システムの構成を示すブロック図を図18に示す。同図に示したように実施例3の印刷システムでは、実施例1の輪郭線矩形塗潰し処理部17aの代わりに矩形合わせ塗潰し描画処理部17cを設けた構成としている。
矩形合わせ塗潰し描画処理部17cは、描画データ解析部8にてバーコードデータと判断された輪郭線指定のあるバーコードデータについて輪郭線部分と矩形塗潰しとを合わせて一つの矩形塗潰し描画データへ変換する処理を行うものである。その他の構成については、実施例1および実施例2と同様であるので簡略化のためにその説明を省略する。
(動作)
以上の構成により、実施例3の印刷システム19は以下のように動作する。なお、実施例2と同様に、バーコード印刷の際の印刷操作手順ついては図2を用いて説明した実施例1と同様であり、バーコードデータ判定方法についても図3を用いて説明した実施例1と同様であるので、簡略化のためにその詳細な説明を省略する。以下、実施例3の印刷システムの動作を図19ないし図23を用いて詳細に説明する。
最初に、図19を用いてバーコードを印刷する動作について説明する。同図に示したように、まず、プリンタドライバ6は、AP(1)からの描画指定の印刷指示が来ると、印刷するためのデータを取得する(ステップS71)。
印刷データには印刷位置を示す座標データが含まれており、AP(1)から取得した描画指定が矩形塗潰し描画かどうか判断され、矩形塗潰し描画と判断された場合は、矩形塗潰しデータの座標を保存し、次に、線描画かどうか判定し、線の描画の場合には線描画データの座標を保存する(ステップS72〜S75)。
矩形塗潰しと線の描画の両方が存在した場合、保存していた座標データが隣接しているかを比較し(ステップS76)、矩形塗潰し描画と線描画が隣接している場合、かつ、AP(1)にて印刷データの一部として指定された各描画データの色データが同一である場合は、バーコードの印刷と判断して、細線補正しないで描画データを作成し(ステップS77)、矩形塗潰し描画と輪郭線を一つの矩形塗潰しデータにする矩形合わせ塗潰し描画処理部17cにて描画処理を行う(ステップS79)。
矩形塗潰しと線の描画が隣接していない場合、すなわちバーコードデータでない場合は、細線補正して描画データを生成する(ステップS78)。
そして、印刷データが生成されると、生成されたデータがプリンストプーラ12を介してプリンタ13へ送られ、印刷が行われ、印刷終了かどうかを判断し(ステップS80・S81)、未処理の印刷データがある場合はステップS71に戻り、ステップS71ないしステップS81の動作を繰り返す。
次に、矩形塗潰し描画と線描画を合わせて一つの矩形塗潰し描画データに変換する矩形合わせ塗潰し描画処理の概要を図20の動作フローチャートを用いて説明する。
まず、描画データ解析部8にてバーコードの輪郭線と判断した場合、輪郭線の座標を取得し(ステップS91)、次に、矩形塗潰し部分の座標を取得する(ステップS92)。そして、取得した輪郭線と矩形塗潰し部分の座標をもとに一つの矩形座標に変換し、矩形塗潰しデータとする(ステップS93)。
そして、矩形合わせ塗潰し描画処理をすべて終了したかどうかを判断し(ステップS94)、未処理の輪郭線と矩形塗潰し部分が残っている場合は、ステップS91に戻り、ステップS91ないしステップS93の動作を繰り返す。
前述ステップS93の輪郭線と矩形塗潰し部分を一つの矩形に変換し矩形塗潰しデータに変換する処理について、図21ないし図23の動作説明図を用いて詳細に説明する。なお、実施例2と同様、プリンタドライバ6が受信する描画指示データは、実施例1の図6と同様の描画指示データを受信した例として以下説明する。
輪郭線27を矩形塗潰しに変換するには、前述実施例2にて図15を用いて説明した輪郭線の線描画のように同図右側の線描画32と同様の図22の左側の線描画32を得、当該線描画32の輪郭座標、すなわち(0,0,5,5)を矩形塗潰しデータとする。そして、当該矩形塗潰しデータ(0,0,5,5)と同図右側の矩形塗潰し描画29、すなわち(2,2,5,5)とを1つの矩形塗潰し描画として扱う。
本例の場合、(2,2,5,5)は(0,0,5,5)の内側に配置されているので、結果的に図23に示したように1つの矩形塗潰し描画31aとして描画される。
なお、以上の説明では、実施例2の輪郭線の線描画をし、当該線描画の輪郭を矩形塗潰しデータとして取扱うように説明したが、実施例1の図7ないし図9を用いて説明した輪郭線矩形塗潰し処理を用いて輪郭線矩形塗潰し描画28のように描画し、当該輪郭線矩形塗潰し描画28の輪郭を矩形塗潰しデータとして取扱うようにしてもよい。
(実施例3の効果)
以上詳細に述べたように、実施例3の印刷システムによれば、輪郭線と矩形塗潰し描画データを一つの矩形塗潰しデータとしての描画データに変換する矩形合わせ塗潰し描画処理部を設け、輪郭線と矩形塗潰しが同じ方向に座標ずれするようにしたので、用紙の向きや、用紙レイアウトよるバーコード印刷時の輪郭線と矩形塗潰しのずれの発生を防止でき、隙間のない精度の高いバーコード印刷を行うことができる。
(構成)
印刷システムの構成を示すブロック図を図24に示す。同図に示したように実施例4の印刷システムでは、実施例1の輪郭線矩形塗潰し処理部17aの代わりに矩形合わせ矩形合わせ線描画処理部17dを設けた構成としている。
矩形合わせ線描画処理部17dは、描画データ解析部8にてバーコードデータと判断された輪郭線指定のあるバーコードデータについて矩形塗潰しと輪郭線部分を合わせて一つの線描画データへ変換する処理を行うものである。その他の構成については、実施例1と同様であるので簡略化のためにその説明を省略する。
(動作)
以上の構成により、実施例4の印刷システム19は以下のように動作する。なお、実施例2および実施例3と同様、バーコード印刷の際の印刷操作手順ついては図2を用いて説明した実施例1と同様であり、バーコードデータ判定方法についても図3を用いて説明した実施例1と同様であるので、簡略化のためにその詳細な説明を省略する。以下、実施例4の印刷システムの動作を図25ないし図28を用いて詳細に説明する。
最初に、図25を用いてバーコードを印刷する動作について説明する。同図に示したように、プリンタドライバ6は、AP(1)からの描画指定の印刷指示が来ると(ステップS101)、印刷するためのデータを取得する。
印刷データには印刷位置を示す座標データが含まれており、AP(1)から取得した描画指定が矩形塗潰し描画かどうか判断され、矩形塗潰し描画と判断された場合は、矩形塗潰しデータの座標を保存し、次に、線の描画かどうか判定し、線の描画の場合には線描画データの座標を保存する(ステップS102〜S105)。
そして、矩形塗潰し描画と線の描画の両方が存在した場合、保存していた座標データ隣接しているかを比較し(ステップS106)、矩形塗潰し描画と線描画が隣接している場合、かつ、AP(1)にて印刷データの一部として指定された各描画データの色データが同一である場合は、バーコードの印刷と判断して細線補正しないで描画データを作成し(ステップS107)、矩形塗潰し描画と輪郭線を一つの線データにする詳細後述の矩形合わせ線描画処理部17dにて矩形合わせ線描画処理を行う(ステップS109)。
矩形塗潰し描画と線の描画が隣接していない場合、すなわちバーコードデータでない場合は、細線補正して描画データを生成する(ステップS108)。
そして、印刷データが生成されると、生成されたデータがプリンストプーラ12を介してプリンタ13へ送られ、印刷が行われ、未処理の印刷データがあるかどうかを判断し(ステップS110・S111)、未処理の印刷データがある場合はステップS101に戻り、ステップS101ないしステップS111の動作を繰り返す。
次に、前述ステップS109の矩形塗潰し描画と線描画を合わせて一つの線描画データに変換する矩形合わせ線描画処理の概要を図26の動作フローチャートを用いて説明する。
まず、描画データ解析部8にてバーコード輪郭線と判断した場合、輪郭線の座標を取得し(ステップS121)、次に、矩形塗潰し部分の座標を取得する(ステップS122)。そして、取得した輪郭線と矩形塗潰し部分の座標をもとに、一つの線描画データに変換し、矩形塗潰しデータとする(ステップS123)。
そして、矩形合わせ線描画処理をすべて終了したかどうかを判断し(ステップS124)、未処理の輪郭線と矩形塗潰し部分が残っている場合は、ステップS121に戻り、ステップS121ないしステップS123の動作を繰り返す。
次に、前述ステップS123の輪郭線と矩形塗潰し部分を一つの線描画データに変換に変換する処理について、図27および図28の動作説明図を用いて詳細に説明する。なお、プリンタドライバ6が受信する描画指示データは、実施例1の図6と同様の描画指示データを受信した例として以下説明する。
実施例4の場合の輪郭線27の線描画は、図27左側に示した輪郭線データ27である(1,1,5,5)に基づき、始点を例えば左下の(1,5)として選出し、同右側線の描画34aのように、輪郭線の範囲内を重なることなく中心に向かって線として描画する。すなわち、(1,5)、(1,1)、(5,1)、(5,5)、(2,5)、(2,2)、(4,2)、(4,4)、(3,4)、(3,3)として描画する。
そして、線として描画された結果に基づき、或いは線の描画とともに、図28に示したように線描画33を行う。このとき、実施例2にて説明したように、線の描画位置にはドットを描画できず0.5ドットの端数が発生しこれを切り捨て処理するので左上方向に0.5ドットシフトして描画される。
一方、図示していないが、プリンタドライバ6が受信する図6の矩形塗潰しデータ29、すなわち(2,2,5,5)は、図28右側のように輪郭線27の線描画の範囲内に含まれるので、1つの線描画33として取扱われることとなる。
なお、以上の説明では、図28左側に示したように、輪郭線の四隅のうち1点を始点として選出し、当該輪郭線の範囲内を重なることなく中心に向かって線として描画するように説明したが、輪郭線内を重なることなく線として描画できれば、どのような描画を行ってもよい。例えば、図29の線の描画34bに示したように線として描画するようにしてもよい。
(実施例4の効果)
以上詳細に述べたように、実施例4の印刷システムによれば、輪郭線と矩形塗潰し描画データを一つの線データとして描画データに変換する矩形合わせ線描画処理部を設け、輪郭線と矩形塗潰しが同じ方向に座標ずれするようにしたので、用紙の向きや、用紙レイアウトよるバーコード印刷時の輪郭線と矩形塗潰しのずれがなくなり、隙間のない精度の高いバーコード印刷を行うことができる。
以上述べたように、本発明は、上位装置のアプリケーションで生成した管理コードの印刷データを印刷装置にて印刷する印刷システムに広く用いることができる。
実施例1の印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施例1のバーコード印刷の操作手順の説明図である。 実施例1のバーコードデータ判定方法の説明図である。 実施例1の印刷処理の動作フローチャート図である。 実施例1の輪郭線矩形塗潰し処理の動作フローチャート図である。 描画指示される輪郭線データと矩形塗潰しデータの例示図である。 実施例1の輪郭線矩形塗潰し描画処理の説明図である。 実施例1の輪郭線矩形塗潰し描画処理の説明図である。 実施例1の輪郭線矩形塗潰し描画と矩形塗潰し描画の重ね合わせの説明図である。 実施例1の描画処理後の描画結果を示す図である。 実施例2の印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施例2の印刷処理の動作フローチャート図である。 実施例2の矩形塗潰し描画を線描画へ変換する動作フローチャート図である。 実施例2の矩形塗潰し線描画変換処理の説明図である。 実施例2の矩形塗潰し線描画変換処理の説明図である。 実施例2の線描画と矩形塗潰し描画の重ね合わせの説明図である。 実施例2の線描画と矩形塗潰し描画の重ね合わせの描画結果を示す図である。 実施例3の印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施例3の印刷処理の動作フローチャート図である。 実施例3の輪郭線矩形塗潰し変換の動作ローチャート図である。 実施例3の矩形合わせ塗潰し描画処理の説明図である。 実施例3の矩形合わせ塗潰し描画処理の説明図である。 実施例3の矩形合わせ塗潰し描画処理の説明図である。 実施例4の印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施例4の印刷処理の動作フローチャート図である。 実施例4の矩形合わせ線描画処理部の動作フローチャート図である。 実施例4の矩形合わせ塗潰し描画処理の説明図である。 実施例4の矩形合わせ塗潰し描画処理の説明図である。 実施例4の矩形合わせ塗潰し描画処理の変形例である。 矩形の塗潰しを示す図である。 矩形の塗潰しと輪郭線を示す図である。 矩形の塗潰しと輪郭線の細線補正を示す図である。 従来の印刷システムによる不具合を示す図である。 従来の印刷システムによる不具合を示す図である。 従来の印刷システムによる不具合を示す図である。 細線補正のドライバ設定の画面例である。
符号の説明
1 アプリケーション(AP)
6 プリンタドライバ
8 描画データ解析部
13 プリンタ
17a 輪郭線矩形塗潰し処理部
17b 矩形塗潰し線描画処理部
17c 矩形合わせ塗潰し描画処理部
17d 矩形合わせ矩形合わせ線描画処理部
18 ホストPC
19 印刷システム
27 輪郭線データ
28 輪郭線矩形塗潰し描画
29 矩形塗潰しデータ
29a、30a、30b、31a 矩形塗潰し描画
30x 隙間
31、32、33 線描画
34a、34b 線の描画

Claims (3)

  1. 印刷データを生成するアプリケーションを有する上位装置と、該上位装置から供給される印刷データを受信して印刷処理を行う印刷装置とからなり、前記アプリケーションにて生成された管理コードを、塗潰し部分と当該輪郭線として前記印刷装置にて印刷する印刷システムにおいて、
    前記塗潰し部分と前記輪郭線の色および座標に基づいて、前記印刷データが管理コードか否かを判定する管理コード判定手段と、
    前記輪郭線を前記塗潰し部分の方向に座標を補正する輪郭線補正手段と、
    前記輪郭線の座標を輪郭線塗潰し座標に変換し、当該変換した座標に基づき輪郭線を描画する輪郭線描画手段と、
    前記塗潰し部分の座標に基づき前記塗潰し部分を塗潰して描画する塗潰し描画手段と、を具備し、
    前記管理コード判定手段により前記印刷データが管理コードであると判定された場合には、前記輪郭線補正手段により前記輪郭線を補正して、当該補正した輪郭線に対し前記輪郭線描画手段により描画した輪郭線描画と、前記塗潰し描画手段により前記塗潰し部分を描画した塗潰し部分描画とを重ね合わせて描画するようにしたことを特徴とする印刷システム。
  2. 輪郭線補正手段は、前記輪郭線を、各辺に分割して、各辺につき塗潰し部分の方向に座標補正し、輪郭線描画手段は、前記輪郭線を、辺に分割し、各辺につき描画するようにしたことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 印刷データを生成するアプリケーションを有する上位装置と、該上位装置から供給される印刷データを受信して印刷処理を行う印刷装置とからなり、前記アプリケーションにて生成された管理コードを、塗潰し部分と当該輪郭線として前記印刷装置にて印刷する印刷システムにおいて、
    前記塗潰し部分と前記輪郭線の色および座標に基づいて、前記印刷データが管理コードか否かを判定する管理コード判定手段と、
    所定の範囲を線により網羅して描画する線描画手段を具備し、
    前記管理コード判定手段により前記印刷データが管理コードであると判定された場合には、前記塗潰し部分および前記輪郭線の範囲を、線描画の始点を所定の範囲の隅のいずれかとし、周回しながら中心に向かうように、前記線描画手段により描画するようにしたことを特徴とする印刷システム。
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