JP5377685B2 - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成プログラムに関し、特に、ページ記述言語に含まれる命令にもとづいて描画処理を行う画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
プリンターなどの画像形成装置は、ホストコンピュータから受信した印刷データ(以下、プリンタブルデータという。)を解釈し、ドットからなるビットマップイメージを生成した上で印刷を行う。
例えば、プリンタブルデータに矩形の描画命令が含まれる場合、ユーザー座標空間に配置された矩形の輪郭や矩形内部の塗りつぶしを、デバイス座標空間におけるドットに置き換えて配置する内部処理を経て矩形画像を描画する処理を行う。
例えば、プリンタブルデータをなすページ記述言語としてPCL XLが知られている(特許文献1参照)。
PCL XLに対応したプリンタードライバーは、矩形の描画命令を含むプリンタブルデータを生成する際、Rectangleオペレーター又はPaintPathオペレーターを発行する。
PCL XLに対応したインタープリター(以下、PCL XLインタープリターという。)は、そのいずれについてもカレントパスに対し「stroke」と「fill」を実行する(Rectangleオペレーターは、内部的にPaintPathオペレーターを実行するので、RectangleオペレーターとPaintPathオペレーターは、実質は同じ処理を行う)。
「stroke」は、PenSource(ペンの色)及びPenWidth(ペンの太さ)の指定にしたがってパス上に輪郭を描画し、「fill」は、BrushSource(ブラシの色)の指定にしたがってパス内を塗りつぶすものである。
PCL XLでは、strokeとfillのPixel Placement(以下、ドット配置ルールという。)が異なる。
PCL XLにおける描画命令の対象となる矩形図形をビットマップイメージに変換する場合、strokeに対し、「Grid Intersection」というドット配置ルールにしたがって輪郭を描き、また、fillに対し、「Grid Centered」というドット配置ルールにしたがって矩形内部の塗りつぶしを行う。
「Grid Intersection」は、fillの描画範囲と格子点との関係にもとづいて対応するドットの配置を行う。図9(a)において、描画範囲は、(1.8,1.4)及び(5.2,3.7)を基準点とする矩形であり、fillにおいてはこの矩形内の領域を塗りつぶす。例えば、(2,2)は、描画領域に含まれる格子点であるため、(2,2)にドットが配置される。また、(1,1)−(2,2)で示される方眼は、その内部に描画範囲を含むため、この方眼の左上の格子点として(1,1)にドットが配置される(図9(b)参照)。
「Grid Centered」は、方眼の中心点とfillの描画範囲との関係にもとづいて対応するドットの配置を行う。例えば、図9(a)において、(2.5,1.5)は、矩形領域に含まれ、かつ、方眼の中心点であるため、(2,1)にドットが配置される(図9(c)参照)。
このようなドット配置のルールは、図10に示すように、BarStar(登録商標)等のWindows(登録商標)アプリケーションを用いたバーコードの描画に応用されている。
実際には、このようなアプリケーションによって生成したバーコードをWord(登録商標。以下、文書作成ソフトという。)やExcel(登録商標。以下、表計算ソフトという。)などのビジネスアプリケーションのデータ上に貼り付けることによって、バーコードをベクター画像に変換して印刷を行う。
ベクター画像にすることによって、アプリケーションで拡大や縮小がなされても画像崩れが発生しにくい利点がある。
バーコードは、ビジネスアプリケーションの種類や設定条件によって、Windows(登録商標)メタファイル形式(以下、標準メタファイル形式という。)のベクター画像で貼り付けられる場合と、表計算ソフトの場合、バーコードは、拡張メタファイル形式のベクター画像で貼り付けられる場合がある。
そして、このようなバーコードを印刷する場合、ビジネスアプリケーションは、輪郭の描画と内部の塗りつぶしを別々の描画コマンドとしてプリンタードライバーに命令する。
特開2005−78521号公報(段落0003等参照)
しかしながら、プリンタードライバーが、上記の命令にもとづいてPCL XL形式でプリンタブルデータを生成する場合、貼り付けられたバーコードの画像形式の違いによって描画命令が異なる。
具体的には、ビジネスアプリケーションのデータに貼り付けられたバーコードが拡張メタファイル形式の場合、輪郭の描画と内部の塗りつぶしのために、PaintPathオペレーターのみを発行するのに対し、ビジネスアプリケーションのデータに貼り付けられたバーコードが標準メタファイル形式の場合、輪郭の描画のためにRectangleオペレーターを発行し、内部の塗りつぶしのためにPaintPathオペレーターを発行することになる。
したがって、拡張メタファイル形式からなるバーコードを印刷する場合には問題は生じないが、標準メタファイル形式からなるバーコードの場合を印刷する場合、2つのオペレーターが介在するため、一定の条件下においてバーコードが正しく描画されない問題を生ずることが判明した。
具体的には、ユーザー座標空間からデバイス座標空間への変換に係るドットの配置に際してユーザー座標空間の回転を伴う場合、輪郭に対応するドット画像と内部の塗りつぶしに対応するドット画像とで整合がとれず、バーコードの内部に一定の太さのライン状の空白が生ずることがわかった。
例えば、横長で定義されたユーザー座標空間を縦置きの用紙に印刷する場合など、ユーザー座標空間を反時計回りに90度回転させる場合に、このような問題を生ずることがわかった。
図11は、文書作成ソフトに貼り付けたバーコードのバー(標準メタファイル形式)のプリンタブルデータを示した図である。
図12は、図11に示すプリンタブルデータにもとづいてバーのドット画像をデバイス座標空間に形成する描画処理手順を示した図であり、ユーザー座標空間の回転を伴わない場合について示した図である。
デバイス座標空間は、右方向がx軸の正方向を示し、下方向がy軸の正方向を示すものとする。
ユーザー座標空間とデバイス座標空間は、回転が行われない場合は、ともに右方向がx軸の正方向を示し、下方向がy軸の正方向を示す。
PCL XLインタープリターは、図11で示すPCL XLで記述されたプリンタブルデータを受け取ると、これを解釈し、図12(i)〜(iv)の処理を制御する。
まず、「x2 y2 x2' y2' BoundingBox」を解釈すると、Rectangleオペレーターが(x2,y2)及び(x2’,y2’)を基準点とする矩形のパス(Path)をユーザー座標空間に設定する(図12(i))。
続いて、「0 BrushSource」にもとづき、この矩形領域を黒で塗りつぶす描画処理を行う(図12(ii))。なお、「NullPen PenSource」とあるため、strokeは行われない。
この描画処理は、Grid Centeredが適用され、その結果、図12(ii)に示すように対応するドット「F」がデバイス座標空間に配置される。
次に、「x1 y1 x1' y1' LinePath」を解釈すると、PaintPathオペレーターが(x1,y1)及び(x1’,y1’)を基準点とする矩形領域のパスをユーザー座標空間に設定する(図12(iii))。
そして、「0 PenSource」にもとづき、設定されたパス上に輪郭を描画する処理を行う(図12(iv))。なお、「NullBrushSource」とあるため、fillは行われない。
この描画処理は、Grid Intersectionが適用され、その結果、図12(iv)に示すように対応するドット「S」がデバイス座標空間に配置される。
このように、矩形画像が標準メタファイル形式を構成し、これにより2つのオペレーターが介在する場合であっても、回転を伴わない場合には、ユーザー座標空間とデバイス座標空間とは整合し、対応するドットが適切に配置されるため、矩形を正しく描画することができる。
図13は、図11に示すプリンタブルデータにもとづいて矩形のドット画像をデバイス座標空間に配置して形成する描画処理手順を示した図であり、ユーザー座標空間を反時計回りに90度回転させた場合について示した図である。
この場合、Rectangleオペレーターは(x2,y2)及び(x2’,y2’)を基準点とする矩形のパスをユーザー座標空間に設定する(図13(i))。
続いて、「0 BrushSource」にもとづき、この矩形領域を黒で塗りつぶす描画処理を行う(図13(ii))。この描画処理は、Grid Centeredが適用されるため、図13(ii)に示すように、(x,y)=(3,3),(4,3),(5,3),(6,3),(3,4),(4,4),(5,4),(6,4)の位置に対応するドット「F」がデバイス座標空間に配置される。
次に、PaintPathオペレーターは(x1,y1)及び(x1’,y1’)を基準点とする矩形のパスをユーザー座標空間に設定する(図13(iii))。
続いて、「0 PenSource」にもとづき、設定されたパス上に輪郭を描画する処理を行う(図13(iv))。この描画処理は、Grid Intersectionが適用されるため、図13(iv)に示すように(x,y)=(3,3),(4,3),(5,3),(6,3),(7,3),(8,3),(3,4),(8,4),(3,5),(8,5),(3,6),(8,5),(3,6),(4,6),(5,6),(6,6),(7,6),(8,6)に対応するドット「S」がデバイス座標空間に配置される。
すなわち、この結果、矩形内部に当たる、(x,y)=(2,3),(2,4),(2,5),(2,6)においては、ドットが配置されず、1ドットラインの空白が生ずる。
具体的には、以下の条件をすべて満たしたときに、このような1ドットラインの空白を生ずる。
(i)輪郭のstrokeとその内部のfillで一つの矩形を形成するような描画をする場合
(ii)矩形の輪郭の太さ(PenWidth)が0で設定されている場合
(iii)標準メタファイル形式の画像をプリンタブルデータにする場合
図14は、このようにして作られたバーコードを印刷したときに生ずる不具合を示す図である。
図14に示すように、PCL XLで記述された標準メタファイル形式のバーコードであって、これをユーザー座標空間の回転によって向きを変えて印刷する場合は、1ドット分の太さのライン状の空白が生ずることになっていた。
このため、このようなバーコードの読取りを行っても、データの誤認識や読取エラー等の不具合が発生するため問題となっていた。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像を印刷する場合、ドット配置のルールを統一して描画処理を行うことによって、不具合無く矩形を印刷することができる画像形成装置及び画像形成プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、特定のページ記述言語で記述された印刷データに矩形の描画命令が含まれる場合、矩形内部の塗りつぶしに相当する内部ドット群を第一のドット配置ルールにもとづいて座標空間に配置し、矩形の輪郭に相当する輪郭ドット群を第二のドット配置ルールにもとづいて座標空間に配置して矩形全体のドット画像を形成し、または、第一のドット配置ルール又は第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して内部ドット群及び輪郭ドット群を座標空間に配置して矩形全体のドット画像として形成するドット画像形成手段と、ドット画像形成手段に、第一のドット配置ルール又は第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して内部ドット群及び輪郭ドット群を座標空間に配置させる画像形成制御手段と、を備える構成としてある。
また、本発明の画像形成プログラムは、画像形成装置のコンピュータを、特定のページ記述言語で記述された印刷データに矩形の描画命令が含まれる場合、矩形内部の塗りつぶしに相当する内部ドット群を第一のドット配置ルールにもとづいて座標空間に配置し、前記矩形の輪郭に相当する輪郭ドット群を第二のドット配置ルールにもとづいて前記座標空間に配置して矩形全体のドット画像を形成し、または、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置して矩形全体のドット画像として形成するドット画像形成手段、及び、ドット画像形成手段に、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる画像形成制御手段、として機能させるようにしている。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムによれば、PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像を回転させて印刷を行う場合であっても、不具合無く矩形を印刷することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置とホストコンピュータを有する印刷システムを示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。 操作パネル部において表示されるモード選択画面を示す図である。 PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像を回転させて描画する場合におけるモード1の描画処理手順を示す図である。 モード1の描画処理によって形成される回転を伴わない矩形のドット画像を示す図である。 PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像を回転させて描画する場合におけるモード2の描画処理手順を示す図である。 モード2の描画処理によって形成される回転を伴わない矩形のドット画像を示す図である。 制御モードの選択を、画像形成装置とプリンタードライバーの双方を用い、ホストコンピュータで行う場合のイメージを示した図である。 PCL XLにおけるPixel Placement(ドット配置ルール)を説明するための図である。 バーコードの描画処理を説明するための図である。 バーコードの描画に係るプリンタブルデータの例を示す図である。 図11に示すプリンタブルデータにもとづいて矩形のドット画像をデバイス座標空間に配置して形成する描画処理手順を示した図であり、ユーザー座標空間の回転を伴わない場合について示した図である。 図11に示すプリンタブルデータにもとづいて矩形のドット画像をデバイス座標空間に配置して形成する描画処理手順を示した図であり、ユーザー座標空間を反時計回りに90度回転させた場合について示した図である。 バーコードのバーに1ドットのライン状の空白が生じた様子を示す図である。
(印刷システム)
本発明は、例えば、図1に示すように、画像形成装置20とホストコンピュータ10とがLANなどのネットワーク15を介して相互に通信可能に接続されてなる印刷システム1に適用される。
この印刷システム1において、画像形成装置20は、ホストコンピュータ10から供給される印刷データを印刷する機能を備えたプリンター装置であって、装置全体の制御及び各種演算処理を行うコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)30、プログラムやデータを格納するためのROM(Read Only Memory)40、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)50、装置本体のフロントパネル等からなり各種情報の表示および各種指示の入力に使用される操作パネル部(操作部)60、電子写真式プロセス等の周知の画像形成プロセスを用いて、各種データを用紙などの記録媒体上に印刷する出力部70、及び、ネットワーク15に接続するためのLANカードなどの通信インターフェース80などがバス90を介して相互に接続されている。
(画像形成装置)
図2に示すように、本実施形態の画像形成装置20は、通信インターフェース80を介して印刷データを受信するデータ受信部31、データ受信部31により受信したプリンタブルデータの解析を行い印刷命令生成部33に対し種々の命令を行う印刷情報解析部32、中間データをラスタライズしてビットマップイメージに変換する印刷命令生成部33、ビットマップイメージを一時的に保管するRAM50を管理するメモリ管理部35、出力制御を行うプリンタエンジン制御部34などが、CPU30による処理機能として搭載されており、生成部70が、ビットマップイメージにもとづき実際に記録媒体に印刷を行う。
次に、本実施形態のプリンター装置に固有の描画処理について説明する。
印刷命令生成部33は、図2に示すように、ドット画像形成手段331を備える。
ドット画像形成手段331は、特定のページ記述言語で記述された印刷データに矩形の描画命令が含まれる場合、矩形内部の塗りつぶしに相当する内部ドット群を第一のドット配置ルールにもとづいて座標空間に配置し、前記矩形の輪郭に相当する輪郭ドット群を第二のドット配置ルールにもとづいて前記座標空間に配置して矩形全体のドット画像を形成する。
すなわち、ドット画像形成手段331は、PCL XLで記述されたプリンタブルデータに矩形の描画命令が含まれる場合、ユーザー座標空間に配置された矩形の輪郭や矩形内部の塗りつぶしを、デバイス座標空間におけるドットに置き換えて配置する内部処理を経て矩形画像を描画する処理を行う。
PCL XLで定めた本来の描画ルールに則れば、矩形内部の塗りつぶしに相当する内部ドット群を「Grid Centered」(第一のドット配置ルール)にもとづいてデバイス座標空間に配置し、矩形の輪郭に相当する輪郭ドット群を「Grid Intersection」(第二のドット配置ルール)にもとづいてデバイス座標空間に配置して、矩形全体のドット画像を形成するところ、本発明のドット画像形成手段331は、命令に応じ、Grid Centered又はGrid Intersectionのいずれか一方のドット配置ルールに統一して内部ドット群及び輪郭ドット群を座標空間に配置して矩形全体のドット画像として形成する。
ユーザー座標空間は、プリンタブルデータ上の座標空間である。ドット画像形成手段331は、横長で定義されたユーザー座標空間を縦置きの用紙に印刷する場合などに、デバイス座標空間に合わせてドット画像を形成するために、ユーザー座標を反時計回りに90度回転及び平行移動させる。
デバイス座標空間は、再現可能なドット位置を表した座標空間であり、出力解像度等、プリンター装置の出力性能によって異なる。本実施形態においては、一定間隔の基準線とこれら基準線が直交してなる方眼によって示される座標空間をいう。ビットマップイメージのドットは、デバイス座標空間の基準線同士が交わる格子点に配置される。
「Grid Centered」(第一のドット配置ルール)は、中心点が矩形領域に含まれる方眼を特定し、当該特定された方眼上にある格子点のうちの一定の格子点をドット配置の対象とすることを定めたルールである。
ここで、「Grid Centered」においてドット配置の対象となる格子点は、矩形領域内の任意の点に対して特定の算出方法を用いることよって求めることができる。詳細には、格子点の座標の値が正の整数の場合、矩形領域内のある座標の値の小数部に四捨五入の判定を行い、x値及びy値の両方が繰り上がる場合は、座標のx値及びy値の少数を切り捨て又は切り上げた値((a) 座標のx値及びy値の両方の少数を切り捨てた値、(b) 座標のx値及びy値の両方の少数を切り上げた値、(c) 座標のx値の少数を切り捨ててy値の少数を切り上げた値、(d) 座標のx値の少数を切り上げてy値の少数を切り捨てた値のうちいずれかに定めておくものとする。)の格子点をドット配置の対象とすることができる。PCL XLでは、ドット配置の対象は(a)に対応した格子点となる。四捨五入の判定の結果、X又はY座標の値が繰り上がらない場合はドット配置の対象となる格子点の算出を行わない。
例えば、矩形領域内のある座標の値の小数部に四捨五入の判定を行い、x値及びy値の両方が繰り上がる場合は、座標のx値及びy値の両方の少数を切り捨てた値の格子点をドット配置の対象とすればよい。具体的には、座標(1.6,1.7)に着目した場合、小数部を四捨五入判定するとX及びY座標の両方の値が繰り上がるので、小数部を切り捨てた座標(1,1)がドット配置の対象となる。また、座標(3.1,2.4)、(6,6)又は(5.2,3.7)に着目した場合、小数部を四捨五入判定するとX又はY座標の値が繰り上がらないので、ドット配置の対象となる格子点の算出を行わない。このような算出方法によれば、ドット配置の対象となる一定の格子点は、特定された方眼の左上の点に一意に決まることになる。
「Grid Intersection」(第二のドット配置ルール)は、座標空間の格子点のうち矩形領域に含まれる格子点、及び内部に矩形領域を含む方眼上にある格子点のうちの一定の格子点を特定し、当該特定された格子点をドット配置の対象とすることを定めたルールである。
ここで、「Grid Intersection」においてドット配置の対象となる格子点は、矩形領域内の任意の点に対して特定の算出方法を用いることよって求めることができる。詳細には、格子点の座標の値が正の整数の場合、矩形領域内のある座標のx値及びy値の小数を切り捨て又は切り上げた値((a) 座標のx値及びy値の両方の少数を切り捨てた値、(b) 座標のx値及びy値の両方の少数を切り上げた値、(c) 座標のx値の少数を切り捨ててy値の少数を切り上げた値、(d) 座標のx値の少数を切り上げてy値の少数を切り捨てた値のうちいずれかに定めておくものとする。)の格子点をドット配置の対象とすることができる。PCL XLでは、ドット配置の対象は(a)に対応した格子点となる。
例えば、矩形領域内のある座標のx値及びy値の両方の小数を切り捨てた値の格子点をドット配置の対象とすればよい。具体的には、座標(x,y)=(1.6,1.7)に着目した場合、小数部を切り捨てた座標(1,1)がドット配置の対象となる。また、座標(x,y)=(3.1,2.4)、(6,6)又は(5.2,3.7)に着目した場合、小数部を切り捨てた座標(3,2)、(6,6)、(5,3)がドット配置の対象となる。このような算出方法によれば、ドット配置の対象となる格子点は、座標空間の格子点のうち矩形領域に含まれる格子点、及び内部に矩形領域を含む方眼上にある格子点のうちの一定の格子点に決まることになる。なお、一定の格子点は、内部に矩形領域を含む方眼の左上の点に一意に定まる。
印刷情報解析部32は、PCL XLを解釈するいわゆるPCL XLインタープリターであり、PCL XLに矩形の描画命令が含まれる場合に、対応する画像形成制御を行うための画像形成制御手段321を備える。
画像形成制御手段321は、ドット画像形成手段331に対し、「Grid Intersection」又は「Grid Centered」のうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して、デバイス座標空間に輪郭ドット群及び前記内部ドット群を配置させる制御を行う。
制御モードとして、Grid Intersectionに統一して描画処理を行わせるモード(モード1)と、Grid Centeredに統一して描画処理を行わせるモード(モード2)とがある。
例えば、図3に示すように、フロントパネルなどの操作パネル部60において、任意の制御モードを選択することが可能な「ベクター描画モード」のメニュー表示を行う。
ユーザーは、パネル表示された任意のモードを選択すると、操作パネル部60を介してモード選択に関する操作信号が入力され、これをCPU30が検知すると、対応する制御モードにもとづいて描画処理が実行されるようになる。
以下、各モード(モード1、モード2)における描画処理について説明する。
なお、図3の「デフォルト」は、「PCL XLの仕様通り」を示すモードであり、通常は「デフォルト」モードが選択されている。すなわち、「デフォルト」モードが選択されている場合、従来通り、内部の塗りつぶしをGrid Centeredにもとづいて行い、輪郭の描画をGrid Intersectionにもとづいて行う。
(モード1)
モード1は、矩形の輪郭に当たるドット画像(輪郭ドット群)と内部の塗りつぶしのドット画像(内部ドット群)の描画の際に用いられるドット配置のルールをいずれも「Grid Intersection」に統一するための制御モードである。
具体的には、画像形成制御手段321が、輪郭ドット群をデバイス座標空間に配置する際に本来適用される「Grid Centered」を「Grid Intersection」に変更してドットを配置するよう、ドット画像形成手段331に命令する。ドット画像形成手段331は、画像形成制御手段321の命令に従って、「Grid Intersection」に基づいて、輪郭ドット群を配置し、ドット画像を形成する。
なお、内部ドット群の配置に際し本来適用されるGrid Intersectionは変更せずにそのまま適用する。
図4は、PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像を回転させて描画する場合におけるモード1の描画処理手順を示す図である。
なお、この場合、ユーザー座標空間を反時計回りに90度回転しているため、上方向がx軸の正方向、右方向がy軸の正方向を示す。
ドット画像形成手段331は、上記命令を受けると、図4に示す描画処理手順にしたがって、矩形のドット画像を形成する。
まず、Rectangleオペレーターにもとづき、(x2,y2)及び(x2’,y2’)を基準点とする矩形のパス(Path)設定を行う(図4(i))。なお、(x2,y2)=(2,3)、(x2’,y2’)=(4,7)とする。
続いて、「0 BrushSource」にもとづき、ユーザー座標空間の矩形領域に対応するデバイス座標空間の特定領域を黒で塗りつぶす描画処理を行う(図4(ii))。
この描画処理においては、「Grid Intersection」が適用され、矩形領域に含まれる格子点、及び内部に描画範囲を含む方眼上の格子点のうち一定(本実施形態では左上)の格子点が特定される。具体的には、ユーザー座標空間の(2,3)から(4,7)に対応する、デバイス座標空間の(3,3)から(7,5)の各格子点が特定され、ドット配置の対象となる。ここでは、塗りつぶす描画処理を行うので、デバイス座標空間の(3,3)から(7,5)の全ての格子点にドットが配置される。
従って、図4(ii)に示すように、デバイス座標空間の(x,y)= (3,3),(4,3),(5,3),(6,3),(7,3),(3,4),(4,4),(5,4),(6,4),(7,4),(3,5),(4,5),(5,5),(6,5),(7,5)の位置に対応するドット「F」(内部ドット群)が配置される。
次に、PaintPathオペレーターにもとづき、(x1,y1)及び(x1’,y1’)を基準点とする矩形のパス設定を行う(図4(iii))。なお、(x1,y1)=(1,2)、(x1’,y1’)=(4,7)とする。
そして、「0 PenSource」にもとづき、設定されたパス上に輪郭を描画する処理を行う(図4(iv))。
この描画処理においては、「Grid Intersection」が適用され、矩形領域に含まれる格子点、及び内部に描画範囲を含む方眼上の格子点のうち一定(本実施形態では左上)の格子点が特定される。具体的には、ユーザー座標空間の(1,2)から(4,7)に対応する、デバイス座標空間の(3,3)から(8,6)の各格子点が特定され、ドット配置の対象となる。ここでは、輪郭を描画する処理を行うので、デバイス座標空間の(3,3)から(8,6)の格子点が構成する矩形の輪郭となる格子点にドットが配置される。
従って、図4(iv)に示すように、デバイス座標空間の(x,y)= (3,3)、(4,3)、(5,3)、(6,3)、(7,3)、(8,3)、(3,4)、(8,4)、(3,5)、(8,5)、(3,6)、(4,6)、(5,6)、(6,6)、(7,6)、(8,6)の位置に対応するドット「S」(輪郭ドット群)が配置される。
なお、ドット「F/S」は、ドット「F」とドット「S」の重複配置を示す。
このように、モード1では、輪郭及び内部塗りつぶしの描画に際し適用されるドット配置のルールを「Grid Intersection」に統一する。
このため、PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像(文書作成ソフトのデータに貼り付けたバーコードなど)を回転させて印刷を行う場合であっても、従来のように内部にライン状の空白を生ずることなく、不具合無く描画することができる(図4(iv)参照)。
なお、モード1では、矩形画像の回転を伴わない場合であっても適切に矩形のドット画像を形成することができる。
図5は、モード1のもと、図11に示すプリンタブルデータにもとづいて矩形を描画したときのドット画像であって、回転を伴わない場合における矩形画像を示す図である。
このように、回転を伴わない場合であってもライン状の空白を生ずることがなく、矩形を描画することができる。
(モード2)
次に、モード2における描画処理について説明する。
モード2は、輪郭ドット群と内部ドット群の描画の際に用いられるドット配置のルールをいずれも「Grid Centered」に統一するための制御モードである。
具体的には、画像形成制御手段321が、内部ドット群をデバイス座標空間に配置する際に本来適用される「Grid Intersection」を「Grid Centered」に変更してドットを配置するよう、ドット画像形成手段331に命令する。ドット画像形成手段331は、画像形成制御手段321の命令に従って、「Grid Centered」に基づいて、内部ドット群を配置し、ドット画像を形成する。
なお、輪郭ドット群の配置に際し本来適用されるGrid Centeredは変更せずにそのまま適用する。
図6は、PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像を回転させて描画する場合におけるモード2の描画処理手順を示す図である。
なお、この場合、ユーザー座標空間を反時計回りに90度回転しているため、上方向がx軸の正方向、右方向がy軸の正方向を示す。
ドット画像形成手段331は、上記命令を受けると、図6に示す描画処理手順にしたがって、矩形のドット画像を形成する。
まず、Rectangleオペレーターにもとづき、(x2,y2)及び(x2’,y2’)を基準点とする矩形のパス設定を行う(図6(i))。なお、(x2,y2)=(2,3)、(x2’,y2’)=(4,7)とする。
続いて、「0 BrushSource」にもとづき、ユーザー座標空間の矩形領域に対応するデバイス座標空間の特定領域を黒で塗りつぶす描画処理を行う(図6(ii))。
この描画処理においては、「Grid Centered」が適用され、中心点が矩形領域に含まれる方眼が特定される。具体的には、ユーザー座標空間の(2,3)−(3,4)、(3,3)−(4,4)、(2,4)−(3,5)、(3,4)−(4,5)、(2,5)−(3,6)、(3,5)−(4,6)、(2,6)−(3,7)、及び(3,6)−(4,7)に対応する、デバイス座標空間の(3,4)-(4,5)、(3,3)-(4,4)、(4,4)-(5,5)、(4,3)-(5,4)、(5,4)-(6,5)、(5,3)-(6,4)、(6,4)-(7,5)、及び(6,3)-(7,4)の方眼が特定され、各方眼上にある格子点のうちの一定(本実施形態では左上)の格子点がドット配置の対象となる。
ここでは、塗りつぶす描画処理を行うので、特定された全ての方眼について、各方眼上にある格子点のうちの一定(本実施形態では左上)の格子点にドットが配置される。
従って、図6(ii)に示すように、デバイス座標空間の(x,y)=(3,3)、(4,3)、(5,3)、(6,3)、(3,4)、(4,4)、(5,4)、(6,4)の位置に対応するドット「F」(内部ドット群)が配置される。
次に、PaintPathオペレーターにもとづき、(x1,y1)及び(x1’,y1’)を基準点とする矩形のパス設定を行う(図6(iii))。
そして、「0 PenSource」にもとづき、設定されたパス上に輪郭を描画する処理を行う(図6(iv))。
この描画処理においては、「Grid Centered」が適用され、中心点が矩形領域に含まれる方眼が特定される。具体的には、ユーザー座標空間の(1,2)−(2,3)、(2,2)−(3,3)、(3,2)−(4,3)、(1,3)−(2,4)、(2,3)−(3,4)、(3,3)−(4,4)、(1,4)−(2,5)、(2,4)−(3,5)、(3,4)−(4,5)、(1,5)−(2,6)、(2,5)−(3,6)、(3,5)−(4,6)、(1,6)−(2,7)、(2,6)−(3,7)、及び(3,6)−(4,7)に対応する、デバイス座標空間の(3,5)-(4,6)、(3,4)-(4,5)、(3,3)-(4,4)、(4,5)-(5,6)、(4,4)-(5,5)、(4,3)-(5,4)、(5,5)-(6,6)、(5,4)-(6,5)、(5,3)-(6,4)、(6,5)-(7,6)、(6,4)-(7,5)、(6,3)-(7,4)、(7,5)-(8,6)、(7,4)-(8,5)、(7,3)-(8,4)の方眼が特定され、各方眼上にある格子点のうちの一定(本実施形態では左上)の格子点がドット配置の対象となる。
ここでは、輪郭を描画する処理を行うので、特定された方眼のうち、パスに内接するデバイス座標空間の(3,5)-(4,6)、(3,4)-(4,5)、(3,3)-(4,4)、(4,5)-(5,6)、(4,3)-(5,4)、(5,5)-(6,6)、(5,3)-(6,4)、(6,5)-(7,6)、(6,3)-(7,4)、(7,5)-(8,6)、(7,4)-(8,5)、(7,3)-(8,4)の方眼上にある格子点のうちの一定(本実施形態では左上)の格子点にドットが配置される。
従って、図6(iv)に示すように、(x,y)= (3,5)、(3,4)、(3,3)、(4,5)、(4,3)、(5,5)、(5,3)、(6,5)、(6,3)、(7,5)、(7,4)、(7,3) の位置に対応するドット「S」(輪郭ドット群)が配置される。
なお、ドット「F/S」は、ドット「F」とドット「S」の重複配置を示す。
このように、モード2では、輪郭及び内部塗りつぶしの描画に際し適用されるドット配置のルールを「Grid Centered」に統一するようにしている。
このため、モード2においても、PCL XLで記述された標準メタファイル形式の矩形画像(文書作成ソフトのデータに貼り付けたバーコードなど)を回転させて印刷を行う場合に、従来のように内部にライン状の空白を生ずることなく、不具合無く描画することができる(図6(iv)参照)。
ただし、矩形は、本来、(幅)×(高さ)が6×4ドットのサイズであるところ、モード2においては5×3ドットとなるため、幅・高さについて1ドット分の差異が生ずる。
図7は、モード2のもと、図11に示すプリンタブルデータにもとづいて矩形を描画したときのドット画像であって、回転を伴わない場合における矩形画像を示す図である。
図7に示すように、矩形画像の回転を伴わない場合であっても、矩形内部に空白を生ずることなく矩形画像を形成することができる。
この場合、矩形の幅や高さに1ドット分の差異が生ずる。
なお、制御モードの選択は、操作パネル部60を介した場合のみならず、プリンター装置とプリンタードライバーの双方を用い、ホストコンピュータ20側で行うこともできる。
図8は、制御モードの選択を、プリンター装置20とプリンタードライバーの双方を用い、ホストコンピュータ10で行う場合のイメージを示した図である。
この場合、プリンター装置20においては、PCL XLインタープリター(印刷情報解析部32)に、ドット配置ルールを変更できるような独自のPCL XLオペレーターを実装する。
例えば、「SetPixelPlacement」という名前のオペレーターを実装し、オペレーターの引数を次のようにする。
0:PCL XLの仕様通り。
1:輪郭及び内部の塗りつぶしのドット配置ルールをGrid Intersectionとする。
2:輪郭及び内部の塗りつぶしのドット配置ルールをGrid Centeredとする。
プリンタードライバーでは、GUI(Graphical User Interface)に、「ベクター描画モード」なるメニューを用意する。
そして、このベクター描画モードには、次のような3つのモードを用意する。
デフォルト:特に何も行わない。
モード1:プリンタブルデータに"1 SetPixelPlacement"を発行する。
モード2:プリンタブルデータに"2 SetPixelPlacement"を発行する。
PCL XLインタープリターは、プリンタブルデータに「SetPixelPlacement」オペレーターが含まれていたら、その設定のモードにしたがって描画処理を行わせることができる。
例えば、図8に示すように、PCL XLインタープリターは、プリンタブルデータから"1 SetPixelPlacement"を解釈し、PixelPlacementを1(モード1)に変更して描画処理を行わせることができる。
なお、ここでは、モード変更に際し、独自のPCL XLオペレーターを実装する例を挙げたが、PJLコマンドやPRESCRIBE(登録商標)コマンドなど、プリンター装置において設定変更が可能な言語であれば良い。
(画像形成プログラム)
次に、画像形成プログラムについて説明する。
上記実施形態におけるコンピュータ(画像形成装置20)の画像形成制御機能、ドット画像形成機能等は、記憶手段(例えば、ROM50や不図示のハードディスクなど)に記憶された画像形成プログラムにより実現される。
画像形成プログラムは、コンピュータの制御手段(CPU30など)に読み込まれることにより、コンピュータの構成各部に指令を送り、前述したモード1、モード2にもとづく描画処理を行う。
これによって、前記各機能は、ソフトウェアである画像形成プログラムとハードウェア資源であるコンピュータ(画像形成装置20)の各構成手段とが協働することにより実現される。
なお、上記各機能を実現するための画像形成プログラムは、コンピュータのROM50やハードディスクなどに記憶される他、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体に格納することができる。
外部記憶装置とは、CD−ROM(Compact disc−Read Only Memory)等の記録媒体を内蔵し、画像形成装置20に外部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、例えば、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAM50等にロードされて、CPU30により実行される。この実行により、上述した実施形態の各機能が実現される。
さらに、コンピュータで画像形成プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有されたこれらのプログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAM50や外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされたプログラムも、CPU30により実行されることによって上述した実施形態の各機能を実現することができる。
以上のように、本実施形態の画像形成装置及び画像形成プログラムによれば、PCL XLで記述されたプリンタブルデータに標準メタファイル形式の矩形の描画命令が含まれる場合に、ドット配置のルールを統一するようにしている。
このため、矩形を回転させて印刷する場合であっても、内部に空白を生ずることなく矩形を適切に描画し、印刷することができる。
したがって、このようにして生成したバーコードによれば、読取エラーや誤認識などを生ずることがなく、信頼性の高い印刷システムを提供することができる。
また、PCL XLのドット配置ルールを変更する手段をユーザーに提供することができる。
例えば、印刷物に矩形内部に1ドットラインの空白を生じていた場合、ユーザーが任意の制御モードを選択することでユーザーが望む印刷結果を得ることができる。
したがって、ユーザーにとって利便性の良い印刷システムを実現することができる。
以上、本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムについて、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、矩形領域の4辺は、必ずしも座標空間の基準点に沿って配置しなくてよい。その場合でも、実施形態と同様にしてドット配置の対象となる格子点を求めることができる。
本発明は、プリンター装置などの画像形成装置に好適に利用することができる。
1 印刷システム
10 ホストコンピュータ
20 画像形成装置
30 CPU
40 ROM
50 RAM
60 操作パネル部
70 出力部
80 通信インターフェース
32 印刷情報解析部
321 画像形成制御手段
33 印刷命令生成部
331 ドット画像形成手段
34 プリンタエンジン制御部
35 メモリ管理部

Claims (6)

  1. 特定のページ記述言語で記述された印刷データに矩形の描画命令が含まれる場合、矩形内部の塗りつぶしに相当する内部ドット群を第一のドット配置ルールにもとづいて座標空間に配置し、前記矩形の輪郭に相当する輪郭ドット群を第二のドット配置ルールにもとづいて前記座標空間に配置して矩形全体のドット画像を形成し、または、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置して矩形全体のドット画像として形成するドット画像形成手段と、
    前記ドット画像形成手段に、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる画像形成制御手段と、を備え、
    前記第一のドット配置ルールは、
    中心点が矩形領域に含まれる方眼を特定し、当該特定された方眼上にある格子点のうちの一定の格子点をドット配置の対象とすることを定めたルールであり、
    前記第二のドット配置ルールは、
    座標空間の格子点のうち矩形領域に含まれる格子点、及び内部に矩形領域を含む方眼上にある格子点のうちの一定の格子点を特定し、当該特定された格子点をドット配置の対象とすることを定めたルールであり、
    前記画像形成制御手段は、
    前記ドット画像形成手段に、モード選択に応じて、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記特定のページ記述言語がPCL XLである場合において、
    前記ドット画像形成手段は、
    前記第一のドット配置ルールとしてGrid Centeredを適用し、前記第二のドット配置ルールとしてGrid Intersectionを適用して、前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置し、
    前記画像形成制御手段は、
    前記ドット画像形成手段に、Grid Centered 又はGrid Intersectionのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記モード選択に関する操作信号の入力を受け付ける操作部を備え、
    前記画像形成制御手段は、
    前記ドット画像形成手段に、前記操作信号の入力に応じ、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成制御手段は、
    前記ドット画像形成手段に、前記印刷データに含まれるモード選択に関する入力信号に応じて、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる請求項1〜3のいずれか一項記載の画像形成装置。
  5. 前記座標空間は、一定間隔の基準線とこれら基準線が直交してなる方眼によって示される座標空間であり、
    前記第一のドット配置ルールは、
    中心点が描画範囲に含まれる前記方眼を特定し、当該特定された方眼上にある格子点のうちの一定の格子点にドットを配置することを定めたルールであり、
    前記第二のドット配置ルールは、
    前記座標空間の格子点のうち前記描画範囲に含まれる前記格子点、及び内部に前記描画範囲を含む前記方眼上にある格子点のうちの一定の格子点を特定し、当該特定された格子点にドットを配置することを定めたルールである請求項1〜4のいずれか一項記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置のコンピュータを、
    特定のページ記述言語で記述された印刷データに矩形の描画命令が含まれる場合、矩形内部の塗りつぶしに相当する内部ドット群を第一のドット配置ルールにもとづいて座標空間に配置し、前記矩形の輪郭に相当する輪郭ドット群を第二のドット配置ルールにもとづいて前記座標空間に配置して矩形全体のドット画像を形成し、または、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置して矩形全体のドット画像として形成するドット画像形成手段、及び
    前記ドット画像形成手段に、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる画像形成制御手段、として機能させ、
    前記第一のドット配置ルールは、
    中心点が矩形領域に含まれる方眼を特定し、当該特定された方眼上にある格子点のうちの一定の格子点をドット配置の対象とすることを定めたルールであり、
    前記第二のドット配置ルールは、
    座標空間の格子点のうち矩形領域に含まれる格子点、及び内部に矩形領域を含む方眼上にある格子点のうちの一定の格子点を特定し、当該特定された格子点をドット配置の対象とすることを定めたルールであり、
    前記画像形成制御手段に、
    前記ドット画像形成手段に、モード選択に応じて、前記第一のドット配置ルール又は前記第二のドット配置ルールのうちのいずれか一方のドット配置ルールに統一して前記内部ドット群及び前記輪郭ドット群を前記座標空間に配置させる
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
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