JP2005200325A - 亜リン酸エステル類結晶の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 次の第1工程〜第6工程を含む。
第1工程;1バッチ目の上記(I)と晶析溶媒を含む液を回分式で冷却晶析する、
第2工程;生成した前記(I)と晶析溶媒を含むスラリーを濾過して粗ウェットケーキを得る、
第3工程;粗ウェットケーキを洗浄溶媒で洗浄し、精ウェットケーキと1バッチ目の洗液を得る、
第4工程;2バッチ目の前記(I)と晶析溶媒と1バッチ目の洗液を含む液を回分式で冷却晶析する、
第5工程;生成した(I)と晶析溶媒と1バッチ目の洗液を含むスラリーを濾過して、粗ウェットケーキを得る、
第6工程;粗ウェットケーキを洗浄溶媒で洗浄後、精ウェットケーキと2バッチ目の洗液を得る工程
【選択図】 なし
Description
[第1工程]
1バッチ目の式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒とを含む液を回分式で冷却晶析する工程、
[第2工程]
第1工程で生成した式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒を含むスラリーを濾過して、上記亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを得る工程、
[第3工程]
第2工程で得た式(I)で示される亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを、上記晶析溶媒と同一又は異なる洗浄溶媒を用いて洗浄し、精ウェットケーキと1バッチ目の洗液を得る工程、
[第4工程]
2バッチ目の式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒と第3工程で得た1バッチ目の洗液とを含む液を回分式で冷却晶析する工程、
[第5工程]
第4工程で生成した式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒と上記1バッチ目の洗液とを含むスラリーを濾過して、上記亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを得る工程、
[第6工程]
第5工程で得た式(I)で示される亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを、上記の洗浄溶媒を用いて洗浄し、洗浄後の精ウェットケーキと2バッチ目の洗液を得る工程
亜リン酸エステル類(I)において、R1、R2、R4及びR5で表される炭素数1〜8のアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、t−ペンチル、i−オクチル、t−オクチル、2−エチルへキシル等が挙げられる。R1、R2、R4及びR5で表される炭素数5〜8のシクロアルキル基としては、例えば、シクロペンチル、シクロへキシル、シクロへプチル、シクロオクチル等が挙げられる。R1、R2、R4及びR5で表される炭素数6〜12のアルキルシクロアルキル基としては、例えば、1−メチルシクロペンチル、1−メチルシクロへキシル、1−メチル−4−i−プロピルシクロへキシル等が挙げられる。R1、R2、R4及びR5で表される炭素数7〜12のアラルキル基としては、例えば、ベンジル、α−メチルベンジル、α、α−ジメチルベンジル等が挙げられる。
また、−CHR6基におけるR6で表される炭素数1〜8のアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、t−ペンチル、i−オクチル、t−オクチル、2−エチルへキシル等が挙げられる。同じくR6で表される炭素数5〜8のシクロアルキル基としては、例えば、シクロペンチル、シクロへキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル等が挙げられる。
亜リン酸エステル類(I)において、Aで表される炭素数2〜8のアルキレン基としては、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、オクタメチレン、1−メチルエチレン、ジメチルメチレン、2,2−ジメチル−1,3−プロピレン等が挙げられる。また、*−COR7−基におけるR7で表される炭素数1〜8のアルキレン基としては、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、オクタメチレンが挙げられる。さらに、Y及びZで表される炭素数1〜8のアルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロピルオキシ、i−プロピルオキシ、n−ブチルオキシ、i−ブチルオキシ、sec−ブチルオキシ、t−ブチルオキシ、t−ペンチルオキシ、i−オクチルオキシ、t−オクチルオキシ等が挙げられる。Y及びZで表される炭素数7〜12のアラルキルオキシ基としては、例えば、ベンジルオキシ、α−メチルベンジルオキシ、α、α−ジメチルベンジルオキシ等が挙げられる。
1バッチ目の晶析は、例えば、亜リン酸エステル類(I)及び晶析溶媒を含む溶液を冷却して亜リン酸エステル類(I)の一部を析出させる第一工程と、該第一工程で析出させた亜リン酸エステル類(I)が溶解する温度未満まで加熱する第二工程と、該第二工程で得た液を冷却して亜リン酸エステル類(I)を析出させる第三工程とを含む。
1バッチ目の晶析では、次のT1、T2及びT3の関係が下式(II)を満足することが好ましい。
ここで、T1は上記第一工程における液温の最低値(℃)を表し、T2は第二工程における液温の最高値(℃)を表し、T3は第三工程における液温の最低値(℃)を表す。
上記の晶析溶媒としては、例えば、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、又は、脂肪族炭化水素類と芳香族炭化水素類の混合物が好ましい。
回分式で冷却晶析する際の亜リン酸エステル類(I)の溶液濃度は、好ましくは10〜60重量%であり、より好ましくは20〜55重量%である。
温度T1における亜リン酸エステル類(I)の析出率は、溶液中のエステル類(I)の全量を100重量部としたとき、5〜60重量部の範囲であることが好ましく、10〜40重量部の範囲であることがより好ましい。上記温度T1は、亜リン酸エステル類(I)の溶液濃度により異なるが、通常は飽和温度以下であり、好ましくは20〜50℃の範囲である。
第一工程における冷却操作では、必要に応じて、亜リン酸エステル類(I)の種晶を添加してもよい。
第一工程では、温度T1以下で、30分〜3時間保冷することが好ましい。
温度T2では、第一工程における溶液中の亜リン酸エステル類(I)の全量を100重量部としたとき、スラリー中に残存する結晶が5〜40重量部の範囲であることが好ましく、10〜35重量部の範囲であることがより好ましい。
第二工程では、温度T2未満で30分〜3時間保温することが好ましい。
晶析時の冷却速度が毎時20℃を超えると、亜リン酸エステル類(I)の結晶が微細になり、流動性が低下する傾向がある。
第三工程では、温度T3で、3〜20時間保持することが好ましい。
本発明の亜リン酸エステル類の結晶の製造方法においては、有機溶媒溶液中における亜リン酸エステル類(I)の濃度が10〜60重量%であり、T1が50℃以下であり、T2が亜リン酸エステル類(I)の溶解度が飽和する温度よりも低い温度であることが好ましい。
温度計、攪拌機、コンデンサーを備えた反応器中に、3,3’,5,5’−テトラ−t−ブチルビフェニル−2,2’−ジオール溶液(30重量%キシレン溶液)の5813重量部を仕込み、次いで、三塩化リン611重量部を50〜65℃で加えた。次に、ジイソプロピルエチルアミン1789重量部を4時間かけて注加し、その後、50〜65℃で1時間保温した。次いで、3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロパノール916重量部を、60〜80℃で2時間かけて滴下した。滴下終了後、しばらく保温して、2,4,8,10−テトラ−t−ブチル−6−[3−(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)プロポキシ]ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピン(以下、単に「ジオキサホスフェピン」という)を含む反応液を得た。この反応液を、水酸化ナトリウム水溶液(3.5重量%)1547重量部で洗浄した。その後、さらに、水1547重量部で洗浄した。洗浄後の有機層を、減圧及び加熱条件下に蒸留し、水及びキシレンを留去した。留去後の残液にn−ヘプタン1960重量部を加え、ジオキサホスフェピン、キシレン及びn−ヘプタンの重量比が125:7.5:100である温かい液を得た。
参考例1で得たジオキサホスフェピン、キシレン及びn−ヘプタンからなる温かい液の392重量部を、攪拌機付の晶析釜に仕込み、攪拌下に30℃まで冷却した。次いで、種晶としてジオキサホスフェピン結晶を1.4重量部加えて、2時間保冷した[以上、上記第1工程における第一工程に相当する]。
保冷終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、上記の仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、9.1重量部であった。次いで、このスラリーを1時間かけて60℃まで加熱して、60℃で2時間保温した。保温終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、前述した仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、32.6重量部であった。[以上、前記第1工程における第二工程に相当する]。
次いで、このスラリーを5時間かけて0℃まで冷却し、0℃で14時間保持した[以上、第1工程における第三工程に相当する]。
上記の濾過により得た粗ウェットケーキを、0〜5℃に冷却したn−ヘプタンで洗浄し、精ウェットケーキと1バッチ目の洗液を得た[以上、第3工程に相当する]。
得られた精ウェットケーキを静置条件で乾燥機により乾燥し、ジオキサホスフェピンを得た。
温度計、攪拌機、コンデンサーを備えた反応器中に、3,3’,5,5’−テトラ−t−ブチルビフェニル−2,2’−ジオール溶液(30重量%キシレン溶液)の5813重量部を仕込み、次いで、三塩化リン611重量部を50〜65℃で加えた。次に、ジイソプロピルエチルアミン1789重量部を4時間かけて注加し、その後、50〜65℃で1時間保温した。次いで、3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロパノール916重量部を、60〜80℃で2時間かけて滴下した。滴下終了後、しばらく保温して、2,4,8,10−テトラ−t−ブチル−6−[3−(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)プロポキシ]ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピン(以下、単に「ジオキサホスフェピン」という)を含む反応液を得た。この反応液を、水酸化ナトリウム水溶液(3.5重量%)1547重量部で洗浄した。その後、さらに、水1547重量部で洗浄した。洗浄後の有機層を、減圧及び加熱条件下に蒸留し、水及びキシレンを留去した。
留去後の残液にn−ヘプタンと、上記の実施例1(a)の第3工程で得た1バッチ目の洗液とを加え(合計1960重量部)、ジオキサホスフェピン、キシレン及びn−ヘプタンの重量比が125:7.5:100である温かい液を得た。
参考例1(b)で得たジオキサホスフェピン、キシレン及びn−ヘプタンからなる温かい液の392重量部を、攪拌機付の晶析釜に仕込み、攪拌下に30℃まで冷却した。次いで、種晶としてジオキサホスフェピン結晶を1.4重量部加えて、2時間保冷した[以上、上記第4工程における第一工程に相当する]。
保冷終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、上記の仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、9.1重量部であった。次いで、このスラリーを1時間かけて60℃まで加熱して、60℃で2時間保温した。保温終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、前述した仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、32.6重量部であった。[以上、前記第4工程における第二工程に相当する]。
次いで、このスラリーを5時間かけて0℃まで冷却し、0℃で14時間保持した[以上、第4工程における第三工程に相当する]。
上記の濾過により得た粗ウェットケーキを、0〜5℃に冷却したn−ヘプタンで洗浄し、精ウェットケーキと1バッチ目の洗液を得た[以上、第6工程に相当する]。
得られた精ウェットケーキを静置条件で乾燥機により乾燥し、ジオキサホスフェピンを得た。本実施例1(b)で得た乾燥ジオキサホスフェピンの得量は、上記実施例1(a)で得た乾燥ジオキサホスフェピンの得量に比べて、約3%増加していた。
温度計、攪拌機、コンデンサーを備えた反応器中に、3,3’,5,5’−テトラ−t−ブチルビフェニル−2,2’−ジオール溶液(30重量%キシレン溶液)の5813重量部を仕込み、次いで、三塩化リン611重量部を50〜65℃で加えた。次に、ジイソプロピルエチルアミン1789重量部を4時間かけて注加し、その後、50〜65℃で1時間保温した。次いで、3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロパノール916重量部を、60〜80℃で2時間かけて滴下した。滴下終了後、しばらく保温して、2,4,8,10−テトラ−t−ブチル−6−[3−(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)プロポキシ]ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピン(以下、単に「ジオキサホスフェピン」という)を含む反応液を得た。この反応液を、水酸化ナトリウム水溶液(3.5重量%)1547重量部で洗浄した。その後、さらに、水1547重量部で洗浄した。洗浄後の有機層を、減圧及び加熱条件下に蒸留し、水及びキシレンを留去した。
留去後の残液にn−ヘプタン1960重量部を加え、ジオキサホスフェピン、キシレン及びn−ヘプタンの重量比が125:7.5:100である温かい液を得た。
比較参考例1(a)で得たジオキサホスフェピン、キシレン及びn−ヘプタンからなる温かい液の392重量部を、攪拌機付の晶析釜に仕込み、攪拌下に30℃まで冷却した。次いで、種晶としてジオキサホスフェピン結晶を1.4重量部加えて、2時間保冷した。
保冷終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、上記の仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、9.1重量部であった。次いで、このスラリーを1時間かけて60℃まで加熱して、60℃で2時間保温した。保温終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、前述した仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、32.6重量部であった。
次いで、このスラリーを5時間かけて0℃まで冷却し、0℃で14時間保持した。
得られたスラリーを、加圧濾過機で濾過した。なお、濾液は焼却処理した。
上記の濾過により得た粗ウェットケーキを、0〜5℃に冷却したn−ヘプタンで洗浄し、精ウェットケーキと1バッチ目の洗液を得た。
得られた精ウェットケーキを静置条件で乾燥機により乾燥し、白色結晶のジオキサホスフェピンを得た。
比較参考例1(a)と同様にして得たジオキサホスフェピン、キシレン及びn−ヘプタンからなる温かい液の392重量部を、攪拌機付の晶析釜に仕込み、攪拌下に30℃まで冷却した。次いで、種晶としてジオキサホスフェピン結晶を1.4重量部加えて、2時間保冷した。
保冷終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、上記の仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、9.1重量部であった。次いで、このスラリーを1時間かけて60℃まで加熱して、60℃で2時間保温した。保温終了後のジオキサホスフェピン結晶の析出率は、前述した仕込み液中のジオキサホスフェピン100重量部当り、32.6重量部であった。
次いで、このスラリーを5時間かけて0℃まで冷却し、0℃で14時間保持した。
上記の濾過により得た粗ウェットケーキを、比較参考例1(b)で得た1バッチ目の洗液で洗浄し、精ウェットケーキと2バッチ目の洗液を得た。
得られた精ウェットケーキを静置条件で乾燥機により乾燥し、ジオキサホスフェピンを得た。本比較参考例1(c)で得た乾燥ジオキサホスフェピンは、上記比較参考例1(b)で得た乾燥ジオキサホスフェピンに比べて、僅かに着色していた。
Claims (3)
- 2バッチ以上の下式(I)で示される亜リン酸エステル類を、回分式で続けて晶析する方法であって、少なくとも次の第1工程〜第6工程を含むことを特徴とする上記亜リン酸エステル類の結晶の製造方法。
[第1工程]
1バッチ目の式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒とを含む液を回分式で冷却晶析する工程、
[第2工程]
第1工程で生成した式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒を含むスラリーを濾過して、上記亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを得る工程、
[第3工程]
第2工程で得た式(I)で示される亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを、上記晶析溶媒と同一又は異なる洗浄溶媒を用いて洗浄し、精ウェットケーキと1バッチ目の洗液を得る工程、
[第4工程]
2バッチ目の式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒と第3工程で得た1バッチ目の洗液とを含む液を回分式で冷却晶析する工程、
[第5工程]
第4工程で生成した式(I)で示される亜リン酸エステル類と晶析溶媒と上記1バッチ目の洗液とを含むスラリーを濾過して、上記亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを得る工程、
[第6工程]
第5工程で得た式(I)で示される亜リン酸エステル類の粗ウェットケーキを、上記の洗浄溶媒を用いて洗浄し、洗浄後の精ウェットケーキと2バッチ目の洗液を得る工程
[式中、R1、R2、R4及びR5はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアルキルシクロアルキル基、炭素数7〜12のアラルキル基又はフェニル基を表し、R3は水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。Xは単結合、硫黄原子又は−CHR6−基(R6は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数5〜8のシクロアルキル基を表す)を表す。Aは炭素数2〜8のアルキレン基又は*−COR7−基(R7は単結合又は炭素数1〜8のアルキレン基を表し、*は酸素原子側に結合していることを示す)を表す。Y及びZはいずれか一方がヒドロキシル基、炭素数1〜8のアルコキシ基又は炭素数7〜12のアラルキルオキシ基を表し、他方が水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。但し、式(I)における2個のR1は同一でも、異なっていてもよい。又、式(I)における2個のR2は同一でも、異なっていてもよい。更に、式(I)における2個のR3は同一でも、異なっていてもよい。] - 晶析溶媒及び/又は洗浄溶媒が、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、又は、脂肪族炭化水素類と芳香族炭化水素類の混合物である請求項1に記載の亜リン酸エステル類結晶の製造方法。
- 脂肪族炭化水素類が、n−ヘキサン又はn−ヘプタンである請求項2に記載の亜リン酸エステル類結晶の製造方法。
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