JP2005199979A - 自転車の上下で静止の重力差水平ペダル - Google Patents
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Abstract
【目的】 自転車の両側のペダルを重いペダルと軽いペダルの組合せにする、人が乗る前に片足を乗せる側には重いペダルを、反対側には軽いペダルにする、重力の作用で重いペダル側が地面側になり、水平で静止するため、片足を乗せる都合が良いので自転車に乗りやすくなるのである。
【構成】 重いペダル1には重い重り3を、軽いペダル2には軽い重り4をそれぞれ結合する。
【選択図】 図1
【構成】 重いペダル1には重い重り3を、軽いペダル2には軽い重り4をそれぞれ結合する。
【選択図】 図1
Description
この発明は自転車のペダルに関するものである。
自転車の乗りかたは人それぞれであるが、1般に両手でハンドルを持って片足をペダルに乗せて乗る姿勢が多数である。
ところが足を乗せる(靴は省略する)ペダルが都合良く地面側に、きていない場合が多い、両側のペダルと相対的に連接したクランクアームが静止する位置によっては片足を乗せることが出来ず、ペダルを地面側にするために自転車を押して前進させたり、又は片足でペダルを地面側に逆回動させて片足を乗せる、わずらわしさが乗るたびにあるといってよいのである。
しかも足を乗せる都合の良い水平状態にペダルがなっていない場合が多い、反対側のペダルも同様である、この状況は周知の通りであり、乗りかたには関係ないことである。
自転車の1対のペダルは両足の力を伝える1部品にすぎないが、回転自在で足を乗せる平面部が水平状態で静止することはまれである。
ところがペダルの平面部が直立状態で静止すれば、足を乗せたときにクルッと回転して足を踏みはずす事が時たま起きることがあり、危険を感じることもある、少なからず自転車に乗る人は経験することである。
前記に説明したような乗りかたをする場合において、ペダルと連接したクランクアームが静止する位置によっては、ペダルに足を乗せることが出来ず、自転車を前進させたり、片足でペダルを地面側に逆回動(無負荷)させて、ペダルを都合の良い地面側にするのである。
その解決手段を図面を参酌しながら詳述する、図1に示すように、1対の重いペダル1と軽いペダル2は、両側に相対的に連接したクランクアーム7のペダル軸6にそれぞれ回転自在に装着することは、従来と変わらないのである。
具体的には、重いペダル1のペダル軸受け部5の外部の適宜な位置に、例えば金属を用いて1例として100gの適宜な大きさの重い重り3を結合する。
片方の軽いペダル2のペダル軸受け部5Aの外部に同様に、例えば金属を用いて1例として30gの適宜な大きさの軽い重り4を結合する、その重量差はわずか70gである、もちろん重量差は自由である又金属以外でもよい。
その結果、重力の作用でわずか70gの差により、前記の重いペダル1が連接したクランクアーム7とともに回動する、しかも重いペダル1は重い重り3により、水平に保ち地面側で静止するようにしたのである。
したがって自転車に乗る前に片足(靴は省略する)を乗せる都合が良い状態になり自転車に乗りやすくなるのである。
当然、軽いペダル2側は上側になり水平に保ち静止する、なお図2、図3は重いペダル1側の詳細を示す。
図1に示すように、本発明の1対の重いペダル1と軽いペダル2は乗る前に片足を乗せる側に重いペダル1を、片側には軽いペダル2を装着するのである。
重いペダル1と軽いペダル2の重心位置は重り側にズレているために、重力の作用で常に水平に保つのである。
前記で説明した、重い重り3と軽い重り4の重量差は1例として70gである。
その結果、重いペダル1側が重力の作用(70gの差)で連接したクランクアーム7とともに地面側に回動して静止するのである、当然反対側の軽いペダル2側は上側に回動して静止するのである。
以下本発明の実施の形態を図を用いて説明すると、図1は本発明の1対の重いペダル1と軽いペダル2、両側に相対的に連接したクランクアーム7のペダル軸6にそれぞれ装着して常に水平に保つ、重いペダル1側が重力の作用で地面側で静止した斜視図である。
重いペダル1のペダル軸受け部5の外部に、例えば金属を用いて1例として100gの適宜な大きさの重い重り3を結合して、ペダル軸受け部5の中心より重心がズレて、重力の作用で常に水平に保つようにした。
軽いペダル2のペダル軸受け部5Aの外部に、例えば金属を用いて1例として30gの適宜な大きさの軽い重り4を結合して、ペダル軸受け部5Aの中心より重心がズレて、重力の作用で常に水平に保つようにした。
図の2点鎖線は足、靴及びスプロケット、チエンを示す。
図の2点鎖線は足、靴及びスプロケット、チエンを示す。
図2、図3は重いペダル1側の詳細を示す。
図4が重いペダル1が重力作用の分岐線8を境に重力が作用することを示す。
(2点鎖線はスプロケット、チエンを示す)
図5は重いペダル1が後輪の負荷で静止した状態を示す。
発明の効果で詳述する。(2点鎖線はスプロケット、チエンを示す)
図4が重いペダル1が重力作用の分岐線8を境に重力が作用することを示す。
(2点鎖線はスプロケット、チエンを示す)
図5は重いペダル1が後輪の負荷で静止した状態を示す。
発明の効果で詳述する。(2点鎖線はスプロケット、チエンを示す)
図6は本発明の他の実施例、従来のペダル1Aの片側のみ示す。
図を用いて説明すると、従来のペダル1Aのペダル軸受け部5Bに、例えば金属を用いて1例として100gの適宜な大きさの重い重り3Aの下面部のフック穴9に伸縮バンド12のフック金具13で固定するのである、したがって重い、従来のペダル1A側が地面側に回動して静止するのである。
図を用いて説明すると、従来のペダル1Aのペダル軸受け部5Bに、例えば金属を用いて1例として100gの適宜な大きさの重い重り3Aの下面部のフック穴9に伸縮バンド12のフック金具13で固定するのである、したがって重い、従来のペダル1A側が地面側に回動して静止するのである。
ペダル軸受け部5Bの外部に重い重り3Aを固定するため、重心は重い重り3A側にズレて従来のペダル1Aは常に水平に保つようにした。
軽い重り(30g)の図及び説明は同様のため省略したのである。
図7は従来のペダル1Aの断面を示す。
図7は従来のペダル1Aの断面を示す。
図8は重い重り3Aの下面部には4つの固定用のフック穴9を設ける、V形溝10の表面にはスベリ止めミゾ11を設けてズレ防止した。
図9は伸縮バンド12は例えば合成ゴム、伸縮する繊維など既成のものを用いる、伸縮バンド12の両端には金属などを用いたフック金具13を設けたのである。
以上説明してきたように、簡単に自転車のペダルに取り付けて目的を達成することが出来るのである。
前記のような乗りかたにおいて、本発明では片足を乗せる重いペダル1側が地面側で水平に静止するので、従来のようなわずらわしい状況が改善されて自転車に乗りやすくなるのである。
ここで駐輪から乗るときにおいて、自転車の駆動機構上、次のような状況がある場合の対応のしかたを詳述する。
図5に示した、重力作用の分岐線8を境にして、重いペダル1側が上の左側にあって、後輪による負荷で静止した場合である。
この状況は例えば、重いペダル1又は軽いペダル2で連接したクランクアーム7を逆回動(無負荷方向)したときなど、駐輪を含めて自転車をバックしたときに、駆動機構上のタイミングにより起きるのである。(図のように)
この対応は自転車を前進方向に適宜に押せば、負荷状態から解放され、重力の作用で重いペダル1側が左に回動して静止するので解決出来るのである、以上である。
本発明の効果で色々な状況に対応出来るか、実際に走行、駐輪、バックテストを連日行い、重いペダル1側が地面側で静止して、乗りやすいこと、負担がかからないことなど、前記で説明してきた結果を得たのである。
1 重いペダル
2 軽いペダル
3 重い重り
4 軽い重り
5 ペダル軸受け部
5A ペダル軸受け部
8 重力作用の分岐線
9 フック穴
10 V形溝
11 スベリ止めミゾ
12 伸縮バンド
13 フック金具
2 軽いペダル
3 重い重り
4 軽い重り
5 ペダル軸受け部
5A ペダル軸受け部
8 重力作用の分岐線
9 フック穴
10 V形溝
11 スベリ止めミゾ
12 伸縮バンド
13 フック金具
Claims (2)
- 自転車のペダルにおいて、重力の作用で水平に保つ重いペダルと同じく水平に保つ軽いペダルを1対として、重力の作用で重いペダル側が地面側に回動して静止するようにしたことを特徴とする、自転車の上下で静止の重力差水平ペダル。
- 重い重りと軽い重りを1対として、例えば伸縮バンド、又はその他の方法で簡単に従来のペダルに取り付けることを特徴とする、請求項1記載の自転車の上下で静止の重力差水平ペダル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004035739A JP2005199979A (ja) | 2004-01-13 | 2004-01-13 | 自転車の上下で静止の重力差水平ペダル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004035739A JP2005199979A (ja) | 2004-01-13 | 2004-01-13 | 自転車の上下で静止の重力差水平ペダル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005199979A true JP2005199979A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34824361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004035739A Pending JP2005199979A (ja) | 2004-01-13 | 2004-01-13 | 自転車の上下で静止の重力差水平ペダル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005199979A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104149917A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-11-19 | 杭州勇华车业有限公司 | 残疾人自行车用脚蹬机构 |
CN104149916A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-11-19 | 杭州勇华车业有限公司 | 残疾人用可折叠脚蹬装置 |
CN106005216A (zh) * | 2016-05-16 | 2016-10-12 | 杭州勇华车业有限公司 | 一种多功能脚踏结构 |
CN106005215A (zh) * | 2016-05-16 | 2016-10-12 | 杭州勇华车业有限公司 | 一种自调节水平式脚踏结构 |
CN106394788A (zh) * | 2016-05-16 | 2017-02-15 | 杭州勇华车业有限公司 | 一种安全型脚踏结构 |
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2004
- 2004-01-13 JP JP2004035739A patent/JP2005199979A/ja active Pending
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