JP2005198751A - 千鳥縫いミシン - Google Patents

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【課題】 千鳥振り機構から専用のモータを省き、小型で簡単かつ安価な構成により千鳥振り動作の確実性を高める。
【解決手段】 電熱コードCを供給するボビン24とノズル27を保持筒22に保持する。保持筒22を旋回機構31により針棒6の周りで旋回する。ミシン主軸5にカム部材40を連結し、カム部材40の回転を千鳥振り機構43でノズル27の揺動運動に変換する。千鳥振り機構43の第1レバー45はカム溝41の形状に従って昇降体44を駆動する。昇降体44にリング46を回転可能に設け、リング46と第2レバー47をリンク48で連結する。第2レバー47にアーム49を介してノズル27を取り付ける。第2レバー47に支点軸56からの距離を可変な入力部47aを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、加工布にコードやテープ等の連続素材を千鳥縫目で縫い付ける千鳥縫いミシンに関するものである。
千鳥縫いミシンは、図10(a)(b)に示すように、連続素材Cを糸で千鳥状に抱持する縫目(千鳥縫目)を形成して加工布に縫い付けるミシンであり、針が連続素材Cに突き刺さらないように、素材Cを縫付位置P(針落点)の手前で左右に振る案内体Gを備えている。特許文献1に記載された千鳥縫いミシンは、案内体を往復回動させる案内体駆動機構と、布押え支持体を昇降する昇降駆動機構と、布押え支持体を針棒の周りで回転する回転駆動機構とを備えている。各駆動機構にはそれぞれ別個のモータが設けられ、3台のモータを同期制御することによって千鳥縫いが行われる。また、案内体駆動機構のモータの回転数を制御することで、案内体の振れ量が連続素材の太さや幅に応じて調整される。
特開平8−299639号公報
ところが、従来のミシンによると、千鳥縫いに3台のモータを必要とするため、コストが高くつき、制御が複雑化するばかりでなく、モータがミシンヘッドに大きなスペースを占有する問題点があった。また、モータは負荷変動等により回転数が変化しやすいため、案内体駆動機構において、連続素材の千鳥振り動作が針棒の上下動作に対し正しく同期しなかった場合に、針が連続素材に突き刺さる可能性がある。このため、電熱コードやワイヤ等を縫い付ける縫製品の加工には、特に、千鳥振り動作の確実性に不安があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、小型で簡単かつ安価な構成により、千鳥振り動作の確実性を高めることができる千鳥縫いミシンを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の千鳥縫いミシンは、コードやテープ等の連続素材を糸で千鳥状に抱持する千鳥縫目を形成して加工布に縫い付けるミシンであって、連続素材を縫付位置に向けて案内する案内部材と、案内部材を縫付位置の手前で揺動可能に保持する保持部材と、保持部材を針棒の周りで旋回する旋回機構と、ミシン主軸に連動して回転するカム部材と、カム部材の回転を案内部材の揺動運動に変換する千鳥振り機構とを備えたことを特徴とする。
ここで、連続素材としては、連続して細長く延びるものであれば特に限定されないが、電熱コード、装飾テープ、電線、ワイヤ、綱、ゴム紐、リボン等の線材、紐材又は帯材を例示できる。案内部材としては、線材や紐材を通す穴を備えたパイプ状又はリング状の部材、あるいは、帯材を通すスリットを備えた部材等を使用できる。連続素材の供給には、ボビン、リール、ケース等の部材を使用できる。縫製方向にあわせて連続素材の供給方向を変更できるように、案内部材と共に供給部材を保持部材に保持して、針棒の周りで旋回可能に設けるのが好ましい。
旋回機構は、案内部材の向きを針棒の周りで変更して、縫製方向を変換する機能を果たす。旋回機構には、例えば、モータを駆動源とし、ベルト、歯車、チェーン等の伝動部材を備えた機構を採用できる。カム部材はミシン主軸の回転を千鳥振り機構の動力源として転用する部材であり、該部材を用いることで、千鳥振り機構から専用のモータを省くことができる。カム部材をミシン主軸に連動させる手段には、正確な速度比が得られる点で、タイミングベルト、歯車、チェーン等の噛み合い伝動部材が好適である。
千鳥振り機構には、小型で確実に動作するリンク機構が好ましい。具体的には、千鳥振り機構を、保持部材に昇降可能に支持された昇降体と、カム部材のカム形状に従って昇降体を昇降する第1レバーと、昇降体に針棒の周りで回転可能に設けられた回転体と、保持部材に針棒と直角な軸線周りで揺動可能に支持された第2レバーと、第2レバーを回転体に連結するリンクと、第2レバーに案内部材を取り付ける取付部材とから構成するとよい。こうすれば、保持部材の旋回運動と第2レバーの揺動運動とをスムーズに複合させ、縫製方向の変換中でも、案内部材を的確に千鳥振り動作させることができる。
また、千鳥振り機構に、連続素材の太さや幅に応じて案内部材の振れ量を調整する機能を与えるとよい。具体的には、第2レバーに該レバーの支点部からの距離(レバーの腕の長さ)を可変な入力部を設け、この可変入力部にリンクの出力部を接続するとよい。可変入力部としては、振れ量を無段階に調整可能な長孔でもよく、振れ量を段階的に調整可能な数個の孔でもよく、第2レバーの腕を無段階又は段階的に伸縮自在に形成してもよい。
本発明に係る千鳥縫いミシンによれば、ミシン主軸に連動するカム部材で千鳥振り機構を駆動するので、千鳥振り機構から専用のモータを省き、小型で簡単かつ安価な構成によって、千鳥振り動作の確実性を高めることができるという効果を奏する。
図1,図2に本発明を実施するための最良の形態を示す。この千鳥縫いミシン1は、連続素材としての電熱コードCを加工布Wに縫い付けるミシンであって、電熱コードCを供給するボビン24と、電熱コードCを針棒6下側の縫付位置Pに向けて案内する案内部材としてのノズル27と、ノズル27を縫付位置Pの手前で揺動可能に保持する保持筒22と、保持筒22を針棒6の周りで旋回する旋回機構31と、ミシン主軸5に連動して回転するカム部材40と、カム部材40の回転をノズル27の揺動運動に変換する千鳥振り機構43とを備える。
ボビン24は保持筒22に取り付けられ、旋回機構31によりノズル27と共に旋回される。旋回機構31は、歯付きプーリ29と、タイミングベルト30と、モータ(図示略)とから構成される。カム部材40は、大径歯付プーリ36、タイミングベルト38、小径歯付プーリ37を介してミシン主軸5に連結され、ミシン主軸7の一回転につき半回転する。カム部材40には直径に関し線対称形状のカム溝41が形成され、千鳥振り機構43がカム溝41のカム形状に従ってノズル27を縫付位置Pの左右へ振り動かす。
千鳥振り機構43は、保持筒22に昇降可能に支持された昇降体44と、カム部材40のカム形状に従って昇降体44を駆動する第1レバー45と、昇降体44に針棒6の周りで回転可能に設けられた回転体としてのリング46と、保持筒22に針棒6と直角な軸線周りで揺動可能に支持された第2レバー47と、第2レバー47をリング46に連結するリンク48と、第2レバー47にノズル27を取り付ける取付部材としてのアーム49とを備えている。そして、第2レバー47に支点部の軸56からの距離を可変な長孔からなる入力部47aが設けられ、この可変入力部47aにリンク48の出力部48aが接続される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1,図2に示すように、この実施例の千鳥縫いミシン1は、機枠2に複数のヘッド3を並べた工業用多頭式ミシンであって、厚手の加工布(マット)Wに電熱コードCを千鳥縫目で波形に縫い付けて(図9及び図10参照)、自動車用のヒータマットを縫製する。加工布Wは刺繍枠4に張り付けられ、刺繍枠4は枠駆動モータによりテーブル(図示略)の上でX,Y方向に送られる。テーブルと同じ高さにはベッド(図示略)が配置され、ベッドに針板及び釜が設けられている。
ヘッド3にはミシン主軸5と針棒6と天秤7と糸案内8とが配設され、ミシン主軸5の回転に伴い、針棒6が針棒叩き9により上下方向に駆動され、天秤7が天秤レバー10を介して上下方向に揺動される。針棒6は針棒ガイド11と共にヘッド3の針棒ベース12に昇降可能に支持され、針棒6の下端に針止め13を介し針14が止着されている。針棒6は中空状に形成され、上糸Tが天秤7、糸案内8、針棒6の入口15、針棒6の内部、針棒6の出口16(図3参照)、針止め13の穴17を通り、針14の目穴18に案内されている。
図1,図3に示すように、針棒ベース12にはスリーブ20が固定され、スリーブ20の中心孔21に針棒6が挿通されている。スリーブ20の外周には、保持筒22がベアリング23を介し針棒6の軸線周りで旋回可能に支持されている。保持筒22の下部には、ボビン24が腕金25とコ字形枠26(図9参照)を介して保持されるとともに、パイプ状のノズル27が千鳥振り機構43のアーム49を介して揺動可能に保持されている。そして、電熱コードCがボビン24からノズル27に供給され、ノズル27によって針棒6下側の縫付位置Pに向けて案内されるようになっている。
保持筒22の上端には歯付プーリ29が固定され、歯付プーリ29にタイミングベルト30が巻き掛けられ、タイミングベルト30を駆動するモータ(図示略)がヘッド3の後部に設置されている。モータ、タイミングベルト30及び歯付プーリ29は、保持筒22を針棒6の周りで旋回する旋回機構31を構成し、この機構31でボビン24及びノズル27を保持筒22と一体に旋回して、電熱コードCの縫製方向を変換できるようになっている。なお、歯付プーリ29は、保持筒22の外周面にプーリ歯を一体形成してもよく、プーリ部品を組み付けてもよい。
図2,図3に示すように、針棒ベース12には垂直板33が固定され、垂直板33の上部に水平軸34、ベアリング35を介して大径歯付プーリ36が支持されている。大径歯付プーリ36とミシン主軸5上の小径歯付プーリ37にはタイミングベルト38が巻き掛けられ、ベルト張力調整用のローラ39がヘッド3に設けられている。大径歯付プーリ36の端面にはカム部材40が固定され、カム部材40に直径に関し線対称形状のカム溝41が形成されている。そして、小径歯付プーリ37と大径歯付プーリ36の歯数比が1:2に設定され、カム部材40がミシン主軸5に連動しその一回転につき半回転の速度比で回転される。
カム部材40とノズル27との間には、カム部材40の回転をノズル27の揺動運動に変換する千鳥振り機構43が設けられている。千鳥振り機構43は昇降体44と第1レバー45とリング46と第2レバー47とリンク48とアーム49とから構成されている。昇降体44は円筒状に形成され、保持筒22の外周に昇降可能及び相対回転可能に支持されている。第1レバー45は略V字形に形成され、基部にて垂直板33の下端に軸50で上下に揺動可能に支持されている。第1レバー45の一端にはカム溝41に嵌合するカムフォロア51が設けられ、他端はピン52で昇降体44の起立部53に枢着されている。そして、第1レバー45により昇降体44がカム溝41の形状に従って昇降駆動される。
リング46は昇降体44の外周溝55に嵌着され、昇降体44の周りで回転可能で昇降体44と一体に上下動可能に設けられている。第2レバー47は略直角三角形に形成され、支点部の軸56により保持筒22の垂下部22aに針棒6と直角な軸線周りで揺動可能に支持されている。リンク48は略L字形に形成され、上端水平部がネジ57でリング46に結合され、下端部が調整ボルト58で第2レバー47の入力部47aに連結されている。アーム49は短冊形に形成され、上端部が連結軸59で第2レバー47の出力部47bに連結され、下端部にノズル27が取り付けられている。
図4,図5に示すように、第2レバー47の入力部47aは、長孔により支点軸56からの距離を可変に設けられている。リンク48の下端部には入力部47aと略同大の長孔からなる出力部48aが設けられ、両方の長孔を通る調整ボルト58により、出力部48aが第2レバー47の可変入力部47aに接続されている。ボルト58にはスペーサ61を介してナット62が螺合され、ナット62が可変入力部47aに嵌合されている。そして、ボルト58を緩めてスライドすることで、第2レバー47の有効腕長さを変更し、ノズル27の左右の振れ量を調整できるようになっている(図5a,b参照)。なお、支点軸56上には、第2レバー47のガタ付きを除去するための弾性スペーサ63がブシュ64を介して設けられている。
図4,図6に示すように、連結軸59にはアーム49を第2レバー47に押し付けるバネ65が設けられている。第2レバー47とアーム49との相対面には、レバー47側に一対の係止部66(凹又は凸部)とアーム49側に一つの係合部67(凸又は凹部)とが設けられ、係合部67をバネ65の付勢力で係止部66に選択的に係止することで、アーム49が下向きの使用位置(図4aの実線位置)又は横向きの休止位置(鎖線位置)に保持される。アーム49の下部には縦長孔68が形成され、縦長孔68にノズル基板69がネジ70で高さ調整可能(図4b参照)に取着されている。基板69には横長孔71が形成され、ノズル27を保持するホルダ72が横長孔71を通るボルト73で縫付位置Pとの距離を調整可能(図6b参照)に、かつ加工布Wに対する角度を調整可能(図6a参照)に取り付けられている。
上記のように構成された千鳥振りミシン1において、ミシン主軸5が一回転すると、針14が釜と協働して一つの縫目を形成し、この間に、カム部材40が半回転し、千鳥振り機構43がノズル27を一方向へ振り動かす。すなわち、図7(a)に示すように、カムフォロア51がカム溝41の小径部41aに係合しているときには、第1レバー45が上限位置に揺動し、昇降体44が上死点位置に上昇し、ノズル27が最も右側に振れている。この状態で、カム部材40が90°回転すると、(b)に示すように、カムフォロア51がカム溝41の基準径部41bに係合し、第1レバー45が下方へ揺動し、昇降体44が中間位置に下降し、リング46、リンク48、第2レバー47、アーム49を介してノズル27が中立位置に振れる。
さらに、カム部材40が90°回転すると、(c)に示すように、カムフォロア51がカム溝41の大径部41cに係合し、第1レバー45が下限位置に揺動し、昇降体44が下死点位置まで下降し、ノズル27が最も左側に振れる。そして、ノズル27は続くカム部材40の半回転により左から右へ振れ、図5(a)に示すように、カム部材40の連続回転に伴って左右へ交互に振れ、電熱コードCを針14の落下点より側方へ退避させる。従って、この実施例の千鳥縫いミシン1は、千鳥振り機構43にモータを必要としない小型で簡単かつ安価な構成により、ノズル27をカム溝41の形状に従って正確なタイミングと振れ量で千鳥振り動作させ、電熱コードCを、針14との衝突や針14の突き刺さりを回避して、図10に示すような千鳥縫目で加工布Wに確実に縫い付けることができる。
また、電熱コードCの太さが変わった場合には、調整ボルト58のスライド操作によりノズル27の振れ量を容易に調整できる。例えば、図7に示すように、調整ボルト58を可変入力部47aの右端寄りに締め付けた状態では(図5a参照)、昇降体44の昇降に伴い(昇降量=h+h)、ノズル27が中立位置から左右へ同じ角度(例えば、θ1=6°)で振れる。太目のコード縫いに際し、図8に示すように、調整ボルト58を可変入力部47aの左端寄りに締め付けた場合には(図5b参照)、第2レバー47の有効腕長さが短くなるため、昇降体44の昇降量は同じでも、第2レバー47の振れ角が拡大し、ノズル27がより大きな角度(例えば、θ2=9°)で振れ、図5(b)に示すように、電熱コードCを針14の落下点より側方へ退避させる。
ヒータマットの加工にあたっては、図9に示すように、縫製方向を周期的に変換して、電熱コードCを波形に縫い付ける。方向変換に際しては、旋回機構31が保持筒22、ボビン24、ノズル27を針棒6の周りで一体に旋回して、電熱コードCの供給・案内方向を変更する。このとき、ノズル27と共にアーム49、第2レバー47、リンク48、リング46が旋回するが、リング46は昇降体44に対し回転可能に設けられているため、保持筒22側の旋回力が昇降体44に伝わらず、昇降体44及び第1レバー45が定位置でカム部材40に連動する。従って、保持筒22の旋回運動と第2レバー47の揺動運動とをスムーズに複合させ、縫製方向の変換中でも、ノズル27を的確に千鳥振り動作させることができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)図4において、アーム49に相当する部分を第2レバー47に一体形成し、このアーム相当部の下端にノズル27を取付部材としてのネジ70によりノズル基板69、ホルダ72を介して取り付ける。
(2)アーム49を横向きの休止位置に保持し、千鳥縫いを停止させた状態で、図3に示すように、保持筒22に布押え足75を取り付け、加工布Wに薄手生地等を縫合できるように構成する。
(3)テープを巻き付けたリールと、スリットを備えた案内部材とを保持筒22に保持し、テープをリールからスリットを通し縫付位置に供給して、加工布に千鳥縫目で縫い付ける。
本発明の実施例を示す千鳥縫いミシンの正面図である。 同ミシンの左側面図である。 同ミシンの縦断面図である。 同ミシンのノズル取付構造を示す図2の一部拡大図である。 図4のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 同ミシンの千鳥振り動作を示す側面図である。 同ミシンの振れ量調整機能を示す側面図である。 同ミシンの方向変換動作を示す平面図である。 千鳥縫目を示す平面図である。
符号の説明
1 千鳥縫いミシン
5 ミシン主軸
6 針棒
22 保持筒
27 ノズル
31 旋回機構
40 カム部材
43 千鳥振り機構
44 昇降体
45 第1レバー
46 リング
47 第2レバー
48 リンク
49 アーム
56 支点軸
C 連続素材としての電熱コード
P 縫付位置
W 加工布

Claims (3)

  1. コードやテープ等の連続素材を糸で千鳥状に抱持する千鳥縫目を形成して加工布に縫い付けるミシンであって、連続素材を縫付位置に向けて案内する案内部材と、案内部材を縫付位置の手前で揺動可能に保持する保持部材と、保持部材を針棒の周りで旋回する旋回機構と、ミシン主軸に連動して回転するカム部材と、カム部材の回転を案内部材の揺動運動に変換する千鳥振り機構とを備えたことを特徴とする千鳥縫いミシン。
  2. 前記千鳥振り機構が、保持部材に昇降可能に支持された昇降体と、カム部材のカム形状に従って昇降体を昇降する第1レバーと、昇降体に針棒の周りで回転可能に設けられた回転体と、保持部材に針棒と直角な軸線周りで揺動可能に支持された第2レバーと、第2レバーを回転体に連結するリンクと、第2レバーに案内部材を取り付ける取付部材とを含む請求項1記載の千鳥縫いミシン。
  3. 第2レバーに該レバーの支点部からの距離を可変な入力部を設け、該可変入力部にリンクの出力部を接続した請求項2記載の千鳥縫いミシン。
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