JP2005334234A - 筒型上飾り縫いミシン - Google Patents

Abstract

【課題】 ベルト駆動式を踏襲したうえで、構造の簡素化、小型化を図れる筒型多本針の上飾り偏平縫いに好適な筒型上飾り縫いミシンを提供する。
【解決手段】 ミシンベッド１と、このミシンベッドの上面側に突設された略Ｌ字形状のアーム２、およびミシンベッド１の前側面からアーム頭部２ｂの下方に対向するよう前方へ突設された筒型シリンダー３を備え、該筒型シリンダーの先端から後方へ向けて布を送るようにした筒型上飾り縫いミシンにおいて、ミシンベッド１内に配された駆動軸４と、アーム頭部２ｂ内に配された従動軸６との間をベルト伝動しており、アーム頭部２ｂの先端側には、従動軸６の回転を、複数本のミシン針１２が下端に取付けられた針棒１３の上下動に変えて該針棒を駆動する針棒駆動機構１４と、従動軸６の回転を、スプレッダー回動軸１５の下端に取付けた上飾り糸用スプレッダー１６の揺振運動に変えて該スプレッダ−を駆動するスプレッダー駆動機構１７とを備える。
【選択図】 図２

Description

本発明は、筒型シリンダーを有するミシンに係り、詳しくは、筒型シリンダーの長手方向に生地を送り偏平縫い等の上飾り縫いを形成するための、筒型上飾り縫いミシンに関する。

従来、ミシンモータにより回転駆動される駆動プーリと、針棒を上下動させるための従動プーリとの間に１本の動力伝達ベルトを掛けてなるベルト駆動ミシンがある（例えば、特許文献１参照）。

特開昭６３−１１１９４号公報

しかるに、上記ベルト駆動ミシンは１本針本縫いミシンに適用されたものであり、構造の複雑な偏平縫い等の多本針上飾り縫いミシンに上記のごときベルト駆動機構を採用することは困難であった。

本発明の目的は、ベルト駆動式を踏襲したうえで、構造の簡素化、小型化を図れる多本針上飾り偏平縫いに好適な筒型上飾り縫いミシンを提供することにある。

上記目的を達成するために、本発明の筒型上飾り縫いミシンは以下のように構成したことに特徴を有するものである。
本発明は、ミシンベッドと、このミシンベッドの上面側に突設されたアーム脚部及びこのアーム脚部の上端から前方へ屈曲されたアーム頭部を有する略Ｌ字形状のアーム、および前記ミシンベッドの前側面から前記アーム頭部の下方に対向するよう前方へ突設された筒型シリンダーを備え、前記筒型シリンダーの先端から後方へ向けて布を送るようにした筒型上飾り縫いミシンを前提とするものである。
そのうえで、本発明は、前記ミシンベッド内に配された駆動軸と、前記アーム頭部の内部に配された従動軸との間をベルト伝動しており、前記アーム頭部の先端側には、前記従動軸の回転を、複数本のミシン針が下端に取付けられた針棒の上下動に変えて該針棒を駆動する針棒駆動機構と、前記従動軸の回転を、スプレッダー回動軸の下端に取付けた上飾り糸用スプレッダ−の揺振運動に変えて該上飾り糸用スプレッダ−を駆動するスプレッダー駆動機構とを備える。
前記針棒駆動機構は、前記従動軸に嵌合固定された針棒駆動用偏心輪と、この針棒駆動用偏心輪の外周に嵌挿された針棒駆動機構用ロッドと、前記アーム頭部内の前記従動軸の近傍位置に、該従動軸と平行に支持された揺動支持軸と、一端部が前記針棒駆動機構用ロッドの先端部に枢支連結され、中間部が前記揺動支持軸に嵌挿された揺動クランクと、一端部が前記揺動クランクの他端部に枢支連結され、他端部が前記針棒の中間部に針棒抱きを介して回転自在に連結された針棒リンクと、前記アーム頭部内に固定され、前記針棒を上下動可能に案内支持する針棒ガイドとを備えている。
前記スプレッダー駆動機構は、前記従動軸に前記針棒駆動用偏心輪に並べて嵌合固定されたスプレッダー駆動用偏心輪と、このスプレッダー駆動用偏心輪の外周に嵌挿したスプレッダー駆動機構用ロッドと、前記アーム頭部内の前記従動軸の近傍位置に、該従動軸と平行に支持された揺動軸と、一端部が前記揺動軸に挿通固定され、他端部が前記スプレッダー駆動機構用ロッドの先端部に回転可能に連結された第１クランクと、前記アーム頭部内に垂直に固定された軸受で軸心回りに回動自在に支持されたスプレッダー回動軸と、一端部が前記揺動軸の他端部に固定され、他端部が前記スプレッダー回動軸の上端に設けたクランクピンに駒を介して連結された第２クランクとを備えている。

一つの好適な態様として、本発明による上飾り縫いミシンは、前記従動軸の外端に該従動軸を手動回転操作可能なハンドプーリを固定することができる。また、前記第１クランクと第２クランクとは一体化し、これを回転可能に支持することができる。

さらに、前記ベルト伝動手段としては、前記駆動軸上に固定された駆動プーリと、前記従動軸上に固定された従動プーリ、および前記駆動プーリと前記従動プーリ間に配された中間プーリとに、無端状の１本の動力伝達ベルトを掛けたものや、前記駆動軸上に固定された駆動プーリと、この駆動プーリと前記従動軸上に固定された従動プーリ間に配された中間プーリとの間に無端状の１本の動力伝達ベルトを掛け、前記中間プーリと前記従動プーリ間に前記動力伝達ベルトとは別の無端状の１本の動力伝達ベルトを掛けたもの、あるいは前記駆動軸上に固定された駆動プーリと、前記従動軸上に固定された従動プーリとに無端状の１本の動力伝達ベルトを掛けたものにすることができる。

針棒駆動機構の揺動支持軸を従動軸と平行に配設し、またスプレッダー駆動機構の揺動軸も従動軸と平行に配設するとともに、従動軸に針棒駆動用偏心輪とスプレッダー駆動機構用偏心輪とを並べて嵌合固定しているので、上飾り偏平縫いを可能にした場合も大型にならず、しかも構造を簡素にすることができる。

従動軸の外端には該従動軸を手動回転操作可能なハンドプーリを固定しておくと、このハンドプーリの手動回転操作により従動軸を回転させてミシン針の位置を上下させることができる。

第１クランクと第２クランクとは一体化し、これを回転可能に支持することにより、部材点数及び組付け工数の更なる減少を図ることができる。

本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図１は本発明の一実施例を示す筒型上飾り縫いミシンの外観斜視図、図２は図１のミシンの針棒駆動機構とスプレッダー駆動機構の右側面図、図３は図１のミシンの針棒駆動機構とスプレッダー駆動機構を右方から見た斜視図、図４は図１のミシンの針棒駆動機構とスプレッダー駆動機構を左方から見た斜視図、図５は図１のミシンの針棒駆動機構の右側面図、図６は図１のミシンの針棒のガイド部分の分解斜視図、図７は図１のミシンのスプレッダー駆動機構の右側面図、図８は図１のミシンのスプレッダー駆動機構の分解斜視図である。

図１において、この筒型上飾り縫いミシンのフレームはミシンベッド１と、このミシンベッド１の上面側に突設されたアーム脚部２ａ及びこのアーム脚部２ａの上端から前方へ向けて屈曲したアーム頭部２ｂを有する略Ｌ字形状のアーム２、およびミシンベッド１の前側面からアーム頭部２ｂの下方に平行に対向するよう前方へ突設された筒型シリンダー３を備える。縫製に際し布は筒型シリンダー３の先端から後方へ向けてＸ方向（布送り方向）に送るようにしてある。

図２に示すように、ミシンベッド１内にはミシンモータ（図示省略）を駆動源とする駆動軸４が回転可能に左右方向（布送り方向と直交する方向）にわたって支持され、この駆動軸４上に駆動プーリ５が固定されている。一方、アーム頭部２ｂの先端側の内部には従動軸６が駆動軸４と平行に回転可能に支持され、この従動軸６上に従動プーリ７が固定されている。アーム脚部２ａとアーム頭部２ｂの交わり部の内部には中間軸８が駆動軸４及び従動軸６と平行に支持され、この中間軸８上に中間プーリ９が固定されている。これら駆動プーリ５、従動プーリ７、および中間プーリ９に無端状の１本のタイミングベルト等による動力伝達ベルト１０をけさ掛けして、駆動軸４と従動軸６との間をベルト伝動している。動力伝達ベルト１０のゆるみ側にはテンションプーリ１１を設けている。

アーム頭部２ｂの先端側には、従動軸６の回転を、複数本のミシン針１２が下端に取付けられた針棒１３の上下動に変えて針棒１３を駆動する針棒駆動機構１４と、従動軸６の回転を、スプレッダー回動軸（上飾り回動軸）１５の下端に取付けた上飾り糸用スプレッダー１６の揺振運動に変えて上飾り糸用スプレッダー１６を駆動するスプレッダー駆動機構（上飾り振り機構）１７とを備えている。

図２〜図５に示すように、針棒駆動機構１４は、従動軸６に針棒駆動用偏心輪１８を嵌合固定する。この針棒駆動用偏心輪１８の外周には針棒駆動機構用ロッド１９を嵌挿する。そして、アーム頭部２ｂ内の従動軸６の近傍位置には揺動支持軸２０を従動軸６と平行に固定状態に支持する。図５に示すように、この揺動支持軸２０には揺動クランク２１の中間部２１ａを嵌挿し、揺動クランク２１の一端部２１ｂは針棒駆動機構用ロッド１９の先端部１９ａにピンＰ１で、他端部２１ｃは針棒１３の中間部に針棒抱き２２を介して連結された針棒リンク２３の一端部２３ａにピンＰ２でそれぞれ回転自在に枢支連結する。図４、図６に示すように、針棒１３は、アーム頭部２ｂ内に垂直に固定された断面溝形状の針棒ガイド２４で上下動可能に案内支持される。すなわち、針棒１３はこれの中間部にピン２２ａを有する針棒抱き２２を固定し、そのピン２２ａに針棒リンク２３の他端部２３ｂを回転自在に挿通するとともに、その他端部２３ｂから突出するピン２２ａの先端に角駒２５を挿通固定し、その角駒２５を針棒ガイド２４の溝２４ａ内に上下方向に摺動自在に嵌合している。これにより針棒１３は針棒ガイド２４で上下動可能に案内支持される。
しかるときは、従動軸６の回転に伴って揺動クランク２１が針棒駆動機構用ロッド１９を介して揺動支軸２０回りに上下揺動し、揺動クランク２１の上下揺動に伴って針棒リンク２３が針棒１３を連れて上下動し、この複数本のミシン針１２を下端に取付けた針棒１３は針棒ガイド２４の案内下で上下動して偏平縫いに供される。

図２〜図４、図７、図８に示すように、スプレッダー駆動機構１７は、従動軸６にスプレッダー駆動機構用偏心輪２６を針棒駆動用偏心輪１８に並べて嵌合固定する。図７、図８に示すように、このスプレッダー駆動機構用偏心輪２６の外周にはスプレッダー駆動機構用ロッド２７を嵌挿する。そして、アーム頭部２ｂ内の従動軸６の近傍位置に揺動軸２８を従動軸６と平行に回転可能に支持する。揺動軸２８には第１クランク２９の一端部２９ａを挿通固定し、第１クランク２９の他端部２９ｂはスプレッダー駆動機構用ロッド２７の先端部２７ａにクランクピン３０を介して回転可能に連結する。揺動軸２８には第２クランク３１の一端部３１ａを挿通固定する。そして、アーム頭部２ｂ内に垂直に固定された筒状の軸受３２にスプレッダー回動軸１５を軸心回りに回動自在に支持する。スプレッダー回動軸１５の上端にはクランクピン３３が設けられ、このクランクピン３３に第２クランク３１の他端部３１ｂを駒３４を介して連結する。スプレッダー回動軸１５の下端には上飾り糸用スプレッダー１６をレバー３５を介して取付けている。
しかるときは、従動軸６の回転に伴って揺動軸２８はスプレッダー駆動用偏心輪２６及びスプレッダー駆動機構用ロッド２７を介して軸心回りに回動し、揺動軸２８の回動に伴ってスプレッダー回動軸１５が駒３４及びクランクピン３３を介して軸心回りに回動し、このスプレッダー回動軸１５の回動により上飾り糸用スプレッダー１６は揺振運動して上飾り縫いに供される。

図１、図３に示すように、アーム頭部２ｂの右側面外方に臨む従動軸６の外端にはハンドプーリ３６を固定し、このハンドプーリ３６の手動回転操作により従動軸６を回転させてミシン針１２の位置を上下させることができるようになっている。なお、図２中、３７は押え棒、３８は押え棒３７の下端に取付けた押え金を示す。

上記構成の筒型上飾り縫いミシンによれば、針棒駆動機構１４の揺動支持軸２０およびスプレッダー駆動機構１７の揺動軸２８をそれぞれ従動軸６と平行に配設するとともに、従動軸６に針棒駆動用偏心輪１８とスプレッダー駆動用偏心輪２６とを並べて嵌合固定しているため、針棒駆動機構１４及びスプレッダー駆動機構１７をアーム２内にコンパクトに納めることができて大型化にならず、しかも全体の構造を簡単にすることができるに至った。

上記実施例では、スプレッダー駆動機構１７において、第１クランク２９と第２クランク３１とを別体に構成してあるが、部材点数及び組付け工数の減少を図るためにこれら第１クランク２９と第２クランク３１は一体化する構造にすることもできる。この場合、一体化したクランクの一端部は、第１クランク２９とスプレッダー駆動機構用ロッド２７との連結の場合と同様に、スプレッダー駆動機構用ロッド２７に回転可能に連結し、他端部は、第２クランク３１とスプレッダー回動軸１５の上端のクランクピン３３との連結の場合と同様に、スプレッダー回動軸１５の上端のクランクピン３３に駒３４を介して連結し、中間部は揺動軸２８に回動可能に嵌挿する。ただし、この場合は、揺動軸２８はアーム頭部２ｂ内に固定状態に支持する。これにより、針棒駆動機構１４の揺動支持軸２０とスプレッダー駆動機構１７の揺動軸２８との共用化を可能にする。

上記実施例では、ベルト伝動機構として、駆動プーリ５と、従動プーリ７、および中間プーリ９に無端状の１本の動力伝達ベルト１０を掛けているが、これに代えて、図９に示すように駆動プーリ５と中間プーリ９に無端状の１本の動力伝達ベルト１０ａを掛け、中間プーリ９と従動プーリ７に前記動力伝達ベルト１０ａとは別の無端状の１本の動力伝達ベルト１０ｂを掛けることもよい。また、図１０に示すように、中間プーリを省略して、駆動プーリ５と従動プーリ７に無端状の１本の動力伝達ベルト１０を掛けることもよい。

本発明の一実施例を示す筒型上飾り縫いミシンの外観斜視図である。 図１のミシンの針棒駆動機構とスプレッダー駆動機構の右側面図である。 図１のミシンの針棒駆動機構とスプレッダー駆動機構を右方から見た斜視図である。 図１のミシンの針棒駆動機構とスプレッダー駆動機構を左方から見た斜視図である。 図１のミシンの針棒駆動機構の右側面図である。 図１のミシンの針棒のガイド部分の分解斜視図である。 図１のミシンのスプレッダー駆動機構の右側面図である。 図１のミシンのスプレッダー駆動機構の分解斜視図である。 他の実施例を示す筒型上飾り縫いミシンのベルト伝動機構である。 更に他の実施例を示す筒型上飾り縫いミシンのベルト伝動機構である。

符号の説明

１ ミシンベッド
２ アーム
２ａ アーム脚部
２ｂ アーム頭部
３ 筒型シリンダー
４ 駆動軸
５ 駆動プーリ
６ 従動軸
７ 従動プーリ
９ 中間プーリ
１０，１０ａ，１０ｂ 動力伝達ベルト
１２ ミシン針
１３ 針棒
１４ 針棒駆動機構
１５ スプレッダー回動軸
１６ 上飾り糸用スプレッダー
１７ スプレッダー駆動機構
１８ 針棒駆動用偏心輪
１９ 針棒駆動機構用ロッド
２０ 揺動支持軸
２１ 揺動クランク
２２ 針棒抱き
２３ 針棒リンク
２４ 針棒ガイド
２６ スプレッダー駆動用偏心輪
２７ スプレッダー駆動機構用ロッド
２８ 揺動軸
２９ 第１クランク
３１ 第２クランク
３２ 軸受
３３ クランクピン
３４ 駒
３６ ハンドプーリ

Claims (6)

1. ミシンベッドと、このミシンベッドの上面側に突設されたアーム脚部及びこのアーム脚部の上端から前方へ屈曲されたアーム頭部を有する略Ｌ字形状のアーム、および前記ミシンベッドの前側面から前記アーム頭部の下方に対向するよう前方へ突設された筒型シリンダーを備え、前記筒型シリンダーの先端から後方へ向けて布を送るようにした筒型上飾り縫いミシンにおいて、
   前記ミシンベッド内に配された駆動軸と、前記アーム頭部の内部に配された従動軸との間をベルト伝動しており、
   前記アーム頭部の先端側には、前記従動軸の回転を、複数本のミシン針が下端に取付けられた針棒の上下動に変えて該針棒を駆動する針棒駆動機構と、前記従動軸の回転を、スプレッダー回動軸の下端に取付けた上飾り糸用スプレッダ−の揺振運動に変えて該上飾り糸用スプレッダ−を駆動するスプレッダー駆動機構とを備えており、
   前記針棒駆動機構は、前記従動軸に嵌合固定された針棒駆動用偏心輪と、この針棒駆動用偏心輪の外周に嵌挿された針棒駆動機構用ロッドと、前記アーム頭部内の前記従動軸の近傍位置に、該従動軸と平行に支持された揺動支持軸と、一端部が前記針棒駆動機構用ロッドの先端部に枢支連結され、中間部が前記揺動支持軸に嵌挿された揺動クランクと、一端部が前記揺動クランクの他端部に枢支連結され、他端部が前記針棒の中間部に針棒抱きを介して回転自在に連結された針棒リンクと、前記アーム頭部内に固定され、前記針棒を上下動可能に案内支持する針棒ガイドとを備えており、
   前記スプレッダー駆動機構は、前記従動軸に前記針棒駆動用偏心輪に並べて嵌合固定されたスプレッダー駆動用偏心輪と、このスプレッダー駆動用偏心輪の外周に嵌挿したスプレッダー駆動機構用ロッドと、前記アーム頭部内の前記従動軸の近傍位置に、該従動軸と平行に支持された揺動軸と、一端部が前記揺動軸に挿通固定され、他端部が前記スプレッダー駆動機構用ロッドの先端部に回転可能に連結された第１クランクと、前記アーム頭部内に垂直に固定された軸受で軸心回りに回動自在に支持されたスプレッダー回動軸と、一端部が前記揺動軸の他端部に固定され、他端部が前記スプレッダー回動軸の上端に設けたクランクピンに駒を介して連結された第２クランクとを備えていることを特徴とする、筒型上飾り縫いミシン。
2. 前記従動軸の外端に、該従動軸を手動回転操作可能なハンドプーリを固定している、請求項１に記載の筒型上飾り縫いミシン。
3. 前記第１クランクと第２クランクとを一体化し、これを前記揺動軸に回転可能に支持している、請求項１又は２に記載の筒型上飾り縫いミシン。
4. 前記駆動軸上に固定された駆動プーリと、前記従動軸上に固定された従動プーリ、および前記駆動プーリと前記従動プーリ間に配された中間プーリとに、無端状の１本の動力伝達ベルトを掛けている、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の筒型上飾り縫いミシン。
5. 前記駆動軸上に固定された駆動プーリと、この駆動プーリと前記従動軸上に固定された従動プーリ間に配された中間プーリとの間に無端状の１本の動力伝達ベルトを掛け、前記中間プーリと前記従動プーリ間に前記動力伝達ベルトとは別の無端状の１本の動力伝達ベルトを掛けている、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の筒型上飾り縫いミシン。
6. 前記駆動軸上に固定された駆動プーリと、前記従動軸上に固定された従動プーリとに無端状の１本の動力伝達ベルトを掛けている、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の筒型上飾り縫いミシン。
   

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