JP2005196524A - 帳票取扱装置 - Google Patents

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浩司 長屋
Kuniaki Kusaka
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Abstract

【課題】 複数枚の帳票に亘った取引処理を可能とする。
【解決手段】 端末100とホストコンピュータ200を有する取引システムは、帳票10を端末100に接続されたスキャナ102で読み込み、帳票ID12に応じた取引画面を提示して取引可能である。端末100には、取引中に読み込み可能な帳票の種類、およびその後の移行画面を規定した遷移制御テーブル117が用意されている。端末100は、ある帳票に対する取引画面の表示中に別帳票が読み込まれた場合には、遷移制御テーブル117を参照して、その読み込み可否を判定した上で、画面を遷移させる。こうすることで、複数枚の帳票を用いた取引処理を適正に実行することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帳票のイメージをスキャナで読み取って取引を行う帳票取扱装置に関する。
金融機関などの窓口では、取引に種々の帳票が使用される。帳票を用いた取引処理の円滑化を図るため、スキャナで帳票を読み取って、イメージデータ化し、記載事項をOCR処理によって文字データとして入力する簡易に入力するシステムも提案されている。特許文献1は、更に処理における操作負担を軽減するための金融機関の営業店舗端末装置を開示している。この装置は、帳票に印刷されたIDをスキャナで読みとることで、帳票の種類を判定し、この種類に対応した画面を表示し、取引処理を実行する。
特開2003−6712号公報
従来、帳票を用いて取引処理を行う各種の帳票取扱装置では、一度に取扱可能な帳票は一枚に制限されていた。従って、例えば、1枚目の帳票に引き出し金額などの必要事項が記載され、2枚目の帳票に捺印欄がある連票を用いて取引処理を行う場合など、複数の帳票を連携させて取引を行うことはできなかった。但し、こうした取引を考慮して、帳票取扱装置に対して、一つの取引において、複数枚の帳票の読込を無制限に許可しても、オペレータが所望する取引が適正に行われるとは限らず、取引処理が混乱する恐れがある。
かかる課題は、金融機関に限らず、行政機関など帳票を用いて取引を行う場合に共通であった。本発明は、この課題に鑑み、帳票取扱装置において、複数枚の帳票を用いた取引処理の円滑化を図ることを目的とする。
本発明は、帳票を用いて取引を行う帳票取扱装置として構成することができる。本発明の帳票取扱装置は、帳票をスキャンして得られたれたイメージデータに基づいて帳票の種類を特定し、帳票の種類に応じた取引画面を表示して、所定の取引を実行する。本発明では、更に、帳票の読み込み後に別帳票の読み込みが行われた場合、その別帳票の読み込み可否を予め規定した遷移制御規則を有している。こうすることで、別帳票に対応した取引画面の表示を行うか否かを制御することができる。例えば、別帳票が、予め規定された適正なものである場合には、別帳票に対応した取引画面を表示することにより、複数枚の帳票を連携させた取引を実現することができる。また、別帳票が不適切なものである場合には、その別帳票に対応した取引画面の表示を禁止することにより、取引の混乱を回避することができる。
遷移制御規則は、種々の形式で用意することができる。例えば、一連の取引において、読込を許可する複数の帳票を、順次規定しておいてもよい。また、別の態様として、帳票の種類に応じて取引画面を規定する表示制御テーブルと、取引画面に応じて読み込み可能な帳票を規定する遷移制御テーブルとに分けて個別に用意しても良い。後者の態様によれば、画面の表示および遷移の制御が容易になるとともに、遷移制御規則の設定も比較的容易になる利点がある。
この遷移制御テーブルは、更に、別帳票に応じて表示されるべき移行画面を特定する情報を含めてもよい。こうすることにより、表示画面を柔軟に制御することが可能となる。例えば、ある帳票が取引の途中で別帳票として読み込まれた場合の移行画面は、その帳票が取引の最初で読み込まれた場合の表示画面と異ならせることが可能となる。
本発明において別帳票が読み込み否である場合には、例えば、エラー通知を行うものとしてもよい。また、従前の処理を中断し、別帳票に対応した別の取引を開始するようにしてもよい。後者の態様では、帳票の読込を行わせるだけで、取引の切り換えを簡易に行うことができる利点がある。
本発明は、次に示す第2の帳票取扱装置として構成しても良い。第2の帳票取扱装置は、取引過程で順次、帳票を読み込むのではなく、複数の帳票をまとめて読み込む。そして、複数の帳票が読み込まれた場合には、これら複数の帳票に対応した一連の取引処理が何であるかを判断し、その判断結果に応じて取引画面を遷移させて、取引を実行する。こうすることで、取引過程で、複数の帳票を読み込ませる順番などを考えなくても、一連の取引処理を適切に実行することができる。
第2の帳票取扱装置においては、必ずしも読み込んだ複数の帳票を過不足なく使用する取引が一義的に定まるとは限らない。かかる場合に対して、第2の帳票取扱装置は、一連の取引処理に対して余剰の帳票および不足する帳票の少なくとも一方を示唆するようにしてもよい。こうすることで、過誤により、読み込ませた帳票に過不足がある場合でも、適切な取引を実現することができる。
第2の帳票取扱装置においては、判断された一連の取引処理をオペレータが確認するための確認画面を表示するようにしてもよい。こうすることで、オペレータの意図しない取引が行われる可能性を抑制することができる。複数の帳票に対応する取引処理が複数存在する場合には、これら複数の取引処理を提示し、オペレータが所望の取引処理を選択するようにしてもよい。
上述の第1、第2の帳票取扱装置で説明した種々の特徴は、必ずしも全てを備えている必要はなく、適宜、一部を省略したり、組み合わせたりしても構わない。本発明は、第1、第2の帳票取扱装置を組み合わせた装置として構成しても良い。また、本発明は、上述した手順で取引処理を行う帳票取扱方法として構成しても良いし、この取引処理を実現するためのコンピュータプログラム、およびかかるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として構成しても良い。ここで、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
本発明の実施例について以下の順序で説明する。
A.装置構成:
B.テーブル構成:
C.帳票取引処理:
D.第2実施例:
A.装置構成
図1は実施例としての取引システムの構成を示す説明図である。この取引システムは、ホストコンピュータ200と、帳票取扱装置としての端末100とをローカルエリアネットワークLANで接続して構成されている。端末100としては、ネットワーク接続機能を有するパーソナルコンピュータを利用可能である。端末100には、帳票をイメージデータを取得するためのスキャナ102が接続されている。端末100は、図示した台数に制限されない。便宜上、金融機関において入金、出金、振込などの取引を行うシステムを例にとって説明するが、本実施例は、行政機関など帳票を用いて取引を行う種々の機関に適用可能である。
取引システムでは、取引者が記入した所定の帳票10を、窓口のオペレータがスキャナ102で読み取る。帳票10には、その種類に応じて付された帳票ID12が付されており、端末100は、この帳票ID12に応じた取引画面を表示する。記入事項をOCR処理して、取引用の入力データとして併せて表示してもよい。オペレータが、この取引画面で必要な入力を行うと、端末100はホストコンピュータ200との通信によって取引処理を実行する。
図中に、上述の動作を実現するための機能ブロックを併せて示した。本実施例では、各機能ブロックは、端末100およびホストコンピュータ200に、所定のコンピュータプログラムをインストールすることでソフトウェア的に実現されている。これらの機能ブロックは、ハードウェア的に実現しても構わない。
ホストコンピュータ200には、次の機能ブロックが備えられている。通信制御部206は、ネットワークを介した通信を制御する。取引処理部202は、端末100からの指示に従って、入金、出金などの取引処理を実行する。取引に必要な口座情報は、顧客データベース204に管理されている。
端末100では、各機能ブロックは、主制御部110の制御下で同期をとり、連携して次に示す各機能を実現する。通信制御部111は、ネットワークを介してホストコンピュータ200と通信する。イメージ入力部112は、スキャナ102を制御して、帳票10のイメージデータを読み込む。OCR処理部113は、帳票10のOCR処理、即ち帳票ID12および帳票10の記載事項の文字認識処理を実行する。この帳票ID12は、取引内容および画面表示の制御に利用される。
表示制御部115は、帳票ID12に応じた取引画面を表示する。画面の表示内容は、遷移制御テーブル117、表示制御テーブル118によって規定されている。これらのテーブルの構成については、後述する。コマンド入力部114は、キーボード、マウスなどの入力デバイスに対する操作を介して、オペレータのコマンド、取引画面における入力などを受け付ける。取引制御部116は、これらの入力および帳票10の帳票ID12に応じた取引処理を実行する。
B.テーブル構成
図2は表示制御テーブル118の内容を例示する説明図である。表示制御テーブル118は、帳票の種類に応じて表示すべき取引画面を規定するテーブルであり、帳票ID12、名称、ガイド番号を対応づけて格納している。ガイド番号とは、取引画面を特定するための番号である。名称は、省略しても差し支えない。
図の例では、例えば、帳票ID「aaaaa」は、入金用の帳票であり、「W100」の画面を用いることを表している。図の上方にガイド番号「W100」に対応した画面例を示した。この画面では、入金処理用に、口座情報、氏名、計数された金額、この中から入金する指定額などの情報が入力可能である。他の取引、出金、印鑑照合、振込などについても同様に、帳票IDとガイド番号が対応づけられている。図には、それぞれガイド番号W120、W130、W140に対応した画面例を示した。
図3は遷移制御テーブル117の内容を例示する説明図である。ある取引画面において、別帳票の読込可否を制御するためのテーブルである。本実施例では、現在の取引画面に関する情報、読込が許可される帳票に関する情報、帳票読込後に移行すべき画面に関する情報を対応づけて記憶している。それぞれの情報は、ガイド番号または帳票IDと名称との組み合わせとなっている。但し、それぞれ名称は省略しても差し支えない。
図の例では、ガイド番号「W100」の入金画面では、次に、帳票ID「ddddd」の振込用帳票の読み込みが許可されていることが分かる。この振込用帳票が読み込まれると、画面は、ガイド番号「W140」の振込画面に移行する。この制御により、例えば、自己の口座に一旦、現金を入金した後、その口座から振り込みを行うことが一連の取引処理として実現される。
現在の取引画面に対して読込が許可される帳票は必ずしも1種類には制限されない。例えば、図中の例では、ガイド番号「W120」の出金画面では、次に、帳票ID「ccccc」の印鑑照合、帳票ID「ddddd」の振込という2種類の帳票の読込が許可されている。
本実施例では、遷移制御テーブル117に、移行すべき画面に関する情報を含めているため、画面表示を柔軟に制御することができる利点がある。例えば、図中の例では、ガイド番号「W100」の入金画面において、振込用帳票が読み込まれた時には、ガイド番号「W140」の振込画面に移行する。これに対し、ガイド番号「W120」の出金画面において、振込用帳票が読み込まれた場合には、ガイド番号「W142」の振込画面に移行する。図中にガイド番号「W142」の画面例を示した。この画面は、図2中に示したガイド番号「W140」の画面とは、「現金」、「口座から」という振込処理の種別を示すチェックボックスが無い点で相違する。このように遷移制御テーブル117で移行後の画面を規定することにより、同一種類の帳票であっても、状況に応じて表示画面を切り換えることが可能となる。
遷移制御テーブル117では、帳票の読み込みを禁止する画面を規定することもできる。例えば、ガイド番号「W130」の印鑑照合画面では、帳票や移行画面が規定されていない。これは、印鑑照合画面では、いずれの帳票の読み込みも禁止することを意味する。かかる態様に代えて、遷移制御テーブル117に含まれない取引画面については、一律、いずれの帳票の読み込みも禁止する取扱をしてもよい。
図4は画面の遷移例を示す説明図である。図3で説明した遷移制御テーブル117に沿って実現し得る遷移例を示した。図の左上のガイド番号「W100」の入金画面で、帳票ID「ddddd」が読み込まれると、ガイド番号「W140」の振込画面に移行する。逆に、ガイド番号「W140」の振込画面で、帳票ID「aaaaa」が読み込まれると、ガイド番号「W100」の入金画面に移行する。ガイド番号「W120」の出金画面では、帳票ID「ccccc」が読み込まれるとガイド番号「W130」の印鑑照合画面に移行し、帳票ID「ddddd」が読み込まれるとガイド番号「W142」の振込画面に移行する。このように、遷移制御テーブル117によって、取引中に帳票を読み込ませた場合に、画面を種々の態様で遷移させ、複数枚の帳票および画面に亘った一連の取引処理を実現することができる。
図2〜4で示したテーブル構成および画面遷移は一例に過ぎない。例えば、遷移制御テーブル117において移行画面の情報を省略し、表示画面は表示制御テーブル118で一元的に制御するようにしてもよい。
また、別の態様として、図2、3のテーブルに代えて、一連の取引処理単位で、読み込むべき帳票の種類と表示画面とを規定するテーブルを用いても良い。例えば、「入金、振込処理」という取引処理を実現するために、「1:入金帳票および入金画面、2:振込帳票および振込画面」というように処理手順に応じて帳票、画面を順次規定したテーブルを用意してもよい。このようなテーブルを、取引処理ごとに用意し、使い分けることによっても、図4に示したような複数枚の帳票および画面に亘った一連の取引を実現することができる。
C.帳票取引処理
図5は帳票取引処理のフローチャートである。オペレータの指示に従って、端末100が実行する処理である。
この処理が開始されると、端末100は、帳票10のイメージデータを読み込み、OCR処理によって帳票IDを特定する(ステップS10)。ステップS10で読み込まれた帳票が最初であり、取引画面が表示されていない場合には(ステップS11)、端末100は表示制御テーブル118を参照して(ステップS13)、帳票の種別に応じた表示画面を決定する。
一方、先に何らかの帳票が読み込まれており、取引画面が表示されている場合には(ステップS11)、端末100は遷移制御テーブル117を参照して(ステップS12)、画面遷移の可否、および移行画面を設定する。遷移制御テーブル117に規定されていない帳票(以下、「禁止帳票」と称する)が読み込まれた場合など、画面遷移を禁止すべきと判断した場合には、端末100はエラー表示を行う(ステップS15)。エラー表示としては、例えば、画面に「この帳票は取扱対象外です」などの表示が挙げられる。ステップS15のエラー表示に代えて、禁止帳票が読み込まれた場合には、従前の取引処理を破棄し、禁止帳票に対応した新たな取引処理を開始するようにしてもよい。この場合でも、「新たな取引処理を開始してもよいですか?」などの確認画面を表示することが好ましい。この表示は、エラー表示と併せて行っても良い。
画面の遷移が可能な場合(ステップS14)、端末100は設定されたガイド番号に応じた取引画面を表示する(ステップS16)。画面の遷移が可能とは、現在の取引画面から他の画面への遷移、新規に取引画面の表示を行う場合の双方を含む。前者はステップS12において遷移制御テーブル117を参照して移行後の画面が設定されている場合に相当し、後者はステップS13において表示制御テーブル118を参照して表示画面が設定されている場合に相当する。
オペレータが表示された取引画面で、取引に必要な情報を入力し終わると(ステップS17)、端末100はホストコンピュータ200と通信して、指定された取引処理を実行する(ステップS18)。オペレータが、スキャナ102で別の帳票を読み込ませると、ステップS10〜S17の処理が再度実行される。
以上で説明した実施例の帳票取扱装置によれば、取引途中で別の帳票の読み込みを行うことができ、複数枚の帳票に亘った一連の取引処理を実現することができる。また、複数枚の帳票の読み込みは無制限ではなく、遷移制御テーブル117で制御されているため、取引における無用な混乱を回避して、予め規定された適切な取引処理を実現することができる。
D.第2実施例
第1実施例では取引中に別帳票を順次読み込む場合の処理について説明した。本実施例は、複数枚の帳票を一括して読み込んで、取引処理を実行する構成としても良い。かかる取引処理の制御例を第2実施例として説明する。第2実施例におけるシステム構成、機能ブロック構成は、第1実施例(図1、2)と同じである。
図6は第2実施例としての帳票取引処理のフローチャートである。端末100が実行する処理である。この処理が開始されると、端末100は、複数枚の帳票10のイメージデータを一括して読み込み、OCR処理によって帳票IDを特定する(ステップS20)。
端末100は遷移制御テーブル117を参照して、次の手順で、一連の取引処理(以下、「トランザクション」と称する)を特定する(ステップS21)。例えば、入金用、振込用、印鑑照合用の3枚の帳票が一括して読み込まれた場合を考える。先に図3で示した遷移制御テーブル117によれば、入金画面「W100」における振込帳票の読み込み、振込画面「W140」における入金帳票の読み込みはそれぞれ許可されていることが分かる。従って、これらの帳票から、「入金→振込」、「振込→入金」という2種類のトランザクションが意図されているものと推測することができる。このトランザクションでは、「印鑑照合帳票」は余剰な帳票ということになる。
一方、印鑑照合については、入金画面、振込画面のいずれでも読込が許可されていない。また印鑑照合画面「W130」においても、入金帳票、振込帳票のいずれも読込が許可されていない。従って、印鑑照合の帳票からは、「印鑑照合」という単独のトランザクションが意図されているものと推測することができる。このトランザクションでは、「入金帳票」、「振込帳票」は余剰な帳票ということになる。
端末100は、上述の手順で推測されたトランザクションの候補を表示し、オペレータによる選択指示を入力する(ステップS22)。図中に、表示画面例を示した。オペレータは表示されたトランザクション候補に付されたチェックボックスをチェックすることで、意図したトランザクションを選択することができる。これらのトランザクションの表示に併せて、余剰な帳票の名称を表示しても良い。
オペレータがトランザクションを選択すると端末100は、表示制御テーブルに従って、画面表示を行う(ステップS23)。オペレータの入力が完了するまで(ステップS24)、選択されたトランザクションに沿って、画面を切り換えながら表示し、入力が完了すると、端末100はホストコンピュータ200と通信して取引処理を実行する(ステップS25)。
以上で説明した第2実施例の処理によっても、複数枚の帳票に亘った一連の取引処理を実行することができる。更に、第2実施例によれば、最初に必要な帳票を一括して読み込ませるため、作業性が高いという利点もある。
第2実施例では、ステップS21において余剰の帳票の存在を許容してトランザクションの候補を判定する場合を例示した。トランザクションの特定は、種々の態様で行うことができる。例えば、読み込まれた帳票と完全に一致するトランザクションのみを選択するようにしてもよい。上述の例では、いずれのトランザクションも余剰の帳票を含むため、該当するトランザクションは存在しないという判定結果となる。
また、別の態様として帳票の不足を許容してトランザクションの候補を判定するようにしてもよい。例えば、入金帳票のみが読み込まれた場合には、「入金」処理のみからなるトランザクションの他、「入金→振込」、「振込→入金」という2種類のトランザクションを候補に加え、後者2つについては「振込帳票」が不足していることをオペレータに通知するようにしてもよい。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。
実施例としての取引システムの構成を示す説明図である。 表示制御テーブル118の内容を例示する説明図である。 遷移制御テーブル117の内容を例示する説明図である。 画面の遷移例を示す説明図である。 帳票取引処理のフローチャートである。 第2実施例としての帳票取引処理のフローチャートである。
符号の説明
10…帳票
12…帳票ID
100…端末
102…スキャナ
110…主制御部
111…通信制御部
112…イメージ入力部
114…コマンド入力部
115…表示制御部
116…取引制御部
117…遷移制御テーブル
118…表示制御テーブル
200…ホストコンピュータ
202…取引処理部
204…顧客データベース
206…通信制御部

Claims (11)

  1. 帳票を用いて取引を行う帳票取扱装置であって、
    前記帳票のイメージデータを読み込むスキャナ部と、
    前記イメージデータに基づいて前記帳票の種類を特定する帳票特定部と、
    前記帳票の種類に応じた取引画面を表示する表示制御部と、
    該取引画面を通じて、前記帳票の種類に応じた所定の取引を実行する取引制御部とを有し、
    前記取引制御部は、前記帳票の読み込み後に別帳票の読み込みが行われた場合、該別帳票の読み込み可否を予め規定した遷移制御規則に基づき、該別帳票に対応した取引画面の表示を行うか否かを制御する帳票取扱装置。
  2. 請求項1記載の帳票取扱装置であって、
    前記表示制御部が参照するためのテーブルとして、前記帳票の種類に応じて、前記取引画面を規定する表示制御テーブルを備え、
    前記遷移制御規則は、前記表示制御テーブルとは個別に、前記取引画面に応じて、前記読み込み可能な帳票を規定する遷移制御テーブルとして用意されている帳票取扱装置。
  3. 請求項2記載の帳票取扱装置であって、
    前記遷移制御テーブルは、前記別帳票に応じて表示されるべき移行画面を特定する情報を含む帳票取扱装置。
  4. 請求項1記載の帳票取扱装置であって、
    前記取引制御部は、前記別帳票が読み込み否である場合、従前の処理を中断し、別取引を開始する帳票取扱装置。
  5. 帳票を用いて取引を行う帳票取扱装置であって、
    前記帳票のイメージデータを読み込むスキャナ部と、
    前記イメージデータに基づいて前記帳票の種類を特定する帳票特定部と、
    前記帳票の種類に応じた取引画面を表示する表示制御部と、
    該取引画面を通じて、前記帳票の種類に応じた所定の取引を実行する取引制御部とを有し、
    前記取引制御部は、複数の帳票が読み込まれた場合に、該複数の帳票に対応した一連の取引処理を判断し、該判断結果に応じて前記表示制御部を制御することで前記取引画面を遷移させて、取引を実行する帳票取扱装置。
  6. 請求項5記載の帳票取扱装置であって、
    前記取引制御部は、前記複数の帳票が読み込まれた場合に、前記一連の取引処理に対して余剰の帳票および不足する帳票の少なくとも一方を示唆する画面を表示する帳票取扱装置。
  7. 請求項5記載の帳票取扱装置であって、
    前記取引制御部は、前記判断された一連の取引処理を確認するための確認画面を表示する帳票取扱装置。
  8. 帳票を用いて取引を行う帳票取扱方法であって、コンピュータが実行する工程として、
    前記帳票のイメージデータを読み込むスキャン工程と、
    前記イメージデータに基づいて前記帳票の種類を特定する帳票特定工程と、
    前記帳票の種類に応じた取引画面を表示する表示制御工程と、
    該取引画面を通じて、前記帳票の種類に応じた所定の取引を実行する取引制御工程とを有し、
    前記取引制御工程は、前記帳票の読み込み後に別帳票の読み込みが行われた場合、該別帳票の読み込み可否を予め規定した遷移制御規則に基づき、該別帳票に対応した取引画面の表示を行うか否かを制御する帳票取扱方法。
  9. 帳票を用いて取引を行う帳票取扱方法であって、コンピュータが実行する工程として、
    前記帳票のイメージデータを読み込むスキャン工程と、
    前記イメージデータに基づいて前記帳票の種類を特定する帳票特定工程と、
    前記帳票の種類に応じた取引画面を表示する表示制御工程と、
    該取引画面を通じて、前記帳票の種類に応じた所定の取引を実行する取引制御工程とを有し、
    前記取引制御工程は、複数の帳票が読み込まれた場合に、該複数の帳票に対応した一連の取引処理を判断し、該判断結果に応じて前記表示制御部を制御することで前記取引画面を遷移させて、取引を実行する帳票取扱方法。
  10. 帳票を用いて取引を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記帳票のイメージデータを読み込むためのプログラムコードと、
    前記イメージデータに基づいて前記帳票の種類を特定するプログラムコードと、
    前記帳票の種類に応じた取引画面を表示するプログラムコードと、
    該取引画面を通じて、前記帳票の種類に応じた所定の取引を実行する取引制御プログラムコードとを有し、
    前記取引制御プログラムコードは、前記帳票の読み込み後に別帳票の読み込みが行われた場合、該別帳票の読み込み可否を予め規定した遷移制御規則に基づき、該別帳票に対応した取引画面の表示を行うか否かを制御するコンピュータプログラム。
  11. 帳票を用いて取引を行うコンピュータプログラムであって、
    前記帳票のイメージデータを読み込むプログラムコードと、
    前記イメージデータに基づいて前記帳票の種類を特定するプログラムコードと、
    前記帳票の種類に応じた取引画面を表示するプログラムコードと、
    該取引画面を通じて、前記帳票の種類に応じた所定の取引を実行する取引制御プログラムコードとを有し、
    前記取引制御プログラムコードは、複数の帳票が読み込まれた場合に、該複数の帳票に対応した一連の取引処理を判断し、該判断結果に応じて前記表示制御部を制御することで前記取引画面を遷移させて、取引を実行するコンピュータプログラム。
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JP2011034524A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Hitachi Ltd 取引支援方法
JP2018151817A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 株式会社日立製作所 伝票管理システムおよび伝票管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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