JP2005196337A - 情報処理装置、データ検索方法およびデータ検索プログラム - Google Patents

情報処理装置、データ検索方法およびデータ検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 1つ以上の属性で構成されるデータを情報格納サーバから取得するときに、処理時間を容易に短くできる情報処理装置、データ検索方法およびデータ検索プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 外部に設置されている情報格納サーバ103から1つ以上の属性で構成されるデータを検索可能な情報処理装置1であって、データを構成する1つ以上の属性のうち情報格納サーバ103から取得する属性を取得属性として設定可能であり、検索結果として情報格納サーバ103から取得するデータが取得属性に応じた属性で構成されることを特徴とすることにより上記課題を解決する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、情報処理装置、データ検索方法およびデータ検索プログラムに係り、特に外部に設置されている情報格納サーバから1つ以上の属性で構成されているデータを検索する情報処理装置、データ検索方法およびデータ検索プログラムに関する。
近年、1つ以上の情報処理装置(以下、クライアントという)と情報格納サーバとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、情報格納サーバに格納されている1つ以上の属性で構成されるデータをクライアントが取得することがよく行われている。例えば特許文献1には、クライアント端末とデータサーバーとがネットワークを介して接続されたデータ検索システムにおいて、クライアントがデータサーバからデータを検索することが記載されている。
情報格納サーバは、例えばLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)に準拠するように構成されている。以下、LDAPに準拠した情報処理サーバをLDAPサーバと呼ぶ。
LDAPサーバで管理されているデータには、テキストデータやバイナリデータが含まれている。また、LDAPサーバで管理されているデータは1つ以上の属性で構成されている。データを構成する属性は、RFC(Request For Comments)で規定されているものやLDAPサーバで独自に定義しているものも含まれる。また、LDAPサーバで管理されているデータは、データサイズもLDAPサーバによってバラツキがある。
RFC2251で規定されたLDAPバージョン3の仕様を実装したLDAPサーバであれば、LDAPサーバで管理している属性の説明(以下、スキーマという)のスキーマ一覧をクライアントが取得することができる。
クライアントの一例としての画像処理装置は、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納している。画像処理装置は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。例えば特許文献2には、クライアントの一例としての画像処理装置が記載されている。
特開2003−108558号公報 特開2002−84383号公報
しかしながら、クライアントはLDAPサーバのバージョンや実装形式によっては、LDAPサーバのスキーマ一覧を必ずしも取得できるとは限らない。また、LDAPサーバからスキーマ一覧を取得できたとしても、そのスキーマ一覧にデータを構成している属性やデータサイズが正確に規定されていないこともある。この場合、クライアントはLDAPサーバからデータを取得するまでの処理時間やデータサイズがどの程度であるかを予測することができない。
したがって、クライアントはLDAPサーバからデータを検索する場合に、その検索結果としてLDAPサーバから取得したデータを処理して表示するまでの処理時間が長く掛かってしまう場合があるという問題が生じていた。また、クライアントは取得したデータがバイナリデータである場合に、テキストデータに対して行うエンコード処理を無駄に行うという問題が生じていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、1つ以上の属性で構成されるデータを情報格納サーバから取得するときに、処理時間を容易に短くできる情報処理装置、データ検索方法およびデータ検索プログラムを提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、外部に設置されている情報格納サーバから1つ以上の属性で構成されるデータを検索可能な情報処理装置であって、前記データを構成する1つ以上の属性のうち前記情報格納サーバから取得する属性を取得属性として設定可能であり、検索結果として前記情報格納サーバから取得するデータが前記取得属性に応じた属性で構成されることを特徴とする。
また、本発明は、外部に設置されている情報格納サーバから1つ以上の属性で構成されるデータを検索可能な情報処理装置のデータ検索方法であって、前記データを構成する1つ以上の属性のうち前記情報格納サーバから取得する属性を取得属性として設定させる段階と、前記取得属性に応じた属性で構成されるデータを含む検索結果を前記情報格納サーバから取得する段階とを有することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータに、外部に設置されている情報格納サーバから1つ以上の属性で構成されるデータを検索させるデータ検索プログラムであって、前記データを構成する1つ以上の属性のうち前記情報格納サーバから取得する属性を取得属性として設定させる手順と、前記取得属性に応じた属性で構成されるデータを含む検索結果を前記情報格納サーバから取得する手順とを実行させるためのデータ検索プログラムであることを特徴とする。
本発明は、1つ以上の属性で構成されるデータを情報格納サーバから取得する為、その情報格納サーバから取得する属性を取得属性として設定し、その取得属性に応じた属性で構成されるデータを情報格納サーバから取得する。即ち、情報格納サーバから取得する属性を設定可能である。言い換えれば、情報格納サーバから取得しない属性を設定することができる。
例えば処理時間が短い属性を情報格納サーバから取得する取得属性として設定しておくことで、情報格納サーバからデータを取得するときの処理時間を短くできる。言い換えれば、処理時間が長い属性を情報格納サーバから取得しない属性として設定することで、情報格納サーバからデータを取得するときの処理時間を短くできる。
本発明によれば、1つ以上の属性で構成されるデータを情報格納サーバから取得するときに、処理時間を容易に短くできる情報処理装置、データ検索方法およびデータ検索プログラムを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。本実施例では、クライアントの一例としての画像処理装置について説明する。なお、本実施例で説明する画像処理装置は、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納している為、融合機と呼ぶ。
図1は、本発明による融合機のソフトウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。融合機1は、ソフトウェア群2と,融合機起動部3と,ハードウェア資源4とを含むように構成される。
ハードウェア資源4は、プロッタ11と,スキャナ12と,ファクシミリなどのその他のハードウェアリソース13とを含む。ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのオペレーティングシステム(以下、OSという)上に起動されているアプリケーション層5とプラットフォーム6とを含む。
アプリケーション層5は、プリンタ,コピー,ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプログラムを含む。図1のアプリケーション層5は、プリンタアプリ21と,コピーアプリ22と,ファックスアプリ23と,スキャナアプリ24と,ネットファイルアプリ25とを含む。なお、ネットファイルアプリ25はネットワークファイル用アプリケーションであり、融合機1にネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信を管理するものである。
プラットフォーム6は、アプリケーション層5からの処理要求を解釈してハードウェア資源4の獲得要求を発生するコントロールサービス層9と、1つ以上のハードウェア資源4の管理を行ってコントロールサービス層9からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)39と、SRM39からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管理を行うハンドラ層10とを含む。
コントロールサービス層9は、NCS31,DCS32,OCS33,FCS34,ECS35,MCS36,UCS37,SCS38など、一つ以上のサービスモジュールを含む。なお、プラットフォーム6は予め定義されている関数により、アプリケーション層5からの処理要求を受信するAPI53を有するように構成されている。OSは、アプリケーション層5およびプラットフォーム6の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
NCS(ネットワークコントロールサービス)31のプロセスは、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分ける際の仲介、又は各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。例えばNCS31は、融合機1にネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信を制御する。
DCS(デリバリーコントロールサービス)32のプロセスは、融合機1に蓄積されている文書データの配送などの制御を行う。OCS(操作パネルコントロールサービス)33のプロセスは、後述する操作パネルの制御を行う。
FCS(ファックスコントロールサービス)34のプロセスは、アプリケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用したファックスの送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録又は引用,ファックスの読み取り,ファックスの受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
ECS(エンジンコントロールサービス)35のプロセスは、プロッタ11,スキャナ12,ハードウェアリソース13などのエンジン部の制御を行う。MCS(メモリコントロールサービス)36のプロセスは、メモリの取得及び解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などの制御を行う。UCS(ユーザ情報コントロールサービス)37のプロセスは、ユーザ情報の管理を行うものである。
SCS(システムコントロールサービス)38のプロセスは、操作部の制御,システム画面の表示,LEDの表示,ハードウェア資源の管理,アプリケーションの管理,割り込みアプリケーションの制御などの処理を行う。
SRM39のプロセスは、SCS38と共にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行うものである。例えばSRM39のプロセスは、プロッタ11やスキャナ12などのハードウェア資源4を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、ハードウェア資源4の実行を制御する。
具体的に、SRM39のプロセスは獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能である旨を上位層に通知する。SRM39のプロセスは、上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源4を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリの確保,ファイル生成など)を直接実施している。
また、ハンドラ層10は後述するFCU(ファックスコントロールユニット)の管理を行うFCUH(ファックスコントロールユニットハンドラ)40と、プロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うIMH(イメージメモリハンドラ)41とを含む。SRM39及びFCUH40は、予め定義されている関数によりハードウェア資源4に対する処理要求を送信するエンジンI/F54を利用して、ハードウェア資源4に対する処理要求を行う。
図1の構成により、融合機1は各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム6で一元的に処理することができる。次に、融合機1のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明による融合機のハードウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。図2の融合機1は、コントローラ60,操作パネル80,FCU81,エンジン部82を有する。
コントローラ60は、CPU61,システムメモリ62,NB63,SB64,ASIC66,ローカルメモリ67,HDD68、NIC69,USB I/F70,IEEE1394 I/F71,セントロニクス I/F72を有する。
操作パネル80は、コントローラ60のASIC66に接続されている。また、FCU81およびエンジン部82はコントローラ60のASIC66にPCIバス83を介して接続されている。
コントローラ60は、ASIC66にローカルメモリ67,HDD68などが接続されると共に、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB63を介して接続されている。なお、ASIC66とNB63とはAGP(Accelerated Graphics Port)65を介して接続されている。
CPU61は、融合機1の全体制御を行うものである。図1の融合機1では、CPU61がコントロールサービス層9を形成する1つ以上のサービスモジュールと、SRM39と、ハンドラ層10を形成するFCUH40,IMH41とをOS上に起動させた後、アプリケーション層5を形成するプリンタアプリ21,コピーアプリ22,ファックスアプリ23,スキャナアプリ24,ネットファイルアプリ25を起動して実行させる。
NB(ノースブリッジ)63は、CPU61,システムメモリ62,SB64,ASIC66,NIC69,USB I/F70,IEEE1394 I/F71及びセントロニクス I/F72を接続するためのブリッジである。NB63は、SB64,NIC69,USB I/F70,IEEE1394 I/F71及びセントロニクス I/F72とPCIバス73を介して接続されている。なお、SB(サウスブリッジ)64は、PCIバス73とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。
システムメモリ62は、描画用メモリ等として用いるメモリである。ローカルメモリ67は、コピー用画像バッファ,符号バッファ等として用いるメモリである。ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。また、HDD68は画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
NIC(ネットワークインターフェースカード)69は、融合機1をインターネットやLAN等のネットワークに接続するインターフェース機器である。また、USB I/F70,IEEE1394 I/F71およびセントロニクス I/F72は、夫々の規格に準じたインターフェースである。操作パネル80は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う操作部である。なお、FCU81はバックアップ用のメモリを有している。FCU81が有するメモリは、例えば融合機1の電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
図3は、LDAPサーバ情報の取得要求,追加要求,変更要求,削除要求について説明するための図である。なお、図3では説明に必要のない構成を省略している。UCS37は、LDAPサーバ情報を一元管理している。UCS37は、例えばLDAPサーバ情報をHDD108に格納して管理している。
LDAPサーバ情報は、サーバ名称,ホスト名(IPアドレス),ポート番号,検索開始位置,認証情報,任意検索条件(複数)および文字コードなどをデータ項目として含んでいる。UCS37は、ファックスアプリ23,スキャナアプリ24又はSCS38からの取得要求に応じて、LDAPサーバ情報をファックスアプリ23,スキャナアプリ24又はSCS38に提供する。また、UCS37は、SCS38からの追加要求,変更要求又は削除要求に応じて、LDAPサーバ情報を追加,変更又は削除する。
ファックスアプリ23は、UCS37にLDAPサーバ情報の取得要求を行うことで検索したいLDAPサーバ103のLDAPサーバ情報を取得する。ファックスアプリ23はLDAPサーバ情報を用いてファックス機能に必要なユーザ情報を取得し、そのユーザ情報を用いて操作パネル80に画面110を表示する。画面110には、例えばファックスデータを送信する宛先情報(例えばファックス番号など)を選択するための情報が表示される。
スキャナアプリ24は、UCS37にLDAPサーバ情報の取得要求を行うことで検索したいLDAPサーバ103のLDAPサーバ情報を取得する。スキャナアプリ24はLDAPサーバ情報を用いてスキャナ機能に必要なユーザ情報を取得し、そのユーザ情報を用いて操作パネル80に画面120を表示する。画面120には、例えばスキャナデータを送信する宛先情報(例えば電子メールアドレスなど)を選択するための情報が表示される。
SCS38のシステム初期設定機能102は、UCS37にLDAPサーバ情報の取得要求,追加要求,変更要求,削除要求を行うことでLDAPサーバ情報の取得,追加,変更,削除を行う。なお、SCS38のソフトキーボード機能101は操作パネル80にソフトキーボードを表示し、そのソフトキーボードの制御を行う。
図4は、検索機能を実現するUCSのソフトウェア構成について説明するための一例の構成図である。なお、図4では説明に必要のない構成を省略している。UCS37は、API層211,検索機能212,データベース制御機能213を有する。API層211はファックスアプリ23,スキャナアプリ24又はSCS38等のUCSクライアント200とのインターフェースを実現する。
検索機能212は、LDAP制御部214,ローカル制御部215で構成され、LDAPライブラリ222,エンコードライブラリ223を用いてLDAPサーバに格納されているデータの検索機能を実現する。以下、LDAPサーバに格納されているデータの検索をLDAP検索と呼ぶ。
データベース制御機能213は、初期化部216,編集部217,取得部218,追加部219,削除部220およびI/O制御部221で構成され、HDD68等の記憶部230に格納されているLDAPサーバ情報231,LDAPユーザ情報232及びローカルユーザ情報233を制御する。
上記のようなハードウェアおよびソフトウェア構成の融合機1を用いて図5のような手順でLDAP検索が行われる。図5は、LDAP検索の一例のシーケンス図である。ステップS10に進み、ファックスアプリ23,スキャナアプリ24等のUCSクライアント200は、UCS37に対してLDAP検索要求を行う。なお、UCSクライアント200はLDAP検索要求をUCS67に対して行うとき、サーバ名称,ホスト名(IPアドレス),ポート番号などの検索対象LDAPサーバ情報、検索フィルタ,取得属性,検索開始位置などの検索情報をLDAP検索要求と共にUCS37に供給する。
ステップS11に進み、UCS37はUCSクライアント200から供給された検索対象LDAPサーバ情報で特定されるLDAPサーバ103に対し、検索情報に応じた検索要求を行う。ステップS12に進み、UCS37はステップS11の検索要求に対する検索結果を受信する。ステップS12で受信する検索結果は、例えば1エントリごとの図6のようなデータ構造の情報である。図6は、検索結果の一例のデータ構造図である。
ステップS13に進み、UCS37は図6のような検索結果を図7のような融合機1用のエントリのデータ構造に1件ずつ変換し、LDAPユーザ情報とする。図7は、LDAPユーザ情報の一例のデータ構造図である。図7のLDAPユーザ情報は、エントリIDにより識別されるエントリ情報に、メール情報,FAX情報,所属情報,付加情報などが関連付けられている。なお、付加情報はユーザが任意に設定できるLDAPサーバから取得する属性である。
ステップS14に進み、UCS37は図6のような検索結果を破棄する。ステップS15に進み、UCS37はステップS13で検索結果から変換したLDAPユーザ情報をステップS10のLDAP検索要求に対する応答として、UCSクライアント200に供給する。
ステップS13の処理について更に説明する。図8は、検索結果を融合機用のエントリのデータ構造に1件ずつ変換する処理の一例のフローチャートである。ステップS20に進み、UCS37は検索結果から一つ目のエントリを抽出する。ステップS20に続いてステップS21に進み、UCS37は抽出したエントリがあるか否かを判定する。
エントリがあれば(S21においてYES)、UCS37はステップS22に進み、LDAPユーザ情報のエントリ情報として追加する。なお、抽出したエントリがなければ(S21においてNO)、UCS37は図8の処理を終了する。
ステップS22に続いてステップS23に進み、UCS37はステップS20で抽出したエントリから一つ目の属性を抽出する。例えば図6の検索結果の場合、UCS37は属性「cn」を抽出する。ステップS24に進み、UCS37は抽出した属性があるか否かを判定する。
属性があれば(S24においてYES)、UCS37はステップS25に進み、抽出した属性の属性値(実データ)を抽出する。例えば図6の検索結果の場合、UCS37は抽出した属性「cn」の属性値「Masahiro Suzuki」を抽出する。なお、属性がなければ(S24においてNO)、UCS37は後述するステップS34に進む。
ステップS25に続いてステップS26に進み、UCS37は抽出した属性値があるか否かを判定する。属性値があれば(S26においてYES)、UCS37はステップS27に進み、抽出した属性値のエンコードを行う。ステップS27のエンコードは、抽出した属性名を操作パネル80に表示できる文字コードに変換する処理である。なお、属性値がなければ(S26においてNO)、UCS37は後述するステップS32に進む。
ステップS28に進み、UCS37は抽出した属性の名(以下、抽出属性名という)と融合機1用の属性の名(以下、内部属性名という)とを順番に比較していく。ステップS29に進み、UCS37は抽出属性名と一致する内部属性名を見つけると、その内部属性名に対応するデータ項目に属性値を格納する。
ステップS30に進み、UCS37は抽出した属性の次の属性値を抽出する。ステップS31に進み、UCS37は抽出した属性値があるか否かを判定する。属性値があれば(S31においてYES)、UCS37はステップS27に戻り、ステップS27〜S31の処理を繰り返す。なお、属性値がなければ(S26においてNO)、UCS37はステップS32に進む。
ステップS32では、UCS37が、ステップS20で抽出したエントリから次の属性を抽出する。例えば図6の検索結果の場合、UCS37は属性「ou」を抽出する。ステップS33に進み、UCS37は抽出した属性があるか否かを判定する。
属性があれば(S33においてYES)、UCS37はステップS25に戻る。属性がなければ(S33においてNO)、UCS37はステップS34に進む。以上で、1エントリのデータ構造が融合機1用のエントリのデータ構造に変換される。
ステップS34では、UCS37が、検索結果から次のエントリを抽出する。ステップS35に進み、UCS37は抽出したエントリがあるか否かを判定する。エントリがあれば(S35においてYES)、UCS37はステップS22に戻る。なお、抽出したエントリがなければ(S35においてNO)、UCS37は図8の処理を終了する。
現状、融合機1は使用する属性をテキストデータと考えており、バイナリデータ(jpegPhoto)のような予想外の属性を取得すると、エンコード等の処理を無駄に行って、UCSクライアント200に検索結果を返すまでに時間が掛かる。そこで、本発明では以下の実施例で説明するように、融合機1で必要のない属性や処理に時間の掛かる属性を取得しないようにする。ただし、取得する属性は操作パネル80からユーザが設定可能である。そこで、本発明では必要のない属性や処理に時間の掛かる属性を取得しないような設定をユーザ主導で行うようにしている。
本発明の実施例1は、エントリを構成する属性ごとに処理時間を提示することで、今後取得しない属性をユーザに設定させるものである。ユーザは処理時間の長い属性を今後取得しない属性として設定することができる。実施例1を実現するためのUCS37は、図9のように構成される。
図9は、本発明による検索機能を実現するUCSのソフトウェア構成について説明するための一例の構成図である。図9の構成図は、タイマ機能224を有していることが図4の構成図と異なっている。タイマ機能224は、エントリを構成する属性ごとに処理時間を計測する。図9のタイマ機能224以外の構成は、図4の構成と同様であるため、説明を省略する。
図10は、検索結果を融合機用のエントリのデータ構造に1件ずつ変換するとき、エントリを構成する属性ごとの処理時間を計測する処理の一例のフローチャートである。図10のフローチャートは、ステップS48のタイマを開始する処理とステップS52のタイマを終了する処理とを有していることが図8のフローチャートと異なっている。
ステップS41〜S47は、図8のステップS20〜S26の処理と同様であるため説明を省略する。UCS37は抽出した属性値があれば(S47においてYES)、ステップS48に進み、タイマ機能224のタイマを開始する。ステップS49に進み、UCS37は抽出した属性値のエンコードを行う。ステップS50に進み、UCS37は抽出属性名と内部属性名とを順番に比較していく。ステップS51に進み、UCS37は抽出属性名と一致する内部属性名を見つけると、その内部属性名に対応するデータ項目に属性値を格納する。
ステップS52に進み、UCS37はタイマ機能224のタイマを終了する。ステップS49〜S51の処理は、エントリを構成する1つの属性を融合機1のLDAPユーザ情報として格納し、UCSクライアント200が使える状態とするまでの処理である。したがって、ステップS48のタイマの開始およびステップS52のタイマの終了により、エントリを構成する1つの属性を融合機1のLDAPユーザ情報として格納し、UCSクライアント200が使える状態とするまでの処理時間が計測される。なお、計測された処理時間はLDAPサーバ情報231に処理時間情報として格納される。
また、1エントリを構成する全ての属性の処理時間を加算することで、1エントリを融合機1のLDAPユーザ情報として格納し、UCSクライアント200が使える状態とするまでの処理時間も算出できる。なお、ステップS53〜S58は、図8のステップS30〜S35の処理と同様であるため説明を省略する。
図11は、本発明によるLDAP検索の第1実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、全ての属性を処理した後、エントリを構成する属性ごとに処理時間を提示することで、今後取得しない属性をユーザに設定させるものである。
ステップS100に進み、UCSクライアント200はUCS37に対してLDAP検索要求を行う。なお、UCSクライアント200はLDAP検索要求をUCS67に対して行うとき、サーバ名称,ホスト名(IPアドレス),ポート番号などの検索対象LDAPサーバ情報、検索フィルタ,取得属性,検索開始位置などの検索情報をLDAP検索要求と共にUCS37に供給する。ここでは、取得属性として「cn」,「mail」,「o」が含まれている例を説明する。
ステップS101に進み、UCS37はUCSクライアント200から供給された検索対象LDAPサーバ情報で特定されるLDAPサーバ103に対し、検索情報に応じた検索要求を行う。ステップS102に進み、UCS37はステップS101の検索要求に対する検索結果を受信する。
ステップS103に進み、UCS37は検索結果を図10のようなフローチャートの手順で融合機1用のエントリのデータ構造に変換し、LDAPユーザ情報とする。ステップS103では、エントリを構成する属性ごとの処理時間が計測され、処理時間情報としてLDAPサーバ情報231に格納される。ステップS103の処理後、UCS37は検索結果を破棄する。
ステップS104に進み、UCS37はステップS103で検索結果から変換したLDAPユーザ情報をステップS100のLDAP検索要求に対する応答として、UCSクライアント200に供給する。ステップS105に進み、UCSクライアント200はUCS37に対して処理時間の問い合わせを行う。ステップS106に進み、UCS37はLDAPサーバ情報231から処理時間情報を読み出し、その処理時間情報240をUCSクライアント200に供給する。
処理時間情報240はLDAPサーバ103ごとに管理されている情報であり、LDAPサーバを識別するLDAPサーバID,属性ごとの処理時間の平均およびピークが含まれている。ステップS107に進み、UCSクライアント200は閾値よりも処理時間の掛かった属性があるか否かを判定し、閾値よりも処理時間の掛かった属性があれば図12のような処理時間確認画面1000を操作パネル80に表示する。
図12は、処理時間確認画面の一例のイメージ図である。図12の処理時間確認画面1000は、属性と、属性ごとの処理時間の平均,最大,所定件数(例えば100件)の合計と、取得しない属性と、取得しない属性の有効期限とが含まれている。
ユーザは処理時間確認画面1000の属性ボタン1001を押下して属性ボタン1001の非反転表示または反転表示を切り替えることで、取得しない属性を選択できる。図12の例では、属性「会社名」の処理時間が他の属性と比べて長いため、取得しない属性として選択されている。なお、取得しない属性の有効期限は有効期限ボタン1002で切り替えることができる。
取得しない属性の有効期限を「時間のみ」に切り替えると、取得しない属性の有効期限はLDAP検索画面を抜けるまでとなる。取得しない属性の有効期限を「以降継続」に切り替えると、取得しない属性の有効期限は以降のLDAP検索に有効となる。なお、取得しない属性の有効期限は「時間のみ」又は「以降継続」が固定されていてもよいし、一度設定した取得しない属性の有効期限を変更できるようにしてもよい。取得しない属性の有効期限は、例えばUCSクライアント200がLDAPサーバ103ごとに保持する。
なお、UCSクライアント200はステップS107の処理前またはステップS108の処理後に図13のようなLDAP検索結果画面1100を操作パネル80に表示することで、LDAP検索結果をユーザに確認させる。図13は、LDAP検索結果画面の一例のイメージ図である。
そして、ステップS109に進み、UCSクライアント200はUCS37に対して次のLDAP検索要求を行う。ステップS108で取得しない属性として「o」が選択されたとすると、LDAP検索要求と共にUCS37に供給される検索情報の取得属性は、取得属性「o」が削除され、「cn」,「mail」となる。
なお、図11のシーケンス図では閾値よりも処理時間の掛かった属性があるか否かを判定し、閾値よりも処理時間の掛かった属性があったときに図12のような処理時間確認画面1000を操作パネル80に表示しているが、閾値よりも処理時間の掛かった属性があるか否かをUCSクライアント200で判定しないような仕組みも考えられる。
例えば図11のシーケンス図において、ステップS107の処理に代えて図13のLDAP検索結果画面1100を操作パネル80に表示し、処理時間確認ボタン1101が押下されたときにステップS108に進むようにしてもよい。
ユーザは、エントリを構成する属性ごとに処理時間を確認し、今後取得しない属性を自由に設定することができる。
本発明の実施例2は、処理時間が基準時間より掛かる属性があった時点で、その属性および処理時間を提示し、今後取得しない属性をユーザに設定させるものである。ユーザは処理時間の長い属性を今後取得しない属性として設定することができる。なお、UCS37の構成は図9の構成と同様である。
図14は、本発明によるLDAP検索の第2実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、処理時間が基準時間より掛かる属性があった時点で、その属性および処理時間を提示することで、今後取得しない属性をユーザに設定させるものである。
ステップS200に進み、UCSクライアント200はUCS37に対してLDAP検索要求を行う。なお、UCSクライアント200はLDAP検索要求をUCS67に対して行うとき、サーバ名称,ホスト名(IPアドレス),ポート番号などの検索対象LDAPサーバ情報、検索フィルタ,取得属性,検索開始位置,基準時間などの検索情報をLDAP検索要求と共にUCS37に供給する。ステップS200のあと、UCSクライアント200は操作パネル80に図15のような画面1200を表示する。図15は、実施例2における一例の画面遷移図である。
ステップS201に進み、UCS37はUCSクライアント200から供給された検索対象LDAPサーバ情報で特定されるLDAPサーバ103に対し、検索情報に応じた検索要求を行う。ステップS202に進み、UCS37はステップS101の検索要求に対する検索結果を受信する。
ステップS203に進み、UCS37は検索結果に含まれる1エントリを図10のようなフローチャートの手順で融合機1用のエントリのデータ構造に変換し、LDAPユーザ情報とする。ステップS203では、1エントリを構成する属性ごとの処理時間が計測され、処理時間情報としてLDAPサーバ情報231に格納される。ステップS203の処理後、UCS37は検索結果を破棄する。
ステップS204に進み、UCS37はLDAPサーバ情報231から処理時間情報を読み出し、基準時間よりも処理時間の掛かった属性があるか否かを判定する。なお、UCS37はステップS200でUCSクライアント200から供給された検索情報に含まれている基準時間を利用する。
基準時間よりも処理時間の掛かった属性があれば(S204においてYES)、UCS37はステップS205に進み、処理時間オーバー通知をUCSクライアント200に供給する。基準時間よりも処理時間の掛かった属性がなければ(S204においてNO)、UCS37はステップS211に進む。
ステップS206では、UCSクライアント200が、UCS37に対して基準時間よりも処理時間の掛かった属性の問い合わせを行う。ステップS207に進み、UCS37は基準時間よりも処理時間の掛かった属性と、その属性の処理時間とをUCSクライアント200に供給する。
ステップS208に進み、UCSクライアント200は図15のような注意画面1300を操作パネル80に表示する。注意画面1300は、基準時間よりも処理時間の掛かった属性と、その属性の1件あたりの処理時間と、全件の処理時間とが含まれている。
ユーザは注意画面1300の「表示しない」ボタン1303を押下することで、基準時間よりも処理時間の掛かった属性を、取得しない属性として選択できる。なお、ユーザは注意画面1300の「表示する」ボタン1303を押下することで、基準時間よりも処理時間の掛かった属性であっても、取得する属性のままにしておくことができる。なお、注意画面1300の「詳細設定」ボタン1301が押下されると、UCSクライアント200は詳細設定画面1400を操作パネル80に表示する。
詳細設定画面1400は、属性と、属性ごとの処理時間の平均,最大,所定件数(例えば100件)の合計と、取得する全ての属性の合計処理時間と、取得しない属性と、取得しない属性の有効期限とが含まれている。なお、ユーザは詳細設定画面1400の属性ボタン1401を押下して属性ボタン1401の非反転表示または反転表示を切り替えることで、取得しない属性を選択できる。詳細設定画面1400における取得しない属性の有効期限は、図12の処理時間確認画面1000と同様である。
また、詳細設定画面1400は属性を処理時間順にソートして表示してもよい。取得する全ての属性の合計処理時間は、詳細設定画面1400で選択されている取得属性に連動して変化する。
注意画面1300の「表示しない」ボタン1303が押下されると、UCSクライアント200はステップS209に進み、基準時間よりも処理時間の掛かった属性を取得しない属性として選択するための取得属性変更要求をUCS37に対して行う。なお、詳細設定画面1400において取得しない属性が選択された場合、UCSクライアント200はステップS209に進み、その属性を取得しない属性として選択するための取得属性変更要求をUCS37に対して行う。
ステップS210に進み、UCS37はステップS209に応じて取得しない属性の設定が成功すれば、ステップS210に進み、成功した旨をUCSクライアント200に通知する。ステップS211に進み、UCS37は融合機1用のエントリのデータ構造に変換するエントリが検索結果にあるか否かを判定する。融合機1用のエントリのデータ構造に変換するエントリが検索結果にあると判定すると(S211においてYES)、UCS37はステップS203に戻る。なお、融合機1用のエントリのデータ構造に変換するエントリが検索結果になおと判定すると(S211においてNO)、UCS37はステップS203で検索結果から変換したLDAPユーザ情報をステップS200のLDAP検索要求に対する応答として、UCSクライアント200に供給する。この後、UCSクライアント200は図15のようなLDAP検索結果画面1500を操作パネル80に表示することで、LDAP検索結果をユーザに確認させる。
ユーザは、処理時間が基準時間より掛かる属性があった時点で、その属性および処理時間を確認し、今後取得しない属性を自由に設定することができる。
本発明の実施例3は、LDAPサーバ103ごとに属性の処理時間を格納しておき、LDAPサーバ情報の設定時に、処理時間が基準時間より掛かる属性およびその属性の処理時間を提示してユーザに確認させるものである。なお、UCS37の構成は図9の構成と同様である。
図16は、本発明によるLDAPサーバ情報設定の一実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、LDAPサーバ情報の設定時に、処理時間が基準時間より掛かる属性およびその属性の処理時間を提示して、ユーザに確認させるものである。
まず、ユーザは融合機1の操作パネル80に図17のLDAP登録/変更/削除画面1600を表示させる。図17は、実施例3における一例の画面遷移図である。ユーザはLDAPサーバ情報の設定を行うLDAPサーバ103を、LDAP登録/変更/削除画面1600から選択する。なお、未登録のLDAPサーバ103のLDAPサーバ情報を設定する場合、「※未登録※」ボタンを選択する。
LDAPサーバ103が選択されると、操作パネル80には図17のLDAPサーバ情報設定画面1700が表示される。ユーザは、取得属性をLDAPサーバ情報設定画面1700に設定する。LDAPサーバ情報設定画面1700に属性が設定されると、UCSクライアント200はステップS300に進み、LDAPサーバ情報設定要求をUCS37に対して行う。なお、UCSクライアント200はLDAPサーバ情報設定要求をUCS67に対して行うとき、サーバ名称,ホスト名(IPアドレス)又はポート番号などの検索対象LDAPサーバ情報、検索フィルタ,取得属性,検索開始位置,基準時間又は基準時間のチェック有無などの検索情報をLDAPサーバ情報設定要求と共にUCS37に供給する。
ステップS301に進み、UCS37は検索条件に含まれる基準時間のチェック有無を確認し、基準時間のチェックを行うか否かを判定する。基準時間のチェックを行うと判定すると(S302においてYES)、UCS37はステップS302に進む。なお、基準時間のチェックを行わないと判定すると(S302においてNO)、UCS37はステップS307に進む。
ステップS302では、UCS37が、設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある属性が含まれているか否かを判定する。設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある属性が含まれていると判定すると(S302においてYES)、UCS37はステップS303に進み、設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある属性が含まれていることを表す失敗をUCSクライアント200に通知する。なお、設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある属性が含まれていないと判定すると(S302においてNO)、UCS37はステップS307に進む。
ステップS304では、UCSクライアント200が、UCS37に対して基準時間よりも処理時間の掛かった属性の問い合わせを行う。ステップS305に進み、UCS37は基準時間よりも処理時間の掛かったことのある属性と、その属性の処理時間とをUCSクライアント200に供給する。
ステップS306に進み、UCSクライアント200は図17のような注意画面1800を操作パネル80に表示する。注意画面1800は、基準時間よりも処理時間の掛かったことのある属性と、その属性の1件あたりの処理時間とが含まれている。
ユーザは注意画面1800の「変更しない」ボタン1802を押下することで、基準時間よりも処理時間の掛かったことのある属性を設定しない。なお、ユーザは注意画面1800の「変更する」ボタン1801を押下することで、基準時間よりも処理時間の掛かったことのある属性であっても、取得する属性として設定できる。注意画面1800の「変更しない」ボタン1802が押下されると、UCSクライアント200は再びLDAP登録/変更/削除画面1600を操作パネル80に表示する。
ステップS307では、UCS37が、設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある属性が含まれていないことを表す成功をUCSクライアント200に通知する。設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある属性が含まれていない場合、UCSクライアント200は図17のような注意画面1800を操作パネル80に表示せず、LDAP登録/変更/削除画面1600を表示する。
ユーザは、LDAPサーバ情報の設定時に、処理時間が基準時間より掛かったことのある属性を確認した上で、その属性を設定することができる。
本発明の実施例4は、LDAPサーバ103ごとに属性の処理時間を格納しておき、取得する属性の設定時に、処理時間が基準時間より掛かる属性およびその属性の処理時間を提示してユーザに確認させるものである。なお、UCS37の構成は図9の構成と同様である。
図18は、本発明による属性設定の一実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、属性の設定時に、処理時間が基準時間より掛かる属性およびその属性の処理時間を提示して、ユーザに確認させるものである。
まず、ユーザは融合機1の操作パネル80に図17のLDAPサーバ情報設定画面1700を表示させる。ユーザは、取得する属性をLDAPサーバ情報設定画面1700に設定する。LDAPサーバ情報設定画面1700に属性が設定されると、UCSクライアント200はステップS400に進み、属性問い合わせをUCS37に対して行う。UCSクライアント200は属性問い合わせをUCS67に対して行うとき、LDAPサーバID,属性名および基準時間を属性問い合わせと共にUCS37に供給する。
ステップS401では、UCS37が、基準時間と処理時間情報とを比較する。ステップS402に進み、UCS37はステップS401の比較結果をUCSクライアント200に送信する。なお、比較結果には基準時間オーバー,基準時間内,処理時間の平均および最大が含まれている。
ステップS403に進み、UCSクライアント200は設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある基準時間オーバーの属性が含まれているか否かを判定する。設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある基準時間オーバーの属性が含まれていると判定すると(S403においてYES)、UCSクライアント200は図17のような注意画面1800を操作パネル80に表示する。
ユーザは注意画面1800の「変更しない」ボタン1802を押下することで、基準時間よりも処理時間の掛かったことのある属性を設定しない。また、ユーザは注意画面1800の「変更する」ボタン1801を押下することで、基準時間よりも処理時間の掛かったことのある属性であっても、取得する属性として設定できる。注意画面1800の「変更する」ボタン1801又は「変更しない」ボタン1802が押下されると、UCSクライアント200はステップS405に進む。なお、設定する取得属性に基準時間より処理時間の掛かったことのある基準時間オーバーの属性が含まれていないと判定すると(S403においてYES)、UCSクライアント200はステップS405に進む。
ステップS405では、UCSクライアント200が、属性問い合わせを行う属性があるか否かを判定する。属性問い合わせを行う属性があると判定すると(S405においてYES)、UCSクライアント200はステップS400に戻る。なお、属性問い合わせを行う属性がないと判定すると(S405においてNO)、UCSクライアント200はステップS406に進み、LDAPサーバ情報設定要求をUCS37に対して行う。UCS37はステップS407に進み、LDAPサーバ情報設定要求に対する処理の成功又は失敗をUCSクライアント200に通知する。
ユーザは、属性の設定時に、処理時間が基準時間より掛かったことのある属性を確認した上で、その属性を設定することができる。
本発明の実施例5は、LDAPサーバ情報の設定時に、プレ検索(前検索)を行って処理時間が基準時間より掛かる属性およびその属性の処理時間を提示してユーザに確認させるものである。なお、UCS37の構成は図9の構成と同様である。
図19は、本発明によるLDAPサーバ情報設定の一実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、LDAPサーバ情報の設定時にプレ検索を行い、処理時間が基準時間より掛かる属性およびその属性の処理時間を提示してユーザに確認させるものである。
まず、ユーザは融合機1の操作パネル80に図17のLDAPサーバ情報設定画面1700を表示させる。ユーザは、取得する属性をLDAPサーバ情報設定画面1700に設定する。LDAPサーバ情報設定画面1700に属性が設定されると、UCSクライアント200はステップS500に進み、属性問い合わせをUCS37に対して行う。UCSクライアント200は属性問い合わせをUCS67に対して行うとき、サーバ名称,ホスト名(IPアドレス)又はポート番号などの検索対象LDAPサーバ情報と、検索フィルタ,取得属性,検索開始位置,基準時間などの検索情報を属性問い合わせと共にUCS37に供給する。
ステップS501に進み、UCS37はUCSクライアント200から供給された検索対象LDAPサーバ情報で特定されるLDAPサーバ103に対し、属性問い合わせに応じた検索要求を行う。ステップS502に進み、UCS37はステップS501の検索要求に対する検索結果を受信する。
ステップS503に進み、タイマ機能224はタイマを開始する。ステップS504に進み、UCS37は検索結果を図10のようなフローチャートの手順で融合機1用のエントリのデータ構造に変換し、LDAPユーザ情報とする。ステップS505に進み、UCS37はタイマ機能224のタイマを終了する。
ステップS506に進み、UCS37は属性問い合わせに応じた検索要求の属性ごとの処理時間の平均値を算出する。ステップS507に進み、UCS37はステップS506で算出した属性ごとの処理時間の平均値と基準時間とを比較する。そして、ステップS508に進み、UCS37はステップS507の比較結果をUCSクライアント200に送信する。なお、ステップS509〜S513の処理は図18のステップS403〜S407と同様であり、説明を省略する。
ユーザは、LDAPサーバ情報の設定時に取得属性のプレ検索を行い、処理時間が基準時間より掛かる属性およびその属性の処理時間を確認した上で、その属性を設定することができる。
上記の実施例1〜5では属性の処理時間を提示して、その属性を取得属性として設定するかをユーザに確認させていたが、処理時間に代えてデータサイズを提示して、その属性を取得属性として設定するかをユーザに確認させてもよい。そこで、実施例6では実施例5の処理時間に代えてデータサイズを利用する例を説明する。
図20は、本発明によるLDAPサーバ情報設定の一実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、LDAPサーバ情報の設定時に、プレ検索を行ってデータサイズが基準データサイズより大きい属性およびその属性のデータサイズを提示してユーザに確認させるものである。実施例6を実現するためのUCS37は、例えば図21のように構成される。
図21は、本発明による検索機能を実現するUCSのソフトウェア構成について説明するための一例の構成図である。図21の構成図は、データサイズ計数機能225を有していることが図4の構成図と異なっている。データサイズ計数機能225は、エントリを構成する属性ごとにデータサイズを計数する。図21のデータサイズ計数機能225以外の構成は、図4の構成と同様であるため、説明を省略する。
まず、ユーザは融合機1の操作パネル80に図17のLDAPサーバ情報設定画面1700を表示させる。ユーザは、取得する属性をLDAPサーバ情報設定画面1700に設定する。LDAPサーバ情報設定画面1700に属性が設定されると、UCSクライアント200はステップS600に進み、データサイズ情報取得要求をUCS37に対して行う。UCSクライアント200はデータサイズ情報取得要求をUCS67に対して行うとき、サーバ名称,ホスト名(IPアドレス),ポート番号,SSL設定などの検索対象LDAPサーバ情報と、検索フィルタ,取得属性,検索開始位置,基準データサイズなどの検索情報をデータサイズ情報取得要求と共にUCS37に供給する。
ステップS601に進み、UCS37はUCSクライアント200から供給された検索対象LDAPサーバ情報で特定されるLDAPサーバ103に対し、データサイズ情報取得要求に応じた検索要求を行う。なお、検索要求にはMAXエントリ数、取得属性、検索フィルタ、タイムアウト等が検索条件として含まれている。ステップS602に進み、UCS37はステップS601の検索要求に対する検索結果を受信する。
ステップS603に進み、データサイズ計数機能225はデータサイズの計数を開始する。ステップS604に進み、UCS37は検索結果を図10のようなフローチャートの手順で融合機1用のエントリのデータ構造に変換し、LDAPユーザ情報とする。ステップS605に進み、UCS37はデータサイズの計数を開始する。
ステップS606に進み、UCS37はデータサイズ情報取得要求に応じた検索要求の属性ごとのデータサイズの平均値を算出する。ステップS607に進み、UCS37はステップS606で算出した属性ごとのデータサイズの平均値と基準データサイズとを比較する。そして、ステップS608に進み、UCS37はデータサイズ情報のほしい属性があるか否かを判定する。データサイズ情報のほしい属性があると判定すると(S608においてYES)、UCS37はステップS601に戻る。
なお、データサイズ情報のほしい属性がないと判定すると(S608においてNO)、UCS37はステップS609に進み、データサイズ情報250をUCSクライアント200に供給する。ステップS610に進み、UCSクライアント200は図22のような画面2000,2100を操作パネル80に表示する。図22は、実施例6における一例の画面遷移図である。
図12の画面2000,2100は、属性と、属性ごとのデータサイズの平均値および最大値とが含まれている。ユーザは画面2000,2100の属性ボタン2001,2101を押下して属性ボタン2001,2101の非反転表示または反転表示を切り替えることで、取得する属性または取得しない属性を選択できる。
ステップS611に進み、UCSクライアント200は取得する属性または取得しない属性の変更があったか否かを判定する。取得する属性または取得しない属性の変更があったと判定すると(S611においてYES)、UCSクライアント200はステップS600に戻る。
取得する属性または取得しない属性の変更がなかったと判定すると(S611においてNO)、UCSクライアント200はステップS612に進み、LDAPサーバ情報設定要求をUCS37に対して行う。そして、UCS37はステップS613に進み、LDAPサーバ情報設定要求に対する処理の成功または失敗をUCSクライアント200に通知する。
ユーザは、LDAPサーバ情報の設定時に取得属性のプレ検索を行い、データサイズが基準データサイズより大きい属性およびその属性のデータサイズを確認した上で、その属性を設定することができる。
上記の実施例1〜6ではデータサイズが大きい等の理由により処理時間の掛かる属性をLDAPサーバ103から取得しないように設定することで処理時間を短くするようにしていた。そこで、実施例7ではLDAPサーバ103から取得する属性の順番を変更すると共に、LDAPサーバ103に対する検索要求を分けて行うことで処理時間を短くしている。
図23は、本発明によるLDAP検索の第7実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、LDAPサーバから属性を取得する順番を変更すると共に、LDAPサーバ103に対する検索要求を分けて行うことで、操作パネル80にLDAP検索結果画面が表示されるまでの時間を短縮する。
ステップS700に進み、UCSクライアント200はUCS37に対してLDAP検索要求を行う。ステップS701に進み、UCS37はUCSクライアント200から供給された検索対象LDAPサーバ情報で特定されるLDAPサーバ103に対し、検索情報に応じた検索要求を行う。なお、ステップS701で検索対象となる取得属性は、LDAP検索結果画面に必要な属性と、所定のデータサイズ以下の属性である。ステップS702に進み、UCS37はステップS701の検索要求に対する検索結果を受信する。
ステップS703に進み、UCS37は検索結果を図10のようなフローチャートの手順で融合機1用のエントリのデータ構造に変換したあと、そのエントリのエントリIDを検索結果としてUCSクライアント200に供給する。ステップS704に進み、UCSクライアント200はUCS37に対してエントリ情報取得要求を行う。ステップS705に進み、UCSクライアント200はUCS37からエントリIDに対応するエントリ情報を取得する。ここでUCSクライアント200が取得する属性は、LDAP検索結果画面に必要な属性と、所定のデータサイズ以下の属性である。UCSクライアント200はステップS705で取得した属性を用いて操作パネル80にLDAP検索結果画面を表示する。
ステップS706に進み、UCS37はUCSクライアント200から供給された検索対象LDAPサーバ情報で特定されるLDAPサーバ103に対し、LDAP検索要求に対する残りの検索要求を行う。なお、ステップS706で検索対象となる取得属性は、所定のデータサイズ以上の属性である。ステップS707に進み、UCS37はステップS706の検索要求に対する検索結果を受信する。
図23のLDAP検索では、LDAP検索結果画面に必要な属性と、処理時間の短い属性とを最初に取得してLDAP検索結果画面を表示する。そして、残りの属性はLDAP検索結果画面を表示しつつ処理時間の長い属性を取得している。図24は、最初に取得する検索結果と後から取得する検索結果との違いを説明するためのデータ構成図である。
例えば図24のデータ構成図で表されたLDAPユーザ情報は、エントリIDにより識別されるエントリ情報,メール情報,FAX情報,所属情報がステップS702の検索結果から取得される。また、付加情報はステップS707の検索結果から取得される。
ユーザは、LDAPサーバ103から取得する属性の順番を変更すると共に、LDAPサーバ103に対する検索要求を分けて行うことで、検索結果画面を表示するまでの時間を短くすることができる。
本発明の実施例8では、LDAPサーバ103から取得する属性の順番を変更すると共に、残りの属性を要求されてから取得するものである。図25は、本発明によるLDAP検索の第8実施例のシーケンス図である。このシーケンス図は、LDAPサーバから属性を取得する順番を変更すると共に、残りの属性を要求されてから取得することで、操作パネル80にLDAP検索結果画面が表示されるまでの時間を短縮する。
ステップS800〜S805の処理は、図23のステップS700〜S705の処理と同様であり、説明を省略する。ステップS806では、UCSクライアント200が、UCS37に対して詳細データ取得要求を行う。即ち、UCS37はUCSクライアント200から詳細データ取得要求があるまで残りの属性をLDAP検索しない。
詳細データ取得要求が供給されると、UCS37はステップS807に進み、ステップS800のLDAP検索要求に対する残りの検索要求を行う。なお、ステップS807で検索対象となる取得属性は、所定のデータサイズ以上の属性である。ステップS808に進み、UCS37はステップS807の検索要求に対する検索結果を受信する。ステップS809に進み、UCS37はステップS808で受信した検索結果を図10のようなフローチャートの手順で融合機1用のエントリのデータ構造に変換したあと、詳細データとしてUCSクライアント200に供給する。
図25のLDAP検索では、LDAP検索結果画面に必要な属性と、処理時間の短い属性とを最初に取得してLDAP検索結果画面を表示する。そして、残りの属性はUCSクライアント200から要求されてから取得する。従って、無駄な属性を取得することを避けることができる。
ユーザは、LDAPサーバ103から取得する属性の順番を変更すると共に、LDAPサーバ103に対する検索要求を分けて行うことで、検索結果画面を表示するまでの時間を短くすることができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求のの範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明による融合機のソフトウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。 本発明による融合機のハードウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。 LDAPサーバ情報の取得要求,追加要求,変更要求,削除要求について説明するための図である。 検索機能を実現するUCSのソフトウェア構成について説明するための一例の構成図である。 LDAP検索の一例のシーケンス図である。 検索結果の一例のデータ構造図である。 LDAPユーザ情報の一例のデータ構造図である。 検索結果を融合機用のエントリのデータ構造に1件ずつ変換する処理の一例のフローチャートである。 本発明による検索機能を実現するUCSのソフトウェア構成について説明するための一例の構成図である。 検索結果を融合機用のエントリのデータ構造に1件ずつ変換するとき、エントリを構成する属性ごとの処理時間を計測する処理の一例のフローチャートである。 本発明によるLDAP検索の第1実施例のシーケンス図である。 処理時間確認画面の一例のイメージ図である。 LDAP検索結果画面の一例のイメージ図である。 本発明によるLDAP検索の第2実施例のシーケンス図である。 実施例2における一例の画面遷移図である。 本発明によるLDAPサーバ情報設定の一実施例のシーケンス図である。 実施例3における一例の画面遷移図である。 本発明による属性設定の一実施例のシーケンス図である。 本発明によるLDAPサーバ情報設定の一実施例のシーケンス図である。 本発明によるLDAPサーバ情報設定の一実施例のシーケンス図である。 本発明による検索機能を実現するUCSのソフトウェア構成について説明するための一例の構成図である。 実施例6における一例の画面遷移図である。 本発明によるLDAP検索の第7実施例のシーケンス図である。 最初に取得する検索結果と後から取得する検索結果との違いを説明するためのデータ構成図である。 本発明によるLDAP検索の第8実施例のシーケンス図である。
符号の説明
1 融合機
2 ソフトウェア群
3 融合機起動部
4 ハードウェア資源
5 アプリケーション層
6 プラットフォーム
9 コントロールサービス層
10 ハンドラ層
11 プロッタ
12 スキャナ
13 ハードウェアリソース
21 プリンタアプリ
22 コピーアプリ
23 ファックスアプリ
24 スキャナアプリ
25 ネットファイルアプリ
31 ネットワークコントロールサービス(NCS)
32 デリバリーコントロールサービス(DCS)
33 オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)
34 ファックスコントロールサービス(FCS)
35 エンジンコントロールサービス(ECS)
36 メモリコントロールサービス(MCS)
37 ユーザインフォメーションコントロールサービス(UCS)
38 システムコントロールサービス(SCS)
39 システムリソースマネージャ(SRM)
40 ファックスコントロールユニットハンドラ(FCUH)
41 イメージメモリハンドラ(IMH)
53 アプリケーションプログラムインターフェース(API)
54 エンジンI/F
60 コントローラ
61 CPU
62 システムメモリ
63 ノースブリッジ(NB)
64 サウスブリッジ(SB)
65 AGP(Accelerated Graphics Port)
66 ASIC
67 ローカルメモリ
68 ハードディスク装置(HDD)
69 ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)
70 USB I/F
71 IEEE1394 I/F
72 セントロニクス I/F
80 操作パネル
81 ファックスコントロールユニット(FCU)
82 エンジン部
83 PCIバス
103 LDAPサーバ
200 UCSクライアント
211 API層
212 検索機能
213 データベース制御機能
222 LDAPライブラリ
223 エンコードライブラリ
230 記憶部
224 タイマ機能
225 データサイズ計数機能

Claims (20)

  1. 外部に設置されている情報格納サーバから1つ以上の属性で構成されるデータを検索可能な情報処理装置であって、
    前記データを構成する1つ以上の属性のうち前記情報格納サーバから取得する属性を取得属性として設定可能であり、検索結果として前記情報格納サーバから取得するデータが前記取得属性に応じた属性で構成されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記検索結果として前記情報格納サーバから取得したデータのうち、処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方をユーザに提示し、前記情報格納サーバから取得しない属性をユーザに設定させる機能を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記検索結果として前記情報格納サーバからデータを取得したあと、そのデータに含まれる取得属性ごとに処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方を提示し、前記情報格納サーバから取得しない属性をユーザに設定させる機能を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記検索結果として前記情報格納サーバからデータを取得している途中で、そのデータに含まれる一つの取得属性の処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方が閾値を超えると、前記取得属性の処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方をユーザに提示し、その取得属性を前記情報格納サーバから取得しない属性とするか否かをユーザに設定させる機能を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記検索結果として前記情報サーバから以前に取得したデータの取得属性ごとに処理時間および処理時間に影響する情報を保持しておき、前記処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方が閾値を超える取得属性を前記情報格納サーバ情報登録時にユーザにより設定されたとき、注意画面を表示する機能を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記検索結果として前記情報サーバから以前に取得したデータの取得属性ごとに処理時間および処理時間に影響する情報を保持しておき、前記処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方が閾値を超える取得属性を前記取得属性設定時に設定されたとき、注意画面を表示する機能を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  7. 前記情報格納サーバ情報登録時に取得属性が設定されると、設定された取得属性で構成されるデータの前検索を行い、前記処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方が閾値を超える取得属性があれば注意画面を表示する機能を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  8. 前記処理時間に影響する情報は、データサイズであることを特徴とする請求項2乃至7何れか一項記載の情報処理装置。
  9. 前記処理時間は、1件あたりの平均処理時間,1件あたりの最大処理時間および所定件数の合計処理時間のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2乃至8何れか一項記載の情報処理装置。
  10. 前記処理時間に影響する情報は、1件あたりのデータサイズ,1件あたりの最大データサイズおよび所定件数の合計データサイズのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2乃至8何れか一項記載の情報処理装置。
  11. 前記注意画面は、前記処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方が閾値を超える取得属性と、その取得属性の処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方とを含むことを特徴とする請求項4乃至7何れか一項記載の情報処理装置。
  12. 前記注意画面は、前記処理時間および処理時間に影響する情報のうちの少なくとも一方が閾値を超える取得属性を、前記情報格納サーバから取得しない属性としてユーザに設定させる設定手段が設けられていることを特徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  13. 前記データを構成する1つ以上の属性のうち、閾値より処理時間が短い又はデータサイズが小さい属性を検索した検索結果を最初に取得し、その後、取得していない属性を検索結果として取得することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  14. 前記データを構成する1つ以上の属性のうち、閾値より処理時間が短い又はデータサイズが小さい属性を検索した検索結果を最初に取得し、その後、取得していない属性の取得要求があると、取得していない属性を検索結果として取得することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  15. 前記情報格納サーバから取得しない属性の設定は、その検索時のみ有効であることを特徴とする請求項2乃至10何れか一項記載の情報処理装置。
  16. 前記情報格納サーバから取得しない属性の設定は、以降の検索時でも有効であることを特徴とする請求項2乃至10何れか一項記載の情報処理装置。
  17. 前記情報格納サーバから取得しない属性の設定は、その検索時のみ有効または以降の検索時でも有効のうちの何れかをユーザに選択させることを特徴とする請求項2乃至10何れか一項記載の情報処理装置。
  18. 前記情報格納サーバから取得しない属性の設定は、その検索時のみ有効または以降の検索時でも有効のうちの何れかをユーザに選択させたあと、その検索時のみ有効または以降の検索時でも有効のうちの何れかを再選択させることを特徴とする請求項17記載の情報処理装置。
  19. 外部に設置されている情報格納サーバから1つ以上の属性で構成されるデータを検索可能な情報処理装置のデータ検索方法であって、
    前記データを構成する1つ以上の属性のうち前記情報格納サーバから取得する属性を取得属性として設定させる段階と、
    前記取得属性に応じた属性で構成されるデータを含む検索結果を前記情報格納サーバから取得する段階と
    を有することを特徴とするデータ検索方法。
  20. コンピュータに、外部に設置されている情報格納サーバから1つ以上の属性で構成されるデータを検索させるデータ検索プログラムであって、
    前記データを構成する1つ以上の属性のうち前記情報格納サーバから取得する属性を取得属性として設定させる手順と、
    前記取得属性に応じた属性で構成されるデータを含む検索結果を前記情報格納サーバから取得する手順と
    を実行させるためのデータ検索プログラム。
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