JP2005194651A - 紙および板紙の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙および板紙製造時、フィラーが多く使用されているしかし従来技術では、フィラーの歩留率を改善することができず、カチオン系デンプン凝集剤をフィラーに加える技術が提案されてはいるが、該問題点を解決することはできなかった。
【解決手段】 水溶性両性ポリマーを、ホワイトカーボンのようなフィラー含有スラリーに添加し、予備凝集させ、これをパルプ繊維スラリーと混合し、ワイヤー上でシートを形成させ、紙または板紙を製造することにより、前記課題を解決した。
【選択図】 なし

Description

本発明は、紙および板紙の製造方法に関するものであり、詳しくはフィラーの歩留率およびろ水性が向上する紙および板紙の製造方法に関するものである。
紙および板紙製造時のエネルギー削減、パルプ繊維の節約、紙品質向上等を目的として、現在では、フィラーを多く使用する傾向にある。しかし従来技術では、フィラーの歩留率を改善することができなかったために、フィラーの添加率の増加の効果が見られず、また白水中のフィラー濃度が増加するために、水処理の負担増やワイヤーの磨耗等の問題が発生している。
これらの課題を解決するために、下記特許文献1および2には、カチオン化デンプン凝集剤をフィラーに加える技術が開示されている。
米国特許第4,799,964号明細書 特開2000−129589号公報
しかしながら、前記特許文献1および2に開示された技術では、凝集剤の添加量が多く、凝集されたフィラー粒子のサイズが不均一なうえ、シェアに弱く、所望の歩留率が再現性よく得られないという問題点がある。
したがって本発明の目的は、フィラーの歩留率およびろ水性が向上する紙および板紙の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、フィラーに水溶性両性ポリマーを添加することにより前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成することができた。
すなわち本発明は、水溶性両性ポリマーを、フィラー含有スラリーに添加し、予備凝集させ、得られた予備凝集フィラースラリーをパルプ繊維スラリーと混合し、ワイヤー上でシートを形成させることを特徴とする紙および板紙の製造方法である。
本発明の作用機構は未だ完全に解明されてはいなが、次のように推定される。
フィラー含有スラリーに水溶性両性ポリマーが添加された際、ポリマーのカチオン性部分とアニオン性部分が同一分子間および異分子間で反応し、イオンコンプレックスが形成され、形成されたネットワークがフィラー粒子を取り込み、さらにそのフィラー粒子表面がポリマーによって改質されたことによって、パルプ繊維と反応し、高い歩留効果を得ることができる。前記特許文献1および2のようなカチオン系デンプン凝集剤や、従来のアニオン性ポリマー凝集剤では、このようなイオンコンプレックスのネットワークは形成されない。本発明によれば、該ネットワークを形成することにより、水溶性両性ポリマーの使用量が少量であっても、優れたフィラーの歩留率およびろ水性が向上した紙および板紙の製造方法が提供される。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明で使用される水溶性両性ポリマーは、ポリマー中にカチオン性部分とアニオン性部分が存在すればよく、とくに制限されないが、少なくともカチオン性モノマー、アニオン性モノマーおよび(メタ)アクリルアミドモノマーの3種類を用いて重合したポリマーが好ましい。その際、前記3種類のモノマーの割合が、カチオン性モノマー0.1〜45モル%、アニオン性モノマー0.1〜45モル%および(メタ)アクリルアミドモノマー10〜99.8モル%であるのがさらに好ましい。
とくに、カチオン性モノマーが、下記一般式(1)で示される化合物またはその塩類であり、前記アニオン性モノマーが、不飽和酸またはその塩類であれば、本発明の効果、すなわちフィラーの歩留率およびろ水性を一層向上させることができる。
Figure 2005194651
(式中、AはOまたはNHを表し、BはC、CまたはCHCHOHCHを表し、RはHまたはCHを表し、RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜3の低級アルキル基を表し、RはH、メチル基、エチル基、ベンジル基または3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル基を表し、Xは例えば塩素イオン、臭素イオン等の対アニオンを表す)
具体的には、一般式(1)で表される化合物として、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノプロピルメタクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル;ジメチルアミノエチルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、ジエチルアミノブチルメタクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド誘導体;ジメチルアミノプロピルアクリルアミドの如き3級アミンをもつ(メタ)アクリルアミド誘導体に1−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドを反応させることにより得られるモノマー等が例示される。
不飽和酸としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸、メチルプロペン−スルホン酸、これらの酸のナトリウム、カリウム、アンモニウム塩等が挙げられる。中でもα,β−不飽和酸が好ましい。
水溶性両性ポリマーの重合は、公知の重合方法を適用すればよく、例えば各種モノマーを反応容器に仕込み、窒素ガス雰囲気下、過硫酸アンモニウム等の重合開始剤を使用し、加熱することにより水溶性両性ポリマーを得ることができる。
このようにして得られた水溶性両性ポリマーは、1規定塩化ナトリウム中における極限粘度(30℃)が、12dl/g以下であることが好ましい。この極限粘度範囲によれば、フィラーの歩留率およびろ水性を一層向上させることができる。なお極限粘度は、市販されている分析機器、例えば草野科学器械製作所社製、商品名キャノンフェンスケ式粘度計によって測定することができる。
本発明で用いられるフィラーは、とくに制限されず、通常製紙用に用いられているものを挙げることができ、例えば炭酸カルシウム、タルク、クレー、ホワイトカーボン等が挙げられる。
またフィラー含有スラリーを調製する際、固形分(乾燥フィラー重量)濃度は、1〜50質量%が好ましい。
なお本発明によれば、水溶性両性ポリマーは、フィラー含有スラリーの固形分に対し、0.01〜0.5質量%(水溶性両性ポリマーの固形分として)という少量でもって添加しても、本発明の効果、すなわちフィラーの歩留率およびろ水性の向上を発現することができる。好ましい添加量は、0.1〜0.4質量%である。
予備凝集は、一般的な方法、例えば水溶性両性ポリマーを含むフィラー含有スラリーを攪拌する等の手段により、せん断力を加えることにより達成される。このようにして予備凝集フィラースラリーが得られる。
本発明で使用されるパルプ繊維は、目的とする紙または板紙の種類により適宜選択すればよいが、例えば針葉樹漂白パルプ(NBKP)、広葉樹漂白パルプ(LBKP)、ストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、リファイナーメカニカルパルプ(RMP)、デインキングパルプ(DIP)、ウェストパルプ(WP)等が挙げられる。
また、パルプ繊維スラリーとしては、パルプ濃度は例えば0.2〜2質量%であり(乾燥質量基準)、そこに添加される予備凝集フィラースラリーは、パルプに対してフィラーが0.5〜50質量%(乾燥質量基準)となるように添加するのが好ましい。
本発明において、紙または板紙は、前記予備凝集フィラースラリーをパルプ繊維スラリーと混合し、当業界でよく知られているように、該混合物をワイヤー上で抄紙し、シートを形成させればよい。抄紙条件、例えばpHや温度等も適宜設定すればよい。なお、抄紙に際し、公知のサイズ剤、紙力剤、歩留剤等の各種添加剤を必要に応じて使用できることは勿論である。
以下、実施例および比較例により本発明をさらに説明する。
(水溶性両性ポリマーの合成)
攪拌機および窒素ガス導入管を付した四つ口フラスコに、5%次亜リン酸ナトリウム水溶液、表1に示すモノマー成分(a)、(b)および(c)を仕込み、各モノマー成分が仕込み液中15質量%になるように脱イオン水で稀釈し、次いで、15%硫酸水溶液でpHを4.0に調節した後、これを窒素ガス導入下、60℃に昇温し、5%過硫酸アンモニウム水溶液4gを加え、重合反応を開始した。その後、75℃に3時間保温して重合反応を完了させた。
Figure 2005194651
(実施例1〜2)
ある製紙工場より、DIP、NBKP、TMPの各パルプ試料および実機の白水を採取し、DIP60質量%、NBKP10質量%、TMP30質量%(全て乾燥質量基準、以下同じ)となるように調整し、パルプ繊維スラリーとした。これを紙料(A)とする。紙料(A)のパルプ繊維スラリー濃度は0.6質量%であった。
次に、フィラーとしてホワイトカーボン(トクヤマ社製商品名トクシールGU−N)を使用し、水溶性両性ポリマー1を前記ホワイトカーボンに対し0.1質量%(実施例1)または水溶性両性ポリマー2を0.1質量%(実施例2)添加し、その後800rpm、10秒の条件にて、攪拌機によりせん断力を加え、予備凝集フィラースラリーを調製した。これを試料(B)とする。試料(B)の水中フィラー濃度は、0.1質量%(対試料B)であった。
続いて、紙料(A)を、ミューテック社製のろ水歩留試験機DFS(ダイナミックフィルトレーションシステム)に投入し、硫酸バンドを対乾燥パルプ3.5質量%、サイズ剤(星光PMC社製商品名AL120)を対乾燥パルプ0.2質量%、紙力剤(ハリマ化学社製商品名EX230)を対乾燥パルプ0.3質量%、上記試料(B)をホワイトカーボンが対乾燥パルプ4質量%となるようにこの順に添加し、さらにカチオン性歩留剤(栗田工業社製商品名ハイホールダー220)を対乾燥パルプ0.015質量%加え、ろ液(C)を採取した。なお、DFSの設定条件は、ミューテック社の推奨に従った。採取したろ液(C)中のフィラー(フィラー分は灰分の測定方法ISO1762−1974に従った)の濃度を測定し、下記の式に従い、フィラーの歩留率を算出した。結果を表2に示す。
(比較例1〜4)
前記実施例1〜2において、水溶性両性ポリマー1、2いずれも添加しない試料(B)を用いるとともに歩留剤を用いない例(比較例1);水溶性両性ポリマー1、2いずれも添加しない試料(B)を用いる例(比較例2);水溶性両性ポリマーの代わりにカチオン化デンプン(日本エヌエスシー社製商品名Cato302)を用いた例(比較例3);水溶性両性ポリマーの代わりにカチオン性歩留剤(栗田工業社製商品名ハイホールダー220)を別に対乾燥パルプ0.1質量%加えた例(比較例4)についても同様にフィラーの歩留率を調べた。結果を表2に示す。
SSの歩留率FPR=[1−ろ液(C)のSS濃度/紙料(B)のSS濃度]×100%
(SS=Suspended Solid:懸濁固形分)

フィラーの歩留率FPAR=[1−ろ液(C)の灰分濃度/紙料(B)の灰分濃度]×100%
Figure 2005194651
(実施例3〜4)
ある製紙工場より、DIP、NBKP、LBKPの各パルプ試料および実機の白水を採取し、DIP20質量%、NBKP10質量%、LBKP70質量%(全て乾燥質量基準、以下同じ)となるように調整し、パルプ繊維スラリーとした。これを紙料(A)とする。紙料(A)のパルプ繊維濃度は0.6質量%であった。
次に、フィラーとしてクレー(白石カルッシウム社製商品名KAOGLOSS)を使用し、水溶性両性ポリマー1を前記ホワイトカーボンに対し0.4質量%(実施例3)または水溶性両性ポリマー2を0.4質量%(実施例4)添加し、その後800rpm、40秒の条件にて、攪拌機によりせん断力を加え、予備凝集フィラースラリーを調製した。これを試料(B)とする。試料(B)の水中フィラー濃度は、0.1質量%であった。
続いて、紙料(A)を、ミューテック社製のろ水歩留試験機DFS(ダイナミックフィルトレーションシステム)に投入し、硫酸バンドを対乾燥パルプ4質量%、カチオン化デンプン(日本エヌエスシー社製商品名Cato302)を対乾燥パルプ0.8質量%、AKD(アルキルケテンダイマー)を対乾燥パルプ0.1質量%、サイズ剤(星光PMC社製商品名AS262)を対乾燥パルプ0.1質量%、上記試料(B)をクレーが対乾燥パルプ6質量%となるようにこの順に添加し、さらにカチオン性歩留剤(栗田工業社製商品名ハイホールダー220)を対乾燥パルプ0.02質量%、ベントナイト(Ciba Specialty Chemical社製商品名Organosorb O)を対乾燥パルプ0.1質量%加え、ろ液(C)を採取した。なお、DFSの設定条件は、ミューテック社の推奨に従った。採取したろ液(C)中のフィラー(フィラー分は灰分の測定方法ISO1762−1974に従った)の濃度を測定し、前記の式に従い、フィラーの歩留率を算出した。結果を表3に示す。
(比較例5〜7)
前記実施例3〜4において、水溶性両性ポリマー1、2いずれも添加しない試料(B)を用いる例(比較例5);水溶性両性ポリマーの代わりにカチオン化デンプン(日本エヌエスシー社製商品名Cato302)を用いた例(比較例6);水溶性両性ポリマーの代わりにカチオン性歩留剤(栗田工業社製商品名ハイホールダー220)を別に対乾燥パルプ0.4質量%加えた例(比較例7)についても同様にフィラーの歩留率を調べた。結果を表3に示す。
Figure 2005194651
以上の結果から、本発明における水溶性両性ポリマーをフィラー含有スラリーに添加した場合は、優れた歩留率が得られていることが分かる。これに対し、該水溶性両性ポリマーを使用しない比較例や、水溶性両性ポリマーの代わりにカチオン化デンプンまたは通常の歩留剤であるカチオン性ポリマーを使用した比較例は、明らかに歩留率が劣ることが分かる。
本発明によれば、フィラーの歩留率およびろ水性が向上する紙および板紙の製造方法が提供される。

Claims (5)

  1. 水溶性両性ポリマーを、フィラー含有スラリーに添加し、予備凝集させ、得られた予備凝集フィラースラリーをパルプ繊維スラリーと混合し、ワイヤー上でシートを形成させることを特徴とする紙および板紙の製造方法。
  2. 前記フィラー含有スラリーの固形分に対し、前記水溶性両性ポリマーを0.01〜0.5質量%の範囲で添加することを特徴とする請求項1に記載の紙および板紙の製造方法。
  3. 前記水溶性両性ポリマーの1規定塩化ナトリウム中における極限粘度が、12dl/g以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の紙および板紙の製造方法。
  4. 前記水溶性両性ポリマーが、カチオン性モノマー、アニオン性モノマーおよび(メタ)アクリルアミドモノマーの3種類のモノマーを少なくとも含み、前記3種類のモノマーの割合が、カチオン性モノマー0.1〜45モル%、アニオン性モノマー0.1〜45モル%および(メタ)アクリルアミドモノマー10〜99.8モル%であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の紙および板紙の製造方法。
  5. 前記カチオン性モノマーが、下記一般式(1)で示される化合物またはその塩類であり、前記アニオン性モノマーが、不飽和酸またはその塩類であることを特徴とする請求項4に記載の紙および板紙の製造方法。
    Figure 2005194651
    (式中、AはOまたはNHを表し、BはC、CまたはCHCHOHCHを表し、RはHまたはCHを表し、RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜3の低級アルキル基を表し、RはH、メチル基、エチル基、ベンジル基または3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル基を表し、Xは対アニオンを表す)
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