JP2005194085A - エレベータの戸閉用光電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 かご床8又は乗場床2の近くに存在する戸閉の障害となるものを検出することができるエレベータの戸閉用光電装置を提供する。
【解決手段】 エレベータの出入口3、9部に設けられた投光器13の光がかご床8で反射され、この反射光を受光器14が受光するのを阻止する反射光阻止手段を備えたものである。その反射光阻止手段の具体的な実施態様として、上下方向に向けた長孔状の透過孔22、32が欠切された遮光板21、31を発光素子13p又は受光素子14rの前面に配置してかご床8面からの反射光によって受光素子13pが照射されるのを阻止するようにしたものである。また、反射光阻止手段の他の実施態様として、出入口9部分のかご床8を、艶消し処理が施された床材で敷設したものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エレベータの出入口部分に障害物が存在するか否かを検出して戸閉動作を行うエレベータの戸閉用光電装置に係る。
従来のエレベータの戸閉用光電装置として、発光素子及び受光素子のいずれかを、戸の先端部に設けられたセフティシューに取り付け、乗客が光を直接遮断した場合に加えて、乗客がセフティシューに触れることによって光軸が移動して受光素子が発光素子の光を受光できなくなった場合も、同様に戸閉中の戸を反転させて戸開きさせるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
また、かごの出入口柱とかご戸の間、又は乗場の三方枠と乗場戸の間に光軸を通し、戸開動作中に光軸が遮断されると、戸を反転させて戸閉方向へ移動させ、戸を開くときに乗客の手が引き込まれないようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
上記両特許文献に記載のものは、検出対象がいずれも立姿の乗客であり、対象が特定されている。このため、上下に2組の光電装置が取り付けられていた。
しかし、かごに乗る対象が多岐に亙り、車椅子の前輪、幼児や老人の足及びペット等も検出対象とした場合、床面に近い低位置から上方向へ向けて網の目状に光軸を通して戸閉障害を検出する必要がある。
図4から図8は、上記網の目状に光軸を通したエレベータの戸閉用光電装置の従来例を示す。
図4は、昇降路6及びかご7の横断面図である。
エレベータの乗場1には、乗場床2から三方枠5が立設されて乗場出入口3が形成されている。乗場出入口3部分には、乗場敷居2aが敷設されていて、乗場戸4が乗場出入口3を開閉するようになっている。
昇降路6には、かご7が納められていて、かご出入口9の左右には、かご床8から出入口柱10及び11が立設されている。かご出入口9部分には、かご敷居8aが敷設されていて、かご戸12がかご出入口9を開閉するようになっている。
出入口柱10には、投光器13が長手を上下に向けて内設されている。また、出入口柱11には、受光器14が長手を上下に向けて内設されていて、投光器13の光を受けて戸閉障害の有無を検出するようになっている。
図5は、図4のV−V線部分の断面を矢視した縦断面図である。投光器13には5個の発光素子13a、13b、13c、13d及び13eがかご床8に近接した位置から、一定の間隔を隔てて順に配置されている。以下、総称する場合は発光素子13pという。各発光素子13pの前面部分の出入口柱10には開口10aが形成されていて、かご出入口9を横断させて出入口柱11の受光器14へ向けて発光素子13pから光を照射するようになっている。
受光器14も同様に構成されていて、図6に示すとおり、受光器14には5個の受光素子14a、14b、14c、14d及び14eがかご床8に近接した位置から、対応する発光素子13a、13b、13c、13d及び13eの光軸が通る位置に順に配置されている。以下、総称する場合は受光素子14rという。各受光素子14rの前面部分の出入口柱11には開口11aが形成されていて、発光素子13pの光を受光するようになっている。
図6は、図4のVI−VI線部分の断面を矢視したかご出入口9部分の縦断面図で、発光素子13pの照射範囲ωpoと受光素子14rの受光範囲ωroを示す。ここで、発光素子13eはC−C線断面において符号ωpoで示すとおり円形の照射範囲を有している。この照射範囲ωpoは、発光素子13eを原点として上限線Upoと下限線Dpoに挟まれており、発光素子13eは受光素子14c、14d及び14eを照射する。他の発光素子13d、13c、13b及び13eも同様である。
即ち、発光素子13dは受光素子14b、14c、14d及び14eを照射し、発光素子13cは受光素子14a、14b、14c、14d及び14eを照射し、発光素子13bは受光素子14a、14b、14c及び14dを照射し、発光素子13aは受光素子14a、14b及び14cを照射する。
受光素子14eはD−D線断面において符号ωroで示す受光範囲を有している。この受光範囲ωroは、受光素子14eを原点として上限線Uroと下限線Droに挟まれており、受光素子14eは発光素子13c、13d及び13eから受光する。他の受光素子14d、14c、14b及び14eも同様である。
即ち、受光素子14dは発光素子13b、13c、13d及び13eから受光し、受光素子14cは発光素子13a、13b、13c、13d及び13eから受光し、受光素子14bは発光素子13a、13b、13c及び13dから受光し、受光素子14aは発光素子13a、13b及び13cから受光する。
図7は、図6に示す照射範囲ωpoの発光素子13pと受光範囲ωroの受光素子14rが配列された光電装置の動作を示すタイムチャートである。
図7において、時刻T1になると、発光素子13eが所定の時間間隔を置いて1番、3番、5番のタイミングで発光する。各発光ごとに上記複数の受光素子14rが照射されるが、1番の発光には受光素子14eのみが作動対象となり、受光しないときは戸閉障害を検出したことになる。同様に3番の発光には受光素子14dのみが作動対象となり、5番の発光には受光素子14cのみが作動対象となる。
時刻T2になると、発光素子13dが所定の時間間隔を置いて1番、2番、3番、5番のタイミングで発光し、それぞれ受光素子14d、14e、14c、14bの順に作動対象となる。以下、時刻T3では、発光素子13cが1番から5番までの全タイミングで発光して受光素子14c、14d、14b、14e、14aの順に作動対象となる。
時刻T4では、発光素子13bが1番から4番までのタイミングで発光して受光素子14b、14c、14a、14dの順に作動対象となる。時刻T5では、発光素子13aが1番、2番、4番のタイミングで発光して受光素子14a、14b、14cの順に作動対象となる。続いて時刻T11で二巡目に移り、同様の動作を繰り返す。
図8は、図6の照射範囲ωpo及び受光範囲ωroと図7のタイムチャートに基いて、発光素子13aと13b及び受光素子14aと14bの動作の詳細を示す。
即ち、時刻T4の3番目のタイミングで発光素子13bが発光し、直射光T4−3によって作動対象の受光素子14aが照射される。同時にかご床8で反射された反射光rT4−3によっても照射される。従って、直射光T4−3が遮光されていても受光素子14aは、反射光rT4−3による照射によって受光検出をし、直射光T4−3が戸閉障害によって遮光されたとしても、その遮光を検出することができない。
上記のとおり、発光素子13p及び受光素子14rは複数個取り付けられているが、択一された発光素子13pと受光素子14rによって戸閉障害を検出し、その組合せを変えることによって、検出範囲を網目状にしたものである。
同様に、時刻T5の1番目のタイミングで発光素子13aが発光し、直射光T5−1によって作動対象の受光素子14aが照射される。同時にかご床8で反射された反射光rT5−1によっても照射される。このため、直射光T5−1が遮光されていても受光素子14aは、反射光rT5−1による照射によって受光検出をし、直射光T5−1が遮光されたとしても、その遮光を検出することができない。更に、時刻T5の2番目のタイミングで発光素子13aが発光し、直射光T5−2と反射光rT5−2の双方によって作動対象の受光素子14bが照射される。このため、直射光T5−2が遮光されていても受光素子14aは、反射光rT5−2による照射によって受光検出をし、直射光T5−2の遮光を検出することができない。
即ち、直射光T4−3は反射光rT4−3によって無効直射光となる。同様に、直射光T5−1は反射光rT5−1によって、また、直射光T5−2は反射光rT5−2によってそれぞれ無効直射光となる。
特開平6−336388号公報(段落番号17〜19、図1、図2) 特開平10−139333号公報(段落番号16、17、図1、図2)
従来のエレベータの戸閉用光電装置は、上記のとおり、エレベータの出入口3、9部分の低位置から広い範囲に亙って戸閉障害を検出する必要がある場合、発光素子13pの照射範囲ωpoと受光素子14rの受光範囲ωroを広くし、かつ、網の目状に光軸を通して戸閉障害を検出していた。
しかし、受光素子14rには、発光素子13pの直射光に加えて、床面で反射した反射光によっても照射されることになる。このため、戸閉障害が存在して直射光が遮断されているにも拘らず、床面からの反射光によって受光素子14rが照射されて上記遮光を検出することができない場合がある、という問題があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、床面近くに存在する戸閉の障害となるものを検出することができるエレベータの戸閉用光電装置を提供することを目的とする。
この発明に係るエレベータの戸閉用光電装置は、エレベータの出入口部に設けられた投光器の光が床面で反射され、この反射光を受光器が受光するのを阻止する反射光阻止手段を備えたものである。
また、上記反射光阻止手段の具体的な実施態様として、上下方向に向けた長孔状の透過孔が欠切された遮光板を発光素子の前面に配置して床面方向へ照射される光を遮断するようにして、反射光の発生を未然に阻止するようにしたものである。
更に、反射光阻止手段の他の実施態様として、上下方向に向けた長孔状の透過孔が欠切された遮光板を受光素子の前面に配置して床面で反射された反射光によって受光素子が照射されるのを阻止するようにしたものである。
更にまた、反射光阻止手段の他の実施態様として、出入口部分の床を、艶消し処理が施された床材で敷設したものである。
この発明に係るエレベータの戸閉用光電装置によれば、床面で反射した反射光を受光器が受光することはないので、投光器の直射光が戸閉の障害となるものによって遮断されると、受光器は上記遮光を検出して戸閉動作を阻止することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一符号を付し、説明の重複を省いた。
実施の形態1.
図1から図3は、この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸閉用光電装置を示す。図1は、出入口部分を奥行方向へ向けて切断した縦断面図で、図4のV−V線相当部分の断面を矢視したものである。図2は、出入口部分を間口方向へ向けて切断した縦断面図で、図4のVI−VI線相当部分の断面を矢視したものである。
図1及び図2において、エレベータの乗場1には、乗場床2から三方枠5が立設されて乗場出入口3が形成されている。乗場出入口3部分には、乗場敷居2aが敷設されていて、乗場戸4が乗場出入口3を開閉するようになっている。
昇降路6には、かご7が納められていて、かご出入口9の左右には、かご床8から出入口柱10及び11が立設されている。かご出入口9部分には、かご敷居8aが敷設されていて、かご戸12がかご出入口9を開閉するようになっている。
出入口柱10には、投光器13が長手を上下に向けて内設されている。投光器13には5個の発光素子13a、13b、13c、13d及び13eがかご床8に近接した位置から、一定の間隔を隔てて順に配置されている。以下、総称する場合は発光素子13pという。各発光素子13pの前面部分の出入口柱10は、かご床8方向へ照射される光を遮断する遮光板21としても機能するものである。この遮光板21には、各発光素子13a〜13eごとに個別に上下方向へ長手を向けた長孔状に欠切された透過孔22a〜22eが形成されている。各発光素子13a〜13eは、それぞれの透過孔22a〜22eを介して受光素子14a〜14eを照射する。ここで、透過孔22a〜22eが穿設された遮光板21は、反射光阻止手段として機能するものである。
同様に、出入口柱11には、受光器14が長手を上下に向けて内設されていて、投光器13の光を受けて戸閉障害の有無を検出するようになっている。
即ち、受光器14には5個の受光素子14a、14b、14c、14d及び14eがかご床8に近接した位置から、対応する発光素子13a、13b、13c、13d及び13eの光軸が通る位置に順に配置されている。以下、総称する場合は受光素子14rという。各受光素子14rの前面部分の出入口柱11は、かご床8から反射された反射光を遮断する遮光板31としても機能するものである。この遮光板31には、各受光素子14a〜14eごとに個別に上下方向へ長手を向けた長孔状に欠切された透過孔32a〜32eが形成されている。各受光素子14a〜14eは、それぞれの透過孔32a〜32eを介して投光器13からの直射光を受光する。ここで、透過孔32a〜32eが穿設された遮光板31は、反射光阻止手段として機能するものである。
各発光素子13pは、図6に示したとおり、円形の照射範囲ωpoを固有しているが、遮光板21に穿設された透過孔22a〜22eによって修正されて上下方向に長い修正照射範囲ωpa、ωpb、ωpc、ωpd、ωpeとなる。
ここで、透過孔22aは透過孔22bよりもかご床8に近接している。このため、透過孔22aの投光器13aから下位部の欠切孔は、透過孔22bの投光器13bから下位部の欠切孔よりも、狭小となっている。透過孔22bと透過孔22cについて同様である。
また、各受光素子14rも、図6に示したとおり、円形の受光範囲ωroを有しているが、遮光板31に穿設された透過孔32a〜32eによって修正されて上下方向に長い修正受光範囲ωra、ωrb、ωrc、ωrd、ωreとなる。
ここで、透過孔32aは透過孔32bよりもかご床8に近接している。このため、透過孔32aの受光器14aから下位部の欠切孔は、透過孔32bの受光器14bから下位部の欠切孔よりも、狭小となっている。透過孔32bと透過孔32cについて同様である。
図3は、透過孔22a、22b、22cによって修正された修正照射範囲ωpa、ωpb、ωpcを示す。
即ち、発光素子13a自体は、円形の照射範囲ωpoを固有しており、上限線Upo及び下限線Dpoは、それぞれ光軸と角θをなしている。透過孔22aによって修正されて照射範囲ωpoは修正照射範囲ωpaとなる。上限線Upoは修正上限線Upaとなり、光軸と角αをなす。下限線Dpoは修正下限線Dpaとなり、光軸と角γをなす。下限線Dpaに沿って放射された光がかご床8を照射することはない。従って、発光素子13aは、角(α+γ)の範囲内に入る受光素子14a、14b、14cを直射光で照射することになる。
発光素子13bも同様であって、円形の照射範囲ωpoを固有しており、上限線Upo及び下限線Dpoは、それぞれ光軸と角θをなしている。透過孔22bによって修正されて照射範囲ωpoは修正照射範囲ωpbとなる。上限線Upoは修正上限線Upbとなり、光軸と角αをなす。下限線Dpoは修正下限線Dpbとなり、光軸と角βをなす。下限線Dpbに沿って放射された光がかご床8を照射することはない。従って、発光素子13bは、角(α+β)の範囲内に入る受光素子14a、14b、14c、14dを直射光で照射することになる。
発光素子13cも同様であって、円形の照射範囲ωpoを固有しており、上限線Upo及び下限線Dpoは、それぞれ光軸と角θをなしている。透過孔22cによって修正されて照射範囲ωpoは修正照射範囲ωpcとなる。上限線Upoは修正上限線Upcとなり、光軸と角αをなす。下限線Dpoは修正下限線Dpcとなり、光軸と角θをなす。下限線Dpcに沿って放射された光がかご床8を照射することはない。従って、発光素子13cは、角(α+α)の範囲内に入る全受光素子14a、14b、14c、14d、14eを直射光で照射することになる。
発光素子13d、13eも発光素子13cと同様である。
また、受光素子14a〜14eもそれぞれ透過孔32a〜32eによって修正された修正受光範囲ωra〜ωreの光を受光することになる。この修正受光範囲ωra〜ωreには、かご床8からの反射光は含まれない。従って、受光素子14a、14b、14c、14d、14eは、いずれも発光素子13a、13b、13c、13d、13eからの直射光を受光することになる。
上記実施の形態1によれば、発光素子13pの前面に、光軸から下側部分の欠切を狭小にした長孔状の透過孔22が穿設された遮光板21を配置して下方へ照射される光を制限したので、発光素子13pからの光がかご床8で反射されることはない。このため、受光素子14rは発光素子13pからの直射光によって照射されることになり、この直射光が遮断されることによって戸閉障害を検出することがができ、この検出によって戸閉動作を阻止することができる。
また、受光素子14rの前面にも、光軸から下側部分の欠切を狭小にした長孔状の透過孔32が穿設された遮光板31を配置して下方から照射される光を制限したので、受光素子14rがかご床8で反射した反射光によって照射されることはない。このため、受光素子14rは発光素子13pからの直射光によって照射されることになり、この直射光が遮断されることによって戸閉障害を検出することがができ、この検出によって戸閉動作を阻止することができる。
なお、図2において、符号133で示した部分は、発光素子13aから受光素子14aへ向けた光軸よりも下位の部分であって、戸閉障害を検出することができない検出不能域である。この検出不能域133を更に狭小にするには、上記実施の形態1における反射光阻止手段の採用と相俟って発光素子13aと受光素子14aの取付位置を下げることによって実現することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、投光器13がかご床8を照射するのを阻止すると共に、かご床8からの反射光によって受光器14が照射されるのを阻止するために、それぞれ遮光板21、31を取り付けて反射光阻止手段とした。
この実施の形態2では、上記遮光板21、31に替えて、又は上記遮光板21、31に加えて、かご出入口9部分のかご床8を、艶消し処理が施された床材で敷設して反射光阻止手段を構成したものである。
艶消し処理の具体例として、小粒鋼玉を金属表面に打ちつけるショットピーニングや、表面を腐食させる工法によるものが考えられる。
上記床材のかご床8は、投光器13からの光を乱反射するので、受光器14は直射光にのみ応動することなる。
また、上記実施の形態1では、投光器13に遮光板21を、受光器14に遮光板31を、それぞれ取り付けるようにしたが、いずれか一方のみであってもよい。
更に、上記実施の形態1では、投光器13及び受光器14は、かご7の出入口柱10に取り付けられるものとしたが、乗場1の三方枠5に取り付けてもよい。
更にまた、戸閉動作の支障にならない位置に投光器13と受光器14を設置し、光軸を乗場戸4とかご戸12の間に通すようにしてもよい。
この発明の実施の形態1における戸閉用光電装置が取り付けられたエレベータの出入口部分を奥行方向に向けて切断した縦断面図。 この発明の実施の形態1における戸閉用光電装置が取り付けられたエレベータの出入口部分を間口方向に向けて切断した縦断面図。 この発明の実施の形態1における戸閉用光電装置の反射光阻止手段の機能を示す説明用図。 従来の戸閉用光電装置が取り付けられたエレベータの昇降路の横断面図。 図4のV−V線部分の断面を矢視した縦断面図。 図4のVI−VI線部分の断面を矢視したかご出入口部分における照射範囲と受光範囲を示す縦断面図。 発光素子と受光素子の動作を示すタイムチャート。 かご出入口部分における反射光を示す縦断面図。
符号の説明
1 乗場、 2 乗場床、 2a 乗場敷居、 3 乗場出入口、 4 乗場戸、 5 三方枠、 6 昇降路、 7 かご、 8 かご床、 8a かご敷居 9 かご出入口、 10 出入口柱、 12 かご戸、 13 投光器、 13a 発光素子、 14 受光器、 14a 受光素子、 21 遮光板、 22 透過孔、 31 遮光板、 32 透過孔、 ωpa 修正照射範囲、 ωra 修正受光範囲。

Claims (5)

  1. エレベータの出入口部の一側に投光器が設置され、他側に上記投光器の光を受ける受光素子が上下方向に向けて複数列設された受光器が設置され、この受光器が受光を検出しているときに上記出入口を開閉する戸の戸閉動作を可能とし、上記光が遮られて上記受光器が遮光を検出すると上記戸閉動作を阻止するエレベータの戸閉用光電装置において、上記投光器の上記光が上記出入口部の床面で反射され、この反射光によって上記受光器が受光を検出するのを阻止する反射光阻止手段を備えたエレベータの戸閉用光電装置。
  2. 投光器は、受光器の受光素子と対向して複数の発光素子が設けられて上記受光素子に向けて放射状に投光するものとし、反射光阻止手段は、上記発光素子の前面に配置されて床面を照射する光を遮断して上記受光素子が上記床面からの反射光によって照射されるのを阻止する遮光板と、上記発光素子のそれぞれに対応させて上位部から下位部に亙って上記遮光板を長孔状に欠切して形成されて上記発光素子の直射光で上記受光素子を照射させる透過孔とからなるものとした請求項1に記載のエレベータの戸閉用光電装置。
  3. 反射光阻止手段は、受光素子の前面に配置されて床面で反射された反射光を遮断して上記受光素子が上記反射光によって照射されるのを阻止する遮光板と、上記受光素子のそれぞれに対応させて上位部から下位部に亙って上記遮光板を長孔状に欠切して形成されて投光器の直射光を透過させて上記受光素子を照射させる透過孔とからなるものとした請求項1に記載のエレベータの戸閉用光電装置。
  4. 床面に近接して設けられた反射光阻止手段の透過孔の発光素子又は受光素子から下位部の欠切孔を、上記床面から遠隔して上方部に設けられた反射光阻止手段の透過孔の上記欠切孔よりも、狭小とした請求項2又は3に記載のエレベータの戸閉用光電装置。
  5. 反射光阻止手段を、艶消し処理が施された床材とした請求項1に記載のエレベータの戸閉用光電装置。
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