JP2005193807A - フロントバンパ取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フェンダプロテクタがバンパサイドから外れるのを防ぐことのできるフロントバンパ取付構造を提供する。
【解決手段】 フロントフェンダのホイールアーチに沿って設けられたフェンダプロテクタの前端部に、フロントフェンダの前方下端部に回り込んだバンパサイドの後端部が装着されたフロントバンパ取付構造であって、バンパサイド5の後端部裏面にリブ6,7を設けるとともに、リブ6,7にフェンダプロテクタ3の前端部3Aを係止した。
【選択図】 図1
【解決手段】 フロントフェンダのホイールアーチに沿って設けられたフェンダプロテクタの前端部に、フロントフェンダの前方下端部に回り込んだバンパサイドの後端部が装着されたフロントバンパ取付構造であって、バンパサイド5の後端部裏面にリブ6,7を設けるとともに、リブ6,7にフェンダプロテクタ3の前端部3Aを係止した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車のフロントバンパの取付構造に関する。
一般に自動車においては、図4に示すように、車両走行時にタイヤから跳ね上げられるスプラッシュがフロントフェンダ1の車内側面やフードリッジパネル(図示省略)の車外側面に飛散するのを防止するために、フロントフェンダ1のホイールアーチ2に沿ってタイヤ(図示省略)の上方を覆うようにフェンダプロテクタ3が設けられている。なお、図中、FRは車両の前方方向を示している(以下、同じ)。
一方、自動車の前部にはフロントバンパ4が設けられ、このフロントバンパ4両端のバンパサイド5はフロントフェンダ1の前方下端部に回り込んで配置されている。そして、バンパサイド5の後端部には、図5(図4のA−A線に沿った断面図)に示すように、車幅方向内側に曲げられた後端フランジ部5Aが形成され、この後端フランジ部5Aをフェンダプロテクタ3の前端部3Aに係合させることにより、バンパサイド5がフェンダプロテクタ3に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−27500号公報
しかしながら、上記従来の技術は、バンパサイド5の後端フランジ部5Aとフェンダプロテクタ3の前端部3Aとは、バンパ下端5Bからフロントフェンダ1までの範囲Xでは、ねじ等により互に接合された構造とはなっていないため、走行時の風によってフェンダプロテクタ3が外れるという問題がある。すなわち、従来のフロントバンパ取付構造では、フェンダプロテクタ3の前端部3Aをバンパサイド5の後端フランジ部5Aに載せているだけの構造であるため、走行時にバンパ開口4Aからフェンダプロテクタ3前側に流入した風によって、図5に破線で示すように、フェンダプロテクタ3は後方に押されてバンパサイド5の後端フランジ部5Aから外れてしまう。
フェンダプロテクタ3に風逃し用の孔を設けておけば上記問題は生じないが、このようにすると、該孔を介してタイヤハウス側から水や泥がバンパ裏面側に入ってしまい好ましくない。
本発明の課題は、フェンダプロテクタがバンパサイドから外れるのを防ぐことのできるフロントバンパ取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、バンパサイドの後端部裏面にフェンダプロテクタの前端部を係止するようにした点に特徴がある。すなわち、本発明は、フロントフェンダのホイールアーチに沿って設けられたフェンダプロテクタの前端部に、前記フロントフェンダの前方下端部に回り込んだバンパサイドの後端部が装着されたフロントバンパ取付構造であって、前記バンパサイドの後端部裏面にリブを設けるとともに、該リブに前記フェンダプロテクタの前端部を係止したことを特徴としている。
上記構成によれば、バンパサイドの後端部裏面に設けられたリブにフェンダプロテクタの前端部が係止されているので、走行時に風がフェンダプロテクタに当たっても、フェンダプロテクタが容易に外れてしまうことはない。
本発明によれば、バンパサイドに設けられたリブによってフェンダプロテクタの前端部が係止されているため、フェンダプロテクタがバンパサイドから容易に外れてしまうのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は、図4において矢印Bのようにバンパサイド5を裏側から見たときの斜視図であり、本発明に係るフロントバンパ取付構造の特徴部分を示している。図1に示すように、バンパサイド5の後端部には車幅方向内側に折り曲げられた後端フランジ部5Aが形成されている。バンパサイド5の裏面には、後端フランジ部5A付近に略直方体をなした小さなリブ6,7が設けられている。
リブ6の一側は後端フランジ部5Aに接しており、他側の角部6Aにはアール(円弧面)が付けられている。リブ7は長手側を上下にして設けられ、リブ6に対向配置されている。すなわち、リブ6とリブ7は隙間を開けて略T字型に配置されており、フェンダプロテクタ3は前端部3Aが前記隙間に挿入されてリブ6,7間に係止される。なお、図1では、リブ6,7はそれぞれ2個示されているが、それぞれ1個でもよいし、それぞれ3個以上でもよい。
図2は図1のC−C線に沿った断面図であり、図3は図1のD−D線に沿った断面図である。図1ではフェンダプロテクタ3は示されていなかったが、図2及び図3では、バンパサイド5との位置関係を分かりやすくするために、リブ6,7間に係止されたフェンダプロテクタ3が示されている。
フェンダプロテクタ3は、図2及び図3に示すように、前端部3Aがクランク状に折り曲げられ、折り曲げ部先端3Bとバンパサイド5の後端フランジ部5Aとの間に隙間S1が形成されている。
また、リブ6の外表面のうちフェンダプロテクタ3の前端部3Aに当接する外表面には、凹部としてV字溝8が形成され、フェンダプロテクタ前端部3Aの折り曲げ部先端3BにはV字溝8に係合する凸部9が設けられている。
さらに、フェンダプロテクタ3の折り曲げ部先端3Bには、風が通り抜けるための孔10が形成されている。この孔10は、折り曲げ部先端3Bがリブ6,7に当接しない箇所、つまり凸部9が設けられた部分とは異なった箇所に形成されている。またフェンダプロテクタ3の前端部3Aのうち、クランク状に折り曲げられた部分とバンパサイド5の後端フランジ部5Aとの間には隙間S2が形成されている。
次に、上記構成のフロントバンパ取付構造の作用について説明する。
バンパサイド5の後端部裏面に設けられたリブ6,7間にフェンダプロテクタ3の折り曲げ部先端3Bが係止されているので、走行時に風がフロントバンパ4のバンパ開口部4Aからフェンダプロテクタ3前側に流入し、フェンダプロテクタ3に当たっても、フェンダプロテクタ3がバンパサイド5の後端部から容易に外れてしまうことはない。
特に、リブ6の外表面にはV字溝8が形成され、フェンダプロテクタ前端部3Aの折り曲げ部先端3Bには凸部9が設けられているので、折り曲げ部先端3Bをリブ6,7間に挿入すると凸部9がV字溝8に係合し、フェンダプロテクタ3をバンパサイド5に強固に固定することができる。
また、走行時にフロントバンパ4のバンパ開口部4Aからフェンダプロテクタ3前側に流入した風は、フェンダプロテクタ3の折り曲げ部先端3Bに形成された孔10、及びフェンダプロテクタ3と後端フランジ部5Aとの間の隙間S2を通ってタイヤハウス内へと流れ、フェンダプロテクタ3に当たる風圧を弱めることができ、その結果、フェンダプロテクタ3のバンパサイド5からの外れをより確実に防ぐことができる。
本実施例によれば、リブ6の角部6Aにアールを付けたので、フェンダプロテクタ3をバンパサイド5に組み付ける際に、フェンダプロテクタ3の折り曲げ部先端3Bは角部6Aにガイドされてリブ6,7間に挿入されることになる。その結果、組付作業が容易となり、作業性向上を図ることが可能となる。
また、フェンダプロテクタ3の前端部3Aがクランク状に折り曲げられているので、この部分の剛性を向上させることができる。
さらに、フェンダプロテクタ3の折り曲げ部先端3Bに形成された孔10は、タイヤハウス側から見てバンパサイド5の後端フランジ部5Aに隠れた位置に設けられているので、該孔10を介してタイヤハウス側から水や泥がフェンダプロテクタ3前側に入り込むのを防止することができる。
1 フロントフェンダ
2 ホイールアーチ
3 フェンダプロテクタ
3A 前端部
4 フロントバンパ
4A バンパ開口
5 バンパサイド
5A 後端フランジ部
6,7 リブ
6A 角部
8 V字溝(凹部)
9 凸部
10 孔
S1,S2 隙間
2 ホイールアーチ
3 フェンダプロテクタ
3A 前端部
4 フロントバンパ
4A バンパ開口
5 バンパサイド
5A 後端フランジ部
6,7 リブ
6A 角部
8 V字溝(凹部)
9 凸部
10 孔
S1,S2 隙間
Claims (5)
- フロントフェンダのホイールアーチに沿って設けられたフェンダプロテクタの前端部に、前記フロントフェンダの前方下端部に回り込んだバンパサイドの後端部が装着されたフロントバンパ取付構造であって、
前記バンパサイドの後端部裏面にリブを設けるとともに、該リブに前記フェンダプロテクタの前端部を係止したことを特徴とするフロントバンパ取付構造。 - 前記リブの角部にアールを付けたことを特徴とする請求項1に記載のフロントバンパ取付構造。
- 前記フェンダプロテクタの前端部をクランク状に折り曲げる一方、前記バンパサイドの後端部を車幅方向内側に折り曲げて当該後端部に後端フランジ部を形成し、前記フェンダプロテクタの前端部と前記後端フランジ部との間に隙間を形成したことを特徴とする請求項1に記載のフロントバンパ取付構造。
- 前記フェンダプロテクタの前端部に、空気が通り抜ける孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載のフロントバンパ取付構造。
- 前記リブの表面に凹部を形成するとともに、該凹部に係合する凸部を前記フェンダプロテクタの前端部に設けたことを特徴とする請求項1に記載のフロントバンパ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003032A JP2005193807A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | フロントバンパ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003032A JP2005193807A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | フロントバンパ取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005193807A true JP2005193807A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34818058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003032A Pending JP2005193807A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | フロントバンパ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005193807A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009113720A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の前部構造 |
WO2010015759A1 (fr) | 2008-08-05 | 2010-02-11 | Renault S.A.S. | Structure de la partie avant d'un vehicule automobile adaptee pour limiter l'entree d'eau dans toute partie du moteur sensible a l'eau |
-
2004
- 2004-01-08 JP JP2004003032A patent/JP2005193807A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009113720A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の前部構造 |
WO2010015759A1 (fr) | 2008-08-05 | 2010-02-11 | Renault S.A.S. | Structure de la partie avant d'un vehicule automobile adaptee pour limiter l'entree d'eau dans toute partie du moteur sensible a l'eau |
FR2934836A1 (fr) * | 2008-08-05 | 2010-02-12 | Renault Sas | Structure de la partie avant d'un vehicule automobile adaptee pour limiter l'entree d'eau dans toute partie du moteur sensible a l'eau. |
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