JP5604972B2 - 車両のアウタパネル構造及びリヤスポイラ構造 - Google Patents

車両のアウタパネル構造及びリヤスポイラ構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両のアウタパネル構造及びリヤスポイラ構造に関する。
車両の後端部のバックドアの上部を構成するバックドアアウタパネルに、車両幅方向の略全幅に亘ってリヤスポイラを一体成形したバックドア構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、樹脂製のリヤスポイラの車両幅方向の中央部分にハイマウントストップランプを設けたハイマウントストップランプ付リヤスポイラが知られている。
特開昭62−103726号公報
ここで、凹部を有する凸部をアウタパネルに成形する場合、凹部の成形性から凸部の高さに限界があった。
本発明は、上記を考慮し、凹部を有する凸部をより高くアウタパネルに成形することが目的である。
請求項1の発明は、車両幅方向に沿って稜線が形成されるように、車両の後部の外面を構成する板金で形成されたアウタパネルを車両後方側に向けて凸状に成形することで前記車両の後部に設けられ、車両幅方向と直交する方向の断面が二面以上で構成されたリヤスポイラと、前記リヤスポイラの車両幅方向の一部を前記稜線に接する隣合う二面以上に跨って車両前方側に向けて凹状に成形することで、前記リヤスポイラに設けられた凹部と、前記凹部の底面に取り付けられた照明部材と、前記凹部の車両後方側に設けられ、車両幅方向と直交する方向の断面の外形が前記リヤスポイラの当該外形と一致又は略一致し、且つ前記照明部材から出射された光が透過可能なカバーと、前記凹部における車両幅方向の端部の側壁が稜線方向に沿った断面の高さが前記底面に向かって徐々に低くなるように変化することで形成された徐変部と、を備えるリヤスポイラ構造。
を備える。
請求項1の発明では、凹部における車両幅方向の端部の側壁には、凹部の端部における稜線方向に沿った断面の高さが底面に向かって徐々に低くなるように変化することで形成された徐変部を有しているので、凹部の端部における稜線方向に沿った断面の高さが急変することが抑制又は解消される。よって、凹部の端部の側壁に徐変部が形成されていない構造と比較し、凹部の成形性が向上し、この結果、より高いリヤスポイラが成形可能となる。
請求項2の発明は、前記アウタパネルは、車両の後端部に設けられたバックドアの上部の外面を構成するバックドアアウタパネルとされている。
請求項2の発明では、バックドアの上部の外面を構成するバックドアアウタパネルに成形するリヤスポイラを、より高く成形可能である。
請求項1に記載の発明によれば、凹部の端部の側壁に徐変部が形成されていない構造と比較し、アウタパネルに成形するリヤスポイラを高くすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、凹部の端部の側壁に徐変部が形成されていない構造と比較し、バックドアアウタパネルに成形するリヤスポイラを高くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、凹部の端部の側壁に徐変部が形成されていない構造と比較し、アウタパネルに成形する凸部を高くすることができる。
本発明の第一実施形態に係るハイマウントストップランプ付リヤスポイラが設けられたバックドアを有する車両を斜め後方から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るハイマウントストップランプ付リヤスポイラを示す分解斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るハイマウントストップランプ付リヤスポイラを示す、(A)は図2のA−A線に沿った断面図であり、(B)は図2のB−B線に沿った断面図であり、(C)は図2及び(A)のC−C線に沿った断面図である。 本発明の第二実施形態に係るハイマウントストップランプ付リヤスポイラを示す分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るハイマウントストップランプ付リヤスポイラを示す、(A)は図4のA−A線に沿った断面図であり、(B)は図4のB−B線に沿った断面図であり、(C)は図4及び(A)のC−C線に沿った断面図である。 本発明の他の実施形態に係るハイマウントストップランプ付リヤスポイラが設けられた車両後部のフードを有する車両を斜め後方から見た斜視図である。 (A)は本発明が適用されていない参考例としてのハイマウントストップランプ付リヤスポイラのリヤスポイラ部を示す斜視図であり、(B)は(A)のA−A線に沿った断面図であり、(C)は(A)及び(B)のC−C線に沿った断面図である。
<第一実施形態>
図1〜図3を用いて、本発明の第一実施形態に係るリヤスポイラ構造が適用されたハイマウントストップランプ付リヤスポイラについて説明する。なお、図中の矢印FRは車体前後方向の前方向を、矢印UPは車体上下方向の上方向を、矢印INは車幅方向内側を、矢印OUTは車幅方向外側をそれぞれ示す。
図1に示すように、車両10は、車両後端部の開口部(リヤゲート)12を開閉するためのバックドア20を備えている。図示は省略するが、バックドア20は、上部20Aの内側に設けられ車幅方向に沿ったヒンジ軸廻りに上下方向に回転されることで、開口部12を開閉するように構成されている。
バックドア20は、その下部を構成するバックドア本体26と、バックドア本体26の上側に設けられリヤウインドウガラス28が固定されるバックドアフレーム24とを主要部として構成されている。
図1と図2とに示すように、バックドア20におけるリヤウインドウガラス28の車両上下方向上側に位置する上部20Aには、本発明の第一実施形態のリヤスポイラ構造100が適用されたハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102が設けられている。
ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102は、車両幅方向を長手方向として配置され、且つ車両後方側に向かって突出するように設けられている。なお、本実施形態においては、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102は、バックドア20の上部20Aの車両幅方向の略全幅に亘って延在している。
また、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102は空力構造体とされ、車両10の走行に伴って、所定の空力作用、例えば、車両10の走行に伴う空気流れ方向を変換することで車両10の後部を路面側に押し付ける力(ダウンフォース)を生じさせたり、後部の空気流れを整流し空気抵抗を低下させたりするように構成されている。
ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102は、車両幅方向の中央部分にハイマウントストップランプ(High mount stop lamp)150が設けられている。ハイマウントストップランプ150は、図示されていない制動装置と連動して点灯する尾灯のうち、特に高い位置に装備されているものとされている。
なお、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102におけるハイマウントストップランプ150以外の構成部位をリヤスポイラ部110とする。
バックドア20の上部20Aは、バックドアインナパネル(図示略)とバックドアアウタパネル30とを主要構成部品として構成されている。なお、バックドアアウタパネル30は、図示されていないバックドアインナパネルと接合され、閉断面構造のバックドアの上部20Aを構成する。
ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102を構成するリヤスポイラ部110は、バックドアアウタパネル30を、車両幅方向に沿って稜線Lが形成されるように車両後方側に向かって凸状に成形することで形成されている。つまり、リヤスポイラ部110は、バックドアアウタパネル30に一体成形されている。
なお、本実施形態では、リヤスポイラ部110の車両幅方向と直交する縦断面の外形は略三角形状とされている。言い換えると、稜線Lは一つとされ、車両幅方向と直交する方向の断面が面112と面114との二面で構成されている。
図2に示すように、リヤスポイラ部110の車両幅方向の中央部には、内側に向けて凹状とされた凹部120が成形されている。この凹部120にハイマウントストップランプ150が取り付けられている。ハイマウントストップランプ150は、照明部材160と、赤色で半透明のカバー152と、が主要な構成要素とされている。
図2と図3(A)とに示すように、照明部材160は、凹部120の底面122に取り付けられる。照明部材160は、底面122に固定される側面視略L字状のステー162と、ステー162に設けられた複数のLEDランプ164と、が主要な構成要素として構成されている。
凹部120の底面122には、挿通孔170と取付孔172とが形成されている。そして、照明部材160の電線166を挿通孔170に挿通し、スナップフィット168を取付孔172に挿入することで、凹部120の底面122に、照明部材160(ステー162)が取り付けられ固定される。
なお、ここで説明した凹部120の底面122に照明部材160を取り付ける取付構造は一例であって、他の取付構造であってもよい。
凹部120の外側には、赤色の樹脂製の半透明のカバー152が取り付けられている。カバー152は、照明部材160のLEDランプ164から出射される光を透過可能とされている。
また、カバー152は、凹部120に取り付けられた状態で、車両幅方向と直交する方向の断面の外形が、リヤスポイラ部110の外形と略一致するように構成されている。つまり、樹脂製の半透明のカバー152は、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102の外形の一部を構成し、リヤスポイラ部110と一体なって、空力性能(ダウンフォースや整流効果)を発揮するように構成(形成)されている(図1を参照)。
凹部120の底面122には、ネジ穴179が形成されている。カバー152には、中空の柱部178が形成されており、この柱部178の端部がネジ穴179の上に当接するように形成されている。そして、長尺ビス174を柱部178に挿通し、ネジ穴179に螺合させることで、凹部120の外側にカバー152が取り付けられ固定される。
なお、ここで説明した凹部120の外側にカバー152を取り付ける取付構造は、一例であって、他の取付構造であってもよい。
また、カバー152の周囲と凹部120の周囲との当接部位は、凹部120の中に水や埃等が進入しないように、図示しないシール部材でシールされている。
ハイマウントストップランプ150が取り付けられる凹部120は、リヤスポイラ部110の車両幅方向の中央部を内側に向けて凹状に成形されることで形成されている。凹部120における車両幅方向の両端部の側壁124は、縦壁部123と徐変部130とで構成されている。
徐変部130は、底面122に向かって徐変された構成とさている。また、徐変部130は稜線Lの両側に底面122に向かって下り勾配となった二つの傾斜面132、134で構成されている。
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
ここで、図7には、本発明が適用されていないハイマウントストップランプ付リヤスポイラ502が示されている。すなわち、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ502には、リヤスポイラ部510の凹部520の側壁524に徐変部130(図2、図3を参照)が形成されていない構造とされている(側壁524は縦壁のみで構成されている)。
このように凹部520の側壁524に徐変部130が形成されていない構造の場合、凹部520の端部の断面が急変する(図7(C)を参照)。このためバックドアアウタパネル30に板金成形する際の凹部520の成形性により、底面522から一般断面521(図7(C))までの高さ(幅)であるH寸法を大きくすることに限界がある。つまり、凹部520の成形性から、リヤスポイラ部510のH寸法に制約が生じ、この結果、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ502の空力性能や意匠性に制約が生じる。
これに対して、本実施形態のハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102は、図2と図3とに示すように、凹部120における車両幅方向の両端部の側壁224には、底面122に向かって徐変された徐変部130が形成されている。よって、凹部120の端部の断面が急変する部位は縦壁部123のみである。よって、端部の断面の高さが急変するのを抑制又は解消される。したがって、本発明が適用されていない、すなわち徐変部130が形成されていない図7の構造と比較して、バックドアアウタパネル30の板金成形する際の凹部120の成形性が向上する。
したがって、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102は、徐変部130が形成さていない構造(図7参照)と比較し、リヤスポイラ部110の底面122から一般断面121(図2(C)を参照)までの高さ(幅)であるH寸法を大きくすることができ、その結果、空力性能や意匠性が向上する。
また、板金成形によって形成されるリヤスポイラ部110のH寸法を、樹脂成形並みに大きくすることで、樹脂製のリヤスポイラと同等の空力性能や意匠性を得ることができる。
また、リヤスポイラを樹脂製の別部品として、バックドアアウタパネル30に接合する構成は、部品点数や製造工程が増えるので、本実施形態のようにバックドアアウタパネル30を成形してリヤスポイラ部110を設ける構造と比較し、高コストとなる。つまり、バックドアアウタパネル30を成形してリヤスポイラ部110を構成する構造は、低コストで樹脂製のリヤスポイラと略同等の空力性能や意匠性を得ることができるので、好適である。
<第二実施形態>
図4と図5とを用いて、本発明の第二実施形態に係るリヤスポイラ構造200について説明する。なお、第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第一実施形態では、図1〜図3に示すように、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102の車両幅方向と直交する方向の断面の外形形状は略三角形状とされていた。これに対して、第二実施形態のリヤスポイラ構造200が適用されたハイマウントストップランプ付リヤスポイラ202は、図4と図5とに示すように、車両幅方向と直交する方向の断面の外形形状が略台形状とされている
図4に示すように、リヤスポイラ部210は、バックドアアウタパネル30を、車両幅方向に沿って二本の稜線Lが形成されるように車両後方側に向かって凸状に成形することで形成されている。つまり、リヤスポイラ部110は、バックドアアウタパネル30に一体成形されている。
本実施形態では、前述したように、リヤスポイラ部110の車両幅方向と直交する縦断面の外形は略台形形状とされている。言い換えると、稜線Lは二つとされ、車両幅方向と直交する方向の断面が面212、214、215の三面で構成されている。
リヤスポイラ部210の車両幅方向の中央部には、内側に向けて凹状とされた凹部220が成形されている。そして、この凹部220にハイマウントストップランプ250が取り付けられている。
凹部220の外側には、ハイマウントストップランプ250の樹脂製のカバー252が取り付けられている。カバー252は、凹部220に取り付けた状態で、車両幅方向と直交する方向の断面の外形が、リヤスポイラ部210の外形と略一致するように構成されている。
なお、照明部材160を取り付ける取付構造とカバー252を取り付ける取付構造は、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
凹部220は、リヤスポイラ部210の車両幅方向の中央部を内側に向けて凹状に成形されることで形成されている。凹部220における車両幅方向の両端部の側壁224は、縦壁部223と徐変部230とで構成されている。
徐変部230は、底面222に向かって徐変された構成とさている。また、徐変部230は底面122に向かって下り勾配となった三つの傾斜面232、234、236で構成されている。
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態のハイマウントストップランプ付リヤスポイラ202も第一実施形態と同様に、凹部220における車両幅方向の両端部の側壁224には、底面222に向かって徐変された徐変部230が形成されている。よって、凹部220の両端部の断面が急変する部位は縦壁部223のみである。よって、両端部の断面の高さが急変するのを抑制又は解消される。したがって、本発明が適用されていない、すなわち徐変部230が形成されていない構造と比較して、バックドアアウタパネル30を板金成形する際の凹部220の成形性が向上する。
したがって、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ202は、徐変部230が形成さていない構造と比較し、リヤスポイラ部210の底面222から一般断面221(図2(C)を参照)までの高さ(幅)であるH寸法を大きくすることができ、この結果、空力性能や意匠性が向上する。
なお、本実施形態では、凹部220は、リヤスポイラ部210を構成する三つの面212、214、216に跨って内側に向けて凹状に成形されていいたが、これに限定されない。リヤスポイラ部210を構成する三つ面212、214、216のうち、隣合う二面以上に跨って凹状に形成されていればよい。例えば、面212と面214との二面に跨って凹状に成形された凹部であってもよい。この場合、第一実施形態と略同様の凹部の形状となる。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
例えば、第一実施形態ではハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102の車両幅方向と直交する方向の断面の外形形状は略三角形状とされ、第二実施形態のハイマウントストップランプ付リヤスポイラ202は、車両幅方向と直交する方向の断面の外形形状が略台形状とされていたがこれに限定されない。
本発明は、車両幅方向に沿った稜線Lを複数有し車両幅方向と直交する方向の断面が二面以上で構成された多角形状のリヤスポイラに適用可能である。また、凹部は、リヤスポイラの一部を二面以上に跨って内側に向けて凹状に成形されていればよい。
また、例えば、第一実施形態及び第二実施形態では、バックドア20の上部20Aに設けるハイマウントストップランプ付リヤスポイラ102、202に本発明を適用したが、これに限定されない。
例えば、図6に示すように、車両後部のラゲッジスペースを覆うフード50を構成するフードアウタパネル52の後端部に設けるハイマウントストップランプ付リヤスポイラ302にも本発明を適用することができる。
この場合、フードアウタパネル52の後端部を車両後方側斜め上方に凸状に成形することによって形成されたリヤスポイラ部310の車両幅方向中央部に凹部320を成形し、この凹部320にハイマウントストップランプ350を取り付けた構造となる。そして、図示されていないが、凹部320の車両幅方向の両端部には、第一実施形態と略同様の構成の徐変部が形成されている(図2と図3とを参照)。
更に、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ以外にも本発明を適用することができる。例えば、車両側部を構成するアウタタパネル(例えば、フェンダーパネル)に車両前後方向に稜線が形成された凸部を成形し、この凸部の一部に凹部を成形し、この凹部に方向指示器(ウインカー)を設ける構造にも適用することができる。
要は、車両の外面を構成するアウタパネルに所定方向に沿って一つ又は複数の稜線が形成されるように凸部を成形し、この凸部の一部に凹部を成形し、この凹部にカバーを取り付け、凸部とカバーとが一体的に構成された部位全般に本発明を適用することができる。
10 車両
20 バックドア
30 バックドアアウタパネル(アウタパネル)
52 フードアウタパネル(アウタパネル)
100 リヤスポイラ構造
102 ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ
110 リヤスポイラ部(リヤスポイラ、凸部)
120 凹部
122 底面
124 側壁
130 徐変部
150 ハイマウントストップランプ
152 カバー
160 照明部材
200 リヤスポイラ構造
202 ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ
210 リヤスポイラ部(リヤスポイラ、凸部)
220 凹部
222 底面
224 側壁
230 徐変部
250 ハイマウントストップランプ
252 カバー
302 ハイマウントストップランプ付リヤスポイラ
310 リヤスポイラ部(リヤスポイラ、凸部)
320 凹部
350 ハイマウントストップランプ
352 カバー
L 稜線

Claims (2)

  1. 車両幅方向に沿って稜線が形成されるように、車両の後部の外面を構成する板金で形成されたアウタパネルを車両後方側に向けて凸状に成形することで前記車両の後部に設けられ、車両幅方向と直交する方向の断面が二面以上で構成されたリヤスポイラと、
    前記リヤスポイラの車両幅方向の一部を前記稜線に接する隣合う二面以上に跨って車両前方側に向けて凹状に成形することで、前記リヤスポイラに設けられた凹部と、
    前記凹部の底面に取り付けられた照明部材と、
    前記凹部の車両後方側に設けられ、車両幅方向と直交する方向の断面の外形が前記リヤスポイラの当該外形と一致又は略一致し、且つ前記照明部材から出射された光が透過可能なカバーと、
    前記凹部における車両幅方向の端部の側壁が稜線方向に沿った断面の高さが前記底面に向かって徐々に低くなるように変化することで形成された徐変部と、
    を備えるリヤスポイラ構造。
  2. 前記アウタパネルは、車両の後端部に設けられたバックドアの上部の外面を構成するバックドアアウタパネルとされている、
    請求項1に記載のリヤスポイラ構造。
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